11.23.17:46
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09.17.06:41
進研模試(平成20年7月 高1)結果(その13)
進研模試(平成20年7月 高1)における樟南高校普通科文理コースと鶴丸高校の平均点について掲載します。
樟南高校普通科文理コースと鶴丸高校の平均点は、毎年同等と言われていました。
今年の入学者である高校1年生を比較すると2.2点とわずかに樟南高校普通科文理コース高くなっており、同等レベルということを証明していることとなります。
一般的には、樟南高校普通科文理コースの入学者の主体は、鶴丸高校、甲南高校の不合格者であると認識されており、鶴丸高校の平均点が高くなるはずであると考えられがちです。
なぜ、樟南高校普通科文理コースの平均点が高くなるのか、その理由を想定すると以下のとおりとなります。
①今年の樟南高校普通科文理コースの入学者52人のうち11%にあたる6人が推薦入学者であり、鶴丸高校を合格する学力を有しており、そのうち数人は鶴丸高校20位以内に相当すると想定される。
②今年、鶴丸高校・甲南高校の倍率が高く、不合格者の学力ポテンシャルは例年に比較して高い。
②鶴丸高校・甲南高校学区外の不合格者(鶴丸高校12人、甲南高校7人)のうち一定割合が入学している。例年易しい公立高校の入試問題が今年さらに易しくなり平均点が13点上昇しており、これに伴ってもともと合格ラインが高い学区外枠においては、受験生の学力に伴う得点差が生じにくくなり、非常な激戦となった。
昴模試において、上位合格(合格確率90%)と判定された受験生のうち不合格となった者が存在していることからも激戦となったことが証明され、単純ミスにより不合格となるなど学力のポテンシャルは高いと想定される。
③一般枠においても、倍率が高かったこと、入試問題が易しかったことを背景として例年に比較して鶴丸高校・甲南高校の不合格者の学力ポテンシャルは高く、鶴丸高校合格者でも文理コースに不合格となるケースもあることから、文理コースに合格した者の学力のポテンシャルは鶴丸高校合格者と同等と想定される。
④したがって、これらの理由により、上位層の割合が高い文理コースが鶴丸高校の平均点を上回ることとなった。
また、文理コースが不合格となり、英数コースに回った学生や部活志望で英数コースを志望した者の中で、文理コース上位層にいるものもおり、2年時に文理コースに変更する可能性もある。
なお、今回の進研模試の出題範囲は中学校の学習範囲であり、高校の学習内容は入っていないため、入学時の学力を示しているものと想定される。
樟南高校普通科文理コースと鶴丸高校の平均点は、毎年同等と言われていました。
今年の入学者である高校1年生を比較すると2.2点とわずかに樟南高校普通科文理コース高くなっており、同等レベルということを証明していることとなります。
順位 | 高校名 | 平均点 | 国語 | 数学 | 英語 |
1 | 樟南高校普通科 文理コース |
195.5 | 55.9 | 64.9 | 74.7 |
2 | 鶴丸高校 | 193.3 | 59.8 | 57.3 | 76.2 |
鹿児島県 | 121.3 | 41.1 | 34.2 | 46.0 | |
全国 | 115.8 | 38.6 | 31.9 | 45.1 |
一般的には、樟南高校普通科文理コースの入学者の主体は、鶴丸高校、甲南高校の不合格者であると認識されており、鶴丸高校の平均点が高くなるはずであると考えられがちです。
なぜ、樟南高校普通科文理コースの平均点が高くなるのか、その理由を想定すると以下のとおりとなります。
①今年の樟南高校普通科文理コースの入学者52人のうち11%にあたる6人が推薦入学者であり、鶴丸高校を合格する学力を有しており、そのうち数人は鶴丸高校20位以内に相当すると想定される。
②今年、鶴丸高校・甲南高校の倍率が高く、不合格者の学力ポテンシャルは例年に比較して高い。
②鶴丸高校・甲南高校学区外の不合格者(鶴丸高校12人、甲南高校7人)のうち一定割合が入学している。例年易しい公立高校の入試問題が今年さらに易しくなり平均点が13点上昇しており、これに伴ってもともと合格ラインが高い学区外枠においては、受験生の学力に伴う得点差が生じにくくなり、非常な激戦となった。
昴模試において、上位合格(合格確率90%)と判定された受験生のうち不合格となった者が存在していることからも激戦となったことが証明され、単純ミスにより不合格となるなど学力のポテンシャルは高いと想定される。
③一般枠においても、倍率が高かったこと、入試問題が易しかったことを背景として例年に比較して鶴丸高校・甲南高校の不合格者の学力ポテンシャルは高く、鶴丸高校合格者でも文理コースに不合格となるケースもあることから、文理コースに合格した者の学力のポテンシャルは鶴丸高校合格者と同等と想定される。
④したがって、これらの理由により、上位層の割合が高い文理コースが鶴丸高校の平均点を上回ることとなった。
また、文理コースが不合格となり、英数コースに回った学生や部活志望で英数コースを志望した者の中で、文理コース上位層にいるものもおり、2年時に文理コースに変更する可能性もある。
なお、今回の進研模試の出題範囲は中学校の学習範囲であり、高校の学習内容は入っていないため、入学時の学力を示しているものと想定される。
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