11.23.17:46
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04.19.08:58
平成30年度の鹿児島大学医学部医学科の入試状況(その2)
鹿児島大学医学部医学科の入試状況について掲載します。
鹿児島大学医学部医学科は、医師不足を背景にして医学部の定員増を図るとする国の方針転換にともなって、平成20年度までの定員は85人に抑えられていましたが、平成21年度95人(10人増)、平成22年度105人(10人増)、平成23年度以降は107人(2人増)と3ヵ年で22人、26%の定員増となっています。
推薦入試Ⅱは、一定期間鹿児島県内地域医療に在職することを前提とした地域枠となっており、鹿児島県内高校の出身者のみが受験できます。
鹿児島大学医学部医学科
鹿児島大学医学部医学科の定員は、段階的に増員され、平成21年度10人増員され95人に、さらに平成22年度に10人増員され105人に、平成23年度2人増員され、107人になっています。
これに伴い、一般入試前期日程募集定員5人、推薦入試募集定員17人増加しています。
平成22年度入試では、定員が10人増となり、総定員105人となり、増員分は全て推薦入試枠となっています。
平成23年度入試では、定員が2人増となり、この定員は前期日程の一般入試に割り振られました。
推薦入試は、各部が各高校2人までの推薦であるのに対して、医学部医学科は各高校5人までとなっており、高校の学力に配慮して各高校の枠が大きくなっており、推薦入試は鹿児島県内の高校に限定されています。
このように鹿児島県内の高校に限定しているのは、定員増が地域医療の充実に増員されたもので、これまで各地方大学において所在する都道府県の出身高校の合格者の割合が小さく、地元の地域医療への従事者が少ないことに配慮したものです。
推薦入試では、
①医学部医学科は鹿児島県内の高等学校を卒業した者及び平成25年3月卒業見込みの者となっており、鹿児島県内の高校に限定されています。
②高等学校の学習成績概評がA以上で,鹿児島県における地域医療に従事しようとする強い意欲と情熱を持つ者、へき地を含む地域医療に従事することが可能で,鹿児島県から貸与される修学資金の受給を確認できる者となっており、鹿児島県の地域医療従事が条件となっています。
推薦入試の選抜方法
鹿児島大学医学部医学科は、医師不足を背景にして医学部の定員増を図るとする国の方針転換にともなって、平成20年度までの定員は85人に抑えられていましたが、平成21年度95人(10人増)、平成22年度105人(10人増)、平成23年度以降は107人(2人増)と3ヵ年で22人、26%の定員増となっています。
推薦入試Ⅱは、一定期間鹿児島県内地域医療に在職することを前提とした地域枠となっており、鹿児島県内高校の出身者のみが受験できます。
鹿児島大学医学部医学科
区分 | H18 2006 |
H19 2007 |
H20 2008 |
H21 2009 |
H22 2010 |
H23 2011 |
H24 2012 |
H25 2013 |
H26 2014 |
H27 2015 |
H28 2016 |
H29 2017 |
H30 2018 |
定員 | 85 | 85 | 85 | 95 | 105 | 107 | 107 | 107 | 107 | 107 | 107 | 107 | 107 |
一般入試 | 83 | 83 | 83 | 88 | 88 | 90 | 90 | 90 | 90 | 90 | 90 | 90 | 90 |
前期日程 | 60 | 60 | 60 | 65 | 65 | 67 | 67 | 67 | 67 | 67 | 67 | 67 | 67 |
後期日程 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 |
推薦入試Ⅱ | 2 | 2 | 2 | 7 | 17 | 17 | 17 | 17 | 17 | 17 | 17 | 17 | 17 |
鹿児島大学医学部医学科の定員は、段階的に増員され、平成21年度10人増員され95人に、さらに平成22年度に10人増員され105人に、平成23年度2人増員され、107人になっています。
これに伴い、一般入試前期日程募集定員5人、推薦入試募集定員17人増加しています。
平成22年度入試では、定員が10人増となり、総定員105人となり、増員分は全て推薦入試枠となっています。
平成23年度入試では、定員が2人増となり、この定員は前期日程の一般入試に割り振られました。
推薦入試は、各部が各高校2人までの推薦であるのに対して、医学部医学科は各高校5人までとなっており、高校の学力に配慮して各高校の枠が大きくなっており、推薦入試は鹿児島県内の高校に限定されています。
このように鹿児島県内の高校に限定しているのは、定員増が地域医療の充実に増員されたもので、これまで各地方大学において所在する都道府県の出身高校の合格者の割合が小さく、地元の地域医療への従事者が少ないことに配慮したものです。
推薦入試では、
①医学部医学科は鹿児島県内の高等学校を卒業した者及び平成25年3月卒業見込みの者となっており、鹿児島県内の高校に限定されています。
②高等学校の学習成績概評がA以上で,鹿児島県における地域医療に従事しようとする強い意欲と情熱を持つ者、へき地を含む地域医療に従事することが可能で,鹿児島県から貸与される修学資金の受給を確認できる者となっており、鹿児島県の地域医療従事が条件となっています。
推薦入試の選抜方法
区 分 | 教科 | 科 目 | 配点 | 合計 | 選 抜 方 法 |
センター試験 | 国語 社会 数学 理科 英語 |
国 世B,日B,地理Bから1 数Ⅰ・数A 数Ⅱ・数B 生Ⅰ,化Ⅰ,物Ⅰから2 英 |
200
100200 200 200 |
900 | 医学部医学科及び歯学部歯学科は,大学入試センター試験,面接,出身高等学校の調査書及び高等学校長の推薦書を総合判定し,合否を決定します。 面接は、5段階で評価されます。 また、面接の配点はありませんので、合計点ではなく、上記のように総合判定で行われます。 したがって、同点となることはありません。 センター試験で一定の学力を確保した上で、面接、調査書の内容が合否に影響を与えると思います。 |
面 接 | その他 | 医学部医学科では,個人面接(20分)を行います。 注)H25年度入試より面接用作文は廃止されます。 |
※ | ※ |
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医学科は国公立・私立ともかなり難化しています。最低ラインでも国公立が東大理系、私立が早稲田理工以上の学力が必要といわれます。ただ、鹿児島大学の地域枠ならもっと簡単です。
昨年ですが、親戚の子がセンター試験7割程度で地域枠で合格できましたが、私立医は全滅。私立医の難化に本当に驚きました。
当然ながら、入学後の学力差は地域枠のある大学では問題になることがありますが、本人の努力でカバーできるでしょう。卒業後の進路が限定されるものの、それにこだわらない方には良い選択だと思います。
地元の医学科合格者数が一般入試なのか地域枠なのかは不明で、高校の学力レベルの判断に悩むことがあります。東大合格者数の方が判断材料としては適切なのかもしれません。
管理人さんの情報をいつも参考にしております。ありがとうございます。
Re:医学部地域枠
コメントありがとうございます。
学力といい医師となることとは、必ずしも相関はないのではないでしょうか。
医師になって何をやりたいのかその意志のほうが重要ではないかと思います。
したがって、入試において、面接が課されているのはそのためではないかと思います。
今後ともよろしくお願いします。
学力といい医師となることとは、必ずしも相関はないのではないでしょうか。
医師になって何をやりたいのかその意志のほうが重要ではないかと思います。
したがって、入試において、面接が課されているのはそのためではないかと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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