11.23.17:35
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08.01.09:41
鹿児島実業高校文理科文理コース
今回は、鹿児島実業高校文理科についてです。
①文理科文理コースの偏差値は69とラサール高校を除けば私立高校の中で3番目になっている。
②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、若干上昇したと想定される。
平成21年度は、成績上位層の公立高校の志願倍率が低くなっており、入学者は30人程度(平成20年度40人)と予想している。
③合格最低点は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者の増減等の影響も考えられるが、一定の合格ラインを設定しているものと想定しており、問題の難易度によって変化しているものと想定している。
④したがって、受検者の平均学力の下降に伴い、受検者数減少に対して合格者数も減少したと想定され、実質倍率は平成20年度に比較して若干上昇したと想定される。
⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、文理科の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、鹿児島高校英数科特進コースに入学した者を除く者が入学したものと想定される。
注)偏差値ごとの入学者数は、比例配分して試算
⑥平成20年度は上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位)以下に位置すると想定される。
平成21年度は、入試問題が難化したため、鶴丸高校中位層150位以下に位置するものと想定している。
⑧推薦入学の条件は9学科平均4.4以上であり、学力のポテンシャルは高いと想定される。
⑨文理科は、入試の成績によって、文理コースと英数コースに区分するため、質的に拮抗した学生が存在するなど学力差がないと想定されるため、授業運営は効率的に行えると推定される。
⑪なお、文理科の一部は特待A(入学金、授業料全免)、特待B(入学金、授業料半免)であると想定される。
①文理科文理コースの偏差値は69とラサール高校を除けば私立高校の中で3番目になっている。
②平成20年度の入試の合格最低点は、公表されていないが入試問題の難易度が昨年と同様とした場合、若干上昇したと想定される。
平成21年度は、成績上位層の公立高校の志願倍率が低くなっており、入学者は30人程度(平成20年度40人)と予想している。
③合格最低点は、受検者数の絶対数が増加し、学力の高い鶴丸高校の志願者の受検者の増減等の影響も考えられるが、一定の合格ラインを設定しているものと想定しており、問題の難易度によって変化しているものと想定している。
④したがって、受検者の平均学力の下降に伴い、受検者数減少に対して合格者数も減少したと想定され、実質倍率は平成20年度に比較して若干上昇したと想定される。
⑤一般入試の合格者は、偏差値から推定すると以下の高校の志願者であると想定され、文理科の入学者は、これら高校の不合格者のうち樟南高校普通科文理コース、鹿児島高校英数科特進コースに入学した者を除く者が入学したものと想定される。
年によって異なるが、文理科はだいたい30~40人前後の人数である。今年は3学年平均で31名となっている。
なお、文理科を推薦入学、第1志望、専願するケースもあると想定されるが、ここでは考慮していない。偏差値 | 高校(学区内外) | 不合格者 | 文理科 入学者 |
73 | 鶴丸高校(学区外) | 5 12 |
2 2 |
71 | 鶴丸高校(学区内) | 45 98 |
7 14 |
70 | 甲南高校(学区外) | 10 7 |
1 1 |
69 | 鹿児島中央高校(学区外) | 6 6 |
1 1 |
68 | 甲南高校(学区内) | 71 79 |
13 15 |
66 | 鹿児島中央高校(学区内) | (123人中30人) (101人中50人) |
6 11 |
65 | 鹿児島玉龍高校(学区外) | 1 1(2人中1人) |
0 0 |
合計 | 168 253 |
30 44 |
|
樟南高校普通科文理コース | 26 46 |
||
差引 | 142 187 |
30 44 |
⑥平成20年度は上記高校の不合格者であっても公立高校入試が過去10年間で最もやさしかったことを考慮すると単純ミスなどにより不合格になった場合も想定され、入学者の学力は入試時点では鶴丸高校の中位層(100位)以下に位置すると想定される。
平成21年度は、入試問題が難化したため、鶴丸高校中位層150位以下に位置するものと想定している。
⑧推薦入学の条件は9学科平均4.4以上であり、学力のポテンシャルは高いと想定される。
⑨文理科は、入試の成績によって、文理コースと英数コースに区分するため、質的に拮抗した学生が存在するなど学力差がないと想定されるため、授業運営は効率的に行えると推定される。
文理コースは5教科400点程度、英数コースは5教科350点程度の学力が必要である。
⑩また、1クラス23~40人程度の少数クラスを実現でき、きめ細かな指導が可能と考えられる。⑪なお、文理科の一部は特待A(入学金、授業料全免)、特待B(入学金、授業料半免)であると想定される。
文理コースに合格すれば自動的に免除されますが、英数コースにはその様な制度はない。
また、推薦入試で文理科文理コースに合格すると特待生になる。
⑫部活は自由にできるため、樟南高校普通科文理コースを敬遠し、入学するケースもあると想定される。
⑬平成20年度の国公立大学進学者は、文理コースで現役合格率81%、普通科は14名が合格している。
年度 | 推薦 受検者 |
推薦 合格者 |
一般 受検者 |
一般 合格者 |
実質倍率 | 合格最低点 (得点率) |
推薦 入学 |
一般 入学 |
入学 合計 |
平成21年度 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
平成20年度 | 2 | 2 | 1488 | 1001 | 1.49 | 不明 | 2 | (44) | (46) |
平成19年度 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
差 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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息子が20年度に 鹿実文理コースに合格した時の文理コース平均点は 422.2点、英数コースの平均点は384.8点と合格書に載っていました。ちなみに 息子は420点での文理コース特待生でした。通ってはいませんが参考までに・・・。
Re:鹿実 20年度 文理
情報提供ありがとうございます。
このデータを参考として分析してみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
このデータを参考として分析してみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
20年度の鹿実文理コースの平均点の投稿をした者です。その年は樟南より鹿実の方が問題が難しかった と聞きました。最低点は定かではありませんが 415点だと聞いたような気がします。確実ではありませんので、あくまでも 参考・・・と言うことでお願いします。でも息子の周りでは 樟南は英数へ転科、鹿実は文理コース合格の子も何人かいたようですが、その逆は聞きませんでした。
その年、樟南文理の最低点が高かったせいでしょうか?
Re:鹿実 文理 追伸
コメントありがとうございます。
平成20年度の樟南高校文理コースの合格最低ラインは427点で、平成19年度の387点に対して40点高くなっています。
高くなった要因は、問題がやさしかったことが主要な要因と考えています。確かに、鶴丸高校の倍率が高くなった影響で、受験者数が増えたことにより、合格ラインが若干上がったことも考えられますが、受験者の増加分だけ合格者数も増加しており、鹿児島実業でも同様の傾向があったと思われます。
したがって、単純ミスをすると鶴丸高校に合格した者でも不合格となるケースがありました。
鹿児島実業の文理科に合格しても、樟南高校の文理コースに不合格となるケースは当然多くあったと思われます。
文理科に合格して樟南高校の文理コースを不合格になったことを聞かなかったということですが、それは合格ラインが上昇したことが要因でなく、そもそも若干の偏差値の差が生じていることによるものと考えます。
平成20年度の樟南高校では、鶴丸高校の学区外不合格組でも文理コースに不合格となるケースもあり、2年次で文理コースにクラス替えし、文理コースで上位にいるとの情報もあることから、入試問題の易化によって合格しにくい側面があったものと想定しています。
平成20年度の樟南高校文理コースの合格最低ラインは427点で、平成19年度の387点に対して40点高くなっています。
高くなった要因は、問題がやさしかったことが主要な要因と考えています。確かに、鶴丸高校の倍率が高くなった影響で、受験者数が増えたことにより、合格ラインが若干上がったことも考えられますが、受験者の増加分だけ合格者数も増加しており、鹿児島実業でも同様の傾向があったと思われます。
したがって、単純ミスをすると鶴丸高校に合格した者でも不合格となるケースがありました。
鹿児島実業の文理科に合格しても、樟南高校の文理コースに不合格となるケースは当然多くあったと思われます。
文理科に合格して樟南高校の文理コースを不合格になったことを聞かなかったということですが、それは合格ラインが上昇したことが要因でなく、そもそも若干の偏差値の差が生じていることによるものと考えます。
平成20年度の樟南高校では、鶴丸高校の学区外不合格組でも文理コースに不合格となるケースもあり、2年次で文理コースにクラス替えし、文理コースで上位にいるとの情報もあることから、入試問題の易化によって合格しにくい側面があったものと想定しています。
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