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高校教育に関わるいろんな情報交換を行っていきましょう。
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05.02.10:49

平成27年度大口明光学園高校の大学合格実績

平成27年度の大口明光学園高校の国公立大学合格実績を掲載します。

高校ホームページでは、過去の累計合格者数で掲載されているため、サンデー毎日のデータを採用しています。

国公立大学に6人合格しています。

大口明光学園中学校・高校の生徒の出身地は、平成20年度で鹿児島県74.9%、熊本県11.2%、沖縄4.3%、近畿2.7%、関東1.6%等となっています。

平成23年度の国公立大学合格者数は、12人(H22 4人)となっています。
平成23年度の卒業生数は33人ですので、国公立大学合格率36%となります。
難関大学である北海道大学、鹿児島大学医学部医学科に1人づつ合格しています。


(平成21年度)
平成21年3月の卒業生は37人です。30%が国公立大学に合格しています。
鹿児島大学医学部・医学科に推薦入試で合格者1人が出ました。

(平成22年度)
平成22年3月の卒業生は前年度と同様37人です。国公立大学の合格者数は4人と少なくなりました。

難関私立大学には、毎年4人~5人程度が合格していますが、全てが現役合格者で実際に進学したものは1人となっています。


コースは、進学Ⅰ類と進学Ⅱ類があります。
Ⅰ類,Ⅱ類ともセンター試験を受験し,国公立の大学受験が可能なカリキュラムになっています。
Ⅰ類は文系の受験までの範囲を担当し,Ⅱ類は受験科目数が増える理系や難関大学の入試の範囲を担当します。
Ⅰ類とⅡ類のコース替えは、学年の途中でもフレキシブルに対応可能な要です。
英語教育に行われており、高校3年生の英検2級の取得率は45%に達しています。
平成15年度には、新校舎が建設されています。 

大口明光学園高校の生徒数の推移                                             
科名 定員 H20 H21 H22
学年 クラス数 学年 クラス数 学年 クラス数
普通科
進学Ⅰ類
進学Ⅱ類

110 

1
2
3
2
3
3
8



35
38
37
110
35
38
37
110
1
2
3
2
2
2
6



31
34
37
102
31
34
37
102
1
2
3
2
2
2
6



34
31
33
98
34
31
33
98

                                                  
  大口明光学園の国公立大学合格実績













































鹿


鹿

























15 21 1 1 2 2 6 0 6
14 17 1 1 1 3 1 4
13 1 2 4 4 8
12 1 1 4 2 8 2 10
11 33 1 1 1 1 1 1 4 1 2 12 1 13 1
10 37 1 1 1 1 3 1 4
09 37 1 3 1 4 10 2 12 1
08 31 1 1 1 1 1 4 9 2 11


大口明光学園高校難関私立大学合格者数と現役合格者数・進学者数
1段目 延べ合格者数 2段目 実合格者数 ( )現役合格者数【】現役進学者数
年度





























西

西








15 21
14 17
13
12
11 33 5 3 1 1
10 37 4
4
(4)
【1】
1
1
(1)
 
1
1
(1)
1
1
(1)
1
1
(1)
【1】
09 37 5
5
(4)
【0】
1
1

1
1

1
1
(2)
1
1
(1)
1
1
(1)
08 31

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04.30.19:23

平成27年度出水中央高校大学合格実績

平成27年度出水中央高校の大学合格実績を掲載します。
 
平成27年度の国公立大学合格者数は、24人で昨年の23人から1人増加となっています。
 難関国公立大学には、一橋大1人、九大4人の計5人が合格しています。

  平成23年度の国公立大学合格者数は、39人で昨年の27人から12人増加となっています。
特進科の卒業生は、平成22年度より2人少ない状況でしたが、例年並みに回復したものと思われます。

平成22年度は、平成21年度に比較して8人減少しましたが、この減少の要因は、特進科の卒業生が平成21年度の67人から48人に減少したことによるものと考えられます。

平成16年度は、教養課程から鹿児島大学に3人(教育学部英語学科、工学部機械工学科、医学部保健学科)に合格しています。したがって、特進課程からの国公立大学の合格者数は34人となります。

京都大学工学部に現役合格するとともに、九大合格者6人中5人が現役合格となっています。
 
   
難関私立大13大学の合格者数は、昨年より3人少ない9人となっています。
平成21年度は、同一の難関大学の併願合格者はいませんでしたので、今年も実数と思われます。
平成21年度は、12人中現役8人が合格しましたが、実際に進学したのは1人でした。
これは、国公立大学との併願か難関私立大学との併願があったものと思われます。
したがって、難関私立大学の合格者数は参考値としています。


出水中央高校の国公立大学合格実績   (   )は現役合格



















































鹿






















15 4 1 1 4 2 8 4 24 24
14 1 1 1 2 4 9 3 21 2 23
13 4 2 5 8 19 4 23
12 1 1 3 1 2

 3

5 1 17 8 25
11 46 1
(0)
6
(5)
2
(2)
3
(1)
3
(3)
1
(1)

6
(6)

1
(0)
7
(6)
2
(2)
32
(27)
7
(4)
39
 (31)
10 48 5 1 1 1 6 1 6 2 23 4 27 1
09 67 9 2 2 1 5 1 9 1 31 6 37
08 51 7 1 1 1 3 14

2
1 28 2 30 2
07 74 2 1 1 1 1 3 2 1 2 1 5

1
1 13 1 1 36 9 45 1
 

出水中高高校特進科 (  )は現役

入学
年度

 国公立大学
合格者数
特進科
入学者数
特進科
国公立
大学
合格者数
特進科
国公立
大学
合格者
占有率
教養科
国公立
大学
合格者数
特進科
現役
国公立
大学
受検者数 
特進科
現役
国公立
大学
現役合格率 
15
14 51
13 (50)
12 24 58
11 23
10 23 59 22 1
09 25 45 24 1
08 39(31) 46 39(31) 84.8% 0 31 79.5%
07 27 48 27 47.7% 0
06 37 67 34 50.7% 3
05 30 51 29 56.7% 1
04 45 74 2

                               

出水中央高校難関私立大学合格者数と現役合格者数・進学者数
平成21年度は1段目 延べ合格者数 2段目 実合格者数()現役合格者数【】現役進学者数

年度




























西

西








15 13 1 2 1 1 2 4 2
14
13
12
11 9 1 1 1 6
10 12 2 2 1 1 2 4
09 268 12
12
(8)
【1】
3
3
(3)
【0】
1
1
1
1
2
2
(1)
5
5
(4)
【1】


 

04.25.08:46

平成27年度鹿児島純心女子高校の大学合格実績

鹿児島純心女子高校の大学合格実績を掲載します。

平成27年度は、大阪大学をはじめ国公立大学合格実績は19人となっています。
例年、国公立大学に20人程度が合格しています。

大阪大学(外国語学部)

金沢大学(人間社会科学域 国際学類)

鹿児島大学
歯学部 歯学科
(医学部 保健学科 看護学専攻 6)
(医
学部 保健学科 理学療法学専攻)
(工学部 環境化学プロセス工学科)
(工学部 化学生命工学科)
(農学部 生物環境学科)
(法文学部 経済情報学科)
(教育学部 学校教育教員養成課程 理科専修)

宮崎大学(医学部 看護学科)

鹿屋体育大学(体育学部 スポーツ総合課程)

島根県立大学(総合政策学部)

宮崎県立看護大学(看護学部)


難関国公立大学には、京都大、大阪大、九大、鹿児島大医学部医学科に4人が合格しています。

上智大学には、例年4~6人が合格しています。

平成24年度の鹿児島純心女子高校の大学合格実績を掲載します。
国公立大学合格者数は21人で近年では最も多くなっています。
難関私立大学にも13人合格しています。
医歯薬コース3回生7人が卒業し、医歯薬学部系には、国立大学では熊本大学薬学部・鹿児島大学歯学部歯学科・医学部看護学科・山口大学医学部検査技術科学科に4人が合格し、私立大学にも17人が合格しています。

≪国公立大学≫     合計21名合格
熊本大学 (薬・薬)
鹿児島大学 計13名
(歯・歯)
(教育・社会),(教育・数学)
(法文・法政策),(法文・経済情報),(法文・人文)
(理・地球環境科学)
(工・機械工),(工・海洋土木)
(農・生物環境)2,(農・生物生産)
(医・看護学)
山口大学 (医・検査技術科学)
北九州市立大学 (文・比較文化)
北九州市立大学 (外国語・国際関係)
宮崎大学 (教育文化・社会システム)
静岡文化芸術大学 (文化政策・芸術文化)
鹿屋体育大学 (体育・スポーツ総合)2

≪私立大学≫
上智大学 (文・フランス文3 / 国文)
立命館大学 (薬・薬)2
東京理科大学 (工・工業化学),(薬・薬)3
青山学院大学   (教育人間科・教育)
聖心女子大学  (文)3
白百合女子大学  (児童文化・発達心理学),(文・英語英文)
清泉女子大学   (文・スペイン語スペイン文学 / 文化史)
日本女子大学   (文・英文)
北里大学     (獣医・生物環境科学)2
明海大学     (歯・歯)
朝日大学     (歯・歯)
日本大学     (松戸歯・歯)
神戸学院大学   (薬・薬)
安田女子大学   (薬・薬)
九州保健福祉大学 (薬・薬)
崇城大学     (薬・薬)3
日本大学     (文理・国文),(商・商業)2
神田外語大学   (国際コミュニケーション)2
工学院大学    (建築・建築学部総合)
神奈川大学    (工・総合工学プログラム / 物質生命化学)
同志社女子大学  (表象文化・英語英文学)
関西外国語大学  (英語キャリア・英語キャリア)
関西外国語大学  (国際言語・国際コミュニケーション)
関西大学     (政策創造・政策)
関西学院大学   (国際・国際)
神戸女学院大学  (文・総合文化)
武庫川女子大学  (文・英語文化 / 日本語日本文)
近畿大学     (産業理工・生物環境化学)
駒澤大学     (経済)
岡山理科大学   (理・動物)
産業医科大学   (産業保健・看護)
西南学院大学   (法・法律2 / 国際関係法)
福岡工業大学   (情報工・システムマネジメント)
福岡大学     (法・法律)(経済・産業経済)(工・化学システム工)(理・地球圏科学)
(人文・ドイツ語 / フランス文)(理・応用数学)(スポーツ科・スポーツ科)2
長崎外国語大学  (国際コミュニケーション・韓国語専攻)
長崎純心大学   (人文・人間心理)
熊本保健科学大学 (保健科学・医学検査)3
立命館アジア太平洋大学 (アジア太平洋)5
九州保健福祉大学 (保健科学・視機能療法)
その他 多数合格


高校のホームページでは、平成21年度から23年度の3カ年間の合計の大学合格実績で掲載されています。
そこで、平成21年度、平成22年度の合格者数を差し引いて、平成23年度の合格者数を出してみました。

(平成23年度)
国公立大学合格者数は、10人で昨年の20人から半減しました。
しかし、九大、広島大などに合格しています。
今年3月、医歯薬特進コースの2回生11人が卒業しましたが、医学部医学科の合格者はいません。
なお、九大医学部保健学科看護学専攻、宮崎大学医学部看護学科などに合格しています。


(平成22年度)
国公立大学合格者数は、20人で一昨年の18人から2人増となっています。

医歯薬コースの在学生数は、NONEAMEさんの情報によると下記のとおりとなっています。
鶴丸高校の倍率が高かった平成20年度入学者である今年卒業した生徒は11人と最も多くなっています。

医歯薬コース(定員20人)  平成21年度時点

学年
生徒数 11



(平成21年度)
昨年度は、京都大学に現役で合格者が出ました。
個別指導も徹底され、現役合格に結びついたものと思われます。
国公立大学の合格者数は平成20年度の18人と同数となっており、文系15人に対し理系は3人となっています。

私立大学の指定校推薦は、100校以上で、上智大学、関西学院大学、西南学院大学などがあります。

医歯薬特進コース
県内唯一。国立大・私立大の医学部をはじめ歯学部, 薬学部などをめざすコース。

選抜英語コース
特色ある英語のカリキュラムをもち、純心独自の、より実践的な授業が多い。難関私大や国公立大(文系等の一部)への進学を目指す。

選抜コース
九州大学などの国公立難関大学に現役合格を目標とするコース。

文理Ⅰ類 
鹿児島大学, 鹿児島県立短期大学などを目指す, 新しいコース。選抜コースと同じカリキュラムを設定。 

文理Ⅱ類
鹿児島純心女子大学, 鹿児島純心女子短期大学など, 私立大, 短大や専門学校など幅広い進路に対応するコース。

鹿児島純心女子高校国公立大学合格実績







大阪大





鹿


鹿




留 


神戸大
































その他







公立大計

公立大医

15 1 1 13 1 17 2 19
14 1 13 1 1 2 18 2 20 1
13 9 1 1 1 12 3 15
12 13 2 1 18 3 21
11 8 1 13 2 15
10 12 1 1 2 1 18 2 20
09 10 1 1 2 16 3 19
08 11 1 2 1 16 3 19
07 14 1 1 17 0 17
06 7 1 1 1 1 1 1 13 0 13

 
 
 
  
 
 















平成23年度の難関私立大学の合格者数は、11人となっています。早稲田大学に合格しています。
平成21年度延べ17人で、実数は14人となっています。
この14人全員が現役合格者で、このうち9人が進学しています。
早稲田大学の合格者は、進学していませんので、京都大学などとの併願者と考えられます。
早稲田大学以外の関東の難関大学合格者は全員進学していますが、関西の難関大学合格者5人中1しか進学していません。関西の難関大学合格者は、国公立大学との併願者(センター試験入試)か関東の難関大学との併願者と考えられます。


鹿児島純心女子高校難関私立大学合格実績  
 1段目 延べ合格者数  2段目 実合格者数  ( )現役合格者数   【】現役進学者数
大学名




























西

西








15 9 6 1 1 1
14
13
12 13 4 4 1 1 1 2
11 11 1 4 1 1 1 1 1 1
10 167 9
8

【6】
4
4

【4】
1

【1】
2 1
09 175 17
14
(14)
【9】
1
1
(1)
【0】
5
5
(5)
【5】
1
1
(1)
【1】
4
2
(2)
【2】
1
1
(1)
【1】
2
1
(1)
【0】
1
1
(1)
【0】
2
2
(2)
【0】

04.23.20:26

平成27年度鹿児島情報高校の大学合格実績

今回は、鹿児島情報高校の大学合格実績を掲載します。
鹿児島情報高校のホームページでは以下のように掲載されています。


(ウィキペディア)
  • 大学進学に力を入れるため、2004年(平成16年)にe-プレップ科、2005年(平成17年度)には普通科、プレップ科の創設など、普通科系の学科の創設を行った。それに伴い、二学期に行われていた文化祭を一学期に移行するなど、行事を見直している。
  • e-プレップ科は実践的な英語教育に特化しており、TOEIC試験では950というハイスコアを出す生徒もいる。
  • 生徒は鹿児島市内の谷山地区の中学校を中心に、薩摩川内市日置市指宿市南さつま市姶良郡及び霧島市といった地区の中学校からも入学する。大隅半島及び、離島から入学してくる生徒もいる。県外から入学してくる生徒が、近年は増加傾向にある。
(分析結果)
e-プレップ科の1期生が卒業した平成19年度(2007年度)国公立大学合格の実績(6人)が出て、翌年度の平成20年度には普通科・プレップ科の1期生が卒業し、大幅に合格実績(21人)を伸ばした。

平成21年度は、難関大学の大阪大外国語学部に2人合格するなど着実に合格実績(23人)を作っています。
外国語に力をいれるなど特徴ある授業を展開し、今回の実績になったものと考えます。

平成22年度は、28人が国公立大学に合格しています。推薦入試の合格者数が10人となり、このうち6人が情報系特進コース です。大阪大学に2年連続で1人が合格しています。

平成23年度は、32人が国公立大学に合格しています。一橋大学に推薦入試で合格者1人がでました。推薦入試のハードルは高く、専門学科枠では全国で過去も含め唯一の合格者で、画期的です。

平成24年度は、25人が国公立大学に合格しています。難関国立大の合格はありませんでした。

平成25年度は、大分大学医学部医学科に1人合格し、国公立大学に最近では最高の34人が合格しました。

普通科系のほか、専門学科からの大学進学も伸ばすなど資格取得と進学をうまく結びつけている印象です。
理系学部の合格実績の増加が全体の合格者数増加につながっています。

平成26年度は、33人が国公立大学に合格し、大阪大に1人合格しています。

平成27年度は、20人が国公立大学に合格していますが、難関国公立大学の合格実績はありません。

鹿児島情報高校の大学合格実績  e-プレップ科(6期生)、普通科、プレップ科(5期生)



















































鹿


鹿
























15 9 1 2 12 8 20
14 1 1 14 1 6 23 10 33
13 1 1 4 1 13 1 3 24 11 34 1
12 1 1 9 1 5 17 8 25
11 1 1 2 6 1 1 6 18 14 32
10 1 1 2 2 14 1 1 22 6 28
09 2 1 1 1 10 1 1 17 6 23
08 1 1 1 1 7 11 10 21
07 1 1 1 3 3 6


 難関私立大13大学の合格者数は、平成27年度7人、平成26年度15人、平成25年度21人(平成24年度7人)となっています。
同一の難関大学の併願合格者は不明です。
また、現役の合格者も不明です。

鹿児島情報高校難関私立大学合格者数






























西

西








15 7 2 2 2 1
14 15 2 1 1 2 1 3 1 2 1 1
13 21 5 2 2 3 2 2 1 2 2
12 7 1 1 2 3
11 19 1 1 2 1 1 4 1 2 2 1 2 1
10 10 1 1 1 2 2 1 2
09 8 1 1 1 1 1 1 2

04.18.20:52

平成27年度志学館高等部国公立大学合格実績

平成27年4月15日、平成27年度大学合格実績が志学館高等部ホームページに公表されましたので掲載します。
ホームページでの掲載が例年に比較して早いことから、志学館高等部としても平成27年度の大学実績は自信を持って評価できる内容であったことを表している思われます。

平成27年度は、国公立大学医学部に20人とここ9年で最高の合格者数で、東京医科歯科大1人、九大3人と内容的にも素晴らしいものです。また、鹿児島大学医学部医学科も12人の合格者を出しています。
また、東大1人、京大1人、東京工業大1人、大阪大1人、九大6人(うち医学部医学科3人)と医学科以外の難関大学に合格者を出しています。
平成20年度と同レベルまで実績を伸ばしました。国公立大学合格者数では平成20年度を下回っていますが、卒業生数の割合から見ると同等の評価と言えるでしょう。

平成26年度は、国公立大学医学部に11人、東京大1人、大阪大1人、九大5人、鹿児島大16人など国公立大学に42人が合格しています。

平成25年度は、国公立大学医学部に11人、一橋大1人、名古屋大1人、九大9人(うち医学部1人)、鹿児島大20人など国公立大学に45人が合格しています。

平成24年度は、国公立大学医学部に10人、京都大1人、大阪大1人、九大4人(うち医学部1人)、鹿児島大17人など国公立大学合格者数は39人となっています。

平成23年度は、国公立大学医学部に11人、東京大2人、一橋大2人、大阪大1人、九大2人、鹿児島大20人など国公立大学合格者数は42人となっています。

平成22年度に比較して国公立大学医学部医学科の合格者は6人減少したことが、高校側の評価が低くなり、平成23年度の実績の公開が遅くなったのではないかと思われます。

平成22年度と比較すると、卒業生数が102人から104人に2人増加しており、国公立大の合格者数は50人から42人に減少しており、卒業生数で合格者数を割ると40.4%と若干低くなっています。
前年度卒業生の浪人生も合格者に含まれていますので、質・量とも進学実績としては低下したのではないかと思います。

平成22年度は、国公立大学医学部に17人、東京大学2人、京都大学1人、大阪大1人、九大3人、鹿児島大21人など国公立大学合格者数は50人となっています。

平成21年度に比較して国公立大学医学部医学科の合格者は1人増、東京大学2人、京都大学1人と合格実績としては向上したと見えます。

このほか、防衛医科大学校に2人合格しています。

平成21年度は、国公立大学医学部に16人、一橋大1人、東北大1人、九大6人、鹿児島大22人など国公立大学合格者数は54人となっています。

難関私立大学の合格者数は、平成24年度52人となっています。

平成21年度の難関私立大学合格者数は延べ合格者数は71人で、同一大学の重複合格を除いた実合格者数は57人、そのうち36人が現役合格で、現役進学者は11人となっています。
早稲田大学の実合格者数は8人とも現役合格者で、そのうち4人が進学しています。
慶応大学の実合格者数は5人でそのうち4人が現役合格者で2人が進学しています。

志学館高等部の国公立大学合格実績




























































鹿




















15 119 1 1 1 1 6 1 1 1 1 1 1 1 27 10 54 5 59 20
14 113 1 1 5 1 1 5 1 16 5 36 6 42 11
13 108 1 1 9 1 1 2 1 3 1 20 2 40 3 45 11
12 117 1 1 4 1 2 1 1 17 11 39 0 39 10
11 104 2 2 1 2 1 1 1 2 3 1 20 6 42 0 42 11
10 102 2 1 1 3 1 1 1 1 2 7 1 21 6 48 2 50 17
09 103 1 1 6 3 1 1 2 2 2 3 1 22 5 50 4 54 16
08 141 1 2 1 4 5 1 2 4 4 5 2 26 5 63 7 70 16
07 113 1 2 1 1 1 8 1 1 1 1 8 1 13 5 45 2 47 9

 
国公立大学医学部

大 学 名 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
合 計 16 16 17 11 10 11 11 20
大阪大
九州大
東京医科
歯科大
京都府立
医科大
神戸大
広島大
熊本大
長崎大
鹿児島大 10 10 12
大分大
宮崎大
佐賀大
岐阜大
岡山大
島根大
信州大


有名私立大学には50人から70人が合格していますが、現役で10人程度が進学しているようです。


私立大学現役進学実績  

1段目 延べ合格者数 2段目 実合格者数( )現役合格者数【 】現役進学者数






























西

西








15 119 68 11 4 1 3 7 3 7 6 5 1 4 16
14 113 51 5 3 1 8 10 2 2 6 1 2 5 1 5
13 108 65 5 8 4 4 6 4 4 2 5 2 8 13
12 117 52 8 1 5 5 11 2 3 4 2 2 2 7
11 104 68 16 4 3 8 5 10 3 3 1 3 12
10 102 48
41

【8】
4
4

【3】
8
8

【1】
2
2
4
4

【1】
5
3
2
1
5
5

【1】
3
2

【1】
1
1

【1】
1
1
5
5
8
5

【2】
09 103 71
57
(36)
【11】
8
6
(8)
【4】
6
5
(4)
【2】
5
5
(0)
【0
8
6

【1】
5
5
5
4

【1】
6
5
3
2

【1】
8
6
(5)
【2】
17
13
(7)
【0】

04.09.18:36

平成27年度池田学園池田高校の国公立大学合格実績

平成27年度池田学園池田高校の国公立大学合格実績を掲載します。
本年度は、ホームページがリニューアルされ主要な国公立大学の合格実績が掲載されています。

平成27年度は、鹿児島大の合格者が8人と一桁台となっています。また、国公立大学の合格者が16人と少なくなっています。
また、平成26年度は国公立医学部医学科4人合格しており、九大、長崎大、鹿大、琉球大に各1人づつ合格しています。
平成27年度の国公立大学医学部医学科の合格実績はありませんでした。

      

池田学園池田高校の国立大学合格者数



















































熊本大

鹿




















15 65 1 1 8 6 16 1 17
14 71 1 1 1 3 7 7 20 4 24 4
13 2 1 3 7 5 18 3 21 2
12 1 3 1 12 10 27 6 33 5
11 107 1 1 1 1 1 1 8 4 18 3 21 3
10 111 1 1 1 1 25 4 33 3 36 7
09 135 1 1 2 1 2 1 1 2 2 18 1 32 2 34 5
08 100 3 1 2 1 1 2 3 21 2 36 4 40 9
07 138 2 1 3 1 1 1 1 1 1 2 20 3 37 2 39 3


 
私立大学合格実績
年度




























西

西








備 考
15 24 2 2 4 4 2 2 1 1 6
14 71
13
12
11 107 25 3 1 1 4 4 2 3 7
10 111 27
25

【11】
5
5
(3)
【2】
2
2
(1)
【1】
2
2
(1)
3
3

2
2

1
1

【1】
4
3

【2】
2
2

【1】
1
1

1
1
(1)
【1】
5
4
(3)
【3】
09 135 20
19
(14) 
【6】
 3
2
(2)
【1】

2
(1)
 【0】
 
1
(1)
【0】
3
3
(2)
【1】
2
2
(2)
【2 
 1
1
(1)
【0】
2
2
(2)
【2】
1
1
(1)
【0】
1
1
(1)
【1】
2
2
(0)
【0】
2
2
(1)
【0】
1段目 延べ合格者数 2段目 実合格者数 ( )現役合格者数 【】現役進学者数

04.05.11:38

平成27年度鹿児島高校の国公立大学合格実績

鹿児島高校の大学合格実績を掲載します。

平成27年度の国公立大学の合格者数は29人(平成26年度34人、平成25年度39人、平成26年度30人、平成23年度26人、平成22年度31人、平成21年度37人)です。

九大以上の大学の合格者は、2005年度出て以降、4年間出ていませんでしたが、平成22年度九州大学に1人現役合格しています。平成23年度は、大阪大学2人、九大1人と増加しています。
平成24年度は難関国公立大学の合格者はいませんが、自治医科大に1人合格しています。
平成25年度、平成26年度は、難関国立大学の合格者はいませんでしたが、平成27年度は九大に1人合格しました。

国公立大学の合格者数は、近年では平成19年度がピークとなり、ここ2年はほぼ同数程度となっていましたが、平成22年度は前年度に比較して6人減少しています。
平成23年度は、さらに5人減少していますが、難関大学に3人合格しており学力面では質的向上があります。
h平成24年度以降は、29人~39人で推移しています。

平成21年度、英数科に特待生を集めた特進コースを設置しており、1回生は10人が入学し、2年次英数コースから3人転コースして13人が受験して平成24年度の実績が期待されましたが、難関大学への合格者は出ていません。
浪人して難関大学を目指していることも想定されましたが、平成25年度、平成26年度とも難関国公立大学実績がありません。

鹿児島市内の私立高校で、特待生のみで構成するコースは、樟南高校普通科文理コース、鹿児島実業高校文理科文理コースがあり、受験生にとっては選択枝が広がりましたが、難関大学の実績が欲しいところです。


鹿児島高校国公立大学合格実績

年度














































鹿


鹿


















16
15 1 1 2 1 1 15 21 8 29
14 1 1 3 23 1 2 31 3 34
13 2 1 1 18 2 2 6 32 7 39
12 1 1 1 1 1 12 3 20 10 30
11 2 1 1 1 2 12 2 21 5 26
10 1 1 1 1 22 2 28 3 31
09 1 1 1 1 1 1 20 1 4 31 6 37
08 1 1 2 1 1 3 20 1 2 2 34 1 35
07 1 1 1 2 2 1 2 25

1
2 2 1 1 41 6 47 1
06 1 1 21 1 1 1 26 5 31
05 1 1 1 2 12 4 2 23 3 26
04 1 1 1 2 1 1 16 1 2 2 3 31 4 35




































































鹿


鹿









国立大
公立大
国公立大
15 1 1 2 1 1 15 21 8 29
14 1 1 1 3 23 1 31 3 34
13 2 1 1 1 18 2 2 32 7 39
12 1 1 1 1 1 1 12 2 20 10 30
11 2 1 1 1 1 1 2 12 21 5 26
10 1 1 1 1 22 2 28 3 31
09 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 20 1 31 6 37
08 1 1 1 1 2 1 1 3 20 1 2 34 1 35
07 1 1 1 2 1 2 1 2 25

1
2 2 1 41 6 47
06 1 1 1 21 1 1 26 5 31
05 1 1 1 2 12 4 23 3 26
04 1 1 1 2 2 1 1 16 1 2 2 31 4 35




私立大学合格実績

年度




























西

西








備 考
15 13 2 2 2 1 1 1 4
14 12 1 1 1 1 1 7
13 19 1 1 1 1 2 1 5 7
12 22 4 1 4 3 2 3 2 3
11 14 1 3 3 1 1 1 4
10 3 2 1
09 18 1 4 4 4 2 1 2

 

04.04.21:20

平成27年度樟南高校・鹿児島実業高校の国公立大学合格実績

平成27年度の樟南高校と鹿児島実業高校の大学合格実績を掲載しましたが、平成19年度以降の両校の国公立大学合格実績を比較してみました。
 

国公立高校を目指す樟南高校の普通科(文理コース・英数コース)と鹿児島実業高校の文理科(文理コース、英数コース)の入学者数が異なるため一概に比較することは難しいのですが、樟南高校と鹿児島実業を単純に比較すると、以下のようになります。

国公立大学合格者数(平成19年度~27年度)
樟南高校      625人
鹿児島実業高校   328人(樟南高校合格者数の52.5%)

難関国公立大学(平成19年度~27年度)
樟南高校       58人
鹿児島実業高校    30人(樟南高校合格者数の51.7%)

平成19年度~平成27年度の難関大学合格者
樟南高校58人(国公立大学合格者数625人)
東大6、京大2、熊本医1、鹿大医4、東工大1、一橋大1、阪大4、九大37、東京医科歯科大1、
神戸大1


鹿児島実業30人(国公立大学合格者数328人)

京大1、鹿大医6、東工大2、阪大3、名大2、九大15、神戸大1

  
ベネッセコーポレーションの学力到達度ゾーンで区分しています。
S1・・・・東大・京大・国公立大学医学部医学科
S2・・・・東工大、一橋大、阪大
S3・・・・東北大、名大、九大、神戸大・・・・・・・・・難関国公立大学
A1・・・・北大、筑波大、広大、熊大、首都大学東京
A2・・・・長崎大、鹿大、福岡県立大
A3・・・・大分大、宮崎大、北九州大、熊本県立大
B1・・・・佐賀大、琉球大、長崎県立大
B2・・・・名桜大

樟南高校
 


   
   

 
 
鹿児島実業高校
  


    
  

04.02.20:26

平成27年度鹿児島実業高校の国公立大学合格実績

鹿児島実業高校の大学合格実績を掲載します。

平成27年度の合格実績が高校ホームページで公表されました。
平成27年度は、鹿児島大学9人(医学科1人)など国公立大学合格者数は25人となっています。高校のホームページでは、医学部医学科に8年連続合格と掲載されていますが、平成24年度は防衛医科大(あるいは産業医大)、平成26年度は私立の福岡大学です。

(平成26年度)
平成26年度は、鹿児島大16人(平成25年度15人)など国公立大学合格者数は35人(平成25年度33人)で昨年と比較して2人増加しています。
平成26年度国公立大学合格者35人の合格者には、文理科・普通学科34人、総合学科1人(鹿屋体育大)となっています。
  難関大学国立大学には、九大3人が合格しています。

(平成25年度)
平成25年度は、鹿児島大13人(平成24年度27人)など国公立大学合格者数は33人(平成24年度37人)で昨年と比較して4人減少しています。
平成25年度国公立大学合格者33人の合格者のうち普通科7人、文理科26人となっています。
普通科からの合格者数が7人と平成24年度10人に引き続き安定した合格者を出しています。推薦入試によるものが多いと考えられます。鹿大に3人合格しています。
難関大学国立大学には、京大1人、名大1人、鹿大医学部医学科1人の3人が合格しています。
 
(平成24年度)
平成24年度は、鹿児島大15人(平成23年度27人)など国公立大学合格者数は37人(平成23年度52人)で昨年と比較して15人減少しています。
これは、文理科の卒業生数が昨年の80人から51人に減少していることも一因です。
平成24年度国公立大学合格者37人の合格者のうち普通科10人、総合学科1人(鹿屋体育大1人)、文理科26人となっています。
普通科からの合格者数が昨年の3人から10人に増加しています。このうち6人は鹿児島大学に合格しています。昨年鹿児島大学に合格者が出ていないため、実績が上昇しています。
総合学科からの合格者数は、昨年の4人から1人に減少しています。鹿屋体育大学への進学が主なものとなっています。
難関大学国立大学には、阪大2人、名大1人、九大2人の5人が合格しています。

(平成23年度)
平成23年度は、鹿児島大27人(平成22年度16人)など国公立大学合格者数は52人(平成22年度34人)となっていますが、過去5年間で平成20年度の54人についで合格者が多い年でした。
平成23年度52人の合格者のうち普通科3人、総合学科4人(うち鹿屋体育大3人)、文理科45人となっています。
難関大学国立大学には、東工大1人、九大1人、鹿大医学部1人の3人が合格しています。
現役合格は九大1人で、東工大、鹿大医学部1人は浪人生です。

難関私立大学の合格者数は14人で過去3カ年では最も多く、早稲田大に2人が合格しています。

(平成22年度)
平成21年度は、文理科の高校入学時の学力からすると、もっと多くの合格者数が出てもいいところですが、浪人する学生が多く、平成22年度合格者数が増加する可能性があると予想していました。

九州大学の合格者は、平成20年度と同じ3人が合格していますが、そのうち2人は浪人生です。
熊本大学医学部医学科に1人合格しています。

鹿児島実業高校は、1995年に文理科が設置され、1998年3月に1期生が卒業しています。

2011年3月卒業生は、14回生となりますが、東大の合格実績は、過去にはありません。
文理科は、全員特待生の文理コースと英数コースに区分されています。
文理科の生徒数は、定員枠80人に対して、平成23年3月の卒業生数は80人(入学時文理コース40人、英数コース40人、2年次3クラス編成)、平成24年度卒業生数は51人(入学時文理コース21人、英数コース30人、2年次3クラス編成)となっていますが、来年度卒業生数は90人との情報もあります。

鹿児島実業高校文理科入学者数
入学年度 文理コース 英数コース
平成20年度 40 40 80
平成21年度 21 30 51
平成22年度 不明 不明 (90)
平成23年度 24 29 53
平成24年度 19 37 56
平成25年度 56 66 122
2年次に1年の成績により文理コース・英数コースのクラス編成を実施


平成20年度の国公立大学進学者は、文理コースで現役合格率81%、普通科は14人が合格しています。
平成20年度の国公立大学の合格者数は54人であることから、文理科の合格者数は40人となり、国公立大学を49人受験したことになります。

文理コースは、高校入試時は、鶴丸高校・甲南高校に合格するレベルの学力が必要とされています。

鹿児島実業高校の国公立大学合格実績 (  )は現役合格者数




























































熊本大

鹿




















15 1 1 1 2 1 9
医1
5 20 5 25 1
14 3 1 1 6 16 6 33 2 35
13 1 1 1 2 2 3 13 6 29 4 33 1
12 21 30 2 1 2 1 1 1 1 1 3 15 3 31 6 37
11 40 40 1 1 2 1 5 1 27
医1
8 46 6 52 1
10 3
(1)
1 1 1 4

1
1 16 2 28 6 34 1
09 1 1 3 17
医1
1 23 10 33 1
08 3 1 1 1 1 1 1

1
1 1 3 2 24 7 47 7 54 1
07 1 1 1 1 1 2 1 2 3 15 8 36 4 40

 難関私立大学合格実績 第1段 延べ合格者数  第2段 実合格者数 第3段 (  )現役合格者数
年度




























西

西








H27年度 6 1 1 2 2
H26年度 13 1 1 1 1 1 1 2 5
H25年度 13 1 1 2 2 2 1 1 3
H24年度 15 4 3 2 2 3 1 3
H23年度 14 2 1 1 1 1 2 6
H22年度 6
6
2
2
2
2
2
2
H21年度 11
11
(10)
H20年度
H19年度
H18年度
者は、商業科の珠算全一の学生の推薦合格者です。役合格者数

03.30.09:31

平成27年度樟南高校の国公立大学合格実績

平成27年度大学合格実績が、各高校のホームページや週刊誌に掲載されるようになりました。
今回から各高校の大学合格実績について掲載します。

第1回目は、樟南高校です。
平成27年度は期待されましたが、九大2人と以外な結果でした。
従来ですと東大合格者発表日の3月10日には高校のホームページが更新され、国公立大学進学実績を掲載するのですが、今年は遅く、高校側も満足できない結果だったようです。

現役時代は、文理コースでは推薦を出しません。これは、クラス内の雰囲気を大切にするためで、推薦合格者がいるとクラス全体の集中力がなくなるためということらしいです。

 過去に遡ると、平成23年3月の卒業生は、平成20年度高校入試組です。平成20年度の高校入試は、鶴丸高校の志願倍率が近年の中でもっとも高く、また、入試問題の易化によって公立高校入試の平均点が最も高くなったため、学力の識別ができず、単純ミス等によって優秀な学生が不合格となるなど鶴丸高校では110人が不合格となりました。

鶴丸高校を不合格となった者のうち樟南高校文理科に進学する者が多くいて、また、この年から文理・英数コースでも推薦入試が行われるようになった結果、優秀な学生が集まり、進研模試の平均点では鶴丸高校を上回っていました。

したがって、この学生が受験する平成23年度大学入試では合格実績が伸びるのではないかと想定していましたが、難関大学の現役合格者数は例年並みであったように思われます。
各年度の実績をみると1割から2割程度が浪人することとなっていますが、この中に東大、京大等を受験した学力上位層の学生が含まれていると考えられました。

このため、平成24年度は、浪人生を中心として2年連続で東大合格者を出す可能性があると考えていました。
東大には、浪人生が文理コース2人、英数コース1人が受験しましたが、3人とも合格しています。
しかも、理系人気で特に難化した理科Ⅰ類に男子2人(文理コース、英数コースそれぞれ1人)合格しています。文Ⅲには文転した女子(文理コース)が合格しています。

一方、難関私立大学の合格者数は20人と昨年の41人より減少しましたが文理コースの現役生が少なかったことも影響しています。早稲田大2人(昨年5人)、慶応大学1人(昨年1人)となっています。なお、現役、浪人生の合格数をみると平成23年3月卒業生の学力の高さを証明しているとも言えます。
言い換えれば、中高一貫教育校に比べると受験体制への移行が遅いことから東大、京大への現役合格は困難なものの、浪人すれば合格の可能性がかなり高まるようです。

このようなことから、平成24年度も東大、京大の実績を残す可能性があると一年前に書きましたがそのとおりとなりました。

各年度別の卒業生の難関国立大学(S3以上)の合格率は、浪人生も含めると10%程度から27.6%まで高まっています。

(平成24年3月卒業生)
平成24年度の実績をみると難関国立大学合格者数は東大3人、一橋大1人、阪大1人、九大4人の9人となっています。
このうち現役は九大4人で、東大は3人とも浪人生です。一橋大、阪大の1人づつは現役です。
このうち東大理Ⅰの1人が英数コースで、そのほか2人が文理コースです。

英数コースは、最近合格実績を伸ばしており、鹿児島大合格者34人中18人を占めるとともに、筑波大学、広島大学にも合格者を出しています。
また、それまで難関国立大学では九大の合格者もいませんでしたが、それを飛び越えて東大合格者を出すなど過去の歴史を塗り替えました。


(平成23年3月卒業生)
平成23年度の実績をみると、難関国立大学の合格者数は東大1人、京大1人、東工大1人、阪大2人、九大6人、国立大医学部医学科2人(熊本大、鹿児島大)の13人となっています。
このうち現役は東工大1人、阪大1人、九大6人の8人で、東大、京大、阪大の各1人と医学部医学科2人の5人は浪人生となっています。全員、文理コースの学生です。
現役合格者数は現段階ではわかりませんが、過去の現役合格率は80%~90%であることから現役合格者数は42人~47人になると想定され、浪人は5人~10人であると推測されます。

過去の合格実績をみると浪人生の難関大学合格実績が多いことがわかります。
つまり、学校、学生、保護者とも現役合格に必ずしもこだわっている訳ではなく、卒業生の1~2割以上はチャレンジしていることとなります。

したがって、平成23年3月卒業生52人のうち、5人~10人程度が東大、京大、阪大、九大等を含めてチャレンジして浪人しているものと想定されます。

(平成22年3月卒業生)
平成22年3月の卒業生数は29人で現役合格者は26人で現役合格率は89.7%となっています。浪人生は卒業生29人から現役合格者26人を差し引いた3人ということとなりますが、平成23年度浪人して東大、京大、阪大、熊本大医学部、鹿大医学部にそれぞれ1人づつ合計で5人が合格しています。
つまり、浪人の合格者が2人多くなっていますが、現役合格者26人のうち2人が浪人したものと想定されます。

平成22年度は、九大4人、鹿児島大27人など国公立大学合格者数は63人となっています。
鹿児島大学医学部医学科は、後期日程で1人合格し、計2人合格しています。

平成21年度は、九大10人、鹿児島大44人など国公立大学合格者数は最多の90人でした。
平成22年度の国公立大学の合格者数が減少した理由は、本年度の文理コースの卒業生数が少なかったこと(29人)、昨年度の文理コースの卒業生の現役合格率が高く浪人生が少なかったこと(5人)などが要因となっているようです。


  • 1995年4月 - 普通科(文理コース・普通コース・体育コース)、商業科、工業科(機械工学コース・電気工学コース・自動車工学コース)に学科改編。
  • 1997年4月 - 普通科に英数コースを設置。
今年、文理コースは15回生が、英数コースは13回生が卒業しました。

06文理コース  54人中47人が国公立大学に合格(合格率87%)

各コース別国公立大学現役合格者数      (   )は、現役・浪人含み
コース名 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
文理コース 41 26 46 (35)   (52)
英数コース 24 25 29 (42) (29)

樟南高校文理コースの国公立大学合格実績     【 】は国公立大志望 ( )は現役合格率
区  分 卒業
生数
現役合格 浪人合格 難関大学
合格者数
備 考
H27年
3月卒業
55 九大1
H26年
3月卒業
京大1、九大1 H27 九大1 3
H25年
3月卒業
H25九大5 H26 東大1 6
H24年
3月卒業
31 H24一橋大1、阪大1
九大4
6
19.4%
H23年
3月卒業
52 46
(現役合格88.5%)

H23東工大1、阪大1 
九大6
6
 H24 東大2、鹿大医医1
(外数 英数 東大1)
10
19.2%
現役時東工大に
合格した1人は
浪人して北九州
予備校から
平成24年度東大
に合格した。
H22年
3月卒業
29 26
(現役合格89.7%)
H22 九大3
3→5
H23 東大1、京大1、阪大1、
熊大医・医1、鹿大医・医1
8
27.6%
現役合格者の
うち2人は
浪人した模様
H21年
3月卒業
47
【46】
41
(現役合格89.1%)
H21 九大6
5
H22 九大1、
鹿大医・医2、他2
11
23.4%
1人は私立大学
専願
H20年
3月卒業
54 44
(現役合格81.5%)
H20 九大0
10
H21 九大4、
熊大医・医1、他5
5
9.3%
H19年
3月卒業
27 不明
H19 東大1
不明
H20 九大2
3
11.1%
H18年
3月卒業
54 47
(現役合格87.0%)

 
樟南高校の国公立大学合格実績
鹿児
琉球大

の他の国立大
公立大計
国公立大
うち医学部
15
55 71 2 1 1 1 5 1 4 1 35 3 10 64 17 81
14
1 1 1 1 5 1 24 1 7 42 8 50
13
 
5 1 3 2 3 4 34 2 8 62 15 77 1
12
3
(0)
1
(0)
1 4
(4)
1 2 1 1 3 2 34 2 5 60 17 77
11
52 78 1
(0)
1
(0)
1 2
(1)
6
(6)
1 1 1 1 5 2 1 1 4 6 34 6 74 17 91 2
(0)
10
29
74
4
(3)
1 2 4 2 25 1 8 47 16 63

2(0)

09
47
76
10
(6)
1 1 1 1 1 3 1 2 3 4 5 44 2 6 85 5 90 1
08
54
 
2 2 1 1 1 1 1 2 2 4 4 3 5 23 1 6 59 9 68
07
27
1 1 3 1 1 1 3 16 2 29
06
54
85 1 1 8 1 3 2 1 4 1 4 1 29 1 8 65 15 80 2
05
 
 
04
2 1 1 1 3 2 2 2 1 14 7 36 1
   

難関私立大学合格実績    第1段 延べ合格者数  第2段 実合格者数 第3段 (  )現役合格者数
年度




























西

西








H27年度 14 2 1 1 1 3 6
H26年度
H25年度
H24年度 20 2 1 5 2 5 1 1 3
H23年度 41 5 1 1 5 1 9 3 1 1 4 10
H22年度 8 1 2 1 4
H21年度 15
15
(10)
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
2
1
1
2
2
4
4
H20年度 4 2 1 1
H19年度 1 1
H18年度 8 2 1 1 2 1 1

の早稲田大学の合格者は、商業科の珠算全一の学生の推薦合格者です。
平成22年度私立大学現役進学実績  
 平成21年度 1段目 延べ合格者数  2段目 実合格者数  ( )現役合格者数   【】現役進学者数

03.12.20:02

鹿児島県内私立高校の国公立大学実績

私立高校のホームページでは、毎年東大前期合格発表日の3月10日に国公立大学合格実績が公表されるのですが、今年はあまり公表している高校は少ないようです。

特に、楠南高校、鹿児島実業高校は毎年早く、ホームページに掲載されているのですが、現在まで公表されていません。

私立高校においては、合格実績がいい場合は早めに公表、悪い場合は遅めに公表し、公立高校不合格者組の入学を狙っているようです。

03.10.23:57

平成27年度国公立大学合格発表

国公立大学の前期の合格発表は、本日3月10日の東大、京大を最後に発表が終了しました。

ラ・サール高校の東大合格者数は23人で、そのうち現役合格者数は15人です。
理Ⅲには、浪人が1人合格しています。

後期合格者が出ないと、1966年の22人に次ぐ少なさになります。

その他の高校は以下のとおりです。
鶴丸高校     10人
鹿児島玉龍高校   1人
志学館高等部    1人

鹿児島玉龍高校は、4年連続で1人合格者を出しています。
甲南高校は、現役生が3人受験しましたが、合格者は出ませんでした。

02.23.23:39

鹿児島高校の国公立大学合格実績

今回は、鹿児島高校の国公立大学の合格実績について問い合わせがありましたので調べてみました。
国公立高校を目指す鹿児島高校の英数科(特進コース、英数コース)、鹿児島実業高校の文理科(文理コース、英数コース)と樟南高校の普通科(文理コース・英数コース)の入学者数が異なるため一概に比較することは難しいのですが、合格者数は、樟南高校、鹿児島実業、鹿児島高校の順となっています。
 
ベネッセコーポレーションの学力到達度ゾーンで区分しています。
S1・・・・東大・京大・国公立大学医学部医学科
S2・・・・東工大、一橋大、阪大
S3・・・・東北大、名大、九大、神戸大
A1・・・・北大、筑波大、広大、熊大、首都大学東京
A2・・・・長崎大、鹿大、福岡県立大
A3・・・・大分大、宮崎大、北九州大、熊本県立大
B1・・・・佐賀大、琉球大、長崎県立大
B2・・・・名桜大

平成19年度~平成26年度の難関大学合格者
鹿児島高校5人(国公立大学合格者数279人)
鹿大医1、阪大2、九大2

国公立大学合格実績    樟南545人、鹿児島実業303人、鹿児島279人
難関国公立大学合格実績  樟南 56人、鹿児島実業 28人、鹿児島  5人



02.22.16:24

鹿児島実業高校と楠南高校の国公立大学合格実績

公立高校入試もあと2週間程度となりました。

今回は、鹿児島実業高校と樟南高校の最近の国公立大学の合格実績を比較してみました。
国公立高校を目指す鹿児島実業高校の文理科(文理コース、英数コース)と樟南高校の普通科(文理コース・英数コース)の入学者数が異なるため一概に比較することは難しいのですが、樟南高校の合格者数のほうが鹿児島実業に比較して、難関大学では約倍になっています。
 
ベネッセコーポレーションの学力到達度ゾーンで区分しています。
S1・・・・東大・京大・国公立大学医学部医学科
S2・・・・東工大、一橋大、阪大
S3・・・・東北大、名大、九大、神戸大
A1・・・・北大、筑波大、広大、熊大、首都大学東京
A2・・・・長崎大、鹿大、福岡県立大
A3・・・・大分大、宮崎大、北九州大、熊本県立大
B1・・・・佐賀大、琉球大、長崎県立大
B2・・・・名桜大

平成19年度~平成26年度の難関大学合格者
鹿児島実業28人(国公立大学合格者数303人)
京大1、鹿大医5、東工大2、阪大3、名大2、九大14、神戸大1


  
   

 
樟南高校56人(国公立大学合格者数545人)
東大6、京大2、熊本医1、鹿大医4、東工大1、一橋大1、阪大4、九大35、東京医科歯科大1、神戸大1
  
    
  

02.14.00:22

平成27年度東大入試第一次選抜

2012・2014・2015年度の鹿児島県内高校の東大入試について掲載します。
東大入試では、学科別に二次試験の受験者数を2.5倍から4倍の倍率に絞るために、センター試験の得点で第一次選抜が実施されます。

この第一次選抜の合格者を鹿児島県内のセンター試験会場14会場について集計すると下表のとおりとなります。
試験コードの上2ケタの11は国立大学の試験会場、上1ケタの3は私立大学の試験会場を示しています。

したがって、上4ケタの1197は鹿児島大学、1198は鹿屋体育大を示しています。
  
 2015年度は、文科三類は足切がなかったため、合格者数がわからないため、ここでは2012年度、2014年の文科三類の合格者数の平均20人が合格したと仮定して試算してみました。 

センター試験を鹿児島大学・志学館大学で受験した者は、2014年度91人(2012年度 130人)が東大の第一次選抜に合格し、鹿児島国際大学、第一工業大学、鹿児島純心女子大学で受験した者は、7人(20人)が合格しており、合計で98人(150人)が合格したこととなります。

2015年度は文科三類の合格者数がわからないため、集計できません。
このほか、ラ・サール高校などの浪人生は他県にある実家の試験会場で受験している者がいるものと想定されます。


県内の会場から1次選抜の合格者数は、2012年150人、2014年98人に減少していましたが、2015年度は142人まで回復したのではないかと思います。
 
この理由は、2012年度のセンター試験の平均点は、2014年度に比較して5教科7科目の平均点は理系で21点程度低かったことや東大受験を敬遠したことが挙げられます。
    
東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)   (   )は、2012年、2014年の平均とした場合
年度 文科
一類
文科
二類
文科
三類
小計 理科
一類
理科
二類
理科
三類
小計 合計  
2012 21 16 21 58 47 28 17 92 150
2014 12 10 18 40 29 28 9 58 98
2015 26 12 (20) (58) 37 32 15 84 (142)

 
 2012年度は第一次選抜の合格者数150人に対して最終合格者数49人となっており、2014年度は
第一次選抜の合格者数98人に対して最終合格者数60人と逆に多くなっています。

 ラ・サール高校の浪人生は、親元から受験する場合があることから、県外のセンター試験会場で受験しているケースがあり、そのまま相関は図ることはできませんが、2014年度は東大の合格可能性が高い受験者を除き、東大を回避した傾向があると思われます。

 鹿児島県内高校の東大合格者数
年度 ラ・サール 鶴丸 甲南 玉龍 大島 加治木 鹿屋 楠南 志学館 神村 鳳凰 合計
2012 30 12 1 1 3 1 1 49
2014 41 13 1 1 1 1 1 1 60
2015
 
平成24年度東大入試
試験実施大学 試験場名 志願者数 番号
鹿児島大学 鹿児島大学法文学部試験場 600
鹿児島大学教育センター試験場 250
鹿児島大学教育学部試験場 585
鹿児島大学理工系試験場 1290
鹿児島大学農学部試験場 730
鹿児島大学水産学部試験場 300
鹿児島大学医学部試験場 560
鹿児島大学歯学部試験場 250
志学館大学試験場 400
県立大島高等学校試験場 341
5306  
鹿屋体育大学 鹿屋体育大学試験場 540
鹿児島国際大学 鹿児島国際大学試験場 679
第一工業大学 第一工業大学試験場 465
鹿児島純心女子大学 鹿児島純心女子大学試験場 416


 2015年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
119701 2  1 3 4 2   6 9
119702         2 2 2 6 6
119703 4 2 2 8 8
119704 6 4 10 4 5 2 11  21
119705 19 13 5 37 37
119706   2 1   3 3
119707 4 3 7 7
119708 6 3    9   18
119709 4 4 4
119710 1             1
小計 23 11 34 35 25 11 71 105
119801             1
 397101           2   2
397001   1 2 1 3 4
397301 1 1 1 3 3 7 8
397801 2   2   2
小計 3 1 4 2 7 4 13 17
合計 26 12 38 37 32 15 84 122

2014年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
119701 1   1         1
119702            
119703  
119704 1    4 2 2 2  6 10
119705 6 19 14 8 7 29 48
119706   2  3 4 1    5 8
119707 2 1 8 11 6 5 11 22
119708          
119709 1 1 1
119710  1             1
小計 12 9 18 39 27 16 9 52 91
119801                  
                   
397001     1 1 1
397401   1 1 1 3   4 5
397801   1   1 1
小計 0 1 0 1 2 4 0 6 7
合計 12 10 18 40 29 28 9 58 98

 
2012年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
119701 1   2 3         3
119702           1   1 1
119703 2 2 3 7 2 1   3 10
119704                  
119705 1     1 3 1   4 5
119706                  
119707 6 2 7 15 12 6 2 20 35
119708         6 6   12 12
119709 9 9 8 26 16 9 13 38 64
119710                  
小計 19 13 20 52 39 24 15 78 130
119801                  
                   
397001 1     1 1 1 2 4 5
397401   1 1 2 4 1   5 7
397801 1 2   3 3 2   5 8
小計 2 3 1 6 8 4 2 14 20
合計 21 16 21 58 47 28 17 92 150

 

02.11.18:27

平成27年度東京大学入学試験第一次選抜状況

東大入試の第一次選抜の合格最低点等が本日発表されました。
志望者数の変動が大きく、合格最低点も大きく変動しています。

全体的に、センター試験の理系の得点が上昇したにもかかわらず、東大の出願数は少なく、東大離れ、安全志向、地元志向が進行しているように見えます。

文科一類は、法学部系の不人気で昨年は出願数が少なく、一次選抜が実施されなかったのですが、今年はわずかに出願者数が増加し、合格最低点は375点と非常に低い最低点(足切り点)となっていました。平成27年度は534点まで回復しています。

文科二類は、合格者最低点は2012年度670点、平成2013年度673点と安定していましたが、今年はセンター試験の平均点が上がったにも関わらず、合格最低点は617点まで下がっていましたが、平成27年度は652点まで上昇しました。

文科三類は、2013年度文科一類からの流入があり、合格最低点は707点まで上昇しましたが、2014年度はセンター試験の平均点が上がったものの657点と例年並の合格ラインとなっていました。平成27年度は、受験者数が減少し、第一次選抜は行われませんでした。

理科一類は、2012年度770点と最も高くなりましたが、2013年度はその反動で574点まで低下しましたが、平成2014年度は681点と上昇しましたが、例年に比較すると依然として低くなっていました。平成27年度は731点まで上昇しています。

理科二類は、2013年度の合格最低ラインは743点と理科一類同様高くなっていますが、2013年度、2014年度は理科一類を上回る合格最低点690点、714点と高くなっていました。平成27年度は708点と若干下降しました。

理科三類は、過去4年は合格最低点が減小傾向になっています。

01.27.23:37

国公立大学の出願について

センター試験も終わり、国公立大学の出願を検討されている時期かと思います。
基本的には、センター試験受験前までに、センター試験の得点結果に応じて、事前に志望大学を決定することが重要であると述べてきました。

これは、センター試験の平均点の中間報告があった時点で、平均点が上昇したか、下降したかによって、ある程度、志望校の得点分布を予想できると思います。

現時点で、前期日程の入試まで1か月を切った状況になっており、出願校を早めに決定していないと2次対策を始めることができません。

私の長男も、現役時代はセンター試験で国語を失敗し、思ったほどの得点がとれませんでした。
このため、当初800点を取れれば、東大を受験しようと考えていたようですが、それを大きく下回り、得点率8割の721点しか取れませんでした。

各予備校のセンターリサーチの結果によると、九大理学部でB判定となっていたため、学校との3者面談でも九大でやむを得ないのかなとの感じとなりました。

その後、このままでは悔いが残るのではないかと妻も同じ思いで、当時、二次試験の得点にセンター試験の得点を加味しない京大理学部を長男に検討させました。

最初は、九大でいいと若干投げやりな感じがありましたが、その後、思い直すようになり、最終的には出願提出期限ギリギリに京大理学部に出願し、後期は面接のみの九大理学部物理学科に出願しました。

2月5日が締め切りだったので、前期日程の入試まで3週間しかなく、癖のある京大の入試問題(二次試験)を勉強する時間を十分確保することができませんでした。

このようなことから、早い時期に出願校を決定する必要性を強く感じます。

結果的には、前期、後期とも不合格となったのですが、京大の得点開示では、数学以外の国語、英語、理科(物理、化学)とも合格者の平均点に達していたことがわかり、それも自信となり、浪人時代は東大理Ⅰを目指し、センター試験では800点を超えたため、自動的に東大を受験し、合格最低点ギリギリで合格することができました。

また、現役時代、センター試験で840点台を得点した受験生が、九大工学部に落ちた事例もあります。

つまり、二次試験のウェイトが高い大学では、センター試験のみでは記述問題が大半の二次試験の学力との相関がない場合もあることを念頭に置くことも重要です。