11.23.18:15
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11.01.21:00
平成30年度甲南高校受験倍率予想
平成30年度の甲南高校の受験倍率を試算してみました。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成29年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。
(甲南高校)
平成29年7月時点の希望者は746人で、平成28年に比較して88人増加となっており、学区外枠は7人減となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
(平成30年度予想倍率)
平成29年度は、受験倍率が1.30と平成28年度の倍率1.37を下回り、志望者が増加しました。
過去10カ年(H20~H29年度)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上未受験となっています。
過去10年間の実績から平成29年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.45~1.68とかなりの幅のある値が試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.1%、平成22年度64.7%、平成23年度62.1%、平成24年度68.8%、平成25年度69.2%、平成26年度64.8%、平成27年度72.0%、平成28年度65.2%、平成29年度63.1%となっています。
平成30年度の志望者数は、過去11カ年で最多となることから、志望校変更が多くなると想定され、7月時点の志望倍率と最終倍率の比が小さかった平成23年度の62.1%、平成29年度の63.1%程度と想定され、この比率で試算すると、1.45~1.47倍となります。
平成30年度の予想倍率は、昨年並みの比率となると想定し、1.47倍となり、直近では平成25年度の最高倍率1.44倍を上回るものと想定しています。
一定枠の志望者数でみると、受験者数との割合は、39.2%~66.1%と幅があります。
平成29年度志望者数は71人と昨年を7人下回っており、過去11年では5番目に多い状況となっており、受験率が昨年より上昇する可能性があります。
また、一定枠受験者数は平成26年度の最終受験者数51人と過去10年間で最高となっており、この結果から甲南を敬遠して志望校を変更する受験者数の割合が低下しました。
したがって、増減要因がそれぞれ考えられることから推計が難しいところがありますが、50%程度の見かけ上の受験率になると想定し、42人が受験(推薦入試除き)すると想定します。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
鶴丸高校と同様に平成20年度から平成29年度の県内中学校卒業予定者の進路希望状況と受験者数から予想しています。
過去の動向を見つつ予想してみました。
(甲南高校)
平成29年7月時点の希望者は746人で、平成28年に比較して88人増加となっており、学区外枠は7人減となっています。
平成20年度以降で最高の希望者数となっています。
(平成30年度予想倍率)
平成29年度は、受験倍率が1.30と平成28年度の倍率1.37を下回り、志望者が増加しました。
区分 | H27年度 | H28年度 | H29年度 |
学区内 | 618 | 671 | 658 |
一定枠(学区内)内数 | 58 | 72 | 78 |
過去10カ年(H20~H29年度)は、希望者数に対して実際の受験者数は35.1%~44.4%減少しています。
鶴丸高校の希望者の受験者減少率は、29.0%~37.0%であることから、甲南高校の減少率のほうが6.1%~7.4%大きいことがわかります。
つまり、鶴丸高校では、約63~71%の希望者が受験するのに対して、甲南高校は56~65%が数字上未受験となっています。
過去10年間の実績から平成29年度の予想倍率は、過去の倍率から試算すると1.45~1.68とかなりの幅のある値が試算されます。
7月時点の志望倍率と最終倍率の比が平成20年度は71.4%に対して、平成21年度68.1%、平成22年度64.7%、平成23年度62.1%、平成24年度68.8%、平成25年度69.2%、平成26年度64.8%、平成27年度72.0%、平成28年度65.2%、平成29年度63.1%となっています。
平成30年度の志望者数は、過去11カ年で最多となることから、志望校変更が多くなると想定され、7月時点の志望倍率と最終倍率の比が小さかった平成23年度の62.1%、平成29年度の63.1%程度と想定され、この比率で試算すると、1.45~1.47倍となります。
平成30年度の予想倍率は、昨年並みの比率となると想定し、1.47倍となり、直近では平成25年度の最高倍率1.44倍を上回るものと想定しています。
一定枠の志望者数でみると、受験者数との割合は、39.2%~66.1%と幅があります。
平成29年度志望者数は71人と昨年を7人下回っており、過去11年では5番目に多い状況となっており、受験率が昨年より上昇する可能性があります。
また、一定枠受験者数は平成26年度の最終受験者数51人と過去10年間で最高となっており、この結果から甲南を敬遠して志望校を変更する受験者数の割合が低下しました。
したがって、増減要因がそれぞれ考えられることから推計が難しいところがありますが、50%程度の見かけ上の受験率になると想定し、42人が受験(推薦入試除き)すると想定します。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
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