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07.19.23:38

鹿児島市内公立高校の不合格者数

鹿児島市内中学校出身の高校入試得点分布を求めるためのデータについて掲載しています。

鹿児島市内中学校出身の高校入試の得点分布(特にS3大学未満の学力層)を求めるためには、高校入試の入試状況を把握する必要があります。

各高校の学区内の不合格者は、高校の合格ライン付近の学力層と想定され、そのほとんどが鹿児島市内の私立高校に入学しているものと考えられます。

このうち、鹿児島市内の公立高校の学区内不合格者を求めると下表のとおりとなります。

不合格者の欄の下段の数字は、全体の不合格者数ですので、学区内の不合格者数はこの値から【 】書きの学区外不合格者を差し引いた値となります。

平成20・21・22年度公立高校入試未受験者       【  】は学区外  下段は全体
高校名 
 
年度
 
学力
検査
定員
出願者数   受験者数   未受検者数   不合格
者数
合計 合計 合計
 
 鶴丸高校
 
10 291 【48】
378
【28】
197
【20】
181
【48】
378
【28】
197
【20】
181
【0】
【0】
【0】
【19】
87
09 291 【34】
339
【19】
186 
【15】
153 
【34】
336
【19】
184
【15】
152
【0】
【0】
2 
【0】
1 
【5】
45
08 288 【42】
402
【31】
232
【11】
170
【41】
398
【30】
228
【11】
170
【1】
【1】
【0】
【12】
110
 
 甲南高校
 
10 292 【39】
418 
【15】
215 
【24】
203 
【39】
412
【15】
209
【24】
203
【0】
6 
【0】
 6
【0】
0 
【10】
120
09
 
287 【38】
371
【21】
181 
【17】
190 
【37】
367
【20】
177
【17】
190
【1】
【1】
4 
【0】
0 
【8】
80
08 287 【36】
379
【20】
218
【16】
161
【35】
373
【19】
213
【16】
160
【1】
【1】
【0】
【7】
86
 
 鹿児島中央高校
 
10 306 【42】 
418
【30】
218 
【12】
200 
【41】
398
【29】
201
【12】
197
【1】
20 
【1】
17 
【0】
3 
【12】
92
09 288 【28】
428
【13】 
221
【15】
207 
【27】
417
【12】
211
【15】
206
【1】
11
【1】
10 
【0】
1 
【6】
129
08 288 【24】
410
【18】
243
【6】
167
【24】
395
【18】
228
【6】
167
【0】
15
【0】
15
【0】
【6】
107
 
錦江湾高校 
普通科
 
10 180  【7】
241
【1】
122 
【6】 
119
【7】
237
【1】
122
【6】
115
【0】
4 
【0】
0 
【0】
4 
【0】
57 
09 191 【7】
248
【4】 
127
【3】
121 
【6】
247
【4】
127
【2】
120
【1】
【0】 
【1】
1 
【0】
56
08 233 【4】
276
【3】
157
【1】
119
【4】
274
【3】
157
【1】
117
【0】
【0】
【0】
【1】
42
 
 
錦江湾高校 
理数科
 
10 72  116 92  24  110 86 24 6  6  0  14 
09 73 105  88 17  104 87 17  1 0  31
08 72 127 96 31 122 91 31 50
 
 武岡台高校
 普通科
 
10 224 【10】
307 
【2】
143 
【8】
164 
【10】
301
【2】
138
【8】
163
【0】 
【0】
5 
【0】
1 
【0】
77 
09 215 【6】
318
【3】
147 
【3】
171 
【6】
306
【3】
136
【3】
170
【0】
12
【0】 
11
【0】
1 
【1】
91

08
216 【6】
342
【2】
179
【4】
163
【6】
331
【2】
169
【4】
162
【0】
11
【0】
10
【0】
【2】
115
 
 武岡台高校
情報科学科
 
10 70  93 55  38  84 47 37 9  8  1  14 
09 67 97 50  47  94 49 45 1  2  27
08 58 125 74 51 119 68 51 61
 
鹿児島玉竜高校
 
10 112 【15】
171 
【9】
84 
【6】
87 
【15】
163
【9】
77
【6】
86
【0】
8 
【0】
7 
【0】
1 
【0】
51 
09 109 【11】
157
【7】
92 
【4】
65 
【11】
149
【7】
85
【4】
64
【0】
【0】
7 
【0】 
【1】
40
08 216 【11】
287
【7】
139
【4】
148
【11】
276
【7】
130
【4】
146
【0】
11
【0】
【0】
【2】
60

小計
10 1547              【1】
 59
    【41】
 512
09 1521             【3】
43
    【21】
499
08 1658             【2】
60
    【30】
631
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07.18.23:09

鹿児島市内公立高校の学区外入学者数

鶴丸高校などの公立高校入試得点に対応した受験率の算定するためには、S3大学未満の鹿児島市内中学校出身の受験者の分布割合を求める必要があります。

そこで、まず、鹿児島市内の公立高校の学区外入学者状況を把握する必要があります。
推薦入学を除く学区外入学者は、以下のとおりと推定されます。

平成20年度は、鶴丸高校の志願倍率が高い年でしたが、鹿児島中央高校の学区外枠定員は大幅に定員を下回ったことは特質すべきことです。

鹿児島県公立高校入試の学区外合格者数(一般入試分)
高校名  定員  一般入試学区外    
H19 H20 H21 H22 平均  S3大以上 A1 A2
鶴丸 320 29 29 29 29 29  29
甲南 320 29 28 29 29 29  15
鹿児島中央 320 29 18 29 29  26 10 12
武岡台 200  6
鹿児島玉龍 125
(H119・20 240)
10 10 10 10 
錦江湾 240  6
小計   105 92 113 113 106 48 27 31


07.17.23:00

甲南高校の合格ライン

平成22年度の甲南高校と鹿児島中央高校の合格ラインを公立高校入試の偏差値から求めましたが、
今回、得点分布から甲南高校の合格ラインを推計してみます。

平成22年度の学力試験入学者枠は292人で、そのうち学区内は263人と推計されます。
学区内の受検者数は、373人となっています。

甲南高校のS3大学以上の合格者数は、平成19年度37人、平成20年度48人、平成21年度45人、平成22年度41人となっており、平均で43人程度となります。

下表のS3大学ラインでみると甲南高校の累計は30人となっており、実態の43人と合っていないことがわかります。
また、鶴丸高校も合格ラインの受験率を50%程度と試算していますが、高すぎる印象があります。
さらに、甲南高校の受験率も設定していますが、鹿児島中央高校等の受験者も想定すると歪な受験率となってしまいます。

したがって、計算の前提条件が実態と合っていないと考えられます。

鹿児島市内の出身中学校の得点分布は、その前提条件として公立高校のS3大学合格者数の割合49.5%(平成19~平成22年度の平均値)で試算していますが、上記の問題点を解消するためには、A1大学以下の学力層の鹿児島市内中学出身の受験者数の分布割合がS3大学以上の割合が高いことが想定されます。



鹿児島市内中学校出身受験生の入試動向(試算)
得点  累計  人数①   鶴丸受験者数   
①ー②
 甲南高校受験者数   備   考
 受験率 人数② 累計  受験率 人数  累計   
424                  
400 20 20 95% 19 19 5%  1  
395 27 90% 25  10%  2  
390 44 17 85% 14 39  15%  5  
385 69 25 80% 20 59  20%   10 S1大合格ライン 
380 104 35 75% 26 85  25%   19 S2大合格ライン
375 148 44 70% 31 116 13  25%  11  30 S3大合格ライン
370 198 50 65% 33 149 17 30% 15   45  
365 257 59 60% 35 184 24 35% 21  66  
360 323 66 55% 36 220 30 35%   23  89  
355 396 73 50% 37 257 36 35%  26  112   
396 396 64.9% 257            
                     
350 475 79 45% 36 293   43 35%  28 140   
345 560 85 40% 34 327 51  35%  30 170   
344 578 18 (39%)  3 330 15  50% 9  179   
340 650 72 0% 330 72 50% 36 215  
335 746 96 0% 330 96 45% 43 258  
330 846 100 0% 330 100 40% 40 298  
325 950 104 0% 330 104 35% 36 334  
320 1058 108 0% 330 108 30% 32 366  
319 1080 22 0% 330 22 29% 372  
318 1102 22 0% 330 22 (28%) 373  
475 475   330            


 

07.16.23:22

東大入試プレ

いよいよ、大学別模試が始まります。
明日は、代々木ゼミナールの東大入試プレが実施されます。

鶴丸高校は、他の大学志望にかかわらず全員受験するようです。
この時期の模試では、現役より浪人生の方が成績がよく、現役は試験本番の直前まで学力が伸びることから、夏に行われる模試でE判定だったとしても志望大学を変更する必要はありません。

この時期の模試は、合格ラインまで何点足りないのか、どの科目のどの分野が弱点かを知り、受験勉強のプランニングを行うことです。

東大模試は、8月に行われる河合塾の東大即応オープン(8月7日(土)~8日(日))、駿台予備校の東大入試実践模試(8月14(土)~15(日))もあります。また、第2回目は11月に実施されます。

各高校で申込みをすれば高校で受験できますが、高校で受験できない場合、鹿児島県で受験可能なのは河合塾の東大即応オープンのみです。

鹿児島県の東大、京大の合格者数を増やすためには、各高校や合同での模試の実施が必要と思われます。
鶴丸高校は、3つの模試とも高校で受験することが可能です。

東大入試実戦模試の高校別受験者数は、表のとおりで東大合格者数の多い有名進学校がほとんど受験しています。


2009/2010東大模試
模試名 模試主催者 第1回 第2回  鶴丸 ラ・サール
東大入試プレ 代々木ゼミナール  2,580人  -  285 170
東大即応オープン 河合塾 11,111人  10,757人  122 150
東大入試実践模試 駿台予備校 14,091人 12,895人  - 255


2009/2010東大入試実戦模試 高校別受験者数(多数順)【駿台予備校】
高校名(★は私立高校) 第1回 第2回 合計 高校名(★は私立高校) 第1回 第2回
★開成(1) 501 466 967 ★巣鴨 159 122 281
★麻布(4) 284 278 562   日比谷(12) 146 126 272
★海城(9) 206 191 397   筑波大学付属(12) 137 130 267
★桜蔭(5) 210 184 394 ★桐朋(29) 113 110 223
★駒場東邦(7) 220 172 392 ★浅野(15) 115 103 218
  東京学芸大付属 200 187 387   岡崎(11) 119   95 214
★灘(2) 189 196 385 ★江戸川学園取手 108 105 213
  筑波大学付属駒場(3) 192 186 378   土浦第一(21) 113   98 211
★ラ・サール(15) 255 121 376 ★西大和学園(27) 128   79 207
★栄光学園(8) 172 158 330 ★愛光(27) 110   89 199
  (県立)浦和(19) 182 142 324 ★豊島岡女子学園(21)   99   92 191
★聖光学院(神奈川)(6) 145 153 298   西(東京)   91   97 188
★渋谷教育学園幕張(10) 162 133 295 ★久留米大附設(21)   93   94 187
★桐蔭学園 159 135 294 ★女子学院(21)   96   90 186
(  )は、2010年度東大合格者数順位、東京学芸大付属は3月時点で不明。

07.15.23:17

甲南高校・鹿児島中央高校の合格ライン

鹿児島県公立高校入試の偏差値から甲南高校、鹿児島中央高校の合格ラインについて試算してみます。

鶴丸高校の合格ラインは、下記のとおりで偏差値65程度であることがわかります。
平成22年度は得点分布曲線から標準偏差を求めると82.9(下表の分布型から求めた偏差値は81.4)となります。

平成20年度から平成21年度の合格ラインの偏差値から平成22年度の合格ラインを求めると以下のとおりとなります。

志願倍率は考慮していません。

計算による鶴丸高校の合格ライン(±5点)
  平成20年度 平成21年度 平成22年度
鶴丸高校 387点
(64.9)
360点
(65.0)
356点
(65.2)
【64.9】
甲南高校 369
(62.8)
349
(63.6)
340点
(63.2)
【63.0】
鹿児島中央高校 357
(61.3)
335
(61.2)
323点
(61.2)
【61.0】
(   )は、分布型による偏差値
【   】は、分布曲線による偏差値


鹿児島県公立高校入試標準偏差・偏差値(標準偏差は得点分布から概算した値)
区分 平均点 標準偏差 偏差値
1/3分布 中間分布 平  均 60 65 70
平成22年度 232.2 77.4 85.3 81.4 313.6 354.3 395.0
平成21年度 244.5 72.9 81.1 77.0 321.5 360.0 398.5
平成20年度 262.6 78.6 88.0 83.3 345.9 387.6 429.2
平成19年度 248.8 78.2 86.8 82.5 331.3 372.6 413.8
標準偏差は、得点分布より試算

07.14.22:48

平成22年度の鶴丸高校の合格ライン

 平成22年度の合格ラインは、調査書を加味すると351点~361点(356点±5点)程度ではないかと想定しています。

この前提条件として、鹿児島市内中学校出身の受験生の上位層の鶴丸高校受験率を平成19年度から平成22年度の4カ年の鶴丸高校の鹿児島市内公立高校のS3以上の大学の合格者に対する割合71.0%とした場合のものです。

公立高校入試の得点開示の結果からしても、合格ラインは妥当なものと考えています。
一方、平成22年度の甲南高校の最高得点は402点という情報もあることから、鹿児島市内中学出身者の400点以上の得点者と推察されている20人中19人が鶴丸高校受験生で、残りの1人が甲南高校生と想定されます。

したがって、得点400点以上の鹿児島市内中学校出身中学生20人の受験率は鶴丸高校95%、甲南高校5%となります。

399点以下の受験者の鶴丸高校の受験率は、得点の低下とともに受験率も低下すると思われます。
ここでは、355点から424点までの鶴丸高校の受験率を71.0%若干下回る程度となるように、5点刻みで受験率を想定しました。
その結果、400点未満では、1点少なくなることによって、受験率が1.0%程度低下することとしました。

このことから、合格ラインである356点では、鹿児島市内中学校出身者の鶴丸高校の受験率は51.0%程度と想定されます。

平成22年度の鹿児島市内中学校出身の鶴丸高校受験者数は、330人であるので344点までの受験者までが受けたこととなります。(実際にはそれを下回っていると思われるが、ここでは無視する。)

これらを整理すると以下のようになります。

鹿児島市内中学校出身受験生の入試動向(試算)
得点 累計 人数 受験率 鶴丸受験者数
人数 累計
424        
400 20 20 95% 19 19
395 27 90% 25
390 44 17 85% 14 39
385 69 25 80% 20 59
380 104 35 75% 26 85
375 148 44 70% 31 116
370 198 50 65% 33 149
365 257 59 60% 35 184
360 323 66 55% 36 220
355 396 73 50% 37 257
396 396 64.9% 257  
           
350 475 79 45% 36 293 
345 560 85 40% 34 327
344 578 18 (39%)  3 330
475 475   330  

 

計算による鶴丸高校の合格ライン(±5点)
  平成20年度 平成21年度 平成22年度
合格ライン 387点 360点 356点


平成22年度鶴丸高校合格ライン試算
区  分 学区内得点分布割合
(S3以上大学合格割合)
学区内
S3以上大学合格者の割合
(受験率)
平成22年度
合格最低点
平成19年度 45.9% 70.8% 354点
平成20年度 52.1% 70.2% 357点
平成21年度 46.2% 68.8% 354点
平成22年度 53.8% 74.2% 359点
平均 49.5% 71.0% 356点

平成22年度公立高校入試得点開示情報
高校名 平成20年度 平成21年度 平成22年度
合格 不合格 合格 合格 不合格
その他の
親からの情報 
本人または
親からの情報
 本人または
親からの情報
その他の
親からの情報 
本人または
親からの情報
本人または
親からの情報
鶴丸 380 390
381
407(学区外)
366
358 
358 404
391(学区外)
385(学区外)
384
382
371
363
357
360

平成22年度高校入試得点分布表(鹿児島市内公立高校中学校出身者)
得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数
424                                  
400 20                                
399 21   389  48  4   379 112  8   369 210 12   359 338 15
398 22   388  53  5   378 120  8   368 221 11   358 351 13
397 23   387  58  5   377 129  9   367 233 12   357 366 15
396 25   386  64  6   376 138  9   366 245 12   356 381 15
395 27   385  69  5   375 148 10   365 257 12   355 396 15
394 30   384  76  7   374 157  9   364 270 13   354 411 15
393 33   383  82  6   373 167 10   363 283 13   353 427 16
392 36   382  89  7   372 177 10   362 296 13   352 443 14
391 40   381  97  8   371 188 11   361 309 13   351 459 16
390 44   380 104  7   370 198 10   360 323 14   350 475 16
鹿児島市内中学校出身者の平成22年度高校入試の350点以上の得点者の得点別割合を49.5%とする。

07.13.04:56

公立高校の入学状況

平成21年度の鹿児島県公立高校の入学状況は、以下のとおりです。
他県からの入学者や既卒業者の入学状況がわかります。

過年度卒業生とは、中学浪人して高校に入学した者を示しています。
平成21年度は、公立高校の普通科に中学校既卒業生が10人入学しています。
過年度卒業生の理由としては、志望する公立高校に不合格となったものの志望校にどうしても入学したいとして入学する者や中学校で不登校となり現役での高校進学が精神的問題もあって難しかったケースと想定しています。

昔は、鶴丸高校などでは中学浪人生も多かったようですが、現在は私立高校の特待生や進学実績が向上したことから私立高校に進むケースが多くなっています。

公立高校に不合格となった場合、再受験するかどうかですが、あくまでの個人の問題だとは思いますが、以下のように考えます。

高校はあくまで、最終ゴールではなく、自分が目指したい職業につくためにどの大学に進学するかということが重要です。
たとえば、鶴丸高校に再受験して1年後に入学した場合、中学浪人1年間のロスが生じてしまうこと、難関大学の現役進学率が低い(浪人の割合が高い)、校内順位が低迷する可能性があること、高校の受験体制が遅い、基本的に高校生の自主性を重んじていることなどから学力の2極化が進んでいる、塾・予備校に通塾している者も多いなどの問題もあります。
高校の再受験によって、志望した高校に行くことによってモチベーションが上がり、多くの優秀な学生の中で競争心が生まれることを否定するものではありません。

1年のロスを考えれば、大学受験で浪人した方が目標が明確となっており、自分の希望を叶えられる可能性が高いと考えます。

さらに、学区外からの入学だった場合、学力は鶴丸高校でも上位(校内順位100位以内)になることが想定されますが、私立高校の特待進学コースでも校内順位は上位になるものと思われます。
私立高校は、一般には少人数(30人程度以下)であり、先生の指導が行き届く可能性が高まり、宿題、補習も鶴丸高校より多く、受験体制に入るのも早いため、現役合格率が高い(80%程度)傾向にあります。

各志望大学に対して、きめ細かな進学指導も私立高校によっては可能です。

平成21年度公立高校の入学状況
区分 普通科 農業科 工業科 商業科 水産科 家庭科 看護科 その他 総合学科
入学者数 12,763 6,108 742 1,885 2,214 108 548 50 625 483
他県中学校卒 72 49 12 1 6 0 2 0 1 1
過年度卒 18 10 1 0 3 1 0 0 2 0

07.12.18:44

進研模試(平成22年度6月  マーク)

2010年6月の進研模試の高校3年生対象のマーク模試の結果は、以下のとおりです。
高校別の平均点の情報がありましたら、情報提供お願いします。


進研模試(高3年生 6月)  平均点                       (   )は偏差値
高校 国語 数学 英語 国数英 地歴・公民・理科
        理系 世界史B 日本史B 地理 物理 化学 地学 生物
                       
全国 104.7 93.7 88.8 307.4 49.8     40.9 43.9    
標準偏差 32.1  39.6 13.9 91.0 17.7     15.3 17.6    

07.11.05:49

私学フェア

本日、私学フェアが開催されました。
私立高校の概要を調べるにはいい機会だと思います。

例年に比較して、フェアに参加する親子が多かったような気がします。
高校無償化の影響により、受験生が公立高校にシフトするのではないかといわれていましたが、本年度の私立高校の入学者数を見ると増加している高校も多くあります。

これは、就学支援金により1万円弱授業料の負担が軽減されることにより、負担感が少なくなったこともあるかもしれません。

場所:鹿児島県民交流センター2階 大ホール
時間:10時~15時

参加校:
(高校)
池田、鹿児島、鹿児島育英館、鹿児島実業、鹿児島純心女子
鹿児島城西、鹿児島情報、加治木女子、樟南、れいめい

(中学校)
大口明光学園、鹿児島育英館、れいめい

72e30359.jpeg







07.10.23:10

平成22年度鹿児島県内高校の難関私立大学合格実績

平成22年度の鹿児島県高校の難関私立大学の延べ合格者数、実合格者は、以下の表のとおりです。

鹿児島中央高校は、浪人を含む全体の合格者数が公表されていないため、サンデー毎日増刊号のデータを上段に記載しています。
鶴丸高校は、高校のホームページの合格者数を上段に記載しています。

現役合格者数は、ホームページで公表している高校のみ(  )で掲載しています。

平成22年度私立大学現役進学実績  
 1段目 延べ合格者数  2段目 実合格者数   (   )は現役合格者数
 
高校名
 



 



 




 


 




 MARCH     関関同立













西

西









伊集院
 
242 1
1
        1
1
1
1
                 

出水
222 4
3
       
1
     
1
 
2

1
   
1

指宿
139 1
1
                    1
1
1
1
     

大島
253 5
5
1
1
      2
2
      1
1
1
1
2
2
1
1
    1
1

鹿児島玉龍
239 7
6
(2)
      1
1
(0)
2
2
(2)
        2
2
(2)
4
3
(0)
      4
3
(0)

鹿児島中央
316 49
40
39


1
1

1
  2

3
15

15
4

4
3

3


3
3

2
5

3
31

19
7

7
2

2
4

2
18

8

鹿児島南
313 1
1
        1
1
      1
1
           

加治木
313 31
31
1
1
    1
1
7
7
3
3
  2
2
  2
2
  4
4
3
3
5
5
10
10
加世田 168  7
7
2
       2
2
 2
2
         3
3
     3
3
 
鹿屋 311 14
14
  1
1
  2
2
7
7
3
3
2
2
    2
2
4
4
1
1
  2
2
1
1

甲南
315 83
76

6

2
 
1

36

14

5

2

12

3

31

3

4

11

13

志布志
177 2
2
                  2
2
         
川内 303 10
7
6
      2

1
(0)
4

3
(3)
1

1
(1)
    3

2
(2)
  4

2

1
 

0
(4) 
4

1
(3)

武岡台
314 8
8
      1
1
1
1
1
1
          2
2
  1
1
3
3

鶴丸
306 158
154
134
(20)
35

24
(6)
13

11
(2)
1

1
(1)
7

13
(2)
57

51
(8)
22

20
(5)
3

3
(1)
5

4
(2)
24

22
(0)
3

2
(0)
45

34
(1)
1

1
(0)
8

5
(0)
12

11
(0)
24

17
(1)
池田学園池田 111 29
26
5
5
2
2
  2
2
13
11
3
3
3
2
1
1
4
3
2
2
7
6
  1
1
1
1
5
4
出水
中央
244 12
12
2
2
    2
2
2
2
1
1
  1
1
    6
6
    2
2
4
4
大口明光学園 37 4
4
    1
1
1
1
2
2
    1
1
  1
1
         
鹿児島 376 3
3
      2
2
1
1
        1
1
         
鹿児島
育英館
41 1
1
                    1
1
    1
1
 
鹿児島
修学館
55 8
7
1
1
1
1
  1
1
3
2
      2
1
1
1
2
2
      2
2
鹿児島
実業
429 6
6
                    6
6
2
2
  2
2
2
2
鹿児島
純心女子
167 9
8
   
4
 
4

1

2

1
             
鹿児島
第一
117 19
16
5
4
    1
1
6
6
2
2
    1
1
3
3
9
5
1
1
  3
1
5
3
志学館
高等部
102 48
41
4
4
8
8
  2
2
19
15
4
4
5
3
2
1
5
5
3
2
15
12
1
1
1
1
5
5
8
5
尚志館 41 8
8
2
2
    2
2
4
4
1
1
1
1
  1
1
1
1
         
れいめい 150 15
15
3
3
    3
3
4
4
1
1
  1
1
1
1
1
1
5
5
    1
1
4
4
                                   
 
ラ・サール
 225 158
131 

37 

34 
 
2
 
18

25 
 
11

   
10
 
2
 
15
 
1




07.09.23:28

進研模試(7月 記述式)

 明日は、進研模試の実施日です。
 高校入試後の学力の伸びや自分の学力の位置を知るためには、模試を受けることも一つの方法で、ラサール高校を除き、鶴丸高校、甲南高校をはじめ鹿児島県の多くの高校は、高校1・2年生は7月10日(土)に、高校3年生は7月10日(土)・11(日)の両日に進研模試(記述式)を受けることとしています。
 県内受験生は、1学年7000人以上が受験します。

  また、高校3年生は、6月の進研模式のマーク式模試を受験しており、記述式とのドッキング判定で、志望大学の合格可能性判定に利用されます。

  進研模試は、全国で40万人が受験するため、自分の実力を知ることができ、高校1・2年生は、国語、数学、英語の3教科(記述式)を受験します。

 この試験結果は、8月下旬にわかりますので、情報提供を頂き、高校別の状況について掲載していきたいと考えます。

高校1・2年生の場合            

教科

配点

試験時間

国語

100点

60分

数学

100点

80分

英語

100点

60分


  高校3年生は、理科・社会を加えた5教科となります。
  進研模試の難易度は、1科目100点満点で平均点35点を目途に設定されています。
  志望する大学が明確になっていれば、その大学の偏差値からどの程度の得点を目標にすればいいかわかります。下の表が目標得点ということになります。

 高1の皆さん頑張ってくださいね。

 区   分

東大・京大・
医学部レベル

難関国公立大学
九大レベル

国公立大学
合格下限レベル

学力到達度ゾーン

S1

S3

B1

全国順位

3000~
4000番以内

16000番以内

140000番以内

偏差値

76程度

68程度

55程度

得点(国数英300点満点)

約225点

約195点

約135点

得点(1科目100点満点)

約75点

約65点

約45点

ベネッセホームページより

進研模試(平成20年7月 高1記述)平均点
科目/コース 全国 県内 平成19年度
受験者数 436957人 7504人
国  語 38.6 41.1 38.1
数  学 31.9 34.2 33.9
英  語 45.1 46.0 33.6
国数英総合 115.8 121.3 105.6
国   英 83.8 87.1
数   英 77.1 80.1

07.08.23:29

平成22年度難関私立大学合格者数

平成22年度の鹿児島県高校の難関私立大学の延べ合格者数、実合格者は、以下の表のとおりです。

上段は平成22年度、下段は平成21年度

平成22年度私立大学現役進学実績  
 1段目 延べ合格者数  2段目 実合格者数  ( )現役合格者数   【】現役進学者数
 
高校名
 



 



 




 


 




 MARCH     関関同立













西

西









伊集院
 
242 1
1
        1
1
1
1
                 

出水
222 4
3
       
1
     
1
 
2

1
   
1

指宿
139 1
1
                    1
1
1
1
     

大島
253 5
5
1
1
      2
2
      1
1
1
1
2
2
1
1
    1
1

鹿児島玉龍
239 7
6
     
1

2
       
2

3
     
3

鹿児島中央
316 40
39

1

1
 
3

15

4

3

3

2

3

19

7

2

2

8

鹿児島南
313 1
1
        1
1
      1
1
           

加治木
313 31
31
1
1
    1
1
7
7
3
3
  2
2
  2
2
  4
4
3
3
5
5
10
10
加世田 168  7
7
2
       2
2
 2
2
         3
3
     3
3
 
鹿屋 311 14
14
  1
1
  2
2
7
7
3
3
2
2
    2
2
4
4
1
1
  2
2
1
1

甲南
315 83
76

6

2
 
1

36

14

5

2

12

3

31

3

4

11

13

志布志
177 2
2
                  2
2
         
川内 303 7
6
     
1

3

1
   
2
 
2

1
   
1

武岡台
314 8
8
      1
1
1
1
1
1
          2
2
  1
1
3
3

鶴丸
306 154
134

24

11

1

13

51

20

3

4

22

2

34

1

5

11

17
池田学園池田 111 29
26

5

2
 
2

11

3

2

1

3

2

6
 
1

1

4
出水
中央
244 12
12
2
2
    2
2
2
2
1
1
  1
1
    6
6
    2
2
4
4
大口明光学園 37 4
4
    1
1
1
1
2
2
    1
1
  1
1
         
鹿児島 376 3
3
      2
2
1
1
        1
1
         
鹿児島
育英館
41 1
1
                    1
1
    1
1
 
鹿児島
修学館
55 8
7

1

1
 
1

2
     
1

1

2
     
2
鹿児島
実業
429 6
6
                    6
6
2
2
  2
2
2
2
鹿児島
純心女子
167 9
8
   
4
 
4

1

2

1
             
鹿児島
第一
117 19
16

4
   
1

6

2
   
1

3

5

1
 
1

3
志学館
高等部
102 48
41

4

8
 
2

15

4

3

1

5

2

12

1

1

5

5
尚志館 41 8
8
2
2
    2
2
4
4
1
1
1
1
  1
1
1
1
         
れいめい 150 15
15
3
3
    3
3
4
4
1
1
  1
1
1
1
1
1
5
5
    1
1
4
4
                                   
 
ラ・サール
 225 158
131 

37 

34 
 
2
 
18

25 
 
11

   
10
 
2
 
15
 
1




07.07.22:59

平成22年度鹿児島県高校の現役進学

平成22年度の難関国立大学の現役進学状況が一部わかりましたので、情報提供します。
今週のサンデー毎日に現役進学者数が掲載されています。

難関国立大学とは、東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大の7帝大のほか、東京工業大、一橋大、神戸大が含まれます。

今回は、全国トップ100が掲載されています。
現役進学者数のトップ3と九州内の高校の以下のとおりとなっており、鹿児島県内の高校では鶴丸高校、ラ・サール高校の2校となっています。

ラ・サール高校は、全国85位の44人となっています。国公立大学医学部の合格者数が89人合格していますので、このうち現役進学者数を含めると順位は上がるものと思われます。

鶴丸高校は、全国順位94位の41人となっています。国公立大学医学部の現役進学者数は9人となっています。合計で50人となり、卒業生数の割合は16.3%となります。

現段階では、鶴丸高校の難関国立大学の現役進学率が低いように思われます。
また、各高校においては、九大を合格しても、進学しないケースも見られます。

なお、熊本高校は未回答のため掲載されていません。


難関国立大学現役進学のトップ10         上段は現役進学者数   (   )は現役合格者数  
順位 高校名









東大 京大 北大 東大 名大 阪大 九大 東工大 一橋大 神大
1
西大和
学園
305 127 41.6 14(14) 65(65) 4
(4)
1
(1)
1
(1)
18(18)   0
  (1)
    24(26)
2 奈良 400 115 28.8 1
(1)
28(28)   1
(1)
5
(5)
41(41) 2
(2)
1
(1)
1
(1)
35(35)
3 219 113 51.6 74(74) 25(25)       11(11) 1
(1)
  1
(1)
1
(2)
4 筑紫丘 398 108 27.1 3
(3)
8
(8)
2
(2)
    4
(4)
88(88)     3
(3)
10 福岡 390   95 24.4 2
(2)
6
(6)
  1
(1)
  3
(3)
78(81) 1
(1)
3
(3)
1
(1)
15 修猷館 390 88 22.6 6
(6)
4
(4)
4
(4)
  2
(2)
3
(3)
63(63) 1
(1)
  5
(5)
19 東筑 351 83 23.6 2
(2)
8
(8)
2
(2)
1
(1)
1
(1)
3
(3)
64(64) 1
(1)
1
(1)
 
28 大分上野丘 355 73 20.6 8
(8)
3
(3)
1
(1)
  1
(1)
16(16) 37(37) 3
(3)
  4
(4)
42 久留米大
附設
198 64 32.3 18(18) 7
(7)
2
(3)
    1
(1)
30(36) 3
(3)
3
(3)
 
46 長崎西 308 63 20.5 3
(3)
3
(3)
  3
(3)
2
(2)
4
(4)
44(44)     4
(4)
 58 明善  316  58 18.4  3
(3) 
3
(3) 
2
(2) 
    1
(1) 
47(47) 1
(1) 
   1
(1)
  68  小倉   310   51  16.5 2
(2) 
7
(7) 
1
(1) 
  2
(2) 
4
(4) 
 33
(37)
   1
(1)
 1
(1)
 76 佐賀西   315  49  15.6  5
(5)
 3
(3)
2
(2) 
     3
(3)
 34
(37)
 1
(1)
   1
(1)
 85 ラ・サール   225  44  19.6  22
(22)
 2
(2)
  4
(4) 
 3
(3)
1
(1) 
 8
(9)
 1
(1)
 2
(2)
 1
(1)
 94 鶴丸   306  41  13.4  5
(5)
 1
(1)
   1
(1)
2
(2) 
 7
(8)
 23
(24)
 1
(1)
   1
(1)
 100  諫早  309   39  12.6  2
(2)
5
(5) 
1
(1) 
  5
(5) 
 2
(2)
 23
(23)
     1
(1)

 

07.06.19:18

鹿児島県内の国公立大学合格実績と高校入試   

前回は鶴丸高校について、合格ラインなどを推計しましたが以下のようなことがわかってきました。

①平成22年度の大学実績から、S3以上の大学(九州大学以上)に合格するためには、高校における学力の伸びが同等とすると、平成22年度の公立高校入試において376点以上に該当する。

②合格最低点は351~361点と試算され、S3以上の学力到達度ゾーンに相当する376点との差は、15点~25点(20点)です。(平成20年度は合格点387点、S3以上の学力到達ゾーンが400点で、その差が13点でした。)

③合格ライン付近では、同じ点数に15人程度がいることになり、非常に激戦であった平成20年度の14人程度からするとほぼ同等と推察される。平成20年度は、単純ミスや塾による学力向上によって、大きく合否に影響があったと推察されるが、平成22年度も同様と想定している。

④平成20年度は、S3以上の学力を有していても、塾に行っていない者や単純ミスをしたために、不合格となった受験生も多いと想定されるが、平成21年度は減少し、平成22年度は21年度並となったと想定している。したがって、これらの受験生が鹿児島市内の私立高校、学区外受験生の一部が鹿児島市外の私立高校へ入学した人数は平成21年度より増加したと想定される。

⑤潜在的な学力差があるものの合格している者もおり、当然ながら大学入試時点においては学力差が生じるものと想定され、また、潜在学力の底辺部分の受験生が多くなるピラミッド型に成績が分布していることから、S2の大学(鹿児島大学など)レベルの受検生も多く、国立大学に合格しない層も生じる。

⑥このことが、大学入試時点で学力差が生じる大きな要因となっているものと推察される。
 したがって、鶴丸高校を志望するかどうかについては、子供の潜在的な学力を十分に見極めなければ、高校における試験順位が低下し、成績不振、学習意欲低下に繋がる可能性がある。
 なお、高校内の競争が激しいことにより、それにより学力が引き上げられる可能性を否定するものではない。

⑦このようなことから、甲南高校、鹿児島中央高校に志望を変更する場合もあるが、その選択が正しかったかどうか検証する方法は現在のところない。

07.05.00:18

2010年度九州統一模試難易度

2010年度の九州統一模試の鹿児島県公立高校の難易度表は以下のようになっっています。

鹿児島県 偏差値合格ライン 【 】は受験可能ライン
偏差値 高  校  別  合  格  ラ  イ  ン
65 鶴丸(普通科(10%))<64>
64  
63 甲南(普通科(10%))<62>
62 鶴丸(普通科)<60>
61  
60 中央(普通科(10%))<58>
59 甲南(普通科)<57>
58 鹿児島高専(電子制御工学科)<56>
57 中央(普通科)<55>                        玉龍(普通科(5.4%))<55>
鹿児島高専(情報工学科)<55>    鹿児島高専(電気電子工学科)<55>
56 鹿児島高専(機械工学科)<54>
55 武岡台(普通科(10%))<53>
54 玉龍(普通科)<52> 加治木(普通科)<51> 加治木(普通科(10%))<51>
鹿児島高専(都市環境デザイン工学科)<52>
53  
52 武岡台(普通科)<50> 武岡台(情報科学科)<50>
51  
50 鹿児島南(普通科(5%))<48>
49 松陽(普通科(10%))<47> 鹿児島南(普通科)<46>
48 国分(理数科)<46> 鹿屋(普通科)<44> 鹿屋(普通科(10%))<44>
47 加世田(普通科)<43> 加世田(普通科(10%))<43> 川内(普通科)<44>
川内(普通科(10%))<44>
46 錦江湾(理数科)<44> 松陽(普通科)<44> 鹿児島南(商業科)<43>
鹿児島南(情報処理科)<43>
45 国分(普通科)<42> 国分(普通科(10%))<42>
44 錦江湾(普通科(10%))<41>
43 鹿児島工業(工業Ⅰ類)<40> 伊集院(普通科)<42> 伊集院(普通科(10%))<42>
出水(普通科)<36> 出水(普通科(10%))<36> 加治木工業(電子科)<41>
42 鹿児島女子(情報会計科)<39>
41 加治木工業(電気科)<39>
40 錦江湾(普通科)<37>                 鹿児島工業(工業Ⅱ類)<37>  鹿児島商業(情報処理科)<36>
明桜館(文理科学科)<38>         明桜館(商業科)<38>              指宿(普通科)<35>
指宿(普通科(10%))<35>        川辺(普通科)<37>                  川辺(普通科(10%))<37>
野田女子(衛生看護科)<36>       出水商業(情報処理科)<36> 末吉(情報処理科)<37>
志布志(普通科)<36>                 志布志(普通科(10%))<36>  鹿屋工業(電子科)<36>
種子島(普通科)<35>                 種子島(普通科(10%))<35>  大島(普通科)<35>
大島(普通科(5%))<35>
39 松陽(音楽科)<37>          松陽(美術科)<37>         鹿児島女子(商業科)<37> 
鹿児島女子(生活科学科)<36>   川内商工(機械科)<37>       川内商工(電気科)<37>
川内商工(インテリア科)<37>    川内商工(商業科)<37>       薩摩中央(普通科)<37>
薩摩中央(普通科(10%))<37> 志布志(英語科)<35>            串良商業(情報処理科)<35>
38 鶴翔(総合学科)<36>                   大口(普通科)<35>                大口(普通科(5%))<35>
加治木工業(機械科)<36>           加治木工業(建築科)<36>   鹿屋工業(機械科)<35>
鹿屋工業(電気科)<35>               鹿屋女子(普通科)<35>       鹿屋女子(普通科(5%))<35>
鹿屋女子(情報処理科)<35>
37 鹿児島南(体育科)<34>              鹿児島商業(商業科)<34>     枕崎(総合学科)<35>
吹上(情報処理科)<34>              薩摩中央(生物生産科)<34> 薩摩中央(農業工学科)<34>
薩摩中央(福祉科)<34>              屋久島(普通科)<33>             屋久島(普通科(10%))<33>
屋久島(情報ビジネス科)<33>   喜界(普通科)<30>                  喜界(普通科(5%))<30>
喜界(商業科)<30>                      徳之島(普通科)<30>             徳之島(普通科(5%))<30>
36 薩南工業(生活科学科)<33>      鶴翔(農業科学科)<34>         鶴翔(食品技術科)<34> 
加治木工業(土木科)<34>          加治木工業(工業化学科)<34>
隼人工業(インテリア科)<34>     隼人工業(電子機械科)<34> 隼人工業(情報技術科)<34>
種子島中央(普通科)<34>          種子島中央(普通科(10%))<34>
種子島中央(情報処理科)<34>   奄美(商業科)<32>
35 鹿児島東(普通科(5%))<32>   指宿商業(商業科)<32>        鹿児島水産(情報通信科)<33>
薩南工業(機械科)<32>              吹上(電子機械科)<32>        野田女子(生活文化科)<30>
野田女子(食物科)<30>              出水工業(電子機械科)<30> 出水商業(商業科)<30>
串良商業(総合ビジネス科)<32>鹿屋農業(生活科)<33>         鹿屋工業(建築科)<33>
鹿屋工業(土木科)<33>            鹿屋女子(商業科)<33>          鹿屋女子(生活科学科)<33>
種子島(生物生産科)<30>        種子島(電気科)<30>              奄美(情報処理科)<31>
奄美(衛生看護科)<31>            徳之島(総合学科)<30>
沖永良部(普通科)<30>            沖永良部(普通科(5%))<30> 沖永良部(商業科)<30>
与論(普通科)<30>                    与論(普通科(5%))<30>
34 鹿児島商業(国際経済科)<31> 鹿児島水産(海洋科)<32>     薩南工業(情報技術科)<31>
加世田常潤(生活福祉科)<29>   吹上(電気科)<31>                 財部(普通科)<30>
財部(普通科(5%))<30>          末吉(普通科)<30>                   末吉(普通科(10%))<30>
末吉(生物生産科)<30>             岩川(普通科)<30>                 岩川(普通科(5%))<30>
岩川(電子機械科)<30>             奄美(家政科)<30>                 奄美(機械電気科)<30>
33 頴娃(普通科)<29>                     頴娃(普通科(10%))<29>    鹿児島水産(食品工学科)<31>
薩南工業(建築科)<30>             市来農芸(農業経営科)<30> 市来農芸(生物工学科)<30>
市来農芸(生活科)<30>             出水工業(電気科)<28>         出水工業(建築科)<28>
国分中央(ビジネス情報科(仮称))<31> 有明(産業技術科)<30> 高山(普通科)<30>
高 山(普通科(10%))<30>      南大隅(情報処理科)<30>     垂水(普通科)<30>
垂水(普通科(10%))<30>       垂水(生活デザイン科)<30>  鹿屋農業(農業科)<30>
鹿屋農業(畜産動物学科)<30> 鹿屋農業(生物工学科)<30> 鹿屋農業(緑地工学科)<30>
鹿屋農業(農業機械科)<30>
32 串木野(普通科)<31>                 串木野(普通科(10%))<31> 
川薩清修館(ビジネス会計科)<30>
川薩清修館(総合学科)<30>     蒲生(情報処理科)<28>        大島北(普通科)<30>
大島北(普通科(10%))<30>
31 頴娃(機械科)<28> 頴娃(電気科)<27>
30 鹿児島東(普通科)<28>         鹿児島東(国際教養科)<28> 山川(園芸工学・農業経済科)<26>
山川(生活情報科)<26>         伊佐農林(農業経営科)<26> 伊佐農林(森林工学科)<26>
伊佐農林(生活情報科)<26> 霧島(機械科)<26>                 霧島(総合学科)<26>
蒲生(普通科)<27>                 蒲生(普通科(5%))<27>      福山(普通科)<28> 
福山(普通科(10%))<28>    福 山(商業科)<28>
国分中央(園芸工学科)<28> 国分中央(生活文化科)<28> 
国分中央(スポーツ科学科(仮称))<28> 大島北(情報処理科)<28>
開陽(普通科(全日))<26> 開陽(福祉科(全日))<26>
29 加世田常潤(有機生産科)<24> 加世田常潤(食品工学科)<24>
28  
27  
26 古仁屋(普通科)<23> 古仁屋(普通科(5%))<23>

07.04.07:38

平成21年度中学3年統一模試合格判定

2009全県統一模試5月(鹿児島県教育振興会主催)の合格判定基準を掲載します。なお、一昨年と比較ができるように、直近の2009年1月のデータも併せて掲載します。

表の上段は2009年5月、下段は2009年1月のデータです。

1.樟南高校普通科文理コースと鶴丸高校
2009年1月の判定の得点は樟南高校普通科文理コースは、鶴丸高校の合格判定ラインが全ての段階で高くなりました。
これは、鶴丸高校の受験倍率が1.15倍と低かったことに伴い、鶴丸高校の合格ラインが下がったものと思われます。

また、2009年5月の判定は鶴丸高校の受験倍率が高くなることが想定され、実際に模試の受験生の中で鶴丸高校を志願するものが多いと推察され、AA、A判定においては鶴丸高校の合格ラインが高くなっています。

B、C判定では、樟南高校普通科文理コースが高くなっていますが、これは鶴丸高校の受験者の下位層の割合が文理コースに比較して小さいためと考えられます。つまり、下位層で同じ得点の場合、鶴丸高校の方が合格する確率が高まることを示しています。

2.私立高校の特進コース
鹿児島実業高校文理科文理コースは、3月時点では鹿児島高校英数科特進コースより5点程度高かったですが、5月時点では同点となっています。

下表の偏差値は、桃太郎というブログの偏差値で、2008年~2010年の偏差値の動向を示しています。


2009全県統一模試5月(鹿児島県教育振興会主催)の合格判定基準
偏差値 区分 高校名 AA
予想合格率
95%以上
 

予想合格率
75%以上
95%未満

予想合格率
25%以上
75%未満

予想合格率
5%以上
25%未満
ボーダー
ライン
69→69→70 私立 樟南高校普通科
文理コース
408
425
385
401
362
377
347
362
 
71→71→71   鶴丸高校 413
424
390
400
352
361
330
337

378
  私立 鹿児島実業高校
文理科文理コース
398
419
375
395
345
363
330
348
 
  私立 鹿児島高校
英数科特進コース
398
414
375
390
345
358
330
343
 
67→66→66 私立 志学館高等部 398 
419
360
380 
307
325 
292
309 
 
68→67→69   甲南高校 391
404
368
380
338
348
323
333

361
65→62→62 私立 鹿児島純心女子高校
医歯薬コース
393
399 
370
375 
340
343 
325
328 
 
  私立 神村学園
高等部スーパー
文理コース

402 

370 

338 

323 
 
66→66→66 私立 鹿児島実業高校
文理科英数コース
368
401
330
360
277
302
262
286
 
66→65→66   鹿児島中央高校 367
387
344
363
314
324
299
300

340
66→65→64 私立 鹿児島高校
英数科英数コース
358
389
320
350
267
295
252
279
 
60→58→61 私立 樟南高校
普通科英数コース
353
374
315
335
262
280
247
264
 
53→50→50 私立 鹿児島情報高校
プレップ科
348
 374 
310
 335
257
280 
242
264 
 
63→60 私立 鹿児島純心女子高校
選抜コース
353
369 
315
330 
262
275 
247
259 
 
65→64→64 私立 池田学園高等部 343
364 
305
325 
252
270 
237
254 
 
53 私立 鹿児島情報高
eプレップ科
348
359 
310
320 
257
265 
242
249 
 
64→63→64   鹿児島玉龍高校 343
362
320
338
282
299
260
275

298
62→61→61   武岡台高校普通科 338
357
315
333
285
301
270
286

312
63→60 私立 鹿児島純心女子高校
英語選抜コース
328
344 
290
305 
252
266 
237
250 
 
61→60→61 私立 鹿児島修学館高校 320 
338
260
275 
192
204 
169
180 
 
60→59   武岡台高校
情報科学科
323
344
300
320
262
281
240
257

288
58→57   鹿児島南高校
情報処理科
320
337
290
305
252
266
230
242

273 
57→56   鹿児島南高校
普通科
320
337
290
305
252
266
230
242

276 
    41  私立 神村学園高等部
文理コース

319 

280 

225 

209 
 
62→61→61   錦江湾高校
理数科
300
317 
270
285 
232
246 
210
222 
244 
53→53   鹿児島南高校
商業科
295
317 
265
285 
227
246 
205
222 

268 
    鹿児島工業高校Ⅰ類
324

285

246

230

264
    鹿児島工業
高校Ⅱ類

314

275

236

220

242
57→56→57   松陽高校
普通科
295
317 
265
 285
227
246 
205
222 

261 
    54→55   松陽高校
美術科
250
267 
220
235 
182
196 
160
172 
 
    52→54   錦江湾高校
普通科
250
262 
220
230 
182
191 
160
167 

205 
    鹿児島商業高校
情報処理科

267

235

196

172

217
    54→55   松陽高校音楽科 245
262 
215
230
177
191 
155
167 
 
    神村学園高等部
英語コース

244

205

166

150
 
    47→46   鹿児島南高校
体育科

243 

180 

109 

 85 

215 
    39   鹿児島情報高校
普通科
220
238 
160
175 
 92
104 
 69 
 80 
 
    鹿児島商業高校
商業科

232

200

161

137

187
    鹿児島西高校
商業科

227

195

156

132

180
    神村学園高等部
進学教養コース

209

170

115

99
 
    鹿児島商業高校
国際経済科

207

175

136

112

116
    45   鹿児島東高校
普通科

 204

165 

110 

94 

 155
    鹿児島東高校
国数科

282

235

180

140

    甲陵高校
普通科

199

160

21

105
 
    甲陵高校
人文科

199

160

105

89
 
※鹿児島東高校国数科は英語2倍(600点満点)
上段は2009年1月、下段は2009年5月

点は500点  判定基準 AA(合格確実圏     ;予想合格率 95%以上)
                 A (合格可能圏     ;予想合格率 75%以上95%未満)
                 B (ボーダーライン圏  ;予想合格率 25%以上75%未満)
                 C (要努力圏       ;予想合格率  5%以上25%未満)

07.03.07:18

鹿児島県の国公立大学合格実績と高校入試 

平成22年度の鶴丸高校の合格ラインを試算しましたが、調査書の得点によって10点前後の幅が生じるものと想定しています。

学力検査の得点と調査書の得点がどのように評価されるかは具体的には公表されていませんが、相関をとるようになっているため、一般的には学力検査順位と調査書順位により、それぞれの上位者から選抜することが想定されます。

これをもとに、学力検査募集定員262人(学区内)以内に入るのが、①学力検査順位と調査書順位の両方、②学力検査検査順位のみ、③調査書のみ、④なしの4グループに区分すると以下のとおりとなります。

学力検査と調査書点のそれぞれが、募集定員の順位以内になる確率は、79.4%(262人/330人)となり、これをもとに、4グループに区分すると以下のような表になります。

①学力検査・調査書とも募集定員の順位以内にある者は208人(63.0%)で、合格判定
②学力検査か調査書のみが募集定員の順位以内にある者はそれぞれ38人(11.5%)づつでトータル76人となる。

片方の項目のみが募集定員の順位以内にある場合は、募集定員の順位に満たない片方の項目の順位が上位の者を合格とする。76人から54人を選抜する。

③両方とも募集定員の順位以内にないのは46人程度となり、不合格となる。

合格最低ラインには、76人が存在し、そのうち46人が合格することとなりますが、調査書のみが募集定員の順位以内にいる者の38人中23人が合格することとなります。

合格最低ライン付近の学力層の鶴丸高校の受験率が50%程度の場合、356点前後の得点では同点に8人程度が存在することとなり、合格ラインが2点下がります。

さらに、受験率が25%程度の場合、同点に4人程度存在するため、合格ラインが4点程度さがります。また、鶴丸高校受験者の得点分布が変化することにより、さらに1点程度下がるため、トータルで5点程度下がるものと考えます。

また、調査点が低い場合は、逆に合格ラインは5点程度上がるものと想定されます。

つまり、試算した合格ラインに対して±5点程度が合格ラインと想定され、情報を頂いた合格ラインとの整合性も図られるものと想定しています。

平成22年度鶴丸高校(学区内)一般入試
募集定員① 受検者数② 確率①/② 学力検査募集定員(学区内)以内順位
学力検査
・調査書両方 
 学力検査のみ 調査書のみ 両方とも
順位外
262人  330人  79.4%  63.0%  11.5%  11.5% 13.7%
208人   38人 38人 46人

07.02.21:46

鹿児島県の国公立大学合格実績と高校入試  

前回までに、平成22年度の鶴丸高校の合格ラインについて試算してきました。

試算する前提条件をいくつか設定してそれにより試算することとなりますが、その前提条件となる項目の値によっても合格ラインは増減します。

前回までは、平成19年度から平成22年度のS3以上の大学の合格実績の平均値により試算しましたが、平成22年度の卒業生と入学生のデータとは大まかには関連はあるものの、入試の倍率等により異なる点もあると思われます。

そこで、平成19年度から平成22年度の4ヶ年のS3以上大学の合格実績を元に試算し、どの程度合格ラインが変化するか試算してみます。

試算結果は、下の表のとおりであり、354点~359点となります。
特に、合格最低点は、学区内得点分布割合(得点上位層における鹿児島市内中学校出身者の割合)に影響を受けることがわかります。

鶴丸高校の得点開示情報も頂いていますが、357点で合格した人と360点で不合格となった人からコメントを頂いています。

平成20年度の合格ラインは、平成20年度のS3以上の大学合格実績により387点としていましたが、380点で合格、390点で不合格との情報も頂いており、調査書の点数を加味すると380点~390点が合格ラインとしています。

したがって、平成22年度の合格ラインは、調査書を加味すると351点~361点(356点±5点)程度ではないかと想定しています。

つまり、調査点が悪くても、361点あれば合格が可能で、逆に調査点が良ければ351点でも合格できると想定されます。

計算による鶴丸高校の合格ライン(±5点)
  平成20年度 平成21年度 平成22年度
合格ライン 387点 360点 356点


平成22年度鶴丸高校合格ライン試算
区  分 学区内得点分布割合
(S3以上大学合格割合)
学区内
S3以上大学合格者の割合
(受験率)
平成22年度
合格最低点
平成19年度 45.9% 70.8% 354点
平成20年度 52.1% 70.2% 357点
平成21年度 46.2% 68.8% 354点
平成22年度 53.8% 74.2% 359点
平均 49.5% 71.0% 356点

平成22年度公立高校入試得点開示情報
高校名 平成20年度 平成21年度 平成22年度
合格 不合格 合格 合格 不合格
その他の
親からの情報 
本人または
親からの情報
 本人または
親からの情報
その他の
親からの情報 
本人または
親からの情報
本人または
親からの情報
鶴丸 380 390
381
407(学区外)
366
358 
358 404
391(学区外)
385(学区外)
384
382
371
363
357
360

07.01.23:23

鹿児島県の国公立大学合格実績と高校入試

鶴丸高校の合格最低ラインを求めてみます。

鹿児島市内の出身中学校の得点分布つまり鹿児島学区内の得点分布が昨日求めた得点分布どうりと仮定すると以下のようになります。

平成22年度鶴丸高校入試状況                                    (単位:人)
募集定員 合格者 推薦入学 一般入試 備  考
学区内 学区外
320 320 29 291 262 29 推薦枠32人対して29人推薦入学

鹿児島市内中学校出身者の平成22年度高校入試の350点以上の得点者の得点別割合を平成19年度から平成22年度の4ヶ年の鹿児島市内出身者のS3大学以上の合格者の割合の平均値49.5%とします。

鹿児島市内中学校出身者のS3大学以上の合格者の割合(推計)
区  分 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平均
鹿児島市内中学校出身者 45.9% 52.1% 46.2% 53.8% 49.5%


学区枠262人に対して鹿児島学区内入試得点上位者262位までの全員が鶴丸高校を受験したものとすると、364点が合格最低点となります。ただし、調査書の得点に影響されないものとします。

平成22年度高校入試得点分布表(鹿児島市内公立高校中学校出身者)
得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数
424                                  
400 20                                
399 21   389  48  4   379 112  8   369 210 12   359 338 15
398 22   388  53  5   378 120  8   368 221 11   358 351 13
397 23   387  58  5   377 129  9   367 233 12   357 366 15
396 25   386  64  6   376 138  9   366 245 12   356 381 15
395 27   385  69  5   375 148 10   365 257 12   355 396 15
394 30   384  76  7   374 157  9   364 270 13   354 411 15
393 33   383  82  6   373 167 10   363 283 13   353 427 16
392 36   382  89  7   372 177 10   362 296 13   352 443 14
391 40   381  97  8   371 188 11   361 309 13   351 459 16
390 44   380 104  7   370 198 10   360 323 14   350 475 16
鹿児島市内中学校出身者の平成22年度高校入試の350点以上の得点者の得点別割合を49.5%とする。

  実際には、S3以上の大学に合格するレベルの得点上位層(鶴丸高校入学者320人中100人程度)においては、甲南高校や鹿児島中央高校に入学している学生もいることから、平成19年度から平成22年度のS3以上大学の合格実績の割合の平均値で鶴丸高校受験者の得点分布を求めてみます。

鶴丸高校のS3大学以上の合格者の鹿児島市内公立中学校出身者の割合
区 分 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平均値
鹿児島市内出身中学校出身者 70.8% 70.2% 68.8% 74.2% 71.0%

平成22年度の鹿児島学区内の公立高校入試得点上位層が、S3以上大学合格者の鶴丸高校の割合71.0%と同じ割合で鶴丸高校を受験したものとします。

鶴丸高校受験者の262位内に入るためには、鹿児島市内出身中学校出身者の順位369位(262人/71%)以内にいる必要があります。

この場合の平成22年度の鶴丸高校の合格最低ラインは、356点となります。

なお、S3大学以上の学力に相当する高校入試の得点378点以上の者の鶴丸高校受験率は71.1%程度と想定されますが、377点以下は得点が下がるにつれて受験率が低下することが想定され、さらに合格最低点は低下するものと想定されます。

また、ここでは、一般入試の学区内枠は、全員鹿児島市内の出身中学校と設定していますが、実際には私立中学校出身者からの入学者もいることが分かっており、平成21年度は鹿児島修学館中学校からの入学が確認されています。

 また、毎年7月に行われる志望調査では、平成20年度の私立中学校3年生689人中10人が公立高校を志望していることがわかっています。
 いづれも鹿児島市内の公立高校の志望者で学区内であり、つまり鹿児島市内の私立中学校から鹿児島市内の公立高校を志望しています。
 鹿児島市内の中学校5校、鹿児島修学館中学校、志学館中等部、池田学園池田中学校、鹿児島純心女子中学校、ラサール中学校から公立高校を志望していることとなります。
 ラ・サール中学校、鹿児島純心女子中学校から公立高校への入学は考えにくいので、実質的には残りの3校の志望者と思われます。
公立高校志望者のうち6人は鶴丸高校を志望しており、私立中学校でも学力上位層であることがわかります。

私立中学校からの入学者は多くとも6人以下と想定されることから、今回の合格ラインへの影響は少ないこととなり、私立中学校からの入学者を考慮しても合格ラインの低下は1点未満となります。

平成20年度私立中学校3年生の公立高校志望者10人の志望高校
合   計 鶴 丸 高 校   甲 南 高 校 鹿児島中央高校 錦江湾高校普通科 鹿児島工業高校
10


平成22年度高校入試得点分布表
得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数
424                                  
400 20                                
399 21   389  48  4   379 112  8   369 210 12   359 338 15
398 22   388  53  5   378 120  8   368 221 11   358 351 13
397 23   387  58  5   377 129  9   367 233 12   357 366 15
396 25   386  64  6   376 138  9   366 245 12   356 381 15
395 27   385  69  5   375 148 10   365 257 12   355 396 15
394 30   384  76  7   374 157  9   364 270 13   354 411 15
393 33   383  82  6   373 167 10   363 283 13   353 427 16
392 36   382  89  7   372 177 10   362 296 13   352 443 14
391 40   381  97  8   371 188 11   361 309 13   351 459 16
390 44   380 104  7   370 198 10   360 323 14   350 475 16
鹿児島市内中学校出身者の平成22年度高校入試の350点以上の得点者の得点別割合を49.5%とする。


学区内・学区外入学者のS3以上大学合格実績  (  )は、現役・浪人の区分が不明のため推計
 
 高校
S1  
 
S2
 
S3
 
合計
 




区外
一般
入学
 
学区内
一般入試
東大





京大 九大
 人数 割合 現役 浪人 現役 浪人 現役 浪人 現役 浪人 現役 浪人
鶴丸 51
50
42
51
17
21
22
24
40
50
51
56
108
121
115
131
11
12
11
13
29
29
29
29
68
80
75
89
70.8
70.2
68.8
74.2

 8
 7
 5

14
 7
10

 4
12
 9

18
12
23

 1
 2
 1

 5
 2
 3

34
26
24

13
19
24

47
47
39

50
39
60
甲南
 6
 9
11
 7
 4
 4
 4
 2
27
35
30
32
 37
 48
 45
 41
  4
  5
  5
 4
15
15
15
15
18
28
25
22
18.7
24.6
22.9
18.3

 2
 1
 0






(2) 



(2) 
  1
  3
 2

 2
 2
 1

26
19
24
- 
 6
 3
 2
 -
29
23
 -
10
 5
鹿児島
中央
 0
 0
 3
 2
 2
 1
 1
 0
 7
 3
 7
 6
  9
  4
 11
  8
 1
 0
 1
 1
 4
 4
 4
 4
 4
 0
 6
 3
4.2
0.0
5.5
2.5 
  0
  0
 1
 0



  0
 0
 2
 1
  0
 0
 0
 1
 0
 0
 0
 0



 (7)

 

 3
 7
 
 計
57
59
56
60
23
26
27
26
74
88
88
94
 154
173
171
180
 16
 17
 17
 18
48 
48
48
48
 90
108
106
114
93.7
94.7
97.2
95.0
                   
鹿児島
市内
中学校
出身 
           
   96
114
109
120
100
100
100
100
                   
鶴丸高校の平成20年度、平成21年度の現役・浪人の区分のうち九大医学部医学科合格者3人(平成20年度)、2人(平成21年度)は、国公立大学医学部と九大の区分で重複している。

06.30.21:07

鹿児島県内の国公立大学合格実績と高校入試  

引き続き鹿児島県内の国立大学合格実績から平成22年度の高校入試を分析します。

平成19年度から平成22年度のS3以上の大学合格実績をもとに、鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校の学区内入学者のS3大学合格実績を推計してみます。

高校入試における鹿児島市内中学校出身者のS3以上大学合格レベルの上位層に占める各高校の割合は、以下のとうりとなります。

鶴丸高校       68.8%~74.2%
甲南高校       18.3%~24.6%
鹿児島中央高校    0.0%~ 5.5%

これを用いて、高校の合格ラインを算定します。

S3以上の大学合格実績を現役、浪人に区分すると以下のとおりとなります。
        
鶴丸高校は浪人生の割合高いため、現役と浪人の割合を加味して合格ラインを試算することも検討することとします。


学区内・学区外入学者のS3以上大学合格実績  (  )は、現役・浪人の区分が不明のため推計
 
 高校
S1  
 
S2
 
S3
 
合計
 




区外
一般
入学
 
学区内
一般入試
東大





京大 九大
 人数 割合 現役 浪人 現役 浪人 現役 浪人 現役 浪人 現役 浪人
鶴丸 51
50
42
51
17
21
22
24
40
50
51
56
108
121
115
131
11
12
11
13
29
29
29
29
68
80
75
89
70.8
70.2
68.8
74.2

 8
 7
 5

14
 7
10

 4
12
 9

18
12
23

 1
 2
 1

 5
 2
 3

34
26
24

13
19
24

47
47
39

50
39
60
甲南
 6
 9
11
 7
 4
 4
 4
 2
27
35
30
32
 37
 48
 45
 41
  4
  5
  5
 4
15
15
15
15
18
28
25
22
18.7
24.6
22.9
18.3

 2
 1
 0






(2) 



(2) 
  1
  3
 2

 2
 2
 1

26
19
24
- 
 6
 3
 2
 -
29
23
 -
10
 5
鹿児島
中央
 0
 0
 3
 2
 2
 1
 1
 0
 7
 3
 7
 6
  9
  4
 11
  8
 1
 0
 1
 1
 4
 4
 4
 4
 4
 0
 6
 3
4.2
0.0
5.5
2.5 
  0
  0
 1
 0



  0
 0
 2
 1
  0
 0
 0
 1
 0
 0
 0
 0



 (7)

 

 3
 7
 
 計
57
59
56
60
23
26
27
26
74
88
88
94
 154
173
171
180
 16
 17
 17
 18
48 
48
48
48
 90
108
106
114
93.7
94.7
97.2
95.0
                   
鹿児島
市内
中学校
出身 
           
   96
114
109
120
100
100
100
100
                   
鶴丸高校の平成20年度、平成21年度の現役・浪人の区分のうち九大医学部医学科合格者3人(平成20年度)、2人(平成21年度)は、国公立大学医学部と九大の区分で重複している。

06.29.19:21

鹿児島県内の国公立大学合格実績と高校入試

平成22年度高校入試の得点分布を掲載します。
昨日、求めた得点分布曲線により試算すると以下の表のとおりとなります。

これをもとに高校別の得点分布を求めることとします。

平成22年度高校入試(偏差値、得点、順位)
偏差値 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59
得点 232 240 249 257 265 274 282 290 298 307
順位 6572 6157 5687 5266 4845 4371 3952 3586 3172 2688
                     
偏差値 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69
得点 315 323 332 340 348 356 365 373 381 390
順位 2318 1964 1588 1314 994 741 496 318 181 88
                     
偏差値 70 71 72 73 73.1          
得点 398 406 414 423 424          
順位 43 28 13 2 1          
 



平成22年度高校入試得点分布表
得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数   得点 累計 人数
424                                  
400 41  2                                
399 42   389  97  9   379 227 16   369 424 23   359 682 29
398 44   388 107 10   378 243 16   368 447 23   358 710 28
397 47   387 117 10   377 261 18   367 471 24   357 740 30
396 51   386 129 12   376 279 18   366 495 24   356 770 30
395 55   385 140 11   375 298 19   365 520 25   355 800 30
394 60   384 153 13   374 317 19   364 545 25   354 831 31
393 66   383 166 13   373 337 20   363 572 27   353 863 32
392 73   382 180 14   372 358 21   362 598 26   352 894 31
391 80   381 195 15   371 379 21   361 625 27   351 927 33
390 88   380 211 16   370 401 22   360 653 28   350 960 33

06.28.18:22

鹿児島県内の国公立大学合格実績と高校入試

平成22年度鹿児島県公立高校入試の得点結果から得点分布を想定します。

得点分布は、平成21年度までは50点間隔で分布率が公表されていましたが、平成22年度は25点間隔で公表されており、さらに正確な得点分布を把握することができます。

平成22年度の5教科合計の得点分布は以下のようになっています。

得点 0

24
24
49
50
74
75
99
100
124
125
149
150
174
175
199
200
224
225
249
250

274
275
299
300
324
325
349
350
374
 375
399
400

424
425
450
得点
分布(%)
 0.1  0.6  2.0  3.4  5.2  7.3  8.2  8.9  9.5  10.1  10.5  10.1  9.0  7.5  5.2  2.0 0.3 0.0



  最高点は22年度は公表されていませんが、ここでは上記表の得点分布の値のある400点から424点の階層の上限値424点の値を採用します。(平成20年度 430点、平成19年度 433点)

300点から400点の間の6点の得点分布を通る分布曲線を求めることとします。

得点     累計
400点     41人
375点    294人
360点    658人           (得点分布割合で累計値を試算)
350点    959人
325点   1919人
300点   3070人

300点から400点の分布曲線を求めると下記のようになります。

Y=0.00115169X-0.9712X+223.44X-7650.9  (相関係数 R2 = 1)
X:得点 Y:順位

また、0から300点、400点以上の得点分布の算定式を求め、標準偏差を求めると82.9となります。
以前、得点分布から概略の標準偏差を求めましたが、ほぼ一致していることがわかります。

この標準偏差により、得点別の偏差値を求めることができ、高校別の合格ライン算定などに活用することができます。

これをもとに、高校別の得点分布、高校の合格最低点、大学合格実績の分析を行うこととします。


 区分

受検者数

平均
得点

400点以上 360点以上 350点以上
人数 割合(%) 人数 割合(%) 人数 割合(%)
平成22年度 12,792 232.2 41 0.32 658 5.14 ※959 7.50
平成21年度 12,749 244.5 35 0.27 806 6.32 ※1,147 9.00
平成20年度 13,498 262.6 274 2.03 1,959 14.51 ※2,474 18.33

平成19年度

13,610

248.8

211

1.55

1,321

 9.71

※1,749

 12.85

平成18年度

13,885

253.8

270

1.94

1,629

11.73

 -

平成17年度

14,629

238.9

  69

0.47

   883

  6.04

 - 

 - 

平成16年度

15,273

248.9

180

1.18

1,371

  8.98

 - 

 - 

平成15年度

16,533

247.7

175

1.06

1,449

  8.76

 -

※得点分布により計算

標準偏差・偏差値(標準偏差は得点分布から概算した値)
区分 平均点 標準偏差 偏差値
1/3分布 中間分布 平  均 60 65 70
平成22年度 232.2 77.4 85.3 81.4 313.6 354.3 395.0
平成21年度 244.5 72.9 81.1 77.0 321.5 360.0 398.5
平成20年度 262.6 78.6 88.0 83.3 345.9 387.6 429.2
平成19年度 248.8 78.2 86.8 82.5 331.3 372.6 413.8
標準偏差は、得点分布より試算

06.27.01:23

鹿児島県内の国立大学合格実績と高校入試

各高校のS3以上の大学合格実績から本年度高校入試の成績上位層の鹿児島市内外別に区分すると以下のように推計することができます。

S3以上の大学合格実績を鹿児島市内・市外別中学校出身別で推計すると、下表のとおりとなります。

①S3以上大学合格者のうち鹿児島市内中学校出身者 96人~120人(45.9%~53.8%)に対して、鹿児島市外中学校出身者 103人~127人(46.2%~54.1%)となる。

②S3以上大学合格者のうち学区外枠により、鹿児島市外の中学校から鹿児島市内の公立高校へ48人(20.3%~23.0%)が受検したものと推計される。(鶴丸高校29人、甲南高校15人、鹿児島中央高校4人 合計48人)

③このため、結果的に、S3以上の大学合格者である成績上位者の144人~168人(66.5%~75.3%)が鹿児島市内の公立高校、44人~64人(19.7%~27.3%)が鹿児島市外の公立高校の出身者となる。

④鶴丸高校・甲南高校・鹿児島中央高校の3校の平成16年度から平成19年度の高校一般入試の倍率をみると、平成17年度、平成18年度、平成19年度、平成16年度の順位に倍率が高くなっている。

⑤高校入試の平均点をみると、平成17年度が近年になく最も低く、平成19年度、平成16年度、平成18年度の順に高くなっている。つまり、入試の難易度が平成17年度、平成19年度、平成16年度、平成18年度の順に易しくなっている。

⑥したがって、平成22年度に大学を現役で受験した平成19年度の入学組は、入試問題の難易度はほぼ平年並みで、倍率は鶴丸高校、甲南高校が低い状況にあったことから学力の識別が行われ、優秀な学生が選抜され、優秀な学生が公立高校を不合格となり、私立高校へ進学した者は例年に比較して少なかったと推察される。
特に、鶴丸高校、甲南高校は倍率が平成19年度が平成16年度から平成19年度の4ヶ年で最も低かったことから、公立高校を不合格となった学力上位層の私立高校への流出が少なかった傾向が強かったものと推察される。・・・・したがって、公立高校のS3以上の大学合格実績でも平成19年度入学組である平成22年度が最も高くなっている。

⑦⑥の推察によれば、平成22年度の鹿児島県公立高校のS3大学合格実績は、平成19年度から平成22年度の中で最も高くなることが想定される。
  また、その傾向は、定員枠が360人の最後の年度となった平成16年度入学組の浪人生が多かった平成20年度の実績より大きくなるものと想定される。

⑧募集定員増減(360人、320人)そのものは、S3以上の大学合格者などの学力上位層の数そのものには影響しないものと想定される。・・・・平成16年度入学組(定員360人)が大学を現役で受験した平成19年度のS3以上の大学合格実績は少ないため定員枠が学力上位層には影響していないことがわかる。

⑨樟南高校の普通科文理コースは、入学者の実績等から鶴丸高校、甲南高校の不合格者数の25%程度に当たる人数が入学することが分かっており、2校の不合格者が多い平成17年度、平成18年度、平成20年度、平成22年度の入学者数は54人、47人、52人、50人となり、不合格者の少ない平成16年度、平成19年度、平成21年度は34人(試算値)、29人、32人となっており、鶴丸高校・甲南高校の倍率に比例した入学数となっている。

この樟南高校入学組が現役で受験した年度のS3以上の合格実績をみると、平成20年度2人(浪人は九大2人)、平成21年度11人(浪人は九大4人、熊本大医学部1人の5人)、平成22年度6人(浪人は九大1人、鹿大医学部2人)となっている。

平成20年度の2人は浪人合格者であり、現役合格者はいないが、平成20年度に現役で大学受験した平成17年度高校入学組は鶴丸高校・甲南高校の倍率が高く入学者数が多かったものの、現役実績が伸びていない状況からも平成17年度入試の難易度が高かったため、優秀な学生が集まらなかったものと推定される。

樟南高校の平成19年度のS3以上の合格実績は、5人となっており、現役が何人かはわからないが鶴丸高校・甲南高校の倍率が小さいことから文理コース入学者は34人程度と想定される。

したがって、樟南高校の文理コースのS3以上の合格実績は、鶴丸高校、甲南高校の倍率が高く、公立高校入試の平均点が高い場合に、優秀な学生が入学することが想定されることがわかる。
この条件を満たすのは、平成20年度入学組であり、この傾向は鹿児島市内の私立高校にも言えると想定される。

このように、高校入試の倍率、平均点とS3以上の大学合格実績とは公立高校、私立高校とも何らかの影響を受けているものと推察される。

 
鹿児島市内・市外中学校出身別S3以上大学合格実績

学力到達度ゾーン

S1

S2

S3

割合

学区外 補正 割合

大学偏差値

76以上

72~75

68~71

         

  鹿児島市内公立高校
           一般入試
(鹿児島市内中学校出身)

 51
 53
 51
 54

 21
 24
 24
 24

 72
 85
 82
 90 

144
162
157
168

68.9%
74.0%
66.5%
75.3%

-48  96
114
109
120
45.9%
52.1%
46.2%
53.8%

  鹿児島市外公立高校
           一般入試
(鹿児島市外中学校出身)

  3
  4
 12
  9

  3
  8
  8
  4

 51
 38
 44
 31

 57
 50
 64
 44

27.3%
22.8%
27.1%
19.7%

48 105
 98
112
 92
 

  鹿児島市内私立高校
(中高一貫教育校以外)
(鹿児島市外中学校出身)    

  1
  1
  2
  3

  3
  1
  2
  1

  4
  5
 11
  7

  8
  7
 15
 11

 3.8%
 3.2%
 6.4%
 4.9%

     8
   7
  15
  11
 
 (鹿児島市外中学校出身合計)
  4
  5
 14
 12
  6
  9
 10
  5
 55
 43
 55
 38
 65
 57
 79
 55
 31.1%
26.0%
33.5%
24.7%
 48 113
105
127
103
54.1%
47.9%
53.8%
46.2%


 55
 58
 65
 66

 27
 33
 34
 29

127
128
137
128

209
219
236
223

 100%
 100%
 100%
 100%

  209
219
236
223
 
上段から平成19年度、平成20年度、平成21年度、平成22年度


鹿児島県高校入試一般入試倍率(推薦入試除く)
入試年度 H22年度 H21年度 H20年度 H19年度 H18年度 ※H17年度 ※H16年度
大学入試年度 H25年度 H24年度 H23年度 H22年度 H21年度 H20年度 H19年度
鶴丸 1.30 1.15 1.38 1.18   1.25  1.38  1.21
甲南 1.41 1.28 1.30 1.20  1.40   1.42   1.21 
鹿児島中央 1.30 1.45 1.37 1.38  1.47   1.40  1.29 
1校当たり
募集定員
(推薦入試含む) 
320 320 320   320  320  320  360
入試平均点 232.2 244.5 262.6 248.8 253.8 238.9 248.9
H18年度、H19年度、H20年度、H21年度、H22年度は、受検時の倍率、下段は未受検者数
平成16年度、平成17年度は、出願時の倍率

平成17~22年度公立高校不合格者数と樟南高校普通科文理コース入学者数との関係

入学
年度

大学
入試
年度
樟南高校
普通科
文理コース
入学者数
募集
定員 
受験倍率 不合格者数 S3以上
大学
合格
実績
入学年度別
S3以上大学
合格実績
鶴丸 甲南 鶴丸 甲南 合 計 現役 浪人
H22 H25 50
(24.2%)
320 1.30 1.41 87 120 207
H21 H24 32
(25.6%)
320 1.15 1.28 45 80 125
H20 H23 52
(26.5%)
320 1.38 1.30 110 86 196
H19 H22 29
(25.9%)
320 1.18 1.20 53 59 112
(3)
H18 H21 47
(25.1%)
320 1.25 1.38 72 115 187 11
(6)
H17 H20 54
(23.3%*)
320 1.38※ 1.42※ 110※ 121※ 231※
(0)
H16 H19 34
(25.0%)注
360 1.21※ 1.21※ 68※ 68※ 136※
(   )は、鶴丸高校・甲南高校不合格者の合計に対する入学者の割合
注は、鶴丸高校・甲南高校不合格者の合計に対する入学者の割合を25%として試算
平成17年度から平成19年度は、高2、高3の在籍者数で、高2における英数コースから文理コースのクラス替え数名を含んでいる。
 米:平成17年度の受験倍率は、志願時点の数値(受験辞退者含む)
S3以上大学合格実績の(  )は現役

06.26.17:19

鹿児島県内の国公立大学合格実績と高校入試

前回の検討から、S3以上の国公立大学に合格するためには、高校時における学力の伸び率が同等とすると、公立高校入試時の順位が209位~236位、少なくとも239位~266位(S3以上の難関私立大学30人を含んだ場合)となる必要があります。

また、各高校の高校時代の高校の伸びは、進研模試の結果からみると、高校の平均点の順位が大きく変化していないことから、各個人レベルでは学力の変動はあるものの、高校全体から見た場合、S3以上の学力層は大きく変化していないと想定されます。

  
これを平成22年度の公立高校入試結果でみてみると、380点以上の者(詳細は別途計算)が該当し、受検者数の約2%に相当します。

 

 区分

受検者数

平均
得点

400点以上 360点以上 350点以上
人数 割合(%) 人数 割合(%) 人数 割合(%)
平成22年度 12,792 232.2 41 0.32 658 5.14 ※959 7.50
平成21年度 12,749 244.5 35 0.27 806 6.32 ※1,147 9.00
平成20年度 13,498 262.6 274 2.03 1,959 14.51 ※2,474 18.33

平成19年度

13,610

248.8

211

1.55

1,321

 9.71

※1,749

 12.85

平成18年度

13,885

253.8

270

1.94

1,629

11.73

 -

平成17年度

14,629

238.9

  69

0.47

   883

  6.04

 - 

 - 

平成16年度

15,273

248.9

180

1.18

1,371

  8.98

 - 

 - 

平成15年度

16,533

247.7

175

1.06

1,449

  8.76

 -

※得点分布により計算

06.25.19:45

鹿児島県内の国公立大学合格実績と高校入試

鹿児島県内の高校のS3以上の大学合格実績をもとに、高校入試時の成績上位層の鹿児島市内外、公立・私立高校別の割合を求めると以下のようになります。
  
①公立高校には、普通科の推薦枠10%があり、この推薦入学者が一般入学者のS3大学の合格者の割合と同じ割合で合格しているものとすると、この推薦合格者は公立高入試を受験しないため、一般入学者のS3以上の合格者数は総数の1割減とした。

②S3以上の大学合格者のうち公立高校入試における成績位層の割合は、以下のとおりとなる。

 鹿児島市内公立高校 66.5%~75.3%(平均71.2%)144人~168人(平均157.8人)
               
 鹿児島市外公立高校 19.7%~27.3%(平均24.2%) 44人~ 64人(平均 53.8人)
               
 鹿児島市内私立高校  3.2%~ 6.4%(平均 4.6%)  7人~ 15人(平均 10.3人)
(中高一貫教育校除き)
             

③鹿児島市内公立高校の大学合格実績のうち、学区外枠10%で鹿児島市外中学校から学力検査を受験した者は以下のとおりと推計される。 
  合格ラインの偏差値は、以下のとおりであり、下記の高校の学区外枠一般入試合格者は、S3以上の大学の合格の学力を有すると想定される。

高校入試学区外合格者のS3以上合格者数
  偏差値
学区外S3以上大学合格者数
(推薦枠3人を除く)
高校 学区外 学区内
鶴丸高校 73 71 29人
甲南高校 70 68 15人(高校合格者の2分の1)
鹿児島中央高校 69 66  4人(合格者数の7分の1)
    48人


④鹿児島市外私立高校の高校時入学者でS3以上の大学を合格した者は、鹿児島市外公立高校を不合格となってS3以上の合格することは皆無と考えられることから、専願または併願で受検し、私立の特待生を取得したため、公立高校を志願したものの受験しなかったものと推察される。
  これは、加治木高校、鹿屋高校では、平成20年度17人、23人、平成21年度20人、13人欠席していることからも推察できる。

⑤鹿児島県の公立高校入試を受験した者のうちS3以上の大学合格する者は、学力試験上位者209位~236位となる。
 ただし、S3以上の早稲田大、慶応義塾大、私立医学部などの難関大学の合格者は国公立大学との併願者もいることから含まない。
 平成21年度の公立高校からの現役合格者数は、早稲田大学6人、慶応大学8人となっている。   
 S3以上の私立大学合格者数は30人程度と推計している。

公立高校を受検した者の大学合格実績(試算)

学力到達度ゾーン

S1

S2

S3

割合

大学偏差値

   76以上

72~75

68~71

   

  鹿児島市内公立高校
           一般入試

 51
 53
 51
 54

 21
 24
 24
 24

 72
 85
 82
 90 

144
162
157
168

68.9%
74.0%
66.5%
75.3%

  鹿児島市外公立高校
           一般入試

  3
  4
 12
  9

  3
  8
  8
  4

 51
 38
 44
 31

 57
 50
 64
 44

27.3%
22.8%
27.1%
19.7%

  鹿児島市内私立高校
(中高一貫教育校以外)    

  1
  1
  2
  3

  3
  1
  2
  1

  4
  5
 11
  7

  8
  7
 15
 11

 3.8%
 3.2%
 6.4%
 4.9%


 55
 58
 65
 66

 27
 33
 34
 29

127
128
137
128

209
219
236
223

 100%
 100%
 100%
 100%

 鹿児島市内公立高校
           推薦入試

  6
  6
  6
  6

  2
  3
  3
  3

  8
 10
  9
 10 

 16
 19
 18
 19

 

 鹿児島市外公立高校
           推薦入試

  0
  0
  1
  1

  0
  1
  1
  0

  6
  4
  5
  3

  6
  5
  7
  4

 
        鹿児島市内私立高校
         (中高一貫教育校)
                       (公立高校未受験と推察)
  18
  29
  24
 30
  2
  5
  2
  1
 12
  8
 10
  6
 32
 42
 36
 37
 
         鹿児島市外私立高校 
         (公立高校未受験と推察)

  8  
  4
  9
  7

  5  
  0
  1
  4

  8  
 26
 17
 12

 21
 30
 27
 23

 

合計

 87
 97
105
110

 36
 42
 41
 37

161
176
178
159

284
315
324
306

  
上段から平成19年度、平成20年度、平成21年度、平成22年度
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