11.23.21:36
[PR]
07.27.07:54
志学館高等部の入試状況
①志学館高等部の偏差値は67とラサール高校・樟南高校普通科文理コースに次ぎに高い。
②平成20年度の入試の合格最低点は、4点低い232点(500点満点)となっている。得点率は46.4%となっていることから、入学試験問題はかなり難しく、学生の学力の識別は行えると想定される。
③合格最低点が若干低くなっているが、入試問題の難易度は昨年並みだったと想定され、受検者数も1割増加(志願者132人→147人)したと想定される。
④したがって、受検者の平均学力の若干の上昇に伴い、受検者数15人程度の増加に対して合格者も増加した結果、実質倍率はほぼ同等と想定される。
⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、志学館高等部の入学者は、これら高校の不合格者179人中20人が入学したものと想定される。
なお、志学館高等部を第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。
偏差値 | 高校(学区内外) | 不合格者 | 志学館高等部 |
73 | 鶴丸高校(学区外) | 12 | 1 |
71 | 鶴丸高校(学区内) | 98 | 7 |
70 | 甲南高校(学区外) | 7 | 1 |
69 | 鹿児島中央高校(学区外) | 6 | 1 |
68 | 甲南高校(学区内) | 79 | 7 |
66 | 鹿児島中央高校(学区内) | 33(101人中33人) | 3 |
合計 | 235 | 20 | |
樟南高校普通科文理コース | 46 | - | |
差引 | 189 | 20 |
⑥志学館中等部以外の中学校からの志学館高等部への入学者数はわからないが、医学部、歯学部、薬学部の進学実績があることから、これらの学部を志望する学生が多い者と想定される。
⑦上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位~320位)に位置すると想定される。
⑧推薦入学はない。
⑨中学校からの進学者が100人程度いるため、学力のポテンシャルは高いと想定されるが、学力差が生じているものと想定され、また、授業の進度が他の中学校より速いため、授業運営は工夫が必要と推定される。(1年次は、授業の進度が異なるため、他の中学校からの入学者とクラスを区分している。)
したがって、他の中学校から進学したものは、中等部の学生の授業進度に追いつくため、高校1年生時の授業進度が速く、かなりの努力を要する。
中等部・高等部の在校生数を比較すると、高等部の方が少なくなっている。直接的には、比較はできないが、高校入試時に他校への流出がある一方で、他の中学校から高等部への入学があるものの、流出分を確保できないと推計される。
在校生数(平成20年5月現在)
区 分 |
設置年度 |
備 考 |
本年度 定員 |
卒業 |
偏 差 値 |
学年 |
クラス数 |
男 | 女 | 小計 |
志學館高等部 | 平成2年度 | 普通科 |
160 |
141 |
67 |
1 |
4 |
61 |
50 |
111 |
志学館中等部 | 昭和62年度 | 120 |
1
2
3
計
|
3
3
3
9
|
64 |
54 |
118 |
⑩また、1クラス30人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。
⑪なお、他の中学校からの入学者は、入試の得点によっては特待を受けられるが、特待の結果は入学時発表されるため、事前に特待であることは知ることが出来ない。
このため、入学者は特待を理由に入学する者はいないこととなり、親に金銭的余裕がないと入学の意志を決定することができない。
⑫部活は、自由に選べ、部活禁止により敬遠されることはない。
年度 | 推薦 受検者 |
推薦 合格者 |
一般 受検者 |
一般 合格者 |
実質倍率 | 合格最低点 (得点率) |
推薦 入学 |
一般 入学 |
入学 合計 |
平成20年度 | - | - | (145) | 不明 | 不明 | 232/500 (46.4%) |
- | (20) | (20) |
平成19年度 | - | - | (132) | 不明 | 不明 | 236/500 (47.2%) |
- | (20) | (20) |
差 | - | - | (13) | - | - | 4/500 (0.8%) |
- | - | (20) |
玉龍高校から推薦でH24年に鹿大医学部医学科合格1名出ています。
参考とさせていただきます。
ところで推薦入学者の1人は現役でしょうか、浪人生でしょうか?
教えて頂けると助かります。
今後ともよろしくお願いします。
H24年度の合格者は現役です。玉龍高校からも幅広い分野で現役の大学合格者が出ています。中高一貫になってからの実績のひとつです。特に中学校時の先生達の学習指導は熱心です。高校はトップクラスを中心としての学習指導をしている様です。
参考とさせて頂きます。
今後ともよろしくお願いします。
修学館は私立中学では唯一他校受験を認めていますが、住所が鹿児島市以外の場合には学区外の扱いになりますか?もし分かれば教えていただけると大変参考になります。よろしくお願いいたします。
鹿児島市立高等学校通学区域に関する規則(抜粋)によると下記のようになっており、第3条第3項に該当すると思われます。
学区内と見なされると思いますが、教育委員会の指定が必要となることから、鹿児島修学館の先生にご質問して頂くようにお願いします。
第3条普通科の高等学校への入学(転入学及び編入学を含む。以下同じ。)を志願することができる者は,次に掲げるものとする。
(1) その保護者(親権者又は後見人をいう。以下同じ。)が普通科の学区内に住所を有する者
(2) その保護者が普通科の学区外に住所を有する者で,教育委員会がやむを得ない理由があると認めて許可したもの(次号に掲げる者を除く。)
(3) その保護者が普通科の学区外に住所を有する者で,現に在学している中学校又は卒業した中学校の所在地が普通科の学区内にある場合において,教育委員会から普通科の学区の指定を受けたもの
わざわざお調べいただきありがとうございます。
修学館は公立や他の私立へ進学する人も多いと聞いています。直接、学校に問い合わせてみたいと思います。ありがとうございました。
何か情報がありましたらよろしくお願いします。
早速、問い合わせてみました。
私立中から私立中への転入は原則できません。なので一旦、公立中に転入してから再度、私立中学に転入という形をとらなくてはいけません。時期としては学期末、もしくは学年末の受け入れになります。また3年生からの途中転入は不可です。
修学館から公立高校を受験する場合は親の居住地が学区内にあることが条件となります。
なので鹿児島市以外に住所がある場合は鹿児島市内の高校受験はできません。
参考になれば幸いです。
他の高校を進学する場合、志学館中学校では、3年進学時に公立中学校に転校して公立高校等を受験させているようです。あくまで、親の住所と受験する高校の関係から学区内、学区外ということですね。昭和50年代は、それほど学区外受験は厳しくなく、鶴丸高校では3分の1が下宿生という時期もあったようです。
親が鹿児島市外の住所でも鹿児島市内の高校を学区内受験として教育委員会が認める場合もありますが、この場合は父親の人事異動で一家全体での鹿児島市内への転住が明らかな場合(実際には人事異動の内示は2週間前などになるため、手続き上実際には不可能ですが・・・・)に限られています。
鹿児島市内に新居を建築中で、鹿児島市内に引っ越す予定でも、ある一定の時期、鹿児島市内の公立中学校の在籍が必要のようです。
今後ともよろしくお願いします。
一昨年前に県外から鹿児島市内県立高校に学区内と同条件で受験して転入学しました。
父親が先に一年間単身赴任で鹿児島市内に居住して、3月末引渡し予定で新居を建築し、4月から家族引き寄せのかたちで同居しました。
「学区外高等学校入学志願許可申請」手続きに加えて新居建築の証明書(住宅会社との契約書)を県教委に提出することで、学区内と同条件で受験できました。鹿児島市内の中学校への在籍はありませんでした。
いろんなケースがあると思いますのでまずは県教委に問い合わせて見てはいかがでしょうか?親切に対応していただけましたよ。
長文失礼しました。
参考とさせて頂きます。
私も県教育委員会に相談したことがありますが、他県からの受験と鹿児島県内からの受験とでは取扱いに差があったように感じています。(鹿児島県内からの受験の場合、学区外と見なされるケースが多いのに対して、県外からの受験の場合、そもそも学区外の扱いとされないため、なぜ鹿児島市内なのかという点(たとえば生まれ、育ちが鹿児島市内である。鹿児島市内に住んでいる両親の面倒を見る必要があるなど)をクリアできれば鹿児島市内の学区内受験は可能です。)
鹿児島県内在住者の場合、他学区からの受験を学区内受験とするのは、学区内の公立中学校の在籍が一定期間必要だとかいろいろな条件があるので、少なくとも中学2年生の冬休みまでに県の教育員会に相談することがいいのではないかと思います。
色々と情報教えていただきありがとうございます。
そういった事情があれば学区内として受験ができるのですね。
また県教委の方にも尋ねてみたいと思います。
大変参考になりました。
県教育委員会にご相談いただくのが一番だと思います。
よろしくお願いします。
- トラックバックURLはこちら