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  • 11/23/18:06

05.25.12:04

鹿児島県公立高校入試制度分析6

九州各県の合格者の選抜方法を調査し、最も望ましい選抜方法を検討すると以下とするのが望ましいと思います。皆さんは、どのようにお考えでしょうか。

①入試問題の改善と選択性の実施
従来、入試問題は全県一律のもので実施されてきたが、学力上位層が志願する高校においては学力検査
の得点の差が少なく、学力の識別が困難な状況にある。
このため、以下の対策を講じる。

a英語・数学を中心に、その一部に難易度の異なる問題を鹿児島県教育委員会が作成し、受検生の学力レベルに応じて入試問題を高校が選択する。

b学力をきめ細かく評価できるように、数学・理科などの計算問題については解答欄に計算欄を設け、計算過程も採点できるようにするなど、解答方法、採点方法を工夫する。

なお、高校が自主的に欲しい生徒を選抜できるように独自に入試問題を作成する方法も考えられるが、受検者の負担が大きくなる可能性があることからaの取り組みを評価した上で慎重に対応する必要がある。

②選抜方法の明確化
選抜方法の詳細を高校入試実施要綱に明確に記載するとともに、鹿児島県教育委員会ホームページにおいて公表する。

③選抜方法の見直し
選抜方法は、大きく区分すると、調査表の得点と学力検査の得点の合計点で選抜する方法と両方の得点の順位をつけ、それぞれ上位の者から選抜する方法がある。
鹿児島県においては、両方の得点などの相関をとることとしていることから、両方の得点の上位のものから1次選抜する方法で行う。

選抜方法の具体については、熊本県と同様で、調査表と学力検査の両方の得点について、それぞれ定員までの順位のものを1次選抜し、それ以外の者についてはそれぞれ高校によって別途選抜基準を設定し、公表した上で選抜を実施する。

なお、調査票は、絶対評価で行われるが、各中学校の評価レベルを調整するため、学力検査の得点で補正する。

(熊本県の要綱を準用)
選抜は、次の手順による。

() 各受検者について、学力検査を行った5教科(国語、社会、数学、理科、英語)の検査得点(1教科100点満点)を合計(総得点500点満点)し、合計点の高い順に順位をつける。なお、得点の特別処理を適用する学科・コースにおいては、当該教科の検査得点を2倍まで補正することができるものとして、他の教科の検査得点と合計し、合計点の高い順に順位をつける。


(
) 調査書の評定については、次のa~cの手順で総計点を算出し、総計点の高い順に順位をつける。


学力検査を行う5教科(国語、社会、数学、理科、英語)については、教科ごとに、第3学年の評定についてのみ行うこととする。


b 調査書の「学習の記録」は,次のとおり点数に換算する。ただし,この点数換算は,第3学年の学力検査を行う5教科はそれぞれ100点満点(現行10点満点),学力検査を行わない必修の4教科(音楽,美術,保健体育,技術・家庭)もそれぞれ100点満点(現行100点満点)とし,合計900点満点とする。
  さらに、学力検査を行う5教科については、学力検査の得点を用いて補正する。


c 学力検査は,各教科それぞれ100点満点(現行90点満点)とし,合計500点満点(現行450点満点)とする。調査書の点数と同じとするため、学力検査の総得点を1.4倍(900点満点)とする。ただし,傾斜配点を導入する学科においては傾斜配点基準の定めるところによる。 


(ウ) 受検者の中で、(ア)の学力検査の順位、(イ)の評定の順位が、ともに募集人員以内にある者を対象に、第1選考として、その中から合格者を決定する。

第1選抜以降の選抜は、各高等学校の独自性を担保するとともに、受検者の選択枝を拡大(たとえば、中学3年生の後半の学力の伸びがあるが、調査書では評価されていないため、学力検査の得点を重視した高校が選択可能など)するため、各高等学校長が決定する。

(エ) 第1選考での合格者数が募集人員に満たない場合、各高等学校長は、選抜基準を定め、第1選考の合格者以外の者の中から残りの合格者を決定する。

(各高等学校の選抜基準の例)
・5 教科の学力検査得点の合計点を選抜の主たる資料とし、第1選考で使用した評定の総計点を参考として選抜する。

・学力検査を行った5教科の検査得点の合計を4倍した点数と、調査書の評定の総計点とを合計し、合計点の高い順に順位をつけたものを選抜の主たる資料とする。

各高等学校長が定める選抜基準は、県一括公表する。


(得点の特別処理)

() 理数科及び普通科の理数コースにおいては、数学の得点を、英語科並びに普通科の英語コース及び国際コースにおいては、英語の得点を2倍まで補正することができる。


(
) 職業教育を主とする学科においては学科の特性に応じた教科の得点を2倍まで補正することができる。


(
) 全日制の単位制高等学校(総合学科を含む。)においては、次のa、bのいずれかを選択することができる。

a 5教科の中で、得点が高い方から2教科の得点を2倍まで補正することができる。

b 5教科の中で、受検者があらかじめ申告した2教科の得点を2倍まで補正することができる。。




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