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02.11.23:22
鶴丸高校の志望倍率の予想(1)
2月12日(金)から2月19日(金)、公立高校の志願登録変更手続きが行われます。
鶴丸高校の一般入試の受験者数を推計してみます。
一般入試の学区外、学区内の出願者数の合計は、377人(学区外40人、学区内337人)となり、倍率は
1.31倍程度と想定されます。
鶴丸高校の一般入試の受験者数に影響を与える要因としては、①ラサール高校入学者数、②推薦入学不合格者の動向、③私立高校特待Aの取得状況などが考えられます。
(1)ラサール高校入学者による減(15人~25人程度)
鹿児島県出身者のラサール受験者の多くは、すべり止めとして鶴丸高校の入学志望登録を行っていると思われ、ラサール高校の合格者のうち入学希望者は2月9日(月)までにラサール高校への入学手続きを行い、その大半は鶴丸高校を受験しないものと想定されます。
ラサール高校の合格レベルの学生が公立高校受験者に何人いるのか推計してみます。偏差値でいうとラサール高校が75に対して、鶴丸高校は71となっています。
したがって、ラサール高校に入学手続き(2月9日(火)まで)を行った者は出願しないこととなるので、登録を取り消す手続きはありませんので、鶴丸高校への登録は変更せずそのままとし、出願しないこととなります。
つまり、鶴丸高校の出願者数(受験者数)は、ラサール高校へ入学する約15人~25人が出願しないことによって、登録変更時点から確実に減ることとなります。
なお、平成20年度はラサール高校合格者のうち鶴丸高校入学者を1人、鶴丸高校合格者のうちラサール高校入学者を1人を確認しています。
ラ・サール高校在校生数
ラサール中学校・ラサール高校の生徒数と鹿児島出身者の推計(平成21年4月現在)
鹿児島出身者は、保護者の現住所による。学年の数値は、全体数の比率により試算したもの。
高校ホームは、平成21年度在校生数は中学校497人、高校694人である。
ラサール中学校・ラサール高校の生徒数と鹿児島出身者の推計(平成20年4月現在)
鹿児島出身者は、保護者の現住所による。学年の数値は、全体数の比率により試算したもの。
出身都道府県別在学生数(平成20年度)
塾別のラ・サール高校合格者数(平成22年2月5日調査時点)
(2)推薦入学内定者の減(32人)と学区外推薦入試不合格者の減(7人)
鶴丸高校は、推薦枠32人に対し、40(平成21年度 39人)人が出願していますが、学区内33人(29人)、学区外7人(10人)となっています。
従来、推薦枠の学区外合格者は全体枠の10%の3人程度となっていますので、学区外出願者7人(10人)中3人が合格し、4人(7人)が不合格となり、学区内出願者33人中29人が合格し、4人が不合格となる可能性があります。
鶴丸高校の推薦入試で不合格となる4人(7人)の学区外の生徒は、一般入試の学区外枠の競争が激しいことから甲南高校などに変更する可能性があります。
【 】は学区外、( )は学区内で内数 推薦入試の学区・学区外の値は推計
平成21年度推薦入試出願状況
(3)私立高校特待Aの未取得者による減
鶴丸高校への出願者の大半は、鶴丸高校の合格レベルに相当する楠南高校普通科文理コース、鹿児島実業高校文理科文理コース、鹿児島高校英数科特進コースなどを学力の確認や特待A(入学費・授業料全額免除)の取得を目的として受験しています。
不合格となり特待Aが取得できなかった者は、合格の可能性の確認や授業料の負担軽減を図るため、甲南高校などへ志願変更する可能性があります。
特待Aとなる主な私立高校の特進コース
鹿児島実業高校文理科の募集定員は80人でその半分が文理コース
鹿児島高校英数科の募集定員は120人
樟南高校普通科文理コース
(4) 平成21年度の競争倍率の影響
平成21年度の鶴丸高校の一般入試倍率は、平成20年度の1.40倍の高倍率を敬遠して1.16倍となり、近年にない低い倍率となりました。
また、平成21年度の入試問題が難化(平均点250点→244点)したことにもあり、学力の識別値は高まりました。平成20年度は、入試問題が易化したため、合格が確実視されていた生徒が不合格となるなど競争が激化したため、中学校や塾の進学指導が安全志向のため、出願者数が激減しました。
これにより、甲南高校へ志願登録を変更する可能性があります。
【学区外・・・一般枠】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の55人から出願数は39人(推薦入試合格者3人を除き 各年度も以下同じ)となっており、16人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者3人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者が出願しないためと想定されます。
偶然ですが、減少数が推薦入試受験者数と一致しています。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の67人から出願数は42人となっており、25人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
低倍率となった平成21年度をみると、出願登録時の48人から出願数は34人となっており、14人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が平成20年度の高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成22年度)
平成22年度をみると、出願登録時の61人となっており、平成21年度に比較して13人増加しています。
過去の出願者数が多い年の出願者数は、40人程度となるため、平成22年度も同じ傾向を示すと考えられ、21人が甲南高校などに変更し、40人と推定します。
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ39人、42人と大きな差がないことから、推薦入学内定者3人を含む推薦入試を出願した7人を含む21人に相当する人数分が減少するものと想定されます。
したがって、61人から10人減少して41人程度になると想定されます。
【学区内】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の376人から出願数は304人となっており、72人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者29人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者など残りの43人が出願しないためと想定されます。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の441人から出願数は360人となっており、81人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ304人、360人と大きな差が生じています。
しかし、減少数でみると72人と81人と大きな差が生じていないことから、志願者数全体が平成19年度より10人少ないことから甲南高校への変更やラサール高校入学者の未出願数は平成19年度に比較して小さいものと想定されましたが、志願者数の割合から3%少ない61人が減少しました。
したがって、366人から61人減少して305人になりました。
(平成22年度)
志願登録数は、414人と平成21年度に比較して48人増加しています。
一方、学区内の出願者数は1月末時点の志願登録時点より平成19年度43人、平成20年度52人、平成21年度44人減少しています。
これにより、22年度は48人程度が出願変更するものと想定されます。
つまり、1月末の志願登録414人から推薦入学者29人と出願変更する48人を差引いた337人となるものと想定されます。
鶴丸高校の一般入試の受験者数を推計してみます。
一般入試の学区外、学区内の出願者数の合計は、377人(学区外40人、学区内337人)となり、倍率は
1.31倍程度と想定されます。
区 分 | 募集定員 | 志願登録 人数 (1月末) |
推薦入学 定員枠 |
推薦入試 出願 登録数 |
推薦 入試 合格 者数 |
検査 定員 |
出願登録 変更 人数(2月) |
出願数 推薦入学 内定者除き |
受検者数 | 未受験 |
平成 22年度 |
320 | 475 【61】 (414) |
32 | 40 【7】 (33) |
32 【3】 (29) |
288 | 66 【18】 (48) |
377 【40】 (337) |
||
平成 21年度 |
320 | 414 【48】 (366) |
32 | 39 【10】 (29) |
29 【3】 (26) |
291 | 46 【11】 (35) |
339 【34】 (305) |
336 【34】 (302) |
3 【0】 (3) |
平成 20年度 |
320 | 508 【67】 (441) |
32 | 62 【17】 (45) |
32 【3】 (29) |
288 | 74 【22】 (52) |
402 【42】 (360) |
398 【41】 (357) |
4 【1】 (3) |
平成 19年度 |
320 | 431 【55】 (376) |
32 | 53 【16】 (37) |
32 【3】 (29) |
288 | 56 【13】 (43) |
343 【39】 (304) |
341
【39】
(302)
|
2 【0】 (2) |
鶴丸高校の一般入試の受験者数に影響を与える要因としては、①ラサール高校入学者数、②推薦入学不合格者の動向、③私立高校特待Aの取得状況などが考えられます。
(1)ラサール高校入学者による減(15人~25人程度)
鹿児島県出身者のラサール受験者の多くは、すべり止めとして鶴丸高校の入学志望登録を行っていると思われ、ラサール高校の合格者のうち入学希望者は2月9日(月)までにラサール高校への入学手続きを行い、その大半は鶴丸高校を受験しないものと想定されます。
昨年の主な塾の合格者数の累計は216人となっていますが、高校からの入学者は公表されていません。
そこで、平成20年度・平成21年度の中学校・高校の出身別在学者数から試算すると65人~73人程度、多くて2クラス80人程度と推計しています。さらに、入学者数の9割が九州出身で、鹿児島県と福岡県で25%~35%程度のの15人~25人程度入学していると推計しています。
そこで、平成20年度・平成21年度の中学校・高校の出身別在学者数から試算すると65人~73人程度、多くて2クラス80人程度と推計しています。さらに、入学者数の9割が九州出身で、鹿児島県と福岡県で25%~35%程度のの15人~25人程度入学していると推計しています。
ラサール高校の鹿児島県内の受験者数は公表されていませんが、15人~25人が入学しているとするとそれ以上の生徒が合格し、その一部は鶴丸高校に合格し、鶴丸高校に入学していると想定されます。
ラサール高校の合格レベルの学生が公立高校受験者に何人いるのか推計してみます。偏差値でいうとラサール高校が75に対して、鶴丸高校は71となっています。
平成20年度の公立高校の入試結果を分析すると、鶴丸高校の合格ラインは387点となり、標準偏差が60程度と試算されますので逆算すると偏差値で4つ違うので、ラサール高校の合格ラインは411点(387点+6点×4)となります。
この411点以上の得点者は統計処理すると71人程度となり、鶴丸高校合格者の上位50人程度(学区内35人+学区外15人)になりますが、ラサール高校に合格するためにはラサール高校の問題に対応することが必要ですので、鶴丸高校入学者のうちラサール高校合格者はかなり限定的と考えられ、ここでは約1割にあたる5人程度と想定しました。
これにより鹿児島県出身者のラサール高校合格者は30人程度となり、その多くが鶴丸高校を出願すべく入学志願登録を行っているものと想定されます。したがって、ラサール高校に入学手続き(2月9日(火)まで)を行った者は出願しないこととなるので、登録を取り消す手続きはありませんので、鶴丸高校への登録は変更せずそのままとし、出願しないこととなります。
つまり、鶴丸高校の出願者数(受験者数)は、ラサール高校へ入学する約15人~25人が出願しないことによって、登録変更時点から確実に減ることとなります。
なお、平成20年度はラサール高校合格者のうち鶴丸高校入学者を1人、鶴丸高校合格者のうちラサール高校入学者を1人を確認しています。
ラ・サール高校在校生数
区分 | 中学校① | 高校② | 差②-① | 1学年平均 | ||||
計 | 鹿児島県 | 計 | 鹿児島県 | 計 | 鹿児島県 | 計 | 鹿児島県 | |
平成20年度 | 499 | 174(34.9%) | 717 | 250(34.9%) | 218 | 76 | 73 | 25 |
平成21年度 | 498 | 180(36.2%) | 694 | 225(32.4%) | 196 | 45 | 65 | 15 |
ラサール中学校・ラサール高校の生徒数と鹿児島出身者の推計(平成21年4月現在)
ラサール中学校 | ラサール高校 | ||||||
区分 | クラス数 | 生徒数 | 鹿児島県 出身者 |
区分 | クラス数 | 生徒数 | 鹿児島県 出身者 |
1年 | 4 | 163 | 59 | 1年 | 6 | 231 | 75 |
2年 | 4 | 181 | 66 | 2年 | 6 | 238 | 77 |
3年 | 4 | 154 | 55 | 3年 | 6 | 225 | 73 |
小計 | 18 | 498 | 180 (36.2%) |
小計 | 18 | 694 | 225 (32.5%) |
高校ホームは、平成21年度在校生数は中学校497人、高校694人である。
ラサール中学校・ラサール高校の生徒数と鹿児島出身者の推計(平成20年4月現在)
ラサール中学校 | ラサール高校 | ||||||
区分 | クラス数 | 生徒数 | 鹿児島県 出身者 |
区分 | クラス数 | 生徒数 | 鹿児島県 出身者 |
1年 | 4 | 183 | 64 | 1年 | 6 | 241 | 84 |
2年 | 4 | 154 | 54 | 2年 | 6 | 234 | 82 |
3年 | 4 | 162 | 56 | 3年 | 6 | 242 | 84 |
小計 | 18 | 499 | 174(35%) | 小計 | 18 | 717 | 250(35%) |
出身都道府県別在学生数(平成20年度)
区 分 | 鹿 児 島 県 |
沖縄県 | 宮崎県 | 熊本県 | 大分県 | 長崎県 | 佐賀県 | 福 岡 県 |
九 州 小 計 |
中国 | 四 国 | 近畿 | 中部 | 関 東 | そ の他 |
九 州 以 外 小 計 |
合 計 |
中学校 | 174 | 13 | 25 | 33 | 6 | 18 | 5 | 68 | 342 | 19 | 22 | 28 | 33 | 48 | 7 | 157 | 499 |
高校 | 250 | 7 | 45 | 53 | 12 | 15 | 14 | 144 | 540 | 37 | 12 | 32 | 42 | 41 | 13 | 177 | 717 |
合計 | 424 | 20 | 70 | 86 | 18 | 33 | 19 | 212 | 882 | 56 | 34 | 60 | 75 | 89 | 20 | 334 | 1216 |
中学校1学年平均 | 58 | 4 | 8 | 11 | 2 | 6 | 2 | 23 | 114 | 7 | 7 | 9 | 11 | 16 | 2 | 52 | 166 |
高校1学年平均 | 83 | 2 | 15 | 18 | 4 | 5 | 5 | 48 | 180 | 12 | 4 | 11 | 14 | 14 | 4 | 59 | 239 |
差 (高校外部入学) |
25 | ー2 | 7 | 9 | 2 | ー1 | 3 | 25 | 66 | 5 | ー3 | 2 | 3 | ー2 | 2 | 7 | 73 |
塾別のラ・サール高校合格者数(平成22年2月5日調査時点)
年度 | 英進館 | 昴 | 全教研 | 森田 修学館 (福岡) |
欧州塾 (広島) |
京進 (京都) |
西塾 (愛知) |
関西 志学館 (兵庫) |
サビックス (東京) |
進学社 (東京) |
計 |
平成22年度 | 131 | 39 | 30 | 12 | 3 | 215 | |||||
平成21年度 | 116 | 28 | 24 | 17 | 17 | 1 | 6 | 1 | 210 | ||
平成20年度 | 117 | 37 | 16 | 11 | 22 | 3 | 2 | 1 | 6 | 1 | 216 |
合格者数は、重複している可能性もあります。その他の塾の合格もあると想定されます。
空欄は、ホームページで現在までに掲載されていません。
空欄は、ホームページで現在までに掲載されていません。
(2)推薦入学内定者の減(32人)と学区外推薦入試不合格者の減(7人)
鶴丸高校は、推薦枠32人に対し、40(平成21年度 39人)人が出願していますが、学区内33人(29人)、学区外7人(10人)となっています。
従来、推薦枠の学区外合格者は全体枠の10%の3人程度となっていますので、学区外出願者7人(10人)中3人が合格し、4人(7人)が不合格となり、学区内出願者33人中29人が合格し、4人が不合格となる可能性があります。
鶴丸高校の推薦入試で不合格となる4人(7人)の学区外の生徒は、一般入試の学区外枠の競争が激しいことから甲南高校などに変更する可能性があります。
【 】は学区外、( )は学区内で内数 推薦入試の学区・学区外の値は推計
平成21年度推薦入試出願状況
高校名 | 募集定員 | 09登録者数 | 09倍率 | 08倍率 | 推薦枠 | 推薦出願者数 |
鶴丸高校 | 【32】 320 |
【48】 414 |
1.29 | 1.59 | 32 | 【10】 39 |
甲南高校 | 【32】 320 |
【57】 487 |
1.52 | 1.50 | 32 | 【12】 55 |
鹿児島中央高校 | 【32】 320 |
【49】 519 |
1.62 | 1.57 | 32 | 【11】 49 |
(3)私立高校特待Aの未取得者による減
鶴丸高校への出願者の大半は、鶴丸高校の合格レベルに相当する楠南高校普通科文理コース、鹿児島実業高校文理科文理コース、鹿児島高校英数科特進コースなどを学力の確認や特待A(入学費・授業料全額免除)の取得を目的として受験しています。
不合格となり特待Aが取得できなかった者は、合格の可能性の確認や授業料の負担軽減を図るため、甲南高校などへ志願変更する可能性があります。
特待Aとなる主な私立高校の特進コース
高校・学科名 | 募集定員 | 平成20年度 入学者数 |
推薦入試 入学者数 |
一般入試 入学者数 |
樟南高校普通科文理コース | 50 | 52 | 6 | 46 |
鹿児島実業高校文理科文理コース | 40 | 40 | 2 | 38 |
鹿児島高校英数科特進コース | 未定 | 21年度設置 | - | - |
鹿児島高校英数科の募集定員は120人
樟南高校普通科文理コース
年度 | 推薦 受検者 |
推薦 合格者 |
一般 受検者 |
一般 合格者 |
実質倍率 | 合格最低点 (得点率) |
推薦 入学 |
一般 入学 |
入学 合計 |
平成20年度 | 6 | 6 | 967 | 486 | 1.99 | 427/500 (85.4%) |
6 | 46 | 52 |
平成19年度 | 不明 | 不明 | 879 | 398 | 2.21 | 387/500 (77.4%) |
不明 | (29) | 29 |
差 | - | - | 88 | 88 | -0.22 | 40/500 (8.0%) |
- | - | 23 |
(4) 平成21年度の競争倍率の影響
平成21年度の鶴丸高校の一般入試倍率は、平成20年度の1.40倍の高倍率を敬遠して1.16倍となり、近年にない低い倍率となりました。
また、平成21年度の入試問題が難化(平均点250点→244点)したことにもあり、学力の識別値は高まりました。平成20年度は、入試問題が易化したため、合格が確実視されていた生徒が不合格となるなど競争が激化したため、中学校や塾の進学指導が安全志向のため、出願者数が激減しました。
これにより、甲南高校へ志願登録を変更する可能性があります。
【学区外・・・一般枠】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の55人から出願数は39人(推薦入試合格者3人を除き 各年度も以下同じ)となっており、16人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者3人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者が出願しないためと想定されます。
偶然ですが、減少数が推薦入試受験者数と一致しています。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の67人から出願数は42人となっており、25人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
低倍率となった平成21年度をみると、出願登録時の48人から出願数は34人となっており、14人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が平成20年度の高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成22年度)
平成22年度をみると、出願登録時の61人となっており、平成21年度に比較して13人増加しています。
過去の出願者数が多い年の出願者数は、40人程度となるため、平成22年度も同じ傾向を示すと考えられ、21人が甲南高校などに変更し、40人と推定します。
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ39人、42人と大きな差がないことから、推薦入学内定者3人を含む推薦入試を出願した7人を含む21人に相当する人数分が減少するものと想定されます。
したがって、61人から10人減少して41人程度になると想定されます。
【学区内】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の376人から出願数は304人となっており、72人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者29人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者など残りの43人が出願しないためと想定されます。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の441人から出願数は360人となっており、81人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ304人、360人と大きな差が生じています。
しかし、減少数でみると72人と81人と大きな差が生じていないことから、志願者数全体が平成19年度より10人少ないことから甲南高校への変更やラサール高校入学者の未出願数は平成19年度に比較して小さいものと想定されましたが、志願者数の割合から3%少ない61人が減少しました。
したがって、366人から61人減少して305人になりました。
(平成22年度)
志願登録数は、414人と平成21年度に比較して48人増加しています。
一方、学区内の出願者数は1月末時点の志願登録時点より平成19年度43人、平成20年度52人、平成21年度44人減少しています。
これにより、22年度は48人程度が出願変更するものと想定されます。
つまり、1月末の志願登録414人から推薦入学者29人と出願変更する48人を差引いた337人となるものと想定されます。
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進研模試の偏差値はあてにならないと
よく言われていますが、実際はどうなんでしょうか?
偏差値別の大学合格データの様な物はないでしょうか?
Re:無題
コメントありがとうございます。
進研模試の合格判定別の合格率のデータは一部公開されています。
本ブログでも、旧帝大工学部、早稲田、慶応の理工系について昨年12月27日に掲載していますが、それをみる限り妥当な値となっています。
進研模試自体は、多くの受験生を対象としており、また大学別の模試は行っていないため、偏差値が高めにでるとか言われますが、そのことと合格判定は直接的に結びつきません。
進研模試は、基礎的学力の定着度合いをみるものですが、多くの受験生を対象としておりますが、平均点は各教科とも100点満点で35点程度に設定されており、成績上位者も十分判定できます。
旧帝大以上も基礎的学力の上に2次試験対策を行うこととなるので、ほぼ相関関係が出てくるものと思われます。
今後ともよろしくお願いします。
進研模試の合格判定別の合格率のデータは一部公開されています。
本ブログでも、旧帝大工学部、早稲田、慶応の理工系について昨年12月27日に掲載していますが、それをみる限り妥当な値となっています。
進研模試自体は、多くの受験生を対象としており、また大学別の模試は行っていないため、偏差値が高めにでるとか言われますが、そのことと合格判定は直接的に結びつきません。
進研模試は、基礎的学力の定着度合いをみるものですが、多くの受験生を対象としておりますが、平均点は各教科とも100点満点で35点程度に設定されており、成績上位者も十分判定できます。
旧帝大以上も基礎的学力の上に2次試験対策を行うこととなるので、ほぼ相関関係が出てくるものと思われます。
今後ともよろしくお願いします。
経済学部や法学部の合格率のデータはないでしょうか?
お返事よろしくお願いします。
Re:無題
コメントありがとうございます。
進研模試の経済学部、法学部に合格率のデータは公表されていません。
毎年、合格判定ランクと合格率のデータをベネッセは調査し、合格判定に活用していますので、合格率は工学部と同じレベルと考えていいと思います。
他の模試も同様ですが、合格判定をあまり過信しないほうがいいと思います。
特に現役は、最後の模試から受験までの期間の学力の伸びが大きくなる学生もあり、簡単に志望大学を変更しないほうがいい場合もあります。
今後ともよろしくお願いします。
進研模試の経済学部、法学部に合格率のデータは公表されていません。
毎年、合格判定ランクと合格率のデータをベネッセは調査し、合格判定に活用していますので、合格率は工学部と同じレベルと考えていいと思います。
他の模試も同様ですが、合格判定をあまり過信しないほうがいいと思います。
特に現役は、最後の模試から受験までの期間の学力の伸びが大きくなる学生もあり、簡単に志望大学を変更しないほうがいい場合もあります。
今後ともよろしくお願いします。
玉龍高校を受検します。
面接に独特のものがあると聞きました。
よろしければ詳しく教えて下さい。
よろしくお願いします。
Re:面接
コメントありがとうございます。
玉龍高校の面接の情報はありませんが、落とすための面接ではないので自信を持って発言すればいいと思いますよ。
合格をお祈りしています。
玉龍高校の面接の情報はありませんが、落とすための面接ではないので自信を持って発言すればいいと思いますよ。
合格をお祈りしています。
玉龍高校 合格しました。
得点開示で 325点でした。
友人は中央高校に 326点で合格です。
今年の難易度はどうなのでしょうか???
Re:無題
合格おめでとうございます。
今年の平均点はわかりませんが、開示得点から推定したいと思います。
本日、記事として掲載させて頂きます。
なお、5月20日頃、鹿児島県教育委員会から平均点等が公表されるよていです。
今年の平均点はわかりませんが、開示得点から推定したいと思います。
本日、記事として掲載させて頂きます。
なお、5月20日頃、鹿児島県教育委員会から平均点等が公表されるよていです。
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