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10.10.01:46
鹿児島県の塾・予備校について(その2)
鹿児島市内の公立高校と私立高校の受験者数、合格者数、学習塾別の合格実績をもとに分析すると以下のようなことが想定されます。
①樟南高校普通科文理コース・英数コースの合格者数のうち昴塾生が占める割合は、64.5%と公立高校の割合より高い。
②樟南高校普通科文理コース・英数コースの合格者は、偏差値でいうと鶴丸高校、甲南高校、鹿児島中央高校、鹿児島玉龍高校、武岡台高校の受検レベルと想定され、その合計を比較すると以下のようになる。
合格者の昴塾生の人数は、公立高校5校の679人に対して、樟南高校普通科文理コース・英数コースの649人となりほぼ同数となる。
公立高校5校の受検者数1843人対する昴塾生の人数は、合格者数の割合と同じとすると、679人の約2割増しの815人となる。
公立高校5校の受験者が樟南高校普通科文理コース・英数コースを受験する割合は、5校の公立高校のみが受験することを前提とすると、79.6%(649人/815人)となる。
実際には、5校以外の受験者もいると想定されるため、最大で79.6%が樟南高校を受験することとなる。
③鹿児島実業文理科についても同様に試算すると、5高校の受験者の最大で63.8%(520人/815人)が受験すると試算される。
④鹿児島実業文理科の受験者数・合格者数は不明であるが、樟南高校の数値から試算すると受験者数1460人程度、合格者数806人程度と想定される。
高校名 | 偏差値 | 受検者数 | 合格者数 | 昴 | 英進館 | 合 計 |
鶴丸高校 | 71 | 398 | 320 | 173 | 29 | 202 |
甲南高校 | 68 | 373 | 320 | 183 | 5 | 188 |
鹿児島中央高校 | 66 | 395 | 320 | 137 | 6 | 143 |
鹿児島玉竜高校 | 64 | 276 | 240 | 79 | - | 79 |
武岡台高校 普通科 情報科学科 |
62 60 |
450 | 320 | 107 | - | 107 |
小 計 | 1843 | 1520 | 679 | 40 | 719 | |
樟南高校普通科文理コース | 69 | 967 | 486 | 649 | - | 649 |
樟南高校普通科英数コース | 60 | 855 | 520 | 上記含む | - | 上記含む |
小 計 | 1822 | 1006 | 649 (64.5%) |
- | 649 | |
鹿児島実業文理科文理コース | 66 | - | - | 520 | - | 520 |
鹿児島実業文理科英数コース | 60 | - | - | 上記含む | - | 上記含む |
小 計 | - | 520 | - | 520 |
塾の宣伝にはよく「XX高校○○○名合格!」とかありますが、
一体何名の生徒が受験したのだろう?と疑問に思うことがよくあります。
たとえば鶴丸高校は全体で81%の生徒さんが合格しているわけですが、
その塾から鶴丸を受けた生徒の合格率はどうなのだろうか?と。
この場合、最低でも85%はないと塾としては???なのです。
ただ小さい塾の場合は母数が小さいので、統計学上問題はありますが。。
費用に関しても3年生ともなると凄いですね。夏季講習だけで10万とか、
入試直前になると一ヶ月7万とか。びっくりしました。
さて、コメントの中に、「鶴丸高校は全体で81%の生徒さんが合格しているわけですが」と書いてありますが、81%の意味を教えていただきますか?
現在も、塾ごとの合格実績を確認中ですが、中学校によって地理的条件もあって、昴以外に受験ラサールや他の塾に通っている学生も多いようです。確認次第随時追記していきたいと思います。
鶴丸高校の場合、昴と英進館で合格者が202人となっていて、この2つの塾で合格者の3分2近くを占めています。学習塾に通っていない学生がどのぐらいいるのか逆に興味があります。
塾の実績については、合格者数を掲載したり、一部合格率を掲載する場合がありますが、塾にとって有利となるデータを掲載していますね。
おっしゃるとおり、合格率を掲載すべきだと考えますが、それらのデータは残念ながら入手できません。
そこで、次回は公立高校を不合格となった塾生の割合を合格者の割合と同一として掲載したいと思います。
塾の費用としては、かなり大きなものとなりますが、現状としてはやむを得ない気がします。部活動をやっている者は、中学3年の夏休みから本格的に受験に取り組むこととなりますが、受験勉強のやり方がわからなかったり、大半の子が塾に通っている現状があると不安感もありますしね。
私の子供も昨年、夏休み講習と冬休み講習を受けさせたのですが、以下のような感想を持っています。
自分の子供は、あまり勉強することが嫌いでしたので、強制的に勉強する環境を作る意味では良かったと思います。また、安心感が得られたと思います。
冬休み講習は、11月から受験100日対策が開始され、そのテキストを使用することとなりますが、この時には計画的に受験勉強する習慣ができあがっていましたので、テキストだけ購入にして独学でも良かったかなと思っています。実際の講習もテキストを解くことが多く、特に教えて貰ったことはなかったと子供は言っていました。
早速のレス、ありがとうございます。
合格率はただ単純に、合格者数÷受験者数をしたものだったのですが、
この中には、塾にいっている生徒さんも入っているわけで、あまり意味が
無かったですね。。すみません。
中3の夏期講習に子供を行かせたのですが、学校の授業と進度が違い混乱して
結局塾がいやになりやめてしまいました。そこで頑張れる子供はそれなりの
成果が出るのかもしれませんが、大手の塾から家庭的な塾まで色々あるので、
もう少しその辺りの情報を得て、子供に合った塾を選ぶ事が大切ですね。
81%の意味はよくわかりました。
推薦枠を除く受検枠288人に対して受験者数398人ですので72.4%、
110人が不合格となっています。
確率的にいうと合格者に占める塾生の割合と同じとすると59人の塾生が不合格となったと推計されます。
このブログでも書いていますが、合格率80~90%以上と判定された塾生も不合格となっていることからもこのぐらいの不合格者がいても不思議はないと思います。
おっしゃるとおり、子供にどういう塾があっているか研究しておかないといけないと思います。
うちの場合、子供が勉強ぎらいでしたので、夏季講習で受験勉強の癖をつけられたのはよかったと思います。
また、コメントありがとうございます。
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