11.23.21:34
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07.04.19:52
鹿児島県内高校の国公立大学合格実績と高校入試
鶴丸高校の合格最低ラインを求めてみます。
鹿児島市内の出身中学校の得点分布つまり鹿児島学区内の得点分布が昨日求めた得点分布どうりと仮定すると以下のようになります。
鶴丸高校の入学者は、2年連続で推薦入試枠32人中29人が推薦入学しています。3人の減は、学区内推薦入試枠の受験者が一定の学力、推薦条件に達していないためと思われます。
平成22・23年度鶴丸高校入試状況 (単位:人)
鹿児島市内中学校出身者の平成22年度高校入試の350点以上の得点者の得点別割合を平成19年度から平成23年度の5ヶ年の鹿児島市内出身者のS3大学以上の合格者の割合の平均値50.4%とします。
鹿児島市内中学校出身者のS3大学以上の合格者の割合(推計)
学区枠262人に対して鹿児島学区内入試得点上位者262位までの全員が鶴丸高校を受験したものとすると、373点(H22 364点)が合格最低点となります。ただし、調査書の得点に影響されないものとします。
平成23年度高校入試得点分布表(鹿児島市内公立高校中学校出身者)
鹿児島市内中学校出身者の平成22年度高校入試の350点以上の得点者の得点別割合を50.4%とする。
実際には、S3以上の大学に合格するレベルの得点上位層(鶴丸高校入学者320人中100人程度)においては、甲南高校や鹿児島中央高校に入学している学生もいることから、平成19年度から平成23年度のS3以上大学の合格実績の割合の平均値で鶴丸高校受験者の得点分布を求めてみます。
鶴丸高校のS3大学以上の合格者の鹿児島市内公立中学校出身者の割合
平成22年度の鹿児島学区内の公立高校入試得点上位層が、S3以上大学合格者の鶴丸高校の割合70.9%と同じ割合で鶴丸高校を受験したものとします。
鶴丸高校受験者の262位内に入るためには、鹿児島市内出身中学校出身者の順位370位(262人/70.9%)以内にいる必要があります。
この場合の平成23年度の鶴丸高校の合格最低ラインは、365点となります。
なお、S3大学以上の学力に相当する高校入試の得点379点以上の者の鶴丸高校受験率は70.9%程度と想定されますが、378点以下は得点が下がるにつれて受験率が低下することが想定され、さらに合格最低点は低下するものと想定されます。
また、ここでは、一般入試の学区内枠は、全員鹿児島市内の出身中学校と設定していますが、実際には私立中学校出身者からの入学者もいることが分かっており、平成21年度は鹿児島修学館中学校からの入学が確認されています。
また、毎年7月に行われる志望調査では、平成20年度の私立中学校3年生689人中10人が公立高校を志望していることがわかっています。
いづれも鹿児島市内の公立高校の志望者で学区内であり、つまり鹿児島市内の私立中学校から鹿児島市内の公立高校を志望しています。
鹿児島市内の中学校5校、鹿児島修学館中学校、志学館中等部、池田学園池田中学校、鹿児島純心女子中学校、ラサール中学校から公立高校を志望していることとなります。
ラ・サール中学校、鹿児島純心女子中学校から公立高校への入学は考えにくいので、実質的には残りの3校の志望者と思われます。
公立高校志望者のうち6人は鶴丸高校を志望しており、私立中学校でも学力上位層であることがわかります。
私立中学校からの入学者は多くとも6人以下と想定されることから、今回の合格ラインへの影響は少ないこととなり、私立中学校からの入学者を考慮しても合格ラインの低下は1点未満となります。
平成20年度私立中学校3年生の公立高校志望者10人の志望高校
鹿児島市内の出身中学校の得点分布つまり鹿児島学区内の得点分布が昨日求めた得点分布どうりと仮定すると以下のようになります。
鶴丸高校の入学者は、2年連続で推薦入試枠32人中29人が推薦入学しています。3人の減は、学区内推薦入試枠の受験者が一定の学力、推薦条件に達していないためと思われます。
平成22・23年度鶴丸高校入試状況 (単位:人)
年度 | 募集定員 | 合格者 | 推薦入試 | 一般入試 | 備 考 | ||
計 | 学区内 | 学区外 | |||||
H23 | 320 | 320 | 29 | 291 | 262 | 29 | 推薦枠32人対して29人推薦入学 |
H22 | 320 | 320 | 29 | 291 | 262 | 29 | 推薦枠32人対して29人推薦入学 |
鹿児島市内中学校出身者の平成22年度高校入試の350点以上の得点者の得点別割合を平成19年度から平成23年度の5ヶ年の鹿児島市内出身者のS3大学以上の合格者の割合の平均値50.4%とします。
鹿児島市内中学校出身者のS3大学以上の合格者の割合(推計)
区 分 | H19年度 | H20年度 | H21年度 | H22年度 | H23年度 | 平均 |
鹿児島市内中学校出身者 | 45.9% | 52.1% | 46.2% | 53.8% | 53.9% | 50.4% |
学区枠262人に対して鹿児島学区内入試得点上位者262位までの全員が鶴丸高校を受験したものとすると、373点(H22 364点)が合格最低点となります。ただし、調査書の得点に影響されないものとします。
平成23年度高校入試得点分布表(鹿児島市内公立高校中学校出身者)
得点 | 累計 | 人数 | 得点 | 累計 | 人数 | 得点 | 累計 | 人数 | 得点 | 累計 | 人数 | 得点 | 累計 | 人数 | ||||
424 | 1 | |||||||||||||||||
400 | 26 | 1 | ||||||||||||||||
399 | 28 | 2 | 389 | 72 | 7 | 379 | 177 | 13 | 369 | 314 | 14 | 359 | 475 | 17 | ||||
398 | 31 | 3 | 388 | 79 | 7 | 378 | 191 | 14 | 368 | 329 | 15 | 358 | 492 | 17 | ||||
397 | 33 | 2 | 387 | 86 | 7 | 377 | 204 | 13 | 367 | 344 | 15 | 357 | 510 | 18 | ||||
396 | 36 | 3 | 386 | 95 | 9 | 376 | 217 | 13 | 366 | 360 | 16 | 356 | 527 | 17 | ||||
395 | 40 | 4 | 385 | 104 | 9 | 375 | 230 | 13 | 365 | 375 | 15 | 355 | 545 | 18 | ||||
394 | 44 | 4 | 384 | 113 | 9 | 374 | 244 | 14 | 364 | 392 | 17 | 354 | 563 | 18 | ||||
393 | 48 | 4 | 383 | 128 | 15 | 373 | 258 | 14 | 363 | 408 | 16 | 353 | 582 | 19 | ||||
392 | 53 | 5 | 382 | 140 | 12 | 372 | 271 | 13 | 362 | 424 | 16 | 352 | 601 | 19 | ||||
391 | 59 | 6 | 381 | 152 | 12 | 371 | 285 | 14 | 361 | 440 | 16 | 351 | 619 | 18 | ||||
390 | 65 | 6 | 380 | 164 | 12 | 370 | 300 | 15 | 360 | 458 | 18 | 350 | 639 | 20 |
実際には、S3以上の大学に合格するレベルの得点上位層(鶴丸高校入学者320人中100人程度)においては、甲南高校や鹿児島中央高校に入学している学生もいることから、平成19年度から平成23年度のS3以上大学の合格実績の割合の平均値で鶴丸高校受験者の得点分布を求めてみます。
鶴丸高校のS3大学以上の合格者の鹿児島市内公立中学校出身者の割合
区 分 | H19年度 | H20年度 | H21年度 | H22年度 | H23年度 | 平均値 |
鹿児島市内出身中学校出身者 | 70.8% | 70.2% | 68.8% | 74.2% | 70.4% | 70.9% |
平成22年度の鹿児島学区内の公立高校入試得点上位層が、S3以上大学合格者の鶴丸高校の割合70.9%と同じ割合で鶴丸高校を受験したものとします。
鶴丸高校受験者の262位内に入るためには、鹿児島市内出身中学校出身者の順位370位(262人/70.9%)以内にいる必要があります。
この場合の平成23年度の鶴丸高校の合格最低ラインは、365点となります。
なお、S3大学以上の学力に相当する高校入試の得点379点以上の者の鶴丸高校受験率は70.9%程度と想定されますが、378点以下は得点が下がるにつれて受験率が低下することが想定され、さらに合格最低点は低下するものと想定されます。
また、ここでは、一般入試の学区内枠は、全員鹿児島市内の出身中学校と設定していますが、実際には私立中学校出身者からの入学者もいることが分かっており、平成21年度は鹿児島修学館中学校からの入学が確認されています。
また、毎年7月に行われる志望調査では、平成20年度の私立中学校3年生689人中10人が公立高校を志望していることがわかっています。
いづれも鹿児島市内の公立高校の志望者で学区内であり、つまり鹿児島市内の私立中学校から鹿児島市内の公立高校を志望しています。
鹿児島市内の中学校5校、鹿児島修学館中学校、志学館中等部、池田学園池田中学校、鹿児島純心女子中学校、ラサール中学校から公立高校を志望していることとなります。
ラ・サール中学校、鹿児島純心女子中学校から公立高校への入学は考えにくいので、実質的には残りの3校の志望者と思われます。
公立高校志望者のうち6人は鶴丸高校を志望しており、私立中学校でも学力上位層であることがわかります。
私立中学校からの入学者は多くとも6人以下と想定されることから、今回の合格ラインへの影響は少ないこととなり、私立中学校からの入学者を考慮しても合格ラインの低下は1点未満となります。
平成20年度私立中学校3年生の公立高校志望者10人の志望高校
合 計 | 鶴 丸 高 校 | 甲 南 高 校 | 鹿児島中央高校 | 錦江湾高校普通科 | 鹿児島工業高校 |
10 | 6 | 1 | 1 | 1 | 1 |
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