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06.24.18:45

鹿児島県の国公立大学合格実績と高校入試

鹿児島県内の高校の大学合格実績から、各高校の学力分布を求め、高校入試の状況を分析してみたいと思います。

鹿児島県内の高校の学力上位層であるS3以上の国公立立大学合格実績については整理してみたいと思います。
なお、早稲田大学や慶応大学、私立大学の医学部などS3大学以上の学力を必要とする私立大学をありますが、浪人生の進学実績が不明で、また、国公立大学との併願状況が不明であることから、国公立大学のみで分析しています。

鹿児島県内の高校のS3以上の大学の合格者の鹿児島市内外、公立・私立高校の区分別は以下のとおりです。

鹿児島県内高校の国立大学実績(ラサール高校除き)

区    分

S1

S2

S3

S1

S2

S3

割合

国公立
医学部
  備  考

鹿児島市内公立高校

 57
 59
 57
 60

 23
 27 
 27
 27

 80
 95
 91
100

160
181
175
187

65.5
60.8
54.3
54.5
63.9
64.3
65.9
73.0
50.0
53.8
51.1
62.9

56.3%
57.5%
54.0%
61.1%

34
24
32
38

九大医学部3
九大医学部2

鹿児島市外公立高校

  3
  4
 13
 10

  3
  9
  9
  4

 57
 42
 49
 34

 63
 55
 71
 48

 3.1
 4.1
12.4
 9.1
7.1
21.4
22.0
10.8
32.4
23.9
27.5
21.4

20.0%
17.5%
21.9%
15.7%


 

鹿児島市内私立高校

 19
 30
 26
 33

  5
  6
  4
  2

 16
 13
 21
 13

 40
 49
 51
 48

21.8
30.9
24.8
30.0
13.9
14.3
 9.8
 5.4
 9.9
 7.4
11.8
 8.2

14.1%
15.6%
15.7%
15.7%

13
26
25
29
九大医学部1
九大医学部2

九大医学部1

鹿児島市外私立高校

  8
  4
  9
  7

  5
  0
  1
  4

  8
 26
 17
 12

 21
 30
 27
 23

 9.2
 4.1
 8.6
 6.4
13.9
 0.0
 2.4
10.8
 5.0
14.8
 9.6
 7.5

 7.4%
 9.5%
 8.3%
 7.5%


 

 87
 97
105
110

 36
 42
 41
 37

161
176
178
159

284
315
324
306

 100
 100
 100
 100
100
100
100
100
100
100
100
100
  100%
  100%
  100%
  100%
52
55
72
 82 
九大医学部1
九大医学部5
九大医学部2
九大医学部1
注)高校ホームページを優先し、サンデー毎日特別増刊号高校の実力で補足した。
  上段から平成19年度、平成20年度、平成21年度、平成22年度
 鹿児島市内公立高校は、鶴丸高校が九大医学部に平成20年度3人、平成21年度2人合格しているため、S3から3人、2人減とした。 
 鹿児島市内私立高校は、志学館高校が九大医学部に平成19年度1人、平成20年度2人、平成22年度1人合格しているため、S3からそれぞれ減じた。

  このうち、私立中高一貫校に入学し、鹿児島県の公立高校を受験しなかった者、つまり、公立高校を受験せずに、S3以上の国立大学に合格した者は、私立中高一貫教育校のS3以上大学合格者とすると下記のようになります。(公立高校を不合格となり、中高一貫教育校に入学した者でS3以上の大学に合格した者は限定的として、ここでは合格者はいないと設定しました。)

中高一貫教育校のS3以上大学の国公立大学合格実績

区    分

年度

S1

S2

S3

国公立
医学部

鹿児島市内私立高校
(中高一貫教育校)

H19
H20
H21
H22

 18
 29
 24
 30

  2
  5
  2
  1

  12
   8
  10
   6

 32
 42
 36
 37

13
25
23
26

鹿児島市外私立高校
(中高一貫教育校)

H19
H20
H21
H22

  8
  2
  7
  4

  3
  0
  1
  2

   5
  14
   6
   6

 16
 16
 14
 12




H19
H20
H21
H22

 26
 31
 31
 34

  5
  5
  3
  3

  17
  22
  16
  12

 48
 58
 50
 49

18
27
28
30

  

  したがって、公立高校入試を受けた者のS3以上大学の合格者数は、上記表の値を差し引いた値となります。
  鹿児島県の公立高校入試順位が、高校での学力の伸びが同等として、大学受験時の学力順位に反映された場合、公立高校入試時の県内順位236位~274位内の者であればS3大学に合格する可能性が高いこととなります。

 なお、S3以上の早稲田大学、慶応義塾、私立医大など難関私立大学への進学者は今回の順位には考慮しないものとしますが、これらS3以上の私立大学に合格し進学した者は1割程度の23人~27人程度と想定しています。

 したがって、私立大学も含むS3以上の大学に合格するのは、高校入試時の県内順位259位~301以内であれば合格する可能性高いこととなります。

 私立高校には、専願推薦で公立高校入試を受けていない者が少数いますがS3以上の合格者はさらに少数のため、無視します。
 出水中央高校の特進コースは、熊本県(水俣市など)出身者が3割程度ですが、県外出身中学校のS3以上の合格者は比率で求めると少数(3名程度)であるため、無視します。

鹿児島県内高校の国立大学実績(S3以上大学)(ラサール高校除き)

区    分

合格者数 割合(%) 国公立
医学部
  備  考

S1

S2

S3

S1

S2

S3

割合

鹿児島市内公立高校

 57
 59
 57
 60

 23
 27 
 27
 27

 80
 95
 91
100

160
181
175
187

93.4
89.4
77.0
78.9
74.2
73.0
71.1
79.4
55.6
61.7
56.2
68.0

67.8
70.4
63.9
72.8

34
24
32
38

九大医学部3
九大医学部2

鹿児島市外公立高校

  3
  4
 13
 10

  3
  9
  9
  4

 57
 42
 49
 34

 63
 55
 71
 48

 4.9
 6.1
17.6
13.2
 9.7
24.3
23.7
11.8
39.6
27.3
30.2
23.1

26.7
21.4
25.9
18.7


 

鹿児島市内私立高校
(中高一貫教育校除き)

  1
  1
  2
  3

  3
  1
  2
  1

  4
  5
 11
  7

  8
  7
 15
 11

 1.5
 1.6
 2.7
 3.9
 9.7
 2.7
 5.3
 2.9
 2.8
 3.2
 6.8
 4.8

 3.4
 2.7
 5.5
 4.3


 

鹿児島市外私立高校
(中高一貫教育校除き)

  0
  2
  2
  3

  2
  0
  0
  2

  3
 12
 11
 6

  5
 14
 13
 11

 0.0
 3.0
 2.7
 3.9
 6.5
 0.0
 0.0
 5.9
 2.1
 7.8
 6.8
 4.1

 2.1
 5.4
 4.0
 4.3


 

 61
 66
 74
 76

 31
 37
 38
 34

144
154
162
147

236
257
274
257

 100
 100
 100
 100
100
100
100
100
100
100
100
100
  100
  100
  100
  100
34
28
44
52

九大医学部3
九大医学部2
上段から平成19年度、平成20年度、平成21年度、平成22年度
PR

06.23.22:30

鶴丸高校の学力到達ゾーン別大学合格実績  

平成20年度から平成22年度の鶴丸高校の大学合格実績が、ホームページで公表されたので、その結果をもとに整理してみました。

私立大学関係は、産業医科大、自治医科大他私立医学部、早稲田大学、慶応大学、津田塾大他女子大など多数です。

早稲田大、慶応大の進学状況は、平成21年度は現役合格者14人中11人が進学しています。

区 分 私立大学医学部 早稲田大 慶応大
平成20年度 13 49 26
平成21年度 25 21
平成22年度 不明
(産業医科大2、日本医科大1、愛知医科大1、大阪医科大1、
兵庫医科大2)
35 13

平成21年度私立大学現役進学実績  
 1段目 延べ合格者数  2段目 実合格者数  ( )現役合格者数   【】現役進学者数

 
年度
 



 



 




 


 




 MARCH     関関同立













西

西








H22年度 306 168
(20)
35
(6)
13
(2)
1
(1)
17
(2)
57
(8)
22
(5)
3
(1)
5
(2)
24
(0)
3
(0)
45
(1)
1
(0)
8
(0)
12
(0)
24
(1)
H21年度 310 176
148
(45)
【20】 
25
20
(5)
【3】
 21
20
(9)
【8】 
  10
10
(3)
【1】  
73
55
(15)
【5】  

20

【2】 

6

【1】

4

【1】 

 21

【1】

4

【0】 
47
43
(13)
【3】 
 
2
(1)
【0】

2
(1)
 【0】 

22
(3)
【2】 

17
(8)
【1】
 


国公立大学合格者総数は、平成20年度260人、平成21年度244人、平成22年度232人に減少しています。平成21年度の減少は、平成20年度が定員枠360人最後の年だった平成16年度の入学者の浪人生が多いと想定され、平成21年度浪人生の減少の要因によるものと想定されます。

平成22年度は、特に前年度との状況の変化は少ないと考えられますので、単純に比較すればいいと思われます。

平成21年度のS1大学の減少は、東京大学の合格者の減少(22人→14人)が大きいと考えられます。その要因は、センター試験の難化に伴い、浪人生が東大から下位ランク大学へ変更したことが考えられます。
また、平成21年度から医師不足解消を目的に医学部の定員枠が拡大されたことから、東大から医学部へ志望変更したことも想定されます。
平成22年度は、国公立医学部の定員枠の拡大に伴って医学部合格者数が増加したことにより、例年並みとなりました。

その他のゾーン別の増減で目立つのは、下位層のS2大学の減少であり、これは浪人生の減少が影響しているものと想定されます。
また、鹿児島大学の医学部以外の学部の合格者数が減少しています。

学力到達度ゾーン別国公立大学合格実績



年度

S1

S2

S3

A1

A2

A3

B1

合 計

 偏差値

76以上

72~75

68~71

65~67

61~64

58~60

54~57

 




数 
  
平成19年度 51 17 40  70  79 13   0  268
平成20年度

50

21

50

46

84

260

平成21年度 42 22 51 42 73 10 244
平成22年度  51 24 56  47   42 11  1  232 

大学

  東京大
京都大
医学部
一橋大
東工大
大阪大
東北大
名古屋大
九州大
神戸大
北大
筑波大
千葉大
お茶の水大
東京外大
東京芸術大
東京農工大
東京学芸大
横浜国立大
大阪外大
奈良女子大
広島大
熊本大

 
宇都宮大
埼玉大
茨城大
電気通信大
東京海洋大
静岡大
名古屋工大
三重大
京都教育大
京都工繊大
大阪教育大
神戸教育大
岡山大
長崎大
鹿児島大
帯広畜産大
山形大
山梨大
豊橋技科大
富山大
福井大
信州大
和歌山大
滋賀大
奈良教育大
鳥取大
島根大
香川大
愛媛大
徳島大
高知大
山口大
九州工大
福岡教育大
大分大
宮崎大
長岡技科大
佐賀大
鹿屋体育大
琉球大
 

偏差値は、ベネッセによる。
    
S3  平成19年度 39人+(公立大学1人(平成21年度並)
    平成20年度 51人ー(九州大学医学部3人)+(岐阜薬科大1人、九州歯科大1人)
    平成21年度 52人-(九州大学医学部2人)+(岐阜薬科大1人)
    平成22年度 54人+(岐阜薬科大1人、九州歯科大1人)

A1  平成19年度 63人+7人(公立大学(平成21年度並))
    平成20年度 43人+((大阪府立大1人、首都大学東京2人)
    平成21年度 38人-(北海道大学医学部1人+熊本大学医学部2人)+(大阪府立大2人、
           首都大学東京2人、大阪市立大1人、京都府立大1人、神戸市立大1人)
    平成22年度 43人+公立大学4人

A2  平成19年度 108人-(鹿児島大医学部20人)-(その他医学部11人)+2人(公立大(平成21年度並)(医学部32人中浜松医科薬科大学合格者1人は差し引かない)
           平成20年度 93人ー(鹿児島大医学部15人)+(横浜市立大1人、静岡県立大3人、
           福岡県立大2人)
    平成21年度 87人-(鹿児島大医学部16人)+(静岡県立大1人+福岡女子大1人) 
    平成22年度 74人-(鹿児島大医学部26人)-(その他医学部6人)

A3  平成19年度  8人+5人(公立大(平成21年度並)
    平成20年度  4人ー(国公立大学医学部4人)+(高崎経済大1人、都留文科大1人、
           北九州市立大6人)
    平成21年度 10人-(国公立大学医学部5人)+(都留文科大1人+金沢美工大1人
          +北九州市立大3人) 
    平成22年度  9人+

06.22.22:04

中学校体験入学

チャレンジママさんから中学校の体験入学・オープンキャンパスの問い合わせがありましたので中学校の体験入学について掲載します。

(チャレンジママさんのコメント)
子供が中高一貫の私立中学を受験予定です。高校だけでなく中高一貫校の体験入学やオープンキャンパスの情報なども教えていただけると大変ありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

平成22年度中学校体験入学
中学校 日  程
鹿児島玉龍中学校 不明(昨年7月31日)
   
れいめい中学校 6月19日(土)、10月23日(土)、11月27日(土)
大口明光学園中学校 7月17日(土)
鹿児島第一中学校 8月22日(日)、8月28日(土)、10月23日(土)、11月14日(日)
志学館中等部 10月23日(土)
池田学園池田高校 7月下旬、10月中旬
鹿児島純心女子中学校 7月3日(土)キャンパス見学会(第1回)
10月17日(日)キャンパス見学会(第2回)
土曜見学(第1・第3土曜日)、その他の日でも可
鹿児島修学館中学校 不明(昨年10月18日(日、11月15日(日)、12月20日)
鹿児島育英館中学校 不明


06.21.19:44

平成22年度鹿児島県内高校の国公立大学実績

前回のデータを元に、累計で整理すると、各高校間の校内順位を比較することができます。
ただし、正確には現役と浪人とを区分しないと各高校の比較はできないと思われますが、この点については現役による累計値を別途掲載したいと思います。

①S3以上の比較
  甲南高校は、鶴丸高校の約3分の1
  鹿児島中央高校は、鶴丸高校の約10分の1~30分の1

②S2以上で比較
  甲南高校は、鶴丸高校の約4分の1~9分の1
  鹿児島中央高校は、鶴丸高校の約16分の1~71分の1

③S1での比較
  甲南高校は、鶴丸高校の約5分の1~12分の1
  志學館は、鶴丸高校の約3分1~4分の1
  池田高校は、鶴丸高校の約5分の1~8分の1

区    分

S1

S2

S3

割合

鹿児島市内公立高校

 55
 59 
 57
 60

  23
  27
  27
 27

  80
  95
  91
100

160
181
175
187

56.3%
57.5%
54.0%
61.1%

鶴丸高校

1~51
1~50
1~42
1~51

52~68
51~71
43~64
52~75

69~108
72~121
65~115
76~131

108
121
115
131

 
      甲南高校

1~6
1~9
1~11
1~7

7~10
10~13
12~15
8~9

 11~37
14~48
16~45
10~41

37
48
45
41

 

     鹿児島中央高校



1~3
1~2

   1~2
    1
    4

3~9
2~4
5~10
3~8



10

 
      武岡台高校  


    1

1~2
2~3

1~2




 

玉龍高校

   


1~2
1~3

2~4




 

  錦江湾高校

   

1~2
1~2

 

   2
   2

 

 
鹿児島南高校    


1~2
   
甲陵高校




 

   

鹿児島市外公立高校

  3
  4 
 13
 10

     5
     9
     9
     4

 57
 42
 49
 34

 63
 55 
 71
 48

20.0%
17.5%
21.9%
15.7%

   加治木高校

  
1~3
1~5
1~2

   

6~10
 3~4  

   1~16
    4~12
 11~27
 5~16

 16
 12
 27
 16

 

鹿屋高校

 

1~2
1~3


1~3

 1~8
  4~11
  4~10
 5~8

  8
 11
 10
  8

 

 加世田高校

 


1~2

    1~2
    2~3
     2

  3~12
 4~8
 3~8

 14
  8
  8
  3

 

川内高校

  1
 
1~2
1~2

   2
  1~2
  3

  3~11
 3~7
 4~7
 3~10

11


10

 

出水高校

 


  1
  1

 1~4
 2~4
 2
1~2 




 

  伊集院高校


 
 

 1~2
 1~4
 1~7
 1




 

指宿高校

   

  1~3
   1
  1~2

   3
   1
  2
 

大島高校

  1
  
  1

  
 1

  2~4
  2~3

 2

  4
  3
  1
 2

 

国分高校

 

    1
 
 

  
  1
  2~3
  1~2

 
  1
  3
 2

 
      
      沖永良部高校
 
   
     1
     1
 

   1
   1
 
 

      川辺高校
 


    1
    1
   

  1
  1
 

      志布志高校
 
   
   1~3
    1
 

  3
  1
 
 
      
      徳之島高校
 
   

     1
 


   1
 
 

      屋久島高校
 
    1

 
 
   


   1

 
 1
 

鹿児島市内私立高校

 19
 30
 26
 33

  5
  6
   4
  2

 16
 13
 21
 13

 40
 49
 51
 48

14.1%
15.6%
15.7%
15.7%

   志學館高等部  

  1~12
  1~19
 1~16
 1~20

 13
  20~23
 17
 21

14~21
24~28
18~25
22~24

 21
 28
 25
 24

 

  池田学園池田高校

1~5
  1~10
1~5
1~8

  6

  6 
 

  7~10
 11~13
 7~8

  10
  13
 8
 9

 

 鹿児島実業高校

 
 1
 1
 1

  1~2
  2

   3
  3~5
  2
 2~4

  3
  5
  2
 4

 

      楠南高校

 1

 1
 1~2

  2


 

  3~5
  1~2
  2~11
 3~6

  5
  2
 12
 6

 

   鹿児島修学館

 1
 
 1~2
 1~2

  
  

   
  1
 

  1
  1
  2
 2

 
      鹿児島純心
      女子高校


    1
 
   




   1
 
               
      鹿児島情報高校
 


 


   1~2
 

  2
 
鹿児島高校  



 






 

鹿児島市外私立高校

 8
 4
 9
 7

  5
  0
  1
  4

  8
 26
 17
 12

 21
 30
 27
 23

 7.4%
 9.5%
 8.3%
 7.5%

 鹿児島第一高校

 1~7
 1
 1~2
 1~2

  8~9

  3
  

 10~11 
  2~9
  4~5

  11
  9
  5
  2

 

出水中央高校

 
 1~2

  1~2

  

  3
  2~10
 1~9
 2~6

  3
 10
  9
  6

 

   れいめい高校

 1
 1
1~4

  2


 2~3    

  3~5
  2~6
  5~7
  4~8

     5
     6
  7
  8

 

  尚志館高校



  1~2 
 


2~3

  1~2
  1~2
  3~4
  4

  2
  2
  4
 4

 

    大口明光学園

 

   1
 
 

  
  1
  2
 

  0
  1
  2
 

 
       樟南第二高校

 
 
     1

 
   1
 
 
神村学園高等部


 





 

 87
 97
105
110

 36
 42
 41
 37

161
176
178
159

284
315
324
306

 100.0%
 100.0%
100.0%
100.0%


06.20.11:10

一日体験入学

高校の一日体験入学は、高校選びに大変参考となります。

「中3の子を持つ親」さんからの一日体験入学についてコメントがありました。

(中3の子を持つ親さんからのコメント)
こんにちは。子供が1日体験入学のチラシを持ってくるようになりました。神村学園・・・7月3日・10日鹿児島実業・・7月31日・8月1日鹿児島高校・・8月21日・22日 いろいろな学校を見てみたいと思います。他の高校の情報がありましたらお願いします。

そこで、一日体験入学の情報を掲載します。
この他、鹿児島県私学フェアが、7月11日(日)、10月9日(土)に開催されます。

高校名 日程
公立高校  
 鶴丸 8月2日(月)、8月3日(火)
 甲南 7月27日(火)、8月19日(木)
 鹿児島中央 不明(昨年7月29日開催:6月23日公表)
 武岡台 7月30日(金)
   
私立高校  
 鹿屋中央 7月3日(土)
 神村学園 7月3日(土)・7月10日(土)
 樟南 7月17日(土)、7月18日(日)
 大口明光学園 7月17日(土)
 鹿児島純心女子 7月24日(土)、7月25日(日)、10月23日(土)
 加治木女子 7月24日(土)、8月30日(月)
 鹿児島情報 7月26日(月)~29日(木)
 鹿児島実業 7月31日(土)、8月1日(日)
 出水中央 7月31日(土)、8月1日(日)
 鹿児島城西 8月18日(水)、9月4日(土)
 鹿児島 8月21日(土)、8月22日(日)
 志学館高等部 10月23日(土)
 池田学園 不明(昨年10月17日)
 鹿児島第一 不明(昨年10月24日、11月8日)
 鹿児島修学館 不明(昨年10月18日、11月15日、12月20日)
 鳳凰 不明(昨年8月3日~6日)



06.19.15:44

鹿児島県内高校の国公立大学合格実績

鹿児島県内の各高校のS3以上の国公立大学合格実績について整理すると下表のとおりとなります。
平成21年度のS3以上の実績があるのは、29校(平成20年度28校、平成21年度30校)です。

(神村学園高等部)
平成21年度、スパー特別進学コースの第1期生が卒業したが実績を残せなかった。
平成22年度、スーパー特別進学コースの第1期生の浪人生が鹿大医学部医学科に合格するとともに、2回生が現役で九大に合格した。

平成21年度、鹿児島南高校、鹿児島純心女子高校、鹿児島情報高校などS3以上の大学に合格者が出るなど実績が出た高校がある。

錦江湾高校など例年S3以上大学の合格実績を出している高校で合格者が出ない高校がある。

鹿児島県内高校のS3以上の国公立大学合格実績(ラサール高校除き)

区    分

合格者数 評価

割合

S1

S2

S3

鹿児島市内
公立高校

 57
 59
 57
 60

  23
  27
  27
 27

 80
 95
 91
100

160
181
175
187

   

56.3%
57.5%
54.0%
61.1%

  鶴丸高校

 51
  50
 42
 51

   17
   21
 22
 24

  40
  50
  51
  56

108
121
115
131

   ○ S1大学は、H21年度を除き50人
程度 
S2・S3大学が増加
  甲南高校

  6
  9
 11
  7

   4
   4
  4
  2

  27
  34
  30
  32

 37
 48
 45
 41

▲   ▲ S1大学は、H21年度増加したが、
H22年度減少し、例年並み
H22年度S1・S2大学の減少により、
S3以上の大学合格者が若干減少した。

  鹿児島中央高校



  3
  2

   2
   1
  1
  0

   7
   3
  7
  6

  9
  4
 10
  8

  S1大学は、H21年度増加し、
H22年度も実績あり。
S3以上大学は現況維持 
  武岡台高校  


   1

   2
   2

  2

  2
  3

  2

    H21年度S3大学以上の実績がなくなった
が、H22年度回復した。 

  玉龍高校

   

  1

   2
   3
   1
   3

  2
  3
  1
  4

    H22年度S2大学の実績あり。 

  錦江湾高校

   

   2
   2

 

   2
   2

 

    H21年度以降S3大学以上の実績がなく
なる。 
  鹿児島南高校    

   2
   1


   2
   1
    H21年度以降S3大学の実績が出る。
(現役)九大 
  甲陵高校
   1
 
   

   1
 
    H21年度国公立医学部(鹿大)に合格者
出る。(浪人)

鹿児島市外
公立高校

  3
  4
 13
 10

   3
   9
  9
  4

 57
 42
 49
 34

 63
 55
 71
 48

   

20.0%
17.5%
21.9%
15.7%

  加治木高校

  
  3
  5
  2

   
   
  5
  2

  16
    9
  17
 12

 16
 12
 27
 16

H21年度S3大学も含め増加したが、
H22年度は例年並みに戻った。 

  鹿屋高校

 

  2
  3

  
     3
  1
  1

   8
   8
   7
  4

  8
 11
 10
  8

  H21年度以降S1大学(医学部)が増加 

  加世田高校

 
   1
   1
  2

  2
  2
  1
  0

  12
    5
   6
  1

 14
  8
  8
  3

▲  H22年度S1大学(鹿大医学部)が増加
したものの、S2大学、S3大学が大幅に
減少 

  川内高校

  1
 
  2
  2

  1 
  2
  1

  9
  5
  4
  8

 11
   7
   7
 10

    H22年度S3以上大学は、H19年度並に
回復した。 

  出水高校

 


  1
  1

  4
  3
  1
  2  

  4
  4
  2
  2

 ▲   H22年度S2以上大学の実績が
なくなった。 

  伊集院高校


 

  2
  4
  7
   1

  2
  4
  7
  1

  H21年度S3大学が増加したが、
H22年度大幅に減少した。 

  指宿高校

   

   3
   1
  2

     3
    1
   2
 ▲ ▲  H22年度S3以上大学の実績が
なくなった。 

  大島高校

  1
  
  1

  
  1

  1

  3
  2

  1

  4
  3
  1
  2 

 ▲   H22年度S1大学の実績がなく
なった。 

  国分高校

 

    1
 

  
  1
  2
  2

 
   1
  3
  2

    H21年度S1大学の実績が出た。 
  沖永良部高校

 
 

  1
  1
 

   1
   1
 
▲  ▲   H22年度S3以上の大学の実績が
なくなった。
     
  川辺高校
 


  1
  1
   

  1
 1
    H21年度以降S1大学(鹿大医学部)の
合格実績がある。 
  志布志高校

 
 
   3
   1
 
 
 3
    1
 
 ▲ ▲   H22年度S3大学の合格実績がなく
なった。
  徳之島高校    

  1
 


   1
 
 ▲ ▲   H22年度S3大学の合格実績がなく
なった。
  屋久島高校    1

 
 
   


   1
   1


   1 
     

鹿児島市内
私立高校

 19
 30
 26
 33

  5
  6
  4
  2

 16
 13
 21
 13

 40
 49
 51
 48

   

14.1%
15.6%
15.7%
15.7%

  志學館高等部  

  12
  19
 16
 20

  1
  5
  1
  1

  8
  4
  8
  3

 21
 28
 25
 24

     

  池田学園池田

  5
 10
  5
  8

  1
  
  1

  4 
  3
  2
  1

  10
  13
  8
  9

     

  鹿児島実業

 
 1
 1
 1

  2
  1

   1
   3
  1
  3

   3
   5
   2
  4

     

  楠南高校

  1
 
 1
 2

  1
  

   3
   2
 11
  4

   5
   2
  12
  6

  S3大学が減少。 

  鹿児島修学館

 1
 
 2
 2

  

   
  1
 

  1
  1
  2
  2

     
鹿児島純心女子高校 

   1
 
   

 
  1


   1
   1
     
  鹿児島情報高校

 
  
   
   2
  1
 

   2
 1
    H21年度以降S2大学(大阪大)に
現役合格
  鹿児島  


 



 



  1



  1
    H22年度S3大学(九大)の実績を残した。

鹿児島市外
私立高校

 8
 4
 9
 7

  5
  0
  1
  4

  8
 26
 17
 12

 21
 30
 27
 23

   

 7.4%
 9.5%
 8.3%
  7.5%

  鹿児島第一

 7
 1
 2
 2

  2
 
  1
 

  2  
  8
  2

 11
  9
  5
  2

   ▲ S3以上大学減少傾向 

  出水中央

 
 2

 1

  2

 
 

  1
  8
  9
  5

  3
 10
  9
  6

   ▲ S3以上大学減少傾向  

  れいめい高校

 1
 1
 4
 1

  1


  2  

  3
  5
  3
  5

     5
     6
  7
  8

  S1大学(医学部)が減少 

  尚志館高校



  2
    


  2
  2
  2
  1

  2
  2
  4
 4

     

  大口明光学園

 

  1
 
 

  
  1
  1
 

 
  1
  2
 

H22年度S3以上大学の実績が
なくなった。 
  樟南第二高校    
   1

 
   1
 
     
 神村学園高等部


  1
 


  1



  2
    H22年度S1大学(鹿大医学部)、
S3大学(九大)の実績を残した。

 87
 97
105
110

 36
 42
 41
 37

161
176
178
159

284
315
324
306

   
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%

上段から 平成19年度
       平成20年度
       平成21年度
       平成22年度
九州大学医学部合格者は、重複するため、S3から減じている。

06.18.20:17

平成22年度鹿児島県内高校の国公立大学合格実績

今回から鹿児島県内高校の国立大学合格実績について記載します。

近年、少子化が進行する中で、私立高校は生き残りをかけ、国立大学の合格を目指した特進コースを設けるなど魅力ある高校運営に努力しています。
一方、公立高校では、高校再編計画が進行中で、進学校では平成21年度に定員の削減が行われましたが、その2年後に入学した高校生が今年大学を受験しました。
  したがって、浪人生も定員削減された2カ年目の卒業生であり、浪人生も平成21年度並に少なくなっている可能性があります。
  したがって、公立高校の場合、定員削減が行われた高校では、平成22年度の合格者数が平成20年度に比較して同等以上であれば大学合格実績は向上したと評価してもいいと思われ、また、平成21年度とは条件がほぼ同等と考えられ、単純に合格者数で比較することが可能と考えられます。

このような中で、鹿児島県の公立・私立高校の勢力図はどのようになっているでしょうか。
学力到達度ゾーン別に大学を区分して、鹿児島市内・外、公立・私立別にして、大学合格実績をマクロ的に見てみます。


今回は、平成19年度~22年度のS3以上の大学合格実績について整理してみました。
なお、平成19年度は、高校ホームページから掲載しているため、データの補足率は平成20年度~22年度に比較して低いと考えられますが、S3以上大学については補足率は高いと考えています。
ただし、国公立大学医学部の合格者の補足率は平成19年度は若干(数人程度)少ないと想定しています。

大学のランクは、進研模試で使用されている学力到達度ゾーン別を利用しました。
S1・・・東大・京大・国立大学医学部
S2・・・東工大・一橋大・阪大
S3・・・東北・名古屋・神戸・九州(公立大学は九州歯科大、岐阜薬科大学等)

1.S3大学以上の合格者占有率
鹿児島市内の公立高校   54.0%~61.1%
鹿児島市外の公立高校   15.7%~21.9%
公立高校全体         75.0%~76.8%

鹿児島市内の私立高校   14.1%~15.7%
鹿児島市外の私立高校    7.4%~ 9.5%
私立高校全体         23.2%~25.0%


2.S1大学合格者数
鹿児島市内の公立高校   57人~60人
 ほぼ横這いとなっています。定員枠の減少による卒業生・浪人生の減少(360人→320人)している一方で、国公立大学医学部の定員枠の拡大により、医学部合格者が増加した結果、変化が少なかったと思われます。

鹿児島市外の公立高校   3人~13人
 増加傾向にあります。これは、国公立医学部の定員枠拡大による合格数の増加によるものと推定されます。

鹿児島市内の私立高校   19人~32人
増加傾向にあります。これは、国公立医学部の定員枠拡大による合格数の増加によるものと推定されます。

鹿児島市外の公立高校    4人~9人
ほぼ横這い傾向となっています。

①平成22年度のS3以上の大学に今年合格した者は、302人名である。
過去4カ年間のS3以上の大学合格者数は、284人~324人となっています。

この数字は、今後、高校入試の分析でも重要となってきます。

②鹿児島市内の公立高校は、平成22年度のS3以上の合格者数が10人程度増加しており、定員枠の減少は影響していないように見える。

③上記については、S3以上の上位層は定員枠の減少の影響を受けていないことが考えられる。つまり、定員減は学力下位層に影響を与えると想定される。また、入試時成績下位層がS3以上の大学に合格するケースもあり、これは入学後の1学期で学力が逆転し、それ以降順位が定着するケースも多い。つまり、校内順位の変動はあるものの、学力別の人数の変化は総じて小さいため、高校別の大学合格実績が大きく変化することは少ない。

④鹿児島市外のS3以上の大学合格者数は、平成20年度9名減少(15%減)したが、平成21年度は13人増加し、平成19年度に比較して3人増加していたが、平成22年度は44人と大幅に減少している。
ただし、S1大学が10人となっており、これは国公立大学医学部の合格実績の伸びによる。

⑤鹿児島市外の公立高校が平成20年度減少した要因の一つに、私立高校への流入も影響しているものと思われる。
鹿児島市外の公立・私立の合計は、平成19年度と平成20年度はほぼ同じであるため、公立から私立への流入があったと想定される。
  鹿児島市外公立・私立高校 合計 S1  11→8  S2  8→9   S3  84→85

⑥私立高校は、市内・市外とも着実に実績が定着し、全体の合格者の約4分の1を占めている。

⑦平成20年度は鹿児島市内の私立高校のS2以上の実績が増加し定着している一方で、市外の私立高校のS2大が激減したが、回復した。

⑧国公立大学医学部の合格者数が増加しているが、これは募集定員枠の拡大によるところが大きく、鹿児島市外の公立高校の合格者の伸びにつながっている。



鹿児島県内高校の国立大学実績(ラサール高校除き)

区    分

S1

S2

S3

S1

S2

S3

割合

国公立
医学部
  備  考

鹿児島市内公立高校

 57
 59
 57
 60

 23
 27 
 27
 27

 80
 95
 91
100

160
181
175
187

65.5
60.8
54.3
54.5
63.9
64.3
65.9
73.0
50.0
53.8
51.1
62.9

56.3%
57.5%
54.0%
61.1%

34
24
32
38

九大医学部3
九大医学部2

鹿児島市外公立高校

  3
  4
 13
 10

  3
  9
  9
  4

 57
 42
 49
 34

 63
 55
 71
 48

 3.1
 4.1
12.4
 9.1
7.1
21.4
22.0
10.8
32.4
23.9
27.5
21.4

20.0%
17.5%
21.9%
15.7%


 

鹿児島市内私立高校

 19
 30
 26
 33

  5
  6
  4
  2

 16
 13
 21
 13

 40
 49
 51
 48

21.8
30.9
24.8
30.0
13.9
14.3
 9.8
 5.4
 9.9
 7.4
11.8
 8.2

14.1%
15.6%
15.7%
15.7%

13
26
25
29
九大医学部1
九大医学部2

九大医学部1

鹿児島市外私立高校

  8
  4
  9
  7

  5
  0
  1
  4

  8
 26
 17
 12

 21
 30
 27
 23

 9.2
 4.1
 8.6
 6.4
13.9
 0.0
 2.4
10.8
 5.0
14.8
 9.6
 7.5

 7.4%
 9.5%
 8.3%
 7.5%


 

 87
 97
105
110

 36
 42
 41
 37

161
176
178
159

284
315
324
306

 100
 100
 100
 100
100
100
100
100
100
100
100
100
  100%
  100%
  100%
  100%
52
55
72
 82 
九大医学部1
九大医学部5
九大医学部2
九大医学部1
注)高校ホームページを優先し、サンデー毎日特別増刊号高校の実力で補足した。
  上段から平成19年度、平成20年度、平成21年度、平成22年度
 鹿児島市内公立高校は、鶴丸高校が九大医学部に平成20年度3人、平成21年度2人合格しているため、S3から3人、2人減とした。 
 鹿児島市内私立高校は、志学館高校が九大医学部に平成19年度1人、平成20年度2人、平成22年度1人合格しているため、S3からそれぞれ減じた。

06.17.18:18

平成22年度鹿児島中央高校の国公立大学合格者数

今回は、鹿児島中央高校を取り上げます。
鹿児島中央高校の平成18年度から22年度の国公立大学の合格者実績は以下のようになっています。

平成18年度から平成21年度は、高校ホームページの合格実績によります。
平成22年度は、現役のみ公表されていますが、浪人を含んだ全体の合格者数が公表されていませんので、
サンデー毎日特別増刊「高校の実力」(6.12)のデータを使用しています。

平成21年度、東大の合格者が1名でました。
平成20年度が若干合格者数が減りましたが、例年並みに戻ったようです。

大学名

平成18年度

平成19年度

平成20年度

 平成21年度 平成22年度

東京大学

 

 

 

 1  

京都大学

  1

 

 

   

一橋大学

 

   1 

 

   

東京工業大学

 

 

 

   

大阪大学

 

   1 

  1 

 1  

九州大学

   6

   7

  3

 6

北見工業大学

   1

   1

    1

 2  

宇都宮大学

          3    

埼玉大学

          1    

千葉大学

        2                1  

茨城大学

   3

 

        2 

 1  

筑波大学

   2

 

 

 3  

東京海洋大学

   2

 

 

 1  

東京外国語大学

    1 

   1

 

   

東京学芸大学

        1       3  2

東京芸術大学

   1

 

 

   

東京農工大学

        1      

横浜国立大学

     3 

    1

    1

 1

信州大学

        1       1  1

静岡大学

   1 

 

       2

 2  
愛知教育大      

名古屋工業大学

        1       1  1  

三重大学

    1

 

 

   

滋賀大学

          1  
京都教育大        

大阪外国語大学

    1

   1

 

   

大阪教育大学

    1

 

   1 

 

神戸大学

    1

 

 

 

奈良女子大学

    1

 

 

   
奈良教育大        
和歌山大        

鳥取大学

    1

 

 

   

島根大学

    1

   1 

 

 

岡山大学

    1

   1 

   1 

   

広島大学

  11

   3 

   10

 4

山口大学

   3

   1 

     2

 2

徳島大学

   1

 

 

 
香川大        

高知大学

        2      1  4

九州工業大学

   1

   5 

  3

 5

福岡教育大学

   1

   6 

  1 

 3

佐賀大学

   6

   4 

  4 

 3

長崎大学

    3

   6

  2 

 3

熊本大学

   12 

  11

  8

 15 15

大分大学

    3

   6

   3

 5

宮崎大学

   9

     11               3  3

鹿児島大学

  149 

 135 

113

 115 123

鹿屋体育大学

    1

 

 

 1

琉球大学

     4 

   2

  1

 1  

国立大学計

 235 

 213

174

 193 188

公立大学

  35 

  31

 36

 52 31

国公立大学計

 270 

 244 

210

 245 219

うち現役

 227

 208 

 180 

 189 193

06.16.21:50

平成22年度鹿児島県内高校の鹿児島大学医学部医学科合格実績

平成22年度の高校別鹿児島大学医学部医学科の合格者数を掲載します。
4月13日に掲載していますが、その後のサンデー毎日、高校ホームページで確認されたもので修正しました。

鹿児島大学医学部医学科の定員は、段階的に増員され、平成21年度10人増員され95人に、さらに平成22年度に10人増員され、105人になっています。
これに伴い、一般入試前期日程募集定員5人、推薦入試募集定員15人増加しています。

平成22年度入試では、定員が10人増の105人となり、増員分は全て推薦入試枠となっています。

推薦入試は、各部が各高校2人までの推薦であるのに対して、医学部医学科は各高校5人までとなっており、高校の学力に配慮して各高校の枠が大きくなっており、推薦入試は鹿児島県内の高校に限定されています。

このように鹿児島県内の高校に限定しているのは、定員増が地域医療の充実に増員されたもので、これまで各地方大学において所在する都道府県の出身高校の合格者の割合が小さく、地元の地域医療への従事者が少ないことに配慮したものです。

推薦入試では、
①医学部医学科は鹿児島県内の高等学校を卒業した者及び平成22年3月卒業見込みの者となっており、鹿児島県内の高校に限定されています。
②高等学校の学習成績概評がA以上で,鹿児島県における地域医療に従事しようとする強い意欲と情熱を持つ者、へき地を含む地域医療に従事することが可能で,鹿児島県から貸与される修学資金の受給を確認できる者となっており、鹿児島県の地域医療従事が条件となっています。

推薦入試の選抜方法
区   分 教科 科     目 配点 合計 選 抜 方 法
センター試験 国語
社会
数学

理科
英語

世B,日B,地理Bから1
数Ⅰ・数A
数Ⅱ・数B
生Ⅰ,化Ⅰ,物Ⅰから2
200
100
200

200
200
900 医学部医学科及び歯学部歯学科は,
大学入試センター試験,面接,出身高
等学校の調査書及び高等学校長の推
薦書を総合判定し,合否を決定します。
面 接 その他  医学部医学科では,
受験者に「面接用作文」
を作成させ(60分),それ
らに基づき面接を行います。


鹿児島大学医学部志願者にとっては、朗報となりました。
今回の増員分が各高校の合格者数にどのように影響したか興味あるところです。

鹿児島県内高校の医学部医学科合格者数は、60人から78人に増加しています。これは、定員増の10人が鹿児島県内枠である推薦入試分が10人増加している要因が大きいことがわかります。

また、鶴丸高校が10人増と大幅に増加しており、池田学園池田高校が4人増加しています。これらは、推薦枠の増加の恩恵を受けていることも考えられます。
逆に、ラ・サール高校が2人減少しています。

合格者105人中101人の出身高校が判明しました。(不明者は4人です。)


鹿児島大学医学部医学科の定員推移
学部 学科 年度  入学定員 募集定員
一般入試 推薦入試Ⅱ
前期日程 後期日程

医学部

医学科
2007 85 60 23
2008 85 60 23
2009 95 65 23
2010 105 65 23 17


                         平成22年度の(  )は、4月13日現在より増加分
高校名 H18年度  H19年度 H20年度  H21年度 H22年度
鶴丸高校 -  20 15 16 26(+1)
ラサール高校  - 11 17 15(+1)
志学館高等部  -  8 10
池田学園池田高校  -  3   7
甲南高校   2  4
川内高校  2
加世田高校  2
樟南高校  2
出水中央高校  -  -    1 
加治木高校  -  2     1
鹿屋高校  -   2     3(+2)
鹿児島第一高校  - -    2   1
鹿児島修学館高校  -  -   2   1
鹿児島中央高校  -  1
神村学園高等部
甲陵高校  -  1
川辺高校  -  1 1(+1)
大口明光学園高校   1
鹿児島実業高校   1
小計  - 42 39 60  78(+5)
           
青雲高校        6
熊本高校        2
久留米大附設高校        
筑紫女学園高校        
明治学園高校        
福岡大付属大濠高校         1(+1)
宮崎第一高校         1(+1)
大分上野丘高校         1(+1)
宮崎西高校         1(+1)
宮崎大宮高校        
小計       10 23(+4)
           
合計       70 101(+9)
サンデー毎日2009.4.26、高校ホームページ、予備校広告などによる。
※ 未確認

06.15.21:57

学研全国総合模試(高3 記述式 平成22年5月)

学研全国総合模試(高3 記述式 平成22年5月)と進研模試(高2 記述式 平成22年1月)を比較すると以下のようになります。

学研模試は3教科それぞれの偏差値の平均値で表示してあるのに対して、進研模試は3教科合計点の偏差値となっています。
このため、進研模試の偏差値が高くなる傾向にあり、3教科の偏差値の平均値より3~4程度高くなっています。
したがって、鶴丸高校の平均点の偏差値を比較する場合、進研模試の偏差値65.1から3.1程度差し引いた62程度として比較する必要があります。

学研模試の受験者は、進研模試受験者より学力上位層が受験していることと、偏差値の算定の違いにより、鶴丸高校の平均点レベルでは、偏差値が10程度差が生じることがわかります。

大学の合格判定で見た場合、学研の判定基準が東大比較した結果、偏差値4.2程度厳しいことがわかります。

この時期の合格可能性判定は、あくまで現時点での判定であり、現役は受験期に大幅に伸びることから、気にしなくてもいいと考えます。模試でできなかったところを復習し、弱点を克服することが重要です。

模試の復習は、受験当日に、できなかった悔しさが残っている間に復習し、1月後に解答が返却された時にもう1度復習することが必要です。

学研模試と進研模試の比較
区  分 3教科偏差値 備考
学研 進研
鶴丸 55.1 65.1 10.0  
         
合格可能性B判定(60%)        
東大理Ⅰ 75.0 80.8 5.8  
京大理学部 70.0 76.7 6.7  
東京工業大1類 66.0 73.7 7.7  

 

06.14.21:17

学研全国総合模試(高3 記述式 平成22年5月)  

高校3年生は、5月以降、多くの模試を受験し、現時点の学力を確認します。
今回は、5月に実施された学研全国総合模試について掲載します。

受験者数は、毎年全国で4万人を越えており、受験者の学力は進研模試受験者層より高くなっています。
鹿児島県では、鶴丸高校、鹿児島中央高校、鹿屋高校、種子島高校、樟南高校などが受験しています。

鶴丸高校の平均点がわかりましたので掲載します。

学研全国総合模試(高3年生 5月)  平均点                       (   )は偏差値
高校 国語 数学 英語 国数英 地歴・公民・理科
文系 理系 総合 文系 理系 世界史B 日本史B 地理 物理 化学 地学 生物
鶴丸 82.6
(55.8)
81.2
 
89.0(53.6) 110.2
(56.7)
279.0
(55.1)
276.5
 
  56.6(52.8) 55.4
 
48.4
 
65.2(56.5) 59.0(53.6) 36.6 49.9
                             
全国 70.0 55.6 76.0 86.8 220.6 209.0 231.1 50.6 42.8 43.5 51.1 50.7 38.6 37.0
標準偏差 21.7   36.6 34.7 115.5   99.9 21.4     21.7 23.2    

 

06.13.22:22

平成21年度鹿児島県公立高校入試状況

鹿児島県公立高校の入試問題について、引き続き掲載します。
今回は教科別のについてです。


2.教科別平均点と設問の難易度
学力の識別を高めるためには、得点率50%程度となる総得点の平均点225点(450点満点)程度にする必要があり、各教科の平均点を45点(90点満点)にする必要があります。

(1)国語
平成19年度の得点分布が正規分布に近いものとなっており、この設問の難易度を参考に、正答率90%以上の設問をなくすとともに、60%~70%の正答率の設問の配点を15点程度に減少させ、減少させた分を正答率30~50%の設問を多くすると平均点が45点程度となり正規分布に近い状況となる。

(2)数学
平成21年度は、平均点は42.3点と平均点が若干低くなったが、71点以上の分布割合が若干少ないため、正答率20%未満の設問の配点は平成22年度の32点から22点程度でいいと思われるが、正答率90%以上の設問は学力の識別を図れないため、大問1の基本的計算問題の設問は正答率90%以下とする必要がある。

(3)英語
英語の得点分布は、過去4年間台形に近い状態となっており、過去3年間は70点~80点層も多くなっていた。
台形上の分布なっているのは、学力の2極化が進行しているためと想定される。
70点~80点層を減少するため、難度の高い設問を1、2問出すとともに、ヒヤリング問題などの正答率90%以上の設問を減少させた結果、各層とも同じような得点分布となった。

(4)理科
平成21年度の平均点は43.3点と若干低下したものの正答率50%程度であり、得点分布は平成21年度の正規分布に近い理想的な分布状況から若干つぶれた格好となっているが、学力の識別は向上しているものと想定され、来年度以降も同程度の難易度とする必要がある。

(5)社会
社会は、高得点層が多い傾向にあることから、平均点を45点程度とするため、正答率50~70%の設問の配点の合計を26点とした結果、その分30~50%の正答率の設問の配点を増加させることによって理想的な得点分布となった。来年度も同程度の難易度を踏襲する必要がある。

このようにして、学力の識別が図られるよう入試問題を作成する必要がある。

06.12.06:22

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

これまで、平成22年度の鹿児島県公立高校入試状況について掲載してきました。
そのまとめとして、入試問題の課題と改善策について検討してみました。

1.5教科総得点の平均点と得点分布
 平成15年度~平成21年度の入試の平均点は、250点±13点程度で、得点率では55%程度となっており、入試問題作成にあたってはこの得点率55%、1教科当たり50点(90点満点)程度の難易度を目標に作成されているものと想定される。
 平成20年度は近年になく平均点が262.6点と高くなったことから、得点上位層の割合が高かったため得点上位層の割合も高くなり、学力の識別が悪かったため、平成21年度は各教科とも難化し、平均点は下がり、前年度に比較して平均点の下がり幅が18.1点と最も大きくなった。
 しかし、400点以上の得点者が大幅に減少する一方で、得点上位層の割合は高い状況になっている。
 このため、平成21年度は、5教科の平均点を225点、得点率50%程度に入試問題を難化させる必要があると昨年提案していた。

平成22年度の難易度が注目されたが、平均点が232.2点となり、平成21年度に比較してさらに12.3点低くなり、提案の方向で改善が行われたものと評価している。

しかし、各教科別にみると、国語が5~7点程度平均点が高いため、この分難易度の高い問題を数問増加させることにより、5教科225点、得点率50%となり、学力の識別値も向上すると考えられる。


鹿児島県公立高校入試問題の平均点

 区分

総得点

国語

社会

数学

理科

英語

平成22年度 232.2 52.2 48.8 42.3 43.3 45.6
平成21年度  244.5  52.3  49.3  45.1  45.1  52.7

平成20年度

 262.6

 54.2

 52.6

 50.8

 47.5

 57.4

平成19年度

 248.8

 47.7

 54.9

 47.6

 48.4

 50.1

平成18年度

 253.8

 56.4 

 55.2 

 42.5

 51.1 

 48.6 

平成17年度

  238.9 

 51.0 

 51.2 

 44.3

 43.2 

 49.2 

平成16年度

  248.9 

 54.5 

 51.5 

 50.7 

 50.6 

 41.7 

平成15年度

 247.7

 56.7 

 47.5 

 43.1 

 47.1 

 53.3 


鹿児島県公立高校得点分布状況

 区分

受検者数

平均
得点

400点
以上
の人数
400点以上
の割合(%)
360点以上
の人数
360点以上
の割合(%)
350点以上
の人数
350点以上
の割合(%)
平成22年度 12,792 232.2 41 0.32    658 5.14     ※959      7.50
平成21年度 12,749 244.5 35 0.27     806 6.32  ※1,209      9.48

平成20年度

13,498

262.6

274

2.03

1,959

14.51

※2,474

 18.33

平成19年度

13,610

248.8

211

1.55

1,321

 9.71

※1,749

 12.85

平成18年度

13,885

253.8

270

1.94

1,629

11.73

 -

平成17年度

14,629

238.9

  69

0.47

   883

  6.04

 - 

 - 

平成16年度

15,273

248.9

180

1.18

1,371

  8.98

 - 

 - 

平成15年度

16,533

247.7

175

1.06

1,449

  8.76

 -

 ※分布割合より試算

得点別分布状況をみると、正規分布に近い形となり、過去4年間では最も理想に近い得点分布になっている。
0f15051c.jpg
                                                                                                 


←グラフをクリックすると拡大します。(得点分布)





06.11.20:31

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

平成22年度鹿児島県公立高校入試問題について掲載しています。
引き続き、社会についてです。
社会の問題と正答率について平成19年度~平成22年度の4ヶ年分を整理すると以下の表のようになります。
今回は、設問ごとの正答率と配点割合により、得点分布状況との関係を見てみます。

平成19年度から平成22年度の4ヶ年の設問の数は42~43になっています。


①平成19年度~平成21年度の3ヶ年とも、90%以上の正答率の設問はなく、ほとんど学力の識別を図ることができない設問はなかった。
平成22年度は、90%以上の正答率の設問が4問あり、学力の識別を図ることができない問題が増加した。

②平成21年度は、80%~90%の正答率の設問の配点割合が2点と低くなっており、この結果、平均点が下がり、得点分布が最も高い得点層が51点~60点、61点~70点層に移行するなど学力の識別を図る意味で一定の効果はあったものと想定される。
しかし、依然として上位の得点層が多、さらに上位得点層の学力の識別値を高くするため、若干難易度の高い設問を多くし、41点から50点層の分布率がピークとなるようにする必要がある。
平成22年度は、80点以上の配点割合が高くなり、学力の識別が低下したものと想定される。

③一方、受験者の立場からすると、正答率の低い問題について、受験対策を講じる必要がある。
 
正答率
設問数   
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上      
80%以上~90%未満
70%以上~80%未満 8 
60%以上~70%未満 11 10 11
50%以上~60%未満 11
40%以上~50%未満
30%以上~40%未満
20%以上~30%未満
10%以上~20%未満    
10%未満        
43 42 42 43

 
正答率
配点
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上      
80%以上~90%未満 10  10  
70%以上~80%未満 16  16  16
60%以上~70%未満  23  20  23 15
50%以上~60%未満  19  18  25 11
40%以上~50%未満  14  14   4 16
30%以上~40%未満   2   7   7 12
20%以上~30%未満   6   0   9 10
10%以上~20%未満      5  4
10%未満        
90 90 90 90


 項目(平成19年度入試問題) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率
1 歴史的分野の問題 31 62.6 31 62.0  31 59.3 31 48.1
 ①-1 足利尊氏 72.5 74.3 51.2 92.7
 ①-2 壬申の乱(天武天皇) 60.9 68.5  61.4 65.0
 ①-3 執権政治(北条時政) 72.8 72.0 65.5 43.4
 ①-4 室町文化(雪舟の水墨画) 68.6 50.7  71.9 26.7
 ①-5 忽 57.8 61.0 2   62.6 29.6
 ①-6 東大寺の大仏(奈良県の位置)  74.4  63.3  74.7 41.6
 ①-7 亨保の改革 66.8 44.1 69.7 73.5
 ①-8 大政奉還 49.5 89.1  62.0 20.1
 ②-1①大日本帝国憲法 80.4 69.4  78.6 78.5
   ②-1②ロシア革命 2   53.7  2  71.0 2   72.8 87.0
 ②-2 孫文 85.3 53.6  16.6 61.0
 ②-3 第一次世界大戦と日本 66.1 83.3  3 54.2 42.8
 ②-4 日本の紡績業の発展 55.6 49.0  2  70.9 22.6
 ②-5 農地革命   55.1 53.0  2  23.9 31.2
 ②-6 時代の並び替え 22.8 38.9  2  56.0 14.5
                 
2 公民的分野の問題  28 63.7   28  52.1  28  61.3 28 52.1
 ①-1 与党  79.8 67.6  2 86.6 56.6
 ①-2①フランス革命と人権宣言 48.4 74.1  2  64.6 18.1
 ①-2②NGO 75.5 62.7  2  32.8 38.6
 ①-3 行政改革  46.8 53.8  2  54.8 62.1
 ①-4 議院内閣制のしくみ   38.1  2  84.0  2  63.0 61.0
 ①-5 選挙  3  42.3  3  19.7  2  57.4 59.9
 ②-1 デフレーション 67.4 67.4 2  76.9 39.1
 ②-2①需要曲線 86.5 43.3 60.2 79.8
 ②-2②均衡価格 66.6 63.9 56.5 65.6
 ②-3①少子高齢社会 65.2 32.2 79.1 20.9
 ②-3②我が国の社会保障制度 68.5 30.7 58.0 71.7
 ②-4 消費者保護(製造物責任法)    2  83.0  2  59.3  2  53.2 38.3
 ②-5 循環型社会への転換 68.2 40.5 65.4 65.2
                 
3 地理的分野の問題  31 57.0  31 60.6 31 44.5  31 62.8
 ①-1 日本の地域区分  74.9 78.5  71.6 93.9
 ①-2 城下町 27.3 72.0  61.6 80.2
 ①-3 伝統的工芸品 67.1 70.9 25.3 44.1
 ①-4 平野の分布と過疎地域の分布 50.3 83.2  41.7 49.7
   ①-5   過疎地域の取組  2  54.7  2  62.7  3  52.9 39.7
 ①-6 土地利用(水田) 72.9 51.7  35.5 59.9
 ①-7①季節風 61.8 72.9 28.3 53.8
 ①-7②主題図(日照時間) 54.5 84.1 63.9 92.7
 ②-1 砂漠 89.5 12.5 19.4 67.1
 ②-2①原油の輸送(タンカー) 45.3 69.4 56.2 46.8
 ②-2②日本の電力構成(火力発電) 58.8 49.4 45.3 46.5
 ②-3 世界の国々の位置と大陸 71.0 52.6 25.8 82.1
 ②-4 新規造山帯の特徴 28.8 59.0 35.6 90.9
 ②-5 時差の計算 53.2 49.3 58.7 44.2
  ②-6 輸出の変化の特徴  49.3         54.6
                 
  90   90   90   90  
入試問題の項目は、平成20年度、平成21年度、平成22年度とは異なる。

06.10.19:23

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

今回は、社会の入試問題について分析します。

(社会)
①「ほぼバランスはとれていますが、平成19年度、平成20年度は81点~90点層が少し多いため、5%以下に留めるように1、2問難易度の高い問題を出題するのが望ましい。」と昨年指摘しましたが、平成21年度はその指摘のとおり、入試問題が難化し、81点~90点層が1.9%に減少し、適正な割合になったと思われる。
平成22年度は、若干難易度の高い問題が増え、正規分布に近い得点分布となっている。

②しかし、依然として得点の高い層の分布が多く、正規分布とは異なっているため、得点の高い層を幾分押さえる必要がある。
②平成20年度に比較して、平均点が3.3点低くなったが、81点~90点層は1.9%と4分の1となり、得点上位層の識別値は上がったものと想定される。

(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が18.1だったの対して、平成20年度20.7、平成21年度18.6となっており、平成21年度、若干標準偏差が小さくなった。
平成22年度の標準偏差は、16.5とさらに小さくなっており、学力の識別が若干悪くなっている。
これは、得点の分布のピークの割合が大きくなっているためと考えられる。

区 分 

平均点

標準偏差

0~10

 11~20

 

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80 

81~90

三角分布 等分布
H22 48.8 16.0  17.1  16.5  0.7 3.8 9.5 16.7 21.9 21.7 16.8 8.2 0.9
H21 49.3 17.8 19.4  18.6 1.9 6.8 10.1 13.5 16.5 18.6 18.6 12.1 1.9

H20

52.6

19.8  21.6  20.7

1.7

6.4

10.3

11.7

14.1

15.3

16.3

16.2

8.1

H19

54.9

17.0  19.2  18.1

0.4

3.3

7.4

12.0

15.5

17.9

20.8

17.3

5.4



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06.09.22:54

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

平成22年度鹿児島県公立高校入試問題について掲載しています。
引き続き、理科についてです。
理科の問題と正答率について平成19年度~平成22年度の4ヶ年分を整理すると以下の表のようになります。
今回は、設問ごとの正答率と配点割合により、得点分布状況との関係を見てみます。

平成19年度から平成22年度の4ヶ年の設問の数は平成19年度が37、平成20年度と平成21年度が39に、平成22年度は41となっています。

得点分布は、平成21年度は41点~50点をピークとした正規分布に近いものとなっています。
平成22年度は、ピーク部分の分布率が小さくなり、下位層、上位層の得点分布が大きくなっており、学力の識別は向上したと考えられる。

①平成19年度~平成21年度の3ヶ年とも、90%以上の正答率の設問があるが、ほとんど学力の識別を図ることができないため、90%以上の正答率の設問は難易度を上げる必要がある。
平成22年度は、正答率90%以上の設問がなくなり、この部分は改善されたと思われる。


②平成19年度~平成21年度の3ヶ年とも、51%~60%の正答率の設問の配点割合が20点以上と高くなっているが、全体の正答率ごとの配点割合がバランスが取れているものと想定している。
平成21年度の得点分布は理想に近いものと評価できるが、81点以上の得点分布が若干少ないため、特に難易度の高い問題(正答率10%以上20%未満)の配点が12点と高いことからこの問題の1~2の設問の難易度を若干下げる必要がある。

平成22年度は、難易度の高い問題(正答率10%以上20%未満)を1問減少させた。

③一方、受験者の立場からすると、正答率の低い問題について、受験対策を講じる必要がある。
 得点率の低い設問は、総じて少ない。

正答率
設問数
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上  1  2  3
80%以上~90%未満  1  4  2
70%以上~80%未満  7   3  5
60%以上~70%未満  6  5  2
50%以上~60%未満 10  9 10
40%以上~50%未満  4  6  6
30%以上~40%未満  1  4  3
20%以上~30%未満  6  2  4
10%以上~20%未満  1  3  4
10%未満    1     
37 39 39 41

 
正答率
配点      
  平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上  2  4  6
80%以上~90%未満  2  8  4
70%以上~80%未満 17  7  10
60%以上~70%未満 13 12   5 13
50%以上~60%未満  25  21  23 18
40%以上~50%未満   9 13  15
30%以上~40%未満  2 10   6 18
20%以上~30%未満 17  5  9 10
10%以上~20%未満  3  7 12
10%未満 0   3  0
90 90 90 90


 項目(平成19年度入試問題) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
  配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率
1 生物領域の問題 19 59.8 18 64.4  18 66.8  18 51.7
 ①-1 微生物の大きさ 90.4 91.5  2 93.0  54.8
 ①-2 顕微鏡の倍率、視野等 76.8 84.6  2  58.5 16.0
 ①-3 食物連鎖と数量関係の変化 26.0 59.2  2 26.9 53.2
 ②-1 光合成の原料 58.9 65.9  2  52.5 68.0
 ②-2 光合成産物の移動 55.8 78.8  2   73.7 68.4
 ②-3(1) 無性生殖  69.0  61.0  2  95.1 77.7
 ②-3(2) 無性生殖と個体の特徴 57.6 55.9  2 59.6 24.2
 ②-4 光合成と呼吸の関係 63.4 35.3  2  58.6 63.1
           2   83.2    
                 
2 地学領域の問題 17 54.4 18 54.4 17  46.4 18 58.7
 ①-1 震度 78.1 58.5  2 73.7  37.2
 ①-2 S波の速さ 33.0 81.3  2  71.9 69.0
 ①-3 P波の到達時間と震源からの距離   51.5 3  56.6  3  49.8 53.7
 ①-4 初期微動継続時間と震源からの距離 27.9 49.2  2  20.3 17.5
 ②-1 湿度の求め方 69.3 39.5  3  13.6 76.8
   ②-2 前線の名称  81.1  2 65.1   2  41.4 83.2
 ②-3 前線付近の断面図 56.5 50.7  3 61.1 88.3
 ②-4 気流と雲の関係 50.7 40.2     33.2
                 
3 領域を融合させた問題  18 63.5 18 66.7  19  50.4 18 45.3
 ①-1 化石を含む地層  50.1  2  75.8  2  57.4 84.0
 ①-2 双子葉類の葉脈の特徴  70.7  3  67.7  2  94.4 45.0
 ①-3 季節が生じる原因 68.6 63.5  2  26.6 18.4
 ②-1(1) 鉄の酸化 79.5 97.1  2 70.7 33.2
 ②-1(2) 化学エネルギー 78.2 79.1  3 49.5 53.6
 ②-2 力学的エネルギーの図示 29.9 44.9  2  54.0  22.5
 ②-3 エネルギー変換に関する知識 73.2 83.1  3  55.1 65.6
          16.3    3  12.3 33.7
              51.6
                 
4 物理領域の問題  17 52.0  18 50.3 18  50.9 18 50.4
 ①-1 光の反射と屈折の図示  58.2  3 28.1  83.4 43.3
 ①-2 全反射 40.0  2 57.2  51.9 45.9
 ①-3 生活と光の屈折 53.6  2 45.6  44.2 71.2
 ②-1 オームの法則 78.0  3 49.4  56.3 59.3
   ②-2 電流の向きと磁界の向き   3  48.3  2  59.9  2  73.3 75.3
   ②-3 コイルのまわりの磁界  29.9  2  88.3  3  44.5 36.0
       2  47.6  3  19.0 44.8
       2 38.1     32.0
                 
5 化学領域の問題  19  39.8 18   28.1  18  35.8 18 37.2
 ①-1 溶質と溶媒  3  55.9  2  24.2  2  69.0 50.3
 ①-2 ガスバーナーの火のつけ方  2  64.2  2  50.2  2  30.1 39.2
 ①-3 結晶が析出する温度  2  29.0  2  13.4  2  38.9 25.0
 ①-4 溶解度と結晶の析出  3  21.4  3  57.2  3  12.7 37.5
 ②-1 分子のモデル  2  69.5  3  33.7  2  59.8 54.0
 ②-2 質 発生した気体の質量  2  42.7  3  16.2  2  32.9 68.3
 ②ー2 回 反応終了の時点  2  40.1  3  3.1  2  41.3 22.3
 ②-3 化学反応における量的関係  3  10.9      3  21.0 18.1
                 
  90   90   90   90  
入試問題の項目は、平成20年度、平成21年度、平成22年度とは異なる。

06.08.18:28

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

平成22年度鹿児島県公立高校の入試状況について掲載します。

理科
①平成21年度は、標準偏差は小さくなったものの、正規分布に近い理想的な得点分布となっている。
②平成20年度に比較して、平均点が2.4点低くなったが、81点~90点層は0.7%と4分の1となり、得点上位層の識別値は上がったものと想定されるが、少し81点以上の層が少なくなりすぎている。
③平成22年度は、81点以上の得点者が増加し、41点~60点にピークが分散し、分布割合も小さくなっている。

(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が19.2だったの対して、平成20年度19.0、平成21年度16.2と小さくなっている。
平成21年度の標準偏差が小さいのは、81点以上の分布の割合が小さくなったためと想定される。
平成22年度は、標準偏差が19.7まで拡大し、得点分布のバラツキが大きくなり学力の識別が上昇したと想定される。

平成21年度の得点分布は理想的な得点分布に近いものとなっているため、若干81点以上の割合を増加させるように入試問題を作成する必要があると思われます。
平成22年度は、平成21年度の結果を反映して問題の難易度の見直しを行った成果が出ているものと思われます。


区 分

平均点

標準偏差

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

三角分布 等分布 平均
H22 43.3 19.1 20.3 19.7 4.4 11.6 14.3 14.9 15.9 15.9 13.2 8.1 1.8
H21 45.1 15.7 16.8 16.2 1.3 6.2 13.2 18.6 21.7 19.5 3.3 5.5 0.7

H20

47.5

18.4 19.6 19.0

1.5

8.1

13.2

15.2

16.0

16.4

15.6

11.1

2.8

H19

48.4

18.5 19.8 19.2

1.6

6.7

11.7

16.7

17.8

16.2

13.8

 9.8

5.7




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06.07.18:26

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

本日は、NHK教育テレビの「テストの花道」の放送の日です。午後6時55分からです。ご覧ください。

平成22年度鹿児島県公立高校入試問題について掲載しています。
引き続き、英語についてです。
英語の問題と正答率について平成19年度~平成22年度の4ヶ年分を整理すると以下の表のようになります。
今回は、設問ごとの正答率と配点割合により、得点分布状況との関係を見てみます。

平成19年度から平成21年度の3ヶ年の設問の数は平成19年度が36、平成20年度が28、平成21年度が29、平成22年度が30になっています。

得点分布は、平成19年度から平成21年度は71点~80点をピークとした分布となっていますが、平成22年度は61点~70点をピークとした分布となっています。

①平成19年度、平成20年度、平成22年度は、90%以上の正答率の設問があるが、ほとんど学力の識別を図ることができないため、90%以上の正答率の設問は難易度を上げる必要がある。
特に、ヒヤリングに関する問題の難易度の低い問題が多いため、若干難易度を上げる必要がある。

②平成21年度は、41%~50%の正答率の設問の配点割合が27点と高くなっており、この正答率の問題を2分の1程度にする必要がある。
この層の問題の割合が高かったため、平成20年度に比較して平均点が下がったものの、31%~60%層の得点分布がほぼ同じになった要因と考えられる。
このため、平成22年度の41%~50%の正答率の配点割合は11点に低減することとなった。

③一方、受験者の立場からすると、正答率の低い問題について、受験対策を講じる必要がある。
 得点率の低い設問は、総じて少ない。

正答率
設問数      
  平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上  
80%以上~90%未満
70%以上~80%未満 6 
60%以上~70%未満
50%以上~60%未満
40%以上~50%未満
30%以上~40%未満  
20%以上~30%未満
10%以上~20%未満    
10%未満     1   
36 29 28 30

 
正答率
配点
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上   13  2
80%以上~90%未満  2  8 16
70%以上~80%未満 13  19  16
60%以上~70%未満  17  10  13 11
50%以上~60%未満  15  18   3 20
40%以上~50%未満  23   9  27 11
30%以上~40%未満  5   8  10 14
20%以上~30%未満  2  5   13
10%以上~20%未満  7    
10%未満      3  
90 90 90 90


 項目(平成19年度入試問題) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
  配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率
1 放送による聞き取りテスト 24 66.3 25 74.6  25 64.8 25 60.8
 ①対話の場面を絵から選択 99.4 98.3 94.2  93.1
 ②-1 対話に沿った英文選択 87.4 92.7  48.3 88.5
 ②-2 対話に沿った英文選択 57.7 58.3 82.8 90.2
 ③-1 対話の内容の聞き取り 98.1 57.2 57.5 60.9
 ③-2 対話を聞いて明日の天気を選択 93.1 82.5  44.7 36.8
 ④-1 対話を聞いて英語一語を補充 19.3  93.6  46.5 57.0
 ④-2 対話を聞いて英語一語を補充  69.4 92.1  3 87.3  55.5
 ⑤ 答 対話内容の選択問題 60.6 86.3 78.9 48.8
 ⑤ 対話 対話内容の正誤問題 59.4 39.0  46.4 28.7
 ⑥ 英語の質問に対する応答(創作) 45.8            
                 
2 3つの形式による客観・記述問題 26 50.6 27 46.1 25  52.2 25 44.8
 ①-① 対話の流れを問う選択問題 77.7  2 60.6  2 69.2  76.7
 ①-② 対話の流れを問う選択問題 73.9  2 26.0  2  71.4 77.6
 ①-③ 対話の流れを問う選択問題 67.4  4  58.5  2  60.0 15.1
 ①-④ 対話の流れを問う選択問題 76.7  2 53.6  2  31.8 25.4
 ②-① 英文の空所補充 18.8  2 52.8  2  85.3 33.5
   ②-② 英文の空所補充  2  23.4   4  32.5   3  36.1 14.6
   ②-③ 英文の空所補充 48.2 62.8  3 62.5 30.4
 ③-① 対話に沿った英作文 41.4 40.9  9  41.4 57.6
 ③-② 対話に沿った英作文 42.5            
 ③-③ 理由を英語で応答(創作)  51.8            
                 
3 対話文による総合問題 17 52.7 15 74.1 15  67.8 16 57.8
 ①下線部分の理由抜き出し 69.7 79.7 82.6 45.8
 ②登場人物の心情理解 39.0 71.7 61.4 52.2
 ③-1具体例を2つ日本語で記述 53.7 70.7  44.6  64.2
 ③-2具体例を2つ日本語で記述  53.7     4   82.8 69.1
 ④文脈から適切な文の選択 32.4            
 ⑤内容把握の問題(三者択一) 3  63.0             
                   
4 長文総合問題 23 52.7  23 66.4 15  52.4 24 42.1
 ①内容を把握し絵の並び替え  78.2 93.5  74.9 73.2
 ②下線部の内容を日本語で記述 46.2 76.0  45.6 70.6
 ③文脈から適切な文の選択 76.7 70.7 64.0 50.7
 ④-1 具体例を2つ日本語で記述 41.2 86.5 71.1 33.8
 ④-2 具体例を2つ日本語で記述  41.2  4 59.3  3  6.2  41.2
 ⑤登場人物の心情理解  2  74.5  3  25.5  3  72.9 33.8
 ⑥文脈から比喩表現を考える問題  2  47.4  3  63.2  3  72.9 22.4
 ⑦a 内容理解を問う選択問題  2  61.5  3  63.2  5  33.7 27.2
   b 内容理解を問う選択問題  3   10.0         23.8
       c 内容理解を問う選択問題  2  62.4            
                 
 計 90   90   90   90  
入試問題の項目は、平成20年度、平成21年度、平成22年度とは異なる。

06.06.05:51

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

今回は、英語です。

英語
①過去4年間とも、フラットな分布を示しているが、これは成績が2極化しているためか問題の正答率の分布状況によるものと考えられる。
②平成20年度は、平成19年度に比較して平均点が7.3点高くなり、特に71点以上の者が33.5%を占めており、学力上位層の識別値は小さいものと想定される。
③このため、平成21年度は入試問題を難化させ、平均点を下げることによって、71点以上の得点者を減少させ、学力の識別を向上させようとしたものと想定される。
平成22年度も、平均点が下がったが、得点分布の傾向は変化していない。

(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が21.9だったの対して、平成20年度19.3、平成21年度19.7と小さくなっている。
平成19年度の標準偏差が大きいのは、30点以下の分布の割合が大きいためと想定される。
このため、平成22年度は、改善したところ標準偏差が21.6に拡大した。

英語は、他の模試やテストでも、他の科目に比較して標準偏差が大きくなる傾向にありますが、入試結果を分析し、問題ごとに難易度を調整する必要があります。
年々、各問題の難易度の分布状況を分析して、入試問題を作成する必要があると思われます。
特に、傾向として71点~80点層が分布のピークとなっているため、学力の識別を上昇させるためこの層を減少させる必要があると思われます。


区 分

平均点

標準偏差

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

三角分布 等分布 平均
H22 45.6 21.0 22.3 21.6 3.9 13.0 13.4 12.7 12.7 13.6 14.3 12.1 4.4
H21 52.7 19.0 20.4 19.7 0.6 5.5 10.8 14.1 14.7 14.6 14.9 16.8 7.9

H20

57.4

18.6 20.0 19.3

0.3

3.3

8.6

11.5

12.5

13.2

17.1

22.1

11.4

H19

50.1

21.2 22.6 21.9

1.6

10.8

13.3

11.3

11.3

12.2

15.0

 17.2

7.3



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06.05.06:24

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

本日、午前9時25からNHK教育テレビで、「テストの花道」の再放送があります。

偏差値37から早稲田大学へ、E判定から東京大学へ受験生にとって勇気が沸きます。これらの学生は、自分なりに自分にあった勉強方法を発見しています。
是非、見てください。

平成22年度鹿児島県公立高校入試問題について掲載しています。
引き続き、数学についてです。
数学の問題と正答率について平成19年度~平成22年度の4ヶ年分を整理すると以下の表のようになります。
今回は、設問ごとの正答率と配点割合により、得点分布状況との関係を見てみます。

平成19年度から平成22年度の4ヶ年の設問の数は26になっています。

平成20年度の得点分布は、得点上位層が多い状況となっており、平成21年度は若干難化させ、平均点を下げるように入試問題を作成されたと想定されます。
平成22年度は、さらに平均点が低下しています。

①90%以上の正答率の設問があるが、ほとんど学力の識別を図ることができないため、90%以上の正答率の設問は難易度を上げる必要がある。

②80%以上の正答率の設問の配点割合は、平成19年度24点、平成20年度18点、平成19年度12点と減少傾向にあり、平均点を下げようとする意志があったと思われるが、その結果、40点以下の得点分布が大きくなった。
平成22年度は、80%以上の正答率の配点が17点に増えた。

③平成21年度は、正答率60%~70%の設問の配点が18点と高いため、60点台の得点の分布割合が大きいと思われるので、この正答率層の設問を若干難化させる必要がある。
平成22年度の20%未満の得点の配点が32点と高くなっており、高得点層が大幅に減少することとなり、学力上位層の識別が悪くなっている。
得点率10%未満の配点が16点と多くなっており、この設問については若干易化させる必要がある。

④一方、受験者の立場からすると、正答率の低い問題について、受験対策を講じる必要がある。
 大問3~5の最後の設問の正答率は、10%以下のものが多く、大問5の最後の設問は正答率1.2%以下と非常に難しい問題であるので、これ以外の問題で確実に得点することが必要です。

正答率
設問数
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上
80%以上~90%未満
70%以上~80%未満 1 
60%以上~70%未満
50%以上~60%未満
40%以上~50%未満
30%以上~40%未満
20%以上~30%未満
10%以上~20%未満
10%未満 3  2  3 
26 26 26 26

 
正答率
配点
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上  9 15  6 12
80%以上~90%未満 15  3  6
70%以上~80%未満   3  16   9
60%以上~70%未満  16  14  18 13
50%以上~60%未満   4   8   6
40%以上~50%未満  15   6  15 15
30%以上~40%未満   8   8  10
20%以上~30%未満   4  8  4
10%以上~20%未満    4  4 16
10%未満 12  8  12  16
90 90 90 90


 項目(平成19年度入試問題) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率
1 基本的な計算・知識 27 78.0 27 77.0  27 72.9  27 78.3
 ①-1 整数の四則計算 98.0 98.0 97.1  97.0
 ①-2 分数計算 88.4 90.9  91.7 92.2
 ①-3 文字式の計算 92.0 91.7 87.9 88.6
 ①-4 単項式の乗除 86.6 88.2  81.3 91.3
 ①-5 平方根を含む式の計算 90.7 62.9 3   73.0 92.0
 ② 割合の計算  44.8  73.7  43.7 68.7
 ③ 正の数・負の数 69.5 77.9 68.8 68.0
 ④ 確率 63.2 65.1  59.5 62.5
 ⑤ 立体図面の展開図 69.1 45.0 3   53.0 44.6
                 
2 数学的な見方や考え方 18 59.1 18 66.0 18  57.7 18 50.8
 ① 反比例の式、グラフ 66.1 91.3  4 69.0  58.4
 ② 連立方程式の応用 80.4 48.4  4  67.2 41.0
 ③ 三角形の作図   45.4 4  71.9  4  67.3 68.2
 ④-1 相似の三角形 86.5 54.4  3  36.7 89.1
 ④-2 回転体の体積 30.8 65.9  3  38.1 16.6
                 
3 数量関係とその応用 15 42.4 15 31.0  15 35.8 15 31.8
 ①二乗に比例する式のグラフ 80.7 73.7  3  73.3 79.0
 ②関数の変域 49.5 29.9  4  49.2 45.9
 ③-1 直線の方程式  42.9 26.1  4  27.0 11.5
 ③-2 二次方程式の応用   6.1  4  5.0  4  2.9 2.7
                 
4 数と式とその応用 15 35.1 15 61.2 15  30.6 15 29.0
 ①倍数の性質 77.4 94.0 71.4 79.5
 ②数の規則性 57.6 54.7 40.5 46.2
 ③-1 文字を使った表現 13.6 68.4 7.2  2.2
 ③-2 数の規則性の応用 2.3 36.0 13.6 0.9
                   
5 図形とその応用  15 28.5  15 28.4 15  33.6 15 19.4
 ①平行線と錯角、弧と円周角  61.2 14 70.9  65.7 58.6
 ②三角形の合同の証明 23.2 32.8  43.1 14.9
 ③-1 二等辺三角形の性質 37.7 19.5  32.3 14.0
 ③-2 三角形の面積 0.1 1.0  1.2 0.1
                 
  90   90   90   90  
入試問題の項目は、平成20年度、平成21年度、平成22年度とは異なる。

06.04.20:15

平成22年度鹿児島県公立高校入試情報

今回は、数学です。

数学
①数学は、平成20年度と比較すると、平成21年度は平均点が5.7点低下しているが、得点上位層が減少し、得点下位層が増加し、得点中位層はほとんど変化していない。
②これは、難易度の高い問題がいくつか出題されたため、得点分布が移動したものと想定される。
③得点分布をみると、若干いびつな形状となっているため、得点下位層を減少させるため、若干易しい問題を数問出すとともに、61点~70点層を若干減少させるため若干難易度の高い問題も出題し、41~50点にピークを持っていくことが必要である。
④平成22年度は、③により改善しようとしたが、得点61点以上の層が極端に少なくなった結果、平成41~50点の層の得点分布が24.8%と大幅に増加してしまい、平均点周辺に得点が集中してしまいました。

(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が17.82だったの対して、平成20年度19.3、平成21年度19.4と年々大きくなっています。
つまり、標準偏差が大きくなるということは、それだけ得点分布が分散している傾向を示していることとなり、学力の識別が良くなっている可能性があります。
平成22年度は、15.1と小さくなっており、得点分布のバラツキが小さくなり、学力の識別が小さくなっています。

数学は、他の模試やテストでも、他の科目に比較して標準偏差が大きくなる傾向にありますが、入試結果を分析し、問題ごとに難易度を調整する必要があります。
年々、改善されている傾向にありましたが、平成22年度は標準偏差が小さくなったことから、各問題の難易度の分布状況を分析して、入試問題を作成する必要があると思われます。
具体的には、難易度の高い問題数を減少するとともに、難易度の低い問題を減少させ、得点分布のバラツキを大きくする必要があります。

数学の得点

区 分

平均点

標準偏差

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

三角分布 等分布 平均
H22 42.3  14.7 15.6 15.1 2.3 7.0 14.2 19.2 24.8 21.3 9.3 1.8 0.1
H21  45.1 18.8 20.1 19.4  3.8  9.7  13.4  14.4  15.4  16.9  16.0  8.6  1.7

H20

50.8

18.7 20.0 19.3

2.0

6.0

10.3

13.0

15.5

17.4

17.3

13.8

4.8

H19

47.6

17.2 18.4 17.8

2.3

6.8

10.5

14.9

17.8

19.5

18.6

 8.6

1.0


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06.03.08:00

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

平成21年度鹿児島県公立高校入試問題について掲載しています。
引き続き、国語についてです。
国語の問題と正答率について平成19年度~平成22年度の4ヶ年分を整理すると以下の表のようになります。

一昨年は、ここまでの検討はしておりませんでしたが、4ヶ年のデータが蓄積しましたので、これにより分析してみました。

今回は、設問ごとの得点率と配点割合により、得点分布状況との関係を見てみます。

平成19年度から平成21年度の3ヶ年の設問の数は28になっていましたが、平成22年度は31となっています。

平成19年度の得点分布は、正規分布に近い理想的なものとなっていることから、平成19年度との比較を行うと下記のようになります。

①平成20年度~平成22年度は、90%以上の正答率の設問があるが、ほとんど学力の識別を図ることができないため、90%以上の正答率の設問は難易度を上げる必要がある。

②平成21年度は、80%~90%の正答率の設問の配点割合が21点と高くなっており、この正答率の問題を3分の1程度にする必要があったが、平成22年度は9点に低下した。
この層の問題の割合が高かったため、平成20年度に比較して平均点が下がったものの、0点~40点層の得点分布が増加しなかった要因と考えられる。

③一方、受験者の立場からすると、正答率の低い問題について、受験対策を講じる必要がある。
 得点率の低い設問は、文脈、内容の理解など読解力に関するものが総じて多い。

正答率
設問数
  平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上    2  1
80%以上~90%未満  3  4  8
70%以上~80%未満  3  4  2
60%以上~70%未満  9  7  2
50%以上~60%未満  3  4  6
40%以上~50%未満  4  1  4
30%以上~40%未満  3  3  4
20%以上~30%未満    1  1
10%以上~20%未満    2  
10%未満        
28 28 28 31

 
正答率
配点
  平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
90%以上     5   3 5 
80%以上~90%未満   7  12  21 9 
70%以上~80%未満   8  12   4 4 
60%以上~70%未満  24  24  12 19 
50%以上~60%未満  15  16  17 27 
40%以上~50%未満  15   2  12 15 
30%以上~40%未満   8   7  16 5 
20%以上~30%未満 1 3   4   5 0 
10%以上~20%未満        6 
10%未満        
90 90 90  90


 項目(平成19年度入試問題) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
  配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率 配点 正答率
1 聞き取り問題 68.8 79.1 73.4 72.0
 ①主題の理解(聞くこと) 84.0 93.0 87.1 83.8
 ②内容の理解(聞くこと) 77.5 89.9 82.8 94.2
 ③(聞くこと) 54.6 64.1 59.6 49.4
                 
2 説明的な文章 24 46.2 24 59.5 24 53.1 24 47.3
 ①接続語(言語事項) 66.7 58.0  67.4 49.6
 ②内容の理解(読むこと) 31.3 95.5  86.0 42.1
 ③助詞の用法(言語事項) 61.6 79.7  86.4 56.8
 ④内容の理解(読むこと) 63.6 67.6  30.1 48.8
 ⑤内容の理解(読むこと) 21.7 12.6  51.4 54.0
 ⑥主題の理解(読むこと) 47.3 62.8  22.3 32.3
⑦構成や展開の理解(読むこと)             51.7
                 
3 文学的な文章 20 51.0 20 60.5 20  54.1 20 63.0
 ①副詞の用法(言語事項) 89.1 79.4  87.5 82.9
 ②心情の理解(読むこと) 46.5 79.2  54.0 62.3
 ③文脈の理解(読むこと) 60.4 26.7  43.7 87.3
 ④理由の説明(読むこと) 26.1 89.6  37.1 69.5
 ⑤心情の理解(読むこと) 48.3 15.3  80.8 67.2
      80.5  45.1 10.2
              68.3
                 
4 古典の文章 14 53.6 14 59.6 14  61.5 14 54.1
 ①歴史的仮名遣い(言語事項) 71.1 88.1  87.8 87.2
 ②空所補充(読むこと) 40.6 56.3  77.5 57.3
 ③指示内容の理解(読むこと) 54.5 34.7  43.1 64.2
 ④文脈の理解(読むこと) 74.1 65.4  93.1 68.8
 ⑤ 1 文脈の理解(読むこと) 64.0 61.2  30.4 40.1
    2 文脈の理解(読むこと) 22.4         17.8
                 
5 言語事項 14  57.6 14 54.9 14  56.7 14 66.3
 ①(1)漢字の書き取り(言語事項) 57.6 57.0  73.2 58.1
   (2)漢字の書き取り(言語事項) 64.0 39.8  54.7 76.5
     (3)漢字の書き取り(言語事項) 63.0 65.8  51.6 61.5
     (4)漢字の書き取り(言語事項) 61.3 45.2  86.9 52.1
   (5)漢字の書き取り(言語事項) 30.2 66.2  31.0 75.9
   (6)漢字の書き取り(言語事項) 83.2 74.1  53.5 93.3
 ②   書写(言語事項) 69.0 35.3  45.8 46.8
                 
6 文章表現 51.9 52.5  62.0 55.0
 作文 51.9 52.5  62.0 55.0
                 
  90   90   90   90  
入試問題の項目は、平成20年度、平成21年度、平成22年度は、若干異なる。

06.02.18:53

平成22年度鹿児島県高校入試状況

今回は、各科目ごとの得点別分布状況について分析してみます。
学力を識別するためには、平均点を対称軸とした山型の得点分布状況になっているのが望ましいと思われます。

それでは、各教科ごとに見てみましょう。

国語
①平均点
(平成20年度) 平均点が上がったことに伴い、成績上位層が71点~80点(11.3%)に集まった。一方で、81点(得点率90%)以上の者はそうれほど増加していなかった。
(平成21年度) 71点~80点の得点分布を下げるため、平均点を下げることとし、平成19年度並の得点分布(6.4%)になったものの、51点~60点の得点分布が29.4%と非常に高くなった。
(平成22年度) 平成21年度の51点~60点の得点分布が高かったため、この得点分布を低下させるため、難易度の高い問題と難易度の低い問題を増やし、この階層の得点分布を21.8%に低下させることができた。


②難易度別問題数
平成21年度の要因は、0点~40点層の得点分布が平成20年度とほとんど変わらなかったことが要因となっている。
 つまり、易しい問題が平成20年度並にあったと想定され、難易度の高い問題も若干増えたことにより、51点~60点に集中したと想定されます。
②したがって、平成19年度と比較して平成20年度は成績上位層の、平成21年度は成績中位層の学力の識別値が悪くなっていたが、平成22年度は改善されている。
③識別値を高めるため、平均点を下げるととともに、難易度の低い問題を若干減らして0点~40点層の得点分布を増やしたものと想定されます。

(標準偏差)
得点分布の散らばり具合をみるためには、標準偏差が判断材料になりますが、得点分布から試算してみると、
平成19年度が15.6だったの対して、平成20年度14.0、平成21年度12.9と年々小さくなっています。
つまり、標準偏差が小さくなるということは、それだけ得点分布が集中している傾向を示していることとなり、学力の識別が悪くなっている可能性があります。
平成22年度は、改善した結果、標準偏差は16.4まで増加しました。


国語は、他の模試やテストでも、他の科目に比較して標準偏差が小さくなる傾向にありますが、入試結果を分析し、問題ごとに難易度を調整する必要があります。
平成19年度の得点分布は、理想的な得点分布を示しているので、この入試問題の各問題の難易度の分布状況を分析して、入試問題を作成する必要があると思われましたが、そのような対応が図られたものと思われます。

ただし、若干平均点が高いため、7点程度低下させれば理想に近い得点分布となると思われます。



区 分

平均点

標準偏差

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

三角分布 等分布
H22 52.2 15.7 17.0 16.4 0.9 3.3 7.5 13.3 18.1 21.8 20.2 13.5 1.4
H21  54.2 12.2 13.5 12.9  0.2  1.2  4.9  12.2  23.1  29.4  22.3  6.4  0.3

H20

54.2

13.4 14.7 14.0

0.3

1.5

5.0

11.4

17.6

25.9

26.5

11.3

0.5

H19

47.7

15.1 16.2 15.6

0.9

4.2

10.4

17.2

22.1

22.5

15.0

6.8

0.8


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06.01.21:57

鹿児島県公立高校入試状況

平成22年度鹿児島県公立高校入試の各教科について分析します。

過去8ヶ年の科目別平均点は下表のとおりです。

(分析)
①入試問題は、難易度は科目ごと平均点50点を目安に作成している。

②年度により、科目の平均点の変動が大きい。

③平成20年度の比較において、平成21年度は、国語が1.9点、社会が3.3点、数学が5.7点、理科が2.4点、英語が4.7点と5教科とも下回っている。これは、平成20年度の平均点が262.6点と近年になく高かったため、各教科において難化の意向が働いた結果と想定される。
さらに、平成22年度は、平成21年度に比較して、国語が0.1点、社会が0.5点、数学が2.8点、理科が1.8点、英語が7.1点と5教科とも下回っている

④総得点をみると、平成15年度、平成16年度とほぼ想定した点数となったが、平成17年度は数学と理科の平均点の大幅な減少により、総得点が大幅に減少した。
平成18年度は、平成17年度がかなり総得点が低かったことから、難易度を調節しようとし、理科はほぼ設定どおりとなったが、数学は回復せず、国語が5.4点、社会が4点高くなり、総得点が上昇した。

⑤平成19年度は、国語の出題傾向を一部変え、8.7点減少させ、ほぼ設定どおりとし、また、数学の平均点を平成18年度より設定どおり高くすることができ、総得点はほぼ設定どおりとなった。

⑥このように、科目間の難易度の調整が難しく、科目の平均点が大幅に増減する科目が発生し、平成17年度、平成20年度、平成22年度のように総得点も大きく変動してしまう場合がある。

⑦科目別の平均点のみでみると以下のとおりである。
  国語 平均点が50点を上回るケースが多い。難易度を若干上げる必要がある。(2~3問難易度を上げる)
  社会 社会は、平均点の変動が小さく安定している。
  数学 平成17年度、平成18年度、2ヶ年続けて平均点が低かったが、平成19年度、平成20年度は上昇     し、平成21年度、平成22年度は低下した。
  理科 平成17年度、平均点が低かったものの、他の5ヶ年は安定していたが、平成22年度は低下した。
  英語 平成16年度、平均点が低く、平成20年度は平均点が高かった。平成20年度は、出題傾向を変えたがそれにより平均点が上昇した。平成21年度は、平均点が高かった平成20年度より平均点を下げることがで き、さらに平成22年度は低下した。 

平成22年度についてみると、総得点の得点分布をみるとかなり改善されている。さいらに改善するとすれば、1教科の平均点を45点、総得点225点(得点率50%)程度とすれば、さらに学力の識別が行われると思われる。

 区分

総得点

国語

社会

数学

理科

英語

平成22年度  232.2 52.2 48.8 42.3 43.3 45.6
平成21年度  244.5  52.3  49.3  45.1  45.1  52.7

平成20年度

 262.6

 54.2

 52.6

 50.8

 47.5

 57.4

平成19年度

 248.8

 47.7

 54.9

 47.6

 48.4

 50.1

平成18年度

 253.8

 56.4 

 55.2 

 42.5

 51.1 

 48.6 

平成17年度

  238.9 

 51.0 

 51.2 

 44.3

 43.2 

 49.2 

平成16年度

  248.9 

 54.5 

 51.5 

 50.7 

 50.6 

 41.7 

平成15年度

 247.7

 56.7 

 47.5 

 43.1 

 47.1 

 53.3 


 

05.31.18:02

平成22年度鹿児島県公立高校入試状況

鹿児島県公立高校入試状況について掲載します。

鹿児島県公立高校入試の得点分布状況から標準偏差を試算すると、得点のバラツキが小さかった平成21年度を除くと、81~83となっています。

鶴丸高校の得点情報開示や試算した合格ラインと比較すると、公立高校入試結果による偏差値で65程度であることがわかります。

実際の合格ラインは、調査書の点数の関係もあり、10点程度の幅があることがわかっており、平成20年度は380点~390点であると思われます。

このようなことから、偏差値65に相当する合格ラインは、合格可能性A判定(合格率80%以上)に相当します。

平成22年度の鶴丸高校の合格ラインは、偏差値65の354点程度(合格率80%)と想定されます。


標準偏差・偏差値
区分 平均点 標準偏差 偏差値
1/3分布 中間分布 平  均 60 65 70
平成22年度 232.2 77.4 85.3 81.4 313.6 354.3 395.0
平成21年度 244.5 72.9 81.1 77.0 321.5 360.0 398.5
平成20年度 262.6 78.6 88.0 83.3 345.9 387.6 429.2
平成19年度 248.8 78.2 86.8 82.5 331.3 372.6 413.8
標準偏差は、得点分布より試算

平成22年度公立高校入試得点開示情報
高校名 平成20年度 平成21年度 平成22年度
合格 不合格 合格 合格 不合格
その他の
親からの情報 
本人または
親からの情報
 本人または
親からの情報
その他の
親からの情報 
本人または
親からの情報
本人または
親からの情報
鶴丸 380 390
381
407(学区外)
366
358 
358 404
391(学区外)
385(学区外)
384
382
371
363
357
360

計算による鶴丸高校の合格ライン
  平成20年度 平成21年度
合格ライン 387点 360点


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