11.23.17:42
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06.12.22:24
平成21年度鹿児島県公立高校入試状況(その17)
鹿児島県公立高校の入試問題について、引き続き掲載します。
今回は教科別のについてです。
2.教科別平均点と設問の難易度
総得点の平均を得点率50%となる225点(450点満点)にするためには、各教科の平均点を45点(90点満点)とする必要があります。
(1)国語
平成19年度の得点分布が正規分布に近いものとなっており、この設問の難易度を参考に、正答率90%以上の設問をなくすとともに、60%~70%の正答率の設問の配点を15点程度に減少させ、減少させた分を正答率30~50%の設問を多くすると平均点が45点程度となり正規分布に近い状況となる。
(2)数学
平成21年度は、平均点は45.1点と正答率50%に当たるが、正答率10%未満の設問の数は配点12点程度でいいと思われるが、正答率90%以上の設問は学力の識別を図れないため、大問1の基本的計算問題の設問は正答率90%以下とする必要がある。
難易度の高い問題が増加した結果、20点から40点層が多く存在したため、正答率50%前後の問題の合計の配点を増加させる必要がある。
(3)英語
英語の得点分布は、台形に近い状態となっており、70点~80点層も多い。
81点以上も多いため、難度の高い設問を1、2問出すとともに、ヒヤリング問題などの正答率90%以上の設問はを出題しないようにする。
(4)理科
平成21年度の平均点は45.1点と正答率50%程度であり、得点分布は正規分布に近い理想的な分布状況となっていることから、21年度の正答率ごとの配点を参考に作成する。
(5)社会
社会は、高得点層が多い傾向にあることから、平均点を45点程度とするため、正答率70~80%の設問の配点の合計を10点程度とし、その分50~70%の正答率の設問の配点の合計を6点程度増加させる。
このようにして、学力の識別が図られるよう入試問題を作成する必要がある。
今回は教科別のについてです。
2.教科別平均点と設問の難易度
総得点の平均を得点率50%となる225点(450点満点)にするためには、各教科の平均点を45点(90点満点)とする必要があります。
(1)国語
平成19年度の得点分布が正規分布に近いものとなっており、この設問の難易度を参考に、正答率90%以上の設問をなくすとともに、60%~70%の正答率の設問の配点を15点程度に減少させ、減少させた分を正答率30~50%の設問を多くすると平均点が45点程度となり正規分布に近い状況となる。
(2)数学
平成21年度は、平均点は45.1点と正答率50%に当たるが、正答率10%未満の設問の数は配点12点程度でいいと思われるが、正答率90%以上の設問は学力の識別を図れないため、大問1の基本的計算問題の設問は正答率90%以下とする必要がある。
難易度の高い問題が増加した結果、20点から40点層が多く存在したため、正答率50%前後の問題の合計の配点を増加させる必要がある。
(3)英語
英語の得点分布は、台形に近い状態となっており、70点~80点層も多い。
81点以上も多いため、難度の高い設問を1、2問出すとともに、ヒヤリング問題などの正答率90%以上の設問はを出題しないようにする。
(4)理科
平成21年度の平均点は45.1点と正答率50%程度であり、得点分布は正規分布に近い理想的な分布状況となっていることから、21年度の正答率ごとの配点を参考に作成する。
(5)社会
社会は、高得点層が多い傾向にあることから、平均点を45点程度とするため、正答率70~80%の設問の配点の合計を10点程度とし、その分50~70%の正答率の設問の配点の合計を6点程度増加させる。
このようにして、学力の識別が図られるよう入試問題を作成する必要がある。
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