11.23.18:03
[PR]
11.30.07:37
鹿児島県内高校の国公立大学合格実績
先日、昭和50年度の鹿児島県内の国立大学の合格実績について掲載しました。
現在の国立大学の合格実績との比較を行うためには、各種要素を調べておく必要があります。
①鹿児島県内高校の在校生数数と鶴丸高校の卒業生数
平成23年の鹿児島県の高校の在校生数は、昭和50年に比較して55.7%となっています。
また、平成23年の鶴丸高校の卒業生数は、昭和50年に比較して62.7%となっています。
このことから、鹿児島県内の学生数を考慮して定員を減少させており、各高校ともほぼどうような割合で卒業生数が減少しているものと想定されます。
②東京大学の入学定員と全国の高校卒業生数・大学進学率
平成23年度の東大の入学定員は、昭和54年度と同数となっています。東大の入学定員は、平成4年度には3586人まで増員され、その後、減少しています。
平成23年の全国の高校卒業生は、昭和50年に比較して74.7%となっていますが、大学の進学率は26.7%から50.6%に上昇しています。
難関大学レベルにある生徒は、ほぼ100%大学に進学するものと想定され、大学進学率は考慮する必要性はそれほど高くないと思われます。
この2つのことから、鹿児島県の卒業生数や在校生数の昭和50年に対する割合が60%に落ち込んでいるのに対して、全国平均は75%程度にとどまっていることから、鹿児島県の高校の卒業生の全国の卒業生に対する割合が低下することとなり、難関大学の国立大学合格者数は昭和50年の60%以下になることが推測されます。
たとえば、九大であれば、卒業生数の割合から鹿児島県の合格者数が60%以下となり、福岡県等の合格者数は増加するということになります。
したがって、よく鹿児島県の高校の学力が低下したとよく言われますが、上記のような卒業生数の減少傾向が他県に比較して大きいことが合格者数の減少につながり、合格者数だけで見ている場合が多くあるのではないかと思われます。
※昭和54年度
現在の国立大学の合格実績との比較を行うためには、各種要素を調べておく必要があります。
①鹿児島県内高校の在校生数数と鶴丸高校の卒業生数
平成23年の鹿児島県の高校の在校生数は、昭和50年に比較して55.7%となっています。
また、平成23年の鶴丸高校の卒業生数は、昭和50年に比較して62.7%となっています。
このことから、鹿児島県内の学生数を考慮して定員を減少させており、各高校ともほぼどうような割合で卒業生数が減少しているものと想定されます。
②東京大学の入学定員と全国の高校卒業生数・大学進学率
平成23年度の東大の入学定員は、昭和54年度と同数となっています。東大の入学定員は、平成4年度には3586人まで増員され、その後、減少しています。
平成23年の全国の高校卒業生は、昭和50年に比較して74.7%となっていますが、大学の進学率は26.7%から50.6%に上昇しています。
難関大学レベルにある生徒は、ほぼ100%大学に進学するものと想定され、大学進学率は考慮する必要性はそれほど高くないと思われます。
この2つのことから、鹿児島県の卒業生数や在校生数の昭和50年に対する割合が60%に落ち込んでいるのに対して、全国平均は75%程度にとどまっていることから、鹿児島県の高校の卒業生の全国の卒業生に対する割合が低下することとなり、難関大学の国立大学合格者数は昭和50年の60%以下になることが推測されます。
たとえば、九大であれば、卒業生数の割合から鹿児島県の合格者数が60%以下となり、福岡県等の合格者数は増加するということになります。
したがって、よく鹿児島県の高校の学力が低下したとよく言われますが、上記のような卒業生数の減少傾向が他県に比較して大きいことが合格者数の減少につながり、合格者数だけで見ている場合が多くあるのではないかと思われます。
区 分 | 昭和50年① | 平成23年② | 割合②/①(%) | 備 考 |
鹿児島県内 全日制本科学生数(公立・私立)3学年合計 (1学年平均生徒数) |
90,498 (30,166) |
50,417 (16,806) |
55.7 | |
全国高校卒業生数 | 1,327,407 | 991,404 | 74.7 | |
鶴丸高校卒業生数 | 496 | 311 | 62.7 | |
東京大学入学定員 | ※3,063 | 3,063 | 100.0 | |
全国4年制大学進学率 | 27.2% | 50.6% | 186.0 |
PR
- トラックバックURLはこちら