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02.17.17:31
平成23年度鶴丸高校受験倍率予想(1)
2月10日(木)から2月18日(金)、公立高校の志願登録変更手続きが行われます。
鶴丸高校の一般入試の受験者数を推計してみます。
一般入試の学区外、学区内の出願者数の合計は、348人(学区外35人、学区内313人)となり、倍率は
1.21倍程度と想定されます。
鶴丸高校の一般入試の受験者数に影響を与える要因としては、①ラサール高校入学者数、②推薦入学不合格者の動向、③私立高校特待Aの取得状況などが考えられます。
(1)ラサール高校入学者による減(15人~25人程度)
鹿児島県出身者のラサール受験者の多くは、すべり止めとして鶴丸高校の入学志望登録を行っていると思われ、ラサール高校の合格者のうち入学希望者は2月8日(火)までにラサール高校への入学手続きを行い、その大半は鶴丸高校を受験しないものと想定されます。
ラサール高校の鹿児島県内の受験者数は公表されていませんが、15人~25人が入学しているとするとそれ以上の生徒が合格し、その一部は鶴丸高校に合格し、鶴丸高校に入学していると想定されます。
ラサール高校の合格レベルの学生が公立高校受験者に何人いるのか推計してみます。偏差値でいうとラサール高校が75に対して、鶴丸高校は71となっています。
したがって、ラサール高校に入学手続き(2月8日(火)まで)を行った者は出願しないこととなるので、登録を取り消す手続きはありませんので、鶴丸高校への登録は変更せずそのままとし、出願しないこととなります。
つまり、鶴丸高校の出願者数(受験者数)は、ラサール高校へ入学する約15人~25人が出願しないことによって、登録変更時点から確実に減ることとなります。
なお、平成20年度はラサール高校合格者のうち鶴丸高校入学者を1人、鶴丸高校合格者のうちラサール高校入学者を1人を確認しています。
ラ・サール高校在校生数
ラサール中学校・ラサール高校の生徒数と鹿児島出身者の推計
上段:平成22年4月現在、中段:平成21年4月現在、下段:平成20年4月現在
鹿児島出身者は、保護者の現住所による。学年の数値は、全体数の比率により試算したもの。
高校ホームは、平成21年度在校生数は中学校497人、高校694人である。
出身都道府県別在学生数(平成20年度)
塾別のラ・サール高校合格者数(平成22年2月5日調査時点)
(2)推薦入学内定者の減(32人)と学区外推薦入試不合格者の減(3人)
鶴丸高校は、推薦枠32人に対し、47(平成22年度 40人:以下( )の数値は平成22年度の値)人が出願していますが、学区内41人(33人)、学区外6人(7人)となっています。
従来、推薦枠の学区外合格者は全体枠の10%の3人程度となっていますので、学区外出願者6人(7人)中3人が合格し、3人(4人)が不合格となり、学区内出願者41人中29人が合格し、12人が不合格となる可能性があります。
鶴丸高校の推薦入試で不合格となる3人(4人)の学区外の生徒は、一般入試の学区外枠の競争が激しいことから甲南高校などに変更する可能性があります。
【 】は学区外、( )は学区内で内数 推薦入試の学区・学区外の値は推計
平成21年度推薦入試出願状況
(3)私立高校特待Aの未取得者による減
鶴丸高校への出願者の大半は、鶴丸高校の合格レベルに相当する楠南高校普通科文理コース、鹿児島実業高校文理科文理コース、鹿児島高校英数科特進コースなどを学力の確認や特待A(入学費・授業料全額免除)の取得を目的として受験しています。
特待Aが取得できなかった者は、合格の可能性の確認や授業料の負担軽減を図るため、甲南高校などへ志願変更する可能性があります。
特待Aとなる主な私立高校の特進コース
鹿児島実業高校文理科の募集定員は80人でその半分が文理コース
鹿児島高校英数科の募集定員は120人
樟南高校普通科文理コース
(4) 平成22年度の競争倍率の影響
平成22年度の鶴丸高校の一般入試倍率は、平成20年度の1.40倍の高倍率を敬遠して平成21年度1.15倍と低い倍率となっったため、その反動で1.30倍となりました。
また、平成22年度の入試問題が難化(平均点H20 262点→H21 244点→H22 232点))したことにもあり、学力の識別値は高まりました。平成20年度は、入試問題が易化したため、合格が確実視されていた生徒が不合格となるなど競争が激化したため、平成21年度は中学校や塾の進学指導が安全志向のため、出願者数が激減しました。
これにより、甲南高校へ志願登録を変更した可能性があります。
【学区外・・・一般枠】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の55人から出願数は39人(推薦入試合格者3人を除き 各年度も以下同じ)となっており、16人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者3人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者が出願しないためと想定されます。
偶然ですが、減少数が推薦入試受験者数と一致しています。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の67人から出願数は42人となっており、25人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
低倍率となった平成21年度をみると、出願登録時の48人から出願数は34人となっており、14人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が平成20年度の高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成22年度)
平成22年度をみると、出願登録時の61人から出願数は48人となっており、13人減少しています。
(平成23年度の予想)
出願登録数は50人となっています。出願数は、出願登録数の多かった平成20年度を除けば、平均で15人程度が変更していますので、35人程度が出願するものと想定されます。
鶴丸高校学区外 出願状況
基本的には、平成19年度や平成21年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ39人、42人と大きな差がないことから、推薦入学内定者3人を含む推薦入試を出願した6人を含む15人に相当する人数分が減少するものと想定されます。
したがって、50人から15人減少して35人程度になると想定されます。
【学区内】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の376人から出願数は304人となっており、72人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者29人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者など残りの43人が出願しないためと想定されます。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の441人から出願数は360人となっており、81人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ304人、360人と大きな差が生じています。
しかし、減少数でみると72人と81人と大きな差が生じていないことから、志願者数全体が平成19年度より10人少ないことから甲南高校への変更やラサール高校入学者の未出願数は平成19年度に比較して小さいものと想定されましたが、志願者数の割合から3%少ない61人が減少しました。
したがって、366人から61人減少して305人になりました。
(平成22年度)
志願登録数は、414人と平成21年度に比較して48人増加しています。
一方、学区内の出願者数は1月末時点の志願登録時点より平成19年度43人、平成20年度52人、平成21年度44人減少しています。
これにより、22年度は48人程度が出願変更するものと想定されます。
つまり、1月末の志願登録414人から推薦入学者29人と出願変更する48人を差引いた337人となるものと想定しましたが、実際は7人出願変更が多くなり、330人となりました。
(平成23年度)
出願登録数は383人で、過去の変更減率から推計すると70人変更減(推薦合格者29人+甲南高校等へ変更・ラサール高校入学41人)で、313人になると推計されます。
鶴丸高校学区内 出願状況
鶴丸高校の一般入試の受験者数を推計してみます。
一般入試の学区外、学区内の出願者数の合計は、348人(学区外35人、学区内313人)となり、倍率は
1.21倍程度と想定されます。
区 分 | 募集定員 | 志願登録 人数 (1月末) |
推薦 入学 定員枠 |
推薦入試 出願 登録数 |
推薦 入試 合格 者数 |
検査 定員 |
出願登録 変更 人数(2月) |
出願数 推薦入学 内定者除き |
受検者数 | 未受験 |
平成 23年度 |
320 | 433 【50】 (383) |
32 | 47 【6】 (41) |
32 【3】 (29) |
288 | 85 【15】 (70) |
348 【35】 (313) |
||
平成 22年度 |
320 | 475 【61】 (414) |
32 | 40 【7】 (33) |
29 【3】 (26) |
291 | 68 【10】 (58) |
378 【48】 (330) |
378 【48】 (330) |
0 【0】 (0) |
平成 21年度 |
320 | 414 【48】 (366) |
32 | 39 【10】 (29) |
29 【3】 (26) |
291 | 46 【11】 (35) |
339 【34】 (305) |
336 【34】 (302) |
3 【0】 (3) |
平成 20年度 |
320 | 508 【67】 (441) |
32 | 62 【17】 (45) |
32 【3】 (29) |
288 | 74 【22】 (52) |
402 【42】 (360) |
398 【41】 (357) |
4 【1】 (3) |
平成 19年度 |
320 | 431 【55】 (376) |
32 | 53 【16】 (37) |
32 【3】 (29) |
288 | 56 【13】 (43) |
343 【39】 (304) |
341
【39】
(302)
|
2 【0】 (2) |
鶴丸高校の一般入試の受験者数に影響を与える要因としては、①ラサール高校入学者数、②推薦入学不合格者の動向、③私立高校特待Aの取得状況などが考えられます。
(1)ラサール高校入学者による減(15人~25人程度)
鹿児島県出身者のラサール受験者の多くは、すべり止めとして鶴丸高校の入学志望登録を行っていると思われ、ラサール高校の合格者のうち入学希望者は2月8日(火)までにラサール高校への入学手続きを行い、その大半は鶴丸高校を受験しないものと想定されます。
平成22年の主な塾の合格者数の累計は217人となっていますが、高校からの入学者は公表されていません。
そこで、毎年の高校からの入学者数は、平成20年度・平成21年度の中学校・高校の出身別在学者数から試算すると65人~73人程度、多くて2クラス80人程度と推計しています。さらに、入学者数の9割が九州出身で、鹿児島県と福岡県で25%~35%程度のの15人~25人程度入学していると推計しています。
ラ・サール中学校3年生全員がラ・サール高校に進学すると仮定し、翌年度の高校1年生の人数から外部高校入学者を求めると、平成21年度69人、平成22年度83人となります。
そこで、毎年の高校からの入学者数は、平成20年度・平成21年度の中学校・高校の出身別在学者数から試算すると65人~73人程度、多くて2クラス80人程度と推計しています。さらに、入学者数の9割が九州出身で、鹿児島県と福岡県で25%~35%程度のの15人~25人程度入学していると推計しています。
ラ・サール中学校3年生全員がラ・サール高校に進学すると仮定し、翌年度の高校1年生の人数から外部高校入学者を求めると、平成21年度69人、平成22年度83人となります。
区 分 | 中学3年 学生数 |
区分 | 高校1年 学生数 |
高校 外部入学者数 |
平成20年4月現在 | 162人 | 平成21年4月現在 | 231人 | 69人 |
平成21年4月現在 | 154人 | 平成22年4月現在 | 237人 | 83人 |
ラサール高校の鹿児島県内の受験者数は公表されていませんが、15人~25人が入学しているとするとそれ以上の生徒が合格し、その一部は鶴丸高校に合格し、鶴丸高校に入学していると想定されます。
ラサール高校の合格レベルの学生が公立高校受験者に何人いるのか推計してみます。偏差値でいうとラサール高校が75に対して、鶴丸高校は71となっています。
平成20年度の公立高校の入試結果を分析すると、鶴丸高校の合格ラインは387点となり、標準偏差が60程度と試算されますので逆算すると偏差値で4つ違うので、ラサール高校の合格ラインは411点(387点+6点×4)となります。
この411点以上の得点者は統計処理すると71人程度となり、鶴丸高校合格者の上位50人程度(学区内35人+学区外15人)になりますが、ラサール高校に合格するためにはラサール高校の問題に対応することが必要ですので、鶴丸高校入学者のうちラサール高校合格者はかなり限定的と考えられ、ここでは約1割にあたる5人程度と想定しました。
これにより鹿児島県出身者のラサール高校合格者は30人程度となり、その多くが鶴丸高校を出願すべく入学志願登録を行っているものと想定されます。したがって、ラサール高校に入学手続き(2月8日(火)まで)を行った者は出願しないこととなるので、登録を取り消す手続きはありませんので、鶴丸高校への登録は変更せずそのままとし、出願しないこととなります。
つまり、鶴丸高校の出願者数(受験者数)は、ラサール高校へ入学する約15人~25人が出願しないことによって、登録変更時点から確実に減ることとなります。
なお、平成20年度はラサール高校合格者のうち鶴丸高校入学者を1人、鶴丸高校合格者のうちラサール高校入学者を1人を確認しています。
ラ・サール高校在校生数
区分 | 中学校① | 高校② | 差②-① | 1学年平均 | ||||
計 | 鹿児島県 | 計 | 鹿児島県 | 計 | 鹿児島県 | 計 | 鹿児島県 | |
平成20年度 | 499 | 174(34.9%) | 717 | 250(34.9%) | 218 | 76 | 73 | 25 |
平成21年度 | 498 | 180(36.2%) | 694 | 225(32.4%) | 196 | 45 | 65 | 15 |
平成22年度 | 507 | 187(36.9%) | 698 | 251(36.0%) | 191 | 64 | 64 | 21 |
ラサール中学校・ラサール高校の生徒数と鹿児島出身者の推計
上段:平成22年4月現在、中段:平成21年4月現在、下段:平成20年4月現在
ラサール中学校 | ラサール高校 | ||||||
区分 | クラス数 | 生徒数 | 鹿児島県 出身者 |
区分 | クラス数 | 生徒数 | 鹿児島県 出身者 |
1年 | 4 | 173 163 183 |
64 59 64 |
1年 | 6 | 237 231 241 |
85 75 84 |
2年 | 4 | 163 181 154 |
60 66 54 |
2年 | 6 | 228 238 234 |
82 77 82 |
3年 | 4 | 171 154 162 |
63 55 56 |
3年 | 6 | 234 225 242 |
84 73 84 |
小計 | 18 | 507 498 499 |
187 (36.9%) 180 (36.2%) 174 (34.9%) |
小計 | 18 | 698 694 717 |
251 (36.0%) 225 (32.5%) 250 (34.9%) |
高校ホームは、平成21年度在校生数は中学校497人、高校694人である。
出身都道府県別在学生数(平成20年度)
区 分 | 鹿 児 島 県 |
沖縄県 | 宮崎県 | 熊本県 | 大分県 | 長崎県 | 佐賀県 | 福 岡 県 |
九 州 小 計 |
中国 | 四 国 | 近畿 | 中部 | 関 東 | そ の他 |
九 州 以 外 小 計 |
合 計 |
中学校 | 174 | 13 | 25 | 33 | 6 | 18 | 5 | 68 | 342 | 19 | 22 | 28 | 33 | 48 | 7 | 157 | 499 |
高校 | 250 | 7 | 45 | 53 | 12 | 15 | 14 | 144 | 540 | 37 | 12 | 32 | 42 | 41 | 13 | 177 | 717 |
合計 | 424 | 20 | 70 | 86 | 18 | 33 | 19 | 212 | 882 | 56 | 34 | 60 | 75 | 89 | 20 | 334 | 1216 |
中学校1学年平均 | 58 | 4 | 8 | 11 | 2 | 6 | 2 | 23 | 114 | 7 | 7 | 9 | 11 | 16 | 2 | 52 | 166 |
高校1学年平均 | 83 | 2 | 15 | 18 | 4 | 5 | 5 | 48 | 180 | 12 | 4 | 11 | 14 | 14 | 4 | 59 | 239 |
差 (高校外部入学) |
25 | ー2 | 7 | 9 | 2 | ー1 | 3 | 25 | 66 | 5 | ー3 | 2 | 3 | ー2 | 2 | 7 | 73 |
塾別のラ・サール高校合格者数(平成22年2月5日調査時点)
年度 | 英進館 | 昴 | 全教研 | 森田 修学館 (福岡) |
欧州塾 (広島) |
京進 (京都) |
西塾 (愛知) |
関西 志学館 (兵庫) |
サビックス (東京) |
進学社 (東京) |
計 |
平成22年度 | 131 | 39 | 30 | 12 | 3 | 215 | |||||
平成21年度 | 116 | 28 | 24 | 17 | 17 | 1 | 6 | 1 | 210 | ||
平成20年度 | 117 | 37 | 16 | 11 | 22 | 3 | 2 | 1 | 6 | 1 | 216 |
合格者数は、重複している可能性もあります。その他の塾の合格もあると想定されます。
空欄は、ホームページで現在までに掲載されていません。
空欄は、ホームページで現在までに掲載されていません。
(2)推薦入学内定者の減(32人)と学区外推薦入試不合格者の減(3人)
鶴丸高校は、推薦枠32人に対し、47(平成22年度 40人:以下( )の数値は平成22年度の値)人が出願していますが、学区内41人(33人)、学区外6人(7人)となっています。
従来、推薦枠の学区外合格者は全体枠の10%の3人程度となっていますので、学区外出願者6人(7人)中3人が合格し、3人(4人)が不合格となり、学区内出願者41人中29人が合格し、12人が不合格となる可能性があります。
鶴丸高校の推薦入試で不合格となる3人(4人)の学区外の生徒は、一般入試の学区外枠の競争が激しいことから甲南高校などに変更する可能性があります。
【 】は学区外、( )は学区内で内数 推薦入試の学区・学区外の値は推計
平成21年度推薦入試出願状況
高校名 | 募集定員 | 09登録者数 | 09倍率 | 08倍率 | 推薦枠 | 推薦出願者数 |
鶴丸高校 | 【32】 320 |
【48】 414 |
1.29 | 1.59 | 32 | 【10】 39 |
甲南高校 | 【32】 320 |
【57】 487 |
1.52 | 1.50 | 32 | 【12】 55 |
鹿児島中央高校 | 【32】 320 |
【49】 519 |
1.62 | 1.57 | 32 | 【11】 49 |
(3)私立高校特待Aの未取得者による減
鶴丸高校への出願者の大半は、鶴丸高校の合格レベルに相当する楠南高校普通科文理コース、鹿児島実業高校文理科文理コース、鹿児島高校英数科特進コースなどを学力の確認や特待A(入学費・授業料全額免除)の取得を目的として受験しています。
特待Aが取得できなかった者は、合格の可能性の確認や授業料の負担軽減を図るため、甲南高校などへ志願変更する可能性があります。
特待Aとなる主な私立高校の特進コース
高校・学科名 | 募集定員 | 平成20年度 入学者数 |
推薦入試 入学者数 |
一般入試 入学者数 |
樟南高校普通科文理コース | 50 | 52 | 6 | 46 |
鹿児島実業高校文理科文理コース | 40 | 40 | 2 | 38 |
鹿児島高校英数科特進コース | 未定 | 21年度設置 | - | - |
鹿児島高校英数科の募集定員は120人
樟南高校普通科文理コース
年度 | 推薦 受検者 |
推薦 合格者 |
一般 受検者 |
一般 合格者 |
実質倍率 | 合格最低点 (得点率) |
推薦 入学 |
一般 入学 |
入学 合計 |
平成20年度 | 6 | 6 | 967 | 486 | 1.99 | 427/500 (85.4%) |
6 | 46 | 52 |
平成19年度 | 不明 | 不明 | 879 | 398 | 2.21 | 387/500 (77.4%) |
不明 | (29) | 29 |
差 | - | - | 88 | 88 | -0.22 | 40/500 (8.0%) |
- | - | 23 |
(4) 平成22年度の競争倍率の影響
平成22年度の鶴丸高校の一般入試倍率は、平成20年度の1.40倍の高倍率を敬遠して平成21年度1.15倍と低い倍率となっったため、その反動で1.30倍となりました。
また、平成22年度の入試問題が難化(平均点H20 262点→H21 244点→H22 232点))したことにもあり、学力の識別値は高まりました。平成20年度は、入試問題が易化したため、合格が確実視されていた生徒が不合格となるなど競争が激化したため、平成21年度は中学校や塾の進学指導が安全志向のため、出願者数が激減しました。
これにより、甲南高校へ志願登録を変更した可能性があります。
【学区外・・・一般枠】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の55人から出願数は39人(推薦入試合格者3人を除き 各年度も以下同じ)となっており、16人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者3人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者が出願しないためと想定されます。
偶然ですが、減少数が推薦入試受験者数と一致しています。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の67人から出願数は42人となっており、25人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
低倍率となった平成21年度をみると、出願登録時の48人から出願数は34人となっており、14人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が平成20年度の高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成22年度)
平成22年度をみると、出願登録時の61人から出願数は48人となっており、13人減少しています。
(平成23年度の予想)
出願登録数は50人となっています。出願数は、出願登録数の多かった平成20年度を除けば、平均で15人程度が変更していますので、35人程度が出願するものと想定されます。
鶴丸高校学区外 出願状況
区分 | 出願登録数 | 出願数 | 変更減(推薦合格者3人含む) |
平成19年度 | 55 | 39 | 16 |
平成20年度 | 67 | 42 | 25 |
平成21年度 | 48 | 34 | 14 |
平成22年度 | 61 | 48 | 13 |
平成23年度 | 50 | 予想35 | 予想15 |
基本的には、平成19年度や平成21年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ39人、42人と大きな差がないことから、推薦入学内定者3人を含む推薦入試を出願した6人を含む15人に相当する人数分が減少するものと想定されます。
したがって、50人から15人減少して35人程度になると想定されます。
【学区内】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の376人から出願数は304人となっており、72人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者29人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者など残りの43人が出願しないためと想定されます。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の441人から出願数は360人となっており、81人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ304人、360人と大きな差が生じています。
しかし、減少数でみると72人と81人と大きな差が生じていないことから、志願者数全体が平成19年度より10人少ないことから甲南高校への変更やラサール高校入学者の未出願数は平成19年度に比較して小さいものと想定されましたが、志願者数の割合から3%少ない61人が減少しました。
したがって、366人から61人減少して305人になりました。
(平成22年度)
志願登録数は、414人と平成21年度に比較して48人増加しています。
一方、学区内の出願者数は1月末時点の志願登録時点より平成19年度43人、平成20年度52人、平成21年度44人減少しています。
これにより、22年度は48人程度が出願変更するものと想定されます。
つまり、1月末の志願登録414人から推薦入学者29人と出願変更する48人を差引いた337人となるものと想定しましたが、実際は7人出願変更が多くなり、330人となりました。
(平成23年度)
出願登録数は383人で、過去の変更減率から推計すると70人変更減(推薦合格者29人+甲南高校等へ変更・ラサール高校入学41人)で、313人になると推計されます。
鶴丸高校学区内 出願状況
区分 | 出願登録数 | 出願数 | 変更減(推薦合格者29人含む) |
平成19年度 | 376 | 304 | 72(19.1%) |
平成20年度 | 441 | 360 | 81(18.4%) |
平成21年度 | 366 | 305 | 61(16.7%) |
平成22年度 | 414 | 330 | 74(17.9%) |
平成23年度 | 383 | 予想313 | 予想70 |
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学校の実力テストでいつも305点ほど取っているのですが、この点数は伊集院高校で何判定ですか?また、合格率は何%くらいですか? 至急回答お願いします!
Re:鶴丸高校関係ではありませんが…
コメントありがとうございます。
校内の実力テストの得点結果だけでは判断が難しいです。
校内の実力テストの平均点はどのくらいでしょうか。
また、鹿児島市内の中学校でしょうか、市外の中学校でしょうか?
模試の結果等があると判断しやすいのですが。
ご連絡をお待ちしています。
校内の実力テストの得点結果だけでは判断が難しいです。
校内の実力テストの平均点はどのくらいでしょうか。
また、鹿児島市内の中学校でしょうか、市外の中学校でしょうか?
模試の結果等があると判断しやすいのですが。
ご連絡をお待ちしています。
すみません、統一模試を受けたことが無いので・・・ 一応、僕と同じくらいの成績の人が統一模試280~290点くらい取っているようです。 あと、学校は鹿児島市外です。
Re:鶴丸高校関係ではありませんが…
コメントありがとうございます。
2010年11月に実施された藤一模試によると伊集院高校の合格判定基準は以下のようになっています。
全県統一模試(鹿児島県教育振興会)
判定基準 合格可能性 判定基準 合格可能性
AA(合格確実圏) 95%以上 321点
A(合格可能圏) 75%以上95%未満 255点
B(ボーダーライン圏) 25%以上75%未満 189点
C(要努力圏) 5%以上25%未満 173点
したがって、280点~290点であれば、合格可能性は85%程度と考えられます。
高校受験頑張ってください。
今後ともよろしくお願いします。
2010年11月に実施された藤一模試によると伊集院高校の合格判定基準は以下のようになっています。
全県統一模試(鹿児島県教育振興会)
判定基準 合格可能性 判定基準 合格可能性
AA(合格確実圏) 95%以上 321点
A(合格可能圏) 75%以上95%未満 255点
B(ボーダーライン圏) 25%以上75%未満 189点
C(要努力圏) 5%以上25%未満 173点
したがって、280点~290点であれば、合格可能性は85%程度と考えられます。
高校受験頑張ってください。
今後ともよろしくお願いします。
鹿児島県の公立高校入試は、3学期の評価は関係ありますか?
Re:鶴丸高校関係ではありませんが…
コメントありがとうございます。
中学3年生の2学期までの評価です。
3学期は、物理的にも間に合いません。
今後ともよろしくお願いします。
中学3年生の2学期までの評価です。
3学期は、物理的にも間に合いません。
今後ともよろしくお願いします。
回答ありがとうございます!
あと、中3の2学期の通知表の評価で初めて「2」がありました・・・これってもう入試落ちたも同然ですか? 教科は「技術・家庭(2つで1教科)」です。それ以外の7教科は4がメインで、音楽や保体で3があります。かなり不安です
ちなみに、志望校は伊集院高校で、統一模試でA判定です。
Re:無題
コメントありがとうございます。
合格判定は、入試の得点と調査書の得点の相関で決められます。
この相関とは、単純な加算(入試450点+調査書450点)ではないということです。
普通は、入試の順位と調査の順位を総合的に判断することとなりますが、実際には入試の得点の順位が募集定員前後10%程度の順位260位から310位程度が調査書の得点で合否判定に影響が出てくるようです。
つまり、2があったからといって、それが大きなハンディにはならないということです。
A判定ということは、かなり入試で高得点が可能で、入試だけの順位で上位になることが可能と思われますので、入試に集中するようにしてください。
かなり合格する可能性が高いと思いますよ。
頑張ってください。
合格判定は、入試の得点と調査書の得点の相関で決められます。
この相関とは、単純な加算(入試450点+調査書450点)ではないということです。
普通は、入試の順位と調査の順位を総合的に判断することとなりますが、実際には入試の得点の順位が募集定員前後10%程度の順位260位から310位程度が調査書の得点で合否判定に影響が出てくるようです。
つまり、2があったからといって、それが大きなハンディにはならないということです。
A判定ということは、かなり入試で高得点が可能で、入試だけの順位で上位になることが可能と思われますので、入試に集中するようにしてください。
かなり合格する可能性が高いと思いますよ。
頑張ってください。
先程は丁寧なご説明ありがとうございます。
何度も質問してしまいすみません。
自分は統一模試で国分がB判定で不安なのですが、定員割れしていたのですが、どのくらい大丈夫でしょうか?
(最近は過去問で、少しずつ点数がとれるようになっています。)
Re:無題
コメントありがとうございます。
統一模試のB判定は、合格可能性25%以上75%未満で範囲が大きすぎます。
平成20年度から22年度の過去問を解いて見て、先ほど掲載した合格ラインに達しているかどうか確認して見てください。
過去問でやった後の復習方法として、単純ミスの点数がどのくらいあるか確認してみてください。単純ミスをなくすだけでも、かなり得点は上がるはずです。特に、数学の第1問は完答できるようにしたほうがいいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
統一模試のB判定は、合格可能性25%以上75%未満で範囲が大きすぎます。
平成20年度から22年度の過去問を解いて見て、先ほど掲載した合格ラインに達しているかどうか確認して見てください。
過去問でやった後の復習方法として、単純ミスの点数がどのくらいあるか確認してみてください。単純ミスをなくすだけでも、かなり得点は上がるはずです。特に、数学の第1問は完答できるようにしたほうがいいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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