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  • 11/23/21:29

10.15.23:23

鹿児島県の高校の国立大学合格実績

鹿児島県内高校の昭和50年度と平成22年度の国立大学合格実績を比較してみます。

比較対象の合格実績数は、鶴丸、甲南、鹿児島中央、錦江湾、玉龍、鹿屋、志布志、加治木、大口、出水、川内、伊集院、加世田、川辺、指宿、種子島、大島の合計数で見てみます。国分高校は、平成22年度の国立大学の合格者数が公表されていないことから、国公立大学合格者数65人を含めて行います。

難関国立大学(旧帝大+一橋大+東工大)9大学の合格実績を比較します。
18校の全体では、昭和50年度の334人に対して平成22年度は171人と51.2%に低下しています。

各高校別にみると、昭和50年度の合格実績を上回っているのは、18高校の中で加治木高校と種子島高校です。

平成22年の各高校の卒業生数を鶴丸高校と同様、昭和50年の60%程度と想定した場合、国立大学の定員数は変動があるものの、昭和55年度と平成22年度の定員数はほとんど変わらないと考えられることから、合格者数が昭和50年度の60%に満たない場合は、合格実績が低下したものと想定されます。

60%を下回っているのは、甲南、中央、鹿屋、川内、出水、加世田、国分、大島の他に錦江湾、指宿、志布志、川辺、伊集院は実績0となっています。
特に、中央、錦江湾、鹿屋、加世田、川辺の減少が目立ちます。

減少の大きな要因は、九大の合格者数が減少したことにあります。
(九大)
甲南  49 → 26   中央 45 → 5  錦江湾  5  → 0   鹿屋  18  →  3
川辺   7  → 0

ラ・サール高校は、東大から国公立大学医学部にシフトしているため、難関国立大学の合格実績は昭和50年度の70%程度となっています。


鹿児島県内高校の難関国立大学9大学国立大学合格実績
 区  分


鹿











宿










鹿





H22年度 96 35 5 5 3 0 13 6 2  1  2 0  0  2  0  0  0  1  171  1 94 
S50年度 124 66 48 20 4 12 11 11 5 8 6 2 0 4 7 3 3 0 334 3 134
対比% 77 53 10 25 75 0 118 55 40 13 33 0 50 0 0 0 51.2 33 70

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