11.23.18:04
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12.13.15:50
鹿児島県内公立高校の国公立大学現役進学状況
先日は、鹿児島県内の公立高校・私立高校を含めた全高校の4年生大学の現役進学者数の動向を掲載しましたが、本日はそのうち公立高校について掲載します。
1.4年生大学進学状況
公立高校は、鹿児島県内の全卒業生数の4分の3程度を占めています。
公立高校の卒業生数は、平成14年度の16、170人から平成23年度の12、497人に3,673人(22.7%)減少し、進学率は25.9%から30.6%に上昇しましたが、現役進学者数は平成14年度の4,187人から平成23年度の3、820人に367人(8.8%)減少しています。
2.国立大学進学状況
国立大学への現役進学者数は、平成14年度1、520人から増減を繰り返し、平成23年度は1、388人と132人(8.7%)減少しており、4年生大学進学者数の約3分の1以上を占めています。
また、卒業生に対する割合は、平成14年度の9.4%から21年度11.5%とピークに達し、23年度の11.1%に若干下降しています。
県内の国立大学は、鹿児島大学と鹿屋体育大学があります。
県内の国立大学の現役進学者数は、平成14年度の761人から増減を繰り返し、平成23年度は682人と79人減少しています。
平成22・23年度の鹿屋体育大学への鹿児島県内出身者の入学者数は17人ですので、このうち半数(10人)程度が公立高校からの進学者とすると鹿児島大学への現役合格者数は平成14年度は約750人程度から平成23年度は約670人程度と推定されます。
県外の国立大学への現役進学者数は、平成14年度の759人から平成18年度895人とピークとなり、若干減少傾向にあるものの、4年連続で800人を越えていましたが、平成23年度は706人に激減しています。
3.公立大学進学者数
鹿児島県内には、公立大学なく、県外の公立大学に進学することになりますが、平成14年度の316人から平成22年度の335人に19人に増えていますが、前年度に比較して28人減少しています。
このようなことから、現役進学者をみると地元大学である鹿児島大学志向が強まっていると思われます。
平成22・23年度は、景気低迷による影響が出ている可能性があります。
4.予備校進学者数
予備校への進学者数は、平成14年度の878人から平成22年度は549人に大きく低下しています。
この原因は、卒業生数全体が減少する中で、4年生大学の現役の進学者数の割合が高くなったため、予備校への進学の総数が低下したものと思われます。
なお、この他、進路の不明者が363人おり、その一部は宅浪、専修学校以外の予備校に通っているものもいると想定されます。
鹿児島県内公立高校の4年生大学現役進学状況
1.4年生大学進学状況
公立高校は、鹿児島県内の全卒業生数の4分の3程度を占めています。
公立高校の卒業生数は、平成14年度の16、170人から平成23年度の12、497人に3,673人(22.7%)減少し、進学率は25.9%から30.6%に上昇しましたが、現役進学者数は平成14年度の4,187人から平成23年度の3、820人に367人(8.8%)減少しています。
2.国立大学進学状況
国立大学への現役進学者数は、平成14年度1、520人から増減を繰り返し、平成23年度は1、388人と132人(8.7%)減少しており、4年生大学進学者数の約3分の1以上を占めています。
また、卒業生に対する割合は、平成14年度の9.4%から21年度11.5%とピークに達し、23年度の11.1%に若干下降しています。
県内の国立大学は、鹿児島大学と鹿屋体育大学があります。
県内の国立大学の現役進学者数は、平成14年度の761人から増減を繰り返し、平成23年度は682人と79人減少しています。
平成22・23年度の鹿屋体育大学への鹿児島県内出身者の入学者数は17人ですので、このうち半数(10人)程度が公立高校からの進学者とすると鹿児島大学への現役合格者数は平成14年度は約750人程度から平成23年度は約670人程度と推定されます。
県外の国立大学への現役進学者数は、平成14年度の759人から平成18年度895人とピークとなり、若干減少傾向にあるものの、4年連続で800人を越えていましたが、平成23年度は706人に激減しています。
3.公立大学進学者数
鹿児島県内には、公立大学なく、県外の公立大学に進学することになりますが、平成14年度の316人から平成22年度の335人に19人に増えていますが、前年度に比較して28人減少しています。
このようなことから、現役進学者をみると地元大学である鹿児島大学志向が強まっていると思われます。
平成22・23年度は、景気低迷による影響が出ている可能性があります。
4.予備校進学者数
予備校への進学者数は、平成14年度の878人から平成22年度は549人に大きく低下しています。
この原因は、卒業生数全体が減少する中で、4年生大学の現役の進学者数の割合が高くなったため、予備校への進学の総数が低下したものと思われます。
なお、この他、進路の不明者が363人おり、その一部は宅浪、専修学校以外の予備校に通っているものもいると想定されます。
鹿児島県内公立高校の4年生大学現役進学状況
卒業 生数 |
年度 | 合 計 | 国立 | 公立 | 私立 |
予 備 校 |
||||||||
計 |
県 内 |
県 外 |
計 | 県内 | 県外 | 計 | 県内 | 県外 | 計 |
県 内 |
県 外 |
|||
12,497 | H23 |
3,820 (30.6%) |
1,609 | 2,211 |
1388 (11.1%) |
682 | 706 | 346 | - | 346 | 2,086 | 927 | 1,159 | 549 |
12,640 | H22 |
3,833 (30.3%) |
1,543 | 2,290 |
1,425 (11.3%) |
663 | 762 | 335 | - | 335 | 2,073 | 880 | 1,193 | 499 |
12,850 | H21 |
3,844 (29.9%) |
1,507 | 2,337 |
1,480 (11.5%) |
660 | 820 | 363 | - | 363 | 2,001 | 847 | 1,154 | 396 |
13,348 | H20 |
3,942 (29.5%) |
1,584 | 2,358 |
1,495 (11.2%) |
689 | 806 | 330 | - | 330 | 2,117 | 895 | 1,222 | 316 |
14,117 | H19 |
4,030 (28.5%) |
1,700 | 2,330 |
1,608 (11.4%) |
739 | 869 | 317 | - | 317 | 2,105 | 961 | 1,144 | 421 |
14,867 | H18 |
4,085 (27.5%) |
1,702 | 2,383 |
1,639 (11.0%) |
744 | 895 | 309 | - | 309 | 2,134 | 958 | 1,179 | 508 |
14,736 | H17 |
3,756 (25.5%) |
1,619 | 2,137 |
1,374 (9.3%) |
622 | 752 | 249 | - | 249 | 2,133 | 997 | 1,136 | 449 |
15,830 | H16 |
4,002 (25.3%) |
1,734 | 2,268 |
1,469 (9.3%) |
695 | 774 | 286 | - | 286 | 2,247 | 1,039 | 1,208 | 577 |
16,140 | H15 |
4,081 (25.3%) |
1,846 | 2,235 |
1,388 (8.6%) |
697 | 691 | 288 | - | 286 | 2,405 | 1,149 | 1,256 | 701 |
16,170 | H14 |
4,187 (25.9%) |
1,843 | 2,344 |
1,520 (9.4%) |
761 | 759 | 316 | - | 316 | 2,351 | 1,082 | 1,269 | 878 |
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