11.23.17:38
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06.08.18:28
平成22年度鹿児島県公立高校入試状況
平成22年度鹿児島県公立高校の入試状況について掲載します。
理科
①平成21年度は、標準偏差は小さくなったものの、正規分布に近い理想的な得点分布となっている。
②平成20年度に比較して、平均点が2.4点低くなったが、81点~90点層は0.7%と4分の1となり、得点上位層の識別値は上がったものと想定されるが、少し81点以上の層が少なくなりすぎている。
③平成22年度は、81点以上の得点者が増加し、41点~60点にピークが分散し、分布割合も小さくなっている。
(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が19.2だったの対して、平成20年度19.0、平成21年度16.2と小さくなっている。
平成21年度の標準偏差が小さいのは、81点以上の分布の割合が小さくなったためと想定される。
平成22年度は、標準偏差が19.7まで拡大し、得点分布のバラツキが大きくなり学力の識別が上昇したと想定される。
平成21年度の得点分布は理想的な得点分布に近いものとなっているため、若干81点以上の割合を増加させるように入試問題を作成する必要があると思われます。
平成22年度は、平成21年度の結果を反映して問題の難易度の見直しを行った成果が出ているものと思われます。
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理科
①平成21年度は、標準偏差は小さくなったものの、正規分布に近い理想的な得点分布となっている。
②平成20年度に比較して、平均点が2.4点低くなったが、81点~90点層は0.7%と4分の1となり、得点上位層の識別値は上がったものと想定されるが、少し81点以上の層が少なくなりすぎている。
③平成22年度は、81点以上の得点者が増加し、41点~60点にピークが分散し、分布割合も小さくなっている。
(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が19.2だったの対して、平成20年度19.0、平成21年度16.2と小さくなっている。
平成21年度の標準偏差が小さいのは、81点以上の分布の割合が小さくなったためと想定される。
平成22年度は、標準偏差が19.7まで拡大し、得点分布のバラツキが大きくなり学力の識別が上昇したと想定される。
平成21年度の得点分布は理想的な得点分布に近いものとなっているため、若干81点以上の割合を増加させるように入試問題を作成する必要があると思われます。
平成22年度は、平成21年度の結果を反映して問題の難易度の見直しを行った成果が出ているものと思われます。
区 分 |
平均点 |
標準偏差 |
0~10 |
11~20 |
21~30 |
31~40 |
41~50 |
51~60 |
61~70 |
71~80 |
81~90 |
||
三角分布 | 等分布 | 平均 | |||||||||||
H22 | 43.3 | 19.1 | 20.3 | 19.7 | 4.4 | 11.6 | 14.3 | 14.9 | 15.9 | 15.9 | 13.2 | 8.1 | 1.8 |
H21 | 45.1 | 15.7 | 16.8 | 16.2 | 1.3 | 6.2 | 13.2 | 18.6 | 21.7 | 19.5 | 3.3 | 5.5 | 0.7 |
H20 |
47.5 |
18.4 | 19.6 | 19.0 |
1.5 |
8.1 |
13.2 |
15.2 |
16.0 |
16.4 |
15.6 |
11.1 |
2.8 |
H19 |
48.4 |
18.5 | 19.8 | 19.2 |
1.6 |
6.7 |
11.7 |
16.7 |
17.8 |
16.2 |
13.8 |
9.8 |
5.7 |
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