10.02.23:39
加世田高校の大学合格実績
今回は、進学指導推進校13校のうち、加治木高校、指宿高校に次いで加世田高校の大学合格実績から学力向上推進総合プラン等の効果について分析してみます。
加世田高校は、少なくとも平成12年度以降は5クラス(定員200人)で推移していますが、毎年定員割れが生じており、二次募集を行っているものの最近は二次志願者はおらず、平成19年度170人、平成20年度199人、平成21年度191人、平成22年度184の入学者となっています。
平成22年度の高校入試では、1次試験で185人、2次試験で1人が合格し、全体で186人が合格していますが、2人少ない入学者数となっており、この2人は父兄転勤による転校、入学辞退と考えられます。
加世田高校は、川辺学区に属し、当該学区には普通科は川辺高校、普通科以外では枕崎高校、鹿児島水産高校、加世田常潤高校、薩南工業高校があり、平成21年度は学区内定員960人に対して川辺高校を除いて定員割れが生じており、101人定員割れとなっています。
また、平成22年度は、学区内定員920人に対して全高校とも定員割れが生じ、1次募集で合計で134人の定員割れが生じ、2次募集で5人が合格しています。
また、同学区内の私立高校には鳳凰高校があり、平成21年度は定員370人に対して高校1年生は348人で、普通科は文理コース定員30人に対して42人、普通科特進コースⅠ類・Ⅱ類定員50名に対してⅠ類27人、Ⅱ類26人の合計定員80人対して95人が入学し、平成21年度は鹿児島大学をはじめ13の国公立大学に合格しています。
鳳凰高校の文理コースの特待生は、特待Aの場合修学旅行積立分4500円を除く月納金50150円に対して49500円が免除され、生徒指導費300円とPTA会費350円の650円のみ、特待Bはこの650円に進路指導費5000円と実習費2000円を含む7650円となっています。
また、予備校のサテライト授業を受けることも可能なようで、設備が整っているようです。
したがって、普通科をみると、加世田高校は鳳凰高校に普通科志望の学生を取られているようにも見えます。
さて、大学合格実績は下の表のとおりとなっています。
平成17年3月、平成18年3月の卒業生数等が不明で十分な分析はできていませんが、今後データの収集に努めたいと思います。
平成19年度は、国公立大学には九大に10人が合格するなど138人が合格し、現役合格率は64.0%に達しましたが、その後は隔年で合格率が増減しています。
加世田高校の国公立大学合格実績 ( )は過年度卒業生 【 】は平成14年度高校1在学生数
加世田高校は、少なくとも平成12年度以降は5クラス(定員200人)で推移していますが、毎年定員割れが生じており、二次募集を行っているものの最近は二次志願者はおらず、平成19年度170人、平成20年度199人、平成21年度191人、平成22年度184の入学者となっています。
平成22年度の高校入試では、1次試験で185人、2次試験で1人が合格し、全体で186人が合格していますが、2人少ない入学者数となっており、この2人は父兄転勤による転校、入学辞退と考えられます。
加世田高校は、川辺学区に属し、当該学区には普通科は川辺高校、普通科以外では枕崎高校、鹿児島水産高校、加世田常潤高校、薩南工業高校があり、平成21年度は学区内定員960人に対して川辺高校を除いて定員割れが生じており、101人定員割れとなっています。
また、平成22年度は、学区内定員920人に対して全高校とも定員割れが生じ、1次募集で合計で134人の定員割れが生じ、2次募集で5人が合格しています。
また、同学区内の私立高校には鳳凰高校があり、平成21年度は定員370人に対して高校1年生は348人で、普通科は文理コース定員30人に対して42人、普通科特進コースⅠ類・Ⅱ類定員50名に対してⅠ類27人、Ⅱ類26人の合計定員80人対して95人が入学し、平成21年度は鹿児島大学をはじめ13の国公立大学に合格しています。
鳳凰高校の文理コースの特待生は、特待Aの場合修学旅行積立分4500円を除く月納金50150円に対して49500円が免除され、生徒指導費300円とPTA会費350円の650円のみ、特待Bはこの650円に進路指導費5000円と実習費2000円を含む7650円となっています。
また、予備校のサテライト授業を受けることも可能なようで、設備が整っているようです。
したがって、普通科をみると、加世田高校は鳳凰高校に普通科志望の学生を取られているようにも見えます。
さて、大学合格実績は下の表のとおりとなっています。
平成17年3月、平成18年3月の卒業生数等が不明で十分な分析はできていませんが、今後データの収集に努めたいと思います。
平成19年度は、国公立大学には九大に10人が合格するなど138人が合格し、現役合格率は64.0%に達しましたが、その後は隔年で合格率が増減しています。
加世田高校の国公立大学合格実績 ( )は過年度卒業生 【 】は平成14年度高校1在学生数
卒業年 | H16年 | H17年 | H18年 | H19年 | H20年 | H21年 | H22年 |
卒業生数 | 【201】 | 189 | 178 | 160 | 168 | ||
国立大学 | |||||||
鹿児島大 | 35 | 38(5) | 45(7) | 27 | 24(2) | 29(5) | |
九州大 | 4 | 3 | 10(1) | 5 | 4 | 1(1) | |
神戸大 | 1 | - | - | - | 2 | - | |
広島大 | 1 | 1 | 3(1) | 2 | 6 | 3 | |
熊本大 | 3 | 5 | 5(1) | 10 | 6(2) | 4 | |
宮崎大 | 8 | 5 | 8 | 2 | 7 | 7 | |
京都大 | 1 | - | - | 1 | - | - | |
大阪大 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | - | |
東北大 | 1 | - | 1 | - | - | - | |
一橋大 | - | 1 | - | - | - | - | |
その他 | 37 | 34(1) | 40(5) | 24(3) | 33(3) | 21(1) | |
小計 | 92 | 89(6) | 114(15) | 73(3) | 83(7) | 65(7) | |
公立大学 | |||||||
都留文科大 | 3 | - | 2 | - | - | - | |
下関市立大 | - | 2 | 1 | 1 | 1 | 8(1) | |
北九州市立大 | 4 | 1 | 1 | 8 | 5 | 2 | |
長崎県立大 | 2 | 5 | 3 | - | 2(1) | 2 | |
熊本県立大 | - | - | 2 | 5 | 3 | 1 | |
その他 | 8 | 6(1) | 15(2) | 4 | 8(1) | 10 | |
小計 | 17 | 14(1) | 24(2) | 18 | 19(2) | 23(1) | |
合計 | 109 | 103(7) | 138(17) | 91(3) | 102(9) | 88(8) | |
卒業生数に対する 国公立大学合格者 (現役)の割合 |
% | % | 64.0% | 49.4% | 58.1% | 47.6% | |
卒業生数に対する 国公立大学合格者 (現役・浪人含む) の割合 |
54.2% | % | 73.0% | 51.1% | 63.8% | 52.4% | |
対策実施 | 県立高校学力向上 推進総合プラン |
県立高校学力向上
推進プロジェクト
|
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10.01.23:07
指宿高校の大学合格実績
指宿高校は、県立高校学力向上推進総合プラン等の対象校8校のうちの1校です。
県立高校学力向上推進総合プラン等の効果を図るためには、プラン等が開始された平成17年度以前の平成17年3月卒業以前の高校の合格実績が必要です。
指宿高校のホームページに平成16年3月卒業生以降の合格実績が掲載されており、学力向上対策の評価を行うことができます。
平成16年3月卒業生の実績に比較して、対策前年の平成17年3月卒業生は、卒業生に対する現役合格率、全体合格率とも若干上昇していますが、対策中の平成18年3月卒業生、平成19年3月卒業生と次第に上昇し、推進プランの3ヶ年を経験した平成20年3月卒業生は、現役合格率、全体合格率とも上昇し、平成16年3月に比較して、約2倍の状況となっています。
平成21年3月卒業生は、平成19年3月並の合格率となっています。
平成22年3月卒業生は、平成21年3月卒業生より全体・現役の合格率が上昇していますが、特に国立大学の合格率が27.3%に上昇しており、平成19年の合格率24.1%を上回っています。
ただし、平成16年度以降連続して九大の合格者を出していましたが、平成22年度は合格者が出ませんでした。
このデータからすると、学力向上対策により、指宿高校においては現役合格率、全体合格率とも高まっており、一定の効果が上がっているものと推定されます。
指宿高校の国公立大学合格実績 ( )は過年度卒業生
県立高校学力向上推進総合プラン等の効果を図るためには、プラン等が開始された平成17年度以前の平成17年3月卒業以前の高校の合格実績が必要です。
指宿高校のホームページに平成16年3月卒業生以降の合格実績が掲載されており、学力向上対策の評価を行うことができます。
平成16年3月卒業生の実績に比較して、対策前年の平成17年3月卒業生は、卒業生に対する現役合格率、全体合格率とも若干上昇していますが、対策中の平成18年3月卒業生、平成19年3月卒業生と次第に上昇し、推進プランの3ヶ年を経験した平成20年3月卒業生は、現役合格率、全体合格率とも上昇し、平成16年3月に比較して、約2倍の状況となっています。
平成21年3月卒業生は、平成19年3月並の合格率となっています。
平成22年3月卒業生は、平成21年3月卒業生より全体・現役の合格率が上昇していますが、特に国立大学の合格率が27.3%に上昇しており、平成19年の合格率24.1%を上回っています。
ただし、平成16年度以降連続して九大の合格者を出していましたが、平成22年度は合格者が出ませんでした。
このデータからすると、学力向上対策により、指宿高校においては現役合格率、全体合格率とも高まっており、一定の効果が上がっているものと推定されます。
指宿高校の国公立大学合格実績 ( )は過年度卒業生
卒業年 | H16年 | H17年 | H18年 | H19年 | H20年 | H21年 | H22 |
卒業生数 | 229 | 198 | 196 | 187 | 152 | 152 | 139 |
国立大学 | |||||||
鹿児島大 | 20(6) | 16(2) | 13(1) | 15 | 18(2) | 22(5) | 18(2) |
九州大 | 2(1) | 2(1) | 3 | 3 | 1 | 1 | |
神戸大 | - | - | 1 | - | - | 1(1) | |
広島大 | 1 | 1 | - | 1(1) | - | 1 | |
熊本大 | 2 | - | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
宮崎大 | 2(1) | - | 4 | 3 | 2 | 1(1) | 5 |
その他 | 12(1) | 18 | 8(1) | 22 | 14(2) | 11 | 16 |
小計 | 39(9) | 37(3) | 31(2) | 46(1) | 37(4) | 38(7) | 40(2) |
卒業生数に対する 国立大学合格者 (現役)の割合 |
13.1% | 17.2% | 14.8% | 24.1% | 21.7% | 20.3% | 27.3% |
卒業生数に対する 国立大学合格者 (現役・浪人含む) の割合 |
17.0% | 18.7% | 15.8% | 24.6% | 24.3% | 25.0% | 28.8% |
公立大学 | |||||||
都留文科大 | 1 | 3 | 2 | 1 | 1 | - | - |
下関市立大 | 3 | 2 | 3 | 1 | 4 | 2 | 1 |
北九州市立大 | 1 | 1 | 2 | - | 2 | 1 | 1 |
長崎県立大 | 2 | 1 | 4 | 2 | 4 | 6 | 3 |
熊本県立大 | 2 | - | 2 | 2 | 1 | 1 | - |
その他 | 4 | 4 | 7 | 5 | 12 | 6 | 3 |
小計 | 13 | 11 | 20 | 11 | 24 | 16 | 8 |
合計 | 52(9) | 48(3) | 51(2) | 57(1) | 61(4) | 54(7) | 48(2) |
卒業生数に対する 国公立大学合格者 (現役)の割合 |
18.8% | 22.7% | 25.0% | 29.9% | 37.5% | 30.9% | 33.1% |
卒業生数に対する 国公立大学合格者 (現役・浪人含む) の割合 |
22.7% | 24.2% | 26.0% | 30.5% | 40.1% | 33.6% | 34.5% |
対策実施 | 県立高校学力 向上推進総合プラン |
県立高校学力向上
推進プロジェクト
|
09.30.19:09
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)の成績優秀者は、高校名は掲載されていません。
そこで、代々木ゼミナールの東大入試プレの成績優秀者から確認しました。
河合塾生は掲載されていないようですので、鹿児島県内高校の学生はもっと多い可能性があります。
鹿児島県内高校出身者(A判定)
そこで、代々木ゼミナールの東大入試プレの成績優秀者から確認しました。
河合塾生は掲載されていないようですので、鹿児島県内高校の学生はもっと多い可能性があります。
鹿児島県内高校出身者(A判定)
東大即応オープン | 東大入試プレ | |||||||
類 | 順位 | 得点 | 氏 名 | 性別 | 高校 | 現役・高卒 | 順位 | 得点 |
文科一類 | 12 | 301 | KY | 男 | 鶴丸 | 54 | 253 | |
66 | 275 | TY | 女 | 鶴丸 | 80 | 246 | ||
151 | 259 | MS | 男 | ラ・サール | 33 | 267 | ||
164 | 256 | MY | 男 | 鶴丸 | 109 | 239 | ||
178 | 253 | SA | 男 | 鶴丸 | 91 | 243 | ||
文科二類 | 95 | 243 | KT | 男 | ||||
99 | 242 | HN | 男 | |||||
文科三類 | 4 | 291 | ES | 男 | ラ・サール | 22 | 276 | |
理科一類 | 197 | 238 | TM | 男 | ||||
479 | 211 | HK | 男 | |||||
506 | 210 | NM | 女 | |||||
理科二類 | 51 | 245 | IA | 男 | 鶴丸 | 98 | 254 | |
149 | 221 | OK | 女 | |||||
158 | 220 | TY | 男 | |||||
167 | 219 | NN | 男 | |||||
199 | 214 | DT | 男 |
09.29.07:33
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)成績優秀者は、各類の合格判定基準A判定の者です。
なお、成績優秀者には、河合塾生が掲載されていないとの情報もあります。
鹿児島県内高校出身者(A判定)
なお、成績優秀者には、河合塾生が掲載されていないとの情報もあります。
鹿児島県内高校出身者(A判定)
類 | 順位 | 得点 | 氏 名 | 性別 |
文科一類 | 12 | 301 | KY | 男 |
66 | 275 | TY | 女 | |
151 | 259 | MS | 男 | |
164 | 256 | MY | 男 | |
178 | 253 | SA | 男 | |
文科二類 | 95 | 243 | KT | 男 |
99 | 242 | HN | 男 | |
文科三類 | 4 | 291 | ES | 男 |
理科一類 | 197 | 238 | TM | 男 |
479 | 211 | HK | 男 | |
506 | 210 | NM | 女 | |
理科二類 | 51 | 245 | IA | 男 |
149 | 221 | OK | 女 | |
158 | 220 | TY | 男 | |
167 | 219 | NN | 男 | |
199 | 214 | DT | 男 |
09.28.22:31
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)の合格学力評価基準について掲載します。
これは、あくまで8月時点の学力での評価であって、今後の学力の伸びを想定して基準を定めたものではありません。
8月時点では、高卒者の学力が高い状況ですが、11月の東大模試、入試本番時点では、現役と高卒者の学力レベルはかなり縮まり、逆転するケースが出てきます。
2001年の東京大学新聞が入学者を対象にした「最後に受けた東大模試の判定」を集計した結果を見ると以下のようになっています。
A 41% B 21% C 21% D 12% E 5%
つまり、11月の東大模試がC判定以下の者が入学者に占める割合が38%(現役の場合40%)を占めていることとなり、8月時点のC判定以下の評価は気にすることなく、11月の東大模試の各科目ごとの目標点数の設定と目標点数に達するような勉強方法の検討が重要になってきます。
合格可能性評価
A判定・・・合格可能性80%以上。合格圏到達。
B判定・・・合格可能性60%。合格圏到達直前。
C判定・・・合格可能性40%。要努力圏。
D判定・・・合格可能性20%
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)
これは、あくまで8月時点の学力での評価であって、今後の学力の伸びを想定して基準を定めたものではありません。
8月時点では、高卒者の学力が高い状況ですが、11月の東大模試、入試本番時点では、現役と高卒者の学力レベルはかなり縮まり、逆転するケースが出てきます。
2001年の東京大学新聞が入学者を対象にした「最後に受けた東大模試の判定」を集計した結果を見ると以下のようになっています。
A 41% B 21% C 21% D 12% E 5%
つまり、11月の東大模試がC判定以下の者が入学者に占める割合が38%(現役の場合40%)を占めていることとなり、8月時点のC判定以下の評価は気にすることなく、11月の東大模試の各科目ごとの目標点数の設定と目標点数に達するような勉強方法の検討が重要になってきます。
合格可能性評価
A判定・・・合格可能性80%以上。合格圏到達。
B判定・・・合格可能性60%。合格圏到達直前。
C判定・・・合格可能性40%。要努力圏。
D判定・・・合格可能性20%
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)
類 | 定員 | 配点 | A | B | C | D | |||
基準点 | 偏差値 | 基準点 | 偏差値 | 基準点 | 偏差値 | 基準点 | |||
文科一類 | 401 | 440 | 246点以上 | 64.0 | 228点以上 | 60.3 | 219点以上 | 58.5 | 218点以下 |
文科二類 | 353 | 440 | 241点以上 | 63.0 | 224点以上 | 59.5 | 206点以上 | 55.8 | 205点以下 |
文科三類 | 469 | 440 | 237点以上 | 62.1 | 217点以上 | 58.1 | 192点以上 | 53.0 | 191点以下 |
理科一類 | 1108 | 440 | 207点以上 | 59.0 | 198点以上 | 57.3 | 176点以上 | 53.1 | 175点以下 |
理科二類 | 532 | 440 | 206点以上 | 58.8 | 198点以上 | 57.3 | 175点以上 | 52.9 | 174点以下 |
理科三類 | 98 | 440 | 289点以上 | 74.5 | 266点以上 | 70.2 | 246点以上 | 66.4 | 245点以下 |
09.27.19:19
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)
8月に実施された河合塾の2011年度 第1回 東大即応オープン模試の結果について掲載します。
模試の平均点は、4教科440点満点で文科177.4点、理科159.7点となっています。
8月時点では、三教科(英語、数学、国語)320点満点で、文系で140点程度(文Ⅰ150点程度)、理系で130点程度(理Ⅲ175点程度)あれば、今後の3教科と社会・理科の伸びで現役での合格の可能性もあります。
また、3教科の得点が文系の120点~140点、理系の110点~130点のグレイゾーンであっても、対策を講じていなかったため点数が低くなったことが要因で、今後伸びが期待できる科目、分野があれば、合格の可能性はあります。
【文 科】
【理 科】
模試の平均点は、4教科440点満点で文科177.4点、理科159.7点となっています。
8月時点では、三教科(英語、数学、国語)320点満点で、文系で140点程度(文Ⅰ150点程度)、理系で130点程度(理Ⅲ175点程度)あれば、今後の3教科と社会・理科の伸びで現役での合格の可能性もあります。
また、3教科の得点が文系の120点~140点、理系の110点~130点のグレイゾーンであっても、対策を講じていなかったため点数が低くなったことが要因で、今後伸びが期待できる科目、分野があれば、合格の可能性はあります。
【文 科】
配点 | 平均点 | 標準 偏差 |
平均偏差値 | 最高 点 |
最低 点 |
人数 | |||||||
全体 | 現役 | 高卒 | 全体 | 現役 | 高卒 | 全体 | 現役 | 高卒 | |||||
二次総合 | 440 | 177.4 | 171.2 | 189.4 | 49.1 | 50.0 | 48.7 | 52.4 | 348 | 11 | 4545 | 2994 | 1551 |
三教科 | 320 | 137.3 | 135.0 | 141.9 | 37.4 | 50.0 | 49.4 | 51.2 | 267 | 11 | 4542 | 2992 | 1550 |
英語文系 | 120 | 55.4 | 53.8 | 58.3 | 18.9 | 50.0 | 49.2 | 51.5 | 112 | 5 | 4503 | 2967 | 1536 |
数学文系 | 80 | 26.7 | 26.7 | 26.7 | 15.7 | 50.0 | 50.0 | 50.0 | 80 | 0 | 4516 | 2972 | 1544 |
国語文系 | 120 | 56.2 | 55.4 | 57.7 | 11.2 | 50.0 | 49.3 | 51.3 | 94 | 4 | 4524 | 2978 | 1546 |
日本史 | 60 | 19.8 | 17.9 | 23.2 | 8.6 | 50.0 | 47.8 | 54.0 | 45 | 0 | 2533 | 1654 | 879 |
世界史 | 60 | 18.0 | 15.6 | 22.9 | 10.3 | 50.0 | 47.7 | 54.7 | 52 | 0 | 3859 | 2584 | 1275 |
地理 | 60 | 24.4 | 23.2 | 26.6 | 8.3 | 50.0 | 48.5 | 52.6 | 48 | 0 | 2582 | 1670 | 912 |
【理 科】
配点 | 平均点 | 標準偏差 | 平均偏差値 | 最高点 | 最低点 | 人数 | |||||||
全体 | 現役 | 高卒 | 全体 | 現役 | 高卒 | 全体 | 現役 | 高卒 | |||||
二次総合 | 440 | 159.7 | 155.1 | 170.2 | 52.7 | 50.0 | 49.1 | 52.0 | 412 | 2 | 6146 | 4296 | 1850 |
三教科 | 320 | 129.4 | 127.3 | 134.3 | 41.2 | 50.0 | 49.5 | 51.1 | 294 | 2 | 6145 | 4295 | 1850 |
英語文系 | 120 | 51.3 | 50.3 | 53.7 | 18.8 | 50.0 | 49.5 | 51.3 | 112 | 0 | 6080 | 4265 | 1815 |
数学文系 | 80 | 44.0 | 42.8 | 46.8 | 21.4 | 50.0 | 49.5 | 51.3 | 120 | 0 | 6115 | 4278 | 1837 |
国語文系 | 120 | 35.0 | 34.8 | 35.4 | 9.2 | 50.0 | 49.7 | 50.5 | 76 | 2 | 6111 | 4276 | 1835 |
物理 | 60 | 14.6 | 13.3 | 17.8 | 8.5 | 50.0 | 48.5 | 53.8 | 60 | 0 | 5455 | 3867 | 1588 |
化学 | 60 | 15.2 | 14.1 | 17.7 | 8.4 | 50.0 | 48.7 | 53.0 | 60 | 0 | 5998 | 4236 | 1762 |
生物 | 60 | 22.9 | 21.2 | 25.6 | 10.8 | 50.0 | 48.4 | 52.5 | 56 | 0 | 646 | 402 | 244 |
地学 | 60 | 22.2 | 15.0 | 24.9 | 13.9 | 50.0 | 44.8 | 51.9 | 47 | 0 | 30 | 8 | 22 |
09.26.18:31
2011年度 第1回 東大即応オープン(2010年8月実施)
8月に実施された河合塾の2011年度 第1回 東大即応オープン模試が、9月24日に返送されました。
今回の受験者数は、10,691人で昨年の11,111人より420人少なくなっています。
この受験者数は、2010年の東大前期日程志願者数9,439人,二次試験受験者8,669人を上回る人数であり、現役と高卒者の割合2:1も本試験と同じ割合となっています。
また、昨年は鹿児島県では、ラ・サール高校150人、鶴丸高校122人が受験しています。
受験者数の出身地区分比率は、2010年度の前期東大合格者の割合に近く、質の面からも東大入試を再現できたと河合塾は評価しています。
2009年度実施 第1回東大即応オープン模試 受験者トップ20校
出身地区別比率 %
今回の受験者数は、10,691人で昨年の11,111人より420人少なくなっています。
この受験者数は、2010年の東大前期日程志願者数9,439人,二次試験受験者8,669人を上回る人数であり、現役と高卒者の割合2:1も本試験と同じ割合となっています。
また、昨年は鹿児島県では、ラ・サール高校150人、鶴丸高校122人が受験しています。
受験者数の出身地区分比率は、2010年度の前期東大合格者の割合に近く、質の面からも東大入試を再現できたと河合塾は評価しています。
2009年度実施 第1回東大即応オープン模試 受験者トップ20校
高校名 | 受検者数 | 高校名 | 受験者数 |
開成 | 274 | 渋谷教育学園幕張 | 124 |
西大和学園 | 184 | 鶴丸 | 122 |
灘 | 174 | 愛光 | 119 |
麻布 | 166 | 栄光学園 | 118 |
聖光学院 | 158 | 筑波大附属駒場 | 115 |
ラ・サール | 150 | 浅野 | 105 |
海城 | 133 | 桜陰 | 102 |
駒場東邦 | 132 | 久留米付設大 | 101 |
桐蔭学園 | 132 | 岡崎 | 100 |
東京学院大学付属 | 128 | 栄東 | 99 |
出身地区別比率 %
区 分 | 北海道 | 東 北 | 関 東 | 中部・北陸 | 近 畿 | 中四国 | 九 州 | その他 |
2011年度第1回 東大即応オープン模試受験者 |
1.9 | 4.1 | 51.5 | 12.5 | 10.0 | 8.2 | 10.3 | 1.5 |
2010年度東大合格者(前期) | 1.7 | 3.1 | 50.9 | 14.8 | 13.3 | 8.0 | 7.9 | 0.3 |
09.25.19:46
鹿児島育英館高校の特待生
鹿児島育英館高校の特待についてお問い合わせがありましたので掲載します。
鹿児島育英館高校は、英語に力を入れています。
特待は、英検資格の取得によって選定されます。
まず、英検3級以上を取得していると高校入試の受験料(1万円)が免除されます。
英検準2級以上取得者は入学金(10万円)が半額免除されます。
英検2級以上取得者は入学金及び学校納付金が全額免除になります。
学校納付金は、月額49600円です。
鹿児島育英館高校は、英語に力を入れています。
特待は、英検資格の取得によって選定されます。
まず、英検3級以上を取得していると高校入試の受験料(1万円)が免除されます。
英検準2級以上取得者は入学金(10万円)が半額免除されます。
英検2級以上取得者は入学金及び学校納付金が全額免除になります。
学校納付金は、月額49600円です。
英検資格 | 受験料 | 入学金 | 学校納付金(月額) | 支援金 |
英検2級以上 | 0 | 0 | 0 | 0 |
英検準2級 | 0 | 50,000円 | 49,600円 | 9,900円 |
英検3級 | 0 | 100,000円 | 49,600円 | 9,900円 |
英検4級以下又はなし | 10,000円 | 100,000円 | 49,600円 | 9,900円 |
09.24.09:35
鹿児島玉龍高校の学力の概要
鹿児島玉龍高校の2年生は、玉龍中学校の1回生で、公立の中高一貫教育校となってどのように学力が向上しているか興味があることです。
しかし、鹿児島玉龍高校の1年生、2年生についての情報は、ほとんどありませんでした。
今回、Hさんから鹿児島玉龍高校のコメントがありましたので紹介します。
鹿児島玉龍高校や他の高校の1、2年生の模試の結果等の情報をお持ちの方は情報提供をお願いします。
(Hさんからのコメント)
今夜高校の先生と飲み会して得た情報ですが、玉龍高校のの2年・1年は模試の成績が甲南を抜いて鶴丸の次に位置していると聞きました。玉龍中から上がってきた生徒がかなり引っ張っているようですが、本当でしょうか?何か情報を持っている方がおられましたらお願いします。 1年生は、鶴丸、玉龍、樟南文理=鹿実文理、甲南、中央の順らしいです。
(南日本新聞 2008年7月11日)
しかし、鹿児島玉龍高校の1年生、2年生についての情報は、ほとんどありませんでした。
今回、Hさんから鹿児島玉龍高校のコメントがありましたので紹介します。
鹿児島玉龍高校や他の高校の1、2年生の模試の結果等の情報をお持ちの方は情報提供をお願いします。
(Hさんからのコメント)
今夜高校の先生と飲み会して得た情報ですが、玉龍高校のの2年・1年は模試の成績が甲南を抜いて鶴丸の次に位置していると聞きました。玉龍中から上がってきた生徒がかなり引っ張っているようですが、本当でしょうか?何か情報を持っている方がおられましたらお願いします。 1年生は、鶴丸、玉龍、樟南文理=鹿実文理、甲南、中央の順らしいです。
(南日本新聞 2008年7月11日)
鹿児島・玉龍高校 入学時のクラス編成を入試組と進学組別々に
鹿児島市の鹿児島玉龍高校は2009年4月、県内初の公立併設型中高一貫校として、鹿児島玉龍中学校から初の進学生を迎える。定員の半数は受験を経た他の中学校からの入学となるが、1年時には玉龍中からの進学生とは別々のクラス編成とすることを決めた。2年からは混合し習熟度別に編成する。
1年で別々のクラスにすることで、履修内容などの調整を図るのが狙い。各生徒の学習の進行度や習熟度によって指導する「補充の時間」の設定や、教科によっては授業の進行度を早めるなどの方法も検討しており、2年で足並みがそろうようにする。
2年からは文・理系の難関大学進学を目指すクラスを編成。医学部を目指す生徒に必要な理科3科目を学ぶ医学コースも設置する。
同高の内節雄教頭(56)は「新しく入ってくる生徒に不安がないようにする。進学校として生徒一人一人の特長を最大限伸ばす努力をしたい」と話した。
玉龍中は定員120人で06年4月に開校。現在の生徒数は中学1-3年の356人。玉龍高の定員は240人で、受験を経てほかの中学校からも約120人が入学する。
1年で別々のクラスにすることで、履修内容などの調整を図るのが狙い。各生徒の学習の進行度や習熟度によって指導する「補充の時間」の設定や、教科によっては授業の進行度を早めるなどの方法も検討しており、2年で足並みがそろうようにする。
2年からは文・理系の難関大学進学を目指すクラスを編成。医学部を目指す生徒に必要な理科3科目を学ぶ医学コースも設置する。
同高の内節雄教頭(56)は「新しく入ってくる生徒に不安がないようにする。進学校として生徒一人一人の特長を最大限伸ばす努力をしたい」と話した。
玉龍中は定員120人で06年4月に開校。現在の生徒数は中学1-3年の356人。玉龍高の定員は240人で、受験を経てほかの中学校からも約120人が入学する。
09.23.23:41
加治木校高校の国公立大学合格実績
加治木高校の国公立大学合格実績を掲載します。
学力向上対策前の平成15年3月から17年3月の3ヶ年の卒業生は、現役合格率41.7%~45.6%、過年度卒業生を含む合格率は49.2%~54.4%となっています。
学力向上対策が実施された平成18年3月卒業生以降の合格率は、若干高まっていますが、平成18年3月卒業生は九大に21人合格し、それ以降は各旧帝大で合格者を出しており、平成21年度には、大阪大4人など北海道を除く六旧帝大と東工大に合格者を出し、23人が合格しています。
難関大学の合格者数と内容を見た場合、平成18年度より平成21年度が上回っています。
平成22年度は、旧帝大の合格者数が13人と平成21年度に比較して大幅に減少していますが、A1大学の広島大に11人、熊本大学に26人など大幅に伸びています。
A1の大学の合格実績が増加しているため、旧帝大以上のS3以上大学の合格者数も増える可能性があります。
加治木高校においては、難関国立大学へのチャレンジ精神が育成され、学力の質的向上が進んでいることがわかり、学力向上対策の効果があることがわかります。
平成18・19年度に比較して現役の合格率は低下していますが、上位校を志望する傾向の表れで、単純に現役合格率の低下をもって評価すべきではありません。
加治木高校の国公立大学合格実績
( )は現役合格者数 【 】は過年度卒 *は14年度在学生数による、
( )は卒業生数が不明のため、平成21年卒業数を掲載
学力向上対策前の平成15年3月から17年3月の3ヶ年の卒業生は、現役合格率41.7%~45.6%、過年度卒業生を含む合格率は49.2%~54.4%となっています。
学力向上対策が実施された平成18年3月卒業生以降の合格率は、若干高まっていますが、平成18年3月卒業生は九大に21人合格し、それ以降は各旧帝大で合格者を出しており、平成21年度には、大阪大4人など北海道を除く六旧帝大と東工大に合格者を出し、23人が合格しています。
難関大学の合格者数と内容を見た場合、平成18年度より平成21年度が上回っています。
平成22年度は、旧帝大の合格者数が13人と平成21年度に比較して大幅に減少していますが、A1大学の広島大に11人、熊本大学に26人など大幅に伸びています。
A1の大学の合格実績が増加しているため、旧帝大以上のS3以上大学の合格者数も増える可能性があります。
加治木高校においては、難関国立大学へのチャレンジ精神が育成され、学力の質的向上が進んでいることがわかり、学力向上対策の効果があることがわかります。
平成18・19年度に比較して現役の合格率は低下していますが、上位校を志望する傾向の表れで、単純に現役合格率の低下をもって評価すべきではありません。
加治木高校の国公立大学合格実績
( )は現役合格者数 【 】は過年度卒 *は14年度在学生数による、
( )は卒業生数が不明のため、平成21年卒業数を掲載
卒業年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 | 20年 | 21年 | 22年 | |
クラス数 | 9 | 9 | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 | |
卒業生数 | ※366 | ※369 | ※327 | (313) | (313) | 302 | 313 | 313 | |
国立大学 | |||||||||
旧帝大(北大除き) +一橋大・東工大 |
13 | 7 | 12 | 22 | 15 | 10 | 23 | 13 | |
鹿児島大 | 68 | 74 | 71 | 83 | 78 | 61 | 77 | 65 | |
九州大 | 11 | 4 | 12 | 21 | 14 | 8 | 14 | 10 | |
広島大 | 6 | 4 | 5 | 8 | 4 | 10 | 3 | 11 | |
熊本大 | 9 | 16 | 13 | 15 | 17 | 17 | 10 | 26 | |
宮崎大 | 2 | 10 | 12 | 8 | 15 | 7 | 7 | 6 | |
東北大 | - | 1 | - | - | - | - | 1 | - | |
名古屋大 | - | 1 | - | - | 1 | - | 1 | - | |
京都大 | - | 1 | - | - | - | - | 1 | 1 | |
大阪大 | - | - | - | 1 | - | - | 4 | 2 | |
一橋大 | 2 | - | - | - | - | - | - | - | |
東工大 | - | - | - | - | - | - | 1 | - | |
東京大 | - | - | - | - | - | 2 | 1 | - | |
神戸大 | 2 | - | - | - | 1 | 1 | 1 | 1 | |
その他 | 30 | 35 | 35 | 36 | 38 | 17 | 36 | 44 | |
小計 |
140
|
146 (113) 【33】 |
148 (123) 【25】 |
172 (151) 【21】 |
168 (149) 【19】 |
133 (112) 【21】 |
157 (129) 【28】 |
166 ( ) 【 】 |
|
公立大学 | |||||||||
都留文科大 | - | 2 | - | - | |||||
山口県立大 | 2 | - | - | 1 | |||||
下関市立大 | - | 2 | 4 | 3 | |||||
北九州市立大 | 5 | 17 | 8 | 6 | 9 | 7 | 9 | ||
その他 | 23 | 17 | 16 | 16 | |||||
小計 全合格者数 現役 過年度卒 |
40
|
51 (41) 【10】 |
30 (26) 【 4】 |
33 (33) 【0】 |
31 (28) 【3】 |
30 (27) 【3】 |
27 (25) 【2】 |
40 ( ) 【 】 |
|
合計 全合格者数 現役 過年度卒 |
180
|
197 (154) 【43】 |
178 (149) 【29】 |
205 (184) 【21】 |
199 (177) 【22】 |
163 (139) 【24】 |
184 (154) 【30】 |
206 ( ) 【 】 |
|
卒業生数に対する 国公立大学合格者 (現役)の割合 |
*41.7% | *45.6% | 58.8% | 56.5% | 46.0% | 49.2% | % | ||
卒業生数に対する 国公立大学合格者 (現役・浪人含む)の割合 |
*49.2% | *53.4% | *54.4% | 65.5% | 63.6% | 54.0% | 58.8% | 65.8% | |
プロジェクト | 県立高校学力向上 推進総合プラン |
県立高校学力向上 推進プロジェクト |
09.22.23:23
鹿児島県高校教育
鹿児島県内の公立高校の学力向上を目指して各種の取り組みが行われています。
下記内容は、昨年も掲載させて頂いた河合塾の情報誌の内容です。
中高連携を活発化させる県の取り組み
鹿児島県では現在、県全体としての取り組みが活発化している。学力向上面に関連しては、2005年度から2007年度にかけて、「県立高校学力向上推進総合プラン」が推進された。
主な取り組みとしては、まず、学力向上推進校8校、進学指導推進校13校が指定された<資料1>。学力向上推進校には専門高校、進学指導推進校には普通科系の高校が指定されており、県全体としての学力の向上を目的としている。指定された高校では、延べ37回の公開授業や、教科研究会などを実施。公開授業は中学教員も参観できるようにするとともに、教科研究会も中学・高校合同で進めるなど、中高連携が進められている。
県内の難関大学志望者が一堂に会する「郷中 ゼミ」
先輩が後輩を教育する独自の風土が根づく
<資料1> 県立高校学力向上推進総合プラン(2005~2007)における推進指定校
下記内容は、昨年も掲載させて頂いた河合塾の情報誌の内容です。
中高連携を活発化させる県の取り組み
鹿児島県では現在、県全体としての取り組みが活発化している。学力向上面に関連しては、2005年度から2007年度にかけて、「県立高校学力向上推進総合プラン」が推進された。
主な取り組みとしては、まず、学力向上推進校8校、進学指導推進校13校が指定された<資料1>。学力向上推進校には専門高校、進学指導推進校には普通科系の高校が指定されており、県全体としての学力の向上を目的としている。指定された高校では、延べ37回の公開授業や、教科研究会などを実施。公開授業は中学教員も参観できるようにするとともに、教科研究会も中学・高校合同で進めるなど、中高連携が進められている。
「県立高校学力向上推進総合プラン」は2007 年度で完了し、2008年度からは「県立高校学力向上推進プロジェクト」がスタートしているが、この理念は継承され、継続指定を受けた進学指導推進校を中心として同様の活動が進行している。
また、進学指導推進校の教員を中心として、県内の指導力に優れた教員96名を「学力向上推進委員」に任命。委員たちには、地域の進路指導のリーダー的役割が期待されている。委員同士でテーマごとに6~7名のグループを編成し、授業方法の工夫や、難関大学の入試問題研究など、さまざまな教科研究が進行している。
また、県教育委員会では2005年度から、夏休みに「夏トライ!グレード・アップ・ゼミ」を開催している。対象は県内の高校2年生で、鹿児島中央高校を会場として行われる。3日間の公開講座を受講(1日80分授業×3時限)するほか、鹿児島大学のオープンキャンパスにも参加している。「夏トライ!グレード・アップ・ゼミ」の公開講座を担当するのも、学力向上推進委員が中心となっている。指導力向上のために、公開講座を参観する若手教員も約100名にのぼっている。
生徒にとっても、他校の生徒と机を並べて学ぶことはいい刺激になっているようで、「いつもとは違う緊張感があり、貴重な経験になった」「他校生の勉強のやり方を見て、意識が高まった」といった感想が寄せられている。生徒同士が高校の枠を超えて、お互いを高め合うような関係を築くために、50分間の交流会も用意されている。高校2 年生の早い時期から、目的意識、学習意欲を高めることにつながっているようだ。このように、さまざまな成果が期待できることから、このゼミへの参加者は、年々大幅に増加している(2005年度201名→2008年度364名)。
「鹿児島県進学指導ステップアップ研究会」の設立
「鹿児島県進学指導ステップアップ研究会」の設立
こうした県全体の取り組みの一方で、高校教員による自主的な動きも出てきている。
「進学における鹿児島県の低迷の長期化を受けて、2006年度末の県内進路指導主任会で『鹿児島をどげんかせんといかん!』という気運が高まりました。教員同士が交流する機会が減り、指導方法のノウハウが伝授されなくなっているのが要因ではないかという意見が、この会で数多く出されました。元来、鹿児島県には、先輩から後輩へと伝承する『郷中教育』の文化が根づいていたはずなのに、いつの間にかそれが喪失しかけていたのです。その反省に立って、2007 年度に、教員有志による『鹿児島県進学指導ステップアップ研究会(鹿進研)』を設立。県全体の教育力を高めるための多様な活動を展開しています」(鹿児島県立甲南高校・藤崎恭一先生)
県内の難関大学志望者が一堂に会する「郷中 ゼミ」
鹿進研の活動で最も注目されるのが「郷中ゼミ」だ。3年次の夏休みに2日間、2年次の冬休みに1日間、公立高校の難関大学志望者が一堂に会して、授業を受講するスタイルだ。L1(文系。東京大学、京都大学、一橋大学志望者対象)、S1(理系。東京大学、京都大学、東京工業大学志望者対象)、L2(文系。旧帝大等志望者対象)、S2(理系。旧帝大等志望者対象)の4コースがある。2008年度の夏休みの郷中ゼミは、離島の高校の生徒も含めて、約20 校300名程度が参加している。
「授業では、難関大学のレベルにあわせた教材を用意し、かなり高度な内容になっています。他校の生徒たちが頑張っている姿に刺激を受けて、本校でも、さらに難関大学を目指す生徒が増えているという手応えを得ています」(鹿児島県立加治木高等学校・北浩憲先生)
また、郷中ゼミの授業には、数多くの教員が参観に訪れている。ほかにも、教員を対象に2種類の研修がある。中堅・若手研修会(キャリアアップ研修会)では、他県から講師を招聘し、講演会や分科会などの多彩なメニューで実施されている。進路主任研修会では、各学校の現状を中心に意見交換し、貴重な情報収集の場となっている。
「そうした場を通して、先輩教員が他校の教員にも積極的に声をかけてくださり、横の連携が強化されています。高校間の垣根を低くして、県全体として優れた指導方法を継承していこうという雰囲気が高まっています」(鹿児島市立鹿児島玉龍高校・坂本昌弥先生)
先輩が後輩を教育する独自の風土が根づく
鹿進研の活動以外でも、先輩が後輩を教育するのが当然という意識は、さまざまな形で見られる。
例えば、後ほど詳述するように、鶴丸高校では、高校の進路行事に卒業生が積極的に協力する姿勢を見せている。国公立大学の受験のために全国各地に出向く後輩の面倒を先輩社会人が見る伝統も堅持されている。
しかも、その風土は公立高校に限ってのことではない。私立高校でも同様だ。
「本校の体育祭では生徒の4分の1近くが応援団に所属します。そこで、先輩に応援団合戦の振り付けなどを指導される中で、自然と親密な縦の関係が築かれています。また、寮生活を通して、先輩が生活面の指導や、勉強のやり方など、本校ならではの流儀を教えるのも伝統になっています。そのため、愛校心の強い卒業生が多く、彼らは後輩の役に立ちたいという思いを持っていますから、東大見学会をはじめとする進路行事にも、積極的に協力してくれます」(ラ・サール高校・麻生善三先生)
そうした先輩、後輩の人間関係が醸成されていることが、鹿児島県の大きな強みといえるだろう。
以上、見てきた受験風土を踏まえて、鹿児島県の各高校では、どのような進路指導が実施されているのか、具体的に見てみることにしよう。
<資料1> 県立高校学力向上推進総合プラン(2005~2007)における推進指定校
学力向上推進校(8校) | 鹿児島西、枕崎、吹上、隼人工業、串良商業、鹿屋農業、垂水、奄美 |
進学指導推進校(13校) | 指宿、加世田、川辺、伊集院、川内、出水、大口、加治木、国分、志布志 鹿屋、種子島、大島 |
09.21.23:52
鹿児島県内公立高校の国公立大学の推移
甲南高校の難関国立大学の合格者数の推移を掲載します。
甲南高校の卒業生数は、平成18(2006)年度以前はわかりませんので、定員が同じ鶴丸高校の卒業生数を使用しています。
東大は、1970年代から1990年代まではほぼ合格者がいましたが、2001年から2004年は合格していませんでした。2005年度以降は、KIプロジェクトの実施により毎年合格者を出すようになりましたが平成22年度は合格者がいませんでした。この傾向は、京都大学も同様です。
九州大学には、1978年に103人が合格しましたが、翌年度には64人に減少しており、その後は42人から80人の間を推移しています。1994年度には38人に減少し、1998年度には25人まで減少し、2008年度を除き、20人台の合格者数となっています。
志学館高等部の1回生の卒業は平成5(1993)年度、池田学園池田高校の1回生の卒業は翌年の平成6(1994)年度で、樟南高校普通科文理コース、鹿児島実業高校文理科コースの1回生の卒業は平成10(1998)年度です。
このことから、それまでの甲南高校の上位層が、志学館高等部、池田学園池田高校に流れ、樟南高校普通科文理コース、鹿児島実業文理科の創設によって、この2校の特待を取得した学生が甲南高校から鶴丸高校への受験にシフトし、鶴丸高校の不合格者が樟南高校、鹿児島実業高校に流れた結果、定員の減少も加わって九大合格者数が減少したものと推計できます。
これによって、甲南高校の旧帝大合格レベルの学生数が、1970年代は鶴丸高校の6割程度から現在では3~4割程度に低下していると想定されます。
私立高校の進出に伴う影響が、鶴丸高校ではほとんどなかったのに対して、甲南高校に出ているものと思われ、鹿児島中央高校、鹿児島玉龍高校なども影響を受けているものと思われます。
甲南高校の難関国立大学合格実績 【 】は、旧帝大合格者 ( )は卒業生数に対する割合
甲南高校の卒業生数は、平成18(2006)年度以前はわかりませんので、定員が同じ鶴丸高校の卒業生数を使用しています。
東大は、1970年代から1990年代まではほぼ合格者がいましたが、2001年から2004年は合格していませんでした。2005年度以降は、KIプロジェクトの実施により毎年合格者を出すようになりましたが平成22年度は合格者がいませんでした。この傾向は、京都大学も同様です。
九州大学には、1978年に103人が合格しましたが、翌年度には64人に減少しており、その後は42人から80人の間を推移しています。1994年度には38人に減少し、1998年度には25人まで減少し、2008年度を除き、20人台の合格者数となっています。
志学館高等部の1回生の卒業は平成5(1993)年度、池田学園池田高校の1回生の卒業は翌年の平成6(1994)年度で、樟南高校普通科文理コース、鹿児島実業高校文理科コースの1回生の卒業は平成10(1998)年度です。
このことから、それまでの甲南高校の上位層が、志学館高等部、池田学園池田高校に流れ、樟南高校普通科文理コース、鹿児島実業文理科の創設によって、この2校の特待を取得した学生が甲南高校から鶴丸高校への受験にシフトし、鶴丸高校の不合格者が樟南高校、鹿児島実業高校に流れた結果、定員の減少も加わって九大合格者数が減少したものと推計できます。
これによって、甲南高校の旧帝大合格レベルの学生数が、1970年代は鶴丸高校の6割程度から現在では3~4割程度に低下していると想定されます。
私立高校の進出に伴う影響が、鶴丸高校ではほとんどなかったのに対して、甲南高校に出ているものと思われ、鹿児島中央高校、鹿児島玉龍高校なども影響を受けているものと思われます。
甲南高校の難関国立大学合格実績 【 】は、旧帝大合格者 ( )は卒業生数に対する割合
年度 | 卒業 生数 |
東 大 |
京 大 |
阪 大 |
東 北 大 |
名 大 |
九 大 |
北 大 |
旧帝大計 | 一 橋 大 |
東 工 大 |
小 計 |
合 計 |
医 学 部 |
合計 |
2010 | 315 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 26 | 0 | 31( 9.8) | 2 | 0 | 2 | 33(10.5) | 4(1.3) | 37(11.7) |
2009 | 303 | 1 | 5 | 3 | 1 | 1 | 22 | 1 | 34(11.2) | 1 | 0 | 1 | 35(11.6) | 5(1.7) | 40(13.2) |
2008 | 308 | 4 | 3 | 1 | 0 | 1 | 32 | 0 | 41(13.3) | 3 | 0 | 3 | 44(14.3) | 2(0.6) | 46(14.9) |
2007 | 349 | 1 | 3 | 4 | 2 | 2 | 27 | 0 | 39(11.2) | 0 | 1 | 1 | 40(11.5) | 2(0.6) | 42(12.0) |
2006 | (357) | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 25 | 0 | 29( 8.1) | 1 | 2 | 3 | 32( 9.0) | ||
2005 | (360) | 1 | 1 | 6 | 0 | 1 | 27 | 0 | 36(10.0) | 1 | 2 | 3 | 39(10.8) | ||
2004 | (399) | 0 | 0 | 4 | 0 | 2 | 28 | 0 | 34( 8.5) | 0 | 1 | 1 | 35( 8.8) | ||
2003 | (396) | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 24 | 1 | 28( 7.1) | 1 | 2 | 3 | 31( 7.6) | ||
2002 | (400) | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 18 | 2 | 25( 6.3) | 0 | 0 | 0 | 25( 6.3) | ||
2001 | (399) | 0 | 3 | 1 | 4 | 1 | 27 | 0 | 36( 9.0) | 0 | 0 | 0 | 36( 9.0) | ||
2000 | (397) | ||||||||||||||
1999 | (428) | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 10 | 0 | 14( 3.3) | 0 | 0 | 0 | 14(3.3) | ||
1998 | (452) | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 25 | 0 | 27( 6.0) | 3 | 1 | 4 | 31(6.9) | 樟南文理 鹿実文理 |
|
1997 | (451) | 1 | 3 | 0 | 1 | 1 | 39 | 1 | 46(10.2) | 2 | 0 | 2 | 48(10.5) | ||
1996 | (448) | 2 | 2 | 4 | 0 | 1 | 26 | 0 | 35( 7.8) | 0 | 0 | 0 | 35( 7.8) | ||
1995 | (455) | 3 | 3 | 1 | 0 | 1 | 39 | 1 | 48(10.5) | 5 | 1 | 6 | 54(11.9) | ||
1994 | (448) | 3 | 3 | 4 | 0 | 2 | 38 | 4 | 54(12.1) | 1 | 1 | 2 | 56(12.5) | 池田学園池田 | |
1993 | (499) | 2 | 3 | 1 | 0 | 1 | 64 | 0 | 71(14.2) | 2 | 0 | 2 | 73(14.6) | 志学館高等部 | |
1992 | (512) | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 48 | 0 | 56(10.9) | 2 | 4 | 6 | 62(12.1) | ||
1991 | (491) | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 58 | 0 | 63(12.8) | 3 | 1 | 4 | 67(13.6) | ||
1990 | (500) | 6 | 1 | 1 | 0 | 0 | 53 | 0 | 61(12.2) | 3 | 1 | 4 | 65(13.0) | ||
1989 | (494) | 4 | 2 | 2 | 0 | 2 | 71 | 1 | 82(16.6) | 2 | 2 | 4 | 86(17.4) | ||
1988 | (494) | 4 | 5 | 4 | 1 | 2 | 69 | 1 | 86(17.4) | 0 | 7 | 7 | 93(18.8) | ||
1987 | (498) | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 80 | 0 | 81(16.3) | 0 | 2 | 2 | 83(16.7) | ||
1986 | (485) | 1 | 3 | 6 | 1 | 0 | 42 | 0 | 53(10.9) | 4 | 0 | 4 | 57(11.8) | ||
1985 | (493) | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 48 | 0 | 53(10.8) | 2 | 1 | 3 | 56(11.4) | ||
1984 | (503) | 3 | 5 | 2 | 0 | 0 | 43 | 0 | 53(10.5) | ||||||
1983 | (495) | 6 | 4 | 1 | 0 | 1 | 64 | 0 | 76(15.4) | ||||||
1982 | (500) | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 47 | 0 | 52(10.4) | ||||||
1981 | (499) | ||||||||||||||
1980 | (493) | 3 | 2 | 2 | 2 | 0 | 50 | 0 | 59(12.0) | 2 | 0 | 2 | 61(12.4) | ||
1979 | 494 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 64 | 0 | 67(13.6) | 1 | 0 | 1 | 68(13.8) | ||
1978 | (547) | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 103 | 0 | 106(19.4) | ||||||
1977 | (538) | ||||||||||||||
1976 | (513) | ||||||||||||||
1975 | (496) | 4 | 6 | 3 | 49 | 62(12.5) | 62(12.5) | ||||||||
1974 | (511) | 7 | 4 | 47 | 2 | 60(11.7) | 2 | 2 | 62(12.1) |
09.20.22:40
鹿児島情報高校の特待制度
受験ママさんから鹿児島情報高校の特待制度についてご質問がありましたので掲載します。
特待制度には、e-プレップ科を対象にしたAO特待入試合格者、入学試験の成績優秀者、スポーツ優秀者などがあります。
具体的には、以下のとおりです。
成績優秀者は、学科別に指定されるようです。
①成績奨学生
・入学試験の成績により奨学生の指定をします。
(但し、平成23年3月中学校卒業見込みの者)
(1)5教科受験生(普通科系)及び3教科受験生(専門系)
成績によりAからDの4段階の奨学生指定をします。
(2)AO奨学生合格者
・英検準2級合格者・・・・・・・・B奨学生として指定
・英検2級合格者・・・・・・・・・・A奨学生として指定
②兄弟姉妹の学納金軽減措置
・兄弟姉妹が同時に在籍しているとき、下の弟妹は上の兄姉が卒業するまでC奨学生の指定をします。
③部活動奨学生
※部活動の活性化を目的に、A~Dの4段階の部活動奨学生制度があります。
(1)対象部活動
野球・柔道・水泳・サッカー・バスケット・ラグビー・吹奏楽
(2)対象者(含条件)
①各部活動で技能が優れていること。
②中学校長の推薦を得られること。
③学業および生活態度が基準に達していること。
(3)採用人数
約40名(Aランク~Dランク合計)
特待制度には、e-プレップ科を対象にしたAO特待入試合格者、入学試験の成績優秀者、スポーツ優秀者などがあります。
具体的には、以下のとおりです。
成績優秀者は、学科別に指定されるようです。
①成績奨学生
・入学試験の成績により奨学生の指定をします。
(但し、平成23年3月中学校卒業見込みの者)
(1)5教科受験生(普通科系)及び3教科受験生(専門系)
成績によりAからDの4段階の奨学生指定をします。
(2)AO奨学生合格者
・英検準2級合格者・・・・・・・・B奨学生として指定
・英検2級合格者・・・・・・・・・・A奨学生として指定
②兄弟姉妹の学納金軽減措置
・兄弟姉妹が同時に在籍しているとき、下の弟妹は上の兄姉が卒業するまでC奨学生の指定をします。
③部活動奨学生
※部活動の活性化を目的に、A~Dの4段階の部活動奨学生制度があります。
(1)対象部活動
野球・柔道・水泳・サッカー・バスケット・ラグビー・吹奏楽
(2)対象者(含条件)
①各部活動で技能が優れていること。
②中学校長の推薦を得られること。
③学業および生活態度が基準に達していること。
(3)採用人数
約40名(Aランク~Dランク合計)
奨学生 | 授業料① | 奨学金② | 負担金③=①-② | 就学支援金④ | 実質負担金 |
A奨学生 | 45000 | 45000 | 0 | 0 | 0 |
B奨学生 | 45000 | 36500 | 8500 | 8500 | 0 |
C奨学生 | 45000 | 28000 | 17000 | 9900 | 7100 |
D奨学生 | 45000 | 14000 | 31000 | 9900 | 21100 |
支給額の基準は月9,900円ですが、両親の所得によっては14,850円又は、19,800円支給されます。
09.19.23:07
鹿児島県内公立高校の国公立大学の推移
鹿児島県内の公立高校の国公立大学の合格実績が、昔に比べて低下したと言われています。たとえば、昔であれば鶴丸・甲南・鹿児島中央では九大合格者数が100人近くいたとか、越えていたとかそういう話がでます。しかし、それ以外はデータで示されたものはあまりありません。
そこで今回は、鶴丸高校の難関国公立大学の合格実績について掲載してみたいと思います。
昔は、鹿児島県内の私立の進学校は、ラ・サール高校のみでしたが、その後、志学館や池田学園などの中高一貫教育校が出てきており、これらの高校との関係を頭に入れておく必要があります。
鶴丸高校の難関国立大学の合格実績の状況は下表のとおりです。
鶴丸高校の定員は、最大で550人となっています。
国公立大学の入試の変遷は以下のとおりです。
①昭和24(1949)年度から53(1978)年度までは、「一期校・二期校」 時代 (東大などの旧帝大系は一期校)で、旧帝大の併願は不可能でした。
②昭和54(1979)年度から61(1986)年度までは「入試期日の一本化」 と「共通第一次学力試験」 時代で、受験機会が1回となりました。ただし「共通第一次学力試験」 は平成元年度まで継続されました。
③昭和62(1987)年度以降は、新たな 「受験機会の複数化」 時代 (当初東大はB日程グループ、その後平成2年度から原則的分離分割方式へ)となり、昭和62(1987)年、昭和63(1988)は、東大・京大のダブル合格者が多くでました。
東大合格者数は、1972年度の31人が最高で、1983年度、1999年度、2001年度に29人となっています。
京大合格者数は、東大・京大の併願が可能となった1987年度から1991年度に多くなり、最高で17人となっています。
旧帝大の合格者数は、1974年度に最高の128人となっていますが、卒業生数に対する割合を見ると、2001年度が29.8%(119人)で最高となっており、近年は80人台となっており、卒業生数に対する割合は28%台と高くなっています。
これは、定員数の減少に比較して、学力上位層の減少が少ないことが起因していると考えます。
定員数の減少から相対的に難関国立大学の合格者数は減少傾向にありますが、一方で卒業生数に対する割合は高くなっていることから、現状を維持しているものと想定される。
医学部を含めると、卒業生数に対する割合は2010年には40%に達しています。
志学館高等部の1回生の卒業は平成5(1993)年度、池田学園池田高校の1回生の卒業は翌年の平成6(1994)年度です。特に、それ以降で大きな変化はありません。
平成10(1998)年度は、東大に志学館高等部6人、池田学園池田高校4人が合格していますが、その年鶴丸高校は26人が合格しています。
鶴丸高校の難関国立大学合格実績 【 】は、旧帝大合格者 ( )は卒業生数に対する割合
1975年の東大合格者数は、鶴丸高校100周年記念誌による。
そこで今回は、鶴丸高校の難関国公立大学の合格実績について掲載してみたいと思います。
昔は、鹿児島県内の私立の進学校は、ラ・サール高校のみでしたが、その後、志学館や池田学園などの中高一貫教育校が出てきており、これらの高校との関係を頭に入れておく必要があります。
鶴丸高校の難関国立大学の合格実績の状況は下表のとおりです。
鶴丸高校の定員は、最大で550人となっています。
国公立大学の入試の変遷は以下のとおりです。
①昭和24(1949)年度から53(1978)年度までは、「一期校・二期校」 時代 (東大などの旧帝大系は一期校)で、旧帝大の併願は不可能でした。
②昭和54(1979)年度から61(1986)年度までは「入試期日の一本化」 と「共通第一次学力試験」 時代で、受験機会が1回となりました。ただし「共通第一次学力試験」 は平成元年度まで継続されました。
③昭和62(1987)年度以降は、新たな 「受験機会の複数化」 時代 (当初東大はB日程グループ、その後平成2年度から原則的分離分割方式へ)となり、昭和62(1987)年、昭和63(1988)は、東大・京大のダブル合格者が多くでました。
東大合格者数は、1972年度の31人が最高で、1983年度、1999年度、2001年度に29人となっています。
京大合格者数は、東大・京大の併願が可能となった1987年度から1991年度に多くなり、最高で17人となっています。
旧帝大の合格者数は、1974年度に最高の128人となっていますが、卒業生数に対する割合を見ると、2001年度が29.8%(119人)で最高となっており、近年は80人台となっており、卒業生数に対する割合は28%台と高くなっています。
これは、定員数の減少に比較して、学力上位層の減少が少ないことが起因していると考えます。
定員数の減少から相対的に難関国立大学の合格者数は減少傾向にありますが、一方で卒業生数に対する割合は高くなっていることから、現状を維持しているものと想定される。
医学部を含めると、卒業生数に対する割合は2010年には40%に達しています。
志学館高等部の1回生の卒業は平成5(1993)年度、池田学園池田高校の1回生の卒業は翌年の平成6(1994)年度です。特に、それ以降で大きな変化はありません。
平成10(1998)年度は、東大に志学館高等部6人、池田学園池田高校4人が合格していますが、その年鶴丸高校は26人が合格しています。
鶴丸高校の難関国立大学合格実績 【 】は、旧帝大合格者 ( )は卒業生数に対する割合
年度 | 卒業 生数 |
東 大 |
京 大 |
阪 大 |
東 北 大 |
名 大 |
九 大 |
北 大 |
旧帝大計 | 一 橋 大 |
東 工 大 |
小 計 |
合 計 |
医 学 部 |
合計 |
2010 | 306 | 15 | 4 | 15 | 3 | 2 | 48 | 0 | 87(28.4) | 7 | 2 | 9 | 96(31.4) | 32(10.5) | 128(41.8) |
2009 | 310 | 14 | 4 | 12 | 3 | 3 | 45 | 1 | 82(26.5) | 7 | 2 | 9 | 91(29.4) | 24【3】(7.7) | 112(36.1) |
2008 | 312 | 22 | 6 | 10 | 2 | 47 | 1 | 88(28.2) | 7 | 4 | 11 | 99(31.7) | 22【3】(7.1) | 118(37.8) | |
2007 | 351 | 16 | 3 | 10 | 2 | 1 | 33 | 1 | 66(18.8) | 5 | 1 | 6 | 72(20.5) | 32(9.1) | 104(29.6) |
2006 | 357 | 21 | 9 | 4 | 0 | 1 | 46 | 0 | 81(22.7) | 5 | 3 | 8 | 89(24.9) | 23(6.4) | 111(31.1) |
2005 | 360 | 21 | 7 | 13 | 1 | 2 | 46 | 1 | 91(25.3) | 11 | 7 | 18 | 109(30.3) | 38【3】(10.6) | 144(40.0) |
2004 | 399 | 22 | 2 | 9 | 2 | 3 | 43 | 1 | 82(20.6) | 7 | 6 | 13 | 95(23.8) | 27 (6.8) | 118(29.6) |
2003 | 396 | 17 | 11 | 7 | 0 | 3 | 36 | 1 | 75(18.9) | 3 | 2 | 5 | 80(20.2) | ||
2002 | 400 | 24 | 9 | 8 | 1 | 1 | 41 | 5 | 89(22.3) | ||||||
2001 | 399 | 29 | 9 | 6 | 3 | 4 | 66 | 2 | 119(29.8) | 12 | 6 | 18 | 137(34.3) | ||
2000 | 397 | 14 | |||||||||||||
1999 | 428 | 29 | 8 | 12 | 2 | 2 | 55 | 1 | 109(25.5) | 6 | 4 | 10 | 119(27.8) | 44(10.3) | 163(38.1) |
1998 | 452 | 26 | 9 | 56 | 91(20.1) | 5 | 6 | 11 | 102(22.6) | 樟南文理 鹿実文理 |
|||||
1997 | 451 | 7 | 6 | 13 | 0 | 3 | 41 | 3 | 73(16.2) | 5 | 6 | 11 | 84(18.6) | ||
1996 | 448 | 18 | 12 | 7 | 3 | 3 | 39 | 2 | 84(18.8) | 6 | 5 | 11 | 95(21.2) | ||
1995 | 455 | 20 | 4 | 17 | 3 | 1 | 40 | 0 | 85(18.7) | 6 | 6 | 12 | 97(21.3) | ||
1994 | 448 | 26 | 8 | 12 | 3 | 2 | 57 | 3 | 111(24.8) | 8 | 8 | 16 | 127(28.3) | 池田学園池田 | |
1993 | 499 | 19 | 9 | 3 | 4 | 4 | 43 | 0 | 82(16.4) | 18 | 4 | 22 | 104(20.8) | 志学高等部 | |
1992 | 512 | 17 | 8 | 11 | 4 | 2 | 56 | 5 | 103(20.1) | 21 | 8 | 29 | 132(25.8) | ||
1991 | 491 | 15 | 15 | 14 | 4 | 1 | 48 | 2 | 99(20.2) | 13 | 3 | 16 | 115(23.4) | ||
1990 | 500 | 12 | 14 | 8 | 4 | 1 | 35 | 2 | 76(15.2) | 8 | 4 | 12 | 88(17.6) | ||
1989 | 494 | 15 | 17 | 8 | 4 | 8 | 60 | 4 | 116(23.5) | 6 | 6 | 12 | 128(25.9) | ||
1988 | 494 | 11 | 15 | 16 | 3 | 1 | 46 | 0 | 92(18.6) | 12 | 5 | 17 | 109(22.1) | ||
1987 | 498 | 15 | 16 | 12 | 3 | 3 | 69 | 0 | 118(23.7) | 9 | 8 | 17 | 135(27.1) | ||
1986 | 485 | 12 | 3 | 11 | 2 | 1 | 43 | 2 | 74(15.3) | 7 | 4 | 11 | 85(17.5) | ||
1985 | 493 | 19 | 9 | 12 | 2 | 2 | 45 | 3 | 92(18.7) | 11 | 5 | 16 | 108(21.9) | ||
1984 | 503 | 19 | 3 | 10 | 2 | 1 | 30 | 2 | 67(13.3) | ||||||
1983 | 495 | 29 | 2 | 11 | 3 | 1 | 50 | 1 | 97(19.6) | ||||||
1982 | 500 | 16 | 6 | 6 | 3 | 4 | 48 | 2 | 85(17.0) | ||||||
1981 | 499 | 18 | |||||||||||||
1980 | 493 | 26 | 11 | 2 | 3 | 2 | 50 | 2 | 96(19.5) | 8 | 3 | 11 | 107(21.7) | ||
1979 | 494 | 20 | 8 | 7 | 3 | 1 | 56 | 1 | 96(19.4) | 11 | 11 | 107(21.7) | |||
1978 | 547 | 19 | 9 | 5 | 68 | 1 | 102(18.6) | ||||||||
1977 | 547 | 25 | |||||||||||||
1976 | 513 | 16 | |||||||||||||
1975 | 496 | 21 | 1 | 5 | 85 | 112(22.6) | |||||||||
1974 | 511 | 20 | 9 | 99 | 128(25.0) | 13 | 13 | 145(28.4) |
09.18.23:39
全統マーク模試(高3 8月)
8月に実施された全統マーク模試の概要について掲載します。
マーク模試の受検者数は、35万8千人で、現役32万人、高卒3万8千人となっています。
高卒の平均点は、現役の3割程度高くなっています。
全統マーク模試(高3 8月)
マーク模試の受検者数は、35万8千人で、現役32万人、高卒3万8千人となっています。
高卒の平均点は、現役の3割程度高くなっています。
全統マーク模試(高3 8月)
教科・科目 | 配点 | 平均点 | 受検者数 | ||||
計 | 現役 | 高卒 | 計 | 現役 | 高卒 | ||
英語 | 200 | 100.7 | 97.4 | 127.9 | 357772 | 319967 | 37805 |
リスニング | 50 | 26.1 | 25.4 | 32.2 | 328561 | 292995 | 35566 |
英語+リスニング | 200 | 102.5 | 99.3 | 129.6 | 328123 | 293630 | 34493 |
数学ⅠA | 100 | 60.5 | 59.1 | 72.2 | 274014 | 244872 | 29142 |
数学ⅡB | 100 | 48.5 | 46.3 | 66.2 | 257254 | 228996 | 28258 |
数学計 | 200 | 109.1 | 105.6 | 138.6 | 263249 | 234757 | 28492 |
国語 | 200 | 90.2 | 88.3 | 106.8 | 344188 | 308555 | 35633 |
英数国総合 | 265526 | 238324 | 27202 | ||||
物理Ⅰ | 100 | 57.3 | 55.5 | 70.3 | 101071 | 88392 | 12679 |
化学Ⅰ | 100 | 51.1 | 48.9 | 66.6 | 153784 | 134637 | 19147 |
世界史B | 100 | 49.5 | 47.6 | 65.7 | 65751 | 58976 | 6775 |
現代社会 | 100 | 51.3 | 50.3 | 64.0 | 88723 | 82169 | 6554 |
5-7理系 | 900 | 486.0 | 470.7 | 598.0 | 132802 | 116890 | 15912 |
理系 | 159316 | 140348 | 18968 |
09.17.21:49
九大プレテスト(2010年第1回)
北九州予備校の九大プレテスト(2010年7月)の第1志望者数、H22年度入試の前期志願者数を加えてみました。
H22年度の前期志願者数5071人に対して、九大プレテストの受験者数が6067人で、第1志望登録した者が5768人となっています。模試の受験者は、志望校の変更も考えられますが、判定評価には十分な受験者数ではないかと思われます。
学科別受験者数
H22年度の前期志願者数5071人に対して、九大プレテストの受験者数が6067人で、第1志望登録した者が5768人となっています。模試の受験者は、志望校の変更も考えられますが、判定評価には十分な受験者数ではないかと思われます。
学科別受験者数
学部 | 学科 | 前期 定員 |
H22 前期 志願者数 |
受験者数 | 進研模試 マーク ドッキング 希望者数 |
配点 |
判定 | ||||
第1志望 | 第1・2志望 | A | B | C | D | ||||||
計 | 1843 | 5071 | 5768 | 9832 | 8901 | ||||||
文系 | 517 | 1479 | 1936 | 2807 | 2599 | ||||||
文学 | 134 | 363 | 452 | 458 | 431 | 500 | 275 | 257 | 251 | 250以下 | |
教育 | 39 | 101 | 358 | 459 | 420 | 600 | 314 | 292 | 280 | 279以下 | |
法 | 159 | 395 | 505 | 792 | 749 | 600 | 362 | 347 | 316 | 315以下 | |
経済 | 経済・経営 | 116 | 429 | 497 | 891 | 826 | 600 | 338 | 323 | 287 | 286以下 |
経済工 | 69 | 191 | 124 | 207 | 173 | 700 | 321 | 280 | 228 | 227以下 | |
理系 | 1326 | 3592 | 3832 | 7025 | 6302 | ||||||
理 | 182 | 438 | 519 | 1227 | 1078 | ||||||
物理学科 | 42 | 97 | 231 | 202 | 700 | 312 | 272 | 215 | 214以下 | ||
化学科 | 41 | 130 | 325 | 288 | 700 | 317 | 286 | 189 | 188以下 | ||
地球惑星科学科 | 29 | 65 | 135 | 114 | 700 | 298 | 257 | 211 | 210以下 | ||
数学科 | 36 | 135 | 227 | 203 | 700 | 317 | 302 | 210 | 209以下 | ||
生物学科 | 34 | 92 | 309 | 271 | 700 | 297 | 256 | 209 | 208以下 | ||
医 | 216 | 597 | 879 | 1184 | 908 | ||||||
医学科 | 95 | 266 | 448 | 486 | 243 | 700 | 542 | 467 | 437 | 436以下 | |
生命科学科 | 8 | 27 | 89 | 199 | 187 | 700 | 419 | 362 | 306 | 305以下 | |
保健学科 看護学専攻 |
59 | 143 | 149 | 153 | 149 | 400 | 154 | 127 | 96 | 95以下 | |
保健学科 放射線技術科学 専攻 |
27 | 65 | 96 | 152 | 146 | 700 | 279 | 217 | 181 | 180以下 | |
保健学科 検査技術科学 専攻 |
27 | 96 | 97 | 194 | 183 | 700 | 267 | 226 | 199 | 198以下 | |
歯 | 37 | 124 | 100 | 198 | 181 | 700 | 345 | 303 | 242 | 241以下 | |
薬 | 67 | 159 | 451 | 851 | 809 | ||||||
創薬科学科 | 43 | 78 | 290 | 367 | 351 | 700 | 324 | 287 | 246 | 245以下 | |
臨床薬学科 | 24 | 81 | 161 | 484 | 458 | 700 | 371 | 340 | 283 | 282以下 | |
工 | 681 | 1403 | 1195 | 2337 | 2172 | ||||||
エネルギー 科学科 |
83 | 84 | 236 | 217 | 700 | 298 | 242 | 231 | 230以下 | ||
建築科 | 53 | 133 | 265 | 243 | 700 | 312 | 262 | 236 | 235以下 | ||
電気情報 工学科 |
133 | 369 | 614 | 580 | 700 | 302 | 252 | 231 | 230以下 | ||
物質科学 工学科 |
142 | 157 | 336 | 315 | 700 | 303 | 247 | 231 | 230以下 | ||
地球環境 工学科 |
127 | 86 | 296 | 269 | 700 | 299 | 247 | 222 | 221以下 | ||
機械航空学科 | 143 | 366 | 590 | 548 | 700 | 311 | 276 | 230 | 229以下 | ||
芸術工 | 143 | 413 | 212 | 488 | 462 | ||||||
音響設計 | 32 | 74 | 71 | 133 | 128 | 700 | 301 | 245 | 201 | 200以下 | |
画像設計 | 19 | 69 | 53 | 96 | 90 | 700 | 277 | 228 | 194 | 193以下 | |
環境設計 | 29 | 86 | 27 | 106 | 101 | 700 | 277 | 235 | 201 | 200以下 | |
工業設計 | 32 | 87 | 24 | 60 | 56 | 700 | 284 | 235 | 196 | 195以下 | |
芸術情報設計 | 31 | 97 | 37 | 93 | 87 | 700 | 279 | 231 | 191 | 190以下 | |
農 | 180 | 458 | 476 | 740 | 701 | 750 | 332 | 256 | 219 | 218以下 |
09.16.20:49
九大プレテスト(2010年第1回)
北九州予備校の九大プレテスト(2010年7月)の第1志望者数、H22年度入試の前期志願者数を加えてみました。
H22年度の前期志願者数5071人に対して、九大プレテストの受験者数が6067人で、第1志望登録した者が5768人となっています。模試の受験者は、志望校の変更も考えられますが、判定評価には十分な受験者数ではないかと思われます。
学科別受験者数
H22年度の前期志願者数5071人に対して、九大プレテストの受験者数が6067人で、第1志望登録した者が5768人となっています。模試の受験者は、志望校の変更も考えられますが、判定評価には十分な受験者数ではないかと思われます。
学科別受験者数
学部 | 学科 | 前期 定員 |
H22前期 志願者数 |
受験者数 | 進研模試マーク ドッキング希望者数 |
|
第1志望 | 第1・2志望 | |||||
計 | 1843 | 5071 | 5768 | 9832 | 8901 | |
文系 | 517 | 1479 | 1936 | 2807 | 2599 | |
文学 | 134 | 363 | 452 | 458 | 431 | |
教育 | 39 | 101 | 358 | 459 | 420 | |
法 | 159 | 395 | 505 | 792 | 749 | |
経済 | 経済・経営 | 116 | 429 | 497 | 891 | 826 |
経済工 | 69 | 191 | 124 | 207 | 173 | |
理系 | 1326 | 3592 | 3832 | 7025 | 6302 | |
理 | 182 | 438 | 519 | 1227 | 1078 | |
物理学科 | 42 | 97 | 231 | 202 | ||
化学科 | 41 | 130 | 325 | 288 | ||
地球惑星科学科 | 29 | 65 | 135 | 114 | ||
数学科 | 36 | 135 | 227 | 203 | ||
生物学科 | 34 | 92 | 309 | 271 | ||
医 | 216 | 597 | 879 | 1184 | 908 | |
医学科 | 95 | 266 | 448 | 486 | 243 | |
生命科学科 | 8 | 27 | 89 | 199 | 187 | |
保健学科看護学専攻 | 59 | 143 | 149 | 153 | 149 | |
保健学科放射線技術科学専攻 | 27 | 65 | 96 | 152 | 146 | |
保健学科検査技術科学専攻 | 27 | 96 | 97 | 194 | 183 | |
歯 | 37 | 124 | 100 | 198 | 181 | |
薬 | 67 | 159 | 451 | 851 | 809 | |
創薬科学科 | 43 | 78 | 290 | 367 | 351 | |
臨床薬学科 | 24 | 81 | 161 | 484 | 458 | |
工 | 681 | 1403 | 1195 | 2337 | 2172 | |
エネルギー科学科 | 83 | 84 | 236 | 217 | ||
建築科 | 53 | 133 | 265 | 243 | ||
電気情報工学科 | 133 | 369 | 614 | 580 | ||
物質科学工学科 | 142 | 157 | 336 | 315 | ||
地球環境工学科 | 127 | 86 | 296 | 269 | ||
機械航空学科 | 143 | 366 | 590 | 548 | ||
芸術工 | 143 | 413 | 212 | 488 | 462 | |
音響設計 | 32 | 74 | 71 | 133 | 128 | |
画像設計 | 19 | 69 | 53 | 96 | 90 | |
環境設計 | 29 | 86 | 27 | 106 | 101 | |
工業設計 | 32 | 87 | 24 | 60 | 56 | |
芸術情報設計 | 31 | 97 | 37 | 93 | 87 | |
農 | 180 | 458 | 476 | 740 | 701 |
09.15.21:25
九大プレテスト(2010年第1回)
模試の受験者数は、科目ごとの受験者数から求めると全体で6067人が受験し、文系1991人、理系4073人、不明3人となります。
合格判定は、2学科まで行うことができるため、最大で2学科を志望学科として選択することができます。
したがって、学科別の受験者数の総計は、最大で全体受験者数の2倍となります。
学科別受験者数
合格判定は、2学科まで行うことができるため、最大で2学科を志望学科として選択することができます。
したがって、学科別の受験者数の総計は、最大で全体受験者数の2倍となります。
学科別受験者数
学部 | 学科 | 前期 定員 |
受験者数 | 進研模試マーク ドッキング希望者数 |
文系 | 517 | 2807 | 2599 | |
文学 | 134 | 458 | 431 | |
教育 | 39 | 459 | 420 | |
法 | 159 | 792 | 749 | |
経済 | 経済・経営 | 116 | 891 | 826 |
経済工 | 69 | 207 | 173 | |
理系 | 1326 | 6285 | 5610 | |
理 | 182 | 1227 | 1078 | |
物理学科 | 42 | 231 | 202 | |
化学科 | 41 | 325 | 288 | |
地球惑星科学科 | 29 | 135 | 114 | |
数学科 | 36 | 227 | 203 | |
生物学科 | 34 | 309 | 271 | |
医 | 216 | 1184 | 908 | |
医学科 | 95 | 486 | 243 | |
生命科学科 | 8 | 199 | 187 | |
保健学科看護学専攻 | 59 | 153 | 149 | |
保健学科放射線技術科学専攻 | 27 | 152 | 146 | |
保健学科検査技術科学専攻 | 27 | 194 | 183 | |
歯 | 37 | 198 | 181 | |
薬 | 67 | 851 | 809 | |
創薬科学科 | 43 | 367 | 351 | |
臨床薬学科 | 24 | 484 | 458 | |
工 | 681 | 2337 | 2172 | |
エネルギー科学科 | 83 | 236 | 217 | |
建築科 | 53 | 265 | 243 | |
電気情報工学科 | 133 | 614 | 580 | |
物質科学工学科 | 142 | 336 | 315 | |
地球環境工学科 | 127 | 296 | 269 | |
機械航空学科 | 143 | 590 | 548 | |
芸術工 | 143 | 488 | 462 | |
音響設計 | 32 | 133 | 128 | |
画像設計 | 19 | 96 | 90 | |
環境設計 | 29 | 106 | 101 | |
工業設計 | 32 | 60 | 56 | |
芸術情報設計 | 31 | 93 | 87 |
09.14.21:58
九大プレテスト(2010年 第1回)
北九州予備校が主催する九大プレテスト(2010年 第1回 7月実施)について掲載します。
北九州予備校の九大プレテストは、九大入試の形式に則して出題され、進研模試(マーク式)とのドッキング判定が行われます。
模試の受験者数は、科目ごとの受験者数から求めると全体で6067人が受験し、文系1991人、理系4073人、不明3人となります。
九州大学の前期の2次試験(個別学力試験)は、文系は国語、数学、英語、理系は数学、英語、理科(2科目)となり、社会科はありません。
北九州予備校鹿児島校では、鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校、鹿児島玉龍高校、樟南高校普通科文理コース、英数コース、鹿児島高校英数科、普通科、志学館高等部、伊集院高校、鹿屋高校の学生が受験しています。
受験番号は、高校別にクラス・出席番号で表示されています。したがって、受験番号の数だけ受験しているものではありません。
なお、伊集院高校、鹿屋高校は受験番号が1つですので1名が受験していることがわかります。
この他、各高校で受験している場合も想定されます。
第1回九大プレテスト受検者数
北九州予備校鹿児島校の受験番号(受験番号は高校のクラス・出席番号で記載されている。)
北九州予備校の九大プレテストは、九大入試の形式に則して出題され、進研模試(マーク式)とのドッキング判定が行われます。
模試の受験者数は、科目ごとの受験者数から求めると全体で6067人が受験し、文系1991人、理系4073人、不明3人となります。
九州大学の前期の2次試験(個別学力試験)は、文系は国語、数学、英語、理系は数学、英語、理科(2科目)となり、社会科はありません。
北九州予備校鹿児島校では、鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校、鹿児島玉龍高校、樟南高校普通科文理コース、英数コース、鹿児島高校英数科、普通科、志学館高等部、伊集院高校、鹿屋高校の学生が受験しています。
受験番号は、高校別にクラス・出席番号で表示されています。したがって、受験番号の数だけ受験しているものではありません。
なお、伊集院高校、鹿屋高校は受験番号が1つですので1名が受験していることがわかります。
この他、各高校で受験している場合も想定されます。
第1回九大プレテスト受検者数
教科 | 受験者数 | 配点 |
英語 | 6067 | 200 |
数学 | 6064 | |
数学文系 | 1991 | 200 |
数学理系 | 4073 | 250 |
国語 | 1827 | |
国語(教育・法・経済学部) | 1360 | 200 |
国語(文学部) | 467 | 200 |
物理 | 3093 | 125 |
化学 | 4088 | 125 |
生物 | 1008 | 125 |
北九州予備校鹿児島校の受験番号(受験番号は高校のクラス・出席番号で記載されている。)
理系 | 文系 | ||||||
高校名 | 受験番号 | 入室教室 | クラス・ 出席番号 |
高校名 | 受験番号 | 入室教室 | クラス・ 出席番号 |
鶴丸 | 0401~0522 | 6階1番 | 4組01番 5組22番 |
鶴丸 | 0103~0213 | 5階7番 | 1組03番 2組13番 |
0523~0728 | 6階4番 | 5組23番 7組28番 |
0214~0314 | 4階8番 | 2組14番 3組14番 |
||
0729~0835 | 5階5番 | 7組29番 8組35番 |
0315~0807 | 4階9番 | 3組15番 8組07番 |
||
甲南 | 0401~0607 | 6階4番 | 4組01番 6組07番 |
甲南 | 0101~0220 | 4階8番 | 1組1番 2組20番 |
0613~0810 | 5階5番 | 6組13番 8組10番 |
0223~0332 | 4階9番 | 2組23番 3組32番 |
||
0814~0842 | 5階6番 | 8組14番 8組42番 |
|||||
鹿児島中央 | 0103~1008 | 6階1番 | 1組03番 10組08番 |
鹿児島中央 | 0501~1004 | 5階7番 | 5組01番 10組04番 |
鹿児島玉龍 | 0606~0619 | 5階6番 | 6組06番 6組19番 |
鹿児島玉龍 | 0126~0133 | 5階7番 | 1組26番 1組33番 |
樟南 (文理コース) |
0202~0226 | 6階1番 | B2組02番 B2組26番 |
樟南 (文理コース) |
0101~0125 | 5階7番 | B1組01番 B1組25番 |
樟南 (英数コース) |
0403~0524 | 5階6番 | S2組03番 S3組24番 |
樟南 (英数コース) |
0512~0523 | 4階9番 | S3組12番 S3組23番 |
鹿児島 (英数科) |
2101~2119 | 6階1番 | 英1組01番 英1組21組 |
鹿児島 (英数科) |
2110~2208 | 4階9番 | 英1組10番 英2組08番 |
鹿児島 (普通科) |
0105~0123 | 5階6番 | 普1組05番 普1組23番 |
||||
志学館 | 0217~0318 | 5階6番 | 2組17番 3組18番 |
志学館 | 0101~0121 | 5階7番 | 1組01番 1組21番 |
伊集院 | 0526 | 5階6番 | 5組26番 | 鹿屋 | 106 | 4階9番 | 1組06番 |
個人 | 9206 | 4階9番 |
09.13.05:32
平成22年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況
平成23年度の公立高校入試の受験倍率を掲載します。
平成23年度の受験者数は、公立中学校の公立高校進路希望者からみると平成22年度の15449人から1408人減の14041人(H21年度比(90.9%)となっています。
つまり、県全体では、公立高校進学希望者数が9.1%と減少していることとなり、高校の定員枠が変わらない高校では、受験倍率が低下することが予想されます。
受験倍率の低下割合は、受験者数に比例すると仮定すると、各高校とも9.1%程度低下する
平成23年度入試から現在の12学区から7学区に見直しされます。
現在の鹿児島学区と日置学区は、鹿児島学区として1学区となり、鹿児島市、日置市、いちき串木野市、南さつま市の金峰中学校が含まれます。
市別のの受検者数は、平成21年度の学校基本調査の中学2・3年生の学生数を使用しています。
鹿児島市内の私立・公立中学校の3年生の学生数は、平成21年度の6505人から平成22年度6037人(92.8%)に減少しています。
このうち、鹿児島市内の私立中学校の1学年は450人程度となっているので、私立中学校の生徒を除くと
鹿児島市内の公立中学校の中学3年生は、平成21年度6055人、平成22年度5587人となり、対前年比92.3%と若干低下します。
平成21・22年度の鹿児島市内の鶴丸・甲南・鹿児島中央・武岡台・鹿児島玉龍高校への進学希望者数を比較すると、5校全体で91.5%となっており、鹿児島市内の公立高校の3年生の学生数の割合92.8%より若干低い値となっています。
鹿児島学区と日置学区の合併に伴う鹿児島市内の高校の受験倍率の影響の問い合わせに対して、限定的と以前回答させて頂きましたが、7月段階の進学希望のデータからも影響が小さいことがわかります。
また、5校の学区外からの進学希望者数が298人から179人と119人大幅に減少していますが、この減少要因の一つに日置学区からの学区外希望者が鹿児島学区内に統合されたため、鹿児島学区内の進学希望者にカウントされたことがあると思われます。
旧日置学区からJR通学で鹿児島市内の高校に通うのであれば、鹿児島本線の駅周辺の中学校から鹿児島中央駅に近く、徒歩で通学することが可能な鶴丸・甲南・鹿児島中央高校などに限定されると思われます。
伊集院駅から鹿児島中央駅までは20分以内であり、鹿児島市内のバス通学よりも時間的に短い場合もあり、十分通学することは可能です。逆に、伊集院高校は、鹿児島市内の中学校に高校説明会を実施しています。
鹿児島学区の受験者数の動向(推計)
※金峰中の平成22年4月現在の在校生数184人から1年生58人を差引いた値の2分のとした。
※※鹿児島市内の公立中学校3年生の人数は、私立中学校の3年生を450人として計算している。
鹿児島市内の公立高校の進路希望者数 【 】は学区外
中学3年生の志望動向
平成23年度の受験者数は、公立中学校の公立高校進路希望者からみると平成22年度の15449人から1408人減の14041人(H21年度比(90.9%)となっています。
つまり、県全体では、公立高校進学希望者数が9.1%と減少していることとなり、高校の定員枠が変わらない高校では、受験倍率が低下することが予想されます。
受験倍率の低下割合は、受験者数に比例すると仮定すると、各高校とも9.1%程度低下する
平成23年度入試から現在の12学区から7学区に見直しされます。
現在の鹿児島学区と日置学区は、鹿児島学区として1学区となり、鹿児島市、日置市、いちき串木野市、南さつま市の金峰中学校が含まれます。
市別のの受検者数は、平成21年度の学校基本調査の中学2・3年生の学生数を使用しています。
鹿児島市内の私立・公立中学校の3年生の学生数は、平成21年度の6505人から平成22年度6037人(92.8%)に減少しています。
このうち、鹿児島市内の私立中学校の1学年は450人程度となっているので、私立中学校の生徒を除くと
鹿児島市内の公立中学校の中学3年生は、平成21年度6055人、平成22年度5587人となり、対前年比92.3%と若干低下します。
平成21・22年度の鹿児島市内の鶴丸・甲南・鹿児島中央・武岡台・鹿児島玉龍高校への進学希望者数を比較すると、5校全体で91.5%となっており、鹿児島市内の公立高校の3年生の学生数の割合92.8%より若干低い値となっています。
鹿児島学区と日置学区の合併に伴う鹿児島市内の高校の受験倍率の影響の問い合わせに対して、限定的と以前回答させて頂きましたが、7月段階の進学希望のデータからも影響が小さいことがわかります。
また、5校の学区外からの進学希望者数が298人から179人と119人大幅に減少していますが、この減少要因の一つに日置学区からの学区外希望者が鹿児島学区内に統合されたため、鹿児島学区内の進学希望者にカウントされたことがあると思われます。
旧日置学区からJR通学で鹿児島市内の高校に通うのであれば、鹿児島本線の駅周辺の中学校から鹿児島中央駅に近く、徒歩で通学することが可能な鶴丸・甲南・鹿児島中央高校などに限定されると思われます。
伊集院駅から鹿児島中央駅までは20分以内であり、鹿児島市内のバス通学よりも時間的に短い場合もあり、十分通学することは可能です。逆に、伊集院高校は、鹿児島市内の中学校に高校説明会を実施しています。
鹿児島学区の受験者数の動向(推計)
区 分 | H21年度 ① |
H22年度 ② |
比率 ②/① |
鹿児島学区 | 6505 | 6954※ | 106.9% |
鹿児島市 | 6505 | 6037 | 92.8% |
うち公立中学校 | 6055※※ | 5587※※ | 92.3% |
日置市 | 574 | 521 | 90.8% |
いちき串木野市 | 372 | 333 | 89.5% |
南さつま市(金峰中) | 63※ | 63※ |
※※鹿児島市内の公立中学校3年生の人数は、私立中学校の3年生を450人として計算している。
鹿児島市内の公立高校の進路希望者数 【 】は学区外
高校名 | H22年度 | H23年度 | 前年度比 |
鶴丸 | 563【71】 | 540【59】 | 95.9% |
甲南 | 697【97】 | 635【58】 | 91.1% |
鹿児島中央 | 660【99】 | 608【41】 | 92.1% |
武岡台普通科 | 498【11】 | 441【11】 | 88.6% |
鹿児島玉龍 | 317【20】 | 279【10】 | 88.0% |
小計 | 2735【298】 | 2503【179】 | 91.5% |
中学3年生の志望動向
調査
年度
|
入試 年度 |
全県中学3年生数 | 県内公立高校進学 | 私立高等専門 | その他 | ||||||||
計 | 国公立 中学校 |
私立 中学校 |
計 | 国公立 中学校 |
国私立 中学校 |
計 | 国公立 中学校 |
私立 中学校 |
計 | 国公立 中学校 |
私立 中学校 |
||
22年度 | 23年度 | - | 16514 | - | - | 14041 | - | - | 2182 | - | - | 291 | - |
21年度 | 22年度 | - | 17793 | - | - | 15449 | - | - | 2037 | - | - | 307 | - |
20年度 | 21年度 | 18252 | 17563 | 689 | 15321 | 15311 | 10 | 2631 | 1952 | 679 | 300 | 300 | 0 |
19年度 | 20年度 | 19020 | 18325 | 695 | 16073 | 16062 | 11 | 2603 | 1919 | 684 | 344 | 344 | 0 |
18年度 | 19年度 | 19147 | - | - | 16263 | - | - | 2531 | - | - | 353 | - | - |
09.12.07:00
平成22年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況
平成23年度の鹿児島玉龍高校普通科の受検倍率を試算してみました。
鶴丸・甲南・鹿児島中央・武岡台高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(鹿児島玉龍高校)
昨年に比較して38人減となっており、学区外枠は10人減となっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.32と倍率が平年並みでしたが、7月時点の志望者が少なかったため、他校の志望者が鹿児島玉龍高校に志望校変更を行い、最終倍率は1.46と上昇しました。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、0.82~1.28と試算されます。
7月時点の志望者数が平成20年度は募集定員240人に対して431人で少なく、3月受検倍率と8月時点志望倍率の比は71.1%となりましたが、平成21年度93.8%、平成22年度110.6%の値を示しています。
平成21年度から鹿児島玉龍中学校からの進学があるため、高校時の定員は半分の120人程度となっています。このため、平成20年度の動向と異なった志望校変動が生じています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されます。
平成22年の変動率では、倍率が1.18と過去の倍率より小さくなるため、何らかの補正が必要と考えられます。
今回は平成21年度から平成22年度の変動率の平均をとって1.19になると予想します。
ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。
鹿児島玉龍高校
鹿児島玉龍高校の志願者数・受検者数
鶴丸・甲南・鹿児島中央・武岡台高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(鹿児島玉龍高校)
昨年に比較して38人減となっており、学区外枠は10人減となっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.32と倍率が平年並みでしたが、7月時点の志望者が少なかったため、他校の志望者が鹿児島玉龍高校に志望校変更を行い、最終倍率は1.46と上昇しました。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、0.82~1.28と試算されます。
7月時点の志望者数が平成20年度は募集定員240人に対して431人で少なく、3月受検倍率と8月時点志望倍率の比は71.1%となりましたが、平成21年度93.8%、平成22年度110.6%の値を示しています。
平成21年度から鹿児島玉龍中学校からの進学があるため、高校時の定員は半分の120人程度となっています。このため、平成20年度の動向と異なった志望校変動が生じています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されます。
平成22年の変動率では、倍率が1.18と過去の倍率より小さくなるため、何らかの補正が必要と考えられます。
今回は平成21年度から平成22年度の変動率の平均をとって1.19になると予想します。
ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。
鹿児島玉龍高校
区 分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 | H21・22年度平均 |
3月受検倍率/8月時点志望倍率 | 71.1% | 93.8% | 110.6% | 102.2% |
H23年度予想倍率 | 0.82 | 1.09 | 1.28 | 1.19 |
鹿児島玉龍高校の志願者数・受検者数
区 分 | H19年度 | H20年度 | H21年度 | H22年度 |
7月進学希望者数 | - | 【41】 431 |
【34】 351 |
【20】 317 |
募集定員① | 240 | 240 | 240 | 240 |
鹿児島玉龍中学校進学者数② | 0 | 0 | 118 | 115 |
①-② | 240 | 240 | 122 | 125 |
推薦入学 | 24 | 24 | 13 | 13 |
受検定員③ | 216 | 216 | 109 | 112 |
出願者数 | 【12】 365 |
【11】 287 |
【11】 157 |
【15】 171 |
受検者数④ | 【12】 351 |
【11】 276 |
【11】 149 |
【15】 163 |
受検倍率(④/③) | 1.63 | 1.28 | 1.37 | 1.46 |
高校名 | 21年度 募集 定員 |
区分 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 | 18年度 |
鹿児島 玉龍 普通科 |
240 |
全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (279【10】) - (1.16) ↓ 1.19 |
- (317【20】) - (1.32) ↓ 1.46 |
351【34】
(351【34】) 1.46 (1.46) ↓ 1.37 |
431【41】
1.80 ↓ 1.28 |
1.63 |
625
1.74 ↓ 1.32 |
09.11.07:07
平成22年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況
平成23年度の武岡台高校普通科の受検倍率を試算してみました。
鶴丸・甲南・鹿児島中央高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(武岡台高校)
昨年に比較して57人減となっており、学区外枠は増減なしとなっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.42と倍率が高かったことから7月時点の志望者が志望校変更を行い、最終倍率は1.34と低くなりました。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.18~1.71と試算されます。
7月時点の志望者数が平成20年度は397人少なく、3月受検倍率と8月時点志望倍率の比は92.7%と非常に高くなりましたが、平成21年度68.9%、平成22年度64.4%の値を示しています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されます。
平成22年の変動率では、倍率が1.18と過去の倍率より小さくなるため、何らかの補正が必要と考えられます。
今回は平成20年度から平成22年度の変動率の平均をとって1.39になると予想します。
ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。
※平成18年度倍率は、出願登録時の倍率である。
鶴丸・甲南・鹿児島中央高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(武岡台高校)
昨年に比較して57人減となっており、学区外枠は増減なしとなっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.42と倍率が高かったことから7月時点の志望者が志望校変更を行い、最終倍率は1.34と低くなりました。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.18~1.71と試算されます。
7月時点の志望者数が平成20年度は397人少なく、3月受検倍率と8月時点志望倍率の比は92.7%と非常に高くなりましたが、平成21年度68.9%、平成22年度64.4%の値を示しています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されます。
平成22年の変動率では、倍率が1.18と過去の倍率より小さくなるため、何らかの補正が必要と考えられます。
今回は平成20年度から平成22年度の変動率の平均をとって1.39になると予想します。
ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。
区 分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 | H20~22年度平均 |
3月受検倍率/8月時点志望倍率 | 92.7% | 68.9% | 64.4% | 75.3% |
H23年度予想倍率 | 1.71 | 1.27 | 1.18 | 1.39 |
高校名 | 21年度 募集 定員 |
区分 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 | 18年度 |
武岡台 普通科 |
240 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (441【11】) - (1.84) ↓ 1.39 |
- (498【11】) - (2.08) ↓ 1.34 |
495【14】 (495【14】) 2.06 (2.08) ↓ 1.42 |
397【11】
1.65 ↓ 1.53 |
1.36 |
358
1.49 ↓ ※ 1.47 |
09.10.07:15
平成22年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況
平成23年度の鹿児島中央高校の受検倍率を試算してみました。
鶴丸・甲南高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(鹿児島中央高校)
昨年に比較して52人減となっており、学区外枠は58人減となっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.45と倍率が若干上がったことから7月時点の志望者が大幅に減少し、最終倍率は1.33と低かった。平成23年度はさらに志望者数が減少しています。2年連続で減少した理由は現在のところわかりませんが、他の高校の志望者数との関係があるかもしれません。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.08~1.22と試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は57.1%と低くなっていますが、これは志望者数が767人と非常に多かったことから志望登録時に志望校を変更したためであり、平成21年度64.2%、平成22年度63.1%とほぼ同じ値を示しています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、2カ年連続で志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されますが、今回は平成22年度並の変動率として1.20になると予想します。
ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。
鶴丸・甲南高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(鹿児島中央高校)
昨年に比較して52人減となっており、学区外枠は58人減となっています。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.45と倍率が若干上がったことから7月時点の志望者が大幅に減少し、最終倍率は1.33と低かった。平成23年度はさらに志望者数が減少しています。2年連続で減少した理由は現在のところわかりませんが、他の高校の志望者数との関係があるかもしれません。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.08~1.22と試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は57.1%と低くなっていますが、これは志望者数が767人と非常に多かったことから志望登録時に志望校を変更したためであり、平成21年度64.2%、平成22年度63.1%とほぼ同じ値を示しています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられますが、2カ年連続で志望者数が減っていますので、変動率は小さくなることが想定されますが、今回は平成22年度並の変動率として1.20になると予想します。
ただし、先ほども述べましたように、2カ年連続で志望者数が減少していること、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もあります。
区 分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 |
3月受検倍率/8月時点志望倍率 | 57.1% | 64.2% | 63.1% |
H23年度予想倍率 | 1.08 | 1.22 | 1.20 |
高校名 | 21年度 募集定員 |
区分 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 | 18年度 |
鹿児島 中央 普通科 |
320 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (608【41】) - (1.90) ↓ 1.20 |
- (660【99】) - (2.06) ↓ 1.30 |
722【61】
(721【61】)
2.26 (2.25) ↓ 1.45 |
767【78】
2.40 ↓ 1.37 |
1.38 |
679
2.12 ↓ ※1.55 |
09.09.07:37
平成22年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況
平成23年度の甲南高校の受検倍率を試算してみました。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(甲南高校)
昨年に比較して62人減となっており、学区外枠は39人減となっている。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.28と倍率が若干下がったことから7月時点の志望者が大幅に増加し、最終倍率も1.48と高かったことから、平成23年度はこの高い倍率を敬遠して、志望校を変更していることが考えられます。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.28~1.41と試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.0%、平成22年度64.7%となっています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられ、倍率は1.28程度になると予想される。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成22年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受検者数から予想しています。
(甲南高校)
昨年に比較して62人減となっており、学区外枠は39人減となっている。
平成22年度は、平成21年度受検倍率が1.28と倍率が若干下がったことから7月時点の志望者が大幅に増加し、最終倍率も1.48と高かったことから、平成23年度はこの高い倍率を敬遠して、志望校を変更していることが考えられます。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.28~1.41と試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.0%、平成22年度64.7%となっています。
平成23年度は傾向としては平成21・22年度に近いものと考えられ、倍率は1.28程度になると予想される。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
区 分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 |
3月受検倍率/8月時点志望倍率 | 71.4% | 68.0% | 64.7% |
H23年度予想倍率 | 1.41 | 1.35 | 1.28 |
高校名 | 21年度 募集 定員 |
区分 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 | 18年度 |
甲南 普通科 |
320 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (635【58】) - (1.98) ↓ 1.28 |
- (697【97】) - (2.18) ↓ 1.41 |
601【56】
(600【56】)
1.88 (1.88) ↓ 1.28 |
581【66】
1.82
↓ 1.30 |
1.20 |
677
2.11 ↓ ※1.42 |
09.08.22:23
平成22年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況
鶴丸高校の平成22年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況は、以下のとおりです。
毎年、倍率が高くなっていますが、これはあくまで行きたい高校として第一志望としていること、私立高校の特待制度の存在が大きく影響しているものと想定されます。
全額免除の特待生は、公立高校の倍率が高い年では、樟南高校普通科文理コース50人、鹿児島実業高校文理科文理コース40人、鹿児島高校英数科特進コース10人等100人以上となります。
現時点での最終受検倍率を予想するのは、志望校変更がありますので難しいのですが、試算してみました。
(平成22年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度入試を昨年8月に進路希望状況のデータと前年度の傾向から予想した倍率は以下のとおりです。
鶴丸、甲南、鹿児島中央、武岡台は、H21年度の傾向より若干志望校変更が多かったため、予想倍率より倍率が若干低くなっています。その差は、0.1以内ですので、8月の予想である程度予想できることがわかります。
玉龍は、予想倍率に対して実際の倍率は0.27増加しています。この要因は、H21年から玉龍中学校からの進学が始まったため、高校入試の定員枠は240人から120人に半減しており、平成21年度のデータはそのような定員削減の最初の年で志望校の変動が流動的であったことから、平成21年度データで分析した場合倍率の差が多きく生じたものと思われます。
7月調査時点 8月時点予想 実倍率 差
鶴丸 1.76 1.32 1.30 -0.02
甲南 2.18 1.48 1.41 -0.07
鹿児島中央 2.06 1.33 1.30 -0.03
武岡台 2.08 1.42 1.34 -0.08
鹿児島玉龍 2.93 1.19 1.46 +0.27
(平成23年度の予想倍率)
平成22年度の予想倍率で説明しましたが、前年度の傾向だけではその年度の倍率を予測することができないため、過去のデータも加味して試算してみました。
①鶴丸高校
(平成23年度入試予想)
昨年に比較して全体で23人減少し、学区外枠も12人減少となっている。
このほか、鹿児島市内の私立中学校から6人程度志望している可能性がある。
平成21年度の倍率は、近年で最も低く、平成20年度の1.38の高倍率を敬遠して1.15と近年で最も低くなったが、これは20年度は高倍率を敬遠し、甲南高校、鹿児島中央高校などに希望変更したものと考える。
平成22年度は、平成21年度の倍率が非常に少なかったため、倍率が上昇している。
倍率が上がった翌年は下がる傾向、倍率が下がった翌年は上がる傾向がみられる。
平成20年度から平成22年度のデータで予想すると以下のようになる。
8月時点の志望倍率と3月受検倍率の比率を過去3カ年でみると、下表のとおりとなる。
この数値から平成20年度は志望変更率が少なく、平成21年度は平成20年度の高倍率を敬遠し、志望変更率が大きかったことを意味する。
また、平成22年度の値は、平成20年度並となっており、これは平成21年度の倍率が低かったこと、鶴丸高校に不合格となった場合でも私学助成支援金などによって私立高校の特待生等の負担軽減が期待されたと考えられる。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.21~1.29と試算される。
平成20年度、平成21年度は、倍率が近年で最も高い場合と低い場合の値であるので、平成23年度は傾向としては平成22年度に近いものと考えられ、倍率は1.27程度になると予想される。
平成18年度入試は、7月時点の志望倍率が平成23年度とほぼ同じ倍率でこの時の最終倍率は1.26となっているため、平成23年度の1.27の予想倍率はある程度の精度の値であると考える。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
毎年、倍率が高くなっていますが、これはあくまで行きたい高校として第一志望としていること、私立高校の特待制度の存在が大きく影響しているものと想定されます。
全額免除の特待生は、公立高校の倍率が高い年では、樟南高校普通科文理コース50人、鹿児島実業高校文理科文理コース40人、鹿児島高校英数科特進コース10人等100人以上となります。
現時点での最終受検倍率を予想するのは、志望校変更がありますので難しいのですが、試算してみました。
(平成22年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度入試を昨年8月に進路希望状況のデータと前年度の傾向から予想した倍率は以下のとおりです。
鶴丸、甲南、鹿児島中央、武岡台は、H21年度の傾向より若干志望校変更が多かったため、予想倍率より倍率が若干低くなっています。その差は、0.1以内ですので、8月の予想である程度予想できることがわかります。
玉龍は、予想倍率に対して実際の倍率は0.27増加しています。この要因は、H21年から玉龍中学校からの進学が始まったため、高校入試の定員枠は240人から120人に半減しており、平成21年度のデータはそのような定員削減の最初の年で志望校の変動が流動的であったことから、平成21年度データで分析した場合倍率の差が多きく生じたものと思われます。
7月調査時点 8月時点予想 実倍率 差
鶴丸 1.76 1.32 1.30 -0.02
甲南 2.18 1.48 1.41 -0.07
鹿児島中央 2.06 1.33 1.30 -0.03
武岡台 2.08 1.42 1.34 -0.08
鹿児島玉龍 2.93 1.19 1.46 +0.27
(平成23年度の予想倍率)
平成22年度の予想倍率で説明しましたが、前年度の傾向だけではその年度の倍率を予測することができないため、過去のデータも加味して試算してみました。
①鶴丸高校
(平成23年度入試予想)
昨年に比較して全体で23人減少し、学区外枠も12人減少となっている。
このほか、鹿児島市内の私立中学校から6人程度志望している可能性がある。
平成21年度の倍率は、近年で最も低く、平成20年度の1.38の高倍率を敬遠して1.15と近年で最も低くなったが、これは20年度は高倍率を敬遠し、甲南高校、鹿児島中央高校などに希望変更したものと考える。
平成22年度は、平成21年度の倍率が非常に少なかったため、倍率が上昇している。
倍率が上がった翌年は下がる傾向、倍率が下がった翌年は上がる傾向がみられる。
平成20年度から平成22年度のデータで予想すると以下のようになる。
8月時点の志望倍率と3月受検倍率の比率を過去3カ年でみると、下表のとおりとなる。
この数値から平成20年度は志望変更率が少なく、平成21年度は平成20年度の高倍率を敬遠し、志望変更率が大きかったことを意味する。
また、平成22年度の値は、平成20年度並となっており、これは平成21年度の倍率が低かったこと、鶴丸高校に不合格となった場合でも私学助成支援金などによって私立高校の特待生等の負担軽減が期待されたと考えられる。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.21~1.29と試算される。
平成20年度、平成21年度は、倍率が近年で最も高い場合と低い場合の値であるので、平成23年度は傾向としては平成22年度に近いものと考えられ、倍率は1.27程度になると予想される。
平成18年度入試は、7月時点の志望倍率が平成23年度とほぼ同じ倍率でこの時の最終倍率は1.26となっているため、平成23年度の1.27の予想倍率はある程度の精度の値であると考える。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
区 分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 |
3月受検倍率/8月時点志望倍率 | 76.6% | 71.4% | 75.0% |
H23年度予想倍率 | 1.29 | 1.21 | 1.27 |
高校名 | 23年度 募集 定員 |
区分 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 | 18年度 |
鶴丸 普通科 |
320 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (540【59】) - (1.69) ↓ 1.27 |
- (563【71】) - (1.76) ↓ 1.32 |
516【65】 (510【65】) 1.61 (1.59) ↓ 1.15 |
592【85】 1.85 ↓ 1.38 |
1.18 |
537 1.68 ↓ ※1.26 |