11.23.17:44
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12.13.23:23
鶴丸高校の入学年度別進研模試
鶴丸高校の入学年度別の進研模試の平均点、平均偏差値を比較してみます。
3教科の平均偏差値をみると、平成20年度入学者は7月 67.1、11月 67.4に対して、平成21年度入学者は7月 67.0、11月 66.2となっています。
平成20年度入学生の偏差値が若干高いようにも見えますが、偏差値も若干の変動があると思われますので、今後の推移を見る必要があります。
平成20年度の高校入試では、鶴丸高校の倍率は1.38と高かったものの、入試問題が易化したため、合格ラインに多くの学生が集中し、優秀な学生が不合格となっていることが散見されています。
平成20年度の合格ラインは、387点(実際の合格ラインは調査書の得点によって380点~390点の幅にあり、調査点が満点(9教科オール5)に近い場合は380点でも合格になり、学力試験で390点とった場合でも調査点の内容が悪い場合は不合格となるケースがあります。)で、380点台の受験者がかなりいました。
平成21年度は、その逆で、競争倍率は低かったものの、入試問題が難化したため、学力の識別が進み、優秀な学生が合格しています。
平成21年度の合格ラインは、355点~365点であり、同じ得点には平成20年度の約半分が存在しています。言い換えると平成20年度の合格ラインの380点~390点が約2倍過密であったことが得点分布の試算でわかっています。
たとえば、公立高校入試の得点分布をみると、360点以上の人数は、平成20年度が1959人、平成21年度が806人と激減しています。つまり、この得点層が2分の1以下になっています。逆に言えば、平成20年度は平成21年度に比較して2倍以上の受験者が存在することになります。
したがって、結果からみると、学力としてはほぼ同等となったことは当然の結果と考えられます。
ただし、一方で、平成20年度の高倍率を敬遠し、平成21年度は甲南高校へ志望変更した学生も多く、鶴丸高校と甲南高校の学力差は縮まっているものと想定されます。
平成20年度は、鶴丸高校を不合格となった優秀な学生層が私立高校に進学しています。
進研模試(高1 平成21年7月、11月 記述式)
鹿児島県公立高校入試問題の平均点
平成17~21年度公立高校の倍率と不合格者数
3教科の平均偏差値をみると、平成20年度入学者は7月 67.1、11月 67.4に対して、平成21年度入学者は7月 67.0、11月 66.2となっています。
平成20年度入学生の偏差値が若干高いようにも見えますが、偏差値も若干の変動があると思われますので、今後の推移を見る必要があります。
平成20年度の高校入試では、鶴丸高校の倍率は1.38と高かったものの、入試問題が易化したため、合格ラインに多くの学生が集中し、優秀な学生が不合格となっていることが散見されています。
平成20年度の合格ラインは、387点(実際の合格ラインは調査書の得点によって380点~390点の幅にあり、調査点が満点(9教科オール5)に近い場合は380点でも合格になり、学力試験で390点とった場合でも調査点の内容が悪い場合は不合格となるケースがあります。)で、380点台の受験者がかなりいました。
平成21年度は、その逆で、競争倍率は低かったものの、入試問題が難化したため、学力の識別が進み、優秀な学生が合格しています。
平成21年度の合格ラインは、355点~365点であり、同じ得点には平成20年度の約半分が存在しています。言い換えると平成20年度の合格ラインの380点~390点が約2倍過密であったことが得点分布の試算でわかっています。
たとえば、公立高校入試の得点分布をみると、360点以上の人数は、平成20年度が1959人、平成21年度が806人と激減しています。つまり、この得点層が2分の1以下になっています。逆に言えば、平成20年度は平成21年度に比較して2倍以上の受験者が存在することになります。
したがって、結果からみると、学力としてはほぼ同等となったことは当然の結果と考えられます。
ただし、一方で、平成20年度の高倍率を敬遠し、平成21年度は甲南高校へ志望変更した学生も多く、鶴丸高校と甲南高校の学力差は縮まっているものと想定されます。
平成20年度は、鶴丸高校を不合格となった優秀な学生層が私立高校に進学しています。
進研模試(高1 平成21年7月、11月 記述式)
順位 |
高校名 |
対象 | 時期 | 平均点 | 偏差値 | ||||||
3教科合計 | 国語 | 数学 | 英語 | 3教科 | 国語 | 数学 | 英語 | ||||
1 | 鶴丸高校 | 高1 | 11月 | 187.0 | 58.6 | 59.2 | 69.1 | 66.2 | 64.3 | 62.3 | 66.2 |
H21入学 | 高1 | 7月 | 196.3 | 70.5 | 59.7 | 66.1 | 67.0 | 64.4 | 63.6 | 66.8 | |
鶴丸高校 | 高1 | 11月 | 192.6 | 60.8 | 57.0 | 74.8 | 67.4 | 64.2 | 63.1 | 67.9 | |
H20入学 | 高1 | 7月 | 193.3 | 59.8 | 57.3 | 76.2 | 67.1 | 65.3 | 63.4 | 65.9 |
鹿児島県公立高校入試問題の平均点
区分 |
総得点 |
国語 |
社会 |
数学 |
理科 |
英語 |
平成21年度 | 244.5 | 52.3 | 49.3 | 45.1 | 45.1 | 52.7 |
平成20年度 |
262.6 |
54.2 |
52.6 |
50.8 |
47.5 |
57.4 |
平成19年度 |
248.8 |
47.7 |
54.9 |
47.6 |
48.4 |
50.1 |
平成18年度 |
253.8 |
56.4 |
55.2 |
42.5 |
51.1 |
48.6 |
平成17年度 |
238.9 |
51.0 |
51.2 |
44.3 |
43.2 |
49.2 |
平成16年度 |
248.9 |
54.5 |
51.5 |
50.7 |
50.6 |
41.7 |
平成15年度 |
247.7 |
56.7 |
47.5 |
43.1 |
47.1 |
53.3 |
平成17~21年度公立高校の倍率と不合格者数
区分 | 受験倍率 | 不合格者数 | |||
鶴丸高校 | 甲南高校 | 鶴丸高校 | 甲南高校 | 合 計 | |
平成21年度 | 1.15 | 1.28 | 45 | 80 | 125 |
平成20年度 | 1.38 | 1.30 | 110 | 86 | 196 |
平成19年度 | 1.18 | 1.20 | 53 | 59 | 112 |
平成18年度 | 1.25 | 1.38 | 72 | 115 | 187 |
平成17年度 | 1.38* | 1.42* | 110* | 121* | 231 |
米:平成17年度の受験倍率は、志願時点の数値(受験辞退者含む)
鹿児島県公立高校得点分布状況
※分布割合より試算
鹿児島県公立高校得点分布状況
区分 |
受検者数 |
平均 |
400点 以上 の人数 |
400点以上 の割合(%) |
360点以上 の人数 |
360点以上 の割合(%) |
350点以上 の人数 |
350点以上 の割合(%) |
平成21年度 | 12,749 | 244.5 | 35 | 0.27 | 806 | 6.32 | ※1,209 | 9.48 |
平成20年度 |
13,498 |
262.6 |
274 |
2.03 |
1,959 |
14.51 |
※2,474 |
18.33 |
平成19年度 |
13,610 |
248.8 |
211 |
1.55 |
1,321 |
9.71 |
※1,749 |
12.85 |
平成18年度 |
13,885 |
253.8 |
270 |
1.94 |
1,629 |
11.73 |
- |
- |
平成17年度 |
14,629 |
238.9 |
69 |
0.47 |
883 |
6.04 |
- |
- |
平成16年度 |
15,273 |
248.9 |
180 |
1.18 |
1,371 |
8.98 |
- |
- |
平成15年度 |
16,533 |
247.7 |
175 |
1.06 |
1,449 |
8.76 |
- |
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