11.23.17:28
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08.21.19:08
平成21年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況(その3)
各高校の平成21年度県内中学校卒業予定者の進路希望状況は、以下のとおりです。
軒並み倍率が高くなっていますが、これは私立高校の特待制度の存在が大きく影響しているものと想定されます。
全額免除の特待生は、公立高校の倍率が高い年では、樟南高校普通科文理コース50人、鹿児島実業高校文理科文理コース40人、鹿児島高校英数科特進コース10人等100人以上となります。
現時点での最終受検倍率を予想するのは、志望校変更がありますので難しいのですが、試算してみました。
①鶴丸高校
(平成22年度入試予想)
昨年に比較して全体で53人増加し、学区外枠も6人増加減となっている。
このほか、鹿児島市内の私立中学校から6人程度志望している可能性がある。
平成21年度の倍率は、近年で最も低く、平成20年度の1.38の高倍率を敬遠して1.15と近年で最も低くなったが、これは21年度は高倍率を敬遠し、甲南高校、鹿児島中央高校などに希望変更したものと考える。
倍率が上がった翌年は下がる傾向、倍率が下がった翌年は上がる傾向がみられる。
なお、平成20年度の実績から平成21年度の受検時の倍率は、昨年の8月時点で1.20程度と想定していたが、最終倍率は1.15となっており、想定より15人程度志望変更者が多かったと推計される。
最終の受検倍率を平成20年度入試データで試算すると1.32となる。
②甲南高校
昨年に比較して97人増となっており、学区外枠は41人増となっている。
これは、鶴丸高校の志望倍率が高くなることを想定し、甲南高校へ志望変更した学生が多かった者と想定される。
平成21年度の倍率は、前年度の1.30から若干下降し1.28となった。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.48と最近最も高くなる可能性がある。
③鹿児島中央高校
昨年に比較して61人減となっており、学区外枠も38人減となっている。
平成21年度の倍率は、前年度の1.37から1.45に上昇したが、甲南高校からの志望変更が多かったものと想定される。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.33程度となると想定される。
④武岡台高校
昨年に比較して3人増となっており、学区外枠は3人減となっている。
平成21年度の倍率は、前年度の1.53から1.42に低下した。これは、前年の高倍率を敬遠したものと想定される。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.42程度となると想定される。
⑤鹿児島玉龍高校
昨年に比較して34人減となっており、学区外枠は14人減となっている。
平成21年度の倍率は、前年度の1.28から1.32上昇している。玉龍中学校からの入学者により募集定員の減少(240人→120人)となったことが増加要因となっていると想定される。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.19程度となると想定されるが、鹿児島玉龍中学校からの入学者との関係で変動する可能性がある。
軒並み倍率が高くなっていますが、これは私立高校の特待制度の存在が大きく影響しているものと想定されます。
全額免除の特待生は、公立高校の倍率が高い年では、樟南高校普通科文理コース50人、鹿児島実業高校文理科文理コース40人、鹿児島高校英数科特進コース10人等100人以上となります。
現時点での最終受検倍率を予想するのは、志望校変更がありますので難しいのですが、試算してみました。
①鶴丸高校
(平成22年度入試予想)
昨年に比較して全体で53人増加し、学区外枠も6人増加減となっている。
このほか、鹿児島市内の私立中学校から6人程度志望している可能性がある。
平成21年度の倍率は、近年で最も低く、平成20年度の1.38の高倍率を敬遠して1.15と近年で最も低くなったが、これは21年度は高倍率を敬遠し、甲南高校、鹿児島中央高校などに希望変更したものと考える。
倍率が上がった翌年は下がる傾向、倍率が下がった翌年は上がる傾向がみられる。
なお、平成20年度の実績から平成21年度の受検時の倍率は、昨年の8月時点で1.20程度と想定していたが、最終倍率は1.15となっており、想定より15人程度志望変更者が多かったと推計される。
最終の受検倍率を平成20年度入試データで試算すると1.32となる。
②甲南高校
昨年に比較して97人増となっており、学区外枠は41人増となっている。
これは、鶴丸高校の志望倍率が高くなることを想定し、甲南高校へ志望変更した学生が多かった者と想定される。
平成21年度の倍率は、前年度の1.30から若干下降し1.28となった。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.48と最近最も高くなる可能性がある。
③鹿児島中央高校
昨年に比較して61人減となっており、学区外枠も38人減となっている。
平成21年度の倍率は、前年度の1.37から1.45に上昇したが、甲南高校からの志望変更が多かったものと想定される。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.33程度となると想定される。
④武岡台高校
昨年に比較して3人増となっており、学区外枠は3人減となっている。
平成21年度の倍率は、前年度の1.53から1.42に低下した。これは、前年の高倍率を敬遠したものと想定される。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.42程度となると想定される。
⑤鹿児島玉龍高校
昨年に比較して34人減となっており、学区外枠は14人減となっている。
平成21年度の倍率は、前年度の1.28から1.32上昇している。玉龍中学校からの入学者により募集定員の減少(240人→120人)となったことが増加要因となっていると想定される。
最終の受検倍率を平成21年度入試データで試算すると1.19程度となると想定されるが、鹿児島玉龍中学校からの入学者との関係で変動する可能性がある。
高校名 | 21年度 募集定員 |
区分 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 | 18年度 |
鶴丸高校 普通科 |
320 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (563【71】) - (1.76) ↓ 1.32 |
516【65】 (510【65】) 1.61 (1.59) ↓ 1.15 |
592【85】 1.85 ↓ 1.38 |
1.18 |
537 1.68 ↓ ※1.26 |
甲南高校 普通科 |
320 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (697【97】) - (2.18) ↓ 1.48 |
601【56】
(600【56】)
1.88 (1.88) ↓ 1.28 |
581【66】
1.82
↓ 1.30 |
1.20 |
677
2.11 ↓ ※1.42 |
鹿児島中央 高校 普通科 |
320 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (660【99】) - (2.06) ↓ 1.33 |
722【61】
(721【61】)
2.26 (2.25) ↓ 1.45 |
767【78】
2.40 ↓ 1.37 |
1.38 |
679
2.12 ↓ ※1.55 |
武岡台高校 普通科 |
240 | 全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (498【11】) - (2.08) ↓ 1.42 |
495【14】 (495【14】) 2.06 (2.08) ↓ 1.42 |
397【11】
1.65 ↓ 1.53 |
1.36 |
358
1.49 ↓ ※ 1.47 |
鹿児島 玉龍高校 普通科 |
120 |
全中学生志望数 (公立中学生志望数) 全中学生倍率 (公立中学生倍率) ↓ 受検倍率 |
- (317【20】) - (1.32) ↓ 1.19 |
351【34】
(351【34】) 1.46 (1.46) ↓ 1.32 |
431【41】
1.80 ↓ 1.28 |
1.63 |
625
1.74 ↓ ※1.38 |
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