11.24.00:24
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02.17.07:32
2012年度鹿児島県公立高校入試
鹿児島教育委員会から高校入試の出願者数が公表されました。
各高校の予想倍率は昨年8月の進路希望調査に基づき予想していますが、鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校とも現時点では予想倍率よりも高くなっていますが、今後出願変更が行われ、倍率が低下するものと思われます。
昨年8月時点の鶴丸高校の予想倍率は1.31程度と予想していますが、現在の倍率が1.39ですので0.08高くなっており、今後23人程度が甲南高校等に出願変更するものと思われます。
(昨年8月の鶴丸高校の予想倍率)
鶴丸高校の平成23年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況は、以下のとおりです。
毎年、倍率が高くなっていますが、これはあくまで行きたい高校として第一志望としていること、私立高校の特待制度の存在が大きく影響しているものと想定されます。
全額免除の特待生は、公立高校の倍率が高い年では、樟南高校普通科文理コース50人、鹿児島実業高校文理科文理コース40人、鹿児島高校英数科特進コース10人等100人以上となります。
現時点での最終受験倍率を予想するのは、志望校変更がありますので難しいのですが、試算してみました。
(平成22年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度入試を一昨年8月に進路希望状況のデータと前年度の傾向から予想した倍率は以下のとおりです。
鶴丸、甲南、鹿児島中央、武岡台は、H21年度の傾向より若干志望校変更が多かったため、予想倍率より倍率が若干低くなっています。その差は、0.1以内ですので、8月の予想である程度推計できることがわかります。
玉龍は、予想倍率に対して実際の倍率は0.27増加しています。この要因は、H21年から玉龍中学校からの進学が始まったため、高校入試の定員枠は240人から120人に半減しており、平成21年度のデータはそのような定員削減の最初の年で志望校の変動が流動的であったことから、平成21年度データで分析した場合倍率の差が多きく生じたものと思われます。
7月調査時点 8月時点予想 実倍率 差
鶴丸 1.76 1.32 1.30 -0.02
甲南 2.18 1.48 1.41 -0.07
鹿児島中央 2.06 1.33 1.30 -0.03
武岡台 2.08 1.42 1.34 -0.08
鹿児島玉龍 2.93 1.19 1.46 +0.27
(平成23年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度の予想倍率で説明しましたが、前年度の傾向だけではその年度の倍率を予測することができないため、過去のデータも加味して試算してみました。
①鶴丸高校
(平成23年度入試予想)
昨年に比較して全体で23人減少し、学区外枠も12人減少となっている。
このほか、鹿児島市内の私立中学校から6人程度志望している可能性がある。
平成21年度の倍率は、近年で最も低く、平成20年度の1.38の高倍率を敬遠して1.15と近年で最も低くなったが、これは20年度は高倍率を敬遠し、甲南高校、鹿児島中央高校などに希望変更したものと考える。
平成22年度は、平成21年度の倍率が非常に少なかったため、倍率が上昇している。
倍率が上がった翌年は下がる傾向、倍率が下がった翌年は上がる傾向がみられる。
平成20年度から平成22年度のデータで予想すると以下のようになる。
8月時点の志望倍率と3月受検倍率の比率を過去3カ年でみると、下表のとおりとなる。
この数値から平成20年度は志望変更率が少なく、平成21年度は平成20年度の高倍率を敬遠し、志望変更率が大きかったことを意味する。
また、平成22年度の値は、平成20年度並となっており、これは平成21年度の倍率が低かったこと、鶴丸高校に不合格となった場合でも私学助成支援金などによって私立高校の特待生等の負担軽減が期待されたと考えられる。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.21~1.29と試算される。
平成20年度、平成21年度は、倍率が近年で最も高い場合と低い場合の値であるので、平成23年度は傾向としては平成22年度に近いものと考えられ、倍率は1.27程度になると予想される。
平成18年度入試は、7月時点の志望倍率が平成23年度とほぼ同じ倍率でこの時の最終倍率は1.26となっているため、平成23年度の1.27の予想倍率はある程度の精度の値であると考える。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
予想倍率1.27に対して、実倍率は1.24で、0.03の差でした。7月時点希望倍率に近い平成18年度の実倍率は1.26であることから8月時点である程度予想可能と考えられます。
※平成18年度倍率は、出願登録時の倍率である。
各高校の予想倍率は昨年8月の進路希望調査に基づき予想していますが、鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校とも現時点では予想倍率よりも高くなっていますが、今後出願変更が行われ、倍率が低下するものと思われます。
昨年8月時点の鶴丸高校の予想倍率は1.31程度と予想していますが、現在の倍率が1.39ですので0.08高くなっており、今後23人程度が甲南高校等に出願変更するものと思われます。
(昨年8月の鶴丸高校の予想倍率)
鶴丸高校の平成23年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況は、以下のとおりです。
毎年、倍率が高くなっていますが、これはあくまで行きたい高校として第一志望としていること、私立高校の特待制度の存在が大きく影響しているものと想定されます。
全額免除の特待生は、公立高校の倍率が高い年では、樟南高校普通科文理コース50人、鹿児島実業高校文理科文理コース40人、鹿児島高校英数科特進コース10人等100人以上となります。
現時点での最終受験倍率を予想するのは、志望校変更がありますので難しいのですが、試算してみました。
(平成22年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度入試を一昨年8月に進路希望状況のデータと前年度の傾向から予想した倍率は以下のとおりです。
鶴丸、甲南、鹿児島中央、武岡台は、H21年度の傾向より若干志望校変更が多かったため、予想倍率より倍率が若干低くなっています。その差は、0.1以内ですので、8月の予想である程度推計できることがわかります。
玉龍は、予想倍率に対して実際の倍率は0.27増加しています。この要因は、H21年から玉龍中学校からの進学が始まったため、高校入試の定員枠は240人から120人に半減しており、平成21年度のデータはそのような定員削減の最初の年で志望校の変動が流動的であったことから、平成21年度データで分析した場合倍率の差が多きく生じたものと思われます。
7月調査時点 8月時点予想 実倍率 差
鶴丸 1.76 1.32 1.30 -0.02
甲南 2.18 1.48 1.41 -0.07
鹿児島中央 2.06 1.33 1.30 -0.03
武岡台 2.08 1.42 1.34 -0.08
鹿児島玉龍 2.93 1.19 1.46 +0.27
(平成23年度公立高校入試の倍率の予想と実際の倍率)
平成22年度の予想倍率で説明しましたが、前年度の傾向だけではその年度の倍率を予測することができないため、過去のデータも加味して試算してみました。
①鶴丸高校
(平成23年度入試予想)
昨年に比較して全体で23人減少し、学区外枠も12人減少となっている。
このほか、鹿児島市内の私立中学校から6人程度志望している可能性がある。
平成21年度の倍率は、近年で最も低く、平成20年度の1.38の高倍率を敬遠して1.15と近年で最も低くなったが、これは20年度は高倍率を敬遠し、甲南高校、鹿児島中央高校などに希望変更したものと考える。
平成22年度は、平成21年度の倍率が非常に少なかったため、倍率が上昇している。
倍率が上がった翌年は下がる傾向、倍率が下がった翌年は上がる傾向がみられる。
平成20年度から平成22年度のデータで予想すると以下のようになる。
8月時点の志望倍率と3月受検倍率の比率を過去3カ年でみると、下表のとおりとなる。
この数値から平成20年度は志望変更率が少なく、平成21年度は平成20年度の高倍率を敬遠し、志望変更率が大きかったことを意味する。
また、平成22年度の値は、平成20年度並となっており、これは平成21年度の倍率が低かったこと、鶴丸高校に不合格となった場合でも私学助成支援金などによって私立高校の特待生等の負担軽減が期待されたと考えられる。
過去3年間の実績から平成23年度の予想倍率は、1.21~1.29と試算される。
平成20年度、平成21年度は、倍率が近年で最も高い場合と低い場合の値であるので、平成23年度は傾向としては平成22年度に近いものと考えられ、倍率は1.27程度になると予想される。
平成18年度入試は、7月時点の志望倍率が平成23年度とほぼ同じ倍率でこの時の最終倍率は1.26となっているため、平成23年度の1.27の予想倍率はある程度の精度の値であると考える。
ただし、平成22年度から私学助成支援金によって、全額免除特待生が別途負担していた諸費についても授業料として整理できるものは支援金対象となることから、実質全額免除となった樟南高校普通科文理コースなど私立高校の特待生を取得した者は、志望校を変更しない可能性もあり、倍率が増加する可能性もある。
予想倍率1.27に対して、実倍率は1.24で、0.03の差でした。7月時点希望倍率に近い平成18年度の実倍率は1.26であることから8月時点である程度予想可能と考えられます。
区 分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 |
H23年度 実倍率 |
3月受検倍率/8月時点志望倍率 | 76.6% | 71.4% | 75.0% | |
H23年度予想倍率 | 1.29 | 1.21 | ◎1.27 | 1.24 |
◎は、想定した予想倍率
(平成24年度予想倍率)
平成23年度調査時点の倍率1.76と平成22年度の倍率1.74とほぼ近いことから、平成22年度のデータをもとに試算すると予想倍率は1.31程度になるものと想定されます。
鶴丸高校の志望者数と受験倍率
(平成24年度予想倍率)
平成23年度調査時点の倍率1.76と平成22年度の倍率1.74とほぼ近いことから、平成22年度のデータをもとに試算すると予想倍率は1.31程度になるものと想定されます。
区 分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 | H23年度 |
3月受検倍率/8月時点志望倍率 | 76.6% | 71.4% | 75.0% | 73.4% |
H23年度予想倍率 | 1.33 | 1.24 | ◎1.31 | 1.28 |
鶴丸高校の志望者数と受験倍率
区分 | 24年度 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 | 18年度 |
全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受験倍率 |
- (557【64】) - (1.74) ↓ |
- (540【59】) - (1.69) ↓ 1.24 |
- (563【71】) - (1.76) ↓ 1.32 |
516【65】 (510【65】) 1.61 (1.59) ↓ 1.15 |
592【85】 1.85 ↓ 1.38 |
1.18 |
537 1.68 ↓ ※1.26 |
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