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01.23.19:29

平成23年度鹿児島大学医学部医学科入試状況

鶴丸高校と志学館高等部の鹿児島大学医学部医学科の合格実績について問い合わせがありましたので、調べてみました。

まず、高校別鹿児島大学医学部医学科の合格者数を掲載します。
鹿児島大学医学部医学科の定員増にともなって、鶴丸高校、志学館高等部とも増加傾向にあります。

鹿児島県内高校の鹿児島大学医学部医学科合格実績
区分 H18年度
2006
H19年度
2007
H20年度
2008
H21年度
2009
H22年度
2010
平成23年度
2011
医学科定員 85 85 85 95 105 105
鶴丸高校 20 15 16 26 22
ラサール高校 11 17 15 13
志学館高等部  8 10 10


合格者の現役・浪人別について掲載します。
鹿児島高等予備校・北九州予備校の合格者は浪人生ですので、最低この2校の合格実績の合計の人数の浪人生がいることとなります。

鶴丸高校は、2010年度の合格者26人中、少なくとも浪人が17人存在し、2011年度の合格者22人中少なくとも浪人生が15人いることとなります。つまり、3分の2程度が浪人生ということとなります。

一方、志学館高等部では、2010年度、2011年度とも合格者10人となっており、少なくとも浪人が2010年度には4人、2011年度は5人存在します。つまり、合格者の半数が現役ということとなります。
また、2011年度の現役合格者5人とも女子となっています。

鹿児島大学医学部医学科に関して、鶴丸高校、志学館高等部の合格実績の優劣はなかなかむずかしいところです。志学館中等部で最上位層10位以内にいれば現役合格の可能性が高いと思われます。

志学館では、先取り授業も行われていますので、中等部で最上位層でいるのであれば内部進学がいいのではないかと思います。

なお、中等部で中上位層であれば、公立中学校へ転校し、鶴丸高校に進学する方法もありますが、どちらの高校が適しているかは個人差があると思いますので、慎重にお考え頂きたいと思います。


鶴丸高校・志学館高等部の鹿児島大学医学部医学科の合格実績
区   分 鶴丸高校 志学館高等部
2010 2011 2010 2011
卒業生数 306 311 102 104
国公立大学医学部医学科 32 32 17 11
   現役 9 8 5 5
   浪人 23 24 12 5
  鹿児島大学医学部医学科 26 22 10 10
現役 9以下 7以下 6以下 5
既卒者 17以上 15以上 4以上 5
北九州予備校 11 10 4 2
鹿児島高等予備校 6 5 0 2
     その他       1

(参考)
サンデー毎日(4月24日号)、週刊朝日(4月22日号)、高校ホームページで確認されたもので集計しました。

鹿児島大学医学部医学科の定員は、段階的に増員され、平成21年度10人増員され95人に、さらに平成22年度に10人増員され、105人になっています。
これに伴い、一般入試前期日程募集定員5人、推薦入試募集定員15人増加しています。

平成22年度入試では、定員が10人増の105人となり、増員分は全て推薦入試枠となっています。

推薦入試は、各部が各高校2人までの推薦であるのに対して、医学部医学科は各高校5人までとなっており、高校の学力に配慮して各高校の枠が大きくなっており、推薦入試は鹿児島県内の高校に限定されています。

このように鹿児島県内の高校に限定しているのは、定員増が地域医療の充実に増員されたもので、これまで各地方大学において所在する都道府県の出身高校の合格者の割合が小さく、地元の地域医療への従事者が少ないことに配慮したものです。

推薦入試では、
①医学部医学科は鹿児島県内の高等学校を卒業した者及び平成23年3月卒業見込みの者となっており、鹿児島県内の高校に限定されています。
②高等学校の学習成績概評がA以上で,鹿児島県における地域医療に従事しようとする強い意欲と情熱を持つ者、へき地を含む地域医療に従事することが可能で,鹿児島県から貸与される修学資金の受給を確認できる者となっており、鹿児島県の地域医療従事が条件となっています。

推薦入試の選抜方法
区   分 教科 科     目 配点 合計 選 抜 方 法
センター試験 国語
社会
数学

理科
英語

世B,日B,地理Bから1
数Ⅰ・数A
数Ⅱ・数B
生Ⅰ,化Ⅰ,物Ⅰから2
200
100
200

200
200
900 医学部医学科及び歯学部歯学科は,
大学入試センター試験,面接,出身高
等学校の調査書及び高等学校長の推
薦書を総合判定し,合否を決定します。
面 接 その他  医学部医学科では,
受験者に「面接用作文」
を作成させ(60分),それ
らに基づき面接を行います。


鹿児島大学医学部志願者にとっては、定員増員が朗報となりました。
今回の増員分が各高校の合格者数にどのように影響したか興味あるところです。

鹿児島県内高校の医学部医学科合格者数は、平成21年度60人から平成22年度78人に増加しています。これは、定員増の10人が鹿児島県内高校枠である推薦入試分が10人増加している要因が大きいことがわかります。
平成23年度の合格者数は、7月25日現在で59人ですが、集計が進むに従って増加するものと思われますが、それでも62~63人程度ではないかと思われます。
つまり、昨年に比較して鹿児島県内高校の合格者が15人程度減るのではないかと想定しています。
過去に合格実績のある鹿屋高校、加治木高校は不明ですが、北九州予備校鹿児島校、鹿児島高等予備校からこの2つの高校からの合格者がいないことから浪人の合格者はいないと想定されます。

一方で、鹿児島県外の合格実績高校数は9校から25校に増加しています。

平成22年度は、鶴丸高校が10人増と大幅に増加しており、池田学園池田高校が4人増加しています。これらは、推薦枠の増加の恩恵を受けていることも考えられます。
逆に、ラ・サール高校が2人減少しています。

平成22年度は、合格者105人中101人の出身高校が判明しました。(不明者は4人です。)


鹿児島大学医学部医学科の定員推移
学部 学科 年度 入学定員 募集定員
一般入試 推薦入試Ⅱ
前期日程 後期日程

医学部

医学科
2007 85 60 23
2008 85 60 23
2009 95 65 23
2010 105 65 23 17
2011 105 65 23 17







  高校別鹿児島大学医学部医学科合格者数   平成23年度は、7月25日現在
  空欄は未確認
高校名 H18年度
2006
H19年度
2007
H20年度
2008
H21年度
2009
H22年度
2010
平成23年度
2011
定員 85 85 85 95 105 105
鶴丸高校 20 15 16 26 22
ラサール高校 11 17 15 13
志学館高等部  8 10 10
池田学園池田高校  3  7
甲南高校  4
川内高校  2
加世田高校  2
大島
樟南高校  2
出水中央高校  -   1
加治木高校  2  
鹿屋高校  
鹿児島第一高校  2  1
鹿児島修学館高校   2  1
鹿児島中央高校  1   1
神村学園高等部  1
甲陵高校  1
川辺高校  1  1
大口明光学園高校
鹿児島実業高校
れいめい          
小計 42 39 60 78 59
             
青雲高校      
熊本高校      
済々黌高校          
久留米大附設高校        
筑紫女学園高校        
明治学園高校        
福岡大付属大濠高校        
筑紫丘高校          
修猷館高校          
東筑高校          
福岡高校          
宮崎第一高校        
大分上野丘高校        
大分東明高校          
宮崎西高校        
宮崎大宮高校      
昭和薬科大附属          
東海高校          
広島学院高校          
広島大附属福山高校          
ノートルダム清心高校          
智弁和歌山高校          
愛光高校          
高田高校          
洛星高校          
松山東高校          
浜松西高校          
小計       10 23 36
不明       25 10
合計 85 85 85  95 105 105
サンデー毎日2010.4.24、高校ホームページ、予備校広告などによる。
※ 未確認

PR

ありがとうございます。

大変興味深いデータです。単に合格者数だけでなく卒業者数に占める割合を見ることも大事ですね。
また鹿児島大学などの国公立医学部だけでなく私立も含めて医学部合格がどの学校でどれくらいの位地にあれば可能なのかも興味深いところです。
詳細なデータと分析ありがとうございました。

Re:ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
2012/01/27 22:48
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