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01.27.23:37

国公立大学の出願について

センター試験も終わり、国公立大学の出願を検討されている時期かと思います。
基本的には、センター試験受験前までに、センター試験の得点結果に応じて、事前に志望大学を決定することが重要であると述べてきました。

これは、センター試験の平均点の中間報告があった時点で、平均点が上昇したか、下降したかによって、ある程度、志望校の得点分布を予想できると思います。

現時点で、前期日程の入試まで1か月を切った状況になっており、出願校を早めに決定していないと2次対策を始めることができません。

私の長男も、現役時代はセンター試験で国語を失敗し、思ったほどの得点がとれませんでした。
このため、当初800点を取れれば、東大を受験しようと考えていたようですが、それを大きく下回り、得点率8割の721点しか取れませんでした。

各予備校のセンターリサーチの結果によると、九大理学部でB判定となっていたため、学校との3者面談でも九大でやむを得ないのかなとの感じとなりました。

その後、このままでは悔いが残るのではないかと妻も同じ思いで、当時、二次試験の得点にセンター試験の得点を加味しない京大理学部を長男に検討させました。

最初は、九大でいいと若干投げやりな感じがありましたが、その後、思い直すようになり、最終的には出願提出期限ギリギリに京大理学部に出願し、後期は面接のみの九大理学部物理学科に出願しました。

2月5日が締め切りだったので、前期日程の入試まで3週間しかなく、癖のある京大の入試問題(二次試験)を勉強する時間を十分確保することができませんでした。

このようなことから、早い時期に出願校を決定する必要性を強く感じます。

結果的には、前期、後期とも不合格となったのですが、京大の得点開示では、数学以外の国語、英語、理科(物理、化学)とも合格者の平均点に達していたことがわかり、それも自信となり、浪人時代は東大理Ⅰを目指し、センター試験では800点を超えたため、自動的に東大を受験し、合格最低点ギリギリで合格することができました。

また、現役時代、センター試験で840点台を得点した受験生が、九大工学部に落ちた事例もあります。

つまり、二次試験のウェイトが高い大学では、センター試験のみでは記述問題が大半の二次試験の学力との相関がない場合もあることを念頭に置くことも重要です。
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