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  • 11/23/23:57

05.17.19:16

東京大学入試状況

東京大学の合格最低点がわかったところで、次にやらなければならないのは目標設定です。
そこで、この点について考えてみたいと思います。

ここでは、和田秀樹氏の著書を参考に記述します。(2011年度版 新・受験技法(東大合格の極意)より)

(1)センター試験の目標設定
センター試験でどのくらいの得点を取ればいいかは、第一次段階選抜ラインと大手予備校が発表するボーダーライン(合格可能性40~60%)を参考にして設定する。
 第一次段階選抜は、よほどセンター試験が易しいか、特定の科類に志望者が殺到するかしない限り、文系、理系(理Ⅲを除く)ともに740点を上回っていれば通過できる。ただし、理Ⅲは800点前後を取っておかないと不安だ。また、大手予備校発表のボーダーライン(合格可能性40~60%)は、理Ⅲをの除いて770点~840点である。
 そこで、この範囲の下限に近い780点(文Ⅰは800点、理Ⅲは820点)をセンターの目標得点することを提案したい。

(2)センターの目標点を「低め」に抑える戦略
780点(文Ⅰは800点、理Ⅲは820点)は、第一次段階選抜ラインは余裕でクリアできるが、予備校発表のボーダーラインに照らすと低くて心配に思うかもしれない。しかし、各予備校とも予想ラインは厳しめに出す傾向がある。この点数が確保できていれば、2次試験重視で勉強していけば容易に逆転できる差であり、神経質にならないほうがよい。
 むしろ、目標を抑え気味にするメリットに目を向けて欲しい。センター試験は80%後半の得点率を超えるあたりから急にコスト・パフォーマンス(つぎ込んだ時間あたりの得点力の伸び)が落ちる。たとえば、英語で90%以上を狙うのであれば、配点の小さいアクセント問題なども取りこぼさないようにする必要がある。国語にしても90%以上を狙うとなると、「これだけやれば絶対に取れる」というラインが見えてこない。その点、得点力のコスト・パフォーマンスが落ちる800点の手前に目標を定めることで、ムダのない効率的な対策ができるということだ。

これらの目標設定は、ほかの大学でも活用することができます。

本日のNHK教育テレビの「テストの花道」は暗記方法でした。なかなか参考になります。
見逃した方は、土曜日午前9時25分の再放送を見てください。

「テストの花道」・・・・ホームページ
  • 5月17日第 8回 自分流 暗記術のススメ
  • 5月24日第 9回 根拠をはっきり言うチカラ←次回!
  • 5月31日第10回 花道の先輩ドキュメント
  • 6月 7日第11回 文章を書くチカラ
  • 6月14日第12回 類推するチカラ
  • 6月21日 再放送 要約するチカラ
  • 6月28日 再放送 比べるチカラ

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