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  • 11/24/00:25

08.19.09:40

平成31年度甲南高校の予想倍率

平成31年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。

鶴丸高校と同様に平成20年度から平成30年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。

(甲南高校)
平成30年7月時点の希望者は775人で、大幅に増加した平成29年に比較して、さらに29人増加となっており、学区外枠は19人増となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
スパーグローバルスクールに指定され、英語等に力を入れており、このため、女子の希望者が多くなっており、昨年から大幅に希望者数を増やしています。

 
    
(平成31年度予想倍率)
     平成30年度は、最終受験倍率が1.43と平成29年度の倍率1.30を大きく上回りましたが、さらに希望者数が増加しました。 

 
希望者数
区分 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度
学区内 618 671 658 746 775
一定枠(学区内)内数 58 72 78 71 90
 

  過去11カ年(H20~H30)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
   鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
   つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上受験することとなっています。
  
 過去11年間の実績から平成31年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.49~1.75とかなりの幅のある値が試算されます。
 7月時点の希望者数と最終受験者数の比率は、平成20年度は64.2%に対して、平成21年度61.1%、平成22年度59.1%、平成23年度55.6%、平成24年度62.4%、平成25年度63.1%、平成26年度59.5%、平成27年度64.9%、平成28年度58.4%、平成29年度56.7%、平成30年度55.4%となっています。
過去3か年は、50%台となっています。

これをもとに、推定受験倍率を求めると1.49~1.75倍となりますが、特に、過去3年間の受験率から想定すると、1.49~1.57倍となります。
平成30年度の最終受験倍率は、1.43倍と高かったため、また、学区外希望者数は90人と多いため、平成30年度より出願校を変更する生徒が多くなると想定され、1.49倍を下回るものと想定しています。

したがって、平成30年度より若干高い、1.45倍程度と想定しています。




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無題

いつも拝見させていただいております。

県外から引っ越してきて数年経ち、子供が初めて受験します。

塾ではすごく鶴丸を勧められますね。
子どもは色んな事を見て甲南に気持ちが傾いているようです。

今年は甲南高校は倍率がすごく高かったですが、合格点は例年よりも高かったのでしょうか。
知り合いに聞いても、みなさん380~400点台だったので、たぶん余裕で合格されていると思います。

あと、鶴丸に行ける実力があるのに甲南を選ぶのは勿体ないでしょうか?
これと言ってデメリットは思いつかないのですが、塾からは鶴丸が絶対いいですよ!と勧められるので。
しかし、絶対に鶴丸でトップになれるような子ではありません。

  • 2018年08月21日火
  • NONAME
  • 編集
Re:無題
コメントありがとうございます。
以下のとおり回答します。

(合格ライン)
公立高校入試の平均点は、450点満点で、
平成28年度 238.7点
平成29年度 238.4点
平成30年度 238.6点
とほぼ一定、つまり難易度もほぼ一定でした。
過去の公立高校入試の得点分布や各種データ分析から、鶴丸・甲南の合格ラインは、公立高校入試の偏差値で換算すると鶴丸65、甲南62.5に相当するとみています。
平成30年度の場合、各年度の公立高校の入試の標準偏差は80程度ですので
239点+80点×(鶴丸1.5、甲南1.25)
=239点+(鶴丸120点、甲南100点)
=鶴丸359点、甲南339点となります。
なお、合格ライン付近では、調査書の成績を影響してきますので、±5点の範囲が合格ライン(鶴丸354点~364点、甲南334点~344点)と思われます。
調査書の成績がよければ、鶴丸高校の場合、354点でも合格となる可能性があります。逆に、調査書の内容がわるければ、364点でも不合格となる場合もあると思われます。
平成29年度の成績開示結果を教えて頂いた方のよると、甲南を357点で合格(自己採点360点)ということでした。
また、平成28年度では、鶴丸を362点、355点、甲南を356点、359点、360点で合格した成績開示報告を頂いています。
鶴丸は、国語、英語などの記述式問題の採点基準が厳しいようです。
倍率が上がっても、増加した受験者は合格ラインに多く集まるので、合格ラインの上昇はほとんどありません。上がっても2、3点程度と想定しています。


(志望校選択)
志望校の選択は、ご子息の意見を尊重して頂ければと思います。
自分の意志ではなく、塾等からの指導などにより、鶴丸に変更した場合、成績不振になった場合など悔いが残ってしまいます。
ご子息が納得の上、受験するのであれば問題はありません。

鶴丸は、成績上位層が多くいて、刺激になる場合がありますが、下位に低迷した場合、校内順位を上げるのはなかなか難しいのではないかと思います。
大学受験の実績を見ると、鶴丸は東大、医学部も多く合格しますが、志望大学を目指して50%は浪人します。今年の東大合格者は9人で、現役は1人でした。
甲南は、大学受験では現役合格が多いです。安全志向の生徒、親御さんも多いようです。
東大、京大の推薦入試にも熱心なようで、2年連続で推薦入試で東大に合格しています。
鶴丸、甲南の学力アップの割合は、大学の合格実績でみてもほとんど変わらないようです。

鶴丸と甲南の学力比較は以下のとおりです。
    鶴丸               甲南
校内順位100位(上位3分の1)  校内順位30位
    160位(中位)          90位


今後の学力の伸びも考えられるので、出願までの模試等の結果も参考に出願校を決めてはどうかと思います。

あくまで、参考としてください。
今後ともよろしくお願いします。
2018/08/22 00:30

ありがとうございます。

詳しく丁寧に説明いただきありがとうございます。
何度も読み返しております。
合格点は例年と比べてもあまり変動がないのですね。

塾からはずっと鶴丸で!と言われていますが、本人に任せようと思います。

なかなかこういう事を聞ける人がいなくて思い切って相談させてもらって良かったと思いました。
本当にすごく参考になりました。
ありがとうございました。

  • 2018年08月23日木
  • NONAME
  • 編集
Re:ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
遠慮なくご質問ください。
今後ともよろしくお願いします。
2018/08/23 17:46

無題

甲南高校に推薦で入りたいのですが、推薦はどのような人がもらえますか?(学区外です)

  • 2018年09月08日土
  • NONAME
  • 編集
Re:無題
コメントありがとうございます。
推薦入試では、高校の授業に着いていける学力が必要で、学力の不足を他のもので補うものではありません。
学力は合格のレベルに達しているが、秀でているものがあり、学校としてもその生徒の入学がいい影響を与えるものと考え、あくまで5教科の試験が免除されるという考え方にあるのではないかと思います。

甲南高校の推薦資格は、以下のとおりとなっています。
ア 教科学習等において資格を取得したり,学校外で発表したりするなど,顕著な実
 績を上げている者
イ スポーツの分野において優れた資質を有し,顕著な実績を上げている者
ウ 芸術・文化の分野において優れた資質を有し,顕著な実績を上げている者
エ 生徒会活動や地域の青少年活動等において牽引力となり,顕著な実績を上げてい
 る者

詳細については、各中学校に任されていますが、ある程度のガイドラインはあるかと思います。しかし、詳細についてはわかっていません。

あくまで、私の推測ですが以下の程度ではないかと思います。
学力は一般入試の合格レベルに達していること(調査書、試験当日行う表現Ⅰで判断)

ア 教科学習等において資格を取得したり,学校外で発表したりするなど,顕著な実
 績を上げている者・・・英検準1級以上、全国大会で発表など

イ スポーツの分野において優れた資質を有し,顕著な実績を上げている者・・・全国大 会出場、県大会優勝(競技によっては準優勝、3位まで)

ウ 芸術・文化の分野において優れた資質を有し,顕著な実績を上げている者・・・全国
 コンクール出場など
 
エ 生徒会活動や地域の青少年活動等において牽引力となり,顕著な実績を上げている者・・・独自の取り組みで他の見本となるような内容

平成30年度は、推薦枠32人に対して、出願は46人(うち学区外7人)で、32人が合格しています。学区外の合格者は3人程度と思われます。

あくまで参考として頂ければ幸いです。
実績が出た段階で、担任の先生にご相談いただければと思います。

2018/09/10 10:58

無題

以前からよく参考にさせていただいております。さて、甲南高校に関しての情報を少し。

今年、子供が入学いたしました。入学者は、女子が圧倒的に多くなりました。入試の合格ラインに関しては、平成30年は平均こそ例年並みでしたが、高得点者の割合が高く、また、得点が低い子の割合も例年より高く。
平均は変わらずとも、二極化が見られ、従って甲南でも合格ラインは上がっていたもようです。
子供たちの情報だと。350点台がクラスにいるかどうかってところで、360点がボリュームゾーンっぽいですよ。わが子も周りも、370台380台がたくさんいます。

うちも、塾から鶴丸鶴丸といわれましたが、本人の強い希望で甲南にしました。同じ中学からも、鶴丸余裕って感じの子たちがこぞって甲南に入学し、鶴丸は人気薄でした。

英語にかんしては、ペラペラって子はクラスに2~3人程度で、昔と変わらないような気もしますが、課題も現2年生より多いし進みも早いようです。部活から帰ってきて、毎日3時間ほどは勉強してます。楽しいようです。

もし、甲南高校受験されるなら、頑張ってください。

  • 2018年09月14日金
  • NONAME
  • 編集
Re:無題
情報提供ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
2018/09/14 11:11

教師の力によるのでは

いつも貴重な資料をありがとうございます。
私が子供や保護者の方々から聞いた、納得がいかない鹿児島県の公立推薦入試の闇についての疑問をお伺いいたします。
鹿児島県の公立推薦入試は、第三者機関の外部監察が行われないといけないのでは、ないでしょうか。学力を軽視して、名前を書けば大丈夫だからという昭和の推薦方式が今でも行われていることは問題だと思います。生徒自身が、高校側から言われたとみんなに話していたそうです。全国大会へ毎年でている部活の顧問の先生は転勤してますか。その力は、もはや校長以上のものとなっていませんか。転勤もせず、長年その高校の顧問として居座り、なおかつそのスポーツの協会で力をもてば、誰でも権力の使い方を間違えますよね。公立高校できちんとした推薦基準があるにもかかわらず、「お母さん、名前を書けば大丈夫ですから!」は、本当に今でもまかり通っています。顧問の名前と、それで合格した生徒の指名は控えさせていただきます。一番の被害者は、推薦基準を満たし、当日の質問、作文、面接もきちんとこなしたのに、不合格を言い渡され、何故不合格なのか分からず、泣き寝入りする生徒ではないでしょうか?
他県の公立推薦入試については、何も知らないので、分かりませんが、鹿児島県の公立推薦入試は、闇があることは事実です。部活動に力を入れている公立高校に限らず、偏差値が鹿児島県トップ3に入る高校もです。公立高校なのに、毎年、全国大会出場って、なぜ、皆さんは疑問を持たないのでしょうか。

お考えをお聞かせください。

  • 2019年06月06日木
  • NONAME
  • 編集
Re:教師の力によるのでは
情報提供ありがとうございます。
名前を書けば大丈夫と言っている意味がよくわからないところがあります。
入試に関する作文、選抜過程の資料は一定期間残され、合格判定会議等も行われるでしょうから、もしこのような発言があったなら、無責任としかいいようがありません。
疑問をお持ちなら、鹿児島県の教育庁高校教育課にご相談になってはどうでしょうか?
確かに九州の各県に比べて、入試制度について公表されていない部分があり、不透明感があるのは確かです。
そのことがいろんな憶測を呼んだりするのではないかと思います。
今後ともよろしくお願いします。
2019/06/07 09:59

無題

上記に投稿された方に、一言申し上げます。
私の子供は、投稿者さんの仰る鹿児島県トップ3に入る公立高校に推薦入学しました。
名前だけ書いて合格と一言も言われませんでした、あえて言います、心外です。
その学校のレベルの学力と、推薦されるに値する実績を作るために頑張っていました。
某部活でその顧問の先生に是非学びたいと入りましたが、入学年に転勤になり、がっかりしていました。
公立高校は、特殊な教科なら少々長めに勤務される教諭がいることも事実ですが、10年も20年も同じ学校に勤務することはまずありません。
また残念ながら推薦基準を満たしても不合格になる生徒もいます、あくまでも推薦ですから・・・(これは管理人さんがテータを持っていらしゃると思いますが・・・)
名前だけ書けば大丈夫という表現は間違えていますが、それは言い換えれば、十分合格できる学力と実績があるからだと思います。
毎年全国大会云々についてですが、今の高校は、公立・私立を問わず少子化で何か特徴を出して生徒を確保したいのだと感じます。

  • 2019年06月10日月
  • NONAME
  • 編集
Re:無題
コメントありがとうございます。
今時このようなことはないと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
2019/06/10 20:12

無題


公立高校で毎年、全国大会に出場しているのは、南高校の水球部、柔道部、フェンシング部のことですか。あそこは、体育学科がありますので、全国大会に毎年、出場しても不思議ではありませんが。個人的な意見ですみません。

  • 2019年06月13日木
  • NONAME
  • 編集
Re:無題
コメントありがとうございます。
私の方ではよくわかりません。
2019/06/13 16:59

無題

中央高校志望です。
これまでの模試の判定は、AとBだけです。
成績も高止まりせず不安定なので志望校を変更しようか親子で悩んでいます。
アドバイス等お聞かせください。

  • 2020年02月13日木
  • NONAME
  • 編集
Re:無題
コメントありがとうございます。
私の子供であれば、チャレンジさせます。
子どもさんは、鹿児島中央にどれだけ行きたい気持ちがあるのでしょうか?
志望校を下げるのは簡単ですが、モチベーションも上がりません。
志望校を変更して合格しても、鹿児島中央に合格していたかもという気持ちが出てくる場合もあります。
実力的には、十分合格できるレベルだと思います。
ここからの勉強は、過去問10か年分を単元別に整理された問題集(昴塾、寅の巻)等で
不得意となる単元を見つけて、集中して勉強する方法をお勧めします。
また、ケアレスミスを少なくすることも重要です。
不安な気持ちはあると思いますが、そこはご両親がメンタルケアに努めることが大事です。
お子さんの可能性を信じて頑張ってください。 
吉報をお待ちしています。

>中央高校志望です。
>これまでの模試の判定は、AとBだけです。
>成績も高止まりせず不安定なので志望校を変更しようか親子で悩んでいます。
>アドバイス等お聞かせください。
>
2020/02/13 18:30

無題

ご丁寧に受験までの勉強法など細かいアドバイスありがとうございます。
最終的には子供に決断させようと思っていましたので、アドバイスいただいた事なども伝えて後押ししようと思います。
吉報をお伝えできる事を願います。
ありがとうございました。

  • 2020年02月14日金
  • NONAME
  • 編集

最終倍率

娘の高校入試の時からいつも参考にさせていただいてます。
本日倍率が発表されました。
鶴丸高校が1.4倍と上がっており、息子はが不安に思っているようです。甲南高校へも流れて、最終倍率は若干下がるのではないかと思いますがいかがなものでしょう?

  • 2020年02月14日金
  • NONAME
  • 編集
Re:最終倍率
コメントありがとうございます。
今年の当初出願倍率1.40倍に近い年は平成28年度の1.41倍です。
平成28年度入試では、当初出願倍率は1.41倍で、最終出願倍率は1.33倍、最終受験倍率は1.31倍となっています。
したがって、今年の最終受験倍率は1.31倍程度と見込まれます。
吉報をお待ちしています。
2020/02/14 23:45

無題

ありがとうございます。

  • 2020年03月01日日
  • NONAME
  • 編集
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