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  • 11/24/03:25

08.05.05:24

樟南高校普通科英数コースの入試状況

今回は、樟南高校普通科英数コースについてです。

①樟南高校普通科英数コースの偏差値は60とラサール高校を除けば私立高校の中で11番目になっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、昨年度の320点より41点高い361点である。

③合格最低点が41点高くなったのは、文理コースが40点高かったように、文理コース、英数コースを合計した受検者数はほぼ変わらないものの、学力の高い鶴丸高校などの志願者の受検者が増加したことや入試問題の難易度が低くなったことなどが想定されるためである。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数増加に対して同数の合格者増となったと想定され、実質倍率は若干低下したと想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、高等部の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、志学館高等部、鹿児島実業高校文理科、鹿児島高校英数科、池田学園高等部、鹿児島純心女子高校、鹿児島修学館に入学した者を除く275人中77人(募集定員50人)が入学したものと想定される。
 
 なお、樟南高校普通科英数コースを第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。
 ただし、樟南高校普通科英数コースは、文理コースの振り替え合格者が多数いることから、文理コースを不合格となった鶴丸高校、甲南高校の不合格者の入学者が多いと想定される。
  最大で、下表の数字より鶴丸高校(学区外)1人、鶴丸高校(学区内)4人、甲南高校(学区外)1人、甲南高校(学区内)4人、鹿児島中央高校(学区外)1人多く入学している可能性もある。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 高等部
入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79
66 鹿児島中央高校(学区内) 101  6 
65 鹿児島玉龍高校(学区外)  0
64 鹿児島玉龍高校(学区内) 58
63 武岡台高校(学区外) 1 
62 錦江湾高校(理数科) 50 13
  武岡台高校(学区内) 113 29
61 武岡台高校(情報科学科) 58 16
合計   585 77 
  樟南高校普通科文理コース 46  
  志学館高等部 20  
  鹿児島実業高校文理科 44  
  鹿児島高校英数科 100  
  池田学園高等部 20  
  鹿児島純心女子高校 60  
  鹿児島修学館 20  
  差引 275 77
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、また、部活をやるため、文理コースを受けずに英数を選択した者もいると想定されるため、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位)以下に位置すると想定される。
 
⑧推薦入学者1人は、推薦条件が5教科の平均評点が4.4以上(5評定 2教科、4評定 3教科)であることから学力のポテンシャルは高いと推定される。


⑨樟南高校普通科英数コースは、現在の入学者は1クラス39人編成で授業を行う。入学者の学力はかなり開きがあるため、授業運営は苦労していると想定される。

⑩また、1年次2クラスの場合、2年次文系、理系、トップクラスの3クラスか、文系1クラス、理系2クラスの3クラスの1クラス30人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、入学時の成績により、上位層は特待A(全免)、特待B(半免)の特待生がいる。

⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。
なお、2年次において、学力がある者のうち希望者は文理コースに変更することができる。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計

平成20年度
 
855 1006 361/500
(72.2%)
77 78

平成19年度
 
不明 不明 944 548 1.72 320/500
(64.0%)
不明 (74) 74
平成20年度の合格者は、文理コースからの振り替え合格者を含む。
 
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08.04.04:40

鹿児島修学館高等学校

今回は、鹿児島修学館高校についてです。

①選抜・選抜英語コースの偏差値は61とラサール高校を除けば私立高校の中で10番目になっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、昨年度より若干上昇したと想定される。

③合格最低点が若干高くなると想定した理由は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者が増加したことなどが想定されるためである。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数増加に対して同数の合格者増となったと想定され、実質倍率は若干低下したと想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、高等部の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、志学館高等部、鹿児島実業高校文理科、鹿児島高校英数科、池田学園高等部、鹿児島純心女子高校に入学した者を除く257人中20人(募集定員30人の7割)が入学したものと想定される。
 
 なお、鹿児島修学館高校を第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 高等部
入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79
66 鹿児島中央高校(学区内) 101 2 
65 鹿児島玉龍高校(学区外)  0
64 鹿児島玉龍高校(学区内) 58
63 武岡台高校(学区外) 0 
62 錦江湾高校(理数科) 50
  武岡台高校(学区内) 113 10
61 武岡台高校(情報科学科) 20
合計   547 20 
  樟南高校普通科文理コース 46  
  志学館高等部 20  
  鹿児島実業高校文理科 44  
  鹿児島高校英数科 100  
  池田学園高等部 20  
  鹿児島純心女子高校 60  
  差引 257 20
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の下位層(300位)以下に位置すると想定される。
 
⑧推薦入学はない。

⑨鹿児島修学館高校は、1クラス30人編成で授業を行う。授業運営は効率的に行えると推定される。

⑩また、1クラス30人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、入学後の学業成績等で授業料免除者を選考する奨学生制度があります。
  平成21年度から入学試験の成績等で授業料・教育充実費免除者(高校入学者)を選考する特待生制度が新たにスタートする。

⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計

平成20年度
 
不明 不明 不明 不明 不明 不明

平成19年度
 
不明 不明 不明 不明 不明 不明

 

08.03.22:19

鹿児島純心女子高校選抜・選抜英語コース

今回は、鹿児島純心女子高校選抜・選抜英語コースについてです。

①選抜・選抜英語コースの偏差値は63とラサール高校を除けば私立高校の中で8番目になっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、昨年度より若干上昇したと想定される。

③合格最低点が若干高くなると想定した理由は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者が増加したことなどが想定されるためである。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数増加に対して同数の合格者増となったと想定され、実質倍率は若干低下したと想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、高等部の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、志学館高等部、鹿児島実業高校文理科、鹿児島高校英数科、池田学園高等部、鹿児島純心女子高校に入学した者を除く113人中40人(募集定員80人の5割)が入学したものと想定される。
 
 なお、選抜・選抜英語コースを第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 高等部
入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79
66 鹿児島中央高校(学区内) 101 14 
65 鹿児島玉龍高校(学区外)  0
64 鹿児島玉龍高校(学区内) 58 19
63 武岡台高校(学区外) 1(2人中1人)  
合計   363 40 
  樟南高校普通科文理コース 46  
  志学館高等部 20  
  鹿児島実業高校文理科 44  
  鹿児島高校英数科 100  
  池田学園高等部 20  
  鹿児島純心女子高校 20  
  差引 113 40
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(150位)以下に位置すると想定される。
 
⑧純心は「特別奨学制度」と言う名目で特待生制度があるようである。
  学業・人物、部活動等の技量・人物が優れて他の生徒の模範となる生徒がなれるようである。
  詳細は第一種・・・入学金・授業料全額免除
   第二種・・・授業料全額免除
   第三種・・・授業料半額免除
   第四種・・・入学金半額免除   
  以上である。入学試験の結果や部顧問の申請で決定される。

⑨選抜・選抜英語コースは、平成19年度から設置され、1クラス20人編成で授業を行う。授業運営は効率的に行えると推定される。

⑩また、1クラス20人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、授業料免除の特待はない。

⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計

平成20年度
 
不明 不明 不明 不明 不明 不明

平成19年度
 
不明 不明 不明 不明 不明 不明

 

08.02.19:31

鹿児島純心女子高校医歯薬特進コース

今回は、鹿児島純心女子高校医歯薬特進コースについてです。

①医歯薬特進コースの偏差値は65とラサール高校を除けば私立高校の中で7番目になっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、昨年度より若干上昇したと想定される。

③合格最低点が若干高くなると想定した理由は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者が増加したことなどが想定されるためである。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数増加に対して同数の合格者増となったと想定され、実質倍率は若干低下したと想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、高等部の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、志学館高等部、鹿児島実業高校文理科、鹿児島高校英数科、池田学園高等部に入学した者を除く93人中20人(募集定員20人)が入学したものと想定される。
 
 なお、医歯薬特進コースを推薦入学、第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 高等部
入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79
66 鹿児島中央高校(学区内) 101 13 
65 鹿児島玉龍高校(学区外) 1(2人中1人)  0
64 鹿児島玉龍高校(学区内) 19(58人中19人)
合計   304 20 
  樟南高校普通科文理コース 46  
  志学館高等部 20  
  鹿児島実業高校文理科 44  
  鹿児島高校英数科 100  
  池田学園高等部 20  
  差引 93 20
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(150位)以下に位置すると想定される。
 
⑧推薦入学はない。

⑨医歯薬特進コースは、平成19年度から設置され、1クラス20人編成で授業を行う。授業運営は効率的に行えると推定される。

⑩また、1クラス20人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、純心は「特別奨学制度」と言う名目で特待生制度があるようである。
  学業・人物、部活動等の技量・人物が優れて他の生徒の模範となる生徒がなれるようである。
  詳細は第一種・・・入学金・授業料全額免除
   第二種・・・授業料全額免除
   第三種・・・授業料半額免除
   第四種・・・入学金半額免除   
  以上である。入学試験の結果や部顧問の申請で決定される。

⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計

平成20年度
 
不明 不明 不明 不明 不明 不明

平成19年度
 
不明 不明 不明 不明 不明 不明

 

08.01.06:54

池田学園高等部の入試状況

今回は、池田学園高等部についてです。

①英数科の偏差値は65とラサール高校を除けば私立高校の中で7番目になっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、昨年度の295点より若干上昇したと想定される。

③合格最低点が若干高くなると想定した理由は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者が増加したことなどが想定されるためである。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数増加に対して同数の合格者増となったと想定され、実質倍率は若干低下したと想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、高等部の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、志学館高等部、鹿児島実業高校文理科、鹿児島高校英数科に入学した者を除く113人中20人(募集定員40人の5割)が入学したものと想定される。
 
 なお、高等部を推薦入学、第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 高等部
入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79
66 鹿児島中央高校(学区内) 101 12 
65 鹿児島玉龍高校(学区外) 1(2人中1人)  0
64 鹿児島玉龍高校(学区内) 19(58人中19人)
合計   323 20 
  樟南高校普通科文理コース 46  
  志学館高等部 20  
  鹿児島実業高校文理科 44  
  鹿児島高校英数科 100  
  差引 113 20
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(150位)以下に位置すると想定される。
 
⑧推薦入学はあるが、具体的な学力評価の推薦条件ない。

⑨高等部は、外部入学者を1クラス編成で授業を行い、授業進度を速め、2年次に内部進学者を合わせてクラス編成するため、外部入学者は1年次かなり負荷がかかる。質的に拮抗した学生が存在するなど学力差がないと想定されるため、授業運営は効率的に行えると推定される。

⑩また、1クラス30人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、授業料免除の特待はない。

⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計

平成20年度
 
不明 不明 不明 不明 不明 不明

平成19年度
 
98 不明 不明 295/500
(59.5%)
不明 不明

 

07.31.11:08

鹿児島高校英数科の入試状況

今回は、鹿児島高校英数科についてです。

①英数科の偏差値は66とラサール高校を除けば私立高校の中で3番目になっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、若干上昇したと想定される。

③合格最低点が若干高くなると想定した理由は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者が増加したことなどが想定されるためである。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数増加に対して同数の合格者増となったと想定され、実質倍率は若干低下したと想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、文理科の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、志学館高等部、鹿児島実業高校文理科に入学した者を除く143人中100人(募集定員120人の8割)が入学したものと想定される。
 
 なお、英数科を推薦入学、第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 英数科
入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98 32
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79 35
66 鹿児島中央高校(学区内) (101人中50人) 25 
65 鹿児島玉龍高校(学区外) 1(2人中1人)  1
合計   253 100 
  樟南高校普通科文理コース 46  
  志学館高等部 20  
  鹿児島実業高校文理科 44  
  差引 143 100
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位)以下に位置すると想定される。
 
⑧推薦入学はない。募集定員は、昨年の80人から120人に40人増員された。

⑨文理科は、入試の成績によって、文理コースと英数コースに区分するため、質的に拮抗した学生が存在するなど学力差がないと想定されるため、授業運営は効率的に行えると推定される。

⑩また、1クラス30人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、英数科の一部は特待A(入学金、授業料全免)、特待B(入学金、授業料半免)であると想定される。

⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計
平成20年度 不明 不明 不明 不明 (100) (100)
平成19年度 不明 不明 不明 不明 不明 不明

 

07.30.00:31

鹿児島実業高校文理科の入試状況   

今回は、鹿児島実業高校文理科についてです。

①英数科の偏差値は66とラサール高校を除けば私立高校の中で3番目になっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、若干上昇したと想定される。

③合格最低点が若干高くなると想定した理由は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者が増加したことなどが想定されるためである。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数増加に対して同数の合格者増となったと想定され、実質倍率は若干低下したと想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、文理科の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、志学館高等部に入学した者を除く187人中44人)が入学したものと想定される。

年によって異なるが、文理科はだいたい30~40人前後の人数である。今年は3学年平均で31名となっている。

 なお、文理科を推薦入学、第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 文理科
入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98 14
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79 15
66 鹿児島中央高校(学区内) (101人中50人) 11 
65 鹿児島玉龍高校(学区外) 1(2人中1人)  0
合計   253 44 
  樟南高校普通科文理コース 46  
  志学館高等部 20  
  差引 187 44
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位)以下に位置すると想定される。
 
⑧推薦入学の条件は9学科平均4.4以上であり、学力のポテンシャルは高いと想定される。

⑨文理科は、入試の成績によって、文理コースと英数コースに区分するため、質的に拮抗した学生が存在するなど学力差がないと想定されるため、授業運営は効率的に行えると推定される。

文理コースは5教科400点程度、英数コースは5教科350点程度の学力が必要である。

⑩また、1クラス23人の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、文理科の一部は特待A(入学金、授業料全免)、特待B(入学金、授業料半免)であると想定される。

文理コースに合格すれば自動的に免除されますが、英数コースにはその様な制度はない。
また、推薦入試で文理科に合格すると特待生になる。

⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。

⑬今春の国公立大学進学者は、文理コースで現役合格率81%、普通科は14名が合格している。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計
平成20年度 1488 1001 1.49 不明 (44) (46)
平成19年度 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明


 

07.29.07:26

全国の公立高校の学区制の動き(その2)

昨日に引き続き、全国の学区制の動きについて読売新聞の記事を掲載します。

進む学区撤廃・統合


複数の教師が生徒の学力レベルに合わせて指導する秋留台高校の授業(東京都あきる野市で)

 公立高校の通学区域(学区)撤廃・統合の動きにより、「私立優位」が定着していた都会の高校勢力図が変わりつつある。「公立復権」に私立は神経をとがらせ、受験生の高校選びにも微妙な影響が出ている。一方、地方都市では、学区統廃合の効果は見えにくく、地域差が明らかになってきた。(地方部 北出明弘)

公立復権

 1960年代まで全国でも学力がトップクラスとされた東京都立日比谷高(千代田区)。都が、67年に生徒をいくつかの学校に割り振る学校群制度を導入してからは、私立に押され気味になった。

 都は「都立復権」を旗印に、2003年に14あった学区を撤廃し、都内からどの都立校へも通えるようにした。これを境に、1・5倍前後だった日比谷の競争倍率は上昇し始め、06年の入試では2・06倍になった。1けた続きだった東大合格者数も、07年は28人に増えた。

 都教育庁は「旧学区外からの受験生が8割に上る」と説明。旧制中学が母体の伝統校は同じ傾向にあり、西高(杉並区)も6割強が旧学区外からという。都教育庁は「学区撤廃の効果が出た」とみる。

 人気上昇は、伝統校だけではない。秋留台(あきるだい)高(あきる野市)は学区撤廃とともに、基礎学力や生活面に課題のある生徒も受け入れる「エンカレッジスクール」となった。

 2人の担任に加え、手の空いている教師が授業を自主的に手伝うなど手厚い指導が特徴だ。08年の倍率は男子2・31倍、女子2・48倍と都立では最も高い「人気校」になった。

 一方、特色を出せずに苦戦している都立もある。2年連続で定員割れした都北部の高校長は「少子化と学区撤廃はダブルパンチ。お客さん(受験者)を待っている時代ではない」と、自ら中学に出かけてPRするなど生徒集めに躍起だ。

定員割れ

 学区統廃合は、私立も直撃している。07年から9学区を4学区に統合した大阪府では、私立1校だけを受ける専願の受験生の割合が、07年は過去10年で最低の18・8%となった。

 摂陵(せつりょう)高(茨木市)は08年、245人の募集に対し入学者が184人と大きく定員割れした。小関信行校長は「こんなのは初めて。府立人気の影響をまともに受けた」と嘆く。

 摂陵は6月、関西では初めて早稲田大の系列校になると発表した。09年入学者から約40人が進学できる。小関校長は「優秀な生徒が集まるはず」と期待する。

 私立には有名大学と提携する動きが急増しており、高校野球の強豪として知られる北陽高(大阪市)も今年から関西大の併設校となった。進学率を高めようと「特進コース」など学力別のクラス編成をする学校も増えている。

 「学区撤廃で、中学生の高校選びが変わった」と指摘するのは、進学塾「中萬(ちゅうまん)学院」(横浜市)の天野貴幸広報室長だ。

 神奈川県は、05年から18あった学区を撤廃した。その後、「塾で行った模擬試験の結果を持ってくるように」と生徒に求める中学が増えているという。中学は旧学区内の高校のデータこそ豊富だが、学区外の情報は少ない。天野室長は「これまでは、中学が成績で生徒を輪切りにし、受験先を割り振っていた。これからは生徒と保護者が情報を集め、成績と校風などを自分で判断して学校を選ぶ時代になった」と話す。

地方都市

 地方都市は、公共交通網が整った大都市とは事情が異なる。

 秋田県は05年に3学区を全廃したが、県内随一の進学校の秋田高(秋田市)を旧学区外から受験する生徒は3~5%ほどだ。県高校教育課は「通学距離の長さや不便さ、下宿する場合の経済的負担が響いている」と分析する。

 香川県は、二つある学区の存廃論議で揺れている。05年7月、有識者らによる委員会が学区撤廃を求める報告をまとめた。猛反発したのが県議会で、「見直しは時期尚早」として慎重な取り扱いを求める決議を全会一致で可決した。

 第1学区の高松高(高松市)と、第2学区の丸亀高(丸亀市)が伝統校として双璧(そうへき)だが、学区がなくなれば、受験生は交通の便のいい高松高に集中しかねない。

 高松市に住む受験生の保護者は「地元の生徒が高松高に通う機会を奪われる」とし、丸亀高の卒業生らは「現在の学区トップ校が2番手になりかねない」と心配する。県教委は「撤廃の方向性は変わっていない」とするが、学区の統廃合には県民のニーズをよく把握する必要がありそうだ。

「特色」生き残りのカギ

 学区制は1956年、教育の機会均等などを目指して地方教育行政法で都道府県に義務づけられた。60年代末から70年代にかけて受験競争が過熱。「15の春を泣かすな」を合言葉にこの抑止策として積極的に使われるようになった。

 東京や千葉、愛知などでは、学区制をさらに強化した学校群制度が導入された。学区内に2、3校でグループをつくり、合格者の希望とは無関係に振り分ける仕組みだ。大阪府のように学区を細分化し、人気校への集中を防ごうとした自治体もあった。

 学区制のおかげで公立は入りやすくなり、高校進学率は伸びた。一方で私立を志願する受験生は急増した。都は82年に学校群を廃止したが、「都立離れ」に歯止めはかからなかった。白石(ゆたか)・早稲田大特任教授(教育行政学)は「団塊ジュニア世代など子どもの数が多い時代には、学区制が目指した『教育の機会均等』という目的に一定の意義があった」と評価する。結果的に公立の地盤沈下を招いたのは「教育行政の誤算だった」とする。

 文部科学省は「学区の統廃合は都道府県の判断に任せているが、まだ広がる可能性がある」とみる。白石特任教授は「統廃合が進むと受験生を待っているだけでは生き残れず、特色ある学校づくりに取り組む必要がある」と指摘する。

2008年7月28日  読売新聞)

07.28.07:08

全国の公立高校の学区制の動き

  私立高校の入学状況については、今後も掲載する予定です。
  今回は、全国の公立高校の学区制について、7月28日の読売新聞の記事を掲載します。
  鹿児島県も、3年後、学区制を見直しすることとしていますが、全国では急ピッチで学区制を廃止している動きが進んでいます。

学区撤廃20都県に、公立高が私立と生徒争奪…読売調査

 公立高校普通科の通学区域(学区)の統廃合が全国で進み、2003年以降20都県が学区を撤廃し、9道府県が統合して学区数を減らしたことが、読売新聞の各教委への聞き取り調査でわかった。

 09年には北海道と京都が2度目の学区統合を行い、10年には宮城が撤廃、熊本が統合を予定している。少子化と私立人気の逆風の中、公立高校が生き残りをかけて「住み分け」から「競い合い」へとかじを切っている。

 学区制は、教育の機会均等を確保し、高校進学率アップを支える仕組みとして長年機能してきた。進学率が97%を超えて「高校全入」がほぼ実現し、今は生徒や保護者の多様なニーズにどのように応えるかが求められている。しかし、学区制のせいで公立校は選択の幅が狭く、学力の高い生徒らが私立や国立に流れる傾向が進んだ。

 こうした中、01年度、教育の個性化や多様化などを目指して地方教育行政法の改正が行われた。学区設置を定めた規定が削除され、都道府県の判断で学区撤廃が可能になった。03年に東京(14学区)と和歌山(9学区)が全国初の学区撤廃に踏み切り、住んでいる都県内の高校ならどこでも受験が可能になった。

 学区をなくす流れは広がり、04~07年に2~4県が撤廃、今春には5県が「全県1区」を実現。早期に導入した神奈川、埼玉は、東京と同様、私立との受験生争奪戦が激しく、公共交通網が整っていることが共通点だ。面積の広い自治体では学区統合を採用するケースが目立つ。北海道は05年に55学区を25学区に統合、09年さらに19学区にする。岩手では学区数をほぼ半数に、長野は3分の1にしている。

 ただ、学区の統廃合で、私立を巻き込んだ学校間の競争は激化した。東京都では、入試の志願者が定員割れした都立は学区撤廃前の02年は19校だったが、08年には32校になった。高校の序列化や激しい受験戦争が再燃する恐れもあり、こういった問題をどのように防ぐかが課題となっている。

2008年7月28日  読売新聞)

07.27.07:54

志学館高等部の入試状況

今回は、志学館高等部についてです。

①志学館高等部の偏差値は67とラサール高校・樟南高校普通科文理コースに次ぎに高い。

②平成20年度の入試の合格最低点は、4点低い232点(500点満点)となっている。得点率は46.4%となっていることから、入学試験問題はかなり難しく、学生の学力の識別は行えると想定される。

③合格最低点が若干低くなっているが、入試問題の難易度は昨年並みだったと想定され、受検者数も1割増加(志願者132人→147人)したと想定される。

④したがって、受検者の平均学力の若干の上昇に伴い、受検者数15人程度の増加に対して合格者も増加した結果、実質倍率はほぼ同等と想定される。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、志学館高等部の入学者は、これら高校の不合格者179人中20人が入学したものと想定される。
  なお、志学館高等部を第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。

偏差値 高校(学区内外) 不合格者 志学館高等部
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外)
68 甲南高校(学区内) 79
66 鹿児島中央高校(学区内) 33(101人中33人)
  合計 235 20
  樟南高校普通科文理コース 46
  差引  189 20
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算

⑥志学館中等部以外の中学校からの志学館高等部への入学者数はわからないが、医学部、歯学部、薬学部の進学実績があることから、これらの学部を志望する学生が多い者と想定される。

⑦上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位~320位)に位置すると想定される。

⑧推薦入学はない。

⑨中学校からの進学者が100人程度いるため、学力のポテンシャルは高いと想定されるが、学力差が生じているものと想定され、また、授業の進度が他の中学校より速いため、授業運営は工夫が必要と推定される。(1年次は、授業の進度が異なるため、他の中学校からの入学者とクラスを区分している。)
したがって、他の中学校から進学したものは、中等部の学生の授業進度に追いつくため、高校1年生時の授業進度が速く、かなりの努力を要する。

  中等部・高等部の在校生数を比較すると、高等部の方が少なくなっている。直接的には、比較はできないが、高校入試時に他校への流出がある一方で、他の中学校から高等部への入学があるものの、流出分を確保できないと推計される。

在校生数(平成20年5月現在)

区     分

設置年度

備     考

本年度
定員

卒業
生数



学年

クラス数


小計
 
  志學館高等部 平成2年度 普通科

160 

141

67







10

61
55
58
174

50
50
45
145

111
105
103
319

志学館中等部 昭和62年度   120    

64
67
71
202

54
40
50
144

118
107
121
346

ホームページでは、平成20年度中等部入学者数は112名となっている。

⑩また、1クラス30人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、他の中学校からの入学者は、入試の得点によっては特待を受けられるが、特待の結果は入学時発表されるため、事前に特待であることは知ることが出来ない。
このため、入学者は特待を理由に入学する者はいないこととなり、親に金銭的余裕がないと入学の意志を決定することができない。

⑫部活は、自由に選べ、部活禁止により敬遠されることはない。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計
平成20年度 (145) 不明 不明 232/500
(46.4%)
(20) (20)
平成19年度 (132) 不明 不明 236/500
(47.2%)
(20) (20)
(13) 4/500
(0.8%)
(20)
一般受検者の(   )は、志願者数、一般入学の(  )は推定

07.26.00:48

樟南高校普通科文理コースの入試状況

今回から私立高校の特進コースの入学状況について掲載します。
今回は、樟南高校普通科文理コースについてです。

①文理コースの偏差値は69とラサール高校を除けば私立高校の中で最も高くなっている。

②平成20年度の入試の合格最低点は、昨年に比較して40点高い427点となっている。

③合格最低点が高くなった要因は、入試問題が易しかったこと、受検者数の絶対数が増加したこと、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者が増加したことなどが想定される。

④したがって、受検者の平均学力の上昇に伴い、受検者数88人の増加に対して同数の合格者増となった結果、実質倍率は0.22低下した。

⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、文理コースの入学者は、これら高校の不合格者146人中46人が入学したものと想定される。
  なお、文理コースを第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。
偏差値 高校(学区内外) 不合格者 文理コース
一般入試入学者
73 鶴丸高校(学区外) 12
71 鶴丸高校(学区内) 98 32
70 甲南高校(学区外)
69 鹿児島中央高校(学区外) 3(6人中 上位3人)
68 甲南高校(学区内) 26(79人中 上位26人)
合計   146 46
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算


⑥鶴丸高校合格者でも文理コースが不合格となるケースもあることから、文理コースを合格することだけでも学力のポテンシャルは高いと想定される。

⑦上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位~300位)に位置すると想定される。
 なお、文理コースの国公立大学の現役合格率は、80%以上となっている。

⑧推薦入学者6人は、推薦条件が5教科の平均評点が4.6以上(5評定 3教科、4評定 2教科、5評定 4教科  3評定 1教科)であることから学力のポテンシャルは高いと推定される。

⑨したがって、学力のポテンシャルが高く、質的に拮抗した学生が存在するなど学力差がないと想定されるため、授業運営は効率的に行えると推定される。

⑩また、1クラス26人の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。 

⑪なお、文理コース52人全員が特待A(入学金、授業料全免)であると想定される。

⑫部活禁止のため、部活をやりたい学生は英数コースや他の私立高校に入学するケースもあると想定される。

年度 推薦
受検者
推薦
合格者
一般
受検者
一般
合格者
実質倍率 合格最低点
(得点率)
推薦
入学
一般
入学
入学
合計
平成20年度 967 486 1.99 427/500
(85.4%)
46 52
平成19年度 不明 不明 879 398 2.21 387/500
(77.4%)
不明 (29) 29
88 88 -0.22 40/500
(8.0%)
23

 
偏差値 公立高校 合格
最低点
受検
者数
合格
者数
不合格
者数
累計 未受
検者
私立高校
国立工業高等専門学校
73 鶴丸高校(学区外) 399 41 29 12 12    
72   393            
71 鶴丸高校 387 357 259 98 110  
70 甲南高校(学区外) 381 35 28 117    
69
鹿児島中央高校
(学区外)
375 24 18 123   樟南高校(普通・文理)
68 甲南高校 369 338 259 79 202  

07.25.21:12

鹿児島県の高校入試

平成20年度の鹿児島県の高校入試状況について整理してみました。
これにより、公立高校と私立高校の合否・入学の実態がわかってくると思います。

偏差値 公立高校 合格
最低点
受検
者数
合格
者数
不合格
者数
累計 未受
検者
私立高校
国立工業高等専門学校
73 鶴丸高校(学区外) 399 41 29 12 12    
72   393            
71 鶴丸高校 387 357 259 98 110  
70 甲南高校(学区外) 381 35 28 117    
69
鹿児島中央高校
(学区外)
375 24 18 123   樟南高校(普通・文理)
68 甲南高校 369 338 259 79 202  
67           202   志学館高等部
66 鹿児島中央高校 357 371 270 101 303 15 鹿児島工業高専(情報)
鹿児島高校(英数)
鹿児島実業(文理)
尚志館高校(特進)
65
鹿児島玉龍高校
(学区外)
351 11 305   池田学園高等部
鹿児島工業高専(電工)
鹿児島工業高専(電)
鹿児島純心女子高校
(医歯薬特進)
64 鹿児島玉龍高校 346 265 207 58 363 11 鹿児島工業高専(機工)
63 武岡台高校(学区外) 340 365   鹿児島工業高専(土木)
鹿児島純心女子高校
(選抜・選抜英語)
62
錦江湾高校(理数)
武岡台高校
334 112
325
72
212
50
113
415
528

出水中央高校(特進)
61 加治木高校 328 307 306 529 32 鹿児島修学館高校
60 武岡台高校(情報科学) 322 119 58 61 590 鹿児島第一高校
樟南高校(英数)
59
国分高校(理数)
松陽高校(学区外)
鹿児島南高校’(学区外)
316 26
19
26
19


590
590
590


 
れいめい高校(文理)
58
鹿児島南高校(情報処理)
鹿屋高校
310 29
300
29
288

12
590
602

23
鹿児島育英館高校
57
鹿児島南高校
松陽高校
304 178

224
 
146

196
 
32

28
 
634

662
 



 
鹿児島純心女子高校
(文理Ⅰ)
大口明光学園高校
(Ⅱ類)
55   292            
54
伊集院高校
錦江湾高校
鹿児島工業高校(Ⅰ・Ⅱ類)
鹿児島女子高校(商業)
286 268
274
386
80
265
233
299
67

41
87
13
674
715
802
815
14

27
鹿児島純心女子高校
(文理Ⅱ)
53 鹿児島南高校(商業)
川内高校
国分高校
鹿児島女子高校(生活科学)
出水高校
280 93
286
330
177
209
67
285
290
127
209
26

40
50
841
842
882
932
932


11

鹿児島情報高校
(プレ・e)

07.24.14:16

私立高校の推薦

私立高校の推薦入学は以下の表のとおりです。
推薦入学は、各高校とも1月23日に一斉に行われますので、併願はできません。

高校名 学科 定員 推薦枠 推薦条件
樟南高校 普通科文理コース 50 募集定員の20%程度 3年次の5教科の評定平均値4.6以上
  普通科英数コース 50 募集定員の20%程度 3年次の5教科の評定平均値4.4以上
鹿児島実業
高校
文理科 80 募集定員の20%程度 3年次の9教科の評定平均値4.4以上
池田学園
池田高校
普通科     出身中学校推薦
鹿児島第一
高校
普通科    40 出身中学校推薦、2教科の合計点
れいめい高校 普通科  100 募集定員の10%程度 3年次の9教科の評定平均値4.3以上 
鳳凰高校 普通科文理コース  30    出身中学校推薦
出水中央高校 特進課 60   出身中学校推薦
鹿児島育英館 普通科    若干名  
神村学園
高等部
普通科
スーパー文理コース
10 若干名  各学科の定める成績基準を満たしている。
 

07.23.19:20

平成19年度高校入学試験併願状況

平成19年度私立高校合格者の併願状況は以下のとおりです。ベネッセのデータです。

高校名 併願校例(男子) 併願校例(女子)
志學館高等部 鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
樟南・普通科文理コース
樟南・普通科文理コース
鶴丸・普通科
樟南高校 鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
鹿児島・英数科
鶴丸・普通科
甲南・普通科
武岡台・普通科
鹿児島玉龍・普通科
鹿児島・普通科
鹿児島第一・普通科
鹿児島水産・海洋科
開陽・普通科(単位制)
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
鹿児島・英数科
甲南・普通科
鹿児島実業・普通科(選抜・進学コース)
鶴丸・普通科
加治木・普通科
松陽・普通科
鹿児島女子・生活科学科
鹿児島玉龍・普通科
鹿児島育英館・普通科
鹿児島実業高校 樟南・普通科文理コース
鹿児島・英数科
鹿児島・普通科
樟南・普通科英数コース
樟南・普通科普通コース
伊集院・普通科
加治木・普通科
甲南・普通科
鹿児島中央・普通科
志學館高等部・普通科
鹿児島・英数科
樟南・普通科文理コース
甲南・普通科
樟南・普通科英数コース
鹿児島・普通科
鶴丸・普通科
鹿児島中央・普通科
松陽・普通科
樟南・普通科普通コース
加治木・普通科
鹿児島高校 鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
鹿児島中央・普通科
鹿児島玉龍・普通科
鹿児島実業・普通科(選抜・進学コース)
鹿児島工業・工業 I 類
加治木・普通科
伊集院・普通科
武岡台・普通科
鶴丸・普通科
樟南・普通科普通コース
鹿児島実業・普通科(選抜・進学コース)
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
樟南・普通科英数コース
甲南・普通科
鹿児島中央・普通科
加治木・普通科
樟南・普通科文理コース
樟南・商業科
鹿児島女子・生活科学科
鹿児島純心女子・普通科選抜コース
 鹿児島育英館 伊集院・普通科
鹿屋中央・人間科学科(進学系)
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
伊集院・普通科
大島・普通科
鹿児島・英数科
鹿児島・普通科
樟南・普通科英数コース
樟南・普通科普通コース
鹿児島純心女子高校   鹿児島・英数科
加治木・普通科
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
樟南・普通科文理コース
甲南・普通科
鹿児島・普通科
武岡台・普通科
鶴丸・普通科
樟南・普通科普通コース
鹿児島玉龍・普通科
鹿児島情報高校 鹿児島南・普通科
鹿児島・普通科
鹿児島・英数科
鹿児島工業高専・電子制御工学科
鹿児島工業・工業 I 類
鹿児島中央・普通科
武岡台・普通科
加世田・普通科
鹿児島実業・普通科(選抜・進学コース)
松陽・普通科
種子島・普通科
鹿児島・普通科
鹿児島・英数科
指宿商業・商業科
鹿児島南・普通科
鹿児島第一高校 加治木・普通科
鹿児島・英数科
国分・普通科
加治木・普通科
鹿児島・英数科

07.22.16:01

平成19年度高校入学試験併願状況

平成19年度公立高校志願者の併願状況は、以下の表のとおりです。
各高校に合格した者が、実際に併願して合格した高校を集計したものです。ベネッセのデータです。

高校名 併願校例(男子) 併願校例(女子)
鶴丸高校 鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
樟南・普通科文理コース
樟南・普通科文理コース
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
志學館高等部・普通科
鹿児島・英数科
甲南高校 鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
樟南・普通科英数コース
鹿児島・英数科
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
鹿児島・英数科
樟南・普通科文理コース
樟南・普通科英数コース
鹿児島実業・普通科(選抜・進学コース)
鹿児島純心女子・普通科選抜英語コース
鹿児島中央高校 鹿児島・英数科
樟南・普通科英数コース
鹿児島・英数科
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
樟南・普通科英数コース
鹿児島純心女子・普通科選抜コース
鹿児島玉竜高校 鹿児島・英数科
鹿児島実業・普通科(選抜・進学コース)
鹿児島・英数科
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
鹿児島・普通科
樟南・普通科英数コース
樟南・普通科文理コース
武岡台高校 鹿児島・英数科
樟南・普通科英数コース
鹿児島情報・プレップ科
鹿児島・普通科
鹿児島純心女子・普通科選抜コース
鹿児島・英数科
樟南・普通科普通コース
錦江湾高校 鹿児島・普通科 鹿児島・英数科
加治木高校 鹿児島第一・普通科
鹿児島・英数科
樟南・普通科英数コース
鹿児島・英数科
鹿児島第一・普通科
鹿児島実業・文理科(文理・英数コース)
樟南・普通科英数コース
樟南・普通科文理コース
鹿児島純心女子・普通科選抜英語コース
鹿児島・普通科
加世田高校 鳳凰・普通科文理コース 鹿児島城西・普通科進学教養コース
鹿児島情報・e-プレップ科
鹿児島情報・プレップ科
鳳凰・普通科特進コース I 類
鳳凰・普通科文理コース
川内高校 れいめい・文理科 れいめい・文理科
れいめい・普通科
鹿児島実業・普通科(選抜・進学コース)
鹿屋高校 鹿屋中央・人間科学科(進学系)
尚志館・普通科
鹿屋中央・人間科学科(進学系)
鹿児島・英数科
尚志館・特進科
出水高校 出水中央・普通科教養課程 出水中央・普通科教養課程
出水中央・普通科特進課程

07.21.19:29

平成20年度公立高校入試状況

  平成20年度の公立高校入試において、調査点と学力試験の得点について掲載します。このデータは、ベネッセコーポレーションのデータで、調査点は受験者の申請、得点は自己最低点によるものです。
  したがって、実際とは異なる場合が想定されます。

①鶴丸高校・甲南高校の受験生の調査点は、44点で9教科中1科目4点となっている。この4点が実技科目4教科とすると調査点は440点となる。鶴丸高校・甲南高校の受験生の大半は、このように調査点が高得点となり、結果的に学力試験の得点によって合否が決定したと考えられる。

②鹿児島中央高校などは、調査点に変動があり、学力試験結果によっては逆転する可能性がある。

(平成20年度公立高校入試の調査点と学力試験の得点)
高校名 科名 男女 種類 併願校 中1 中2 中3 英語 国語 数学 理科 社会 合計
鶴丸高校 普通科 男子 推薦 なし 45 44 44            
鶴丸高校 普通科 女子 一般 なし 44 44 44 83 67 73 87 86 396
                           
甲南高校 普通科 女子 推薦 鹿児島純心
女子高校
43 43 44            
甲南高校 普通科 女子 一般 樟南高校 43 43 44 86 78 75 84 84 407
                           
鹿児島中央高校 普通科 男子 一般 なし 32 35 31 80 56 82 80 81 379
鹿児島中央高校 普通科 女子 一般 樟南高校 39 37 42 80 70 70 70 70 360
鹿児島中央高校 普通科 男子 一般 鹿児島高校 33 36 35 70 60 86 68 75 359
鹿児島中央高校 普通科 男子 一般 鹿児島高校 38 38 37 84 73 72 83 80 392
                           
武岡台高校 普通科 男子 一般 鹿児島情報
高校
29 35 31 66 82 74 61 72 355
武岡台高校 情報科学科 女子 一般 鹿児島高校 39 37 39 76 79 73 64 74 366
                           
錦江湾高校 普通科 女子 一般 鹿児島実業
高校
32 37 39 64 60 53 49 51 277
錦江湾高校 普通科 男子 一般 鹿児島高校 34 34 33 47 68 67 71 88 341
                           
川内高校 普通科 女子 一般 れいめい
高校
32 33 36 73 66 55 49 60 303
川内高校 普通科 男子 一般 れいめい
高校
42 43 42 79 76 78 77 81 391
                           
鹿屋高校 普通科 女子 一般 尚志館高校 41 39 39 76 74 79 61 65 355
鹿屋高校 普通科 男子 一般 尚志館高校 39 38 37 60 63 75 70 74 342
鹿屋高校 普通科 女子 一般 鹿屋中央
高校
39 42 44 80 80 70 70 60 360
                           
出水高校 普通科 女子 一般 出水中央
高校
41 38 42 78 81 68 72 81 380
出水高校 普通科 女子 一般 出水中央
高校
41 41 41 63 73 53 64 73 326
                           
加治木高校 普通科 女子 一般 なし 38 42 44 77 72 75 70 82 376
加治木高校 普通科 女子 一般 鹿児島実業
高校
41 40 37 90 87 78 86 79 420

07.20.07:39

高校入試得点分布

  鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校の3校の最低合格点から、入学試験の得点分布状況を試算すると以下のようなグラフになります。グラフをクリックしてください。
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  鹿児島県内の国公立大学の合格者数は、2200人以上で、高校入試を受験していない私立中学卒、私立高校特待生、専願、推薦者を除くと、2000人程度と推計しています。

  高校入試時の順位がそのまま大学入試時の学力との相関があるものとすると、入学入試時の2000番の順位は360点程度となります。

  したがって、3校の合格ラインが357点以上ですので、3校の卒業生のほとんどは、国公立大学に合格することとなります。実際は、国公立大学レベル以上の早稲田、慶応などの難関私立大学、私立大学医学部などの合格者もいて、全員が国公立大学を受験する訳ではありませんが、国公立大学や難関私立大学に合格しない卒業生も存在します。

  結果とすれば、高校入試時より相対的に学力が低下する学生が存在することを意味していることから、高校時において、学力の格差が広がっていることをわかります。

  このことから、学力低下した理由は、中学校時の塾通学による学力向上者の学力低下、モチベーションの低下など種々原因は考えられますが、これらの学力低下者に対するフォローアップが必要です。

  場合によっては、少人数の私立高校の方が、学力の維持、向上において、有利な場合があるのではないかと推察しています。

  このことについては、さらに情報収集し、分析したいと考えます。



07.19.04:34

鶴丸高校・甲南高校、鹿児島中央高校の比較

6月19日に、鶴丸高校・甲南高校、鹿児島中央高校の平成20年度国公立大学合格者の比較を行いましたが、わかりやすいように今回グラフ化してみました。

グラフを見る場合は、グラフの画像をクリックしてください。

①鶴丸高校の大学合格実績では、S1がS2より多くなっているが、鹿児島大学医学部15人(偏差値76)とS1の底辺層でS2上位層に近い層も多い。

②各高校とも、高校入試時と同様、A2(鹿児島大)をピークとする分布状況となっており、学力格差は広がっているように見える。

③この理由は、高校入試時点では、合格最低点をピークとするピラミッド型の分布状況となっており、この合格最低ライン付近がA2の大学レベルに相当すると考えられ、結果的にもA2大学の合格実績が多くなっているものと推計される。

④高校入試においては入試問題の難易度が3校志願者にとっては比較的易しいことから各高校の中位層から下位層については得点の差がつかない。入試問題が易しいため潜在的学力を評価できないため、高校入試時に塾などにより学力向上が図られ、ようやく合格最低ラインに達した者や高校入学後成績不振に陥った者の存在などにより学力格差が生じたものと推計される。

④A2大学の合格が多いのは、地元大学(鹿児島大学など)への志向が進んでいることも一つの要因と考えられるが、本質的にはA2大学層の学力レベルの学生が多いものと推計される。

⑤入学定員550人だった30年前を比較すると、中高一貫校や特進コースを設ける私立高校の台頭により、私立高校はS3以上の層において25%程度占めるようになっていることからも、中学校時点に私立にかなり優秀な学生が流れ、高校入学段階においても、公立高校の入試問題がやさしいため、学力はあるものの単純ミスなどによって公立高校を不合格となったものが私立高校に進学するなど、それにより3校の上位層が薄くなっていると想定される。

平成20年度国公立大学合格実績 

区   分

S1

S2

S3

A1

A2

A3

B1

B2

合計

偏 差 値

76以上

72~75

68~71

65~67

61~64

58~60

54~57

51~53

 

鶴丸高校

50

21

50

46

81

10

259

甲南高校

34

45

111

22

228

鹿児島中央高校

28

128

19

184

合  計

57

26

87

119

320

51

11

671

  

平成20年度国公立大学合格実績累計 

区   分

S1

S2

S3

A1

A2

A3

B1

B2

合計

鶴丸高校

50

71

121

167

248

258

259

259

甲南高校

11

45

90

201

223

228

228

鹿児島中央高校

32

160

179

184

184

合  計

57

83

170

289

609

660

671

671


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07.18.04:39

平成20年度公立高校合格最低点

平成20年度公立高校の合格ラインは、公表されていませんが、大学の合格実績、得点分布状況、偏差値などから推計すると以下のようになります。

平均点は、昨年度の248.8点に対して13.8点高い262.6点となっています。これは、ここ10年間で最も高くなっています。

偏差値 公立高校 私立高校・国立高専 合格最低点
73 鶴丸高校(学区外)   399
71 鶴丸高校   387
70 甲南高校(学区外)   381
69 鹿児島中央高校(学区外) 樟南高校(普通・文理) 375
68 甲南高校   369
67   志學館高等部 (363)
66 鹿児島中央高校 鹿児島工業高専(情報)
鹿児島高校(英数)
鹿児島実業高校(文理)
尚志館高校(特進)
357
65 鹿児島玉龍高校(学区外) 池田学園高等部
鹿児島工業高専(電工・電)
鹿児島純心女子高校(医歯薬特進)
351
64 鹿児島玉龍高校 鹿児島工業高専(機工) 346
63 武岡台高校(学区外)
鹿児島工業高専(土木)
鹿児島純心女子高校(選抜・選抜英語)
340
62
錦江湾高校(理数)
武岡台高校
出水中央高校(特進) 334
61 加治木高校 鹿児島修学館高等学校 328
60 武岡台高校(情報科学)
 
鹿児島第一高校
樟南高校(英数)
322
59 国分高校(理数)
松陽高校(学区外)
鹿児島南高校(学区外)
れいめい高校(文理) 316
58 鹿児島南高校(情報処理)
鹿屋高校
鹿児島育英館高校 310
57 鹿児島南高校
松陽高校
鹿児島純心女子高校(文理Ⅰ)
大口明光学園高校(Ⅱ類)
304
56 鹿児島女子高校(情報会計)
錦江湾(学区外)
加世田高校
松陽高校(美術・音楽)
  298
55     (292)
54 伊集院高校
錦江湾高校
鹿児島工業高校(Ⅰ・Ⅱ類)
鹿児島女子高校(商業)
鹿児島純心女子高校(文理Ⅱ)
 
286
53 鹿児島南高校(商業)
川内高校
国分高校
鹿児島女子高校(生活科学)
出水高校
鹿児島情報高校(プレ・e) 280
52 加治木工業高校(建築)
鹿屋工業高校(情報)
指宿高校
甲陵高校(人文)
  274
51 加治木工業高校(電気・電子)
志布志高校
川辺高校
  268
50 鹿屋女子高校
鹿児島東高校(学区外)
鹿児島商業高校(国際・情報処理)
鹿児島水産高校(情報通信)
大口明光学園高校(Ⅰ類) 262

 

07.17.22:48

高校入試の合格基準等の公表

大分県の教員採用試験汚職が発覚し、これに端を発し、各都道府県において口聞きの実態があることがわかりました。鹿児島県においても合格者を事前に伝えるなど対応の甘さが見られます。

よもや、高校入試においてそのような不正はないと信じたいところですが、そのためには高校入試に関する合格基準の明確化とその公表が必要不可欠と考えます。

このブログの5月の投稿でも書いているように、合格基準が不明確で、「調査書の点数は反映されていないのではないか」といったような疑念を寄せる父兄もいるのも実態です。

熊本県においては、合格基準を明確にし、高校ごとの運用も含めて公表しているところであり、少なくとも熊本県レベルの公表をお願いしたいところです。

05.14.11:52

公立高校と私立高校の関係

前回、鹿児島県が私立高校の合格者が公立高校の2次募集を志願することをを禁止している記事を掲載しましたが、でめオヤジさんから以下のコメントがありました。

(でめオヤジさんからのコメント)

「他県の事はよくわかりませんが、鹿児島は公立と私立の結びつきと言うか、どうも私立に遠慮しているのでは ないでしょうか?公立高校を受ける時も中学の担任の先生から「私立に行く予定の人は公立を受けないように」 と釘をさされるくらいですから。。理由としては公立は定員ギリギリしか合格発表を出さないからだそうです。
私立に行かれてしまうと、欠員が多く生じるのが理由のようです。
欠員が出たら二次募集すればいいのに・・。」

 
 「私立に行く予定の者が、公立高校を受けないように」と担任の先生が言うのは、当然のことと思います。
私立に行く予定であるが、不安があるため公立高校も受けたい生徒を受けさせないという訳ではないと思いますし、私立高校に行くことを決めているのであれば公立高校の受けるのは差し控えてほしいというのは、他の学生にとってはいいことですし、ご両親、受験生が納得すれば問題ないことだと思います。
 現に、加治木高校、鹿屋高校、鹿児島工業高校の志願者は、私立の特進コースや特待、鹿児島工業専門学校へ合格していて、その高校などに進学予定のものは受検しないルールとしており、大量の公立高校入試の欠席が話題となりますが、合理的なルールと考えます。

(南日本新聞)
平成20年度   加治木32人、鹿児島工業27人、鹿屋23人が欠席。
           県教育委員会によると、欠席理由は私立校や高専に合格したためが多いという。

平成19年度   鹿屋31人、加治木29人、鹿児島工業21人が欠席。

加治木高校の志願者は地元の鹿児島第一高校、鹿児島工業高等専門学校、交通の利便性から鹿児島市内の私立高校へ、鹿屋高校は地元の尚志館高校、鹿児島工業は鹿児島工業高等専門学校への進学による者と想定されます。

 問題なのは、新聞報道にもあるように、公立高校を志願していて、第一志望が不合格となり、滑り止めあるいは受験慣れさせるために受験した私立高校に合格した者を公立高校の2次募集に志願できないようにしている点です。
 このことは、私立高校については、配慮していますが、受験生に配慮されていない事項と考えます。したがって、このことは改善されるべきことだと思いますし、このような事例の多い、少ないによって判断されるべきことではないのですが、この事例のようなケースは少ないと考えられますので、2次募集に受験させたとしてもいろんな面の影響も非常に少ないと思います。よって、禁止する必要はないと考えます。

05.13.00:02

鹿児島・熊本の県立高校2次募集、私立合格者は受験禁止

県立高校2次募集で、私立合格者は受験禁止にしたとの記事が掲載されていました。
皆さんはこのことをどのように考えますか?
管理人は、ちょっとしっくりしませんが。

ニュースソース
高校偏差値-偏差値最新情報

http://hennsati.seesaa.net/article/91742927.html



鹿児島・熊本の県立高校2次募集、私立合格者は受験禁止

◇教委「定員確保に配慮」/保護者「制度おかしい」

 県立高校入試の2次募集を実施する際、九州・山口の9県のうち鹿児島県と熊本県が、私立高校合格者の受験を禁じていることが毎日新聞の調べで分かった。「私立高校の定員調整への配慮」(鹿児島県)▽「2次募集は公立、私立双方の不合格者への救済策」(熊本県)と説明する。だが、両県では1000人を超える2次募集に対し、受験者は1割前後にとどまっており、保護者からは「受験さえできないのはおかしい」と不満の声があがっている。【福岡静哉】

 県立高校の入試は、九州・山口では長崎県を除く8県で2次募集を実施。定員割れした高校が2次募集を行う。このなかで鹿児島、熊本両県では、入試要項で私立合格者の2次募集受験を禁じている。

 鹿児島県教委高校教育課は「定員を確保したい私立側の事情も配慮し、00年の2次募集導入から制度を取り入れた」。熊本県教委高校教育課も「1次募集で公立受験の機会も保障されている」とする。しかし制限を設けていない福岡県など6県は「私立合格者が受験することで、特に支障は生じていない」と話す。

 今年の鹿児島県の2次募集(定時制は除く)は1336人の募集に対し、172人が受験、142人が合格した。同県内に住むある生徒は2次募集の受験を断念し、今春から約1時間かけて鹿児島市内の私立に通う。生徒の父親は「通学や授業料で負担が大きいので地元の公立を再度受験させたかったが……。制度がおかしい」と憤る。

 文部科学省児童生徒課は「県により公立・私立の割合が異なるなどさまざまな事情を踏まえて総合的に判断しているのだろう。一概に受験の機会を奪っているとは言えない」と一定の理解を示す。

 しかし、高校入試制度に詳しい鳴門教育大の斎藤昇教授(数学教育学)は「少子化のなか、私立の生き残り作戦の一環だろうが、私立の事情のために生徒の希望が尊重されないならば本末転倒。受験生の『選択の自由』を第一に考えるべきだ」と指摘している。
(毎日新聞 2008年3月31日)
県立高校入試の2次募集を実施する際に、九州と山口の9県のうちで鹿児島県と熊本県が、私立高校合格者の受験を禁じているとのことに対して保護者から不満の声が上がっているとのことです。

鹿児島県、熊本県で実際にこんな状況に該当した受験生は、県立高校入試の2次入試を受験できず悩まれたことでしょうね。

私立高校への配慮から公立高校の受験機会を排除するのは、受験生の「選択の自由」を奪うもの2009年度入試からは、こんな制度は廃止すべきと思いますが、皆さんのお考えはいかがでしょうか?

05.09.04:29

ブログを設置しました。

   高校入試や高校教育に関心がある人が多いものの、なかなか情報を入手できなかったり、意見交換する場がなかったりと皆さん苦労しながら情報を取っているようです。
   このようなニーズは、2ちゃんねるような掲示板に求められる場合もあり、その中に有用な情報や質問があるのですが、時によって中傷のスレなどが多くなり、不愉快な思いをしながら見たり書いたりしている方も多いと思います。

   そこで、鹿児島県の高校入試、高校教育に関するブログを立ち上げてみました。
有用な意見交換や情報提供が行えるようにしていきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
今後、コメントやトラックバック等も受け付けていきたいと思いますが、どのように運営したらいいか考えながら進めていきたいと思いますので、今しばらくお待ちください。

 また、ブログのデザイン、リンクなどは、今後修正変更していく予定ですのでしばらくお待ちいただくようにお願いします。

 なお、質問や情報提供はしばらく2ちゃんねるの各高校の掲示板に書き込んでください。
 その中で有用な情報、質問に対する回答などをブログに掲載していきたいと思います。