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02.11.21:59
鶴丸高校の志願倍率の予想(その2)
(4) 平成20年度競争倍率による敬遠
平成20年度の鶴丸高校の一般入試倍率は1.40となり、近年にない倍率となりました。
また、入試問題が易化(平均点250点→263点)したことにもあり、合格が確実視されていた生徒が不合格となるなど競争が激化したため、中学校や塾の進学指導が安全志向となる可能性があります。
これにより、甲南高校へ志願登録を変更する可能性があります。
【学区外・・・一般枠】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の55人から出願数は39人となっており、16人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者3人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者が出願しないためと想定されます。
偶然ですが、減少数が推薦入試受験者数と一致しています。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の67人から出願数は42人となっており、25人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ39人、42人と大きな差がないことから、推薦入学内定者3人を含む推薦入試を出願した10人に相当する人数分減少するものと想定されます。
したがって、48人から10人減少して38人程度になると想定されます。
【学区内】
(平成19年度)
低倍率となった平成19年度をみると、出願登録時の376人から出願数は304人となっており、72人減少しています。
減少した理由は、学区外の場合、推薦入試合格内定者29人は出願せず、一般入試が激戦となるため推薦入試不合格者と出願者が甲南高校へ変更する場合やラサール高校入学者など残りの43人が出願しないためと想定されます。
(平成20年度)
高倍率となった平成20年度をみると、出願登録時の441人から出願数は360人となっており、81人減少しています。
減少した理由は、平成19年度と同様と想定されますが、特に出願者が高倍率を敬遠して甲南高校へ変更した者が多くいたものと想定されます。
(平成21年度)
基本的には、平成19年度の傾向に近いものになるものと推定されますが、一般入試出願数は平成19年度、平成20年度それぞれ304人、360人と大きな差が生じています。
しかし、減少数でみると72人と81人と大きな差が生じていないことから、志願者数全体が平成19年度より10人少ないことから甲南高校への変更やラサール高校入学者の未出願数は平成19年度に比較して小さいものと想定され、志願者数の割合から3%すくない70人が減少するものと想定されます。
したがって、366人から70人減少して296人程度になると想定されます。
一般入試の学区外、学区内の出願者数の合計は、334人(学区外38人、学区内296人)となり、倍率は
1.16倍となります。
なお、低倍率であることから、甲南高校からの変更もあると想定されますが、それらも加味した減少数ということになります。
区 分 | 募集定員 | 出願登録 人数 (1月末) |
推薦入学 定員枠 |
推薦入試 出願 登録数 |
出願登録 変更 人数(2月) |
出願数 推薦入学 内定者除き |
受検者数 | 未受験 |
平成21年度 | 320 | 414【48】 (366) |
32 | 39【10】 (29) |
未公表 | 334 【38】 (296) |
||
平成20年度 | 320 | 508【67】 (441) |
32 | 62【17】 (45) |
未公表 | 402【42】 (360) |
398【41】 (357) |
4【1】 (3) |
平成19年度 | 320 | 431【55】 (376) |
32 | 53【16】 (37) |
未公表 | 343【39】 (304) |
341【39】
(302)
|
2【0】 (2) |
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