11.24.04:41
[PR]
04.14.23:11
平成22年度鹿児島県内高校の鹿児島大学医学部医学科合格実績
平成22年度鹿児島県内国公立大学医学部医学科合格者数について掲載します。
過去4年間で国公立大学医学部医学科に合格実績がある鹿児島県内の高校は、19校です。
国公立大学医学部医学科は、医者不足を背景として平成21年度・平成22年度入試において定員枠が拡大されました。
平成22年度の医学部定員枠
鹿児島大学医学部医学科は、(注1) 医学部医学科の推薦入学の募集人員は, 「緊急医師確保対策」に基づき申請した5人を加算して7人としている。
また、その後の特例措置で、5人増員され、平成20年度の定員より10人増となっています。
さらに、平成22年度10人増員され、医学科の定員は105人となりました。
平成21年度の鹿児島大学医学部医学科合格者95人中、鹿児島県内高校の合格者数は60人となり、合格者の占有率は63.2%と昨年度の45%程度から大幅に上昇しています。
さて、鹿児島大学医学部の地元高校の出身率は、平成15年度50~55%でしたが、平成20年度45~50%に低下しています。
平成15年度の合格者数は85人ですので、出身率で鹿児島県の高校の出身の入学者数を計算すると以下のとおりとなります。高校別の合格者数は、表のとおり把握できているため、鹿児島県内の他の高校から2008年度0~3人存在する可能性があります。
入学者数 高校別合格者数判明分
2003年度 43~46人 -
2007年度 - 42人
2008年度 38~42人 39人
1999年4月 医学科の定員を15人減(100人→ 85人)
2009年4月 医学科の定員を10人増( 85人→ 95人)
2010年4月 医学科の定員を10人増( 95人→105人)
平成21年度の定員は、10人増の95人で鹿児島県内の高校から60人が合格しました。
鹿児島大学の場合は、例年県内の高校の合格者占有率は50%弱ですが今年は63.2%と大幅に増加しました。
平成22年度は、さらに13人増加して73人が鹿児島県内の高校の学生で、県内の高校の合格者の占有率は69.5%まで上昇しています。
鹿児島県の高校を対象とした推薦入試枠の拡大に伴って地元の高校からの合格者数が増加したことから、定員枠拡大の効果があったと思われます。合格者を出した高校も増加しています。
ラサール高校は、平成20年度に比較して平成21年度は8人(9人→17人)増加しており、定員枠の拡大の恩恵を受けているようでしたが、平成22年度は3人(17人→14人)減少しました。
一方で、県内の他の高校も増加していることから、全体的に合格者数の拡大、合格者を出した高校の底辺の拡大が図られるなど一定の成果があったものと考えられます。
鹿児島大学医学部医学科入学者・合格者
過去4年間で国公立大学医学部医学科に合格実績がある鹿児島県内の高校は、19校です。
国公立大学医学部医学科は、医者不足を背景として平成21年度・平成22年度入試において定員枠が拡大されました。
平成22年度の医学部定員枠
区分 | H20年度 | H21年度 | H22年度 | ||
計 | 増員 | 計 | 増員 | 計 | |
国立 | 4165 | 363 | 4528 | 265 | 4793 |
公立 | 728 | 59 | 787 | 25 | 812 |
小計 | 4893 | 422 | 5315 | 290 | 5605 |
私立 | 2900 | 271 | 3171 | 70 | 3241 |
合計 | 7793 | 693 | 8486 | 360 | 8846 |
鹿児島大学医学部医学科は、(注1) 医学部医学科の推薦入学の募集人員は, 「緊急医師確保対策」に基づき申請した5人を加算して7人としている。
また、その後の特例措置で、5人増員され、平成20年度の定員より10人増となっています。
さらに、平成22年度10人増員され、医学科の定員は105人となりました。
平成21年度の鹿児島大学医学部医学科合格者95人中、鹿児島県内高校の合格者数は60人となり、合格者の占有率は63.2%と昨年度の45%程度から大幅に上昇しています。
さて、鹿児島大学医学部の地元高校の出身率は、平成15年度50~55%でしたが、平成20年度45~50%に低下しています。
平成15年度の合格者数は85人ですので、出身率で鹿児島県の高校の出身の入学者数を計算すると以下のとおりとなります。高校別の合格者数は、表のとおり把握できているため、鹿児島県内の他の高校から2008年度0~3人存在する可能性があります。
入学者数 高校別合格者数判明分
2003年度 43~46人 -
2007年度 - 42人
2008年度 38~42人 39人
1999年4月 医学科の定員を15人減(100人→ 85人)
2009年4月 医学科の定員を10人増( 85人→ 95人)
2010年4月 医学科の定員を10人増( 95人→105人)
平成21年度の定員は、10人増の95人で鹿児島県内の高校から60人が合格しました。
鹿児島大学の場合は、例年県内の高校の合格者占有率は50%弱ですが今年は63.2%と大幅に増加しました。
平成22年度は、さらに13人増加して73人が鹿児島県内の高校の学生で、県内の高校の合格者の占有率は69.5%まで上昇しています。
鹿児島県の高校を対象とした推薦入試枠の拡大に伴って地元の高校からの合格者数が増加したことから、定員枠拡大の効果があったと思われます。合格者を出した高校も増加しています。
ラサール高校は、平成20年度に比較して平成21年度は8人(9人→17人)増加しており、定員枠の拡大の恩恵を受けているようでしたが、平成22年度は3人(17人→14人)減少しました。
一方で、県内の他の高校も増加していることから、全体的に合格者数の拡大、合格者を出した高校の底辺の拡大が図られるなど一定の成果があったものと考えられます。
鹿児島大学医学部医学科入学者・合格者
区分 | 2003年度 | 2007年度 | 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 |
合格者数 | 85 | 85(女子27) | 85(女子34) | 95(女子25) | 105 |
推薦 | 2 | 2 | 2 | 7 | 17 |
前期 | 60 | 60 | 60 | 65 | 65 |
後期 | 23 | 23 | 23 | 23 | 23 |
地元出身率 | 50~55% | 48 | 45~50% | 63.2% | 69.5% |
鹿児島県内高校 合格者数 |
43~46 | 42 | 38~42(39) | 60 | 73 |
文部省データ | 文部省データ |
PR
- トラックバックURLはこちら