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07.13.04:56
公立高校の入学状況
他県からの入学者や既卒業者の入学状況がわかります。
過年度卒業生とは、中学浪人して高校に入学した者を示しています。
平成21年度は、公立高校の普通科に中学校既卒業生が10人入学しています。
過年度卒業生の理由としては、志望する公立高校に不合格となったものの志望校にどうしても入学したいとして入学する者や中学校で不登校となり現役での高校進学が精神的問題もあって難しかったケースと想定しています。
昔は、鶴丸高校などでは中学浪人生も多かったようですが、現在は私立高校の特待生や進学実績が向上したことから私立高校に進むケースが多くなっています。
公立高校に不合格となった場合、再受験するかどうかですが、あくまでの個人の問題だとは思いますが、以下のように考えます。
高校はあくまで、最終ゴールではなく、自分が目指したい職業につくためにどの大学に進学するかということが重要です。
たとえば、鶴丸高校に再受験して1年後に入学した場合、中学浪人1年間のロスが生じてしまうこと、難関大学の現役進学率が低い(浪人の割合が高い)、校内順位が低迷する可能性があること、高校の受験体制が遅い、基本的に高校生の自主性を重んじていることなどから学力の2極化が進んでいる、塾・予備校に通塾している者も多いなどの問題もあります。
高校の再受験によって、志望した高校に行くことによってモチベーションが上がり、多くの優秀な学生の中で競争心が生まれることを否定するものではありません。
1年のロスを考えれば、大学受験で浪人した方が目標が明確となっており、自分の希望を叶えられる可能性が高いと考えます。
さらに、学区外からの入学だった場合、学力は鶴丸高校でも上位(校内順位100位以内)になることが想定されますが、私立高校の特待進学コースでも校内順位は上位になるものと思われます。
私立高校は、一般には少人数(30人程度以下)であり、先生の指導が行き届く可能性が高まり、宿題、補習も鶴丸高校より多く、受験体制に入るのも早いため、現役合格率が高い(80%程度)傾向にあります。
各志望大学に対して、きめ細かな進学指導も私立高校によっては可能です。
平成21年度公立高校の入学状況
区分 | 計 | 普通科 | 農業科 | 工業科 | 商業科 | 水産科 | 家庭科 | 看護科 | その他 | 総合学科 |
入学者数 | 12,763 | 6,108 | 742 | 1,885 | 2,214 | 108 | 548 | 50 | 625 | 483 |
他県中学校卒 | 72 | 49 | 12 | 1 | 6 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 |
過年度卒 | 18 | 10 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 |
こんばんは。鶴丸再受験を考えておられる方がいましたが、
私も大学受験時に浪人した方がいいかと思います。
昔は鶴丸神話も強かったのですが、今では私学が工夫をこらし
魅力ある指導をされていると思います。
鶴丸にこだわる理由はこの方の場合何だったのでしょうか?
この人の場合、学区外での受験で鶴丸高校に不合格となり、現在、私立高校の文理に入学した現在1年生の高校生です。
まだ、鶴丸高校の進学をあきらめきれないということのようです。
このような考えは、不合格となった学生が1学期にはよく考えていることではないかと思います。
大学進学を考えた場合、どの高校に入学したかということではなく、高校の1、2年生と高校3年生の1学期までにいかに基礎学力を身に付けるかということです。
基礎力を高めるためには、予習、授業、復習で何度も繰り替えし身につけることが大切で、このことは高校によって特別な受験指導を要するものではありません。
この辺のところが、まだわかっていらっしゃらないのではないかと思います。
今後ともよろしくお願いします。
いつも偏りのない、データや判断を参考にさせてもらっています。鶴丸再受験したい気持ちも、その方にしか分からない事情もあると思いますが、文理をやめず、2年半後の大学受験に高校入試での悔しさをぶつけて、「負けて勝て」につなげる方が良いと思います。
私のいた当時は50人学級であり、そのうちの2~3人が1浪した人であり、クラスにはすぐになじめます。現在の文理には実力はあるのに鶴丸再受験に落ちた知人のお子さんもおります。そして大学受験に向かって折れそうな気持ちを建て直し、がんばっているようです。昨年本命の早稲田・法に現役合格したS高校出の知人は、学区外甲南受験失敗の子でした。
彼が卒業の曰に「甲南に落ちたあの悔しさを持ち続けました。甲南不合格の借りを返しました」と父兄の前で話しました。
管理人様の言われるように本当の勝負は大学受験でしょうし、浪人するなら、本命の大学のために一年をとっておく方が、私は良いように思えます。この夏あたりまでが、再受験するか思い悩めるときですが、秋になれば、大学受験に向かう気持ちの方が強くなれる気がします。
いろんな情報ありがとうございます。
私も同感です。
大学受験にその悔しさをぶつけてほしいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
こんばんは。
7月ごろに鶴丸再受験についてお伺いさせていたいだいた、現在私立高校文理に通う者です。
皆様方のご意見を総合的に判断して現在のところで大学受験に向かって努力した方がよいと考えようやく気持ちの切り替えができそうです。
受験から早一年。鶴丸の前を通るととても悔しく嘆くことも多々ありました。やはり「落ちる」ということはとても心身的にダメージが大きいということが改めて知るきっかけになりました。
是非現在受験生の学生は悔いのないように頑張ってもらいたいと思います。
また大学受験では今回の屈辱を晴らせるように日々勤勉したいと思います。
このブログに本当に助けられました。
ありがとうございました。
お役に立ててうれしい限りです。
公立高校受験に失敗したことは残念なことですが、勝負は大学受験です。
来年の大学受験では、鶴丸高校の受験倍率が高く、公立高校の入試問題がやさしかったため、優秀な学生が不合格となって私立高校に流出した学年が受験します。
おそらく、難関国立大学に合格するものと予想しています。
その時、自分の選択が正しかったことがわかるでしょう。
先輩の活躍を見てほしいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
あけましておめでとうございます。
鶴丸を不合格だったのは残念なのは痛いほどわかります。鹿児島ではある意味ブランドで憧れている方も多いですから。
でも最近思うのですが、人生の1つの通過点でしかないのです。大学受験も1つの通過点です。どちらが重いかと言えば大学受験ですね。大学合格後もいろんな節目があります。
将来の夢が決まったら、それに向かって頑張ってください。それと自分の高校に誇りを持ってくださいね。鹿児島には素晴らしい私立高校が多いと思いますよ。いろんな高校の生徒さんからいっぱい感動をもらっています。
偉そうな事を書き込んですみません。
貴方の健闘をお祈りします。
私もそのとおりだと思います。
今後ともよろしくお願いします。
年末に、文理にて、大学受験での雪辱を期すと自分自身に向けての決意を書かれ、さらに後輩へ、自分のような悔しさを味あわぬように受験を頑張ってとエールを送られたメールを拝見し、でめおやじ様と同様、あなたに心から声援を送りたいです。鶴丸の前を悔しさをもって通れ、また敢えて通られ、臥薪嘗胆にされ、2年後にぶつけられて下さい。そこが本当の戦いの場です。昨夜、受験に落ちた息子の友人から、息子にメールがあり、あさっての進験模試を頑張るとの内容。鶴丸との距離を確かめ、絶えず意識しての、自分への鼓舞と試練のようで、あなたと同じ想いの中で、一日一日、日々を積み重ねていくようです。二年後に心から喜べる日が迎えられるといいですね。また落ちたとしても、今回のことで強くなれた心で、再受験に使わずにすんだ一年というの貯金を残されたわけで、鶴丸に通られた方に、負けない、逆に誇れるような結果を得られるよう、たぶん苦しいきつい戦いを、これからも頑張られてください。大学受験後での、その後の人生での宝物になれるかもしれませんから。
志望校に進めなかった学生にとって、元気付けられるお言葉ありがとうございます。
今回の大学受験においても、志望高校に入学できなかった学生たちも多くいます。
これらの学生が大学に合格し、コメントをもらうと今の高校生も元気付けられると思います。
今後ともよろしくお願いします。
第二次ベビーブームの幕開けに生まれたおじさんです。昭和の終わりに鶴丸卒業しました。
当時は、鶴丸神話も絶頂期で、私が受験した年も100名を大幅に超える受験生が不合格になり、その殆どの受験生が翌年入学してくるという極めて異常とも思える時代でした。私の受験番号の前後もボロボロと抜け落ちていたのを今でも覚えています。
30年近く過ぎた今でも鶴丸神話が存在すること自体正直驚いています。
昨今、同世代の父親・母親から受験相談を受け、久しぶりに当時を振り返る機会を頂きました。
その中で、鶴丸再受験の話題もありました。結論からすれば、NOと思います。
私が東京の大学に進学した頃、既に東京の公立高校は、私立高校のすべり止めに過ぎませんでした。鹿児島県もやっと30年近く前の東京の教育レベルの入り口に到達したのでしょうか!?県内の私立高校が柔軟な思考で熱心に在学生を教育した結果、多くの私立高校出身者が、以前では考えられない程優秀な成績を大学受験で発揮しているではありませんか!?その柔軟な思考を貴方も受け入れて、直ぐに訪れる大学受験に照準を合わせた方が良いのではないかと思います。
確かに、私が在学した時代の鶴丸にはメリットがあったと思います。
例えば、鹿大医学部も鶴丸出身でほぼ半数を占めていましたから、学校内の模試だけで自分の位置づけが明確になったからです。特に彼ら鹿大医学部志願者は、大手予備校の実力模試の受験をしないように!とも指導されていたみたいですから。
今は違いますよね。
逆に私は、貴方に一つお願いがあります。今の私立の柔軟な教育方針を素直に受け入れて、30年後には、鹿児島県に本物の教育を伝えられる人材になるべく今を頑張っていただけないかと。
将来貴方がなりたい職業に就き、その中で貴方自身をさらに鍛え上げ、その上で鹿児島県全体の教育を考え得る人材になってください。心から応援しています。
ただのおじさんより
激励のメッセージありがとうございます。
私もおっしょるとおりだと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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