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  • 11/24/02:54

03.25.05:19

平成30年度楠隼高校大学合格実績

平成30年度の大学入試も終わり、各高校の大学合格実績がわかってきました。

高校1回生が受験した楠隼高校は、卒業生数も少ないため合格実績の把握が早いこともありますが、後期日程も含んだ合格実績を早々とホームページで公開しています。

参考までに、河合塾の合格可能性C判定の偏差値、センター試験の得点率を合わせて掲載してみました。
難関大である九州大学の最低合格ラインは、理学部地球惑星科学学科(医学部看護学科は除く)で、偏差値55、センター試験得点率75%です。

したがって、岐阜薬科大学薬学部、首都大学東京経済経営学部、千葉大学理学部の3校が難関大学レベルとして考えられ、東大合格2名とこの大学学部合格した3人の合計5人が難関大学レベルと考えられます。
                                                                                                                                                                      
河合塾
偏差値
センター
得点率

大学・学部

合格者数

67.5 90 東京大学・理Ⅰ・理Ⅱ 2
60.0 80 岐阜薬科大学・ 1
57.5 74 首都大学東京・経済経営 1
57.5 73 千葉大学・ 1
55.0 70 広島大学・教育 1
50.0 68 信州大学・繊維 1
47.5 68 茨城大学・人文社会 1
47.5 62 北九州市立大学・経済 1
61 下関市立大学・経済 1
47.5 60 鹿児島大学・水産 1
47.5 60 長崎大学・ 1
45.0 58 鹿児島大学・ 1
42.5 56 宮崎大学・地域資源 1
      14
私立大学 12名
中央大学 1名(経済)
法政大学 1名(理工)
同志社大学 1名(経済)
近畿大学 1名(農)
東京歯科大学 1名(新潟生命)
西南学院大学 2名(商・国際文化)
立命館アジア大学 1名(国際経営)
日本文理大学 1名(工)
鹿児島国際大学 3名(経済・福祉社会・国際文化)
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03.24.09:43

高校入試成績開示について

高校入試も終わろうとしていますが、皆さんいかがだったでしょうか?
第1志望校に合格した受験生はおめでとうございます。
また、残念ながら不合格となった受験生の皆さんは、高校入試は通過点に過ぎませんので、進学先の高校で頑張ってもらいたいと思います。

春休みの課題のある生徒は入学式まで真剣に課題に取り組みましょう。
入学後にある課題テストは、その後の席次の固定化につながるとの話もありますので大変重要です。

また、公立高校の入試でも、成績開示を実施していますので、現在の学力を図ることができますので、積極的に成績開示を活用してはどうかと思います。

なお、成績開示の情報提供を頂ける方は、コメット欄にブログ管理人のみの情報提供か公表してもいいかお書きください。その趣旨に沿って対応いたします。

03.18.17:07

平成30年度東京大学合格者数(その2)

東大大学合格者について、情報提供頂きましたので掲載します。また、分析も行ってみました。

(ラ・サール高校) 
ラ・サール高校は、昨年の40名から2名増の42名と40名台をキープするようになりました。合格者42名中32名が現役(うち推薦入試1名現役)、既卒が10名です。
ラ・サール高校がセンター試験を受験した会場の東大一次選抜の合格者は81名ですので、全員がラ・サールとすると、推薦入試で合格1名を差し引いた現役生80名中31名が合格したこととなり、合格率は39.0%となります。

(鶴丸高校)
鶴丸高校は、合格者数は9人でこれは1997年の7人以来の一桁合格者数となっています。
それ以前の一桁合格者は、1966年の8人、1964年(昭和39年)の6人と50年以上前に遡らなければなりません。
合格者9人のうち、現役合格者は1名となりました。
鶴丸高校がセンター試験を受験したと想定される会場の東大一次選抜の合格者は27名ですので、全員が鶴丸高校とすると現役生27名中1名が合格したこととなり、合格率は3.7%となります。
つまり、全合格者数、現役合格者数、現役合格率とも非常に低いものとなっています。
鶴丸高校の先生方にとっては、非常に厳しい結果となっています。
 
(鹿児島第一高校)
鹿児島第一高校は、11年ぶりに合格者を前回と同じ2名が合格し、2名と既卒です。
鹿児島第一高校がセンター試験を受験した会場の東大一次選抜の合格者は3名ですので、全員が鹿児島第一高校とすると現役で3人が合格したこととなり、合格率は0%となります。

(楠隼高校)
楠隼高校は、第1回生32人中2名が現役で合格しました。東大進学率は、6%ということとなります。
鶴丸高校の学校規模で考えると、20人が現役合格するのに相当します。
今回は、3人が受験し、2人が合格していますので、現役合格率67%となり、東大平均合格率35%程度の約2倍ということとなります。
また、現役合格率は、ラ・サール高校の1.7倍、鶴丸高校の18倍となります。
現役合格者数では、鶴丸高校を抜いてラ・サールに次いで2位になりました。
楠隼高校は、現役合格者2名のうち1名が長崎県出身中ですが、もう1名は地元の鹿屋東中学校出身です。
2人現役合格者を出したこと、地元の中学校出身者が合格したことで先生方も大きな自信になると思います。

(甲南高校)
甲南高校は、推薦入試において2年連続で現役で1名合格し、教育学部に進学します。
推薦入試に2年連続で合格したのは、スーパーグローバルハイスクール校に指定され、これによる取り組みが功を奏しているものと思われます。
甲南高校がセンター試験を受験した会場の東大一次選抜の合格者は3名ですので、全員が甲南高校とすると現役生3名が受験し、合格者はいなかったこととなり、合格率は0%となります。

(池田学園池田高校)
池田学園池田高校は、2010年の現役合格1名以来の合格で、推薦入試において初めて現役で1名合格し、農学部に進学します。
推薦入試に合格したのは、スーパーサイエンスハイスクール校に指定され、長年の取り組みが結果としてつながったものと思われます。

(樟南高校)
樟南高校は、昨年に引き続き合格者を出し、現役で1名が合格しています。
この生徒は、大崎中学校出身で、灘高校、ラ・サール高校に合格していたものの、樟南高校に進学しました。
中学3年時には、センター試験の数学の問題で90点台をとれるレベルに達していたという秀才で、理Ⅲも狙えるレベルと言われていました。
したがって、どこの高校に行っても、東大に行けるレベルであったと思われます。
樟南高校は、文理コースで特待生となり、入学金・授業料の全額免除、下宿代の定額補助などが手厚いところです。
 
  
( )は、現役
区分 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理Ⅲ 小計 推薦 合計
ラ・サール 9(6) 8(5) 3(3) 20(14) 13(11) 6(5) 2(1) 21(17) 文学部1(1) 42(32)
鶴丸 1(1) 1(0) 1(0) 3(1) 4(0) 2(0) 4(0) 9(1)
楠隼 1(1) 1(1) 2(2) 2(2)
鹿児島第一 1(0) 1(0) 2(0) 2(0)
甲南 教養学部1(1) 1(1)
池田学園池田 農学部1(1) 1(1)
樟南 1(1) 1(1)
小計 10(7) 9(5) 4(3) 23(15) 19(12) 10(6) 2(1) 32(20) 3(3) 58(38)


 
 2018年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
受験
者数
受験校
119701鹿大法文 1   1 1
521
 
119702  県短大            
250
 
119703鹿大教育 5 4 4 13 6 8 14 27
510
鶴丸 
119704鹿大理工 3 4 2 9 1 1 10
1149
 
119705鹿大農学   1 1 1 1   2 3
659
甲南
119706鹿大水産         1 2 3 3
254
119707鹿大医学 13 13 10 36 23 13 9 45 81
541
ラ・サール、中央
119708鹿大歯学   5 5 5
229
119709志學館大 2 2 2
381
119710大島高校                  
345
小計 21 21 17 59 38 23 12 73 132
4839
119801鹿屋体大        3  1    4
497 
楠隼、鹿屋
                   
 
382301鹿国際大  
575
382501第一工大   2 1   3 3
463
鹿児島第一
390101純心女大  
439
川内
小計 5 2 7 7
1974
合計 21 21 17 59 43 25 12 80 139
6813

 

02.24.23:13

平成30年度の甲南高校の最終出願倍率

甲南高校の最終出願倍率は、1.47倍となりました。
 一方、昨年11月1日に予想した受験倍率は、1.47倍となっています。
予想どおりとなりました。
 
区分 出願倍率 最終出願倍率 予想受験倍率
甲南 1.70 1.47 1.47 0.00


(以下は、平成29年11月1日の掲載記事)

平成30年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。


鶴丸高校と同様に平成20年度から平成29年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。

(甲南高校)
平成29年7月時点の希望者は746人で、平成28年に比較して88人増加となっており、学区外枠は7人減となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
   
(平成30年度予想倍率)
     平成29年度は、受験倍率が1.30と平成28年度の倍率1.37を下回り、志望者が増加しました。 

  
区分 H27年度 H28年度 H29年度
学区内 618 671 658
一定枠(学区内)内数 58 72 78

  過去10カ年(H20~H29年度)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
   鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
   つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上未受験となっています。
 
 過去10年間の実績から平成29年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.45~1.68とかなりの幅のある値が試算されます。
 7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.1%、平成22年度64.7%、平成23年度62.1%、平成24年度68.8%、平成25年度69.2%、平成26年度64.8%、平成27年度72.0%、平成28年度65.2%、平成29年度63.1%となっています。

平成30年度の志望者数は、過去11カ年で最多となることから、志望校変更が多くなると想定され、7月時点の志望倍率と最終倍率の比が小さかった平成23年度の62.1%、平成29年度の63.1%程度と想定され、この比率で試算すると、1.45~1.47倍となります。

平成30年度の予想倍率は、昨年並みの比率となると想定し、1.47倍となり、直近では平成25年度の最高倍率1.44倍を上回るものと想定しています。


 
 一定枠の志望者数でみると、受験者数との割合は、39.2%~66.1%と幅があります。
 平成29年度志望者数は71人と昨年を7人下回っており、過去11年では5番目に多い状況となっており、受験率が昨年より上昇する可能性があります。
 また、一定枠受験者数は平成26年度の最終受験者数51人と過去10年間で最高となっており、この結果から甲南を敬遠して志望校を変更する受験者数の割合が低下しました。

したがって、増減要因がそれぞれ考えられることから推計が難しいところがありますが、50%程度の見かけ上の受験率になると想定し、42人が受験(推薦入試除き)すると想定します。

ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。

 
   
  

02.24.00:21

平成30年度鶴丸高校の最終出願倍率

2月24日、平成30年度の公立高校の最終の出願状況が公表されました。
  
ここでは、昨年9月23日に予想した受験倍率と今回の出願倍率を比較してみたいと思います。
当初の出願倍率は、1.29倍となっていましたが、出願変更により1.28倍に低下しています。。
一方、昨年9月23日に予想した受験倍率は、1.26倍となっています。

9月の早い時期に算定した予想倍率に近い値となっています。

したがって、7月の中学3年生の希望者数から、倍率が想定することが可能であることがわかります。
区分 出願倍率 最終出願倍率 予想倍率
鶴丸 1.29 1.28 1.26 0.02

 
 
(以下は、平成29年9月23日の掲載記事)

平成30年度の鶴丸高校の予想倍率を過去のデータから推計しました。
平成20年度から平成29年度の希望者数と最終受験倍率の相関をとってみると以下のグラフになります。
このうち、相関式との差があるのが、平成21年度1.15倍、平成25年度1.41倍、平成27年度1.24倍、平成28年度1.31倍、平成29年度1.25倍です。
つまり、平成25年度以降の5カ年のうち、4か年が上下に倍率が変動していることがわかります。これは、出願手続きが変更となったことと関係があるのではないかと思います。
平成28年度が上振れしたのは、前年度の平成27年度に大きく下振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
平成29年度が上振れしたのは、前年度の平成28年度に大きく上振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。


相関式から計算すると、平成30年度希望者数520人ですと受験最終倍率は1.21倍となります。最近では、2番目に低い倍率となります。

しかし、最近の上振れ、下降れ傾向を見ると、希望者数が少ない現状から最終受験倍率が低くなることを想定して、鶴丸に出願する生徒も多くなると想定され、上振れする可能性が高いと思います。

上振れは、平成25年度0.06倍、平成28年度0.04倍となっていることから、最終受験倍率は1.25~1.27倍となることが想定されます。

したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.26倍と想定します。

(平成29年度の予想結果)
昨年9月に、平成29年度の鶴丸高校の受験倍率を1.25倍と予想していましたが、そのとおり、1.25倍となっています。

上振れは、平成25年度1.00倍、平成28年度0.04倍となっていることから、平成29年度の最終受験倍率は1.22~1.28倍となることが想定されます。

したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.25倍と想定します。

   
 

02.20.20:27

平成30年度の鶴丸高校の推薦入試状況

公立高校の推薦入試の合格者がわかりましたので、報告します。
 
鶴丸高校の推薦入試の動向は、以下の表のとおりです。

平成20年度の出願者数が、学区外、学区内、合計とも最多となっています。
学区外は平成20年度が最多で17人、平成27年度が最少で4人となっています。
学区外は平成20年度が最多で45人、平成29年度が最少で23人となっていました。

推薦入試の出願者数は減少傾向です。
平成30年度は、学区外が7人と前年度と同じで、学区内は22人と過去最低となりました。
中学校が推薦を出さないケースが多くなっているような気がします。

推薦入試の合格者は、定員32人を満足したのは、平成23年度が直近です。
平成29年度は、出願者数の減少に伴って25人まで低下しました。

平成30年度は、さらに下回り、20人となっています。

区分 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30
募集定員 32 32 32 32 32 32 32 32 32 32 32 32
推薦出願数学区外 16 17 10 7 6 10 6 10 4 10 7 7
推薦出願数学区内 37 45 29 33 41 33 30 27 34 29 23 22
推薦出願数 53 62 39 40 47 43 36 37 38 39 30 29
推薦合格者数 32 32 29 29 32 31 28 27 30 27 25 20
                                                                                                                                                                                  

02.20.03:02

平成30年度の甲南高校の予想倍率

ここでは、昨年11月1日に予想した受験倍率と今回の出願倍率を比較してみたいと思います。
今回の出願倍率は、1.70倍となっています。
一方、昨年11月1日に予想した受験倍率は、1.47倍となっています。

かなり、予想倍率を上回っています。

今後、出願変更があるものと思われることから最終の出願倍率は、予想倍率にいくらか近づくものと思います。

区分 出願倍率 予想受験倍率
甲南 1.70 1.47 0.23


(以下は、平成29年11月1日の掲載記事)

平成30年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。


鶴丸高校と同様に平成20年度から平成29年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。

(甲南高校)
平成29年7月時点の希望者は746人で、平成28年に比較して88人増加となっており、学区外枠は7人減となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
   
(平成30年度予想倍率)
     平成29年度は、受験倍率が1.30と平成28年度の倍率1.37を下回り、志望者が増加しました。 

  
区分 H27年度 H28年度 H29年度
学区内 618 671 658
一定枠(学区内)内数 58 72 78

  過去10カ年(H20~H29年度)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
   鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
   つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上未受験となっています。
 
 過去10年間の実績から平成29年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.45~1.68とかなりの幅のある値が試算されます。
 7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.1%、平成22年度64.7%、平成23年度62.1%、平成24年度68.8%、平成25年度69.2%、平成26年度64.8%、平成27年度72.0%、平成28年度65.2%、平成29年度63.1%となっています。

平成30年度の志望者数は、過去11カ年で最多となることから、志望校変更が多くなると想定され、7月時点の志望倍率と最終倍率の比が小さかった平成23年度の62.1%、平成29年度の63.1%程度と想定され、この比率で試算すると、1.45~1.47倍となります。

平成30年度の予想倍率は、昨年並みの比率となると想定し、1.47倍となり、直近では平成25年度の最高倍率1.44倍を上回るものと想定しています。


 
 一定枠の志望者数でみると、受験者数との割合は、39.2%~66.1%と幅があります。
 平成29年度志望者数は71人と昨年を7人下回っており、過去11年では5番目に多い状況となっており、受験率が昨年より上昇する可能性があります。
 また、一定枠受験者数は平成26年度の最終受験者数51人と過去10年間で最高となっており、この結果から甲南を敬遠して志望校を変更する受験者数の割合が低下しました。

したがって、増減要因がそれぞれ考えられることから推計が難しいところがありますが、50%程度の見かけ上の受験率になると想定し、42人が受験(推薦入試除き)すると想定します。

ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。

 
   
  

02.18.19:10

平成30年度鶴丸高校の予想倍率

2月15日、平成30年度の公立高校の出願状況が公表されました。
今後のこの結果を見て、22日までに出願変更する生徒もいると思います。

ここでは、昨年9月23日に予想した受験倍率と今回の出願倍率を比較してみたいと思います。
今回の出願倍率は、1.29倍となっています。
一方、昨年9月23日に予想した受験倍率は、1.26倍となっています。

今後、出願変更があるものと思われることから最終の出願倍率は、予想倍率に近づくものと思います。

区分 出願倍率 予想受験倍率
鶴丸 1.29 1.26 0.03


(以下は、平成29年9月23日の掲載記事)

平成30年度の鶴丸高校の予想倍率を過去のデータから推計しました。
平成20年度から平成29年度の希望者数と最終受験倍率の相関をとってみると以下のグラフになります。
このうち、相関式との差があるのが、平成21年度1.15倍、平成25年度1.41倍、平成27年度1.24倍、平成28年度1.31倍、平成29年度1.25倍です。
つまり、平成25年度以降の5カ年のうち、4か年が上下に倍率が変動していることがわかります。これは、出願手続きが変更となったことと関係があるのではないかと思います。
平成28年度が上振れしたのは、前年度の平成27年度に大きく下振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
平成29年度が上振れしたのは、前年度の平成28年度に大きく上振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。


相関式から計算すると、平成30年度希望者数520人ですと受験最終倍率は1.21倍となります。最近では、2番目に低い倍率となります。

しかし、最近の上振れ、下降れ傾向を見ると、希望者数が少ない現状から最終受験倍率が低くなることを想定して、鶴丸に出願する生徒も多くなると想定され、上振れする可能性が高いと思います。

上振れは、平成25年度0.06倍、平成28年度0.04倍となっていることから、最終受験倍率は1.25~1.27倍となることが想定されます。

したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.26倍と想定します。

(平成29年度の予想結果)
昨年9月に、平成29年度の鶴丸高校の受験倍率を1.25倍と予想していましたが、そのとおり、1.25倍となっています。

上振れは、平成25年度1.00倍、平成28年度0.04倍となっていることから、平成29年度の最終受験倍率は1.22~1.28倍となることが想定されます。

したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.25倍と想定します。

   
 

02.17.16:44

平成30年度京都大学推薦入試(特色・AO入試)状況

京都大学は、東京大学と同様、平成28年度入試から推薦入試を開始しています。
平成30年度の入試状況がわかりましたので、掲載します。

昨年は鹿児島県では甲南高校が1名合格していますが、今年は合格者はいません。

(サンデー毎日から抜粋)

02.16.22:41

平成30年度東京大学推薦入試状況

東京大学は、平成26年度入試から後期日程の入試を廃止し、推薦入試を導入しています。

平成30年度の出願状況や合格者数が気になるところでしたが、2月7日に東京大学が合格者を公表しました。結果をみると、昨年と同様、合格者は69人と少ない状況です。

この69人のうち3人が鹿児島県内の高校です。(平成28年度0人、平成29年度1人)
甲南は2年連続で合格者を出しています。

 文学部    ラ・サール1人
教養学部   甲南1人(昨年、鹿児島県内高校初の合格者。2年連続合格)
農学部    池田学園池田1人

(サンデー毎日から抜粋)


  
 
やはり、推薦の条件が厳しいようです。

各高校推薦枠は、男女それぞれ1人となっています。

平成 28・29 ・30年度東京大学推薦入試状況
   
1 出願期間:平成 29 年11 月1日 ~ 6日

2 出願状況(受領通数) 平成 29 年11 月13日現在      出願者数の上段 平成30年度

3 第1次選考合格発表 平成 29 年12 月1日

4 合格発表      平成 30 年  2月7日 
学部・科
募集人員 出願者数
(受領通数)
第一次選考
合格者数
合格者数
法学部                  10人程度    26  
  25 
 24
  18  
   25
   24
   11   
 13 
14
経済学部                  10人程度     10     
        14    
       7
        6  
       6 
   7
      4  
     3 
    4
文学部                  10人程度     18      
   13     
   10
   10    
    10
    10
      5  
    4
    3
教育学部                      5人程度    11     
   6
      9
  7
         5  
       6
    6
    5
    4
教養学部                      5人程度      24       
         24      
   17
 12
       5
    11
     5 
  1
     2
工学部                 30 人程度     43      
   42     
   47
   39    
   38  
 44
 16
  23  
 24
理学部                  10人程度      24       
   25     
   32
  22
   21 
    24
 10
  10   
  11
農学部                  10人程度      11     
         11      
   12
   11   
  11
  12
     7
      7 
     9
薬学部                     5人程度          6   
     3      
       4
      6
        2
   4
  3
     2   
    3
医学部医学科                     3人程度         5 
     8      
       9
     4
     4
     5
    2
    2
  2
医学部健康総合科学                     2人程度      1  
       2       
        2   
        0
        2
   2
   0  
      1   
 1
             100人程度 179
173
173
 135    
129
149
 69  
  71  
77

02.14.03:54

平成30年度東京大学推薦入試状況

東京大学は、平成28年度入試から後期日程の入試を廃止し、推薦入試を導入します。

平成30年度の出願状況が気になるところでしたが、2月7日に東京大学が公表しました結果をみると、昨年と同様、合格者は69人と少ない状況です。

やはり、推薦の条件が厳しいようです。

平成 28・29 年度東京大学推薦入試状況
平成 30 年度東京大学推薦入試出願状況をお知らせします。
なお,提出された願書類についてはこから学部ごと資格等の審査を実 施しますので,現時点は大学とて受け取った通数です。

平成29年度、甲南高校が1人、鹿児島県内高校初の推薦入試合格者を出しています。
 

1 出願期間:平成 29 年11 月1日 ~ 6日

2 出願状況(受領通数) 平成 29 年11 月13日現在      出願者数の上段 平成30年度

3 第1次選考合格発表 平成 29 年12 月1日

4 合格発表      平成 30 年  2月7日 
学部・科
募集人員 出願者数
(受領通数)
第一次選考
合格者数
合格者数
法学部                  10人程度    26  
  25 
 24
  18  
   25
   24
   11   
 13 
14
経済学部                  10人程度     10     
        14    
       7
        6  
       6 
   7
      4  
     3 
    4
文学部                  10人程度     18      
   13     
   10
   10    
    10
    10
      5  
    4
    3
教育学部                      5人程度    11     
   6
      9
  7
         5  
       6
    6
    5
    4
教養学部                      5人程度      24       
         24      
   17
 12
       5
    11
      5 
  1
     2
工学部                 30 人程度     43      
   42     
   47
   39    
   38  
 44
  16
  23  
   24
理学部                  10人程度      24       
   25     
   32
  22
   21 
    24
 10
  10   
  11
農学部                  10人程度      11     
         11      
   12
   11   
  11
  12
     7
      7 
     9
薬学部                     5人程度          6   
     3      
       4
      6
        2
   4
  3
     2   
    3
医学部医学科                     3人程度         5 
     8      
       9
     4
     4
     5
    2
    2
  2
医学部健康総合科学                     2人程度      1  
       2       
        2   
        0
        2
   2
   0  
      1   
 1
             100人程度 179
173
173
 135    
129
149
 69  
  71  
77

02.08.20:37

平成30年度東京大学入試第一次選抜状況

2月7日に、東京大学入試第一次選抜状況が発表されました。
2018年度の鹿児島県内高校の東大入試について掲載します。
 東大入試では、学科別に二次試験の受験者数を2.5倍から4倍の倍率に絞るために、センー試験の得点で第一次選抜が実施されます。

 
第一次選抜合格者最低点
文理科類 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 理Ⅰ 理Ⅱ 理Ⅲ
H30 582 703 738 715 717 630
H29 571 623 732 660 701 695

   この第一次選抜の合格者を鹿児島県内のセンター試験会場14会場について集計すると下表のとおりとなります。
   
 上4ケタの1197は鹿児島大学、鹿児島県立短大、志學館大、大島高校、1198は鹿屋体育大を示しています。382301は鹿児島国際大学、3823501は第一工業大学です。
 
   センター試験を鹿児島県内の試験会場で受験した者は、139人(H29 130人)が東大の第一次選抜に合格したこととなります。
 このほか、ラ・サール高校などの浪人生は他県にある実家の試験会場で受験している者がいるものと想定されます。

各年度は、2018年度 139人、2017年度 130人、2016年度 122人、2015年度 108人(文Ⅲ一次選抜なし)、2014年度 92人、2012年度 150人となっています。

第一次選抜合格者は、2014年度以降、増加傾向になっています。

鹿児島大学医学部の試験会場の志願者数は541人で81人(15.0%)が合格しています。
つまり、7人に1人が合格しています。
鹿児島大学医学部の会場では、ラ・サール高校(240人弱)と鹿児島中央高校(320人弱)が受験していますので、合格者81人の大半はラ・サール高校と推測されます。
 
鹿屋体育大会場受験組が、4人(理Ⅰ3人、理Ⅱ 1人)合格しています。
例年多くても1名ですので楠隼高校の受験生が複数含まれているのではないかと思います。


 第一次選抜合格者数(鹿児島県内センター試験会場)
年度 2012 2014 2015 2016 2017 2018
合計 150 92 108 122 130 139
文Ⅰ 21 12 23 26 25 21
文Ⅱ 16 9 11 14 15 21
文Ⅲ 21 18 一次選抜なし 13 20 17
理Ⅰ 47 28 38 30 38 43
理Ⅱ 28 16 25 28 25 25
理Ⅲ 17 9 11 11 7 12

 2018年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
受験
者数
受験校
119701鹿大法文 1   1 1
521
 
119702  県短大            
250
 
119703鹿大教育 5 4 4 13 6 8 14 27
510
鶴丸 
119704鹿大理工 3 4 2 9 1 1 10
1149
 
119705鹿大農学   1 1 1 1   2 3
659
甲南
119706鹿大水産         1 2 3 3
254
119707鹿大医学 13 13 10 36 23 13 9 45 81
541
ラ・サール、中央
119708鹿大歯学   5 5 5
229
119709志學館大 2 2 2
381
119710大島高校                  
345
小計 21 21 17 59 38 23 12 73 132
4839
119801鹿屋体大        3  1    4
497 
楠隼、鹿屋
                   
 
382301鹿国際大  
575
382501第一工大   2 1   3 3
463
鹿児島第一
390101純心女大  
439
川内
小計 5 2 7 7
1974
合計 21 21 17 59 43 25 12 80 139
6813


  

2017年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
119701 2 6 4 12 5   12  24
119702         1   1 1
119703 3 3 3
119704 21 9  12 42 24 9  7 40 82
119705     1   1 1
119706         1   1
119707 2 2 2
119708   2 3 5 5
119709 2 4 6 6 6
119710                  
小計 25 15 20 60 36 22 7 65 125
119801 鹿屋体育大                 
                   
382301 鹿児島国際大  
382501 第一工業大  1 3   4 4
390101 鹿児島純心女子大 1   1 1
小計 2 3 5 5
合計 25 15 20 60 38 25 7 65 130


2016年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
119701 1 1         1
119702          
119703 7 1 7 15 3 7 1 11 26
119704 1 2   3 3 2   5 8
119705     1 3   4 4
119706           1 1
119707 3 4 1 8 8
119708 2   4 6 1 1 2 8
119709 16 10 2 28 19 8 6 33 61
119710                  
小計 26 14 13 53 29 25 10 64 117
119801          1      1
                   
382301 2 2 2
382501    
390101 1  1 2 2
小計 3 1 4 4
合計 26 14 13 53 30 28 11 69 122


02.04.00:25

平成30年度の樟南高校普通科文理コースの合格基準

樟南高校の文理コースは、今年から特待AとBに区分されたことから、合格基準を若干下げているとの情報があります。
したがって、文理から英数に転科合格した場合、昨年に比較して鶴丸高校の合格は少し厳しくなっているようです。

したがって、樟南高校の文理コースの合格最低点は、400点以下となっていると思います。

鹿児島高校の特進コースは偏差値1程度上がり、鶴丸高校に合格可能な人でも英数転科になっている可能性があるとの情報もあります。
参考として頂ければ幸いです。

02.03.08:05

平成30年度樟南高校文理コースの入試状況

現在、平成30年度の各私立高校の合格発表が行われています。
樟南高校普通科文理コースについて情報提供を頂きましたので紹介します。
樟南高校では、合格通知の他に、得点開示を希望した者については自分の得点の他に、得点の階層別得点者数と第1志望校別得点者数が記載された表が提供されているようです。

平成20年度当時はそのようなデータの開示はありませんでした。
このデータは、本来、樟南高校における合格ラインの設定や入学者の推計に使用されていたのではないかと思います。
この取り組みは、受験する生徒や父兄の皆さんにとっても現時点での学力や高校の合格の可能性を知る意味でも有効と考えます。
また、このサービスを行うことによって、受験者数を増やすための高校の戦略としても興味ある取り組みと考えます。

樟南高校入試の得点が400点以上の者が466人で、そのうち293人(62.9%)が鶴丸高校を第1志望となっています。

平成29年度の文理コースの合格最低点は396点でしたので、平成30年度は400点以上の
得点分布を示されていることから、合格ラインは400点程度(得点率80%)と考えられます。
なお、過去の文理コースの合格最低点は、平成19年度387点、平成20年度427点、平成21年度406点となっています。

なお、提供された資料には、460点以上から10点刻みで299点までの得点者人数の記載があります。
また、提供された資料には文理コースの他に英数コース、未来創造コースについても同様の詳細な記載があります。第一志望の公立高校を選択する上で、大変参考になるありがたい資料だと思います。

平成30年度樟南高校普通科文理コース
(400点以上で抜粋して記載しています。)
得点 得点者数 鶴丸 甲南 加治木 その他
460点以上 16 15(93.8%) 1 0 0
450~459点 29 25(86.2%) 2 1 1
440~449点 65 55(84.6%)
430~439点 84 66(78.6%)
420~429点 91 54(59.3%)
410~419点 93 42(45.2%)
400~409点 88 36(40.9%)
合計 466 293(62.9%)

02.01.00:17

鶴丸高校の推薦入試出願状況

公立高校の推薦入試の出願状況が公表された、

鶴丸高校の推薦入試の動向は、以下の表のとおりです。

平成20年度の出願者数が、学区外、学区内、合計とも最多となっています。
学区外は平成20年度が最多で17人、平成27年度が最少で4人となっています。
学区外は平成20年度が最多で45人、平成29年度が最少で23人となっていました。

推薦入試の出願者数は減少傾向です。
平成30年度は、学区外が7人と前年度と同じで、学区内は22人と過去最低となりました。
中学校が推薦を出さないケースが多くなっているような気がします。

推薦入試の合格者は、定員32人を満足したのは、平成23年度が最近です。
平成29年度は、出願者数の減少に伴って25人まで低下しました。
                                                                                                                                                    
区分 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30
募集定員 32 32 32 32 32 32 32 32 32 32 32 32
推薦出願数学区外 16 17 10 7 6 10 6 10 4 10 7 7
推薦出願数学区内 37 45 29 33 41 33 30 27 34 29 23 22
推薦出願数 53 62 39 40 47 43 36 37 38 39 30 29
推薦合格者数 32 32 29 29 32 31 28 27 30 27 25  
                                                        

01.24.03:44

平成30年度センターリサーチと志望大学

センター試験のセンターリサーチが手元に届き、出願を考えている各大学の合格可能性が示されています。
この判定は、過去の大学受験実績から算定されたもので、センター試験と合格者の相関をとって判定しています。
ここで、注意して欲しいのは、C、D判定だからと言って、志望校を簡単に変更する必要はありません。
二次試験の割合が高い難関大学を含め、二次試験にどの程度の得点を必要とするのか十分に検討する必要があります。
二次試験まで、1か月ありますので、二次試験対策をしっかりとれば逆転の可能性は十分にあります。
 息子の場合、河合塾のセンターリサーチでは以下のような評価でした。

東京大学理Ⅰ類  B

評価成績 成績 配点 評価
センター 803 110
2次(全統記述模試)偏差値 72.7 440
総合ポイント 68 550

センター試験のみの評価では、D判定となっていますが、全統記述模試を受験していたため、2次の評価はA判定で総合評価はB判定(合格可能性65%:総合ポイント68なので68%)です。

センター試験のみの評価では、二次試験の実際の実力がわからないので気を付けてください。
二次試験に自信がある人は志望校を変える必要はないと思います。
吉報をお待ちしています。

皆さんがんばってください。

01.19.02:19

平成30年度センター試験

受験生の皆さん。センター試験どうだったでしょうか?
各予備校のセンターリサーチも登録されている方も多いと思います。
センターリサーチでは、志望校別のセンター試験の得点分布や合格可能性が出ます。
しかし、この合格可能性がC、Dであっても簡単に志望校を下げる必要はありません。
特に、難関大学では二次試験の配点が高く、センター試験で十分な実力が発揮できなくても逆転の可能性があります。
最後まで諦めず頑張ってください。

なお、河合塾のセンター試験 予想平均点を掲載します。

総合点は、昨年とほぼ同じとなっています。

━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】受験まめ知識

 …センター試験 予想平均点(速報版)

━━━━━━━━━━━━━━━━

 

河合塾の予想する2018年度大学入試センター試験の平均点(速報版)をご案内します。

 

――――――――――

◆主要教科・科目の河合塾予想平均点(速報版)

( )内は前年差

――――――――――

 

◇英語

 ├筆記:126 / 200+2

 └リスニング:23 / 50-5

 

◇数学

 ├IA:62 / 100+1

 └IIB:49 / 100-3

 

◇国語:103 / 200-4

 

◇理科(1)

 ├物理基礎:32 / 50+2

 ├化学基礎:30 / 50+1

 ├生物基礎:34 / 50-5

 └地学基礎:29 / 50-4

 

◇理科(2)

 ├物理:62 / 100-1

 ├化学:59 / 100+7

 ├生物:62 / 100-7

 └地学:55 / 100+1

 

◇地理歴史

 ├世界史B:67 / 100+2

 ├日本史B:59 / 1000

 └地理B:68 / 100+6

 

◇公民

 ├現代社会:53 / 100-4

 ├倫理:64 / 100+9

 ├政治・経済:54 / 100-9

 └倫理,政治・経済:72 / 100+5

 

5教科7科目総合

 ├文系型:543 / 900-12

 └理系型:558 / 900-1

01.14.12:15

平成30年度楠隼中学校の出願状況

平成30度年度の樟隼中学校の入試の出願状況がわかりましたので掲載します。

一昨年、昨年、今年と、倍率は低くなっていますが、倍率が高かったため敬遠した生徒がいたものと思われ、落ち着いてきたものと思われます。

県内からの出願者数は、149人、105人、77人、79人と落ち着いてきました。
県外からの出願者数は、110人、115人、66人、42人と減少しています。

年度 募集定員 出願者数 県内 県外 出願
倍率
備考
H30 60 121  79  42 2.02
H29 60 143  77  66 2.38
H28 60 220 105 115 3.67
H27 60 259 149 110 4.32

01.09.23:53

センター試験前日の過ごし方

今年もセンター試験が近づいて来ました。

センター試験監督経験者から試験前日の過ごし方が2009年に掲載されていましたので掲載します。


(以下ブログより)
直前でごめんなさい。昨年のセンター試験の試験監督をしながら思いついたのだけど書くのを忘れてました。本当にちょこっとしたエールなので、役に立つかどうかわかりませんが一応ご参考まで。

もう、あきらめよう

いきなりアレですが。今日は1月15日。あさってがセンター試験本番です。はっきりいって、今日と明日を寝ないでがんばっても、センター試験の点数はそれぞれの科目で10点も変わらないでしょう。なので、発想を転換して本番に最高のパフォーマンスで臨むということを考えてはいかがでしょう?

あなたよりも頭の良い人でも、16日の過ごし方を失敗することで17日と18日は調子を崩しているかもしれません。しかし、あなたは、16日の過ごし方を万全にしておくことで、17日と18日に最高にクリアーな頭で臨むことができるのです。結果は歴然!

納得したのであれば、参考書や問題集をしまって、17日と18日に持っていくものをもう一度確認しましょう。持って行く参考書も、新たに覚えるのではなく覚えたことを呼び覚ますということを中心に選びましょう。本番では、あなたがどんなにリラックスしているつもりでも、多分ガチガチに緊張しています。その状態であらたな知識を頭に叩き込むことは難しいです。覚えたことを思い出せるように重要なポイントにポストイットでも張っておいて短時間でパラパラと見返すことができるようにしておきましょう。

前日の夜は張り切って食べ過ぎない、飲みすぎない

「明日に向けて景気付けだ!」などとおっさんのようなことを考えず、むしろ夕食は少なめにしましょう。人間は3日食べないでも死なないのですから、胃がもたれたり、お腹をくだしたりして調子を落とすよりは、本番の朝にガツガツ食べるくらいが良いと思います。

前日は早めに寝る。でも、緊張して眠れないなら無理に寝ない

セオリーとしては十分な眠りをとるべきです。朝は早いですし。そのために、夕方、ちょっと運動するのも良いと思います。15時くらいから2時間ぐらいウォーキングするのも良いのでは?で、ちょっと早めにお風呂に入って、ちょっと早めに夕食食べて、好きな漫画でも読んで、0:00前には寝るのをオススメします。

でも、緊張して寝れないときがあると思います。そのときは、無理に寝るのをやめるのが一番。「寝なきゃいけない」ということでストレス感じてもしょうがないでしょ。諦めましょう。神様はあなたが一睡もせずにセンター試験に臨むことを求めています。思し召しにしたがって、あきらめて、好きな音楽でも携帯やiPodで聞きましょうよ。安住紳一郎の日曜天国ポッドキャスト最高に面白いですよ。2008年の11月30日「上りがつらいか下りがつらいか」がオススメです。

どんな思いで時間を過ごそうと時間は流れてしまうというのが切ないところ。どうせ、寝れないなら楽しい時間を過ごしましょ。

起き抜けに水、その後ラジオ体操&朝シャワー

会場まで行く途中や、試験中にお腹が痛いのを我慢するのが嫌でしたら、朝のお通じはとても重要!起き抜けにコップ一杯の水を飲むと腸が動き出しますので出やすくなります。あわせて、ラジオ体操第一などで血流をUPし、頭をはっきりさせるのがよろしいかと。

シャワーを浴びて、さっぱりすれば「今日はやったるでー!」という気分も高まると思いますのでオススメです。

朝食を食べ過ぎない

またかよ!とお思いでしょうが、やっぱり胃もたれが一番怖いので、朝から「勝負に勝つ」などといってトンカツなど食べないように(胃が常に臨戦体勢な方は除く)。比較的、炭水化物を多めに食べたらいかがかと思います。

服の着脱による温度調整ができるように準備しよう!

寒いので、防寒はもちろんすると思いますが、注意して欲しいのは試験会場が暑すぎる場合にちゃんと上着を脱いで体温を調整できる格好でセンター試験に臨むことです。

試験会場側は、「寒い子がいるとかわいそうだから」「寒いと体調を崩してしまうから」という理由で、比較的温度を高めにして会場を暖めておきます。このため、会場内は思いのほか暖かい可能性があります。特に午後は、むしろ暑くてボーっとしてしまう可能性があります。

「暖房の十分効いた部屋の格好+ちょっと寒い部屋用の上着+外での防寒着」のように3段階の温度調整ができるようにしておきましょう。なお、冷え性な方はカイロや靴下の重ね履き(女性ならばストッキング)などで対応しましょう。

試験会場には十分な余裕を持って到着すること

当たり前ですが、こういう当たり前のことが平常心を保証してくれます。天気予報に注意して、試験会場への移動手段を検討しましょう。

注意すべきは路線バスです。センター試験当日の試験バスはおもいっきり混みます。覚悟するか、早めに行くか、最寄の駅から近いならば歩いてしまうか。とにかく十分対策しましょう。バス待ちのせいで時間ぎりぎりというのも結構よくある光景です。なんなら、タクシーを使っちゃおう。どうせ、3000円以内だし。

マスク、喉ぬーるスプレー、目薬、アメ、飲み物、ティッシュを忘れずに

まんまです。試験会場でいきなり喉が痛み出したり、目が乾燥したり、鼻水がとまらなかったりすることが結構あると思います(少なくとも毎年います)。

かばんにこういう品が用意されているとそれだけで安心できますから、忍ばせておいてはいかがでしょう。

特にアメと飲み物は休み時間にちょっとリラックスするための便利な道具です。好きなアメや飲み物を用意しておいてはいかがでしょうか。

困ったら、すぐに試験会場にいる係員に相談

何か困ったことがあったら、迷う前に係員にすぐに相談しましょう。かっこつけている場合じゃありません。

休み時間はトイレ&リフレッシュに当てる

休み時間に参考書開いて意味あるのは、その日の最初の試験だけ。その後は、もう頭が限界に来ていますので新たなことは覚えられません。

それよりも、頭のリフレッシュに費やしましょう。たとえば以下のものなどいかがでしょう。

  1. 新鮮な空気(可能なら外気に触れましょう)
  2. 首周り、肩周りをよくほぐし、血流を良くしましょう
  3. 糖分&水分(アメをなめましょう)
  4. トイレで生理的欲求を解消。
  5. 一緒にいった友達と「ダメだった!!!!!」と報告しあい、前の試験をさっさと忘れる。

定期的に試験監督に空気の交換をしてもらう

試験会場となる一部の高校や大学では石油ファンヒーターが暖房器具だったりします。また、そうでないところでも、数十人が一つの教室で一生懸命勉強しているせいで、二酸化炭素濃度があがっているような気がします(実際に計ってないので感触ですが)。

2つの試験に1度の割合で、空気の交換をしてもらいましょう。脳が活動するには酸素ブドウ糖が必要です。また、頭が温まると頭の働きが鈍ります。頭寒足熱の状態が良いらしいので、室内の温度もちょっと寒めに保ってもらいましょう(可能ならばの話)

またもや、お昼も食べ過ぎない

食べ過ぎると眠くなります。特に午後の試験は、部屋もあったかく、とても静かなので眠気がピークにくる可能性があります。炭水化物多めにして、軽くとりましょう。小腹が減ったら、休み時間にお菓子を一口なんていかが?

一日目が終わったら、ちゃんと誰かに愚痴を垂れること

一日目が終わったら、多くの人が不本意な結果だったと思います。こういうときに一番よくないのが、次の日にこの不本意な気分を引きずってしまうことです。友達と一緒にいったら、帰り道にちょっと寄り道して、30分間ぐらい愚痴を垂れあいましょう。あるいは、家に帰って家族に愚痴を垂れましょう。ホテル泊の方は、風呂に入ってちょっと独り言を口に出してしまいましょう。

一日目の気分を引きずらないこと!それが重要です。

えっ?二日目の試験は受けない?お願い。そんな悲しいことは言わないで。二日目にがらがらの部屋で試験監督をしていると、理系の先生としてはちょっと悲しくなるのよ。

おわりに

センター試験の準備は16日の午前中までに終えましょう(勉強含む)。午後は、体調を整えるのに使うべきです。運動して、おしゃべりして、楽しくご飯食べて、早めにお風呂入って、さっさと寝ましょう。

みなさまが、17日と18日に最高のパフォーマンスで実力を出し切れることをお祈りいたします。

追伸

受験生以外のみなさまにおかれましては、どうぞ、てんぱっている受験生のみなさまを暖かく見守っていただきますようお願い申し上げます。数十年と齢を経ている我々と違い、彼らにとって18年間という短い人生において、センター試験は結構な比重を持っているのです。

また、受験生の親御さんにおかれましては、無駄なプレッシャーをかけないように全力を尽くしていただけますようお願い申し上げます。あなた方がプレッシャーをかけても、お子さんの頭の回転は1秒たりとも速くなりません。全くの無駄です。熱いお風呂を沸かして、おいしいご飯をつくって、待っていてあげればそれでOKです。

夜、お子様が寝付けなかったとしても、「早く寝ないといけないんだろ?」なんて無粋なことを言わず「大丈夫、センター試験がうまくいっても、うまくいかなくても、お前のことは愛してるよ」とちょっと気障な発言をして、お子様の涙を誘ってください。場合によっては、クールにあしらわれると思いますが、その場合は布団の中で泣いてください。

12.29.18:00

平成30年度東京大学推薦入試状況

東京大学は、平成28年度入試から後期日程の入試を廃止し、推薦入試を導入します。

平成30年度の出願状況が気になるところでしたが、11月13日に東京大学が公表しました結果をみると、昨年と同様、以外と出願者数が179人と少ない状況です。

やはり、推薦の条件が厳しいようです。

平成 28・29 年度東京大学推薦入試状況
平成 30 年度東京大学推薦入試出願状況をお知らせします。
なお,提出された願書類についてはこから学部ごと資格等の審査を実 施しますので,現時点は大学とて受け取った通数です。

平成29年度、甲南高校が1人、鹿児島県内高校初の推薦入試合格者を出しています。
 

1 出願期間:平成 29 年11 月1日 ~ 6日

2 出願状況(受領通数) 平成 29 年11 月13日現在      出願者数の上段 平成30年度

3 第1次選考合格発表 平成 29 年12 月1日 
学部・科
募集人員 出願者数
(受領通数)
第一次選考
合格者数
合格者数
法学部                  10人程度    26  
  25 
 24
  18  
   25
   24
     
   13 
  14
経済学部                  10人程度     10     
        14    
       7
        6  
       6 
   7
       
     3 
      4
文学部                  10人程度     18      
   13     
   10
   10    
    10
    10
      
     4
     3
教育学部                      5人程度    11     
   6
      9
  7
         5  
       6

  5
     4
教養学部                      5人程度      24       
         24      
   17
 12
       5
    11
 
  1
     2
工学部                 30 人程度     43      
   42     
   47
   39    
   38  
 44

  23  
   24
理学部                  10人程度      24       
   25     
   32
  22
   21 
    24

  10   
  11
農学部                  10人程度      11     
         11      
   12
   11   
  11
  12
 
     7 
    9
薬学部                     5人程度          6   
     3      
       4
      6
        2
   4
 
    2   
    3
医学部医学科                     3人程度         5 
     8      
       9
     4
     4
     5
   
    2
  2
医学部健康総合科学                     2人程度      1  
       2       
        2   
        0
        2
   2
    
      1   
 1
             100人程度 179
173
173
 135    
129
149
   
  71  
77

11.18.20:38

平成30年度東京大学推薦入試出願状況

東京大学は、平成28年度入試から後期日程の入試を廃止し、推薦入試を導入します。

平成30年度の出願状況が気になるところでしたが、11月13日に東京大学が公表しました結果をみると、昨年と同様、以外と出願者数が179人と少ない状況です。

やはり、推薦の条件が厳しいようです。

平成 28・29 年度東京大学推薦入試状況
平成 30 年度東京大学推薦入試出願状況をお知らせします。
なお,提出された願書類についてはこから学部ごと資格等の審査を実 施しますので,現時点は大学とて受け取った通数です。

平成29年度、甲南高校が1人、鹿児島県内高校初の推薦入試合格者を出しています。
 

1 出願期間:平成 29 年11 月1日 ~ 6日

2 出願状況(受領通数) 平成 29 年11 月13日現在      出願者数の上段 平成30年度

学部・科
募集人員 出願者数
(受領通数)
第一次選考
合格者数
合格者数
法学部                  10人程度    26  
  25 
 24
   
   25
   24
     
   13 
  14
経済学部                  10人程度     10     
        14    
       7
        
       6 
   7
       
     3 
      4
文学部                  10人程度     18      
   13     
   10
     
   10
   10
      
     4
     3
教育学部                      5人程度    11     
   6
      9

         5  
       6

  5
     4
教養学部                      5人程度      24       
         24      
   17

       5
    11
 
  1
     2
工学部                 30 人程度     43      
   42     
   47
     
   38  
 44

  23  
   24
理学部                  10人程度      24       
   25     
   32

   21 
    24

  10   
  11
農学部                  10人程度      11     
         11      
   12
    
  11
  12
 
     7 
    9
薬学部                     5人程度          6   
     3      
       4
  
        2
   4
 
    2   
    3
医学部医学科                     3人程度         5 
     8      
       9
    
      4
      5
   
    2
  2
医学部健康総合科学                     2人程度      1  
       2       
        2   
     
       2
  2
    
      1   
 1
             100人程度 179
173
173
    
129
149
   
  71  
77

11.08.21:16

平成29年度ラ・サール高校大学進学実績

平成29年3月卒業のラ・サール高校の大学進学実績は、以下のとおりです。

大学に進学しているのは、卒業生236人のうち40.7%の96人が現役で合格して大学に進学しています。

卒業生の6割は、浪人しています。

浪人が多いのは、医学部等の志望者も多いことも要因となっていますが、ちょっと多い気がします。

大学進学者96人のうち、東大28人、国公立医学部33人(東大理Ⅲ2人除き)となっています。

国公立医学部医学科合格者77人中現役合格は35人、浪人42人となっています。
区分 大学進学 浪人/予備校 就職等 合計
H29年3月卒 96
(40.7%)
140
(59.3%)
236
H28年3月卒 90
(41.9%)
125
(58.1%)
215
H27年3月卒 75
(33.3%)
149
(66.2%)

(0.5%)
225

11.01.21:00

平成30年度甲南高校受験倍率予想

平成30年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。

鶴丸高校と同様に平成20年度から平成29年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。

(甲南高校)
平成29年7月時点の希望者は746人で、平成28年に比較して88人増加となっており、学区外枠は7人減となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
   
(平成30年度予想倍率)
     平成29年度は、受験倍率が1.30と平成28年度の倍率1.37を下回り、志望者が増加しました。 

  
区分 H27年度 H28年度 H29年度
学区内 618 671 658
一定枠(学区内)内数 58 72 78

  過去10カ年(H20~H29年度)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
   鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
   つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上未受験となっています。
 
 過去10年間の実績から平成29年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.45~1.68とかなりの幅のある値が試算されます。
 7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.1%、平成22年度64.7%、平成23年度62.1%、平成24年度68.8%、平成25年度69.2%、平成26年度64.8%、平成27年度72.0%、平成28年度65.2%、平成29年度63.1%となっています。

平成30年度の志望者数は、過去11カ年で最多となることから、志望校変更が多くなると想定され、7月時点の志望倍率と最終倍率の比が小さかった平成23年度の62.1%、平成29年度の63.1%程度と想定され、この比率で試算すると、1.45~1.47倍となります。

平成30年度の予想倍率は、昨年並みの比率となると想定し、1.47倍となり、直近では平成25年度の最高倍率1.44倍を上回るものと想定しています。


 
 一定枠の志望者数でみると、受験者数との割合は、39.2%~66.1%と幅があります。
 平成29年度志望者数は71人と昨年を7人下回っており、過去11年では5番目に多い状況となっており、受験率が昨年より上昇する可能性があります。
 また、一定枠受験者数は平成26年度の最終受験者数51人と過去10年間で最高となっており、この結果から甲南を敬遠して志望校を変更する受験者数の割合が低下しました。

したがって、増減要因がそれぞれ考えられることから推計が難しいところがありますが、50%程度の見かけ上の受験率になると想定し、42人が受験(推薦入試除き)すると想定します。

ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。

 
   
  

09.23.23:14

平成30年度鶴丸高校倍率予想

平成30年度の鶴丸高校の予想倍率を過去のデータから推計しました。
平成20年度から平成29年度の希望者数と最終受験倍率の相関をとってみると以下のグラフになります。
このうち、相関式との差があるのが、平成21年度1.15倍、平成25年度1.41倍、平成27年度1.24倍、平成28年度1.31倍、平成29年度1.25倍です。
つまり、平成25年度以降の5カ年のうち、4か年が上下に倍率が変動していることがわかります。これは、出願手続きが変更となったことと関係があるのではないかと思います。
平成28年度が上振れしたのは、前年度の平成27年度に大きく下振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。
平成29年度が上振れしたのは、前年度の平成28年度に大きく上振れしたため、下振れを予想して、希望校通り出願した生徒が多かったのではないかと思います。


相関式から計算すると、平成30年度希望者数520人ですと受験最終倍率は1.21倍となります。最近では、2番目に低い倍率となります。

しかし、最近の上振れ、下降れ傾向を見ると、希望者数が少ない現状から最終受験倍率が低くなることを想定して、鶴丸に出願する生徒も多くなると想定され、上振れする可能性が高いと思います。

上振れは、平成25年度0.06倍、平成28年度0.04倍となっていることから、最終受験倍率は1.25~1.27倍となることが想定されます。

したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.26倍と想定します。

(平成29年度の予想結果)
昨年9月に、平成29年度の鶴丸高校の受験倍率を1.25倍と予想していましたが、そのとおり、1.25倍となっています。

上振れは、平成25年度1.00倍、平成28年度0.04倍となっていることから、平成29年度の最終受験倍率は1.22~1.28倍となることが想定されます。

したがって、希望者数が少なく上振れ傾向が平成28年度より高くなると想定し、最終受験倍率は1.25倍と想定します。

   
 

09.23.22:44

平成30年度鶴丸高校希望者数

鶴丸高校の受験データを整理すると以下の表のとおりとなります。

ピンク色が最高値、水色が最低値を示しています。

(希望者数 7月調査)
平成20年度、学区外希望者数と学区外・学区内合計の希望者数が最も多くなっています。
平成25年度、学区内希望者数が最も多くなっています。
平成21年度、希望者数が多かった平成20年度の反動で、学区内希望者数と学区外・学区内合計が最低となっています。
平成29年度、学区外希望者数が最低となっています。
平成30年度、希望者数、学区内希望者数が最低となっています。

(推薦出願数)
平成20年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最高となっています。
平成27年度、学区外の推薦出願数が最低となっています。
平成26年度、学区外の推薦出願数が最低となっています。
平成25年度、学区外・学区内の推薦出願数が最低となっています。

(推薦合格者数)
平成19年度、平成20年度、平成23年度が、定員320人の10%の32人が合格しています。
平成26年度、平成28年度が、定員数10%の32人より5人少ない27人が合格しています。
平成29年度が、定員数10%の32人より7人少ない最低の25人が合格しています。
平成21年度以降は、推薦出願者の学力が学区内の学力に比較して、低いとの分析から合格基準を挙げたか、推薦出願者の学力が一部低下しているのではないかと考えられます。

(当初出願者数)
平成20年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最高となっています。
平成27年度、学区外、学区内、合計とも、推薦出願数が最低となっています。

(希望者数の出願者数の割合)
平成20年度が、85.8%と最高となっています。
平成20年度が最高となったのは、7月時点の希望者数が多かったこともありますが、希望者数の出願者数の割合が85.8%と高く、出願変更しなかった割合が高かったことが大きいと考えられます。
平成27年度が、66.8%と最低となっています。

(最終出願者数)
平成24年度、学区外は出願数が最高となっています。
平成25年度、学区内、学区外・学区内の合計は出願数が最高となっています。
平成21年度、学区外、学区内、合計とも、出願数が最低となっています。

(受験者数)
平成24年度、学区外は出願数が最高となっています。
平成25年度、学区内、学区外・学区内の合計は出願数が最高となっています。
平成21年度、学区外、学区内、合計とも、出願数が最低となっています。

(受験倍率)
平成25年度、1.41倍と最高となっています。
平成21年度、1.15倍と最低となっています。平成20年度の倍率が高かったためです。

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