11.23.17:55
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06.11.23:40
平成21年度鹿児島県公立高校入試状況(その16)
これまで、平成21年度の鹿児島県公立高校入試状況について掲載してきました。
そのまとめとして、入試問題の課題と改善策について検討してみました。
1.5教科総得点の平均点と得点分布
過去の入試の平均点は、250点±13点程度で、得点率では55%程度となっており、入試問題作成にあたってはこの得点率55%、1教科当たり50点(90点満点)程度の難易度を目標に作成されているものと想定される。
平成20年度は近年になく平均点が262.6点と高くなったことから、得点上位層の割合が高かったため得点上位層の割合も高くなり、学力の識別が悪かったため、平成21年度は各教科とも難化し、平均点は下がり、前年度に比較して平均点の下がり幅が18.1点と最も大きくなった。
しかし、400点以上の得点者が大幅に減少する一方で、得点上位層の割合は高い状況になっている。
このため、5教科の平均点を225点、得点率50%程度に入試問題を難化させる必要があると思われる。
鹿児島県公立高校入試問題の平均点
鹿児島県公立高校得点分布状況
※分布割合より試算
←グラフをクリックすると拡大します。
そのまとめとして、入試問題の課題と改善策について検討してみました。
1.5教科総得点の平均点と得点分布
過去の入試の平均点は、250点±13点程度で、得点率では55%程度となっており、入試問題作成にあたってはこの得点率55%、1教科当たり50点(90点満点)程度の難易度を目標に作成されているものと想定される。
平成20年度は近年になく平均点が262.6点と高くなったことから、得点上位層の割合が高かったため得点上位層の割合も高くなり、学力の識別が悪かったため、平成21年度は各教科とも難化し、平均点は下がり、前年度に比較して平均点の下がり幅が18.1点と最も大きくなった。
しかし、400点以上の得点者が大幅に減少する一方で、得点上位層の割合は高い状況になっている。
このため、5教科の平均点を225点、得点率50%程度に入試問題を難化させる必要があると思われる。
鹿児島県公立高校入試問題の平均点
区分 |
総得点 |
国語 |
社会 |
数学 |
理科 |
英語 |
平成21年度 | 244.5 | 52.3 | 49.3 | 45.1 | 45.1 | 52.7 |
平成20年度 |
262.6 |
54.2 |
52.6 |
50.8 |
47.5 |
57.4 |
平成19年度 |
248.8 |
47.7 |
54.9 |
47.6 |
48.4 |
50.1 |
平成18年度 |
253.8 |
56.4 |
55.2 |
42.5 |
51.1 |
48.6 |
平成17年度 |
238.9 |
51.0 |
51.2 |
44.3 |
43.2 |
49.2 |
平成16年度 |
248.9 |
54.5 |
51.5 |
50.7 |
50.6 |
41.7 |
平成15年度 |
247.7 |
56.7 |
47.5 |
43.1 |
47.1 |
53.3 |
鹿児島県公立高校得点分布状況
区分 |
受検者数 |
平均 |
400点 以上 の人数 |
400点以上 の割合(%) |
360点以上 の人数 |
360点以上 の割合(%) |
350点以上 の人数 |
350点以上 の割合(%) |
平成21年度 | 12,749 | 244.5 | 35 | 0.27 | 806 | 6.32 | ※1,209 | 9.48 |
平成20年度 |
13,498 |
262.6 |
274 |
2.03 |
1,959 |
14.51 |
※2,474 |
18.33 |
平成19年度 |
13,610 |
248.8 |
211 |
1.55 |
1,321 |
9.71 |
※1,749 |
12.85 |
平成18年度 |
13,885 |
253.8 |
270 |
1.94 |
1,629 |
11.73 |
- |
- |
平成17年度 |
14,629 |
238.9 |
69 |
0.47 |
883 |
6.04 |
- |
- |
平成16年度 |
15,273 |
248.9 |
180 |
1.18 |
1,371 |
8.98 |
- |
- |
平成15年度 |
16,533 |
247.7 |
175 |
1.06 |
1,449 |
8.76 |
- |
- |
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