11.27.06:11
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06.11.03:38
平成31年度鹿児島県公立高校入試得点分布
平成19年度以降から平成30年度の鹿児島県内の公立高校のS3以上の難関国公立大学の合格者数は、210~247人となっています。平成30年度が最低の210人となっています。
ただし、薬学部、歯学部は除きますが、東京医科歯科大の歯学部、岐阜薬科大学の薬学部はカウントしています。
S3とは、ベネッセの学習到達ゾーンのことをいい、S3以上の大学とは以下のとおりとなっています。
S1 東大、京大、国公立大学医学部医学科
S2 一橋大、東京工業大、大阪大
S3 東北大、名古屋大、九大、神戸大(北海道大学は、A1大学となっています。)
S3以上の国公立大学に合格するためには、高校時における学力の伸び率が同等とすると、公立高校入試時の順位で210位~247位が必要となります。
また、S3以上に相当すると考えられる薬学部、歯学部の合格者は、S3大以上を除き、平成27年度19人、平成28年度15人、平成29年度29人、平成30年度20人となっています。
この薬学部・歯学部も含めると、S3大学以上に合格するためには225位~272位となる必要があります。
また、各高校の高校時代の高校の伸びは、進研模試の結果からみると、高校の平均点の順位が大きく変化していないことから、各個人レベルでは学力の変動はあるものの、高校全体から見た場合、S3以上の学力層は大きく変化していないと想定されます。
これを平成28年度の公立高校入試結果でみてみると、274位以上になるためには380点(平成29年度 389点 平成28年度 382点 平成27年度 377点 平成24年度 377点 平成23年度 383点)以上の者(詳細は別途計算)が該当し、受検者数の約2%に相当します。
ただし、公立高校の採点基準は、各高校で定められており、鶴丸高校などは厳しい採点基準となっていますので、単純には入試の点数だけでは学力は比較はできません。
平成20年度は、平均点が最も高かったのですが、400点以上だけでも274人と多く、順位266位に相当する得点は401点となります。また、360点以上の得点者が1959人と最大で、鶴丸高校の合格ラインが異常に上がり、成績の判別ができないような状況となりました。
これは、全般的に各科目の試験問題の難易度が下がったことや難問がなかったことが原因となっています。
※得点分布により換算
ただし、薬学部、歯学部は除きますが、東京医科歯科大の歯学部、岐阜薬科大学の薬学部はカウントしています。
S3とは、ベネッセの学習到達ゾーンのことをいい、S3以上の大学とは以下のとおりとなっています。
S1 東大、京大、国公立大学医学部医学科
S2 一橋大、東京工業大、大阪大
S3 東北大、名古屋大、九大、神戸大(北海道大学は、A1大学となっています。)
S3以上の国公立大学に合格するためには、高校時における学力の伸び率が同等とすると、公立高校入試時の順位で210位~247位が必要となります。
また、S3以上に相当すると考えられる薬学部、歯学部の合格者は、S3大以上を除き、平成27年度19人、平成28年度15人、平成29年度29人、平成30年度20人となっています。
この薬学部・歯学部も含めると、S3大学以上に合格するためには225位~272位となる必要があります。
また、各高校の高校時代の高校の伸びは、進研模試の結果からみると、高校の平均点の順位が大きく変化していないことから、各個人レベルでは学力の変動はあるものの、高校全体から見た場合、S3以上の学力層は大きく変化していないと想定されます。
これを平成28年度の公立高校入試結果でみてみると、274位以上になるためには380点(平成29年度 389点 平成28年度 382点 平成27年度 377点 平成24年度 377点 平成23年度 383点)以上の者(詳細は別途計算)が該当し、受検者数の約2%に相当します。
ただし、公立高校の採点基準は、各高校で定められており、鶴丸高校などは厳しい採点基準となっていますので、単純には入試の点数だけでは学力は比較はできません。
平成20年度は、平均点が最も高かったのですが、400点以上だけでも274人と多く、順位266位に相当する得点は401点となります。また、360点以上の得点者が1959人と最大で、鶴丸高校の合格ラインが異常に上がり、成績の判別ができないような状況となりました。
これは、全般的に各科目の試験問題の難易度が下がったことや難問がなかったことが原因となっています。
区分 | 受検者数 | 平均得点 | 400点以上 | 360点以上 | 350点以上 |
平成31年度 | 9,774 | 221.4 | 4(0.04) | 348( 3.56) | ※ 538(5.5) |
平成30年度 | 9,810 | 238.6 | 85(0.87) | 829( 8.45) | ※ 1,058(10.80) |
平成29年度 | 10,303 | 238.4 | 43(0.42) | 701( 6.80) | ※ 960( 9.3) |
平成28年度 | 10,551 | 238.7 | 12(0.11) | 569( 5.39) | ※ 866( 8.2) |
平成27年度 | 10,260 | 229.3 | 13(0.13) | 436( 4.25) | ※ 657( 6.4) |
平成26年度 | 10,760 | 233.0 | 35(0.33) | 550( 5.11) | ※ 796( 7.4) |
平成25年度 | 11,029 | 228.2 | 15(0.14) | 489( 4.43) | ※ 706( 6.4) |
平成24年度 | 11,249 | 233.0 | 29(0.26) | 562( 5.00) | ※ 779( 7.10) |
平成23年度 | 11,573 | 248.8 | 52(0.45) | 908( 7.85) | ※1,261(10.90) |
平成22年度 | 12,792 | 232.2 | 41(0.32) | 658( 5.14) | ※ 959( 7.50) |
平成21年度 | 12,749 | 244.5 | 35(0.27) | 806( 6.32) | ※1,147( 9.00) |
平成20年度 | 13,498 | 262.6 | 274(2.03) | 1,959(14.51) | ※2,474(18.33) |
平成19年度 | 13,610 | 248.8 | 211(1.55) | 1,321( 9.71) | ※1,749(12.85) |
平成18年度 | 13,885 | 253.8 | 270(1.94) | 1,629(11.73) | - |
平成17年度 | 14,629 | 238.9 | 69(0.47) | 883( 6.04) | - |
平成16年度 | 15,273 | 248.9 | 180(1.18) | 1,371( 8.98) | - |
平成15年度 | 16,533 | 247.7 | 175(1.06) | 1,449( 8.76) | - |
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06.08.23:27
平成31年度鹿児島県公立高校入試の平均点
公立高校入試の平均点について記載してみます。
平成15年度以降は平均点は250点程度でしたが、平成20年度の平均点262.6点以降は平均点は減少する傾向にありましたが、平成28年度は238.7点と高くなり、平成29年度は若干低くなり、238.4点となりました。
平成30年度は238.6点で、3年連続238点台となっています。
平成31年度は、さらに減少し、221.4点と平成15年度以降最低となっています。
最近9年間では、そのうち4か年は230点程度となっており、従来の1教科当たりの平均点が90点満点の48点程度から45点程度(得点率50%)に目標設定が変更になったのではないかと思います。
平均点は、過去7年間は228点~238点と10点以内の変動となり、かなり各年度の平均点の差が小さくなっています。
これは、平成20年度の平均点が大幅に高かったため、鶴丸高校等で得点差が小さかったことが実力差を判別することができなかったため、詳細に問題の難易度分析を行って試験問題の難易度を上げたものと考えています。
平成31年度は、一部教科で問題形式の変更が行われて、平均点が下がったものと思われます。
このため、平成27年度の平均点も230程度で推移するものと推察していましたが、若干上昇しました。
平成15年度以降は平均点は250点程度でしたが、平成20年度の平均点262.6点以降は平均点は減少する傾向にありましたが、平成28年度は238.7点と高くなり、平成29年度は若干低くなり、238.4点となりました。
平成30年度は238.6点で、3年連続238点台となっています。
平成31年度は、さらに減少し、221.4点と平成15年度以降最低となっています。
最近9年間では、そのうち4か年は230点程度となっており、従来の1教科当たりの平均点が90点満点の48点程度から45点程度(得点率50%)に目標設定が変更になったのではないかと思います。
平均点は、過去7年間は228点~238点と10点以内の変動となり、かなり各年度の平均点の差が小さくなっています。
これは、平成20年度の平均点が大幅に高かったため、鶴丸高校等で得点差が小さかったことが実力差を判別することができなかったため、詳細に問題の難易度分析を行って試験問題の難易度を上げたものと考えています。
平成31年度は、一部教科で問題形式の変更が行われて、平均点が下がったものと思われます。
このため、平成27年度の平均点も230程度で推移するものと推察していましたが、若干上昇しました。
03.02.20:12
平成31年度甲南高校の最終倍率
平成31年度の甲南高校の最終出願倍率が公表されました。
最終倍率は、1.45となっています。
昨年8月に予想倍率を1.45と予想していましたが、そのとおりとなりました。
7月の志望調査である程度、予想ができるようです。
(8月時点予想)
平成31年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成30年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。
(甲南高校)
平成30年7月時点の希望者は775人で、大幅に増加した平成29年に比較して、さらに29人増加となっており、学区外枠は19人増となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
スパーグローバルスクールに指定され、英語等に力を入れており、このため、女子の希望者が多くなっており、昨年から大幅に希望者数を増やしています。
(平成31年度予想倍率)
平成30年度は、最終受験倍率が1.43と平成29年度の倍率1.30を大きく上回りましたが、さらに希望者数が増加しました。
過去11カ年(H20~H30)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上受験することとなっています。
過去11年間の実績から平成31年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.49~1.75とかなりの幅のある値が試算されます。
7月時点の希望者数と最終受験者数の比率は、平成20年度は64.2%に対して、平成21年度61.1%、平成22年度59.1%、平成23年度55.6%、平成24年度62.4%、平成25年度63.1%、平成26年度59.5%、平成27年度64.9%、平成28年度58.4%、平成29年度56.7%、平成30年度55.4%となっています。
過去3か年は、50%台となっています。
これをもとに、推定受験倍率を求めると1.49~1.75倍となりますが、特に、過去3年間の受験率から想定すると、1.49~1.57倍となります。
平成30年度の最終受験倍率は、1.43倍と高かったため、また、学区外希望者数は90人と多いため、平成30年度より出願校を変更する生徒が多くなると想定され、1.49倍を下回るものと想定しています。
したがって、平成30年度より若干高い、1.45倍程度と想定しています。
最終倍率は、1.45となっています。
昨年8月に予想倍率を1.45と予想していましたが、そのとおりとなりました。
7月の志望調査である程度、予想ができるようです。
(8月時点予想)
平成31年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成30年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。
(甲南高校)
平成30年7月時点の希望者は775人で、大幅に増加した平成29年に比較して、さらに29人増加となっており、学区外枠は19人増となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
スパーグローバルスクールに指定され、英語等に力を入れており、このため、女子の希望者が多くなっており、昨年から大幅に希望者数を増やしています。
(平成31年度予想倍率)
平成30年度は、最終受験倍率が1.43と平成29年度の倍率1.30を大きく上回りましたが、さらに希望者数が増加しました。
区分 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | H31年度 |
学区内 | 618 | 671 | 658 | 746 | 775 |
一定枠(学区内)内数 | 58 | 72 | 78 | 71 | 90 |
過去11カ年(H20~H30)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上受験することとなっています。
過去11年間の実績から平成31年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.49~1.75とかなりの幅のある値が試算されます。
7月時点の希望者数と最終受験者数の比率は、平成20年度は64.2%に対して、平成21年度61.1%、平成22年度59.1%、平成23年度55.6%、平成24年度62.4%、平成25年度63.1%、平成26年度59.5%、平成27年度64.9%、平成28年度58.4%、平成29年度56.7%、平成30年度55.4%となっています。
過去3か年は、50%台となっています。
これをもとに、推定受験倍率を求めると1.49~1.75倍となりますが、特に、過去3年間の受験率から想定すると、1.49~1.57倍となります。
平成30年度の最終受験倍率は、1.43倍と高かったため、また、学区外希望者数は90人と多いため、平成30年度より出願校を変更する生徒が多くなると想定され、1.49倍を下回るものと想定しています。
したがって、平成30年度より若干高い、1.45倍程度と想定しています。
02.26.23:46
平成31年度鶴丸高校の最終倍率
平成31年度の鶴丸高校の最終出願倍率が公表されました。
最終倍率は、1.19となっています。
最近では、最低の倍率となっています。
推薦入試合格者数は例年推薦入試枠32人を下回っていましたが、今年は推薦合格者が33人と推薦枠32人より1人多くなっています。
昨年8月に予想倍率を1.26と予想していましたが、20人程度少なくなりました。
7月の志望者数が520人程度と少ない場合、上振れ、下振れの傾向がありましたが、平成21年度に近い状態となりました。(平成20年度は倍率が高く、翌年度の平成21年度は倍率が大きく下がった年です。)
結果的にいうと、平成20年度~平成30年度の相関式に平成31年度87月の志望者数512
人を入れると、1.18となり、相関式と同等の倍率であったことがわかります。
平成31年度の鶴丸高校の予想倍率を7月時点の希望者数から推計しました。
過去の予想倍率と最終倍率の推移は以下のとおりです。
平成29年度、平成30年度は、ほぼ予想通りの倍率となりました。
平成20年度から平成30年度の希望者数と最終受験倍率の相関をとってみると以下のグラフになります。
このうち、相関式との差があるのが、平成21年度1.15倍、平成25年度1.41倍、平成27年度1.24倍、平成28年度1.31倍、平成29年度1.25倍、平成30年度1.28倍です。
つまり、平成25年度以降の6カ年のうち、5か年が上下に倍率が変動していることがわかります。これは、出願手続きが変更となったことと関係があるのではないかと思います。
平成28年度が上振れしたのは、前年度の平成27年度に大きく下振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
平成29年度が上振れしたのは、前年度の平成28年度に大きく上振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
相関式から計算すると、平成31年度希望者数512人は、平成30年度の510人とほぼ同じです。
したがって、平成31年度の最終倍率は、平成30年度と同様、相関式より上振れすると思われますが、若干昨年の倍率が高くなったため、志望校の変更が若干多くなり、受験最終倍率は昨年を下回り1.26倍となるのではないかと想定します。
なお、上振れは、平成25年度0.06倍、平成28年度0.04倍となっていることから、最終受験倍率は1.25~1.27倍となることが想定されます。
したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.26倍と想定します。
最終倍率は、1.19となっています。
最近では、最低の倍率となっています。
推薦入試合格者数は例年推薦入試枠32人を下回っていましたが、今年は推薦合格者が33人と推薦枠32人より1人多くなっています。
昨年8月に予想倍率を1.26と予想していましたが、20人程度少なくなりました。
7月の志望者数が520人程度と少ない場合、上振れ、下振れの傾向がありましたが、平成21年度に近い状態となりました。(平成20年度は倍率が高く、翌年度の平成21年度は倍率が大きく下がった年です。)
結果的にいうと、平成20年度~平成30年度の相関式に平成31年度87月の志望者数512
人を入れると、1.18となり、相関式と同等の倍率であったことがわかります。
平成31年度の鶴丸高校の予想倍率を7月時点の希望者数から推計しました。
過去の予想倍率と最終倍率の推移は以下のとおりです。
平成29年度、平成30年度は、ほぼ予想通りの倍率となりました。
年度 | H23 | H24 | H25 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | H31 |
予想倍率 | 1.38 | 1.38 | 1.25 | 1.26 | 1.26 | ||||
最終倍率 | 1.23 | 1.30 | 1.41 | 1.27 | 1.24 | 1.31 | 1.25 | 1.28 | 1.19 |
差 | 0.14 | 0.07 | 0.00 | -0.02 | -0.07 |
平成20年度から平成30年度の希望者数と最終受験倍率の相関をとってみると以下のグラフになります。
このうち、相関式との差があるのが、平成21年度1.15倍、平成25年度1.41倍、平成27年度1.24倍、平成28年度1.31倍、平成29年度1.25倍、平成30年度1.28倍です。
つまり、平成25年度以降の6カ年のうち、5か年が上下に倍率が変動していることがわかります。これは、出願手続きが変更となったことと関係があるのではないかと思います。
平成28年度が上振れしたのは、前年度の平成27年度に大きく下振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
平成29年度が上振れしたのは、前年度の平成28年度に大きく上振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
相関式から計算すると、平成31年度希望者数512人は、平成30年度の510人とほぼ同じです。
したがって、平成31年度の最終倍率は、平成30年度と同様、相関式より上振れすると思われますが、若干昨年の倍率が高くなったため、志望校の変更が若干多くなり、受験最終倍率は昨年を下回り1.26倍となるのではないかと想定します。
なお、上振れは、平成25年度0.06倍、平成28年度0.04倍となっていることから、最終受験倍率は1.25~1.27倍となることが想定されます。
したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.26倍と想定します。
08.19.09:40
平成31年度甲南高校の予想倍率
平成31年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成30年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。
(甲南高校)
平成30年7月時点の希望者は775人で、大幅に増加した平成29年に比較して、さらに29人増加となっており、学区外枠は19人増となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
スパーグローバルスクールに指定され、英語等に力を入れており、このため、女子の希望者が多くなっており、昨年から大幅に希望者数を増やしています。
(平成31年度予想倍率)
平成30年度は、最終受験倍率が1.43と平成29年度の倍率1.30を大きく上回りましたが、さらに希望者数が増加しました。
過去11カ年(H20~H30)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上受験することとなっています。
過去11年間の実績から平成31年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.49~1.75とかなりの幅のある値が試算されます。
7月時点の希望者数と最終受験者数の比率は、平成20年度は64.2%に対して、平成21年度61.1%、平成22年度59.1%、平成23年度55.6%、平成24年度62.4%、平成25年度63.1%、平成26年度59.5%、平成27年度64.9%、平成28年度58.4%、平成29年度56.7%、平成30年度55.4%となっています。
過去3か年は、50%台となっています。
これをもとに、推定受験倍率を求めると1.49~1.75倍となりますが、特に、過去3年間の受験率から想定すると、1.49~1.57倍となります。
平成30年度の最終受験倍率は、1.43倍と高かったため、また、学区外希望者数は90人と多いため、平成30年度より出願校を変更する生徒が多くなると想定され、1.49倍を下回るものと想定しています。
したがって、平成30年度より若干高い、1.45倍程度と想定しています。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成30年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。
(甲南高校)
平成30年7月時点の希望者は775人で、大幅に増加した平成29年に比較して、さらに29人増加となっており、学区外枠は19人増となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
スパーグローバルスクールに指定され、英語等に力を入れており、このため、女子の希望者が多くなっており、昨年から大幅に希望者数を増やしています。
(平成31年度予想倍率)
平成30年度は、最終受験倍率が1.43と平成29年度の倍率1.30を大きく上回りましたが、さらに希望者数が増加しました。
区分 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | H31年度 |
学区内 | 618 | 671 | 658 | 746 | 775 |
一定枠(学区内)内数 | 58 | 72 | 78 | 71 | 90 |
過去11カ年(H20~H30)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上受験することとなっています。
過去11年間の実績から平成31年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.49~1.75とかなりの幅のある値が試算されます。
7月時点の希望者数と最終受験者数の比率は、平成20年度は64.2%に対して、平成21年度61.1%、平成22年度59.1%、平成23年度55.6%、平成24年度62.4%、平成25年度63.1%、平成26年度59.5%、平成27年度64.9%、平成28年度58.4%、平成29年度56.7%、平成30年度55.4%となっています。
過去3か年は、50%台となっています。
これをもとに、推定受験倍率を求めると1.49~1.75倍となりますが、特に、過去3年間の受験率から想定すると、1.49~1.57倍となります。
平成30年度の最終受験倍率は、1.43倍と高かったため、また、学区外希望者数は90人と多いため、平成30年度より出願校を変更する生徒が多くなると想定され、1.49倍を下回るものと想定しています。
したがって、平成30年度より若干高い、1.45倍程度と想定しています。
08.16.12:47
平成31年度鶴丸高校の予想倍率
平成31年度の鶴丸高校の予想倍率を7月時点の希望者数から推計しました。
過去の予想倍率と最終倍率の推移は以下のとおりです。
平成29年度、平成30年度は、ほぼ予想通りの倍率となりました。
平成20年度から平成30年度の希望者数と最終受験倍率の相関をとってみると以下のグラフになります。
このうち、相関式との差があるのが、平成21年度1.15倍、平成25年度1.41倍、平成27年度1.24倍、平成28年度1.31倍、平成29年度1.25倍、平成30年度1.28倍です。
つまり、平成25年度以降の6カ年のうち、5か年が上下に倍率が変動していることがわかります。これは、出願手続きが変更となったことと関係があるのではないかと思います。
平成28年度が上振れしたのは、前年度の平成27年度に大きく下振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
平成29年度が上振れしたのは、前年度の平成28年度に大きく上振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
相関式から計算すると、平成31年度希望者数512人は、平成30年度の510人とほぼ同じです。
したがって、平成31年度の最終倍率は、平成30年度と同様、相関式より上振れすると思われますが、若干昨年の倍率が高くなったため、志望校の変更が若干多くなり、受験最終倍率は昨年を下回り1.26倍となるのではないかと想定します。
なお、上振れは、平成25年度0.06倍、平成28年度0.04倍となっていることから、最終受験倍率は1.25~1.27倍となることが想定されます。
したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.26倍と想定します。
過去の予想倍率と最終倍率の推移は以下のとおりです。
平成29年度、平成30年度は、ほぼ予想通りの倍率となりました。
年度 | H23 | H24 | H25 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 |
予想倍率 | 1.38 | 1.38 | 1.25 | 1.26 | ||||
最終倍率 | 1.23 | 1.30 | 1.41 | 1.27 | 1.24 | 1.31 | 1.25 | 1.28 |
差 | 0.14 | 0.07 | 0.00 | -0.02 |
平成20年度から平成30年度の希望者数と最終受験倍率の相関をとってみると以下のグラフになります。
このうち、相関式との差があるのが、平成21年度1.15倍、平成25年度1.41倍、平成27年度1.24倍、平成28年度1.31倍、平成29年度1.25倍、平成30年度1.28倍です。
つまり、平成25年度以降の6カ年のうち、5か年が上下に倍率が変動していることがわかります。これは、出願手続きが変更となったことと関係があるのではないかと思います。
平成28年度が上振れしたのは、前年度の平成27年度に大きく下振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
平成29年度が上振れしたのは、前年度の平成28年度に大きく上振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
相関式から計算すると、平成31年度希望者数512人は、平成30年度の510人とほぼ同じです。
したがって、平成31年度の最終倍率は、平成30年度と同様、相関式より上振れすると思われますが、若干昨年の倍率が高くなったため、志望校の変更が若干多くなり、受験最終倍率は昨年を下回り1.26倍となるのではないかと想定します。
なお、上振れは、平成25年度0.06倍、平成28年度0.04倍となっていることから、最終受験倍率は1.25~1.27倍となることが想定されます。
したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.26倍と想定します。
08.13.06:58
平成31年度鶴丸高校希望者数
平成31年3月に卒業予定の公立、国立中学校の希望者数が公表となりました。
鶴丸高校の受験データを整理すると以下の表のとおりとなります。
ピンク色が最高値、水色が最低値を示しています。
(希望者数 7月調査)
平成20年度、学区外希望者数と学区外・学区内合計の希望者数が最も多くなっています。
平成25年度、学区内希望者数が最も多くなっています。
平成21年度、希望者数が多かった平成20年度の反動で、学区内希望者数と学区外・学区内合計が最低となっています。
平成29年度、学区外希望者数が最低となっています。
平成30年度、希望者数、学区内希望者数が最低となっています。
(推薦出願数)
平成20年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最高となっています。
平成27年度、学区外の推薦出願数が最低となっています。
平成26年度、学区外の推薦出願数が最低となっています。
平成25年度、学区外・学区内の推薦出願数が最低となっています。
(推薦合格者数)
平成19年度、平成20年度、平成23年度が、定員320人の10%の32人が合格しています。
平成26年度、平成28年度が、定員数10%の32人より5人少ない27人が合格しています。
平成29年度が、定員数10%の32人より7人少ない最低の25人が合格しています。
平成21年度以降は、推薦出願者の学力が学区内の学力に比較して、低いとの分析から合格基準を挙げたか、推薦出願者の学力が一部低下しているのではないかと考えられます。
平成30年度が、推薦枠32人に対して、推薦合格者数が20人と最低となっています。
(当初出願者数)
平成20年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最高となっています。
平成27年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最低となっています。
(希望者数の出願者数の割合)
平成20年度が、85.8%と最高となっています。
平成20年度が最高となったのは、7月時点の希望者数が多かったこともありますが、希望者数の出願者数の割合が85.8%と高く、出願変更しなかった割合が高かったことが大きいと考えられます。
平成27年度が、66.8%と最低となっています。
(最終出願者数)
平成24年度、学区外は出願数が最高となっています。
平成25年度、学区内、学区外・学区内の合計は出願数が最高となっています。
平成21年度、学区外、学区内、合計とも、出願数が最低となっています。
(受験者数)
平成24年度、学区外は出願数が最高となっています。
平成25年度、学区内、学区外・学区内の合計は出願数が最高となっています。
平成21年度、学区外、学区内、合計とも、出願数が最低となっています。
(受験倍率)
平成25年度、1.41倍と最高となっています。
平成21年度、1.15倍と最低となっています。平成20年度の倍率が高かったためです。
鶴丸高校の受験データを整理すると以下の表のとおりとなります。
ピンク色が最高値、水色が最低値を示しています。
(希望者数 7月調査)
平成20年度、学区外希望者数と学区外・学区内合計の希望者数が最も多くなっています。
平成25年度、学区内希望者数が最も多くなっています。
平成21年度、希望者数が多かった平成20年度の反動で、学区内希望者数と学区外・学区内合計が最低となっています。
平成29年度、学区外希望者数が最低となっています。
平成30年度、希望者数、学区内希望者数が最低となっています。
(推薦出願数)
平成20年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最高となっています。
平成27年度、学区外の推薦出願数が最低となっています。
平成26年度、学区外の推薦出願数が最低となっています。
平成25年度、学区外・学区内の推薦出願数が最低となっています。
(推薦合格者数)
平成19年度、平成20年度、平成23年度が、定員320人の10%の32人が合格しています。
平成26年度、平成28年度が、定員数10%の32人より5人少ない27人が合格しています。
平成29年度が、定員数10%の32人より7人少ない最低の25人が合格しています。
平成21年度以降は、推薦出願者の学力が学区内の学力に比較して、低いとの分析から合格基準を挙げたか、推薦出願者の学力が一部低下しているのではないかと考えられます。
平成30年度が、推薦枠32人に対して、推薦合格者数が20人と最低となっています。
(当初出願者数)
平成20年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最高となっています。
平成27年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最低となっています。
(希望者数の出願者数の割合)
平成20年度が、85.8%と最高となっています。
平成20年度が最高となったのは、7月時点の希望者数が多かったこともありますが、希望者数の出願者数の割合が85.8%と高く、出願変更しなかった割合が高かったことが大きいと考えられます。
平成27年度が、66.8%と最低となっています。
(最終出願者数)
平成24年度、学区外は出願数が最高となっています。
平成25年度、学区内、学区外・学区内の合計は出願数が最高となっています。
平成21年度、学区外、学区内、合計とも、出願数が最低となっています。
(受験者数)
平成24年度、学区外は出願数が最高となっています。
平成25年度、学区内、学区外・学区内の合計は出願数が最高となっています。
平成21年度、学区外、学区内、合計とも、出願数が最低となっています。
(受験倍率)
平成25年度、1.41倍と最高となっています。
平成21年度、1.15倍と最低となっています。平成20年度の倍率が高かったためです。