11.23.21:28
[PR]
07.14.21:02
陰山先生の講演
本日は、12日に開催された百マス計算で有名な陰山先生の講演について掲載します。
①今までの教育改革は、ゆとり教育に代表されるように失敗だった。その原因は、教育現場で起こっている実態を直視せず、誤った原因分析により持たされた。
このため、学力の低下が進行し、韓国を初めとしたアジア諸国に抜かれた。
中学校の教科書に登場するヨーロッパの国は1カ国である。地理が軽視されている。高校では世界史が必修であり、世界にどんな国があるかわからない状態でどうやって勉強するのか。そして、センター試験では、選択科目となっている。一貫性がなく滅茶苦茶な話だ。
②これからは、グローバル化を前提に教育改革を行うべきである。英語教育は必修である。
中国は小学6年生で英単語1000個を標準としている。日本は、中学校1学年100単語を標準としているが、それだけでは、文を構成できないため、300語まで拡大している。中学3ヶ年で900単語となるが、中国の小学6年生の単語数を下回っている。
③学力は、短期間に延びる。集中してある一定期間一心不乱に勉強すれば、成績は伸びる。
反復することが大事である。同じ問題を反復して行うだけでも、脳が活性化する。この時、少しづつ時間を短縮して、負荷をかける。
④難しい問題を長時間解くことも有効である。難しい問題に取り組んでも途中であきらめるような中途半端な勉強方法は効率が悪い。
⑤学力を伸ばす諸条件を実戦する。
基本は、早寝、早起き、朝食である。つまり、規則正しい生活を送ることである。
◎早く寝る。早く起きる。
11時を過ぎたら、学習効率は下がる。それ以降はやるだけ無駄である。東大合格者で12時以降まで勉強している割合は少ない。
睡眠時間は、7時間~9時間とるのが良い。
◎朝食を毎日しっかり食べる。
朝食を毎日食べる学生と食べない学生では学力差が生じる。ご飯とみそ汁、それに加えて2品のおかずを用意するとさらに学力は伸びる結果となった。
◎長時間、テレビやパソコン、ゲームを見ない、しない。
1日2時間以内であれば学力の低下はないが、それ以上だと学力低下が始まる。ディスプレイ脳となり、脳が動かない。
見たい番組があれば、ハードディスクに録画し、翌日以降の暇な時間に見るなど我慢することも勉強のひとつだ。
◎朝、脳の試運転を行うため、英単語を覚えるとかトレーニングを行うのも有効である。
◎読書する。特に音読すると脳が活性化し、効果的である。
以上が陰山先生の講演内容であるが、このことは、脳科学者の茂木健一郎先生の話にも通じる。
①脳の海馬が、睡眠中に情報を整理して、記憶に残す。睡眠が重要である。
②勉強するときは、負荷をかけることが大事である。(問題を解く時間を短縮する)。英語の原本を読むと、最初は単語がわからなくて読めなくても、推測できるようになる。
③朝は、ルーチンワークのように、脳を活性化するための準備体操をすると効果的である。
④脳は、考えるとエネルギーとして糖分を欲しがるので十分朝食を取る。
⑤脳が活性化しているのは、午前中であるので、この間、集中して勉強する。
また、陰山先生は、学力を伸ばすためには、子供ほめること、特に感動を持って驚いて感じることが大事とも言っていました。
非常に、有意義な講演だったと思います。
①今までの教育改革は、ゆとり教育に代表されるように失敗だった。その原因は、教育現場で起こっている実態を直視せず、誤った原因分析により持たされた。
このため、学力の低下が進行し、韓国を初めとしたアジア諸国に抜かれた。
中学校の教科書に登場するヨーロッパの国は1カ国である。地理が軽視されている。高校では世界史が必修であり、世界にどんな国があるかわからない状態でどうやって勉強するのか。そして、センター試験では、選択科目となっている。一貫性がなく滅茶苦茶な話だ。
②これからは、グローバル化を前提に教育改革を行うべきである。英語教育は必修である。
中国は小学6年生で英単語1000個を標準としている。日本は、中学校1学年100単語を標準としているが、それだけでは、文を構成できないため、300語まで拡大している。中学3ヶ年で900単語となるが、中国の小学6年生の単語数を下回っている。
③学力は、短期間に延びる。集中してある一定期間一心不乱に勉強すれば、成績は伸びる。
反復することが大事である。同じ問題を反復して行うだけでも、脳が活性化する。この時、少しづつ時間を短縮して、負荷をかける。
④難しい問題を長時間解くことも有効である。難しい問題に取り組んでも途中であきらめるような中途半端な勉強方法は効率が悪い。
⑤学力を伸ばす諸条件を実戦する。
基本は、早寝、早起き、朝食である。つまり、規則正しい生活を送ることである。
◎早く寝る。早く起きる。
11時を過ぎたら、学習効率は下がる。それ以降はやるだけ無駄である。東大合格者で12時以降まで勉強している割合は少ない。
睡眠時間は、7時間~9時間とるのが良い。
◎朝食を毎日しっかり食べる。
朝食を毎日食べる学生と食べない学生では学力差が生じる。ご飯とみそ汁、それに加えて2品のおかずを用意するとさらに学力は伸びる結果となった。
◎長時間、テレビやパソコン、ゲームを見ない、しない。
1日2時間以内であれば学力の低下はないが、それ以上だと学力低下が始まる。ディスプレイ脳となり、脳が動かない。
見たい番組があれば、ハードディスクに録画し、翌日以降の暇な時間に見るなど我慢することも勉強のひとつだ。
◎朝、脳の試運転を行うため、英単語を覚えるとかトレーニングを行うのも有効である。
◎読書する。特に音読すると脳が活性化し、効果的である。
以上が陰山先生の講演内容であるが、このことは、脳科学者の茂木健一郎先生の話にも通じる。
①脳の海馬が、睡眠中に情報を整理して、記憶に残す。睡眠が重要である。
②勉強するときは、負荷をかけることが大事である。(問題を解く時間を短縮する)。英語の原本を読むと、最初は単語がわからなくて読めなくても、推測できるようになる。
③朝は、ルーチンワークのように、脳を活性化するための準備体操をすると効果的である。
④脳は、考えるとエネルギーとして糖分を欲しがるので十分朝食を取る。
⑤脳が活性化しているのは、午前中であるので、この間、集中して勉強する。
また、陰山先生は、学力を伸ばすためには、子供ほめること、特に感動を持って驚いて感じることが大事とも言っていました。
非常に、有意義な講演だったと思います。
PR
- トラックバックURLはこちら