11.23.18:13
[PR]
08.03.23:32
樟南高校普通科文理コースの偏差値分布
NONAMEさんから樟南高校について問い合わせがありましたので、樟南高校について掲載します。
(NONAMEさんからのコメント)
こんばんは。8月2日に「代々木トップレベル模試」があったようですが、どのような模試ですか?樟南文理の生徒さんも受けられたのでしょうか?
それと樟南高校が甲子園に出場しますが、文理は甲子園での応援は行けないのですか?
私学の実績では樟南が抜きん出ていますし、今の二年生は東大レベルの生徒さんが3~4人いるらしいですね。素晴らしいです。もっと樟南の事を知りたいと思っています。 よろしくお願いします。
平成20年度に樟南高校普通科文理コースの入学者数は52人(推薦入試6人、一般入試46人)となっています。
一般入試による入学者は、甲南高校・鶴丸高校の不合格者が主体と想定されますので、通常、進研模試において、鶴丸高校の平均点以下になることが推察されます。
しかし、樟南高校普通科文理コースと鶴丸高校の平成20年度の入学者の学力比較を進研模試の高校1年7月時点で比較すると、平均点では文理コースのほうが若干高い状況となっていることは昨年報告させてもらいました。
進研模試高1(平成20年度 現2年生)高校別平均点
樟南高校普通科文理コースの偏差値分布状況を併願した公立高校を試算して求めましたが、進研模試の平均点や鶴丸高校との比較から修正しています。
鶴丸高校(学区外)の併願者は、7人と試算していますが、推薦入学者6人はこの偏差値レベルとして合計で13人と計上しています。
しかし、この場合、平均標準偏差が鶴丸高校より小さくなるため、鶴丸高校(学区内)の10人を鶴丸高校(学区外)のレベルにあるとして鶴丸高校(学区外)を10人増加させています。
この意味は、鶴丸高校(学区内)の併願者の上位層が多いことを意味することとなりますが、この他に甲南高校(学区内)の10人が全て上位層にいる者として、鶴丸高校(学区内)レベルを10人に増加させることも考えられます。
平成19年度の九州模試などでは、合格可能性ラインは鶴丸高校より若干高かったことからも上記のような偏差値の分布状況になっていることと矛盾を生じるものではありません。
樟南高校普通科文理コースは、鶴丸高校と比較して鶴丸高校(学区外)レベルの割合が多いことによって、進研模試の平均点が若干鶴丸高校を上回ったことがわかります。
また、高校1年7月の進研模試の結果により、関係式から求められる平均点が実際の点数より低くなったため、甲南高校(学区内)の平均偏差値を70から71に変更しています。
このような状況にあることから、平均点が鶴丸高校を上回る理由は、以下のとうりと想定されます。
①推薦入学、専願入学などによって、鹿児島市外の中学校から成績上位層の入学者が多い。(30%以上)
②偏差値80以上のトップレベルの学生が多い。(5人程度)
ケース3が文理コースの実態にもっとも近いと想定している。
平成20年度樟南高校普通科文理コースの入学状況
進研模試(平成20年7月、11月 高1)平均点
樟南高校普通科文理コースの高1の出身中学校が判明した分を分析すると以下のようになります。
また、SBさん(樟南文理のイニシャル)からの情報も併記します。
下記のように52人中39人が判明しましたが、そのうち14人が鹿児島市外の中学校出身中学校であることがわかります。
鹿児島市外中学校出身の生徒の割合は、52人に対して27%、判明分39人に対して36%占めています。
このことから、30%程度は鹿児島市外の中学校出身であることがわかり、そのうち女子の占める割合が高く、14人中10人が女子です。
鹿児島市外の中学校出身中学校の生徒は、鶴丸高校・甲南高校・鹿児島中央高校の学区外不合格者、推薦入学者、専願入学者と考えられます。
このうち、鶴丸高校・甲南高校・鹿児島中央高校の学区外不合格者の試算値6人(鶴丸高校3人、甲南高校2人、鹿児島中央高校1人)より多い可能性があります。
つまり、推薦入試の他に、鹿児島市外から専願で入学する場合や文理コース合格時点で公立高校を受験しなかった入学者がいるものと想定されます。
このため、学力の高い鹿児島市外の中学校の出身中学校の割合が高いことも、進研模試において平均点が鶴丸高校を上回った要因と考えられます。
平成20年度樟南高校普通科文理コース1年52人出身中学校
(NONAMEさんからのコメント)
こんばんは。8月2日に「代々木トップレベル模試」があったようですが、どのような模試ですか?樟南文理の生徒さんも受けられたのでしょうか?
それと樟南高校が甲子園に出場しますが、文理は甲子園での応援は行けないのですか?
私学の実績では樟南が抜きん出ていますし、今の二年生は東大レベルの生徒さんが3~4人いるらしいですね。素晴らしいです。もっと樟南の事を知りたいと思っています。 よろしくお願いします。
平成20年度に樟南高校普通科文理コースの入学者数は52人(推薦入試6人、一般入試46人)となっています。
一般入試による入学者は、甲南高校・鶴丸高校の不合格者が主体と想定されますので、通常、進研模試において、鶴丸高校の平均点以下になることが推察されます。
しかし、樟南高校普通科文理コースと鶴丸高校の平成20年度の入学者の学力比較を進研模試の高校1年7月時点で比較すると、平均点では文理コースのほうが若干高い状況となっていることは昨年報告させてもらいました。
進研模試高1(平成20年度 現2年生)高校別平均点
高校 | 7月 | 11月 | 1月 |
樟南高校普通科文理コース | 195.5 | 192.7 | 190.2 |
鶴丸高校 | 193.3 | 192.6 | - |
差 | 2.2 | 0.1 | - |
全国平均 | 115.8 | 112.7 | 109.1 |
鶴丸高校(学区外)の併願者は、7人と試算していますが、推薦入学者6人はこの偏差値レベルとして合計で13人と計上しています。
しかし、この場合、平均標準偏差が鶴丸高校より小さくなるため、鶴丸高校(学区内)の10人を鶴丸高校(学区外)のレベルにあるとして鶴丸高校(学区外)を10人増加させています。
この意味は、鶴丸高校(学区内)の併願者の上位層が多いことを意味することとなりますが、この他に甲南高校(学区内)の10人が全て上位層にいる者として、鶴丸高校(学区内)レベルを10人に増加させることも考えられます。
平成19年度の九州模試などでは、合格可能性ラインは鶴丸高校より若干高かったことからも上記のような偏差値の分布状況になっていることと矛盾を生じるものではありません。
樟南高校普通科文理コースは、鶴丸高校と比較して鶴丸高校(学区外)レベルの割合が多いことによって、進研模試の平均点が若干鶴丸高校を上回ったことがわかります。
また、高校1年7月の進研模試の結果により、関係式から求められる平均点が実際の点数より低くなったため、甲南高校(学区内)の平均偏差値を70から71に変更しています。
このような状況にあることから、平均点が鶴丸高校を上回る理由は、以下のとうりと想定されます。
①推薦入学、専願入学などによって、鹿児島市外の中学校から成績上位層の入学者が多い。(30%以上)
②偏差値80以上のトップレベルの学生が多い。(5人程度)
ケース3が文理コースの実態にもっとも近いと想定している。
平成20年度樟南高校普通科文理コースの入学状況
高 校 |
合格
ライン 偏差値
|
平均
偏差値
|
入学 者数 |
補正
入学者数
(ケース1) |
補正
入学者数
(ケース2)
|
補正 入学者数 (ケース3) |
備考 |
平均偏差値 | 73.04 | 73.42 | 73.42 | 73.42 | 鶴丸高校平均偏差値 73.2 | ||
合計 | 52 | 52 | 52 | 52 | |||
80 | 81 | 5 | ケース3 トップレベル層 | ||||
鶴丸高校 (学区外) |
73 | 75 | 13 | 23 | 13 | 10 | 推薦6含む。 (7人+6人+10人=23人) |
鶴丸高校 (学区内) |
71 | 73 | 26 | 16 | 36 | 17 | 10人を鶴丸高校(学区外) 平均レベルとした。ケース1 |
甲南高校 (学区外) |
70 | 72 | 2 | 2 | 2 | 2 | |
鹿児島中央 高校(学区外) |
69 | 71 | 1 | 1 | 1 | 1 | |
甲南高校 (学区内) |
68 | 71 | 10 | 10 | 0 | 17 | (10人全員を鶴丸高校(学区内) 平均レベルとしてもよい)ケース2 |
進研模試(平成20年7月、11月 高1)平均点
高校名 | 区分 | 平均点 | 偏差値 | ||||||
3教科合計 | 国語 | 数学 | 英語 | 3教科 | 国語 | 数学 | 英語 | ||
1月 | 190.2 | 57.1 | 65.9 | 67.2 | 68.4 | 60.7 | 67.7 | 68.5 | |
樟南高校普通科 文理コース |
11月 | 192.7 | 57.9 | 62.0 | 72.8 | 67.4 | 62.1 | 65.6 | 66.8 |
7月 | 195.5 | 55.9 | 64.9 | 74.7 | 67.6 | 62.5 | 67.5 | 65.1 | |
1月 | 未受検 | ||||||||
鶴丸高校 | 11月 | 192.6 | 60.8 | 57.0 | 74.8 | 67.4 | 64.2 | 63.1 | 67.9 |
7月 | 193.3 | 59.8 | 57.3 | 76.2 | 67.1 | 65.3 | 63.4 | 65.9 |
樟南高校普通科文理コースの高1の出身中学校が判明した分を分析すると以下のようになります。
また、SBさん(樟南文理のイニシャル)からの情報も併記します。
下記のように52人中39人が判明しましたが、そのうち14人が鹿児島市外の中学校出身中学校であることがわかります。
鹿児島市外中学校出身の生徒の割合は、52人に対して27%、判明分39人に対して36%占めています。
このことから、30%程度は鹿児島市外の中学校出身であることがわかり、そのうち女子の占める割合が高く、14人中10人が女子です。
鹿児島市外の中学校出身中学校の生徒は、鶴丸高校・甲南高校・鹿児島中央高校の学区外不合格者、推薦入学者、専願入学者と考えられます。
このうち、鶴丸高校・甲南高校・鹿児島中央高校の学区外不合格者の試算値6人(鶴丸高校3人、甲南高校2人、鹿児島中央高校1人)より多い可能性があります。
つまり、推薦入試の他に、鹿児島市外から専願で入学する場合や文理コース合格時点で公立高校を受験しなかった入学者がいるものと想定されます。
このため、学力の高い鹿児島市外の中学校の出身中学校の割合が高いことも、進研模試において平均点が鶴丸高校を上回った要因と考えられます。
平成20年度樟南高校普通科文理コース1年52人出身中学校
鹿児島市内中学校 | 人数 | 鹿児島市外中学校 | 人数 | ||||
判明分 | 情報 | 合成 | 判明分 | 情報 | 合成 | ||
伊敷台 | 2 | 3 | 3 | 川内中央 | 1 | 1 | |
紫原 | 2 | 2 | 加世田 | 2 | 2 | ||
吉野東 | 1 | 1 | れいめい | 1 | 1 | ||
鴨池 | 1 | 2 | 2 | 第一鹿屋 | 1 | 1 | |
西紫原 | 1 | 1 | 伊集院北 | 1 | 1 | ||
鹿大付属 | 3 | 7 | 7 | 重富 | 2 | 2 | |
坂元 | 1 | 1 | 川内北 | 1 | 1 | ||
桜丘 | 1 | 1 | 出水 | 1 | 1 | ||
鹿児島修学館 | 1 | 1 | 帖佐 | 1 | 1 | 1 | |
松元 | 1 | 1 | 舞鶴 | 1 | 1 | 1 | |
城西 | 1 | 1 | 根占 | 1 | 1 | ||
甲南 | 2 | 2 | 南指宿 | 1 | 1 | ||
西陵 | 1 | 1 | |||||
東谷山 | 1 | 1 | |||||
小計 | 13 | 18 | 25 | 小計 | 14 うち女子10 |
14 うち女子10 |
|
その他(不明者) | 13 |
PR
- トラックバックURLはこちら