11.23.21:36
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05.24.09:23
平成21年度鹿児島県公立高校入試状況(その4)
本日のフジテレビ系列の「エチカの鏡」(日曜日21時)おもしろそうです。新設公立高校の開校の物語のようです。
(本日の番組紹介はこちらから→ ここをクリック)
平成21年度鹿児島県公立高校入試結果について分析します。
昨日、5教科合計の得点分布について掲載しましたが、この得点分布状況について、追加分析しました。
得点分布状況の見方で重要なのは、得点のばらつき具合(分散)がどの程度なっているのかです。
平均点を中心に得点分布が分散が大きければ、学力の識別が行いやすいですが、得点分布が集中してしまうと学力の識別が難しくなります。
平成20年度の平均点が上昇したため、360点以上の得点者が多く存在し、鶴丸高校や甲南高校など学力の識別が十分出来ず、単純ミスなどによって不合格となり優秀な学生が私立に流れたと想定され、平成21年度は入試問題が難化しました。
平均点だけをみれば、平成20年度に比較して確かに18点以上低下しましたが、これだけでは評価はできません。そこで、得点分布状況から得点者の散らばり具合(分散)を評価するため、標準偏差を求めてみました。
標準偏差をみると、平成20年度と平成21年度はほぼ同じとなっており、平均点の低下が学力の識別に影響していない可能性があります。
また、鶴丸高校の合格ラインの偏差値は71程度とされていますが、高校入試では偏差値65程度となります。
これは、入試の難易度が低いため、偏差値が小さくなるものと想定されます。
得点分布
標準偏差
標準偏差は、得点分布より試算
(本日の番組紹介はこちらから→ ここをクリック)
平成21年度鹿児島県公立高校入試結果について分析します。
昨日、5教科合計の得点分布について掲載しましたが、この得点分布状況について、追加分析しました。
得点分布状況の見方で重要なのは、得点のばらつき具合(分散)がどの程度なっているのかです。
平均点を中心に得点分布が分散が大きければ、学力の識別が行いやすいですが、得点分布が集中してしまうと学力の識別が難しくなります。
平成20年度の平均点が上昇したため、360点以上の得点者が多く存在し、鶴丸高校や甲南高校など学力の識別が十分出来ず、単純ミスなどによって不合格となり優秀な学生が私立に流れたと想定され、平成21年度は入試問題が難化しました。
平均点だけをみれば、平成20年度に比較して確かに18点以上低下しましたが、これだけでは評価はできません。そこで、得点分布状況から得点者の散らばり具合(分散)を評価するため、標準偏差を求めてみました。
標準偏差をみると、平成20年度と平成21年度はほぼ同じとなっており、平均点の低下が学力の識別に影響していない可能性があります。
また、鶴丸高校の合格ラインの偏差値は71程度とされていますが、高校入試では偏差値65程度となります。
これは、入試の難易度が低いため、偏差値が小さくなるものと想定されます。
得点分布
区分 |
受検 |
0~ 49 |
50~ 99 |
100~149 |
150~199 |
200~249 |
250~299 |
300~349 |
350~399 |
400~450 |
平均点 |
平成21年度 | 12,749 | 0.3 | 3.8 | 9.9 | 16.2 | 19.7 | 21.6 | 19.6 | 8.7 | 0.3 | 244.5 |
平成20年度 |
13,498 |
0.2 |
2.9 |
9.2 |
13.2 |
16.7 |
18.9 |
20.5 |
16.3 |
2.0 |
262.6 |
平成19年度 |
13,610 |
0.4 |
4.4 |
9.9 |
15.6 |
18.2 |
19.2 |
19.5 |
11.3 |
1.5 |
248.8 |
標準偏差
区分 | 平均点 | 標準偏差 | 偏差値 | ||
60 | 70 | 75 | |||
平成21年度 | 244.5 | 78.2 | 322.7 | 400.9 | 440.0 |
平成20年度 | 262.6 | 78.6 | 341.2 | 419.8 | - |
平成19年度 | 248.8 | 72.9 | 321.7 | 394.6 | 431.0 |
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