11.23.20:37
[PR]
10.13.23:56
昭和50年度の鹿児島県高校の国公立大学合格実績
昨日、昭和50年度の鹿児島県内の国立大学の合格実績について掲載しました。
現在の国立大学の合格実績との比較を行うためには、各種要素を調べておく必要があります。
①鹿児島県内高校の卒業生数と鶴丸高校の卒業生数
平成21年の鹿児島県の高校卒業生数は、昭和50年に比較して58.1%となっている。
また、平成21年の鶴丸高校の卒業生数は、昭和50年に比較して62.5%となっている。
このことから、各高校ともほぼどうような割合で卒業数が減少しているものと想定される。
②東京大学の入学定員と全国の高校卒業生数・大学進学率
平成21年度の東大の入学定員は、昭和54年度と同数となっています。東大の入学定員は、平成4年度には3586人まで増員され、その後、減少しています。
平成21年の全国の高校卒業生は、昭和50年に比較して80.1%となっていますが、大学の進学率は26.7%から50.2%に上昇しています。
このことから、平成21年の大学進学者数は、高校卒業生数は減少しているものの、昭和50年に対して166%と増加しており、その結果、東大の入学定員は同数となっているものと想定されます。
したがって、平成21年の鹿児島県の高校卒業生数が昭和50年の60%程度であるため、単純に国立大学の合格者数の昭和50年に対する割合が60%あれば、鹿児島県の高校の学力維持されているとの判断は、国立大学の入学定員が60%まで減少していないことから、かならずしも正しいとは言えないこととなります。
※昭和54年度
現在の国立大学の合格実績との比較を行うためには、各種要素を調べておく必要があります。
①鹿児島県内高校の卒業生数と鶴丸高校の卒業生数
平成21年の鹿児島県の高校卒業生数は、昭和50年に比較して58.1%となっている。
また、平成21年の鶴丸高校の卒業生数は、昭和50年に比較して62.5%となっている。
このことから、各高校ともほぼどうような割合で卒業数が減少しているものと想定される。
②東京大学の入学定員と全国の高校卒業生数・大学進学率
平成21年度の東大の入学定員は、昭和54年度と同数となっています。東大の入学定員は、平成4年度には3586人まで増員され、その後、減少しています。
平成21年の全国の高校卒業生は、昭和50年に比較して80.1%となっていますが、大学の進学率は26.7%から50.2%に上昇しています。
このことから、平成21年の大学進学者数は、高校卒業生数は減少しているものの、昭和50年に対して166%と増加しており、その結果、東大の入学定員は同数となっているものと想定されます。
したがって、平成21年の鹿児島県の高校卒業生数が昭和50年の60%程度であるため、単純に国立大学の合格者数の昭和50年に対する割合が60%あれば、鹿児島県の高校の学力維持されているとの判断は、国立大学の入学定員が60%まで減少していないことから、かならずしも正しいとは言えないこととなります。
区 分 | 昭和50年① | 平成21年② | 割合②/①(%) | 備 考 |
鹿児島県内 全日制本科学生数(公立・私立)3学年合計 (1学年平均生徒数) |
90,498 (30,166) |
52,535 (17,512) |
58.1 | |
全国高校卒業生数 | 1,327,407 | 1,063,581 | 80.1 | |
鶴丸高校卒業生数 | 496 | 310 | 62.5 | |
東京大学入学定員 | ※3,063 | 3,063 | 100.0 | |
全国大学進学率 | 26.7% | 50.2% | 188.0 |
PR
- トラックバックURLはこちら