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  • 11/23/18:21

05.27.00:22

平成24年度鹿児島県公立高校入試状況

今回は、各科目ごとの得点別分布状況について分析してみます。
学力を識別するためには、平均点を対称軸とした山型の得点分布状況になっているのが望ましいと思われます。

それでは、各教科ごとに見てみましょう。

国語
①平均点
(平成20年度) 
平均点が上がったことに伴い、成績上位層が71点~80点(11.3%)に集まった。一方で、81点(得点率90%)以上の者はそうれほど増加していなかった。

(平成21年度) 
71点~80点の得点分布を下げるため、平均点を下げることとし、平成19年度並の得点分布(6.4%)になったものの、51点~60点の得点分布が29.4%と非常に高くなった。

(平成22年度)
平成21年度の51点~60点の得点分布が高かったため、この得点分布を低下させるために難易度の高い問題と難易度の低い問題を増やし、この階層の得点分布を21.8%に低下させることができた。

(平成23年度)
平均点は若干上がった。51点~60点の得点分布が若干高くなった。

(平成24年度)
平均点は、平成23年度と同じ程度であった。51点~60点の得点分布が高くなりました。

②難易度別問題数
平成21年度の要因は、0点~40点層の得点分布が平成20年度とほとんど変わらなかったことが要因となっている。
 つまり、易しい問題が平成20年度並にあったと想定され、難易度の高い問題も若干増えたことにより、51点~60点に集中したと想定されます。
②したがって、平成19年度と比較して平成20年度は成績上位層の、平成21年度は成績中位層の学力の識別値が悪くなっていたが、平成22年度は改善されている。
③識別値を高めるため、平均点を下げるととともに、難易度の低い問題を若干減らして0点~40点層の得点分布を増やしたものと想定されます。

(標準偏差)
得点分布の散らばり具合をみるためには、標準偏差が判断材料になりますが、得点分布から試算してみると、
平成19年度が15.6だったの対して、平成20年度14.0、平成21年度12.9と年々小さくなっています。
つまり、標準偏差が小さくなるということは、それだけ得点分布が集中している傾向を示していることとなり、学力の識別が悪くなっている可能性があります。
平成22年度は、改善した結果、標準偏差は16.4まで増加しました。
平成23年度は、標準偏差は14.2で若干小さくなっており、得点の分散が若干小さくなった。
平成24年度は、標準偏差は13.1とさらに若干小さくなっており、得点の分散が若干小さくなった。


国語は、他の模試やテストでも、他の科目に比較して標準偏差が小さくなる傾向にありますが、入試結果を分析し、問題ごとに難易度を調整する必要があります。
平成19年度の得点分布は、理想的な得点分布を示しているので、この入試問題の各問題の難易度の分布状況を分析して、入試問題を作成する必要があると思われましたが、そのような対応が図られたものと思われます。

ただし、若干平均点が高いため、7点程度低下させれば理想に近い得点分布となると思われます。


鹿児島県公立高校入試  国語   

区 分

平均点

標準偏差

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

三角分布 等分布
H24 53.1 12.3 13.9 13.1 0.2 1.8 5.0 10.6 20.3 29.8 24.7 7.5 0.2
H23 53.2 13.6 14.8 14.2 0.3 1.7 5.9 11.8 19.9 25.7 23.8 10.3 0.6
H22 52.2 15.7 17.0 16.4 0.9 3.3 7.5 13.3 18.1 21.8 20.2 13.5 1.4
H21 54.2 12.2 13.5 12.9 0.2 1.2 4.9 12.2 23.1 29.4 22.3 6.4 0.3

H20

54.2

13.4 14.7 14.0

0.3

1.5

5.0

11.4

17.6

25.9

26.5

11.3

0.5

H19

47.7

15.1 16.2 15.6

0.9

4.2

10.4

17.2

22.1

22.5

15.0

6.8

0.8




97bd3327.jpeg
PR

05.26.22:45

平成24年度鹿児島県公立高校入試状況

平成24年度鹿児島県公立高校入試結果について分析します。
昨日、5教科合計の得点分布について掲載しましたが、この得点分布状況について、追加分析しました。

得点分布状況の見方で重要なのは、得点のばらつき具合(分散)がどの程度なっているのかです。
平均点を中心に得点分布の分散が大きければ、学力の識別が行いやすいですが、得点分布が集中してしまうと学力の識別が難しくなります。

平成20年度の平均点が上昇したため、360点以上の得点者が多く存在し、鶴丸高校や甲南高校など学力の識別が十分出来ず、単純ミスなどによって不合格となり優秀な学生が私立に流れたと想定され、平成21年度は入試問題が難化しました。

しかし、平成21年度は、難化し平均点が低下したものの、今度は350点以上の得点上位層が大幅に減る一方で、得点下位層の人数が変わらない結果、バラツキが小さく、標準偏差が小さくなり、平均点±100点の間に多くの受験生が入ることとなってしまいました。

平均点だけをみれば、平成20年度に比較して確かに平成21年度は18点以上、平成22年度は30点以上低下しましたが、これだけでは評価はできません。そこで、得点分布状況から得点者の散らばり具合(分散)を評価するため、標準偏差を求めてみました。

標準偏差を求めるにあたっては、階層内の分布状況を三角分布と等分布を求め、その平均値としました。

標準偏差をみると、平成21年度が他の年に比較して、低くなっており得点のバラツキが若干小さいことがわかり、また、平成22年度には得点分布状況が改善されたこともわかります。

平成23年度は、標準偏差が76.8となっており、近年最も得点の分散が小さかった平成21年度をさらに下回っており、得点の集中化が見られます。

平成24年度は、標準偏差が78.0となっており、平成23年度より標準偏差が大きくなり、得点の分散が多くなっています。平均点が近い平成22年度と比較すると、若干平均点付近に集中していますが、鶴丸高校の合格ラインである偏差値65ラインの350点付近は若干得点者数が小さくなっており、学力の識別値は高まっていると思われます。

1教科平均点45点(90点満点)、5教科225点程度の平均点であれば、鶴丸高校、甲南高校など学力上位層の識別も高まるため、平均点225点~233点程度となるような難易度の問題を作成すべきと考えます。


得点分布

区分

受検
者数

0~ 49

50~ 99

100~149

150~199

200~249

250~299

300~349

350~399

400~450

平均点

H24 11,249 0.4 5.1 11.6 17.4 20.7 22.2 15.5 6.8 0.3 233.0
H23 11,573 0.2 3.6 9.3 14.3 20.3 22.1 19.1 10.5 0.4 248.8
H22 12,792 0.7 5.4 12.5 17.1 19.6 20.6 16.5 7.2 0.3 232.2
H21 12,749 0.3 3.8 9.9 16.2 19.7 21.6 19.6 8.7 0.3 244.5

H20

13,498

0.2

2.9

9.2

13.2

16.7

18.9

20.5

16.3

2.0

262.6

H19

13,610

0.4

4.4

9.9

15.6

18.2

19.2

19.5

11.3

1.5

248.8


標準偏差
区分 平均点 標準偏差 偏差値
1/3分布 中間分布 平  均 60 65 70
平成24年度 233.0 76.9 79.1 78.0 311.0 350.0 389.0
平成23年度 248.8 72.6 81.0 76.8 325.6 364.0 402.4
平成22年度 232.2 77.4 85.3 81.4 313.6 354.3 395.0
平成21年度 244.5 72.9 81.1 77.0 321.5 360.0 398.5
平成20年度 262.6 78.6 88.0 83.3 345.9 387.6 429.2
平成19年度 248.8 78.2 86.8 82.5 331.3 372.6 413.8
標準偏差は、得点分布より試算

05.25.21:25

平成24年度鹿児島県高校入試状況

5月18日に鹿児島教委育委員会ホームページに公表された平成24年度の鹿児島県公立高校入試状況について掲載します。

平成24年度の鹿児島県公立高校入試の得点の分布状況について分析します。
入試問題は、1科目平均点50点程度、総得点250点程度を目安として作成することとしていますが、平成20年度の平均点がかなり高かったことから、平成21年度大幅に平均点が減少し、平成22年度はさらに平均点が低下しました。
このため、平成23年度入試の動向が注目されましたが、平成19年度と同じ248.8点と平年並みの平均点となりました。
平成24年度は、成績開示情報から平均点が下がっていることが予想されましたが、そのとおり平成22年度に次いで低い平均点233.0点となりました。

①平成23年度は、近年最も低かった平成22年度より平均点が16.6点高くなっていました。平成24年度は平成22年度並みに最低点が低くなりました。

②平成21年度は、平均点が高くなった平成20年度の反省に立ち、問題の難化が行われ、400点以上の者が35人と平均点が低かった平成17年度69人より少なくなっていましたが、平成22年度は平均点がさらに下がっている割には41人と増加しています。
平成23年度は、平成22年度に比較して16.6点平均点が上がりましたが、400点以上の得点者は52人と若干の増加にとどまっていました。
このことは、平均点が高いものの高得点がとりにくい出題構成になっていることがわかります。
さらに、平成24年度は平均点が下がった上に、400点以上の得点者が29人と近年で最も低くなりました。

③平成21年度は、360点以上の者は平成20年度に比較すると8.19%大幅に減少しており、360点~399点の者は、1685人から771人と914人減少している。
平成22年度は、360点以上の者は平成21年度に比較するとさらに1.18%減少しており、360点~399点の者は、771人からと617人と154人減少している。
平成23年度は、360点以上の者は、7.85%と平均点が同じだった平成17年度より若干高くなっており、360点から399点の者は、平成22年度の617人から856人と239人増加している。
平成24年度は、360点以上の者は、562人(5.00%)と近年で最も少なくなっています。

④平成21年度は、350点以上の者は平成20年度に比較すると8.85%減少しており、1265人減少している。350点~359点の者は、515人から403人と112人減少している。
平成22年度は、350点以上の者は平成21年度に比較すると1.98%減少しており、250人減少している。350点~359点の者は、403人から301人と102人減少している。
平成23年度は、350点以上の者は平成22年度に比較すると3.40%増加しており、302人増加している。350人~359点の者は、301人から353人と52人増加している。
平成24年度は、350点以上の者は799人と近年で最少となっています。

⑤④の350点~359点の10点の間の得点者は、平成24年度237人で平成23年度353人に対して33%減少しており、360点から399点の40点の間の得点者は平成24年度533人で平成23年度856人に対して38%減少で、360点から399点の層の減少率が高いことを示している。

⑥平成24年度の360点~399点の各点の人数を平均すると13人(平成20年度42人、平成21年度19人、平成22年度15人、平成23年度21人)となっていたことがわかる。

⑦つまり、成績上位層の点数が押さえられ、360点以上では各点の得点者が少なくなり、学力の識別が上昇する一方で、成績中上位層の点数が増加することによって、300点から360点層に集中した結果となった。

⑧これを入試問題で考えてみると、難易度の高い問題が増えたことによって成績上位層の点数が押さえられ、難易度の低い問題の割合が多くなり、成績中上位層の点数が増加幅が上位層より大きいと推定される。

⑨鶴丸などの合格ラインは、このような入試状況から合格ラインが平成20年度に比較して大幅に低下し、平成22年度の比較においても低下したと想定される。

得点別分布状況をみると、正規分布に近い形となっていますが、若干得点上位層が増えている。

                                                                                                 

9d671c30.jpg
←グラフをクリックすると拡大します。(得点分布)







次回以降に各教科について分析します。

鹿児島県公立高校得点分布状況

区分

受検者数

平均
得点

400点
以上
の人数
400点以上
の割合(%)
360点以上
の人数
360点以上
の割合(%)
350点以上
の人数
350点以上
の割合(%)
平成24年度 11,249 233.0 29 0.26 562 5.00 ※799 7.1
平成23年度 11,573 248.8 52 0.45 908 7.85 ※1,261 10.90
平成22年度 12,792 232.2 41 0.32 658 5.14 ※959 7.50
平成21年度 12,749 244.5 35 0.27 806 6.32 ※1,209 9.48

平成20年度

13,498

262.6

274

2.03

1,959

14.51

※2,474

18.33

平成19年度

13,610

248.8

211

1.55

1,321

 9.71

※1,749

12.85

平成18年度

13,885

253.8

270

1.94

1,629

11.73

平成17年度

14,629

238.9

69

0.47

883

6.04

平成16年度

15,273

248.9

180

1.18

1,371

8.98

平成15年度

16,533

247.7

175

1.06

1,449

8.76

 ※分布割合より試算

04.09.20:24

2012年度鹿児島県高校入試の成績開示情報

2012年度の鹿児島県公立高校入試の成績開示情報が提供されています。

これをまとめると以下のような表となっています。

数学の得点が3人とも60点台であり、数学が難化したことがわかります。
引き続き成績開示情報をお待ちしています。

2012年度鹿児島県公立高校入試成績開示情報
高校名 合計 国語 数学 英語 社会 理科
鶴丸 406          
鶴丸 402 71 82 85 82 82
鶴丸 385 71 66 81 85 82
鶴丸(学区外) 382 60 78 79 77 88
甲南 368 74 68 83 74 69
甲南 362 72 68 77 77 68
鹿児島中央 375          
鹿児島中央 326          
鹿児島玉龍 325          
加治木 382          
加治木(学区外) 369          
加治木 362          

03.18.08:49

2012年度鹿児島県公立高校入試合格発表

3月14日(水)は、鹿児島県公立高校入試の合格発表日でしたがいかがだったでしょうか?

吉報をお待ちしています。

入試の難易度等情報提供もお待ちしています。


次々と合格の報告を頂いています。

残念ながら不合格となった受験生もこれで終わりということではありません。

3年後の大学受験など夢を追い続け努力すれば結果は自ずと付いてきます。


なお、コメントを非公開としたい場合は、その旨記載く

ださい。また、管理者の方でコメントを頂いた方に影響

がでないように非公開または一部非公開とさせて頂き

ます。


(南日本新聞)
サクラ咲く 鹿児島県内公立高校で合格発表
 
(2012 03/14 17:30)
合格発表の掲示板の前で記念撮影する受験生ら=14日午前11時半、鹿児島市薬師2丁目の鶴丸高校
 鹿児島県内の公立高校で14日、入学試験の合格者発表があった。鹿児島市薬師2丁目の鶴丸高校には、午前11時の発表前から受験生や保護者らが集まり、合格者の受験番号が張り出されると、「おめでとう」と抱き合って喜んだ。
 中学校からの連絡を待たず、同校で合否を確認した北指宿中3年の浜崎貴介君(15)は「目標の高校に合格できてうれしい」と興奮気味。父・晃久さん(42)は「勉強に取り組む姿勢を見て、合格すると思っていた。誇りに思う」とねぎらった。
 県教育委員会によると、定員に満たなかった学校の2次選抜は、19~21日正午に願書を提出、22日に面接や作文などを試験する。合格発表は23日。
 受験者の得点は、15日~4月16日に各高校で簡易開示する。本人確認ができる書類と受験票が必要。
 

 

03.16.06:45

2012年度鹿児島県公立高校入試合格発表

2012年度の鹿児島県内公立高校の合格発表が行われました。
見事志望校に合格された方、合格おめでとうございます。
また、残念ながら不合格となった方は、私立高校で勉学にがんばってください。
今年は、鶴丸高校を不合格となっても、樟南高校に進学し、浪人して東大に合格した生徒が少なくとも複数名います。大学の志望校を最後まで諦めなければ夢は叶うと思います。

さて、今回の公立高校入試の難易度についてお問い合わせがありましたので推計してみました。

現在、得点開示等が行われており、本ブログにも情報提供が行われています。

(得点開示情報)
鶴丸高校        385点
鹿児島玉龍高校   325点
鹿児島中央高校   326点


この情報から少なくとも、平均点が近年で最低だった平成21年度(2009年度)よりも難しかったものと推計されます。


合格ラインの設定にあたっては、公立高校入試の過去4カ年の得点分布、昴の2010年公立高校入試難易度偏差値、鹿児島県教育振興会の2010年6月鹿児島県統一模試合格判定A判定(予想合格率75~90%)により作成しました。

合格ラインは、調査書の成績によって変動しますので、ここでは合格ラインの±5点の幅で考える必要があります。

平成23年度甲南高校の学区外は、356点で合格しているとの情報があります。



平成20年度・21年度・22年度・23年度公立高校入試合格ライン      合格ラインゾーンは±5点





公立高校 私立高校・国立高専 合格ライン
H23
年度
H22
年度
H21
年度
H20
年度
        公立高校入試平均点 248.8 232.3 244.5 262.6
73 65 420 鶴丸(学区外)   378 368  371 399
  64              
72 63 415 甲南高校(学区外)   372 362 365 393
71 62 410 鶴丸 樟南高校(普通・文理) 366 356 360 387
70 61 405     360 350 355 381
69 60 400 鹿児島中央高校
(学区外)
鹿児島実業(文理・文理)
鹿児島(英数・特進)
354 344 352 375
68 59 385 甲南高校   348 338  349 369
67 58 380   鹿児島工業高専(電子制御)
志學館高等部
(342) (332) (340) (363)
66 57 365 鹿児島中央
鹿児島玉龍(学区外)
鹿児島工業高専
(情報・電気電子)
尚志館高校(特進)
336 326 335 357
65 56 355   鹿児島実業(英数・英数)
鹿児島工業高専(機械)
鹿児島純心女子高校
(医歯薬特進)
330 320 327 351
  55 350 武岡台(学区外) 鹿児島(英数・英数)        
64 54 343 鹿児島玉龍
加治木
鹿児島工業高専
(都市環境デザイン)
樟南(普通・英数)
324 314 322 346
63 53 337 武岡台
鹿児島純心女子
(選抜・選抜英語)
318 308 316 340
62 52 316
武岡台(情報科学)
池田学園高等部
出水中央高校(特進)
312 302 310 334
61 51     鹿児島修学館 306 296 305 328
60 50   鹿児島南(学区外)
鹿児島第一
300 290 299 322
59 49 315 松陽(学区外)
鹿児島南
れいめい高校(文理) 294 284 294 316
58 48
310
鹿屋
国分(理数)
加世田
川内
鹿児島南(情報処理)
鹿児島育英館 288 278 288 310
57 47 295 松陽高校
錦江湾(理数)
鹿児島純心女子(文理Ⅰ)
大口明光学園高校(Ⅱ類)
283 273 283 304
56 46 285 鹿児島南(商業)
国分
  278 267 277 298
55 45  
錦江湾(学区外)
  273 262 272 (292)
54 44   錦江湾
出水
鹿児島純心女子(文理Ⅱ) 268 256 266 286
53 43   鹿児島女子(情報会計) 鹿児島情報(プレ・e) 263 250 261 280
52 42   加治木工業(電子)   258 244 255 274
51 41   鹿児島工業(Ⅰ・Ⅱ類)
加治木工業(電気)
志布志
川辺
指宿
伊集院
  253 238 250 268
50 40   鹿児島女子(生活科学)
鹿児島女子(商業)
松陽高校(美術・音楽)
大口明光学園(Ⅰ類) 248 232 244 262

鶴丸高校の合格ラインは、下記のとおりで偏差値65程度であることがわかります
平成22年度は得点分布曲線から標準偏差を求めると79.9(下表の分布型から求めた偏差値は76.8)となります。

平成20年度から平成22年度の合格ラインの偏差値から平成23年度の合格ラインを求めると以下のとおりとなります。

志願倍率は考慮していません。

計算による合格ライン(±5点)

  平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
鶴丸高校 387点
(64.9)
360点
(65.0)
356点
(65.2)
【64.9】
366点
(65.3)
【64.7】
甲南高校 369
(62.8)
349
(63.6)
340点
(63.2)
【63.0】
353
(63.6)
【63.0】
鹿児島中央高校 357
(61.3)
335
(61.2)
323点
(61.2)
【61.0】
337点
(61.5)
【61.0】
(   )は、分布型による偏差値
【   】は、分布曲線による偏差値


鹿児島県公立高校入試標準偏差・偏差値(標準偏差は得点分布から概算した値)

区分 平均点 標準偏差 偏差値
1/3分布 中間分布 平  均 60 65 70
平成23年度 248.8 72.6 81.0 79.9
(76.8)
328.7
(325.6)
368.7
(364.0)
408.6
(402.4)
平成22年度 232.2 77.4 85.3 82.9
(81.4)
315.1
(313.6)
356.6
(354.3)
398.0
(395.0)
平成21年度 244.5 72.9 81.1 77.0 321.5 360.0 398.5
平成20年度 262.6 78.6 88.0 83.3 345.9 387.6 429.2
平成19年度 248.8 78.2 86.8 82.5 331.3 372.6 413.8
( )は標準偏差は、得点分布型より試算

 

03.12.08:10

2012鹿児島県公立高校入試平均点の推移

平成24年度鹿児島県公立高校の入試問題の難易度について予想してみたいと思います。
なお、今回の各科目の難易度の情報をお待ちしています。

 平成20年度は、平均点が262.6点と近年になく高くなり、得点上位層の割合が高くなり、十分な学力の識別を行うことができなかったため、学力上位層が不合格となるケースがありました。

 そのため、平成21年度の入試問題は、学力の識別値を高めるため難易度を高くすることにより平均点が下がると予想していましたが、予想をさらに上回り、平均点が低下しました。
 平成21年度の得点分布をみると、400点以上の得点者が35人と平均点が最も低かった平成17年度の69人より少なくなっています。
 
 400点以上の得点者が必要以上に押さえられた格好となっています。
 このことは、得点率の低い問題の割合が高かったことや平成20年度の受験生が相対的に学力が高かった要因によるものと想定しています。

 したがって、平成22年度は、これらの状況を吟味し、難易度そのものは平成21年度並とした上で、得点率の低い問題の割合を少なくし、400点以上の得点者を増やすような出題の見直しが行われるものと想定されました。

 平成22年度の結果をみると、予想に反して平均点が平成21年度よりさらに下がりましたが、400点以上の得点者は若干増えました。

 平成23年度は、平成22年度の同様、学力上位層が抑えられないように得点率の低い問題つまり難易度の高い問題の数は少ないと思われます。

 平成24年度は、平成23年度並みの平均点となるように入試問題が作成されると想定され、250点程度ではないかと想定されます。


(平均点)
平成21年度の高校入試の平均点については、平成20年度の入試問題が易しくなったことから平均点が近年になく高くなり、学力上位層の学力の識別が困難な状況だったことから、入試前から難化することを予想していました。

受験者の親御さんからの情報提供の内容から想像以上に難化していると想定しました。

また、平成21年度の鶴丸高校や甲南高校の情報開示された合格者の得点の情報を提供いただいており、情報を頂いたもののうち最低点は鶴丸高校 358点、甲南高校 355点との情報です。

一方、平成20年度の鶴丸高校の合格点を387点と設定していましたが、その後、390点で不合格、380点で合格との情報も頂いており、合格ラインは380点~390点(387点は、内申点を加味し、合格率90%に相当と推定)と想定しています。

したがって、当初、合格の平成20年度と平成21年度の最低点で比較すると387点から358点に低下したことから、29点程度の平均点の低下を想定し、平均点は235点程度を予想していましたが、よく考えると合格者の最低点380点から358点に低下したとして22点の低下があったとして240点程度とすべきであったと思います。

 実際には、平成21年度の平均点は平成20年度に比較して18.1点低い244.5点となっています。

 平成22年度は、平成21年度平均点が低下したため、平成21年度と同等と予想していましたが、予想に反してさらに平均点が下がりました。
 得点分布や学力の識別から、得点率50%の225点の平均点でも構わないと思われます。

 平成23年度は、若干の反動があって平成21年度と平成22年度の中間ぐらいの平均点と考えられます。


(400点以上の得点者数)
平成21年度は、400点以上の得点者は35人となっており、平均点が近年で最も低かった平成17年度の69人をさらに下回っています。
平成22年度は、さらに平均点が下がったものの、400点以上の得点者は41人と増加しました。
平成23年度は、平均点が若干上昇して、400点以上の得点者が100人程度に増えるものと想定します。

(得点分布の予想)
400点以上の得点者が非常に多かったり、少なかったりする場合、鶴丸高校や甲南高校の合格ラインと想定される350点から380点に多くの得点者が多くなり、学力の識別が困難になります。
引き続き、平成23年度並の得点分布になるような工夫が望まれます。


公立高校入試平均点
区 分
H15
年度
H16
年度
H17
年度
H18
年度
H19
年度
H20
年度
H21
年度
H22
年度
H23
年度
H24
年度
予想 実績 予想 実績
国 語
56.7
54.5
51.0
56.4
47.7
54.2
52.3 52.2 53.2  
社 会
47.5
51.5
 
51.2
55.2
54.9
52.6
49.3 48.8 53.0  
数 学
43.1
50.7
44.3
42.5
47.6
50.8
45.1 42.3 48.2  
理 科
47.1
50.6
43.2
51.1
48.4
47.5
45.1 43.3 46.6  
英 語
53.3
41.7
49.2
48.6
50.1
57.4
52.7 45.6 47.9  
247.7
248.9
238.9
253.8
248.8
262.6
244.5 232.2 239.0 248.8 250.0  
最高点
 
 
 
 
433
430
           
平成21年度の教科別の難易度予想は、平成21年2月28日現在予想、計の欄の上段は2月28日時点
下段は、3月17日時点の予想値。


0f15051c.jpg

                                                                                                 


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鹿児島県公立高校得点分布状況

区分

受検者数

平均
得点

400点
以上
の人数
400点以上
の割合(%)
360点以上
の人数
360点以上
の割合(%)
350点以上
の人数
350点以上
の割合(%)
平成22年度 12,792 232.2 41 0.32 658 5.14 ※ 959 7.50
平成21年度 12,749 244.5 35 0.27 806 6.32 ※1,209 9.48

平成20年度

13,498

262.6

274

2.03

1,959

14.51

※2,474

18.33

平成19年度

13,610

248.8

211

1.55

1,321

 9.71

※1,749

12.85

平成18年度

13,885

253.8

270

1.94

1,629

11.73

平成17年度

14,629

238.9

69

0.47

883

6.04

平成16年度

15,273

248.9

180

1.18

1,371

8.98

平成15年度

16,533

247.7

175

1.06

1,449

8.76

 ※分布割合より試算

03.07.23:37

2012年度ラ・サール高校入試

平成23年度の状況をみると、406人が受験し、合格者数は非公開ですが塾の合格者数を累計すると211人となっています。つまり、受験者の半数以上が合格していることになります。

平成24年度は受験者数は不明ですが、塾公表の合格者の累計は212人となっています。

過去4年の塾の合格者数の累計をみると209人~217人が合格していますので、ほぼ毎年同程度の人数が合格しているものと思われます。

平成24年度の応募者数の動向については、現段階ではわかりませんが、景気の低迷が継続している状況もあり、昨年並みではないかと思われます。

入試では、全受験者の平均点が取れれば合格する計算となります。

ラ・サール高校の入試状況
年度 募集定員 ラ・サール中学校
卒業者数
応募者数 受験者数 合格者数 外部
入学者
ラ・サール
高校
1年生
合格最低点
H24年度 240
(外部約70)
161     非公開
209*
     
H23年度 240
(外部約70)
171 413 406 非公開
211*
61 232 211/400
H22年度 240
(外部約90)

154

400

391
非公開
217*

83

237

212/400
H21年度 240
(外部約80)
162     非公開
210*
69 231  
*合格者数は、学習塾の合格者の累計

塾別のラ・サール高校合格者数(平成24年3月7日調査時点)
年度 英進館 全教研 森田
修学館
(福岡)
欧州塾
(広島)
京進
(京都)
西塾
(愛知)
関西
志学館
(兵庫)
サビックス
(東京)
進学社
(東京)
早稲田
スクール
(熊本)
2012 140 34 21 212
2011 137 29 23 11 211
2010 131 39 30 12 217
2009 116 28 24 17 17 210
2008 117 37 16 11 22 216
合格者数は、重複している可能性もあります。その他の塾の合格もあると想定されます。
0または空欄は、ホームページで現在までに掲載されていません。
 

03.06.23:27

2012年度鹿児島県公立高校入試状況

2012年度の鹿児島県公立高校の学区外の出願者の動向について問い合わせがありましたので検討してみました。
問い合わせの趣旨は、鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校の学区外の出願者数が例年より多くなっていますが、今年から出願の手続きが変更になったことにより、出願変更の動向がどのようになるのかというものです。

昨年までの学区外の出願状況以下の表のとおりです。

今年の出願者数は、推薦入試合格予定者を除いた出願者数ということから、昨年以前の1月末の出願登録者数から学区外推薦入試合格予定者3人を差し引いた人数と比較する必要があります。

また、出願手続きの変更に伴う影響は少ないと想定しており、昨年以前のトレンドとなるものと想定していましたが、実際には出願変更は少なくなっています。
このため、鶴丸高校、甲南高校では、学区外枠の出願者数は増加しています。

(鶴丸高校)
今年の出願者数は、53人となっており、推薦入学合格予定者3人を除いた志願登録者数に近いのは2007年の52人、また、45人~52人が出願した場合の変更減は11~13人であるので、過去の動向からして53人から13人の変更減となり、最終の出願数は40人程度となると想定していました。
しかし、実際の出願者数は3人減の50人となっています。

(甲南高校)
今年の出願者数は、51人となっており、推薦入学合格予定者3人を除いた志願登録者数に近いのは2007年の51人、また、47人~55人が出願した場合の変更減は9~16人であるので、過去の動向からして51人から13人の変更減となり、最終の出願数は38人程度となると想定していました。
しかし、実際の出願者数は6人減の45人となっています。

(鹿児島中央高校)
今年の出願者数は、33人となっており、推薦入学合格予定者3人を除いた志願登録者数に近いのは2011年の33人、また、33人が出願した場合の変更減は4人であるので、過去の動向からして33人から4人の変更減となり、最終の出願数は29人程度となると想定していました。
しかし、実際の出願者数は1人減の32人となっています。


学区外(一般枠)出願状況 ( )予想値
高校名 年度 志願登録
(推薦枠含み)
1月末①
出願
(推薦枠)
志願登録
(推薦入学
合格予定者除き)
出願
(推薦枠除き)
最終出願
(推薦枠除き)
2月④
変更数
②-④
鶴丸高校 2012 10   53 (40)→50 3
2011 50 6 47 35 12
2010 61 7 58 40 18
2009 48 10 45 34 11
2008 67 17 64 42 22
2007 55 16 52 39 13
甲南高校 2012 6   51 (38)→45 6
2011 47 6 44 32 12
2010 67 14 64 39 25
2009 57 12 54 38 16
2008 48 8 45 36 9
2007 54 7 51 36 15
鹿児島中央高校 2012 4   33 (29)→32 1
2011 36 3 33 29 4
2010 72 5 69 42 27
2009 49 11 46 28 18
2008 45 9 42 24 18
2007 51 9 48 41 7

03.06.22:57

2012鹿児島県公立高校入試

鹿児島県公立高校入試が始まりました。受験生の皆さん、頑張ってください。



(南日本新聞)
2012年度鹿児島県公立高校の入学者選抜試験が6日、各高校など県内72会場で始まった。7日まで。
 鹿児島市の武岡台高校では、受験生が試験前に体育館に集合。約30分間、注意事項などの説明を受け、試験に臨んだ。
 出願時に県内で3番目に倍率が高かった同校情報科学科を受験する伊敷台中3年の前山幸太郎君(15)は「倍率は気にしていない。自信はある」と意気込みを語った。
 同日の学力検査は国語、理科、英語、7日は社会と数学を行う。県教育委員会が2月24日に発表した出願者数は1万1711人で、平均倍率は0.98倍。

 

02.19.21:51

2012年度鹿児島県内公立高校学区外出願者数の動向

2012年度の鹿児島県公立高校の学区外の出願者の動向について問い合わせがありましたので検討してみました。
問い合わせの趣旨は、鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校の学区外の出願者数が例年より多くなっていますが、今年から出願の手続きが変更になったことにより、出願変更の動向がどのようになるのかというものです。

昨年までの学区外の出願状況以下の表のとおりです。

今年の出願者数は、推薦入試合格予定者を除いた出願者数ということから、昨年以前の1月末の出願登録者数から学区外推薦入試合格予定者3人を差し引いた人数と比較する必要があります。

また、出願手続きの変更に伴う影響は少ないと想定しており、昨年以前のトレンドとなるものと想定しています。

(鶴丸高校)
今年の出願者数は、53人となっており、推薦入学合格予定者3人を除いた志願登録者数に近いのは2007年の52人、また、45人~52人が出願した場合の変更減は11~13人であるので、過去の動向からして53人から13人の変更減となり、最終の出願数は40人程度となると想定されます。

(甲南高校)
今年の出願者数は、51人となっており、推薦入学合格予定者3人を除いた志願登録者数に近いのは2007年の51人、また、47人~55人が出願した場合の変更減は9~16人であるので、過去の動向からして51人から13人の変更減となり、最終の出願数は38人程度となると想定されます。

(鹿児島中央高校)
今年の出願者数は、33人となっており、推薦入学合格予定者3人を除いた志願登録者数に近いのは2011年の33人、また、33人が出願した場合の変更減は4人であるので、過去の動向からして33人から4人の変更減となり、最終の出願数は29人程度となると想定されます。


学区外(一般枠)出願状況                            (      )予想値
高校名 年度 志願登録
(推薦枠含み)
1月末①
出願
(推薦枠)

 
志願登録
(推薦入学
合格予定者除き)
出願
(推薦枠除き)
最終出願
(推薦枠除き)
2月④
変更数
②-④
鶴丸高校 2012 10   53 (40)  
2011 50 6 47 35 12
2010 61 7 58 40 18
2009 48 10 45 34 11
2008 67 17 64 42 22
2007 55 16 52 39 13
甲南高校 2012 6   51 (38)  
2011 47 6 44 32 12
2010 67 14 64 39 25
2009 57 12 54 38 16
2008 48 8 45 36 9
2007 54 7 51 36 15
鹿児島中央高校 2012 4   33 (29)  
2011 36 3 33 29 4
2010 72 5 69 42 27
2009 49 11 46 28 18
2008 45 9 42 24 18
2007 51 9 48 41 7

02.19.03:15

平成24年度ラ・サール高校入試状況

平成23年度の状況をみると、406人が受験し、合格者数は非公開ですが塾の合格者数を累計すると211人となっています。つまり、受験者の半数以上が合格していることになります。

平成24年度は受験者数は不明ですが、塾公表の合格者の累計は209人となっています。

過去4年の塾の合格者数の累計をみると209人~217人が合格していますので、ほぼ毎年同程度の人数が合格しているものと思われます。

平成24年度の応募者数の動向については、現段階ではわかりませんが、景気の低迷が継続している状況もあり、昨年並みではないかと思われます。

入試では、全受験者の平均点が取れれば合格する計算となります。

ラ・サール高校の入試状況
年度 募集定員 ラ・サール中学校
卒業者数
応募者数 受験者数 合格者数 外部
入学者
ラ・サール
高校
1年生
合格最低点
H24年度 240
(外部約70)
161     非公開
209*
     
H23年度 240
(外部約70)
171 413 406 非公開
211*
61 232 211/400
H22年度 240
(外部約90)

154

400

391
非公開
217*

83

237

212/400
H21年度 240
(外部約80)
162     非公開
210*
69 231  
*合格者数は、学習塾の合格者の累計

塾別のラ・サール高校合格者数(平成24年2月18日調査時点)
年度 英進館 全教研 森田
修学館
(福岡)
欧州塾
(広島)
京進
(京都)
西塾
(愛知)
関西
志学館
(兵庫)
サビックス
(東京)
進学社
(東京)
早稲田
スクール
(熊本)
2012 140 34 21 209
2011 137 29 23 11 211
2010 131 39 30 12 217
2009 116 28 24 17 17 210
2008 117 37 16 11 22 216
合格者数は、重複している可能性もあります。その他の塾の合格もあると想定されます。
0または空欄は、ホームページで現在までに掲載されていません。

 
 

02.18.13:19

鹿児島県公立高校推薦入学試験状況

鹿児島県高校入試の推薦入学試験の実施状況について掲載します。

推薦入試は、最近、学区内の倍率が1倍程度に下がっており、学区内推薦合格内定者が若干減少傾向になり、推薦枠を若干下回る状況となっています。


2012年度鹿児島県公立高校推薦入試の状況
高校名 募集定員 推薦枠 出願者数 出願倍率 合格内定者 推薦枠増減
全 体 学区内 学区外
鶴丸 320 32 (10)
43
1.34 1.14 3.33 31 -1
甲南 320 32 (6)
38
1.19 1.10 2.00 29 -3
鹿児島中央 320 32 (4)
32
1.00 0.97 1.33 30 -2
武岡台普通科 240 24 (2)
20
0.83 0.82 1.00 20 -4
武岡台情報科学科 80 24 10 0.42 10 -14
鹿児島玉龍 123 13 (5)
13
1.00 0.67 5.00 13 0

 

01.30.23:17

平成24年度鹿児島県公立高校の合格ライン

鹿児島県内公立高校の合格ラインについてお問い合わせがありましたので再掲します。

合格ラインの設定にあたっては、公立高校入試の過去4カ年の得点分布、昴の2010年公立高校入試難易度偏差値、鹿児島県教育振興会の2010年6月鹿児島県統一模試合格判定A判定(予想合格率75~90%)により作成しました。

合格ラインは、調査書の成績によって変動しますので、ここでは合格ラインの±5点の幅で考える必要があります。

平成23年度甲南高校の学区外は、356点で合格しているとの情報があります。



平成20年度・21年度・22年度・23年度公立高校入試合格ライン      合格ラインゾーンは±5点





公立高校 私立高校・国立高専 合格ライン
H23
年度
H22
年度
H21
年度
H20
年度
        公立高校入試平均点 248.8 232.3 244.5 262.6
73 65 420 鶴丸(学区外)   378 368  371 399
  64              
72 63 415 甲南高校(学区外)   372 362 365 393
71 62 410 鶴丸 樟南高校(普通・文理) 366 356 360 387
70 61 405     360 350 355 381
69 60 400 鹿児島中央高校
(学区外)
鹿児島実業(文理・文理)
鹿児島(英数・特進)
354 344 352 375
68 59 385 甲南高校   348 338  349 369
67 58 380   鹿児島工業高専(電子制御)
志學館高等部
(342) (332) (340) (363)
66 57 365 鹿児島中央
鹿児島玉龍(学区外)
鹿児島工業高専
(情報・電気電子)
尚志館高校(特進)
336 326 335 357
65 56 355   鹿児島実業(英数・英数)
鹿児島工業高専(機械)
鹿児島純心女子高校
(医歯薬特進)
330 320 327 351
  55 350 武岡台(学区外) 鹿児島(英数・英数)        
64 54 343 鹿児島玉龍
加治木
鹿児島工業高専
(都市環境デザイン)
樟南(普通・英数)
324 314 322 346
63 53 337 武岡台
鹿児島純心女子
(選抜・選抜英語)
318 308 316 340
62 52 316
武岡台(情報科学)
池田学園高等部
出水中央高校(特進)
312 302 310 334
61 51     鹿児島修学館 306 296 305 328
60 50   鹿児島南(学区外)
鹿児島第一
300 290 299 322
59 49 315 松陽(学区外)
鹿児島南
れいめい高校(文理) 294 284 294 316
58 48
310
鹿屋
国分(理数)
加世田
川内
鹿児島南(情報処理)
鹿児島育英館 288 278 288 310
57 47 295 松陽高校
錦江湾(理数)
鹿児島純心女子(文理Ⅰ)
大口明光学園高校(Ⅱ類)
283 273 283 304
56 46 285 鹿児島南(商業)
国分
  278 267 277 298
55 45  
錦江湾(学区外)
  273 262 272 (292)
54 44   錦江湾
出水
鹿児島純心女子(文理Ⅱ) 268 256 266 286
53 43   鹿児島女子(情報会計) 鹿児島情報(プレ・e) 263 250 261 280
52 42   加治木工業(電子)   258 244 255 274
51 41   鹿児島工業(Ⅰ・Ⅱ類)
加治木工業(電気)
志布志
川辺
指宿
伊集院
  253 238 250 268
50 40   鹿児島女子(生活科学)
鹿児島女子(商業)
松陽高校(美術・音楽)
大口明光学園(Ⅰ類) 248 232 244 262

鶴丸高校の合格ラインは、下記のとおりで偏差値65程度であることがわかります
平成22年度は得点分布曲線から標準偏差を求めると79.9(下表の分布型から求めた偏差値は76.8)となります。

平成20年度から平成22年度の合格ラインの偏差値から平成23年度の合格ラインを求めると以下のとおりとなります。

志願倍率は考慮していません。

計算による合格ライン(±5点)

  平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
鶴丸高校 387点
(64.9)
360点
(65.0)
356点
(65.2)
【64.9】
366点
(65.3)
【64.7】
甲南高校 369
(62.8)
349
(63.6)
340点
(63.2)
【63.0】
353
(63.6)
【63.0】
鹿児島中央高校 357
(61.3)
335
(61.2)
323点
(61.2)
【61.0】
337点
(61.5)
【61.0】
(   )は、分布型による偏差値
【   】は、分布曲線による偏差値


鹿児島県公立高校入試標準偏差・偏差値(標準偏差は得点分布から概算した値)

区分 平均点 標準偏差 偏差値
1/3分布 中間分布 平  均 60 65 70
平成23年度 248.8 72.6 81.0 79.9
(76.8)
328.7
(325.6)
368.7
(364.0)
408.6
(402.4)
平成22年度 232.2 77.4 85.3 82.9
(81.4)
315.1
(313.6)
356.6
(354.3)
398.0
(395.0)
平成21年度 244.5 72.9 81.1 77.0 321.5 360.0 398.5
平成20年度 262.6 78.6 88.0 83.3 345.9 387.6 429.2
平成19年度 248.8 78.2 86.8 82.5 331.3 372.6 413.8
( )は標準偏差は、得点分布型より試算

 

01.26.20:39

平成24年度鹿児島県内私立高校入試

鹿児島県内の私立高校の入試は、1月25日(水)に全高校で推薦入試からスタートしました。

また、2月1日(水)は、鹿児島県内の私立高校の一般入試が開始される日です。

 平成24年度度鹿児島県内私立高校入試(一般入試)日程

区分 一般入試日 高校 合格発表日
2月1日(水) ラ・サール高校 2月3日(金)
れいめい高校 2月6日(日)
鹿児島純心女子高校
鹿児島育英館高校
出水中央高校
龍桜高校
尚志館高校
鹿児島修学館高校
池田高校
11 鹿児島第一高校
12 鹿屋中央高校
13 2月2日(木) 志学館高等部
14 鳳凰高校 2月7日(月)
15 鹿児島城西高校 2月6日(日)
16 神村学園高等部
17 2月3日(金) 大口明光学園高校
18 鹿児島情報高校 2月7日(月) 
19 2月4日(土) 鹿児島実業高校 2月8日(火)
20 2月5日(日) 鹿児島高校
21 2月6日(月) 樟南高校

11.14.21:05

鹿児島県内の公立高校の合格ライン

鹿児島県内公立高校の合格ラインについて掲載します。

合格ラインの設定にあたっては、公立高校入試の過去4カ年の得点分布、昴の2010年公立高校入試難易度偏差値、鹿児島県教育振興会の2010年6月鹿児島県統一模試合格判定A判定(予想合格率75~90%)により作成しました。

合格ラインは、調査書の成績によって変動しますので、ここでは合格ラインの±5点の幅で考える必要があります。

平成23年度甲南高校の学区外は、356点で合格しているとの情報があります。



平成20年度・21年度・22年度・23年度公立高校入試合格ライン      合格ラインゾーンは±5点





公立高校 私立高校・国立高専 合格ライン
H23
年度
H22
年度
H21
年度
H20
年度
        公立高校入試平均点 248.8 232.3 244.5 262.6
73 65 420 鶴丸(学区外)   378 368  371 399
  64              
72 63 415 甲南高校(学区外)   372 362 365 393
71 62 410 鶴丸 樟南高校(普通・文理) 366 356 360 387
70 61 405     360 350 355 381
69 60 400 鹿児島中央高校
(学区外)
鹿児島実業(文理・文理)
鹿児島(英数・特進)
354 344 352 375
68 59 385 甲南高校   348 338  349 369
67 58 380   鹿児島工業高専(電子制御)
志學館高等部
(342) (332) (340) (363)
66 57 365 鹿児島中央
鹿児島玉龍(学区外)
鹿児島工業高専
(情報・電気電子)
尚志館高校(特進)
336 326 335 357
65 56 355   鹿児島実業(英数・英数)
鹿児島工業高専(機械)
鹿児島純心女子高校
(医歯薬特進)
330 320 327 351
  55 350 武岡台(学区外) 鹿児島(英数・英数)        
64 54 343 鹿児島玉龍
加治木
鹿児島工業高専
(都市環境デザイン)
樟南(普通・英数)
324 314 322 346
63 53 337 武岡台
鹿児島純心女子
(選抜・選抜英語)
318 308 316 340
62 52 316
武岡台(情報科学)
池田学園高等部
出水中央高校(特進)
312 302 310 334
61 51     鹿児島修学館 306 296 305 328
60 50   鹿児島南(学区外)
鹿児島第一
300 290 299 322
59 49 315 松陽(学区外)
鹿児島南
れいめい高校(文理) 294 284 294 316
58 48
310
鹿屋
国分(理数)
加世田
川内
鹿児島南(情報処理)
鹿児島育英館 288 278 288 310
57 47 295 松陽高校
錦江湾(理数)
鹿児島純心女子(文理Ⅰ)
大口明光学園高校(Ⅱ類)
283 273 283 304
56 46 285 鹿児島南(商業)
国分
  278 267 277 298
55 45  
錦江湾(学区外)
  273 262 272 (292)
54 44   錦江湾
出水
鹿児島純心女子(文理Ⅱ) 268 256 266 286
53 43   鹿児島女子(情報会計) 鹿児島情報(プレ・e) 263 250 261 280
52 42   加治木工業(電子)   258 244 255 274
51 41   鹿児島工業(Ⅰ・Ⅱ類)
加治木工業(電気)
志布志
川辺
指宿
伊集院
  253 238 250 268
50 40   鹿児島女子(生活科学)
鹿児島女子(商業)
松陽高校(美術・音楽)
大口明光学園(Ⅰ類) 248 232 244 262

鶴丸高校の合格ラインは、下記のとおりで偏差値65程度であることがわかります
平成22年度は得点分布曲線から標準偏差を求めると79.9(下表の分布型から求めた偏差値は76.8)となります。

平成20年度から平成22年度の合格ラインの偏差値から平成23年度の合格ラインを求めると以下のとおりとなります。

志願倍率は考慮していません。

計算による合格ライン(±5点)

  平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
鶴丸高校 387点
(64.9)
360点
(65.0)
356点
(65.2)
【64.9】
366点
(65.3)
【64.7】
甲南高校 369
(62.8)
349
(63.6)
340点
(63.2)
【63.0】
353
(63.6)
【63.0】
鹿児島中央高校 357
(61.3)
335
(61.2)
323点
(61.2)
【61.0】
337点
(61.5)
【61.0】
(   )は、分布型による偏差値
【   】は、分布曲線による偏差値


鹿児島県公立高校入試標準偏差・偏差値(標準偏差は得点分布から概算した値)

区分 平均点 標準偏差 偏差値
1/3分布 中間分布 平  均 60 65 70
平成23年度 248.8 72.6 81.0 79.9
(76.8)
328.7
(325.6)
368.7
(364.0)
408.6
(402.4)
平成22年度 232.2 77.4 85.3 82.9
(81.4)
315.1
(313.6)
356.6
(354.3)
398.0
(395.0)
平成21年度 244.5 72.9 81.1 77.0 321.5 360.0 398.5
平成20年度 262.6 78.6 88.0 83.3 345.9 387.6 429.2
平成19年度 248.8 78.2 86.8 82.5 331.3 372.6 413.8
( )は標準偏差は、得点分布型より試算

08.29.21:25

平成23年度県内中学予定者の進学希望状況

平成24年度の公立高校入試の受験倍率を掲載します。

平成24年度の受験者数は、公立中学校の公立高校進路希望者からみると平成23年度の14041人から318人減の13723人(H23年度比(97.7%)となっています。
つまり、県全体では、公立高校進学希望者数が2.3%と減少していることとなり、高校の定員枠が変わらない高校では、受験倍率が低下することが予想されます。

受験倍率の低下割合は、受験者数に比例すると仮定すると、各高校とも2.3%程度低下することになります。

平成23年度入試から現在の12学区から7学区に見直されました。
鹿児島学区と日置学区は、鹿児島学区として1学区となり、鹿児島市、日置市、いちき串木野市、南さつま市の金峰中学校が含まれます。

市別のの受験者数は、平成21年度の学校基本調査の中学2・3年生の学生数を使用しています。
鹿児島市内の私立・公立中学校の3年生の学生数は、平成21年度の6505人から平成22年度6037人(対前年比92.8%)に減少し、平成23年度6129人(対前年比101.5%)ています。

このうち、鹿児島市内の私立中学校の1学年は450人程度となっているので、私立中学校の生徒を除くと
鹿児島市内の公立中学校の中学3年生は、平成21年度6055人、平成22年度5587人となり、対前年比92.3%と若干低下し、平成23年度は5679人(対前年比101.6%)に増加しています。

平成21・22・23年度の鹿児島市内の鶴丸・甲南・鹿児島中央・武岡台・鹿児島玉龍高校への進学希望者数を比較すると、5校全体で対前年比91.5%、101.6%となっており、鹿児島市内の公立中学校の3年生の学生数の対前年比92.8%、101.5%となっています。

鹿児島学区と日置学区の合併に伴う鹿児島市内の高校の受験倍率の影響の問い合わせに対して、限定的と以前回答させて頂きましたが、7月段階の進学希望のデータからも影響が小さいことがわかります。

また、5校の学区外からの進学希望者数が298人から179人と119人大幅に減少していますが、この減少要因の一つに日置学区からの学区外希望者が鹿児島学区内に統合されたため、鹿児島学区内の進学希望者にカウントされたことがあると思われます。
しかし、平成23年度は、学区外からの進学希望者数は222人増加しました。

旧日置学区からJR通学で鹿児島市内の高校に通うのであれば、鹿児島本線の駅周辺の中学校から鹿児島中央駅に近く、徒歩で通学することが可能な鶴丸・甲南・鹿児島中央高校などに限定されると思われます。

伊集院駅から鹿児島中央駅までは20分以内であり、鹿児島市内のバス通学よりも時間的に短い場合もあり、十分通学することは可能です。逆に、伊集院高校は、鹿児島市内の中学校に高校説明会を実施しています。

鹿児島学区の受験者数の動向(推計)
 区   分 H21年度
H22年度
比率
②/①
H23年度
比率
③/②
鹿児島学区 6505  6954※ 106.9% 7081 101.8%
鹿児島市 6505 6037  92.8% 6129             101.5%
   うち公立中学校    6055※※    5587※※   92.3%   5679※※ 101.6%
           
日置市 574 521  90.8%  545 104.6%
いちき串木野市 372 333  89.5%  344 103.3%
南さつま市(金峰中)   63※   63※      63※  
※金峰中の平成22年4月現在の在校生数184人から1年生58人を差引いた値の2分の1とした。
※※鹿児島市内の公立中学校3年生の人数は、私立中学校の3年生を450人として計算している。

  鹿児島市内の公立高校の進路希望者数  【 】は学区外
高校名 H22年度
H23年度
前年度比
②/①
H24年度
前年度比
③/②
鶴丸 563【71】 540【59】 95.9%  557【 64】 103.1%
甲南 697【97】 635【58】 91.1%  615【 68】  96.9%
鹿児島中央 660【99】 608【41】 92.1%  660【 60】 108.6%
武岡台普通科 498【11】 441【11】 88.6%  430【  9】  97.5%
鹿児島玉龍 317【20】 279【10】 88.0%  281【 21】 100.7%
小計 2735【298】 2503【179】 91.5% 2543【222】 101.6%


中学3年生の志望動向
調査
年度
入試
年度
全県中学3年生数 県内公立高校進学 私立高等専門 その他
国公立
中学校
私立
中学校
国公立
中学校
国私立
中学校
国公立
中学校
私立
中学校
国公立
中学校
私立
中学校
23年度 24年度 16400 13723 2435 242
22年度 23年度 16514 14041 2182 291
21年度 22年度 17793 15449 2037 307
20年度 21年度 18252 17563 689 15321 15311 10 2631 1952 679 300 300 0
19年度 20年度 19020 18325 695 16073 16062 11 2603 1919 684 344 344 0
18年度 19年度 19147 16263 2531 353

08.28.11:54

平成23年度県内中学校卒業予定者の進学希望状況

平成24年度の鹿児島玉龍高校普通科の受験倍率を試算してみました。

鶴丸・甲南・鹿児島中央・武岡台高校と同様に平成20年度から平成23年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。

(鹿児島玉龍高校)
(平成23年度予想倍率と実倍率)
平成22年度に比較して38人減となっており、学区外枠は10人減となっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.32と倍率が平年並みでしたが、7月時点の志望者が少なかったため、他校の志望者が鹿児島玉龍高校に志望校変更を行い、最終倍率は1.46と上昇しました。

過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、0.82~1.28と試算されます。
7月時点の志望者数が平成20年度は募集定員240人に対して431人で少なく、3月受検倍率と8月時点志望倍率の比は71.1%となりましたが、平成21年度93.8%、平成22年度110.6%の値を示しています。
平成21年度から鹿児島玉龍中学校からの進学があるため、高校時の定員は半分の120人程度となっています。このため、平成20年度の動向と異なった志望校変動が生じています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されます。
平成22年の変動率では、倍率が1.18と過去の倍率より小さくなるため、何らかの補正が必要と考えられます。
今回は平成21年度から平成22年度の変動率の平均をとって1.19になると予想しました。
実倍率は1.31となり、予想倍率1.19に対して0.21高い結果となっています。

(平成24年度予想倍率)
平成24年度予想倍率は希望者数から平成23年度と同様であることから、平成23年度の変動率を採用し、1.20と予想します。

ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。

   鹿児島玉龍高校
      区         分 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度
3月受検倍率/8月時点志望倍率 71.1% 93.8% 110.6% 102.6%
H23年度予想倍率 0.83 1.10 1.29 ◎1.20

鹿児島玉龍高校の志願者数・受検者数
区   分 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度
7月進学希望者数 【41】
431
【34】
351
【20】
317
【21】
281
募集定員① 240 240 240 240 240
鹿児島玉龍中学校進学者数② 118 115 119
①-② 240 240 122 125 121
推薦入学 24  24  13  13 12
受検定員③ 216 216 109 112 100
出願者数 【12】
365
【11】
287
【11】
157
【15】
171
【10】
149
受検者数④ 【12】
351
【11】
276
【11】
149
【15】
163
【10】
140
受検倍率(④/③) 1.63 1.28 1.37 1.46 1.19

鹿児島玉龍高校
区分 24年度 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度 18年度
全中学生志望数
(公立中学生志望数)
全中学生倍率
(公立中学生倍率)

受検倍率

(281【21】)

(1.17)

 

(279【10】)

(1.16)

1.31

(317【20】)

(1.32)

1.46 
351【34】
(351【34】)
1.46
(1.46)
 ↓
1.37
431【41】

1.80


1.28





1.63
625

1.74
 

1.32


08.27.11:28

平成23年度県内中学校卒業予定者の進学希望状況

平成24年度の武岡台高校普通科の受検倍率を試算してみました。

鶴丸・甲南・鹿児島中央高校と同様に平成20年度から平成23年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。

(武岡台高校)
(平成23年度予想倍率と実倍率)
昨年に比較して57人減となっており、学区外枠は増減なしとなっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.42と倍率が高かったことから7月時点の志望者が志望校変更を行い、最終倍率は1.34と低くなりました。

過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.18~1.71と試算されます。
7月時点の志望者数が平成20年度は397人少なく、3月受検倍率と8月時点志望倍率の比は92.7%と非常に高くなりましたが、平成21年度68.9%、平成22年度64.4%の値を示しています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されます。
平成22年の変動率では、倍率が1.18と過去の倍率より小さくなるため、何らかの補正が必要と考えられます。
今回は平成20年度から平成22年度の変動率の平均をとって1.39になると予想しました。
実倍率は1.18で、予想倍率に対して0.21小さくなりました。平成22年度の変動率並となっています。

(平成24年度予想倍率)
平成24年度の予想倍率は、希望者数は平成23年度より11人減少していることから、平成23年度の変動率と同様と考え、1.15と予想してます。


ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。

  
      区         分 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度
3月受検倍率/8月時点志望倍率 92.7% 68.9% 64.4% 64.1%
H23年度予想倍率 1.66 1.23 1.15 1.15


武岡台高校普通科 
区分 24年度 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度 18年度
全中学生志望数
(公立中学生志望数)
全中学生倍率
(公立中学生倍率)

受検倍率

(430【9】)

(1.79)

 

(441【11】)

(1.84)

 1.18

(498【11】)

(2.08)
 ↓
 1.34
495【14】
(495【14】)
2.06
(2.08)
 ↓
1.42
397【11】

1.65


1.53
 




1.36
358

1.49


※ 1.47
※平成18年度倍率は、出願登録時の倍率である。

08.26.23:16

平成23年度県内中学校卒業予定者の進学希望状況

平成24年度の鹿児島中央高校の受検倍率を試算してみました。

鶴丸・甲南高校と同様に平成20年度から平成23年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。

(鹿児島中央高校)
(平成23年度予想倍率と実倍率)
平成21年度に比較して52人減となっており、学区外枠は58人減となっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.45と倍率が若干上がったことから7月時点の志望者が大幅に減少し、最終倍率は1.33と低くなっています。平成23年度はさらに志望者数が減少しています。2年連続で減少した理由は現在のところわかりませんが、他の高校の志望者数との関係があるかもしれません。

過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.08~1.22と試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は57.1%と低くなっていますが、これは志望者数が767人と非常に多かったことから志望登録時に志望校を変更したためであり、平成21年度64.2%、平成22年度63.1%とほぼ同じ値を示しています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、2カ年連続で志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されますが、今回は平成22年度並の変動率として1.20になると予想していました。

平成23年度の実倍率(受験倍率)は、1.35と予想倍率に対して0.15増加しました。したがって、7月時点の希望者数が減少していたことから、減少率が低かったためと想定されます。

(平成24年度予想倍率)
平成24年度は、志望者数からみると平成22年度と同数であることから、平成22年度の倍率1.30と同じと想定します。

ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。

  
      区         分 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度
予想倍率
3月受検倍率/8月時点志望倍率 57.1% 64.2% 63.1% 71.1%
H24年度予想倍率 1.18 1.32 ◎1.30 1.46 1.30

鹿児島中央高校
 
区分 24年度 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度 18年度
全中学生志望数
(公立中学生志望数)
全中学生倍率
(公立中学生倍率)

受検倍率

(660【60】

(2.06)

 

(608【41】)

(1.90)

1.35

(660【99】)

(2.06)

 1.30
722【61】
(721【61】)
2.26
(2.25)
 ↓
1.45
767【78】

2.40


1.37





1.38
679

2.12
 

※1.55

08.25.23:01

平成23年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況

平成24年度の甲南高校の受検倍率を試算してみました。

鶴丸高校と同様に平成20年度から平成23年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。

(甲南高校)
(平成23年度予想倍率と実倍率)
昨年に比較して62人減となっており、学区外枠は39人減となっている。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.28と倍率が若干下がったことから7月時点の志望者が大幅に増加し、最終倍率も1.48と高かったことから、平成23年度はこの高い倍率を敬遠して、志望校を変更していることが考えられます。

過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.28~1.41と試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.0%、平成22年度64.7%となっています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられ、倍率は1.28程度になると予想さしました。

平成23年度の実倍率は1.23ですので、予想倍率との差は0.05でした。

(平成23年度予想倍率と実倍率)
希望者数は、平成21年度と平成23年度の平均程度であることから、3月受検倍率/8月時点志望倍率を65%と設定すると、予想倍率は1.25となります。

ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。

  
      区         分 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度
予想倍率
3月受検倍率/8月時点志望倍率 71.4% 68.0% 64.7% 62.1%
H23年度予想倍率 1.41 1.35 1.28 1.23 1.25

 甲南高校
区分 24年度 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度 18年度
全中学生志望数
(公立中学生志望数)
全中学生倍率
(公立中学生倍率)

受検倍率

(615【68】)

(1.92)

 

(635【58】)

(1.98)

1.23

(697【97】)

(2.18)

 1.41
601【56】
(600【56】)
1.88
(1.88)
 ↓
1.28
581【66】
 
1.82


1.30





1.20
677

2.11


※1.42
※平成18年度倍率は、出願登録時の倍率である。

08.24.23:19

平成23年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況

鶴丸高校の平成23年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況は、以下のとおりです。

毎年、倍率が高くなっていますが、これはあくまで行きたい高校として第一志望としていること、私立高校の特待制度の存在が大きく影響しているものと想定されます。
全額免除の特待生は、公立高校の倍率が高い年では、樟南高校普通科文理コース50人、鹿児島実業高校文理科文理コース40人、鹿児島高校英数科特進コース10人等100人以上となります。

現時点での最終受験倍率を予想するのは、志望校変更がありますので難しいのですが、試算してみました。

(平成22年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度入試を一昨年8月に進路希望状況のデータと前年度の傾向から予想した倍率は以下のとおりです。
鶴丸、甲南、鹿児島中央、武岡台は、H21年度の傾向より若干志望校変更が多かったため、予想倍率より倍率が若干低くなっています。その差は、0.1以内ですので、8月の予想である程度推計できることがわかります。
玉龍は、予想倍率に対して実際の倍率は0.27増加しています。この要因は、H21年から玉龍中学校からの進学が始まったため、高校入試の定員枠は240人から120人に半減しており、平成21年度のデータはそのような定員削減の最初の年で志望校の変動が流動的であったことから、平成21年度データで分析した場合倍率の差が多きく生じたものと思われます。

          7月調査時点 8月時点予想  実倍率     差
鶴丸         1.76      1.32    1.30    -0.02
甲南         2.18      1.48    1.41    -0.07
鹿児島中央     2.06      1.33    1.30    -0.03
武岡台        2.08      1.42    1.34    -0.08
鹿児島玉龍     2.93      1.19    1.46    +0.27

(平成23年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度の予想倍率で説明しましたが、前年度の傾向だけではその年度の倍率を予測することができないため、過去のデータも加味して試算してみました。

①鶴丸高校
(平成23年度入試予想)
昨年に比較して全体で23人減少し、学区外枠も12人減少となっている。
このほか、鹿児島市内の私立中学校から6人程度志望している可能性がある。

平成21年度の倍率は、近年で最も低く、平成20年度の1.38の高倍率を敬遠して1.15と近年で最も低くなったが、これは20年度は高倍率を敬遠し、甲南高校、鹿児島中央高校などに希望変更したものと考える。
平成22年度は、平成21年度の倍率が非常に少なかったため、倍率が上昇している。

倍率が上がった翌年は下がる傾向、倍率が下がった翌年は上がる傾向がみられる。

平成20年度から平成22年度のデータで予想すると以下のようになる。

8月時点の志望倍率と3月受検倍率の比率を過去3カ年でみると、下表のとおりとなる。
この数値から平成20年度は志望変更率が少なく、平成21年度は平成20年度の高倍率を敬遠し、志望変更率が大きかったことを意味する。
また、平成22年度の値は、平成20年度並となっており、これは平成21年度の倍率が低かったこと、鶴丸高校に不合格となった場合でも私学助成支援金などによって私立高校の特待生等の負担軽減が期待されたと考えられる。

過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.21~1.29と試算される。
平成20年度、平成21年度は、倍率が近年で最も高い場合と低い場合の値であるので、平成23年度は傾向としては平成22年度に近いものと考えられ、倍率は1.27程度になると予想される。

平成18年度入試は、7月時点の志望倍率が平成23年度とほぼ同じ倍率でこの時の最終倍率は1.26となっているため、平成23年度の1.27の予想倍率はある程度の精度の値であると考える。

ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。

予想倍率1.27に対して、実倍率は1.24で、0.03の差でした。7月時点希望倍率に近い平成18年度の実倍率は1.26であることから8月時点である程度予想可能と考えられます。
 
      区         分 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度
実倍率
3月受検倍率/8月時点志望倍率 76.6% 71.4% 75.0%
H23年度予想倍率 1.29 1.21 ◎1.27 1.24
◎は、想定した予想倍率

(平成24年度予想倍率)
平成23年度調査時点の倍率1.76と平成22年度の倍率1.74とほぼ近いことから、平成22年度のデータをもとに試算すると予想倍率は1.31程度になるものと想定されます。

区         分 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度
3月受検倍率/8月時点志望倍率 76.6% 71.4% 75.0% 73.4%
H23年度予想倍率 1.33 1.24 ◎1.31 1.28


鶴丸高校の志望者数と受験倍率
区分 24年度 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度 18年度
全中学生志望数
(公立中学生志望数)
全中学生倍率
(公立中学生倍率)

受験倍率

(557【64】)

(1.74)

 
 -
(540【59】)

(1.69)

1.24

(563【71】)

(1.76)

 1.32
516【65】
(510【65】)
1.61
(1.59)

1.15 
592【85】

1.85


1.38

 



1.18
537

1.68


※1.26 
※平成18年度倍率は、出願登録時の倍率である。