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05.04.07:39

平成24年度鹿児島純心女子高校の大学合格実績


平成24年度の鹿児島純心女子高校の大学合格実績を掲載します。
国公立大学合格者数は21人で近年では最も多くなっています。
難関私立大学にも13人合格しています。
医歯薬コース3回生7人が卒業し、医歯薬学部系には、国立大学では熊本大学薬学部・鹿児島大学歯学部歯学科・医学部看護学科・山口大学医学部検査技術科学科に4人が合格し、私立大学にも17人が合格しています。

≪国公立大学≫     合計21名合格
熊本大学 (薬・薬)
鹿児島大学 計13名
(歯・歯)
(教育・社会),(教育・数学)
(法文・法政策),(法文・経済情報),(法文・人文)
(理・地球環境科学)
(工・機械工),(工・海洋土木)
(農・生物環境)2,(農・生物生産)
(医・看護学)
山口大学 (医・検査技術科学)
北九州市立大学 (文・比較文化)
北九州市立大学 (外国語・国際関係)
宮崎大学 (教育文化・社会システム)
静岡文化芸術大学 (文化政策・芸術文化)
鹿屋体育大学 (体育・スポーツ総合)2

≪私立大学≫
上智大学 (文・フランス文3 / 国文)
立命館大学 (薬・薬)2
東京理科大学 (工・工業化学),(薬・薬)3
青山学院大学   (教育人間科・教育)
聖心女子大学  (文)3
白百合女子大学  (児童文化・発達心理学),(文・英語英文)
清泉女子大学   (文・スペイン語スペイン文学 / 文化史)
日本女子大学   (文・英文)
北里大学     (獣医・生物環境科学)2
明海大学     (歯・歯)
朝日大学     (歯・歯)
日本大学     (松戸歯・歯)
神戸学院大学   (薬・薬)
安田女子大学   (薬・薬)
九州保健福祉大学 (薬・薬)
崇城大学     (薬・薬)3
日本大学     (文理・国文),(商・商業)2
神田外語大学   (国際コミュニケーション)2
工学院大学    (建築・建築学部総合)
神奈川大学    (工・総合工学プログラム / 物質生命化学)
同志社女子大学  (表象文化・英語英文学)
関西外国語大学  (英語キャリア・英語キャリア)
関西外国語大学  (国際言語・国際コミュニケーション)
関西大学     (政策創造・政策)
関西学院大学   (国際・国際)
神戸女学院大学  (文・総合文化)
武庫川女子大学  (文・英語文化 / 日本語日本文)
近畿大学     (産業理工・生物環境化学)
駒澤大学     (経済)
岡山理科大学   (理・動物)
産業医科大学   (産業保健・看護)
西南学院大学   (法・法律2 / 国際関係法)
福岡工業大学   (情報工・システムマネジメント)
福岡大学     (法・法律)(経済・産業経済)(工・化学システム工)(理・地球圏科学)
(人文・ドイツ語 / フランス文)(理・応用数学)(スポーツ科・スポーツ科)2
長崎外国語大学  (国際コミュニケーション・韓国語専攻)
長崎純心大学   (人文・人間心理)
熊本保健科学大学 (保健科学・医学検査)3
立命館アジア太平洋大学 (アジア太平洋)5
九州保健福祉大学 (保健科学・視機能療法)
その他 多数合格


高校のホームページでは、平成21年度から23年度の3カ年間の合計の大学合格実績で掲載されています。
そこで、平成21年度、平成22年度の合格者数を差し引いて、平成23年度の合格者数を出してみました。

(平成23年度)
国公立大学合格者数は、10人で昨年の20人から半減しました。
しかし、九大、広島大などに合格しています。
今年3月、医歯薬特進コースの2回生11人が卒業しましたが、医学部医学科の合格者はいません。
なお、九大医学部保健学科看護学専攻、宮崎大学医学部看護学科などに合格しています。


(平成22年度)
国公立大学合格者数は、20人で一昨年の18人から2人増となっています。

医歯薬コースの在学生数は、NONEAMEさんの情報によると下記のとおりとなっています。
鶴丸高校の倍率が高かった平成20年度入学者である今年卒業した生徒は11人と最も多くなっています。

医歯薬コース(定員20人)  平成21年度時点
学年
生徒数 11


(平成21年度)
昨年度は、京都大学に現役で合格者が出ました。
個別指導も徹底され、現役合格に結びついたものと思われます。
国公立大学の合格者数は平成20年度の18人と同数となっており、文系15人に対し理系は3人となっています。

私立大学の指定校推薦は、100校以上で、上智大学、関西学院大学、西南学院大学などがあります。

医歯薬特進コース
県内唯一。国立大・私立大の医学部をはじめ歯学部, 薬学部などをめざすコース。

選抜英語コース
特色ある英語のカリキュラムをもち、純心独自の、より実践的な授業が多い。難関私大や国公立大(文系等の一部)への進学を目指す。

選抜コース
九州大学などの国公立難関大学に現役合格を目標とするコース。

文理Ⅰ類
鹿児島大学, 鹿児島県立短期大学などを目指す, 新しいコース。選抜コースと同じカリキュラムを設定。

文理Ⅱ類
鹿児島純心女子大学, 鹿児島純心女子短期大学など, 私立大, 短大や専門学校など幅広い進路に対応するコース。



鹿児島純心女子高校の大学合格実績






九州大 神戸
広島


宮崎大 鹿


鹿屋
体育大






東京農工大 東京
学芸
東京
外大
横浜
国立大

茶の水女子大
山口




九州歯科大 琉球大


公立大






公立大医

12           1 1 13 2               1       18 3 21  
11     1   2   1 4                       1 9 1 10  
10           1   12         1   1     2 1   18 2 20  
09   1       1   10   1 1             1     15 3 18  
08         1     11       1 1             1 15 3 18  
07         1     14               1 1       17 3    
06       1       7   1     1 1   1   1     13    

平成23年度の難関私立大学の合格者数は、11人となっています。早稲田大学に合格しています。
平成21年度延べ17人で、実数は14人となっています。
この14人全員が現役合格者で、このうち9人が進学しています。
早稲田大学の合格者は、進学していませんので、京都大学などとの併願者と考えられます。
早稲田大学以外の関東の難関大学合格者は全員進学していますが、関西の難関大学合格者5人中1しか進学していません。関西の難関大学合格者は、国公立大学との併願者(センター試験入試)か関東の難関大学との併願者と考えられます。


鹿児島純心女子高校難関私立大学合格実績  
 1段目 延べ合格者数  2段目 実合格者数  ( )現役合格者数   【】現役進学者数
高校名





















MARCH 関関同立













西

西








平成24年度   13     4 4 1   1       4 1 1   2
平成23年度   11 1   4   3 1 1 1     3 1 1   1
平成22年度 167 9
8

【6】
    4
4

【4】
 
4

【1】

1

【1】

2

1
             
平成21年度 175 17
14
(14)
【9】
1
1
(1)
【0】
  5
5
(5)
【5】
  5
3
(3)
【3】
1
1
(1)
【1】
      4
2
(2)
【2】
6
5
(5)
【1】
1
1
(1)
【1】
2
1
(1)
【0】
1
1
(1)
【0】
2
2
(2)
【0】
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01.23.19:29

平成23年度鹿児島大学医学部医学科入試状況

鶴丸高校と志学館高等部の鹿児島大学医学部医学科の合格実績について問い合わせがありましたので、調べてみました。

まず、高校別鹿児島大学医学部医学科の合格者数を掲載します。
鹿児島大学医学部医学科の定員増にともなって、鶴丸高校、志学館高等部とも増加傾向にあります。

鹿児島県内高校の鹿児島大学医学部医学科合格実績
区分 H18年度
2006
H19年度
2007
H20年度
2008
H21年度
2009
H22年度
2010
平成23年度
2011
医学科定員 85 85 85 95 105 105
鶴丸高校 20 15 16 26 22
ラサール高校 11 17 15 13
志学館高等部  8 10 10


合格者の現役・浪人別について掲載します。
鹿児島高等予備校・北九州予備校の合格者は浪人生ですので、最低この2校の合格実績の合計の人数の浪人生がいることとなります。

鶴丸高校は、2010年度の合格者26人中、少なくとも浪人が17人存在し、2011年度の合格者22人中少なくとも浪人生が15人いることとなります。つまり、3分の2程度が浪人生ということとなります。

一方、志学館高等部では、2010年度、2011年度とも合格者10人となっており、少なくとも浪人が2010年度には4人、2011年度は5人存在します。つまり、合格者の半数が現役ということとなります。
また、2011年度の現役合格者5人とも女子となっています。

鹿児島大学医学部医学科に関して、鶴丸高校、志学館高等部の合格実績の優劣はなかなかむずかしいところです。志学館中等部で最上位層10位以内にいれば現役合格の可能性が高いと思われます。

志学館では、先取り授業も行われていますので、中等部で最上位層でいるのであれば内部進学がいいのではないかと思います。

なお、中等部で中上位層であれば、公立中学校へ転校し、鶴丸高校に進学する方法もありますが、どちらの高校が適しているかは個人差があると思いますので、慎重にお考え頂きたいと思います。


鶴丸高校・志学館高等部の鹿児島大学医学部医学科の合格実績
区   分 鶴丸高校 志学館高等部
2010 2011 2010 2011
卒業生数 306 311 102 104
国公立大学医学部医学科 32 32 17 11
   現役 9 8 5 5
   浪人 23 24 12 5
  鹿児島大学医学部医学科 26 22 10 10
現役 9以下 7以下 6以下 5
既卒者 17以上 15以上 4以上 5
北九州予備校 11 10 4 2
鹿児島高等予備校 6 5 0 2
     その他       1

(参考)
サンデー毎日(4月24日号)、週刊朝日(4月22日号)、高校ホームページで確認されたもので集計しました。

鹿児島大学医学部医学科の定員は、段階的に増員され、平成21年度10人増員され95人に、さらに平成22年度に10人増員され、105人になっています。
これに伴い、一般入試前期日程募集定員5人、推薦入試募集定員15人増加しています。

平成22年度入試では、定員が10人増の105人となり、増員分は全て推薦入試枠となっています。

推薦入試は、各部が各高校2人までの推薦であるのに対して、医学部医学科は各高校5人までとなっており、高校の学力に配慮して各高校の枠が大きくなっており、推薦入試は鹿児島県内の高校に限定されています。

このように鹿児島県内の高校に限定しているのは、定員増が地域医療の充実に増員されたもので、これまで各地方大学において所在する都道府県の出身高校の合格者の割合が小さく、地元の地域医療への従事者が少ないことに配慮したものです。

推薦入試では、
①医学部医学科は鹿児島県内の高等学校を卒業した者及び平成23年3月卒業見込みの者となっており、鹿児島県内の高校に限定されています。
②高等学校の学習成績概評がA以上で,鹿児島県における地域医療に従事しようとする強い意欲と情熱を持つ者、へき地を含む地域医療に従事することが可能で,鹿児島県から貸与される修学資金の受給を確認できる者となっており、鹿児島県の地域医療従事が条件となっています。

推薦入試の選抜方法
区   分 教科 科     目 配点 合計 選 抜 方 法
センター試験 国語
社会
数学

理科
英語

世B,日B,地理Bから1
数Ⅰ・数A
数Ⅱ・数B
生Ⅰ,化Ⅰ,物Ⅰから2
200
100
200

200
200
900 医学部医学科及び歯学部歯学科は,
大学入試センター試験,面接,出身高
等学校の調査書及び高等学校長の推
薦書を総合判定し,合否を決定します。
面 接 その他  医学部医学科では,
受験者に「面接用作文」
を作成させ(60分),それ
らに基づき面接を行います。


鹿児島大学医学部志願者にとっては、定員増員が朗報となりました。
今回の増員分が各高校の合格者数にどのように影響したか興味あるところです。

鹿児島県内高校の医学部医学科合格者数は、平成21年度60人から平成22年度78人に増加しています。これは、定員増の10人が鹿児島県内高校枠である推薦入試分が10人増加している要因が大きいことがわかります。
平成23年度の合格者数は、7月25日現在で59人ですが、集計が進むに従って増加するものと思われますが、それでも62~63人程度ではないかと思われます。
つまり、昨年に比較して鹿児島県内高校の合格者が15人程度減るのではないかと想定しています。
過去に合格実績のある鹿屋高校、加治木高校は不明ですが、北九州予備校鹿児島校、鹿児島高等予備校からこの2つの高校からの合格者がいないことから浪人の合格者はいないと想定されます。

一方で、鹿児島県外の合格実績高校数は9校から25校に増加しています。

平成22年度は、鶴丸高校が10人増と大幅に増加しており、池田学園池田高校が4人増加しています。これらは、推薦枠の増加の恩恵を受けていることも考えられます。
逆に、ラ・サール高校が2人減少しています。

平成22年度は、合格者105人中101人の出身高校が判明しました。(不明者は4人です。)


鹿児島大学医学部医学科の定員推移
学部 学科 年度 入学定員 募集定員
一般入試 推薦入試Ⅱ
前期日程 後期日程

医学部

医学科
2007 85 60 23
2008 85 60 23
2009 95 65 23
2010 105 65 23 17
2011 105 65 23 17







  高校別鹿児島大学医学部医学科合格者数   平成23年度は、7月25日現在
  空欄は未確認
高校名 H18年度
2006
H19年度
2007
H20年度
2008
H21年度
2009
H22年度
2010
平成23年度
2011
定員 85 85 85 95 105 105
鶴丸高校 20 15 16 26 22
ラサール高校 11 17 15 13
志学館高等部  8 10 10
池田学園池田高校  3  7
甲南高校  4
川内高校  2
加世田高校  2
大島
樟南高校  2
出水中央高校  -   1
加治木高校  2  
鹿屋高校  
鹿児島第一高校  2  1
鹿児島修学館高校   2  1
鹿児島中央高校  1   1
神村学園高等部  1
甲陵高校  1
川辺高校  1  1
大口明光学園高校
鹿児島実業高校
れいめい          
小計 42 39 60 78 59
             
青雲高校      
熊本高校      
済々黌高校          
久留米大附設高校        
筑紫女学園高校        
明治学園高校        
福岡大付属大濠高校        
筑紫丘高校          
修猷館高校          
東筑高校          
福岡高校          
宮崎第一高校        
大分上野丘高校        
大分東明高校          
宮崎西高校        
宮崎大宮高校      
昭和薬科大附属          
東海高校          
広島学院高校          
広島大附属福山高校          
ノートルダム清心高校          
智弁和歌山高校          
愛光高校          
高田高校          
洛星高校          
松山東高校          
浜松西高校          
小計       10 23 36
不明       25 10
合計 85 85 85  95 105 105
サンデー毎日2010.4.24、高校ホームページ、予備校広告などによる。
※ 未確認

01.12.21:23

2012年度大学入試センター試験

2012年度センター試験出願者数を鹿児島県内の高校別・試験会場別に区分して整理してみました。

鹿児島県内高校出身者の出願者数は、7,817人(現役6,031人、既卒者1,776人)【2011年度 8,113人(現役6,348人、既卒者1,765人)】となっています。
一方、鹿児島県内の試験会場で受験する出願者数は,7,406人(現役5,986人、既卒者1,420人)(2011年度 7,690人(現役6,283人、1,407人)となっています。
この差は、411人(現役45人、既卒者356人)【2011年度 423人(現役65人、既卒者358人)】となりますが、この意味は鹿児島県内高校出身者が県外の試験会場で受験していることとなります。

現役生が県外で受験する場合は、県境の高校で県外の試験会場が近い場合が想定されます。
鹿児島県の試験会場は、鹿児島市の鹿児島大学、鹿児島国際大学、鹿屋市の鹿屋体育大、霧島市の第一工業大学、薩摩川内市の鹿児島純心女子大学、奄美市の大島高校となっています。

鹿児島県に近い他県の試験会場は、宮崎県では都城市の南九州大学、熊本県では熊本市のみですので、都城市周辺に近い高校から現役65人が受験しているものと想定されます。

既卒者は、358人が他県の試験会場で出願していますが、鹿児島県出身者で熊本県、福岡県、東京都などの予備校に通っている者やラ・サール高校などのように他県出身者で親元で生活している者と考えられます。


2012年度鹿児島県内高校別・試験会場別志願者数      上段:2012年度   下段:2011年度
区 分 志願者数 現役 既卒者
高校別 7,817
8,113
4,490
4,694
3,327
3,419
6,041
6,348
3,124
3,379
2,917
2,969
1,776
1,765
1,366
1,315
410
450
試験会場別 7,406
7,690
4,142
4,370
3,264
3,320
5,986
6,283
3,094
3,346
2,892
2,937
1,420
1,407
1,048
1,024
372
383
差引 411
423
348
324
63
99
55
65
30
33
25
32
356
358
318
291
48
67

試験会場別志願者数    上段:2012年度   下段:2011年度 
所在地 試験会場 志願者数
鹿児島市 鹿児島大学 4,965
5,081
鹿児島国際大学 679
699
5,644
5,780
鹿屋市 鹿屋体育大学 540
603
霧島市 第一工業大学 465
499
薩摩川内市 鹿児島純心女子大学 416
452
奄美市 大島高校 341
356
合計   7,406
7,690

12.14.20:49

鹿児島県内高校の水産学科の進学状況

平成14年度~平成22年度の鹿児島県内の高校水産科の大学進学実績(現役)を掲載します。

水産科の卒業生は、現役で国立大学に1学年当たり0人~4人が進学しています。
このうち、県内の国立大学に0人~1人が進学していますが、これは鹿児島大学水産学部への推薦入学であると想定されます。

水産科は、鹿児島水産高校にしかありませんので、このデータは鹿児島水産高校のデータということになります。

平成22年度は、国公立大学の進学者はいません。
学校基本調査では、平成21年度国立大学に県内1人、県外1人進学していることとなっていますが、高校のホームページで国立大学の進学者はいないこととなっています。
平成20年度は、高校のホームページでは以下の国立大学に4人進学しています。
近年でもっとも多くなっています。

長崎大学水産学部・・・・・・・・・ 1 名[ 推薦]
鹿児島大学水産学部・・・・・・・・1 名[ 推薦]
山口大学工学部・・・・・・・・・・  2 名[ A O 入試]

また、学校基本調査報告書との比較を行うと、水産大学校が国立大学に含められていることがわかりました。

年度 国公立大 私立大
H22 - 鹿児島国際大学経済学部
H21
H20
長崎大学水産学部(推薦)
鹿児島大学水産学部(推薦)
山口大学工学部2(AO入試)
東海大学生物理工学部(推薦)
第一工業大学工学部(推薦)
H19 なし なし
H18  
日本大学生産資源科学部
近畿大学農学部
崇城大学情報学部、生物生命学部
鹿児島国際大学国際文化学部2
H17 水産大学校2
北海道東海大学工学部2
崇城大学工学部
H16 鹿児島大学水産学部
水産大学校2
北海道東海大学工学部
第一工業大学工学部
第一経済大学
H15 鹿児島大学水産学部 東海大学海洋学部
第一工業大学工学部
日本文理大学工学部
H14 三重大学生産資源学部 第一経済大学

 
平成22年度学科別進学状況(現役)  水産科    学校基本調査報告書                    
年度 卒業
者数
合計 国立 公立 私立
県内 県外 県内 県外 県内 県外 県内 県外  
H22 90 2
(2.2%)
2 0 0 0 0 0 0 2 2 0  
H21 87 2
(2.3%)
1 1 2 1 1 0 0 0 0 0  
H20 91 6
(6.6%)
2 4 4 1 3 0 0 2 1 1  
H19 84 0
(0.0%)
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  
H18 100 6
(6.0%)
2 4 0 0 0 0 0 6 2 4  
H17 97 5
(5.2%)
0 5 2 0 2 0 0 3 0 3  
H16 88 6
(6.8%)
2 4 3 1 2 0 0 3 1 2  
H15 104 4
(3.8%)
2 2 1 1 0 0 0 3 1 2  
H14 76 2
(2.6%)
0 2 1 0 1 0 0 1 0 1  



鹿児島県内高校水産科(平成21年度入試)
高校 学科 定員 一次募集 二次募集
鹿児島水産 海洋 40 40 40
  情報通信 40 39 39
  食品工学 40 27 30
           
合計   120 106 109

12.04.14:21

鹿児島県内高校の学科別大学進学者数

平成22年度の高校の学科別の進学状況について掲載します。

職業学科からも国立大学に進学していることがわかります。
これは、推薦入試からの進学が一部あると想定されます。

平成20・21・22年度学科別進学状況(現役)      
上段:平成22年度  中段:平成21年度  下段:平成20年度

卒業
者数
合計 国立 公立 私立
県内 県外 県内 県外 県内 県外 県内 県外
合計 17,182
17,586
18,073
5,193
5,256
5,283
1,989
1,935
2,011
3,204
3,321
3,272
1,776
1,852
1,847
804
812
832
972
1,040
1,015
395
410
364


395
410
364
3,022
2,994
3,072
1,185
1,123
1,179
1,837
1,871
1,893
普通科 8,316
8,741
8,858
4,132(51.9%)
4,310(49.3%)
4,283(48.3%)
1,526
1,538
1,573
2,606
2,772
2,710
1,580
1,686
1,663
731
740
752
849
946
911
354
373
330


354
373
330
2,198
2,251
2,290
795
798
821
1,403
1,453
1,469
農業科 687
657
718
34(4.9%)
21(3.2%)
24(3.3%)
22
14
11
12
7
13
7
9
8
7
9
7
0
0
1
0
0
0


0
0
0
27
12
16
15
5
4
12
  7
12
工業科 2,237
2,210
2,296
180(8.0%)
152(6.9%)
170(7.4%)
82
68
86
98
84
84
18
11
11
6
4
3
12
7
8
2
0
1


2
0
1
160
141
158
76
64
83
84
77
75
商業科 2,594
2,667
2,673
286(11.0%)
255( 9.6%)
269(10.1%)
164
138
155
122
117
114
20
15
16
4
8
6
16
7
10
11
7
7


11
7
7
255
233
246
160
130
149
95
103
97
水産科 90
87
91
2(2.2%)
2(2.3%)
6(6.6%)
2
1
2
0
1
4
0
2
4
0
1
1
0
1
3
0
0
0


0
0
0
2
0
2
2
0
1
0
0
1
家庭科 823
802
892
27(3.3%)
24(3.0%)
16(1.8%)
19
15
8
8
9
8
4
0
4
1
0
1
3
0
3
1
0
0


1
0
0
22
24
12
18
15
7
4
9
5
看護科 555
564
576
1(0.2%)
3(0.5%)
1(0.2%)
0
2
0
1
1
1
0
0
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0


0
0
0
1
3
0
0
2
0
1
1
0
その他 1,274
1,326
1,395
414(32.5%)
391(29.5%)
390(28.0%)
145
131
137
269
260
253
138
124
127
52
49
54
86
75
73
22
26
21


22
26
21
254
241
242
93
82
83
161
159
159
総合学科 606
522
574
117(19.3%)
98(18.8%)
124(21.0%)
29
28
39
88
70
85
9
5
13
3
1
8
6
4
5
5
4
5


5
4
5
103
89
106
26
27
31
77
62
75

12.03.05:25

鹿屋体育大学の入学状況

鹿児島県内の国立大学には、鹿児島大学と鹿屋体育大学があります。
このうち、鹿児島大学の入試状況については、先日掲載しました。
今回は、残る鹿屋体育大学の入学状況について掲載します。
これにより、鹿児島大学入学者の現役入学者数などがわかると思われます。

鹿屋体育大学は、スポーツ総合課程と武道課程があり以下のような状況となっています。

募集定員170人に対して、近年は177人~187人が入学しています。
平成23年度は、合格者数が187人と少なく、入学辞退者10人で入学者数も177人と少なくなっています。
鹿児島県内高校の入学は、平成23年度は17人となっています。



鹿屋体育大学の入学状況
年度 全 体 スポーツ総合課程 武道課程
募集
定員
合格
者数
入学
辞退者
入学
者数
鹿児島県
出身者
募集定員 合格
者数
入学
辞退者
入学
者数
募集定員 合格
者数
入学
辞退者
入学
者数
平成23年度 170 187 10 177 17 120 132 7 125 50 55 3 52
平成22年度 170 194 7 187 不明 120 138 3 135 50 56 4 52
平成21年度 170 192 10 182 17 120 137 8 129 50 55 2 53
平成20年度 170 191 8 183 9 120 135 7 128 50 56 1 55
 

鹿児島県内高校の入学状況は、以下のとおりとなっています。
鹿屋体育大は、剣道部が強く、昨年は大学日本一となっています。
剣道の強い鳳凰高校、樟南高校からの入学もあると思いますが、確認できていません。


鹿児島県内高校の入学状況    合格者は判明分
高校名 H20 H21 H22 H23
入学者数 9 17 不明 17
合格者合計(確認済み) 8 12 19 17
公立 5 10 15 3
鹿児島中央   1 1(サッカー)  
鹿児島南 2(サッカー、その他) 1(サッカー) 3 1
松陽 1(陸上) 1(陸上) 1(陸上)  
鹿児島玉龍     2  
大口     2  
加治木   1    
鹿屋 1 1    
志布志   1(サッカー)    
種子島   1(陸上)    
屋久島 1      
鹿児島女子     1(陸上)  
国分     1(水泳)  
末吉   1(カヌー)    
伊佐農林   1(カヌー)    
大島北   1(カヌー)    
川内     4 1(バスケ)
喜界       1(野球)
         
私立 3 2 4 14
樟南   1   1(女子剣道)
鹿児島実業 2(自転車、水泳)     3(水泳2、自転車1)
鹿児島情報   1 1(水泳) 1
神村学園高等部 1(サッカー)   2(サッカー、陸上) 3(サッカー2、バスケ1)
れいめい     1 1
鳳凰       3
尚志館       1(サッカー)
鹿児島城西       1(サッカー)
 

11.27.10:16

平成23年度鹿児島大学入試状況

鹿児島大学の入試状況を掲載します。

1.入学定員
入学定員は、平成12年度2000人から減少傾向にありましたが、平成22年度は医学部医学科の定員増加に伴い、前年度より10人増の1950人となっています。
平成23年度の入学定員は、平成22年度と同じです。

2.合格者数(1次合格)
1次合格者数は、入学定員に対して300人を越える合格者数でしたが、平成18年度から若干減少傾向にあり、平成23年度は入学定員に対して215人(H22 231人)増の2165人(H22 2181人)となっています。
これは、入学辞退者を想定して多めの合格者数としているためです。

3.追加合格者数
入学辞退者の増によって入学者が各学科の定員数を下回った場合、追加合格者を出しています。毎年4人~26人を追加合格しています。
平成23年度は18人(H22 16人)が追加合格しています。

4.入学辞退者
入学辞退者数は、合格者数の1割に当たる200人以上でしたが、近年は若干減少傾向にあり180人台で推移しています。平成23年度の入学辞退者は以下のとおりです。

前期試験で合格した1503人(H22 1523人)の約6%(H22 7%)に当たる88人(H22 106人)が入学辞退しています。
後期試験で合格した368人(H22 390人)の21.7%(H22 20.5%)に当たる80人(H22 80人)が入学辞退しています。
また、医学部医学科の入学辞退者は、平成13年度1人、平成16年度2人、平成17年度1人、平成18年度2人、平成21年度1人、平成22年度1人、平成23年度0人となっています。

鹿児島大学入試入学辞退者率
区分 H22年度 H23年度
合格者数 辞退者数 辞退率(%) 合格者数 辞退者数 辞退率(%)
前期日程入試 1523 106 7.0 1503 88 5.9
後期日程入試 390 80 20.5 368 80 21.7
アドミッション・オフィス入試 28 0 0.0 28 0 0.0
推薦入試Ⅰ 69 1 1.4 69 0 0.0
推薦入試Ⅱ 184 1 0.5 191 0 0.0
帰国子女入試 1 1 100.0 0 0 0.0
社会人入試 2 0 0.0 0 0 0.0
私費外国人留学生入試 25 11 44.0
2197 189 8.6 2184 179 8.2

入学辞退の理由は以下のようなものがあると思われます。
入学辞退したということは、①難関私立大学に合格した場合や鹿児島大学以外に志望の国公立大学に合格しており、その大学に入学したか、②すべり止めとして鹿児島大学を受験し合格したものの、その他の志望大学に不合格となったため浪人したケース、③教育学部、工学部、水産学部では、第2志望や第3志望まで認められており、第2志望、第3志望の学科に合格した者が入学辞退した場合が考えられます。

①については、鹿児島大学以外の志望大学に前期で合格していた場合や難関私立大学に合格している場合は、後期で鹿児島大学を受けることは少ないと考えられます。
②については、すべり止めとするためには、前期で鹿児島大学を受験し合格し、後期で九大などの難関大学に合格する場合ですが、難関大学の場合、後期の定員数が少なく、センター試験で9割近く取らないと合格しない場合が多く、あまり考えられません。
③については、第2志望、第3志望に合格したものの入学辞退するのであれば、教育学部、工学部、水産学部の入学辞退者の割合が高くなるものと思われますが、10%程度で他の学部に比較して若干高い程度であり、
入学辞退者が多い要因とまでは言えません。

以上のことから、納得できるような理由は見あたらないのですが、鹿児島大学合格者の中には、志望大学が明確でなく、合格した段階で入学大学を判断したケースが多いのではないかと思われます。

また、鹿児島県内の入学辞退者を推定すると、鹿児島県内高校の入学者の割合が50%程度であることから、
平成23年度は前期・後期日程入試168人(H22 186人)のうち84人(H22 93人)程度と考えられます。

5.入学者数
入学者数は、入学定員に対して100人を越える年が続いたが、最近4年間は100人を下回っています。
入学者数を減少させ、入学定員に近づけるような動きが出てきているようです。

6.鹿児島県内高校出身者
鹿児島県内高校出身者の入学者数は、1000人を若干上回る程度であり、全体の入学者数の50%程度となっています。


鹿児島大学の入試状況
年度 入学
定員
合格
者数
②-① 追加
合格者
合格者数
合計
④=②+③
入学
辞退者
入学者数
⑥=④-⑤
⑥-① 鹿児島
県内高校
入学者数
鹿児島県
比率
⑦/⑥
平成23年度 1,950 2,165 215 18 2,183 179 2,004 54 1,021 50.9
平成22年度 1,950 2,181 231 16 2,197 189 2,008 58 1,014 50.5
平成21年度 1,940 2,168 228 12 2,180 181 1,999 59 1,000 50.0
平成20年度 1,945 2,190 245 15 2,205 186 2,019 74 1,017 50.4
平成19年度 1,945 2,210 265 26 2,236 214 2,022 151 1,028 50.8
平成18年度 1,945 2,244 299 15 2,259 158 2,101 156 1,145 54.5
平成17年度 1,945 2,284 339 7 2,291 222 2,069 124 962 46.5
平成16年度 1,945 2,288 343 8 2,296 210 2,086 141 1,073 51.4
平成15年度 1,975 2,303 328 12 2,315 224 2,091 116 1,039 49.7
平成14年度 1,980 2,342 362 4 2,346 233 2,113 133 1,077 51.0
平成13年度 2,000 2,313 313 17 2,330 232 2,097 97 1,099 52.4
平成12年度 2,000   2,087 87 1,097 52.6

11.17.22:45

東大入試実戦模試

大学入試センター試験まで60日を切りました。受験生の皆さんも、風邪に十分気をつけて頑張ってください。

11月には、河合塾の東大即応オープン模試、駿台予備校の東大入試実戦模試など実施されました。
模試の合格判定はあまり気にせず、どこの部分が弱点となっているのか分析して最後まで志望校の合格を目指してほしいと思います。

ここでは、東大入試実戦模試受験者の東大合格者、不合格者の平均偏差値を見てみたいと思います。

2011年度東大入試の類科別の合格最低点をみると、理科Ⅰ類と理科Ⅱ類、文科Ⅰ類と文科Ⅱ類と文科Ⅲ類はほとんど変わりません。

これは、各類科ごとに違う採点基準で採点が行われるため、結果的に点数差が少なくなるためです。
合格者の11月の東大入試実戦模試の偏差値の平均をみると、各科類の実態がわかります。

文科Ⅰ類は、各科目の偏差値の平均は58.9以上で各科目のバランスがよく、総合の偏差値は63.8と高いことがわかります。

文科Ⅱ類は、国語の偏差値が54.8低く、その他の科目の偏差値は58以上となっており、総合の平均点は60.3となっています。

文科Ⅲ類は、国語の偏差値が文科Ⅱ類より高いものの、数学の偏差値53.9が最も低く、そのほかの科目は56程度となっており、総合偏差値は57.1と文科で最も低くなっています。

理科Ⅰ類は、理科Ⅱ類に比較して数学の偏差値が58.3、理科が59.8と高くなっています。つまり、数学、理科が特に得意とする合格者が多いことがわかります。英語と国語は理科Ⅱ類の偏差値とほとんど変わりません。

2011年度東大入試合格者平均点・最低点(550満点 センター試験110点  二次試験440点)
科類別 文科Ⅰ類 文科Ⅱ類 文科Ⅲ類 理科Ⅰ類 理科Ⅱ類 理科Ⅲ類
平均点 378 365 366 354 353 417
最低点 353 345 347 325 326 393


2010年度東大入試実戦模試第2回・2011年東大合格者平均偏差値
科類別 英語 数学 国語 社会
理科
総合
文科Ⅰ類 61.1 61.0 58.9 60.5 63.8
文科Ⅱ類 58.5 58.6 54.8 58.4 60.3
文科Ⅲ類 55.8 53.9 56.4 56.5 57.1
理科Ⅰ類 57.7 58.3 55.1 59.8 60.3
理科Ⅱ類 57.5 55.7 54.9 56.7 57.9
理科Ⅲ類 68.3 68.5 60.2 69.9 72.6

2010年度東大入試実戦模試第2回・2011年東大不合格者平均偏差値
科類別 英語 数学 国語 社会
理科
総合
文科Ⅰ類 48.7 48.9 49.9 49.5 48.8
文科Ⅱ類 50.2 51.4 49.7 50.5 50.7
文科Ⅲ類 49.9 48.3 51.0 49.6 49.2
理科Ⅰ類 50.0 49.9 51.6 50.4 50.3
理科Ⅱ類 49.8 48.1 51.5 48.3 48.6
理科Ⅲ類 57.8 56.6 55.9 57.3 58.8

10.25.18:06

鶴丸高校の国公立大学合格実績

鶴丸高校の難関国立公立大学の合格実績を掲載します。

年代別の比較は、昭和54年度~昭和55年度(1979年度~1980年度)、平成4年度~平成6年度(1992年度~1994年度)、平成21年度~平成23年度(2009年度~2011年度)です。

九大医学部など難関大学医学部に合格している生徒もいると思われ、その人数分数人が重複しますが、難関大学医学部の合格者数が不明であることから、ここでは単純に加算した数値を採用します。

昭和54年度~昭和55年度の国公立大医学部の合格者数は不明のため、昭和49年度~昭和53年度の国公立大学医学部の合格者数の平均51.6人を基礎としてここでは50人と仮定しています。

1.卒業生に対する難関国立大学・国公立大学医学部合格者数の割合
合格者数の年平均合格者数と卒業生数に対する割合は、以下のとおりです。
昭和54年度~昭和55年度    160.5人    32.5%
平成 4年度~平成 6年度    174.0人    35.8%
平成21年度~平成23年度    124.7人    40.3%

卒業生数の減少に伴って、合格者数は減少していますが、卒業生数に対する割合は約40%まで高まっています。

2.難関国立大学の現役・既卒の割合(医学部は、平成21・22年度を除き現役の数が不明のため対象外)
年平均現役合格者数、現役占有率は、以下のとおりです。
(難関国立大)
昭和54年度~昭和55年度     86.0人    77.8%
平成 4年度~平成 6年度     88.3人    72.8%
平成21年度~平成23年度     46.7人    49.0%

現役合格者数は、86.0人、88.3人から46.7人と54%程度減少しており、これは卒業者数の割合63%を下回っており、現役占有率も70%台から49%に低下しています。

特に、九大の現役占有率は、80%台から50%台に低下しています。

以上のことから、現役の合格者数が少なくなったものの、既卒者の合格者数が増加した結果、卒業生に対する難関国立大学合格者数の割合が多くなったものと思われます。
言い換えれば、既卒者の合格によって、現状維持しているように見えます。


このようなことから、当初の志望校を変更することなく受験にチャレンジしている様子が見られますが、一方で最難関大学である東大等の現役合格者数を伸ばす必要があるのではないかと思われます。


鶴丸高校の難関国立大学合格者数
年度
卒業生数
区分 比率














H23年度
卒業生数
311
41.8 130 25 6 4 4 14 37 1 4 3 98 32
現役 17.4 54 7 3 0 2 6 27 1 0 0 46 8
浪人 24.4 76 18 3 4 2 8 10 0 4 3 52 24
H22年度
卒業生数
306
41.8 128 15 4 2 7 15 48 0 3 2 96 32
現役 16.7 51 5 1 1 0 8 24 0 1 2 42 9
浪人 25.1 77 10 3 1 7 7 24 0 2 0 54 23
H21年度
卒業生数
310
37.4 116 14 4 4 6 12 45 1 3 3 92 24
現役 20.6 64 7 2 3 2 9 26 1 2 0 52 12
浪人 16.8 52 7 2 1 4 3 19 0 1 3 40 12
合計
卒業生数
927 
40.3 374 54 14 10 17 41 130 2 10 8 286 88
現役 18.2 169 19 6 4 4 23 77 2 3 2 140 29
浪人 22.1 205 35 8 6 13 18 53 0 7 6 146 59
現役占有率   45.2 35.1 42.9 40.0 23.5 56.1 59.2 100 30.0 25.0 49.0 33.0
                             
H6年度
卒業生数
448
38.6 173 26 8 8 8 12 57 4 3 2 128 45
現役     17 4 6 5 8 46 3 1 1 91  
浪人     9 4 2 3 4 11 1 2 1 37  
H5年度
卒業生数
499
32.5 162 19 9 4 18 3 43 0 4 4 104 58
現役     12 8 3 14 2 35 0 2 3 79  
浪人     7 1 1 4 1 8 0 2 1 25  
H4年度
卒業生数
512
36.5 187 17 8 8 21 11 56 5 4 2 132 55
現役     13 4 7 10 7 47 3 2 2 95  
浪人     4 4 1 11 4 9 2 2 0 37  

卒業生数
1459
35.8 522 62 25 20 47 26 156 9 11 8 364 158
現役     42 16 16 29 17 128 6 5 6 265  
浪人     20 9 4 18 9 28 3 6 2 99  
現役占有率     67.7 64.0 80.0 61.7 65.4 82.1 66.7 45.5 75.0 72.8  
                             
S55年度
卒業生数
493
(32.7) (161) 26 11 3 8 5 50 2 4 2 111 (50)
現役     17 7 3 8 4 44 0 4 2 89  
浪人     9 4 0 0 1 6 2 0 0 22  
S54年度
卒業生数
494
(32.4) (160) 19 9 3 11 7 56 1 3 1 110 (50)
現役     12 5 1 7 7 47 0 3 1 83  
浪人     7 4 2 4 0 9 1 0 0 27  

卒業生数
987
(32.5) (321) 45 20 6 19 12 106 3 7 3 221 (100)
現役     29 12 4 15 11 91 0 7 3 172  
浪人     16 8 2 4 1 15 3 0 0 49  
現役占有率     64.4 60.0 66.7 78.9 91.7 85.8 0 100 100 77.8  
(   )は、国立大医学部の合格者数を50人と仮定した。
 

10.24.18:53

鶴丸高校の東大合格実績

鶴丸高校の東大の合格者数について掲載します。

昭和49年度~昭和53年度、平成4年度~平成6年度、平成18年度~平成23年度で比較してみます。

各期間の年平均の合格者数をみると、昭和49年度~昭和53年度の年平均は20.2人、平成4年度~平成6年度の年平均は20.7人、平成18年度~平成23年度の年平均は18.8人と若干減少傾向となっています。

また、現役合格者数をみると、昭和49年度~昭和53年度の年平均は15.2人、平成4年度~平成6年度の年平均は14.0人、平成18年度~平成23年度の年平均は7.2人と半減しています。

一方、既卒合格者数をみると、昭和49年度~昭和53年度の年平均は5.0人、平成4年度~平成6年度の年平均は6.7人、平成18年度~平成23年度の年平均は11.6人と増加しています。

このことから、現役での合格が少なくなる一方で、既卒合格者数が増加しているものの、全体として若干合格者数が15%程度減少傾向にあります。定員数が少なくなっていること、私立高校へ優秀な生徒が一部流出していることも影響していることもあると思われます。

志望校を変えずに努力した結果、既卒者が多くなったとも言えますが、現役合格者数をいかに増やしていくかが一つの課題です。

言い換えれば、東大合格者全体の卒業生占有率は高まっているものの、鶴丸高校の現役合格は難しくなっていることを示しており、東大受験に向けた対策が重要と思われます。


鶴丸高校の東大合格者数
年度   合格者数 占有率
合計 現役 既卒 合計 現役 既卒
H23年度   25 7 18 100.0 28.0 72.0
H22年度   15 5 10 100.0 33.3 66.7
H21年度   14 7 7 100.0 50.0 50.0
H20年度   22 8 14 100.0 36.4 63.6
H19年度   16 8 8 100.0 50.0 50.0
H18年度   21 8 13 100.0 38.1 61.9
合計   113 43 70 100.0 40.9 59.1
平均   18.8 7.2 11.6      
               
H6年度   26 17 9 100.0 65.4 34.6
H5年度   19 12 7 100.0 63.2 36.8
H4年度   17 13 4 100.0 76.5 23.5
合計   62 42 20 100.0 67.7 32.3
平均   20.7 14.0 6.7      
               
S53年度   19 16 3 100.0 84.2 15.8
S52年度   25 18 7 100.0 72.0 28.0
S51年度   16 12 4 100.0 75.0 25.0
S50年度   21 14 7 100.0 66.7 33.3
S49年度   20 16 4 100.0 80.0 20.0
合計   101 76 25 100.0 75.2 24.8
平均   20.2 15.2 5      

10.23.16:37

鶴丸高校の国公立大学医学部

鶴丸高校の平成19年度~平成23年度、平成4年度~平成6年度、昭和49年度~昭和53年度の国公立大学医学部合格実績の比較をしてみました。

1.国公立大学医学部の合格者数
昭和49年度~昭和53年度の国公立大学合格者数は、42人~59人であり、特に昭和52年度59人、昭和53年度58人と60人近くが合格していて、現役の合格者数は16人~32人となっています。
全合格者に占める現役・既卒の割合は、平均で45 : 55となっています。

平成4年度~平成6年度の合格者数は、45人~58人で、平均で年平均で52.7人が合格しています。

平成20年度~昭和22年度の国公立大学合格者数は、22人~32人であり、医学部定員の拡大とともに増加しています。現役の合格者数は4人~12人となっています。
全合格者に占める現役・既卒の割合は、平均で30 : 70となっています。
また、国公立大学医学部合格者数の卒業生に占める割合は、年平均で8.9%となっています。


鶴丸高校の国公立医学部合格者数
S49~S53   H4~H6   H20~22
年度 卒業生 合計 現役 既卒   年度 卒業生数 合計 現役 既卒   年度 卒業生数 合計 現役 既卒
S49 511 8.2 42 20 22   H4 512 10.7 55       H20 312 7.1 22 4 18
S50 496 10.3 51 21 30   H5 499 11.6 58       H21 310 7.7 24 12 12
S51 513 9.4 48 27 21   H6 448 10.0 45       H22 306 10.5 32 9 23
S52 538 11.0 59 32 27                 H23 311 10.3 32 8 24
S53 547 10.6 58 16 42                            

2605

9.9

258
(45.0)
116
(55.0)
142
  1459 10.8 158      
1239

8.9

110
(30.0)
33
(70.0)
77
平均 521 9.9 51.6 23.2 28.4   平均 486 10.8 52.7       平均 310 8.9 26 8.25 19.25

2.卒業生数に対する国公立医学部大学の合格者数の割合
昭和49年度~昭和53年度が8.2%~10.8%、平均9.9%に対して、平成4年度~平成6年度が10.0%~11.6%、平均で10.8%で、平成19年度~平成23年度が7.1%~10.5%、平均8.9%となっており、1.0%~1.9%程度減少しています。

3.卒業生数に対する国公立大学医学部の現役合格者数の割合
昭和49年度~昭和53年度が2.9%~5.9%、平均4.4%に対して平成20年度~平成23年度が1.3%~3.9%、平均2.7%と1.7%程度減少しています。

4.国公立大学医学部の合格者数に対する現役合格者数の割合
昭和49年度~昭和53年度の平均45.0%に対して平成20年度~平成23年度の平均30.0%と15.0%程度減少しています。つまり、現役合格者数の割合
が小さくなっています。


以上のことから、卒業生数に対する浪人を含む国公立大学医学部の合格者数の割合、現役合格者数の割合とも減少傾向にあります。


鶴丸高校国公立大学医学部合格実績(平成19年度~平成23年度 昭和49年度~昭和53年度)
年度 卒業生数 現役
合格率
全体
合格率
現役 既卒
H23年度 311 2.6 10.3 8(30.0) 24(70.0) 32
H22年度 306 2.9 10.5 9(28.1) 23(71.9) 32
H21年度 310 3.9 7.7 12(50.0) 12(50.0) 24
H20年度 312 1.3 7.1 4(18.1) 18(81.9) 22
合計 928 2.7 8.4 25(32.1) 53(67.9) 78
                         
        現役 既卒
        一期校 二期校 一期校 二期校 一期校 二期校
S53年度 547 2.9 10.6 (27.6)
16

10

6

42

23

19

58

33

25
S52年度 547 5.9 10.8 (54.2)
32

11

21

27

15

12

59

26

33
S51年度 513 5.3 9.4 (56.3)
27

12

15

21

14

7

48

26

22
S50年度 496 4.2 10.3 (41.2)
21

8

13

30

18

12

51

26

25
S49年度 511 3.9 8.2 (47.6)
20

9

11

22

13

9

42

22

20
合計 2614 4.4 9.9 (45.0)
116

50

66

142

83

59

258

133

125
( )は、合格者数に対する現役合格者数の割合

10.22.09:33

鶴丸高校の国公立大学実績

鶴丸高校の平成19年度~平成23年度と昭和49年度~昭和53年度の国立大学合格実績の比較をしてみました。

なお、平成19年度、平成20年度の現役合格者数は、高校のホームページで公表されていないため、ウィークリー読売などの4月段階の公立大学を含むデータを採用しています。採用の理由は、4月段階の値のため、浪人生の把握がまだ十分でないことなどにより、高校ホームページの国立大学の合格者数に近い値のためほぼ現役の合格者数に近い値を示しているものとして参考値として掲載しています。
したがって、この値の中には、公立大学の合格者数が含まれている可能性があることから実際は最大で国立大学の現役合格者数が10人程度少なくなる可能性があります。



1.卒業生数に対する国立大学の合格者数の割合
昭和49年度~昭和53年度が69.1%~74.9%、平均71.5%に対して平成19年度~平成22年度が72.1%~82.6%、平均75.6%と4%程度増加しています。

2.卒業生数に対する国立大学の現役合格者数の割合
昭和49年度~昭和53年度が47.7%~60.6%、平均54.1%に対して平成23年度が42.4%、平成22年度が37.6%、平成19年度(46.4%)、平成20年度(47.4%)と10%程度減少しています。

平成22年度は、特に現役合格者数の割合が37.6%に減少していることから、浪人生が例年に比較して30人程度多くなっていることを想定しました。
したがって、平成23年度の現役合格者数が例年の150人程度となった場合、浪人生数の増加によって合格者数が250人程度に増加するものと想定しましたが、浪人が19人増加し、実際は全体の合格者数は257人となり予想どおりとなりました。

以上のことから、卒業生数に対する浪人を含む国立大学の合格者数の割合は変わらないものの、現役合格者数の割合が10%程度減少していることから、難関大学の現役合格数の割合が増加していなければ鶴丸高校全体の評価として合格実績が低下しているものと想定されます。


鶴丸高校国立大学合格実績(平成19年度~平成23年度 昭和49年度~昭和53年度)
卒業生数 現役
合格率
全体
合格率
現役 既卒
一期校 二期校 一期校 二期校 一期校 二期校
H23年度 311 42.4 82.6 132     125     257    
H22年度 306 37.6 72.2 115     106     221    
H21年度 310   73.9             229    
H20年度 312 (47.4) 77.6 (148)           242    
H19年度 351 (46.4) 72.1 (163)           253    
合計 1590   75.6             1202    
                         
S53年度 547 47.7 69.7 261 145 116 120 67 53 381 212 169
S52年度 547 51.9 69.1 284 170 114 94 55 39 378 225 153
S51年度 513 60.6 74.9 311 190 121 73 42 31 384 232 152
S50年度 496 54.2 70.8 269 164 105 82 46 36 351 210 141
S49年度 511 56.8 71.4 290 188 102 75 40 35 365 228 137
合計 2614 54.1 71.5 1415 857 558 444 250 204 1859 1107 752
( )は、ウィークリー読売などの4月段階の公立大学を含むデータであるが、高校ホームページの国立大学の合格者数に近い値のため参考値として掲載している。

10.21.08:49

鶴丸高校の国公立合格実績

鹿児島県の高校の学力について、9月に平成23年度と昭和50年度との比較して分析してきました。
このうち鶴丸高校については、定員数の減少から難関大学の合格実績は若干低下しているものの、卒業生の比率からするとほぼ現状維持との評価をしました。

さらに、鶴丸高校の過去の大学実績を調べて分析してみたいと思います。

昭和49年度から平成53年度の国立大学の入試は、国立大学が一期校・二期校に分かれ、入試がそれぞれ異なる時期に行われ、受験機会が2回ありました。また、昭和54年度から受験機会が1回の共通一次試験が始まっています。

一期校には、旧帝大や一橋大・東工大などの難関大学が含まれ、二期校には鹿児島大学などがありました。
一期校・二期校のW合格者がどのくらいいたかはわかりませんが、それほど多くなかったのではないかと思います。その理由は、二期校は1期校の合格発表日以降に入試が行われていること、一期校のうち難関大学に合格した者で二期校を受験するケースは鹿児島大学の医学部などの難易度の高い学部を受験するケースなどに限定され、また、鹿児島大学を志望している学生が一期校をすべり止めにするケースでは、鹿児島大学より難易度が低い大学に限定されること、当時は鹿児島大学などの地元大学志向が少なく、難関大学の合格を目指すケースが多かったこと思われるからです。

平成49年度~平成53年度の鶴丸高校の合格実績
5カ年の平均の現役合格率(現役合格者数を卒業生数で割ったもの)は54.1%、既卒合格者を含む合格者数の卒業生に対する割合は71.5%となっています。

(ウィキペディアより)
当時、各大学ごとに行われた入学試験は、文部により一期校と二期校の二つの区分に分けられていた。

一期校は三月上旬、二期校は三月下旬に日程を組まれていた(ただし、1949年は一期校は6月8日から、二期校は6月15日から行われた)。この二つの区分に分けることで大学進学者が首都圏、有名校へ集中することを防ぎ、大学進学者の間口を広げることを意図していた。
しかし、旧帝国大学が一期校に集中し、かつ組まれた日程との関係もあって必然的に一期校が第一志望、二期校は滑り止めという様相になり、これにより期別の大学群格差が序列化されるようになった。その弊害を是正するために大学共通一次試験導入後、一期校、二期校制度を廃止。国公立大学は原則1校受験とされた。
上述の様に、概ね一期校には旧帝大を含む比較的歴史のある大学が中心、二期校は学制改革後の新制大学を中心に偏って指定された。しかしながら仔細には他大学との地域バランスから一期校指定された地方国立大学や、一期校落ちの優秀学生が成績上位層に集まって学生の実力が評価された二期校の大学が存在したことから、必ずしも序列を意図した編成ではなく、かつその序列が固定化されたわけではないことが分かる。

  • 一期校
北海道大学、岩手大学、東北大学、東京大学、筑波大学、千葉大学、お茶の水女子大学、東京工業大学、東京水産大学、一橋大学、新潟大学、富山医科薬科大学、金沢大学、浜松医科大学、名古屋大学、三重大学、滋賀医科大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、奈良女子大学、鳥取大学、岡山大学、広島大学、徳島大学、高知大学、九州大学、九州芸術工科大学、長崎大学、熊本大学、宮崎大学、琉球大学
  • 二期校
北見工業大学、旭川医科大学、小樽商科大学、北海道教育大学、室蘭工業大学、弘前大学、宮城教育大学、秋田大学、山形大学、福島大学、茨城大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、電気通信大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京商船大学、東京農工大学、横浜国立大学、富山大学、福井大学、山梨大学、信州大学、静岡大学、愛知教育大学、名古屋工業大学、岐阜大学、滋賀大学、京都教育大学、京都工芸繊維大学、大阪外国語大学、大阪教育大学、奈良教育大学、和歌山大学、島根大学、山口大学、香川大学、愛媛大学、九州工業大学、福岡教育大学、佐賀大学、大分大学、宮崎医科大学、鹿児島大学
鶴丸高校国立大学合格実績(昭和49年度~昭和53年度)
卒業生数 現役
合格率
全体
合格率
現役 既卒
一期校 二期校 一期校 二期校 一期校 二期校
S53年度 547 47.7 69.7 261 145 116 120 67 53 381 212 169
S52年度 547 51.9 69.1 284 170 114 94 55 39 378 225 153
S51年度 513 60.6 74.9 311 190 121 73 42 31 384 232 152
S50年度 496 54.2 70.8 269 164 105 82 46 36 351 210 141
S49年度 511 56.8 71.4 290 188 102 75 40 35 365 228 137
  2614 54.1 71.5 1415 857 558 444 250 204 1859 1107 752
 


10.20.19:12

平成23年度志学館高等部の国公立大学進学状況

今週、志学館高等部の平成23年度の国公立大学合格実績が高校ホームページで公表されましたので掲載します。
一昨年は7月に公表されていましたが、昨年は4月に公表されました。今年は10月に公表されたのですが、高校の合格実績に対する評価の裏返しとも見ることができます。

平成21年度は、国公立大学医学部に16人、一橋大1人、東北大1人、九大6人、鹿児島大22人など国公立大学合格者数は54人となっています。

平成22年度は、国公立大学医学部に17人、東京大学2人、京都大学1人、大阪大1人、九大3人、鹿児島大21人など国公立大学合格者数は50人となっています。
平成21年度に比較して国公立大学医学部医学科の合格者は1人増、東京大学2人、京都大学1人と合格実績としては向上したと見えます。
このほか、防衛医科大学校に2人合格しています。

平成23年度は、国公立大学医学部に11人、東京大学2人、一橋大学2人、大阪大1人、九大2人、鹿児島大20人など国公立大学合格者数は42人となっています。
平成22年度に比較して国公立大学医学部医学科の合格者は6人減少したことが、高校側の評価が低くなり
、平成23年度の実績の公開が遅くなったのではないかと思われます。

平成22年度と比較すると、卒業生数が102人から104人に2人増加しており、国公立大の合格者数は50人から42人に減少しており、卒業生数で合格者数を割ると40.4%と若干低くなっています。

前年度卒業生の浪人生も合格者に含まれていますので、質・量とも進学実績としては低下したのではないかと思います。

難関私立大学の合格者数は、平成23年度68人となっています。

平成21年度の難関私立大学合格者数は延べ合格者数は71人で、同一大学の重複合格を除いた実合格者数は57人、そのうち36人が現役合格で、現役進学者は11人となっています。
早稲田大学の実合格者数は8人とも現役合格者で、そのうち4人が進学しています。
慶応大学の実合格者数は5人でそのうち4人が現役合格者で2人が進学しています。

志学館高等部の国公立大学合格実績











東京
工業大
大阪
東北大





の水











電気
通信










長崎大







鹿






















11 104 2   2   1   2 1 1 1 2   3               1 20   6 42 0 42 11
10 102 2 1     1   3     1   1 1       1 2   7 1 21   6 48 2 50 17
09 103     1     1 6     3   1     1 1 2 2 2 3 1 22   4 50 4 54 16
08 141 1 2 1   4   5   1   1   2     4 4     5 2 26 1 4 63 7 70 16
07 113 1 2   1 1 1 8 1     1   1           1 8 1 13 1 4 45 2 47 9
 

国公立大学医学部
大学 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
合計 16 16 17 11
大阪大      
九州大学    
熊本大学      
長崎大学      
鹿児島大学 10 10
大分大学    
宮崎大学
佐賀大学      
岐阜大学      
岡山大学      
島根大学      


















平成22年度私立大学現役進学実績  
 1段目 延べ合格者数  2段目 実合格者数  ( )現役合格者数   【】現役進学者数
年度





















MARCH 関関同立













西

西








H23年度 104 68 16 4   3 29 8 5 10 3 3 16   1 3 12
H22年度 102 48
41

【8】
4
4

【3】
8
8

【1】
  2
2

 
19
15

【3】
4
4

【1】
5
3

 
2
1

 
5
5

【1】
3
2

【1】
15
12

【3】
1
1

【1】
1
1
 
5
5
 
8
5

【2】
H21年度 103 71
57
(36)
【11】
8
6
(8)
【4】
6
5
(4)
【2】
  5
5
(0)
【0】
27
22
(12)
【3】
8
6

【1】
5
5

 
5
4

【1】
6
5
3
2

【1】
25
19
(12)
【2】
    8
6
(5)
【2】
17
13
(7)
【0】

09.16.19:01

鹿児島県内高校の国立大学合格実績

鹿児島県内の私立高校(ラ・サール高校を含む)の国立大学の合格者数は、平成20年度586人、平成21年度610人、平成22年度548人となっています。

鹿児島県内私立高校国公立大学合格者数   (   )は公立大学で外数  【  】は鹿児島大で内数
高校名 主たる
学科
H19 H20 H21 H22 H23
鹿児島市内            
池田学園
池田
普通科 34(2)【20】 35(4)【21】 32(2)【18】  33( 3)【25】 18(3)【8】
志学館
高等部
普通科 45(2)【13】 64(7)【26】 51(4)【22】  47( 3)【21】 41(1)【20】
樟南 普通科 29(0)【16】 59(9)【23】 85(5)【44】  50(16)【28】 74(17)【34】
鹿児島実業 文理科 34(6)【15】 47(7)【24】 23(10)【17】 24( 2)【12】 40(5)【26】
鹿児島 英数科 41(6)【25】 34(1)【20】 31(6)【20】 28( 3)【22】 21(5)【12】
鹿児島
修学館
普通科 11(1)【11】 16(2)【7】 14(3)【8】 19( 1)【11】 5(1)【4】
鹿児島
純心女子
普通科 17(0)【14】 16(3)【11】 14(4)【10】 14( 3)【10】 12(2)【8】
鹿児島
情報
プレ  3(3)【  1】 11(10)【7】 17(6)【10】 20( 5)【12】 18(14)【6】
小計   214(20)【115】 282(43)【139】 267(40)【149】 235(36)【141】 229(45)【118】
             
鹿児島市外            
鹿児島
育英館
普通科 5(3)【 0】 6(1)【 2】 16(6)【 7】 6(2)【 4】 6(3)【2】
鹿児島第一 普通科 53(9)【16】 45(1)【26】 40(8)【15】 28(12)【12】 43(14)【22】
鹿屋中央 人間
科学科
1(0)【1】 1(0)【1】 0(0)【0】 0(1)【0】 4(2)【2】
神村学園
高等部
普通科 4(0)【1】 7(2)【1】 13(0)【9】 9(1)【3】 8(5)【3】
鳳凰 普通科 0(0)【0】 4(3)【1】 1(1)【0】 13(1)【3】 22(6)【6】
大口
明光学園
普通科 3(0)【0】 9(2)【4】 9(2)【4】 3(1)【1】 11(1)【4】
尚志館 特進科 14(10)【3】 18(9)【9】 17(5)【3】 19(4)【4】 27(5)【4】
出水中央 特進科 36(9)【13】 28(2)【14】 31(6)【9】 23(4)【6】 30(9)【7】
樟南第二 普通科 3(0)【2】 12(0)【4】 0(0)【0】 8(1)【4】 8(2)【3】
屋久島
おおぞら
普通科 0(0)【0】 0(0)【0】 0(1)【0】 1(0)【0】 1(0)【0】
れいめい 文理科 32(0)【13】 24(2)【9】 23(4)【10】 23(3)【3】 22(2)【12】
小計   151(31)【49】 154(22)【71】 150(33)【58】 133(30)【41】 182(49)【65】
             
合計   365(51)【164】 436(65)【210】 417(73)【207】 368(66)【182】 411(94)【183】
             
ラ・サール
高校
    150(10)【14】 193(10)【26】 180(3)【19】 142(4)【15】


鹿児島県内私立高校国立大学合格者数・現役進学(ラ・サール高校を含む)
H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 備考
国立大学合格者数①             586 610 548 553  
国立大学現役進学者数② 326 273 252 255 349 299 352 372 351    
②-①(浪人者が主)             236 238 197    


平成14~22年度鹿児島県内高校の国立大現役進学者数    (   )は鹿児島県内国立大学で内数
 年度 合計 普通科
業科
工業科 商業科 水産科 その他 総合学科



H22 351(141) 277(115) 9(3) 0 65(23) 0 0 0
H21 372(152) 322(125) 0 1(1) 49(26) 0 0 0
H20 352(143) 284(110) 1(0) 1(1) 64(30) 2(2) 0 0
H19 299(108) 234(  76) 1(0) 1(1) 63(31) 0 0 0
H18 349(137) 284(  93) 1(0) 0 62(42) 2(2) 0 0
H17 255(  98) 223(  81) 1(0) 1(1) 26(13) 4(3) 0 0
H16 252(  91) 214(  76) 2(1) 0 32(12) 4(2) 0 0
H15 273(  97) 229(  73) 2(1) 0 37(18) 5(5) 0 0
H14 326(108) 286(  84) 1(1) 3(2) 33(20) 3(1) 0 0



09.15.19:48

鹿児島県内高校の国公立大学合格実績

昭和50年度の国立大学の合格実績がわかっている18校以外の高校の平成22年度の合格実績について調べてみます。

 18校の公立高校を除く国立大学の合格者数が公表されている公立高校は10校で、85人となっています。

 鹿児島県高校の国立大学現役合格者数は平成21年度1852人、平成22年度1776人で、公立高校平成21年度1480人(79.9%)、平成22年度1425人(80.2%)、私立高校平成21年度372人(20.1%)、平成22年度351人(19.8%)となっています。
 普通科を除く専門学科等から全体で平成21年度166人、平成22年度196人が国立大学に現役合格しており、公立高校から平成21年度116人、平成22年度74人、私立高校から平成21年度50人、平成22年度74人となっています。

鹿児島県内高校の国立大学合格実績
 区  分 鹿




鹿



鹿























鹿





H23年度 34 1 7 3 5 4 5 14 6 13 92 21 142
H22年度 29 6 5 2 2 4 13 6 15 85  28 180



平成21・22年度鹿児島県内高校の国立大現役進学者数
高校 大学 合計 普通科 農業科 工業科 商業科 水産科 その他 総合学科 家庭科 看護科
公立
・私立

 
国立大合計 1776
1852
1580
1686
7
9
18
11
20
15
0
2
138
124
9
5
4
0
0
0
  県内国立大 804
812
731
740
7
9
6
4
4
8
0
1
52
49
3
1
1
0
0
0
  県外国立大 972
1040
849
946
0
0
12
7
16
7
0
1
86
75
6
4
3
0
0
0
                       
公立 国立大合計 1425
1480
1303
1364
7
9
9
11
20
14
0
2
73
75
9
5
4
0
0
0
  県内国立大 663
660
616
615
7
9
3
4
4
7
0
1
29
23
3
1
1
0
0
0
  県外国立大 762
820
687
749
0
0
6
7
16
7
0
1
44
52
6
4
3
0
0
0
                       
私立 国立大合計 351
372
277
322

9
0
0
1

65
49
0
0
0
0
0
0
  県内国立大 141
152
115
125

3
0
0
1

23
26
0
0
0
0
0
0
  県外国立大 210
220
162
197

6
0
0
0

42
23
0
0
0
0
0
0



平成22・23年度の鹿児島県内私立高校の国立大学合格実績
 区  分



鹿


鹿




鹿



鹿






鹿











鹿








鹿









鹿



西

鹿





H23年度 41 18 74 40 5 12 18 8 6 22 30 22 43 27 11 0 0 0 0 377 21 142
H22年度 47 33 50 24 19 14 20 9 6 22 23 13 28  19 3 330  28 180


09.14.22:52

鹿児島県内高校の国立大学合格実績

鹿児島県内の国立大学合格実績を昭和50年度と平成22年度で比較してみます。

昭和50年度の国立大学入試制度は、1期校、2期校に区分されており、現在の入試制度と異なりますが、ここでは単純比較してみます。

鹿児島県内の公立高校18校の国立大学合格実績数は、昭和50年度の1967人に対して平成22年度は1558人となっており、79.2%、平成23年度は1536人で78.1%の割合となっています。
なお、ここで国分高校の国立大学合格者数のみのデータが公表されていないため、国公立大学合格者数を掲載しています。

平成22年度の公立高校の国立大学合格者数1558人と鹿児島高校・ラ・サール高校を除く私立高校の国立大学合格者数330人の合計は、1888人となります。

平成22年度の国立大学合格者数1888人は、昭和50年度の公立高校18校の合格者数1967人(鹿児島高校を除く私立高校の国立大学実績はないものと仮定)に対して96.0%となっています。

平成23年度の公立高校の国立大学合格者数1536人と鹿児島高校・ラ・サール高校を除く私立高校の国立大学合格者数377人の合計は、1913人となります。

平成23年度の国立大学合格者数1913人は、昭和50年度の公立高校18校の合格者数1967人(鹿児島高校を除く私立高校の国立大学実績はないものと仮定)に対して97.3%となっています。


公立高校18校の国立大学合格者数の減少分は、私立高校の増加分でほぼカバーしていることとなります。


鹿児島県内高校の国立大学合格実績
 区  分


鹿










宿









鹿





H23年度 241 243 174 107 89 28 158 116 41 82 ※65 25 27 53 16 12 40 19 1536 21 142
H22年度 221 242 188 97 115 20 166 133 48 61 *59 40  19  50  24  8  51  16  1558  28 180
S50年度 346 311 290 161 108 104 88 86 73 72 58 52 42 42 40 36 34 24 1967 18 208
対比% 64 79 66 61 106 25 190 155 66 88 77 45 119 60 22 150 71 80.4 156 87
※国分高校の平成22年度の値は、国公立大学合格者数

平成22年度の鹿児島県内私立高校の国立大学合格実績

 年度



鹿


鹿




鹿



鹿






鹿











鹿








鹿









鹿



西

鹿





H23 41 18 74 40 5 12 18 8 6 22 30 22 43 27 11 0 0 0 0 377 21 142
H22 47 33 50 24 19 14 20 9 6 22 23 13 28  19 3 0 0 0 0 330  28 180

09.13.23:26

鹿児島県内高校の国公立大学合格実績

鹿児島県内の公立高校のほとんどが、昭和50年度に比較して平成22・23年度の難関国立大学(旧帝大+一橋大+東工大)の合格者数が減少しています。

減少した理由のひとつは、入学定員数が減少したこととと私立高校の台頭が考えられます。
そこで、今回は私立高校の難関国立大学の合格実績を加えて分析してみます。
さらに、国公立大学医学部の合格者数を加えます。

平成22・23年度の昭和50年度に合格実績があった鹿児島高校・ラ・サール高校を除く私立高校の難関国立大の合格者数は平成22年度34人、平成23年度49人、国公立大医学部は平成22年度35人、平成23年度22人となっており、全体で平成22年度69人、平成23年度71人が合格しています。

この平成22・23年度の私立高校の合格実績69人、71人と18の公立高校の難関国立大学合格者数171人、194人を足すと平成22年度240人、平成23年度265人となります。

つまり、全体では、昭和50年度の334人と平成22年度の240人、平成23年度265人の比率を求めると、平成22年度71.9%、平成23年度79.3%となります。
鹿児島県内の高校の卒業生数が昭和55年度に対して平成22年度は60%程度となっていますが、公立・私立高校を合わせて考えると国立難関大学の合格者数は60%まで低下することなく、71.9%、79.3%を維持しています。

したがって、公立高校18校と鹿児島高校・ラサール高校を除く私立高校の難関国立大学合格者数だけをみると、21~28%程度減少しており、これが鹿児島県内の高校の進学実績の低下として評価されがちですが、減少率からみると高校卒業生の減少率40%より小さいため、難関国立大学の合格者数は10%~20%伸びているものと思われます。

全体的に言えることは、私立高校の台頭によって公立高校全体の進学実績の低下につながっているように見えますが、逆にいうと私立高校によって鹿児島県内の難関大学の合格実績が維持・向上しているとも言えます。

また、鶴丸高校の難関国立大学の合格者数は、昭和50年に対して77%~79%となっており、卒業生数の60%より20%程度高い水準にあるものの、甲南、鹿児島中央は合格者数の低下割合が大きく、このことは鹿児島市内の私立高校への学生流出の影響を受けていると思われます。

なお、鶴丸高校の難関大学の合格者が昭和50年度に比較して80%程度で高いのは、浪人生の増加によって確保されているのではないかとも思われますので、これについては今後分析したいと思います。


平成22・23年度の鹿児島県内私立高校の難関国立大学9大学・医学部の国立大学合格実績
 区  分




鹿


鹿




鹿



鹿






鹿











鹿








鹿









鹿



西

鹿





難関大 H23 8 3 11 2 0 1 1 0 0 3 7 2 5 5 0 0 1 0 0 49 3 74
H22 7 2 4 3 2 0 1 1 0 6 5 0 0 3 0 0 0 0 0 34  1 94
国公立大医学部 H23 11 3 2 1 1 0 0 0 0 1 1 0 1 0 1 0 0 0 0 22 0 69
H22 17 7 2 1 2 0 0 1 0 1 1 0 2 1 0 0 0 0 0 35 0 89
小  計 H23 19 6 13 3 1 1 1 0 0 4 8 2 6 5 1 0 1 0 0 71 3 143
H22 24 9 6 4 4 0 0 2 0 7 6 0 2 4 0 0 0 0 0 69 1 183


鹿児島県内高校の難関国立大学9大学国立大学合格実績
 区  分


鹿











宿










鹿





H23年度 98 44 10 8 2 0 12 5 3 6 0 1 0 4 0 0 1 0 194 3 74
H22年度 96 35 5 5 3 0 13 6 2 1 2 0  0 2 0 0  0  1  171 1 94
S50年度 124 66 48 20 4 12 11 11 5 8 6 2 0 4 7 3 3 0 334 3 134
H23対S50比% 79 67 21 40 50 0 109 45 60 75 0 50 100 0 0 33 0 58.1 100 55
H22対S50比% 77 53 10 25 75 0 118 55 40 13 33 0 50 0 0 0 51.2 33 70
平均S50比% 78 60 16 33 63 0 114 50 50 44 17 25 75 0 0 17 0 54.6 67 63


09.12.19:41

鹿児島県内高校の国立大学合格実績

鹿児島県内高校の昭和50年度と平成22・23年度の国立大学合格実績を比較してみます。

比較対象の合格実績数は、昭和50年度のデータがある鶴丸、甲南、鹿児島中央、錦江湾、玉龍、鹿屋、志布志、加治木、大口、出水、川内、伊集院、加世田、国分、川辺、指宿、種子島、大島の18校の合計数で見てみます。

難関国立大学(旧帝大+一橋大+東工大)9大学の合格実績を比較します。
17校の全体では、昭和50年度の334人に対して平成22年度は171人と51.2%、平成23年度は194人と58.1%に低下しています。

各高校別にみると、昭和50年度の合格実績を2カ年とも上回っているのは、18高校の中で加治木高校だけです。定員が平均で昭和50年度の60%程度となっていることから、加治木高校は実質平均学力が伸びているものと想定されます。

平成22・23年の各高校の卒業生数を鶴丸高校と同様、昭和50年の60%程度と想定した場合、国立大学の定員数は変動があるものの、昭和55年度と平成22・23年度の定員数はほとんど変わらないと考えられることから、合格者数が昭和50年度の60%に満たない場合は、平均学力が低下し、合格者数も実質低下したものと想定されます。

2カ年の合格者数の平均が60%を下回っているのは、中央、鹿屋、川内、出水、加世田、国分の他に錦江湾、指宿、志布志、川辺、伊集院は実績0となっています。
特に、中央、錦江湾、鹿屋、加世田、川辺の減少が目立ちます。

減少の大きな要因は、九大の合格者数が減少したことにあります。
(九大)
中央 45 → H22 5、H23 9  錦江湾  5  →H22・23 0   鹿屋  18  →H22 3、H23 4
川辺   7  → H22・H23 0

ラ・サール高校は、東大から国公立大学医学部にシフトしているため、一概には言えませんが難関国立大学の合格実績は昭和50年度の55%~70%程度となっています。


鹿児島県内高校の難関国立大学9大学国立大学合格実績
 区  分


鹿











宿










鹿





H23年度 98 44 10 8 2 0 12 5 3 6 0 1 0 4 0 0 1 0 194 3 74
H22年度 96 35 5 5 3 0 13 6 2 1 2 0  0 2 0 0  0  1  171 1 94
S50年度 124 66 48 20 4 12 11 11 5 8 6 2 0 4 7 3 3 0 334 3 134
H23対S50比% 79 67 21 40 50 0 109 45 60 75 0 50 100 0 0 33 0 58.1 100 55
H22対S50比% 77 53 10 25 75 0 118 55 40 13 33 0 50 0 0 0 51.2 33 70
平均S50比% 78 60 16 33 63 0 114 50 50 44 17 25 75 0 0 17 0 54.6 67 63

09.11.11:32

鹿児島県内高校の国立大学合格実績

先日掲載した昭和50年の国立大学合格実績を掲載した公立高校と鹿児島高校、ラ・サール高校の平成22・23年度の合格実績を掲載します。

国分高校は、国立大学の合格実績が公表されていません。
分析結果については、明日掲載したいと思います。


平成22・23年度鹿児島県内高校の国立大学合格実績     上段:平成23年度  下段:平成22年度
 


鹿











宿










鹿





東大 25
15
1
 
                                26
15
  29
36
京大 6
4
4
3
   
1
   
1
                      10
 9
  8
4
九大 37
48
29
26
9
5
4
3
2
2
  7
10
5
5
2
2
5
1

 2
1
 
  4
1
    1
 

1
106
106
1
1
20
26
北大 1
 
1
2
  1
 
                            3
2
  1
4
東北大 4
3
2
1
         
 1
                    6
5
  1
 12
名大 3
2

1
        1
 
                      4
3
  5
 3
阪大 14
15
6
 
1
 
2
1

 1
  2
2
  1
 
1
 
       
1
        27
20
2
 
2
5
小計 90
87
43
33
10
5
7
5
2
3

0
10
13
5
6
3
2
6
1
 
2

 

0
4
2
 
0
 
0
1
 0

 1
182 
160
3
1
66
90
一橋大 4
7

2
  1
 
    1
 
                     
9
  6
 3
東工大 4
2
1
 
        1
 
                      6
2
  2
 1
小計 8
9
1
2
  1
 
    2
 
                      12
11
  8
4
合計 98
96
44
35
10
5
8
5
2
3

0
12
13
5
6
3
2
6
1

 2
1
 
 
0
4
2
 
0

 0
1
 0

 1
194
171
3
1
74
94
筑波大 4
2
4
5
1
 
7
 

1
  3
4
2
1
  2
 
       
2
     
 1
23
16
  4
2
東京外大 3
1
1
1
          1
 
  1
 
  1
 
            7
2
  1
 1
東京学芸大 5
1
4
4

3
1
 

 1
1
 
1
 1
1
 
  2
1
 
1
            15
 12
   
東京農工大 4
2
    1
 
1
 
                          6
2
  2
1
お茶の水女子大 5
4
1
2
                               
6
   
電気通信大   1
1
    1
2
   
 1
                    2
4
1
 
 
横浜国立大 7
4
2
4
3
2
1
 
    4
1
                      17 
11
  5
9
大阪外語大                                          
奈良女子大 3
2
2
 
        1
 1
1
 
  1
 
            1
 
 
3
   
広島大 9
12
9
12
8
6
3
1
1
3
  6
11 
5
5
2
1
4
3
  1
 
  5
1
    1
 
  54
55
 
1
1
2
九州工業大 2
1
4
9
5
6
5
3
4
1
1
6
 3
2
1
  3
3
  2
2
   
  1
 

1
34
 35
1
 

 2 
佐賀大
 
1
1
2
1
2
2
1
1
2
1
4
5
2
7
2
5
2
2
 
2
2
1
1
2
      1
 
 22
30
 
1
3
 2 
長崎大
1
10
3
1
3
4
6
6
6
2
1
3
5
6
3

3
2
1
  1
2
2
 
2
2

 1
  1
1
  40
38
1
 
3
3
熊本大 5
12
20
18
15
15
8
10
4
5
1
 
21
26
9
15
3
4
4
4
  1
1
1
1
3
1
1
 
1
 
2
6
1
 
100
118
2
 
7
11
大分大 1
 
1
 4

1

3
2
2
2
 
 
2

2
1
4
 
2
 
1
 

 5
1
1
1
3
3
1
15
28
 
1

 1
宮崎大 1
1
5
8
7
1
12
6
2
6
2
5
9
6
6
13
1
1
6
7
  2
5
3
4
6
1
2
5

 2
3
6
1
 
68
77
 
2
5
4
鹿児島大 74
70
119
112
111
123
51
48
54
64
14
8
71
65
61
60
19
21
37
29
  15 
18
12 
5
15
11
9
9
6
 
25
25
12
 8
705
676
12
22
15
19 
琉球大 1
 
    3
1
3
2

1
1
3
2
 
2
1
1
4
 
 2

1
7
6
2
1

 1

 1
1
1
23
29
  1
 
小計 124
113
184
184
155
161
98
80
78
97
25
20
130
144
89
108
29
38
66
58
  23
28
22
12
40
26
14
22
8
4
36
42
19
12
1139
1149
20
27
47
57
その他 19
12
16
23
19
24
1
12
9
18
2
 
16
23
22
19
9
8
10
2
   1
12
5
7
9
12
2
2
4
4
4
9

4
148
191
1
1
21
 29
国立大 241
221
243
242
174
188
107
97
89
115
28
20
158
166
116
133
41
48
82
61
 (65)
(59)
25
40
27
19
53
50
16
24
12
8
40
51
19
16
1471
1499
21
28
142
 180

09.10.07:28

昭和50年度の鹿児島県内高校の国立大学合格者数

先日、昭和50年度の鹿児島県内の国立大学の合格実績について掲載しました。

現在の国立大学の合格実績との比較を行うためには、各種要素を調べておく必要があります。

①鹿児島県内高校の在校生数数と鶴丸高校の卒業生数
平成21年の鹿児島県の高校の在校生数は、昭和50年に比較して58.1%となっています。
また、平成21年の鶴丸高校の卒業生数は、昭和50年に比較して62.5%となっています。
このことから、鹿児島県内の学生数を考慮して定員を減少させており、各高校ともほぼどうような割合で卒業数が減少しているものと想定されます。

②東京大学の入学定員と全国の高校卒業生数・大学進学率
平成21年度の東大の入学定員は、昭和54年度と同数となっています。東大の入学定員は、平成4年度には3586人まで増員され、その後、減少しています。
平成21年の全国の高校卒業生は、昭和50年に比較して80.1%となっていますが、大学の進学率は26.7%から50.2%に上昇しています。
難関大学レベルにある生徒は、ほぼ100%大学に進学するものと想定され、大学進学率は考慮する必要性はそれほど高くないと思われます。

この2つのことから、鹿児島県の卒業生数や在校生数の昭和50年に対する割合が60%に落ち込んでいるのに対して、全国平均は80%程度にとどまっていることから、鹿児島県の高校の卒業生の全国の卒業生に対する割合が低下することとなり、難関大学の国立大学合格者数は昭和50年の60%以下になることが推測されます。

たとえば、九大であれば、卒業生数の割合から鹿児島県の合格者数が60%以下となり、福岡県等の合格者数は増加するということになります。

したがって、よく鹿児島県の高校の学力が低下したとよく言われますが、上記のような卒業生数の減少傾向が他県に比較して大きいことが合格者数の減少につながり、合格者数だけで見ている場合が多くあるのではないかと思われます。


 区        分 昭和50年① 平成21年② 割合②/①(%)  備  考
鹿児島県内
全日制本科学生数(公立・私立)3学年合計
(1学年平均生徒数)
90,498
(30,166)
52,535
(17,512)
   58.1  
全国高校卒業生数 1,327,407 1,063,581    80.1  
 鶴丸高校卒業生数  496  310           62.5  
 東京大学入学定員  ※3,063  3,063  100.0  
 全国4年制大学進学率  27.2%  50.2%  188.0  
※昭和54年度

09.07.18:37

昭和50年度鹿児島県内高校の国公立大学合格実績

近年の鹿児島県の高校の学力が低下しているとの話があります。
しかし、これは、いつの時代との比較でそのような話になっているか具体的なデータで検証したものは見受けられません。
そこで、今回は、過去の文献から検証してみたいと思います。このデータは昨年10月にも掲載させて頂きましたが今一度確認したいと思います。

鹿児島県の主な高校の合格実績は、過去の情報はサンデー毎日や週刊朝日などの週刊誌に掲載されていますが、現在そのような雑誌は手元にありません。

そこで、今回は、過去のデータで唯一書籍で掲載されている昭和50年度の国立大学の合格実績について掲載します。


鶴丸高校等の大規模校の卒業生数は500人前後で現在より1.56倍多くなっています。
公立高校18校の九大合格者は246人に達しています。
鹿屋高校の九大合格者数18人が目を引きます。また、多くの高校(少なくとも16校)が九大に合格者を出していることがわかります。

昭和50年度鹿児島県内高校の国立大学合格実績
 


鹿











宿










鹿





東大 21 4   1     1   2          1   1     31    83
京大 1 7 1     1 1     3  1                15    14
九大 85 49 44 18 4 5 8 8 1  4  3  2    3 7  3 3    246 2  29
北大     2         2 1                    5    1
東北大   2   1            1                  4  1
名大 2           1                        3    4
阪大 5 3       4   1 1                    14  
小計 114 65 47 20 4 10 11 11 5  8  4  2    4  7  3  3    318  134
一橋大 7   1     1          2                11    11
東工大 3 1       1                         5    1
小計 10 1 1     2          2                16   12 
合計 124 66 48 20 4 12 11 11 5  8  6    4  7  3  3    334   146 
筑波大 5 1 2 1 1            1               11     1
東京外大 2                    1                3    2
東京学芸大 1 1 1 2   1                1        8    
東京農工大 1 1 1 3 1       1               1 10     1
お茶の水女子大 8 5       1       1                  15    
電気通信大 4 1 1       2      1        1  2      1 13    
横浜国立大 8 1 1       2                        12  
大阪外語大 1 1 1 1   1   1      1      1         8    
奈良女子大 2 1     1                            4    
広島大 14 9 6 1   3     2         1  2       38   
九州工業大 5 1 2     1     2                  12  
佐賀大   1 1 5 3 1 1 1 5         2        22  1  
長崎大 21 4 13 10 5 4 2 3 4  4      2    1  1  1   75  
熊本大 21 30 12 11 10 3 6 7 6  3  7  1    5  4  7    139  11
大分大     1 3 1 1 1 1 3  2  1          2     16     
宮崎大 4 17 33 16 10 8 5 6 3 15   7  10  12  1  6  1 8  169    
鹿児島大 111 146 149 55 55 57 42 32 19  30  25  25  15 14  12  11  18  7  823 21 
琉球大   1 6 20 2 5 12 16 11 7  8  13      2  5 115   
小計 208 221 230 128 89 86 73 67 56 58   50  49  39 32  31  25  29  22 1493  14  46 
その他 14 24 12 13 15 6 4 8 12  1  3 6  2  8  2  2 140  16 
国立大 346 311 290 161 108 104 88 86 73 72  58   52 42   42 40   36  34 24  1967  18   208

09.03.21:35

鹿児島県内高校の国公立大学合格実績

昨日、鶴丸高校の難関国立大学の合格実績の推移を掲載しました。
本日は、昭和49(1974)年度から昭和53(1978)年度入試、平成3(1992)年度から平成5(1994)年度入試の国公立大学医学部の合格者数を加えてみました。

鶴丸高校の定員は、最大で550人となっています。
国公立大学の入試の変遷は以下のとおりです。
①昭和24(1949)年度から53(1978)年度までは、「一期校・二期校」 時代 (東大などの旧帝大系は一期校)で、旧帝大の併願は不可能でした。
②昭和54(1979)年度から61(1986)年度までは「入試期日の一本化」 と「共通第一次学力試験」 時代で、受験機会が1回となりました。ただし「共通第一次学力試験」 は平成元年度まで継続されました。
③昭和62(1987)年度以降は、新たな 「受験機会の複数化」 時代 (当初東大はB日程グループ、その後平成2年度から原則的分離分割方式へ)となり、昭和62(1987)年、昭和63(1988)は、東大・京大のダブル合格者が多くでました。 
東大合格者数は、1972年度の31人が最高で、1983年度、1999年度、2001年度に29人となっています。
京大合格者数は、東大・京大の併願が可能となった1987年度から1991年度に多くなり、最高で17人となっています。

国公立医学部合格者数は1977年に59人と最も多く、卒業生数に対する割合は10.8%で最も高くなっています。

旧帝大の合格者数は、1974年度に最高の128人となっていますが、卒業生数に対する割合を見ると、2001年度が29.8%(119人)で最高となっており、近年は80人台となっており、卒業生数に対する割合は28%台と高くなっています。
これは、定員数の減少に比較して、学力上位層の減少が少ないことが起因していると考えます。

定員数の減少から相対的に難関国立大学の合格者数は減少傾向にありますが、一方で卒業生数に対する割合は高くなっていることから、現状を維持しているものと想定されます。

医学部を含めると、卒業生数に対する割合は、2005年度に40%に達した以降4年間30%台で推移しましたが、2010年度、2011年度には40%を越えました。

志学館高等部の1回生の卒業は平成5(1993)年度、池田学園池田高校の1回生の卒業は翌年の平成6(1994)年度です。特に、それ以降で大きな変化はありません。

平成10(1998)年度は、東大に志学館高等部6人、池田学園池田高校4人が合格していますが、その年鶴丸高校は26人が合格しています。




鶴丸高校の難関国立大学合格実績   【  】は、旧帝大合格者  (   )は卒業生数に対する割合
年度 卒業
生数








旧帝大計







部 
合計 
2011 311 25 6 14 4 3 37 1 90(28.9) 4 4 8 98(31.5) 32【1】(10.3) 129(41.5) 
2010 306 15 4 15 3  48 0 87(28.4) 7 2 9  96(31.4) 32(10.5) 128(41.8) 
2009 310 14 4 12 3  3  45 1 82(26.5) 7 2 9  91(29.4) 24【3】(7.7) 112(36.1) 
2008 312 22 6 10    2  47 1 88(28.2) 7 11  99(31.7) 22【3】(7.1) 118(37.8) 
2007 351 16 3 10 2  1  33 1  66(18.8) 5 1 6  72(20.5) 32(9.1) 104(29.6) 
2006 357 21 9 4 0  1  46 0  81(22.7) 5 8  89(24.9) 23(6.4) 111(31.1) 
2005 360 21 7 13 1  2  46 1  91(25.3)  11 18   109(30.3) 38【3】(10.6) 144(40.0) 
2004 399 22 2 9 2  3  43 1  82(20.6)  7 6 13  95(23.8) 27 (6.8) 118(29.6) 
2003 396 17 11 7 0 3 36 1 75(18.9)  3 5  80(20.2)    
2002 400 24 9 8 1 1  41 5 89(22.3)            
2001 399 29 9 6 3 4  66 2  119(29.8)  12  6 18  137(34.3)    
2000 397  14                          
1999 428 29 8 12 2  55 109(25.5)  6 4 10  119(27.8) 44(10.3) 163(38.1) 
1998 452 26 9        56    91(20.1)  5 6 11  102(22.6) 樟南文理1回生
鹿実文理1回生
 
1997 451 7 6 13 0  41  3  73(16.2)  5 11   84(18.6)    
1996 448 18 12 7 3  3  39  2  84(18.8)  6 5 11  95(21.2)    
1995 455 20 4 17 3  1  40  0  85(18.7)  6 6 12   97(21.3)    
1994 448 26 8 12 3  2  57  3  111(24.8)  8 8 16  127(28.3) 池田学園1回
45
172(38.4) 
1993 499 19 9 3 4  4  43  0  82(16.4)  18 22 104(20.8) 志学館1回生 
58
162(32.5)
1992 512 17 8 11 4  2  56  5  103(20.1) 21 8 29  132(25.8) 55 187(36.5) 
1991 491 15 15 14 4  1  48  2  99(20.2)  13 16   115(23.4) 東大・京大
ダブル受験 
 
1990 500 12 14 8 4  1  35  2  76(15.2)  8 12  88(17.6)  東大・京大
ダブル受験
 
1989 494 15 17 8 4  8  60  4  116(23.5)  6 12   128(25.9)  東大・京大
ダブル受験
 
1988 494 11 15 16 3  1  46  0  92(18.6)  12 17  109(22.1) 東大・京大
ダブル合格
(A・B分離) 
 
1987 498 15 16 12 3  3  69  0  118(23.7)  9 17   135(27.1)  東大・京大
ダブル合格
(A・B分離)
受験複数化 
1986 485 12 3 11 2  1  43  2  74(15.3)  7 4 11 85(17.5)   受験機会1回 
1985 493 19 9 12 2  2 45  3  92(18.7)  11 16   108(21.9)  
1984 503 19 3 10 2  1  30 2  67(13.3)            〃
1983 495 29 2 11 3  1  50 1  97(19.6)            〃
1982 500 16 6 6 3  4  48 2  85(17.0)            〃
1981 499 18                          〃
1980 493 26 11 2 3  2  50 2  96(19.5) 8  11 107(21.7)    〃
1979 494 20 8 7 3  1  56 1  96(19.4)  11    11  107(21.7)   受験機会1回 
1978 547 19 9 5      68 1 102(18.6)          58(10.6)  
1977 547 25                       59(10.8)  
1976 513 16                       48(9.4)  
1975 496 21 1 5    2 85    114(23.0) 7 3 10 124(25.0) 51(10.3)  175(35.3)
1974 511 20   9      99   128(25.0) 13   13  141(27.6) 42(8.2)  183(35.8)
 1975年の東大合格者数は、鶴丸高校100周年記念誌による。

09.02.23:40

鹿児島県内高校の国公立大学合格実績推移

鹿児島県内の公立高校の国公立大学の合格実績が、昔に比べて低下したと言われています。たとえば、昔であれば鶴丸・甲南・鹿児島中央では九大合格者数が100人近くいたとか、越えていたとかそういう話がでます。しかし、それ以外はデータで示されたものはあまりありません。

そこで今回は、鶴丸高校の難関国公立大学の合格実績について掲載してみたいと思います。
昔は、鹿児島県内の私立の進学校は、ラ・サール高校のみでしたが、その後、志学館や池田学園などの中高一貫教育校が出てきており、これらの高校との関係を頭に入れておく必要があります。

鶴丸高校の難関国立大学の合格実績の状況は下表のとおりです。

鶴丸高校の定員は、最大で550人となっています。
国公立大学の入試の変遷は以下のとおりです。
①昭和24(1949)年度から53(1978)年度までは、「一期校・二期校」 時代 (東大などの旧帝大系は一期校)で、旧帝大の併願は不可能でした。
②昭和54(1979)年度から61(1986)年度までは「入試期日の一本化」 と「共通第一次学力試験」 時代で、受験機会が1回となりました。ただし「共通第一次学力試験」 は平成元年度まで継続されました。
③昭和62(1987)年度以降は、新たな 「受験機会の複数化」 時代 (当初東大はB日程グループ、その後平成2年度から原則的分離分割方式へ)となり、昭和62(1987)年、昭和63(1988)は、東大・京大のダブル合格者が多くでました。 
東大合格者数は、1972年度の31人が最高で、1983年度、1999年度、2001年度に29人となっています。
京大合格者数は、東大・京大の併願が可能となった1987年度から1991年度に多くなり、最高で17人となっています。

旧帝大の合格者数は、1974年度に最高の128人となっていますが、卒業生数に対する割合を見ると、2001年度が29.8%(119人)で最高となっており、近年は80人台となっており、卒業生数に対する割合は28%台と高くなっています。
これは、定員数の減少に比較して、学力上位層の減少が少ないことが起因していると考えます。

定員数の減少から相対的に難関国立大学の合格者数は減少傾向にありますが、一方で卒業生数に対する割合は高くなっていることから、現状を維持しているものと想定されます。

医学部を含めると、卒業生数に対する割合は、2005年度に40%に達した以降4年間30%台で推移しましたが、2010年度、2011年度には40%を越えました。

志学館高等部の1回生の卒業は平成5(1993)年度、池田学園池田高校の1回生の卒業は翌年の平成6(1994)年度です。特に、それ以降で大きな変化はありません。

平成10(1998)年度は、東大に志学館高等部6人、池田学園池田高校4人が合格していますが、その年鶴丸高校は26人が合格しています。




鶴丸高校の難関国立大学合格実績   【  】は、旧帝大合格者  (   )は卒業生数に対する割合
年度 卒業
生数








旧帝大計







部 
合計 
2011 311 25 6 14 4 3 37 1 90(28.9) 4 4 8 98(31.5) 32【1】(10.3) 129(41.5)   
2010 306 15 4 15 3  48 0 87(28.4) 7 2 9  96(31.4) 32(10.5) 128(41.8) 
2009 310 14 4 12 3  3  45 1 82(26.5) 7 2 9  91(29.4) 24【3】(7.7) 112(36.1) 
2008 312 22 6 10    2  47 1 88(28.2) 7 11  99(31.7) 22【3】(7.1) 118(37.8) 
2007 351 16 3 10 2  1  33 1  66(18.8) 5 1 6  72(20.5) 32(9.1) 104(29.6) 
2006 357 21 9 4 0  1  46 0  81(22.7) 5 8  89(24.9) 23(6.4) 111(31.1) 
2005 360 21 7 13 1  2  46 1  91(25.3)  11 18   109(30.3) 38【3】(10.6) 144(40.0) 
2004 399 22 2 9 2  3  43 1  82(20.6)  7 6 13  95(23.8) 27 (6.8) 118(29.6) 
2003 396 17 11 7 0 3 36 1 75(18.9)  3 5  80(20.2)    
2002 400 24 9 8 1 1  41 5 89(22.3)            
2001 399 29 9 6 3 4  66 2  119(29.8)  12  6 18  137(34.3)    
2000 397  14                          
1999 428 29 8 12 2  55 109(25.5)  6 4 10  119(27.8) 44(10.3) 163(38.1) 
1998 452 26 9        56    91(20.1)  5 6 11  102(22.6) 樟南文理
鹿実文理 
 
1997 451 7 6 13 0  41  3  73(16.2)  5 11   84(18.6)    
1996 448 18 12 7 3  3  39  2  84(18.8)  6 5 11  95(21.2)    
1995 455 20 4 17 3  1  40  0  85(18.7)  6 6 12   97(21.3)    
1994 448 26 8 12 3  2  57  3  111(24.8)  8 8 16  127(28.3) 池田学園池田   
1993 499 19 9 3 4  4  43  0  82(16.4)  18 22 104(20.8) 志学高等部   
1992 512 17 8 11 4  2  56  5  103(20.1) 21 8 29  132(25.8)    
1991 491 15 15 14 4  1  48  2  99(20.2)  13 16   115(23.4)    
1990 500 12 14 8 4  1  35  2  76(15.2)  8 12  88(17.6)    
1989 494 15 17 8 4  8  60  4  116(23.5)  6 12   128(25.9)    
1988 494 11 15 16 3  1  46  0  92(18.6)  12 17  109(22.1)    
1987 498 15 16 12 3  3  69  0  118(23.7)  9 17   135(27.1)    
1986 485 12 3 11 2  1  43  2  74(15.3)  7 4 11 85(17.5)    
1985 493 19 9 12 2  2 45  3  92(18.7)  11 16   108(21.9)    
1984 503 19 3 10 2  1  30 2  67(13.3)            
1983 495 29 2 11 3  1  50 1  97(19.6)            
1982 500 16 6 6 3  4  48 2  85(17.0)            
1981 499 18                          
1980 493 26 11 2 3  2  50 2  96(19.5) 8  11 107(21.7)    
1979 494 20 8 7 3  1  56 1  96(19.4)  11    11  107(21.7)    
1978 547 19 9 5      68 1 102(18.6)             
1977 547 25                          
1976 513 16                          
1975 496 21 1 5     85    112(22.6)            
1974 511 20   9      99   128(25.0) 13    13   141(27.6)    
 1975年の東大合格者数は、鶴丸高校100周年記念誌による。

08.17.23:43

平成23年度ラ・サール高校の国公立大学実績

平成23年度のラ・サール高校の国公立大学合格者数は151人で、そのうち現役59人、1浪53人、2浪以上39人となっています。

区分 合計 現役 1浪 2浪
以上
国立大 142 58(40.8%) 50(35.2%) 34(24.0%)
公立大 9 1(11.1%) 3(33.3%) 5(55.6%)
151 59(39.1%) 53(35.1%) 39(25.8%)

2浪以上39人の内訳は以下のとうりと想定されます。

非医学部 18人
東京大1人、一橋大1人、北海道大1人、東北大1人、名古屋大1人、神戸大3人、東京農工大1人
山口大2人、九大1人、長崎大1人、熊本大1人、宮崎大1人、鹿児島大2人、熊本県立大1人

医学部医学科 21人
山梨大3人、信州大1人、岡山大1人、広島大1人、山口大1人、愛媛大1人、長崎大1人、熊本大4人
鹿児島大3人、琉球大1人、横浜市立大2人、奈良県立医科大1人、大阪市立大1人

大学名 2011
全体 医学部 現役 1浪 2浪以上
北海道大  1       1
東北大  1       1
筑波大  4 1 1 3  
埼玉大 1     1  
東京大  29 3 18 10 1
一橋大  6   3 2 1
東京工業大  2   1 1  
東京農工大  2     1 1
東京外国語大 1   1    
千葉大 2 1 1  
横浜国立大  5     5  
山梨大 3     3
信州大  1 1     1
名古屋大  5 4 4   1
滋賀医科大 1 1   1  
京都大  8 1 5 3  
京都繊維大 1   1    
大阪大  2     2  
神戸大  5 2 1 1 3
岡山大  1 1     1
広島大  1 1     1
山口大 3 1     3
愛媛大 2 2 1   1
徳島大 1 1 1    
九州大 20 11 10 9 1
佐賀大 3 3   3  
長崎大 3 2   1 2
熊本大 7 6 1 1 5
宮崎大 5 3 2 2 1
鹿児島大 15 13 7 3 5
琉球大 1 1     1
国立計 142 63 58 50 34
           
札幌医科大 1 1   1  
首都大学東京 1     1  
横浜市立大 2 2     2
名古屋市立大 1 1 1    
奈良県立医科大 1 1     1
大阪市立大 1 1   1  
大阪府立大 1       1
熊本県立大 1       1
公立大計 9 6 1 3 5
           
合計 151 69 59 53 39