11.23.18:09
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05.31.22:17
平成24年度鹿児島県公立高校入試状況
今回は、社会の入試問題について分析します。
(社会)
①「ほぼバランスはとれていますが、平成19年度、平成20年度は81点~90点層が少し多いため、5%以下に留めるように1、2問難易度の高い問題を出題するのが望ましい。」と平成20年度に指摘しましたが、平成21年度はその指摘のとおり、入試問題が難化し、81点~90点層が1.9%に減少し、適正な割合になったと思われる。
平成22年度は、若干難易度の高い問題が増え、正規分布に近い得点分布となっている。
平成23年度は、高得点層の分布割合が高くなっている。
平成24年度は、改善され、81点~90転層は2.1%まで低下しました。
②平成20年度は、依然として得点の高い層の分布が多く、正規分布とは異なっているため、得点の高い層を幾分押さえる必要がある。
②平成21年度は、平成20年度に比較して平均点が3.3点低くなったが、81点~90点層は1.9%と4分の1となり、得点上位層の識別値は上がったものと想定される。
(標準偏差)
標準偏差を得点分布から試算してみると、平成19年度が18.1だったの対して、平成20年度20.7、平成21年度18.6となっており、平成21年度、若干標準偏差が小さくなった。
平成22年度の標準偏差は、16.5とさらに小さくなっており、学力の識別が若干悪くなっている。
これは、得点の分布のピークの割合が大きくなっているためと考えられる。
平成23年度は、標準偏差が19.2と大きくなりましたが、学力の高得点層部分の識別値は低下したものと思われます。
平成24年度は、標準偏差が18.0と若干小さくなり、平均点付近に得点分布が若干集中しました。
区 分 |
平均点 |
標準偏差 |
0~10 |
11~20 |
21~30 |
31~40 |
41~50 |
51~60 |
61~70 |
71~80 |
81~90 |
||
三角分布 | 等分布 | 計 | |||||||||||
H24 | 48.4 | 17.1 | 18.7 | 18.0 | 1.7 | 6.8 | 11.3 | 13.7 | 17.1 | 20.6 | 16.9 | 10.0 | 2.1 |
H23 | 53.0 | 18.6 | 19.8 | 19.2 | 1.5 | 5.3 | 8.9 | 11.5 | 14.8 | 17.0 | 18.9 | 16.4 | 5.7 |
H22 | 48.8 | 16.0 | 17.1 | 16.5 | 0.7 | 3.8 | 9.5 | 16.7 | 21.9 | 21.7 | 16.8 | 8.2 | 0.9 |
H21 | 49.3 | 17.8 | 19.4 | 18.6 | 1.9 | 6.8 | 10.1 | 13.5 | 16.5 | 18.6 | 18.6 | 12.1 | 1.9 |
H20 |
52.6 |
19.8 | 21.6 | 20.7 |
1.7 |
6.4 |
10.3 |
11.7 |
14.1 |
15.3 |
16.3 |
16.2 |
8.1 |
H19 |
54.9 |
17.0 | 19.2 | 18.1 |
0.4 |
3.3 |
7.4 |
12.0 |
15.5 |
17.9 |
20.8 |
17.3 |
5.4 |
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