11.23.14:29
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05.17.13:26
平成20年度鹿児島県公立高校入試分析1
平成20年度鹿児島県公立高校入試を分析します。
詳細は、鹿児島県教育委員会のホームページに掲載されていますが、違う視点で分析してみます。
まず、得点別の分布状況を見てみます。
(分析)
①平均点が昨年に比較して13.8点高くなったことに伴い、得点階層のうち下位層は減少し、上位層は増加した。
②特に、350~399点層が5%アップしているのに対して、400点以上層は0.5%とわずかに増加している。
③最高点は、昨年の433点に対して、430点と3点減少していることから、難易度が非常に高い問題が昨年より若干増えたため頭打ちとなって減少した結果となった。
④一方、やさしい問題が増えたため、平均点の大幅増加を招き、350点以上は非常に激烈な状況になっている。
⑤入試問題においては、各問題の正答率と科目全体の得点の相関をとった識別値によりいい問題か悪い問題か識別できるが、おそらく、昨年の問題に比較して識別値は小さくなり、学力差を識別できない悪い問題が増えた可能性がある。
⑥したがって、成績上位層である鶴丸、甲南の志願者は、学力検査ではほとんど差が表れず、学力差というよりもミス率の差によって、合否が判定された可能性が高い。
次回も分析を続けます。
得点分布
詳細は、鹿児島県教育委員会のホームページに掲載されていますが、違う視点で分析してみます。
まず、得点別の分布状況を見てみます。
(分析)
①平均点が昨年に比較して13.8点高くなったことに伴い、得点階層のうち下位層は減少し、上位層は増加した。
②特に、350~399点層が5%アップしているのに対して、400点以上層は0.5%とわずかに増加している。
③最高点は、昨年の433点に対して、430点と3点減少していることから、難易度が非常に高い問題が昨年より若干増えたため頭打ちとなって減少した結果となった。
④一方、やさしい問題が増えたため、平均点の大幅増加を招き、350点以上は非常に激烈な状況になっている。
⑤入試問題においては、各問題の正答率と科目全体の得点の相関をとった識別値によりいい問題か悪い問題か識別できるが、おそらく、昨年の問題に比較して識別値は小さくなり、学力差を識別できない悪い問題が増えた可能性がある。
⑥したがって、成績上位層である鶴丸、甲南の志願者は、学力検査ではほとんど差が表れず、学力差というよりもミス率の差によって、合否が判定された可能性が高い。
次回も分析を続けます。
得点分布
区分 |
受検 |
0~ 49 |
50~ 99 |
100~149 |
150~199 |
200~249 |
250~299 |
300~349 |
350~399 |
400~450 |
平均点 |
平成20年度 |
13,498 |
0.2 |
2.9 |
9.2 |
13.2 |
16.7 |
18.9 |
20.5 |
16.3 |
2.0 |
262.6 |
平成19年度 |
13,610 |
0.4 |
4.4 |
9.9 |
15.6 |
18.2 |
19.2 |
19.5 |
11.3 |
1.5 |
248.8 |
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科目によって平均点にばらつきが出るのは、まずいのではと考えます。
今回、英語の平均点が高いのですが、英語を得意としている子はここで他の子を
引き離せずに、泣いた子も多かったのではないかと思いますが、どうでしょう。
Re:やっぱり~
そのとおりですね。
確か、出題傾向が若干変わったと記憶しています。
この点については、次回以降に分析したいと思います。
また、近年、5科目の総得点も平成17年度に238.9点の最低点を記録し、平成20年度262.6点の最高点を記録するなどその差23.7点の差が生じており、あまりにも振れ幅が大きすぎます。
この点についても改善しないと、学力の識別ができなくなり、受験生にとってはかわいそうな結果となってしまいます。
確か、出題傾向が若干変わったと記憶しています。
この点については、次回以降に分析したいと思います。
また、近年、5科目の総得点も平成17年度に238.9点の最低点を記録し、平成20年度262.6点の最高点を記録するなどその差23.7点の差が生じており、あまりにも振れ幅が大きすぎます。
この点についても改善しないと、学力の識別ができなくなり、受験生にとってはかわいそうな結果となってしまいます。
これは、450点中の平均点なんですか?
Re:無題
コメントありがとうございます。
450点満点の平均点です。
今年の入試問題はどうでしたか?
450点満点の平均点です。
今年の入試問題はどうでしたか?
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