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06.29.22:19
平成27年度鶴丸高校の学力到達ゾーン別合格実績
平成19年度~平成27年度の鶴丸高校の学力到達度ゾーン別の国公立大学合格実績をグラフ化すると下のグラフのようになります。
S3大学以上(旧帝大+一橋大学+東京工業大+神戸大-北海道大+国公立大医学部医学科)合格者数は、平成24年度の90人を除き、100人以上となっています。
特に、平成22年度は131人で最多で、平成23年度も125人となっています。
平成24年度は、90人と激減しています。
国公立大学合格者数は、平成19年度以降200人以上となっています。
平成27年度は、270人と最多となっています。
(S1大学)東大・京大・国公立大医学部医学科
平成19年度~平成20年度はほぼ50人程度でしたが、平成21年度は42人まで減少しました。平成22年度は50人台となり、平成23年度は63人と最高となりました。
また、平成24年度は大幅に減少し35人となり、平成25年度以降50人程度で推移しています。
(S2大学)一橋大・東京工業大・大阪大
平成19年度以降14人以上が合格しています。
平成20年度~平成23年度は、20人台となっていましたが、平成24年度は14人と最低となっています。平成25年度は25人と最多となりましたが、平成26年度~平成27年度は15人に減少しています。
(S3大学)九大・東北大・名古屋大・神戸大
平成19年度以降40人台で推移し、平成22年度には56人まで増加しました。
平成25年度は34人まで減少しましたが、平成26年度以降47人、52人まで回復しました。
この層は、九大が主体となっています。
(A1大学)熊本大・広島大・筑波大・千葉大・お茶の水大等
平成27年度、72人と最も最多となっています。この増加理由は、熊本大学合格者が24人と例年の2倍以上に達していることが上げられます。
なお、他県の熊本高校、福岡の修猷館高校やラ・サール高校、灘高校などは、現役の占有率は50%を超えており、今後、現役合格者をいかに増やすかが課題となっています。
学力到達度ゾーン別大学合格者の現役占有率は下の表のとおりです。
S1大学は、現役占有率が上昇傾向にありますが、まだ、低い状況にあります。
S2大学、S3大学になるにつれて、現役占有率が上昇する傾向にあります。
鶴丸高校学力到達度ゾーン別大学合格者の現役占有率
鶴丸高校の国公立大学の合格者数から偏差値別分布状況を推計してみます。
偏差値は、進研模試の偏差値を採用しています。
東大現役合格レベルを偏差値78以上、京大現役合格・東大浪人合格・九大医学部浪人合格レベルを偏差値74~78などと設定すると以下のようになります。
鶴丸高校の偏差値別分布状況
( )は、九大医学部を考慮した場合
合格した国公立大学の偏差値から見ると
平成26年卒生は、偏差値74~78の層が少ない傾向にあります。
平成25年卒生は、偏差値68~70の層が少ない傾向にあります。
平成24年卒生は、偏差値72以上が少ない傾向にあります。
平成23年卒生は、偏差値70~72の層が少ない傾向にあります。
鶴丸高校の偏差値別分布状況(累計順位)
合格した国公立大学の偏差値の累計から見ると
平成22年卒生は上位で推移していて、平成24年卒生は下位で推移しています。
平成23年卒生と平成25年卒生が、中位で推移しています。
平成24年卒生は、偏差値72以下で上位を占めています。現役合格を念頭に志望大学を下位に変更した結果かもしれません。(九州大学、熊本大学にシフト)
つまり、平成22年卒生の国公立大学実績が高かったことがわかります。
下の表は、平成25年3月卒業生の進研模試の偏差値分布です。
鶴丸高校の受験者数は、284人と受験者数が90%程度ですが、合格した大学の偏差値との相関があることがわかります。
進研模試(高校2年生:平成24年1月)高校別偏差値分布(順位)
平成25年卒生の合格した国公立大学の偏差値分布と高2年1月の進研模試の偏差値分布を比較すると以下のグラフになります。
これを見ると、試験模試の偏差値の生徒数が合格実績より高いことがわかります。
つまり、偏差値で2程度のずれがあり、模試の結果からすると偏差値74~78の階層が10人程度少ない状況となっています。
なお、難関国公立大学の他に、熊本大学薬学部や長崎大学薬学部、慶応大学や早稲田大学への進学者もおり、これらの進学者はS3大学レベルに相当することから、この点を考慮する必要があります。
S3大学以上(旧帝大+一橋大学+東京工業大+神戸大-北海道大+国公立大医学部医学科)合格者数は、平成24年度の90人を除き、100人以上となっています。
特に、平成22年度は131人で最多で、平成23年度も125人となっています。
平成24年度は、90人と激減しています。
国公立大学合格者数は、平成19年度以降200人以上となっています。
平成27年度は、270人と最多となっています。
区分 | S1 | S2 | S3 | 小計 | A1 | A2 | A3 | B1 | B2 | 合計 |
H19 | 51 | 17 | 40 | 108 | 70 | 76 | 13 | 0 | 0 | 267 |
H20 | 50 | 21 | 47 | 118 | 46 | 80 | 10 | 1 | 0 | 255 |
H21 | 42 | 22 | 49 | 113 | 45 | 67 | 15 | 1 | 0 | 241 |
H22 | 51 | 24 | 56 | 131 | 47 | 42 | 11 | 1 | 0 | 232 |
H23 | 63 | 22 | 44 | 125 | 61 | 52 | 11 | 3 | 0 | 256 |
H24 | 35 | 14 | 41 | 90 | 57 | 62 | 9 | 1 | 0 | 219 |
H25 | 53 | 25 | 34 | 112 | 54 | 59 | 19 | 2 | 0 | 246 |
H26 | 48 | 15 | 47 | 110 | 48 | 52 | 22 | 2 | 0 | 234 |
H27 | 48 | 15 | 52 | 115 | 72 | 57 | 24 | 2 | 0 | 270 |
(S1大学)東大・京大・国公立大医学部医学科
平成19年度~平成20年度はほぼ50人程度でしたが、平成21年度は42人まで減少しました。平成22年度は50人台となり、平成23年度は63人と最高となりました。
また、平成24年度は大幅に減少し35人となり、平成25年度以降50人程度で推移しています。
(S2大学)一橋大・東京工業大・大阪大
平成19年度以降14人以上が合格しています。
平成20年度~平成23年度は、20人台となっていましたが、平成24年度は14人と最低となっています。平成25年度は25人と最多となりましたが、平成26年度~平成27年度は15人に減少しています。
(S3大学)九大・東北大・名古屋大・神戸大
平成19年度以降40人台で推移し、平成22年度には56人まで増加しました。
平成25年度は34人まで減少しましたが、平成26年度以降47人、52人まで回復しました。
この層は、九大が主体となっています。
(A1大学)熊本大・広島大・筑波大・千葉大・お茶の水大等
平成27年度、72人と最も最多となっています。この増加理由は、熊本大学合格者が24人と例年の2倍以上に達していることが上げられます。
なお、他県の熊本高校、福岡の修猷館高校やラ・サール高校、灘高校などは、現役の占有率は50%を超えており、今後、現役合格者をいかに増やすかが課題となっています。
区分 | S1 | S2 | S3 | 小計 | A1 | A2 | A3 | B1 | B2 | 合計 |
H19 | 51 | 17 | 40 | 108 | 70 | 76 | 13 | 0 | 0 | 267 |
H20 | 50 | 21 | 47 | 118 | 46 | 80 | 10 | 1 | 0 | 255 |
H21 | 42 | 22 | 49 | 113 | 45 | 67 | 15 | 1 | 0 | 241 |
H22 | 51 | 24 | 56 | 131 | 47 | 42 | 11 | 1 | 0 | 232 |
H23 | 63 | 22 | 44 | 125 | 61 | 52 | 11 | 3 | 0 | 256 |
H24 | 35 | 14 | 41 | 90 | 57 | 62 | 9 | 1 | 0 | 219 |
H25 | 53 | 25 | 34 | 112 | 54 | 59 | 19 | 2 | 0 | 246 |
H26 | 48 | 15 | 47 | 110 | 48 | 52 | 22 | 2 | 0 | 234 |
H27 | 48 | 15 | 52 | 115 | 72 | 57 | 24 | 2 | 0 | 270 |
学力到達度ゾーン別大学合格者の現役占有率は下の表のとおりです。
S1大学は、現役占有率が上昇傾向にありますが、まだ、低い状況にあります。
S2大学、S3大学になるにつれて、現役占有率が上昇する傾向にあります。
鶴丸高校学力到達度ゾーン別大学合格者の現役占有率
区分 | S1 | S2 | S3 |
H22 | 29.4% | 37.5% | 51.9% |
H23 | 30.6% | 36.4% | 60.9% |
H24 | 31.4% | 28.6% | 50.0% |
H25 | 35.8% | 52.0% | 47.1% |
H26 | 37.5% | 47.1% | 43.5% |
H27 | 43.8% | 40.0% | 65.4% |
鶴丸高校の国公立大学の合格者数から偏差値別分布状況を推計してみます。
偏差値は、進研模試の偏差値を採用しています。
東大現役合格レベルを偏差値78以上、京大現役合格・東大浪人合格・九大医学部浪人合格レベルを偏差値74~78などと設定すると以下のようになります。
鶴丸高校の偏差値別分布状況
偏差値 | 78以上 | 74~78 | 72~74 | 70~72 | 68~70 | 66~68 |
現役合格 | 東大現役 | 京大現役 | 医学部現役 | S2大現役 | S3大現役 | A1大現役 |
浪人合格 | - | 東大浪人 九大医学部 |
京大浪人 | 医学部浪人 | S2大浪人 | S3大浪人 |
平成27年卒 | 6 | - | - | - | - | - |
現役 | 6 | 3 | 12(11) | 6 | 33 | 39 |
浪人 | - | - | - | - | - | - |
平成26年卒 | 4 | 6(7) | 17 | 25(24) | 29 | 42 |
現役 | 4 | 2 | 12 | 7 | 20 | 23 |
浪人 | - | 4(5) | 5 | 18(17) | 9 | 19 |
平成25年卒 | 3 | 11 | 19 | 29 | 24 | 54 |
現役 | 3 | 2 | 14 | 13 | 16 | 26 |
浪人 | - | 9 | 5 | 16 | 8 | 28 |
平成24年卒 | 5 | 8(9) | 9 | 27(26) | 33 | 40 |
現役 | 5 | 1 | 5 | 4 | 21 | 22 |
浪人 | - | 7(8) | 4 | 23(22) | 12 | 18 |
平成23年卒 | 8 | 10(11) | 14 | 19(18) | 38 | 45 |
現役 | 8 | 3 | 8 | 8 | 28 | 24 |
浪人 | - | 7(8) | 6 | 11(10) | 10 | 21 |
平成22年卒 | 5 | 18 | 12 | 32 | 42 | 38 |
現役 | 5 | 1 | 9 | 9 | 28 | 20 |
浪人 | - | 17 | 3 | 23 | 14 | 18 |
合格した国公立大学の偏差値から見ると
平成26年卒生は、偏差値74~78の層が少ない傾向にあります。
平成25年卒生は、偏差値68~70の層が少ない傾向にあります。
平成24年卒生は、偏差値72以上が少ない傾向にあります。
平成23年卒生は、偏差値70~72の層が少ない傾向にあります。
鶴丸高校の偏差値別分布状況(累計順位)
偏差値 | 78以上 | 74~78 | 72~74 | 70~72 | 68~70 | 66~68 |
現役合格 | 東大現役 | 京大現役 | 医学部現役 | S2大現役 | S3大現役 | A1大現役 |
浪人合格 | - | 東大浪人 九大医学部 |
京大浪人 | 医学部浪人 | S2大浪人 | S3大浪人 |
平成26年卒 | 1~4 | 5~11 | 12~28 | 29~52 | 53~81 | 82~123 |
現役 | 4 | 2 | 12 | 7 | 20 | 23 |
浪人 | - | 4(5) | 5 | 18(17) | 9 | 19 |
平成25年卒 | 1~3 | 4~14 | 15~33 | 34~62 | 63~86 | 87~140 |
現役 | 3 | 2 | 14 | 13 | 16 | 26 |
浪人 | - | 9 | 5 | 16 | 8 | 28 |
平成24年卒 | 1~5 | 6~14 | 15~23 | 24~49 | 50~82 | 83~122 |
現役 | 5 | 1 | 5 | 4 | 21 | 22 |
浪人 | - | 7(8) | 4 | 23(22) | 12 | 18 |
平成23年卒 | 1~8 | 9~19 | 20~33 | 34~51 | 52~89 | 90~134 |
現役 | 8 | 3 | 8 | 8 | 28 | 24 |
浪人 | - | 7(8) | 6 | 11(10) | 10 | 21 |
平成22年卒 | 1~5 | 6~23 | 24~35 | 36~67 | 67~109 | 110~147 |
現役 | 5 | 1 | 9 | 9 | 28 | 20 |
浪人 | - | 17 | 3 | 23 | 14 | 18 |
合格した国公立大学の偏差値の累計から見ると
平成22年卒生は上位で推移していて、平成24年卒生は下位で推移しています。
平成23年卒生と平成25年卒生が、中位で推移しています。
平成24年卒生は、偏差値72以下で上位を占めています。現役合格を念頭に志望大学を下位に変更した結果かもしれません。(九州大学、熊本大学にシフト)
つまり、平成22年卒生の国公立大学実績が高かったことがわかります。
下の表は、平成25年3月卒業生の進研模試の偏差値分布です。
鶴丸高校の受験者数は、284人と受験者数が90%程度ですが、合格した大学の偏差値との相関があることがわかります。
進研模試(高校2年生:平成24年1月)高校別偏差値分布(順位)
偏差値 | 80以上 | 78~80 | 76~78 | 74~76 | 72~74 | 70~72 | 68~70 | 66~68 |
現役 | 東大現役 | 京大現役 | 医学部現役 | S2大現役 | S3大現役 | A1大現役 | ||
浪人 | - | 東大浪人 | 京大浪人 | 医学部浪人 | S2大浪人 | S3大浪人 | ||
鶴丸 | 1 | 2~9 | 10~17 | 18~30 | 31~52 | 53~73 | 74~105 | 106~131 |
志学館 | 1 | 2 | 3~6 | 7~15 | 16~19 | 20~29 | 30~38 | 39~42 |
甲南 | 1 | 2~5 | 6~7 | 8~11 | 12~20 | 21~41 | 42~73 | |
鹿児島中央 | 1 | 2~3 | 4~8 | 9~20 | ||||
鹿児島玉龍 | 1 | 2 | 3~4 | 5~7 | 8~11 | 12~20 | 21~27 | 28~35 |
加治木 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5~7 | 8~12 | 13~20 |
平成25年卒生の合格した国公立大学の偏差値分布と高2年1月の進研模試の偏差値分布を比較すると以下のグラフになります。
これを見ると、試験模試の偏差値の生徒数が合格実績より高いことがわかります。
つまり、偏差値で2程度のずれがあり、模試の結果からすると偏差値74~78の階層が10人程度少ない状況となっています。
なお、難関国公立大学の他に、熊本大学薬学部や長崎大学薬学部、慶応大学や早稲田大学への進学者もおり、これらの進学者はS3大学レベルに相当することから、この点を考慮する必要があります。
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