11.23.17:44
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06.08.21:18
平成21年度鹿児島県公立高校入試状況(その14)
今回は、社会の入試問題について分析します。
(社会)
①「ほぼバランスはとれていますが、平成19年度、平成20年度は81点~90点層が少し多いため、5%以下に留めるように1、2問難易度の高い問題を出題するのが望ましい。」と昨年指摘しましたが、本年度はその指摘のとおり、入試問題が難化し、81点~90点層が1.9%に減少し、適正な割合になったと思われます。
②しかし、依然として得点の高い層の分布が多く、正規分布とは異なっているため、得点の高い層を幾分押さえる必要がある。
②平成20年度に比較して、平均点が3.3点低くなったが、81点~90点層は1.9%と4分の1となり、得点上位層の識別値は上がったものと想定される。
(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が16.9だったの対して、平成20年度19.7、平成21年度17.8となっており、平成21年度、若干標準偏差が小さくなった。
区 分 |
平均点 |
標準 偏差 |
0~10 |
11~20 |
21~30 |
31~40 |
41~50 |
51~60 |
61~70 |
71~80 |
81~90 |
平成21年度 | 49.3 | 17.8 | 1.9 | 6.8 | 10.1 | 13.5 | 16.5 | 18.6 | 18.6 | 12.1 | 1.9 |
平成20年度 |
52.6 |
19.7 |
1.7 |
6.4 |
10.3 |
11.7 |
14.1 |
15.3 |
16.3 |
16.2 |
8.1 |
平成19年度 |
54.9 |
16.9 |
0.4 |
3.3 |
7.4 |
12.0 |
15.5 |
17.9 |
20.8 |
17.3 |
5.4 |
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