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06.16.13:04
2012年度鹿児島県内の東大入試状況
2012年度の鹿児島県内高校の東大入試について掲載します。
2012年度の鹿児島県内高校の東大合格者数は、49人で現役25人、高卒24人となっています。
東大入試では、学科別に二次試験の受験者数を2.5倍から4倍の倍率に絞るために、センター試験の得点で第一次選抜が実施されます。
この第一次選抜の合格者を鹿児島県内のセンター試験会場14会場について集計すると下表のとおりとなります。
試験コードの上2ケタの11は国立大学の試験会場、上1ケタの3は私立大学の試験会場を示しています。
したがって、上4ケタの1197は鹿児島大学、1198は鹿屋体育大を示しています。
鶴丸高校現役組と他校の浪人生は、鹿児島大学医学部でセンター試験を受験しています。鶴丸高校の出身の浪人生は歯学部で受験しています。
志学館大学の試験会場の東大の一次試験合格者は64人で会場の中で最も多くなっていますが、これはラ・サール高校の現役組と想定されます。
仮に、この64人全員がラ・サール高校の現役組とすると、この第一次選抜に合格した64人の中から18人が東大に合格したこととなり、3.6人に1人が合格したこととなります。
鹿児島医学部と歯学部の受験者は、各高校の高卒者と鶴丸高校の現役組と想定され、医学部35人、歯学部12人の合計の47人が合格しています。
加治木高校は、鹿児島大学理学部で受験しており、理工系試験場での合格者がいないことから、加治木高校の現役組は東大の一次選抜に合格していないか受験していないこととなり、今年現役5人が京都大学に合格していることから、京大にターゲットを絞って受験指導が行われたものと推定されます。
センター試験を鹿児島大学・志学館大学で受験した者は、130人が東大の第一次選抜に合格し、鹿児島国際大学、第一工業大学、鹿児島純心女子大学で受験した者は、20人が合格しており、合計で150人が合格したこととなります。
このほか、ラ・サール高校などの浪人生は他県にある実家の試験会場で受験している者がいるものと想定されます。
東大に合格したラ・サール高校の高卒者12人のうち、鹿児島県出身者を在学生の割合35%から求めると4人となります。実際、鹿児島高等予備校から合格したのは2人(文Ⅰ、理Ⅰ各1人)で、そのほかに2人が合格していることになります。
したがって、鹿児島県内の試験会場でセンター試験を受験し、1次選抜に合格した150人中41人(全合格者49人からラ・サール高校の他府県出身の合格者8人を差し引いた)が最終的に東大に合格したこととなり、3.7人に1人が合格したことになります。
つまり、ラ・サール高校の現役組の一次選抜合格者の合格率(3.6人に1人)とほぼ同様となっていることがわかります。
理Ⅲは、医学部医学科に進学することとなりますが、理Ⅲの第一次選抜に合格したのは、鹿児島大学医学部試験会場の2人で鶴丸高校の現役組か他校の高卒者(ラ・サール高校含み)、志学館大学の試験会場では13人が第一次試験に合格しているため、ラ・サール高校の現役組と想定されます。
このほか、鹿児島国際大学の試験会場から2人が合格しています。
なお、第一次選抜の合格最低点は、理Ⅰの770点に対して理Ⅲは706点であり、理Ⅲの第一次選抜に合格するだけであれば高得点は要しません。
2012年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
2012年度の鹿児島県内高校の東大合格者数は、49人で現役25人、高卒24人となっています。
区分 | 合 計 | ラ・サール | 鶴 丸 | 甲 南 |
鹿 児 島 玉 龍 |
樟 南 | 鳳 凰 |
神村学園 高等部 |
合計 | 49 | 30 | 12 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 |
現役 | 25 | 18 | 5 | 1 | 1 | |||
高卒 | 24 | 12 | 7 | 1 | 3 | 1 |
東大入試では、学科別に二次試験の受験者数を2.5倍から4倍の倍率に絞るために、センター試験の得点で第一次選抜が実施されます。
この第一次選抜の合格者を鹿児島県内のセンター試験会場14会場について集計すると下表のとおりとなります。
試験コードの上2ケタの11は国立大学の試験会場、上1ケタの3は私立大学の試験会場を示しています。
したがって、上4ケタの1197は鹿児島大学、1198は鹿屋体育大を示しています。
鶴丸高校現役組と他校の浪人生は、鹿児島大学医学部でセンター試験を受験しています。鶴丸高校の出身の浪人生は歯学部で受験しています。
志学館大学の試験会場の東大の一次試験合格者は64人で会場の中で最も多くなっていますが、これはラ・サール高校の現役組と想定されます。
仮に、この64人全員がラ・サール高校の現役組とすると、この第一次選抜に合格した64人の中から18人が東大に合格したこととなり、3.6人に1人が合格したこととなります。
鹿児島医学部と歯学部の受験者は、各高校の高卒者と鶴丸高校の現役組と想定され、医学部35人、歯学部12人の合計の47人が合格しています。
加治木高校は、鹿児島大学理学部で受験しており、理工系試験場での合格者がいないことから、加治木高校の現役組は東大の一次選抜に合格していないか受験していないこととなり、今年現役5人が京都大学に合格していることから、京大にターゲットを絞って受験指導が行われたものと推定されます。
センター試験を鹿児島大学・志学館大学で受験した者は、130人が東大の第一次選抜に合格し、鹿児島国際大学、第一工業大学、鹿児島純心女子大学で受験した者は、20人が合格しており、合計で150人が合格したこととなります。
このほか、ラ・サール高校などの浪人生は他県にある実家の試験会場で受験している者がいるものと想定されます。
東大に合格したラ・サール高校の高卒者12人のうち、鹿児島県出身者を在学生の割合35%から求めると4人となります。実際、鹿児島高等予備校から合格したのは2人(文Ⅰ、理Ⅰ各1人)で、そのほかに2人が合格していることになります。
したがって、鹿児島県内の試験会場でセンター試験を受験し、1次選抜に合格した150人中41人(全合格者49人からラ・サール高校の他府県出身の合格者8人を差し引いた)が最終的に東大に合格したこととなり、3.7人に1人が合格したことになります。
つまり、ラ・サール高校の現役組の一次選抜合格者の合格率(3.6人に1人)とほぼ同様となっていることがわかります。
理Ⅲは、医学部医学科に進学することとなりますが、理Ⅲの第一次選抜に合格したのは、鹿児島大学医学部試験会場の2人で鶴丸高校の現役組か他校の高卒者(ラ・サール高校含み)、志学館大学の試験会場では13人が第一次試験に合格しているため、ラ・サール高校の現役組と想定されます。
このほか、鹿児島国際大学の試験会場から2人が合格しています。
なお、第一次選抜の合格最低点は、理Ⅰの770点に対して理Ⅲは706点であり、理Ⅲの第一次選抜に合格するだけであれば高得点は要しません。
2012年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験会場 | 試験コード | 受験者数 | 文Ⅰ | 文Ⅱ | 文Ⅲ | 小計 | 理Ⅰ | 理Ⅱ | 理三 | 小計 | 合計 |
鹿児島大学法文学部試験場 | 119701 | 600 | 1 | 2 | 3 | 3 | |||||
鹿児島大学教育センター試験場 | 119702 | 250 | 1 | 1 | 1 | ||||||
鹿児島大学教育学部試験場 | 119703 | 585 | 2 | 2 | 3 | 7 | 2 | 1 | 3 | 10 | |
鹿児島大学理工系試験場 | 119704 | 1290 | |||||||||
鹿児島大学農学部試験場 | 119705 | 730 | 1 | 1 | 3 | 1 | 4 | 5 | |||
鹿児島大学水産学部試験場 | 119706 | 300 | |||||||||
鹿児島大学医学部試験場 | 119707 | 560 | 6 | 2 | 7 | 15 | 12 | 6 | 2 | 20 | 35 |
鹿児島大学歯学部試験場 | 119708 | 250 | 6 | 6 | 12 | 12 | |||||
志学館大学試験場 | 119709 | 400 | 9 | 9 | 8 | 26 | 16 | 9 | 13 | 38 | 64 |
県立大島高等学校試験場 | 119710 | 341 | |||||||||
小計 | 5306 | 19 | 13 | 20 | 52 | 39 | 24 | 15 | 78 | 130 | |
鹿屋体育大学試験場 | 119801 | 540 | |||||||||
鹿児島国際大学試験場 | 397001 | 679 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 4 | 5 | ||
第一工業大学試験場 | 397401 | 465 | 1 | 1 | 2 | 4 | 1 | 5 | 7 | ||
鹿児島純心女子大学試験場 | 397801 | 416 | 1 | 2 | 3 | 3 | 2 | 5 | 8 | ||
小計 | 2 | 3 | 1 | 6 | 8 | 4 | 2 | 14 | 20 | ||
合計 | 21 | 16 | 21 | 58 | 47 | 28 | 17 | 92 | 150 |
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