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06.13.20:56
鹿児島県内の国立大学合格実績と高校入試7
平成20年度公立高校の合格ライン(合格最低点)を試算してみます。
今回は、鶴丸高校について検討してみます。
前回400点以上の得点者は、132人と算出しましたが、400点未満については以下の方法で行います。
400点以上の得点の算出については、平成20年度のS3以上の大学合格実績から割合を求め計算しましたが、400点未満の得点者については、単純にA1以下の大学合格実績の割合で行うことはできません。
その理由は、合格最低ラインから399点には多くの受検者が存在することと、この間の得点差は少ないものの、大学入試時点においては学力差が多きく生じることとなるためです。
この学力差が生じる原因は、高校入試では潜在的な学力を図るには限界があることと、高校受検では塾などで合格ラインまで学力を引き上げることが可能であることによります。
そこで、400点未満についても、S3以上の大学合格実績を踏襲し、試算することとします。
その結果は以下のとおりです。
平成20年度 合格ライン(合格最低点) 388点(得点率86.2%)
なお、この合格ラインについては、387点との情報もあります。
以下のように18年度の倍率であれば当然ながら合格点は下がり、386点(得点率85.8%)となります。
下表のように、合格ラインに12~13人が同点ですので、この選抜は苦慮することでしょう。
学力差がなく、選抜基準が明確でない、公表されていないのであれば、熊本県、宮崎県のように募集定員以上に合格を決定しても問題はないと考えます。
一般入試288人を対象
得点 |
累計 |
同点者数 |
合格ライン |
400点 |
132人 |
12人 |
|
390点 |
237人 |
12人 |
|
389点 |
250人 |
13人 |
|
388点 |
263人 |
13人 |
平成20年度倍率の場合 平成18年度に比較して受検者38人増 |
387点 |
276人 |
13人 |
|
386点 |
289人 |
13人 |
平成18年度倍率の場合 調査書の比較により1人不合格 |
385点 |
303人 |
14人 |
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