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  • 11/23/17:59

09.06.17:37

進研模試(高3 平成22年7月 記述式) 

進研模試(高3 平成22年7月 記述式)の大学合格判定について掲載します。

現役生にとっては、7月の進研模試は、7月時点の合格判定であり、この判定をもって志望校を決定する必要はありません。それは、現役受験生は今後の学力の伸びが期待できるからです。

東大、京大、東工大、阪大、九大、鹿大の合格判定の偏差値を下表のとおりとなります。
ここでは、各大学の偏差値を比較するために、理学部物理学科の事例を使用します。

たとえば、7月の模試で鹿大理学部物理化学科のA判定だったとすると、偏差値55以上であることとなります。この受験生の偏差値を九大理学部物理学科に適用するとD判定、偏差値が57ですとC判定ということとなります。
C判定は、進研模試では合格可能性40~60%になるので、今後の学力の伸びによっては、九大の合格の可能性があるわけです。
9月段階では、個別の大学入試の対策を講ずる時期ではなく、夏休みまでに養成した基礎学力の中で学力が不十分な分野の強化や応用力アップを図る段階であり、上位の大学を目指すことによって、学力の向上を期待できると思われます。

当然、各大学の入試問題の出題形式などの基本的情報を抑えつつ、受験勉強を行えば、上位校を意識した受験勉強を行うことによって、センター試験・2次試験の得点力アップにもつながり、確実に上位校以外の国公立大学合格の可能性が高まることとなり、上位校の合格の可能性も広がると思われます。

鶴丸高校では、多くの受験生に対して東大模試を受験させていますが、これも上位校の模試を受験することによって、現状維持ではなく、さらなる学力向上に向けたモチベーションを高める取り組みといえるでしょう。

11月には、各大学対応模試が実施され、その結果が12月に返却されるため、その段階で志望校の決定を行い、最終的には1月のセンター試験の結果で志望校の変更・決定すれば十分であると思います。

各大学学科の合格判定基準は、ここをクリック


  進研模試(高3 平成22年7月 記述式)
区     分  総合判定 2次傾斜 ドッキング
東京大理科一類 82 78 74 71 82 78 75 72 81 78 74 71
京都大理学部 78 74 71 66 79 76 72 67 79 76 72 67
東京工業大一類 74 71 66 62 75 71 66 62 74 70 65 61
大阪大理学部物理学科 71 68 63 59 70 68 64 59 69 66 62 57
九州大理学部物理学科 66 61 57 52 66 62 58 52 65 61 57 52
鹿児島大学理学部物理化学科 55 51 47 42 59 55 49 43 56 52 48 43
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