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  • 11/23/17:34

02.13.12:56

令和3年度鶴丸高校の出願倍率予想①

2月8日、令和3年度の公立高校入試の願書受付が開始されました。
そこで、鶴丸高校の予想倍率を予想したいと思います。

今回は、鶴丸高校の受験状況を掲載します。
鶴丸高校の受験データを整理すると以下の表のとおりとなります。

ピンク色が最高値、水色が最低値を示しています。

(希望者数 7月調査)H20~R02 平均 542.4人 R3  559人 学区外が多く平年より多い
学区外・学区内希望者数の合計は、H20が592人と最高で、R2が494人と最低となっています。
学区外希望者数は、H20、R3が85人と最高で、H29が最低の58人となっています。
学区内希望者数は、H25が522人と最高で、H31が439人と最低となっています。R3は476.2人で平年並みとなっています。

 (推薦出願数)H20~R02 平均 39.5人 R3  27人 例年に比較して少なくなっています。
学区外・学区内の合計は、H20が62人と最高で、R30が27人と最低となっています。
学区外は、H20が17人と最高で、H27が4と最低となっています。R3は6人と平年に比べて少なくなっていますが、ここ3年は6人で推移しています。

学区内も、H20が45人が最高で、R3が21人と最低となっています。
 

 
  (推薦合格者数)
定員320人の10%の32人の推薦枠一杯に合格しているのは、H20、H23です。
定員320人の10%の32人の推薦枠を越える33人が合格しているのは、H31です。
推薦合格者数が最も少ないのは、H30の20人です。
H24                  31人
H27                  30人
H21、H22        29人      
H25                  28人
H26、H28     27人

H29                  25人
R2                    23人
H23以降は、合格者はH31を除き、定員枠を下回っています。これは、推薦入試の出願が少なくなったことや推薦出願者の学力が一般入試の学力に比較して低いとの分析から合格基準を揚げたか、推薦出願者の学力が一部低下しているのではないかと考えられます。
 

  
   (当初出願者数)
H20が学区外、学区内、合計とも、一般入試の出願数が最高となっています。
学区外は、R2が34人と最低となっています。
学区内・学区内外合計は、H31がそれぞれ303人、350人と最低となっています。


(希望者数の出願者数の割合)
H20が、85.8%と最高となっています。
H20が最高となったのは、7月時点の希望者数が多かったこともありますが、希望者数の出願者数の割合が85.8%と高く、出願変更しなかった割合が高かったことが大きいと考えられます。
H27が、66.8%と最低となっています。

(最終出願者数)
H24が学区外は出願数が50人最高となっています。
H25が学区内、学区外・学区内の合計は368人、413人と最高となっています。
H21が学区外33人、H31が学区内296人、H21が合計339人と最低となっています。

(受験者数)
学区外はH24が50人と最高となっています。
学区内、学区外・学区内の合計はH25がそれぞれ366人、411人と最高となっています。
学区外、合計とも、H21がそれぞれ34人、336人と最低となっています。
学区内は、H31が296人と最低となっています。

 (受験倍率)
H25が1.41倍と最高となっています。
H21が1.15倍と最低となっています。これはH20の倍率(1.38)が高かったためです。

 

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02.10.12:47

鶴丸高校の大学合格実績③

鶴丸高校の卒業年別合格者数は以下のとおりです。
既卒性の合格者は、卒業後の翌年に合格したものとして計算しています。

九州大学医学部の合格者は、既卒者が合格したものとし、医学部、九大のダブルカウントとなっています。

S1大学の現役合格者数は、最大でH27年卒21人、最小でH24年卒11人
S1大学の既卒合格者数は、最大でH22年卒45人、最小でH23年卒24人
 
S2大学の現役合格者数は、最大でH22、25、29年卒9人、最小でH30年卒3人
S2大学の既卒合格者数は、最大でH22年卒14人、最小でH26、30年卒9人
                                                                                                                                               S3大学の現役合格者数は、最大でH27年卒33人、最小でH25年卒16人
S3大学の既卒合格者数は、最大でH25年卒26人、最小でH22、24年卒18人
  
                                                                                                                                             高校入試の平均点との関係をみると、H20年入試の平均点がかなり高くなり、合格最低点は382点以上となった。このため、合格レベルあった生徒がケアレスミス等に不合格となったケースが多くあった年と言われている。

H20年度入学した生徒は、H23年卒業年となり、合格の実績をみると、既卒者の合格者数が少なく、
特に、既卒者の医学部の合格者数が24人と最も少なく、S3以上の既卒者合格者数も55人と最も少なくなっている。
  

このことから、高校入試の平均点が高かったことにより、上位層(100位以内)が薄くなったと思われます。

                                                                                                                                                                                                                         
鶴丸高校の卒業年次別合格者数   上段は合計、中段は現役、下段は既卒者 
年卒


















九大医学部
H30   7
  1
  6
  6
  2
  4
37
14
23
50
17
33
  3
  1
  2
  0
  0
  0
   9
   2
   7
12
  3
  9
 2
 1
  1 
  2
  0
  2
36
24
12
 6
 2
  4 
  46
  27
  19
108
  47
  61
1
H29 13
  5
  8
  6
  2
  4
31
12
19
50
19
31
  1
  0
   1 
  3
  0
   3 
 16
  9
  7
20
  9
11
 2
 1
   1  
  1
  0
  1
37
20
17
 5
 1
 4
  45
  22
  23
115
  50
  65
1
H28 12
  5
  7
  6
  2
  4
32
12
20
50
19
31
  2
  1
  1
  5
  1
  4
11
  4
  7
18
  6
12
 0
 0
 0
  3
  0
  3
40
24
16
 6
 5
 1
  49
  29
  20
117
  54
  63
H27 15
  6
  9
12
  3
  9
31
12
19
58
21
37
  1
  0
  1
  2
  0
  2
13
  6
  7
16
  6
10
 1
 0
 1
  3
  0
  3
44
32
12
 6
 1
 5
  54
  33
   21 
128
  60
  68
2
H26   8
  4
  4
  7
  2
  5
30
12
18
45
18
27
  1
  0
  1
  1
  0
  1
14
  7
  7
16
  7
  9
 1
 0
 1
  2
  2
  0
31
15
16
 5
 2
  3 
 39
 19
 20
100
  44
  56
H25 12
  3
  9
  7
  2
  5
30
14
16
49
19
30
  4
  0
  4
  4
  1
  3
13
  8
  5
21
  9
12
 1
 0
 1
  1
  0
  1
36
15
21
 4
 1
  3 
 42
 16
 26
112
  44
  68
H24 12
  5
  7
  5
  1
  4
28
  5
23
45
11
34
  3
  1
  2
  5
  1
  4
  8
  2
  6
16
  4
12
 2
 1
 1
  1
  0
  1
33
19
14
 3
 1
  2 
39
21
18
100
  36
  64
1
H23 14
  7
  7
  9
  3
  6
19
  8
11
42
18
24
 4
 2
 2
  6
  0
  6
  8
  6
  2
18
  8
10
 0
 0
 0
  0
  0
  0
45
27
18
 4
 1
 3
49
28
21
109
  54
  55
1
H22 23
  5
18
  4
  1
  3
33
  9
24
60
15
45
 2
 0
 2
  5
  1
  4
16
  8
  8
23
  9
14
 5
 1
 4
  5
  2
  3
34
24
10
 2
 1
 1
46
28
18
129
  52
  77
1

02.06.11:04

鶴丸高校の大学合格実績②

鶴丸高校の国公立大学合格実績について掲載します。

前回、平成24年度の合格実績の落ち込みについて掲載しましたが、具体的に分析してみました。

 


s3以上の難関国立大学の合格実績について、現役、既卒生に区分すると以下の表のとおりとなります。
合格実績では、s3に相当する公立大学として九州歯科大学、岐阜薬科大学等がありますが多くても年2人ですので除外しています。

【s1大学】
S1大学の合格者数は例年50人程度が合格しています。H23年度は63人と最高となりましたが、これは東大の合格者数が25人と既卒者の合格者数が伸びたことによります。
一方、H24年度は35人とかなり少ないですが、医学部医学科の合格者数が16人と少なく、既卒の合格者数が少なかったことが要因となっています。

(東大) 
例年二桁の合格者数でしたが、H30、H31年度は一桁となりました。合格者数は減少傾向で、最近では9~14人となっています。現役はH20年度の8人をピークに最近では1~6人となっています。
 H23年度は25名合格していますが、現役7人、既卒18人と既卒の合格者数が多い年でした。

(京大)
例年一桁の合格者数ですが、H28年度は11人となっています。現役合格者数は1~3人となっています。

(医学部医学科)
例年30人程度が合格しています。現役合格者数は一桁台が続いていましたが、H25年度以降は二桁の合格者数となっています。

【S2】
S2大学の合格者数は14~25人程度です。
(一橋大・東工大)
例年一桁の合格者数です。

(阪大)
例年二桁の合格者数です。

【S3大学】
S3大学の合格者数は36~50人です。

(九大)
近年は30~40人程度の合格者数となっています。



鶴丸高校の難関国立大学(s3以上)の合格実績     (   )は現役
 <  >は医学部の値の重複を避けるため、九大医学部医学科合格者を差し引いた値




















R02 12
(4)
9
(3)
29
( )
50
( )
4
(0)
1
(0)
11
(4)
16
(4)
0
(0)
1
(0)
35<34>
(27)<(27)>
1
(1)
37<36>
 (28)<(28)>
103<102>
( )<( )>
H31 9
(3)
7
(3)
37
(14)
53
(20)
6
(4)
1
(1)
14
(7)
21
(12)
1
(0)
2
(0)
30<29>
(18)<(18)>
7
(3)
40<39>
(21)<21>
114<113>
(53)<(53)>
H30 9
(1)
6
(2)
33
(14)
48
(17)
2
(1)
3
(0)
9
(2)
14
(3)
2
(1)
1
(0)
41<40>
(24)<(24)>
6
(2)
50<49>
(27)<(27)>
112<111>
(47)<47>
H29 12
(5)
6
(2)
32
(12)
50
(19)
1
(0)
4
(0)
16
(9)
21
(9)
1
(1)
3
(0)
36
(20)
2
(1)
42
(22)
113
(50)
H28 14
(5)
11
(2)
31
(12)
56
(19)
2
(1)
3
(1)
11
(4)
16
(6)
1
(0)
3
(0)
36<34>
(24)<24>
10
(5)
50<48>
(29)<(29)>
122<120>
(54)<(54)>
H27 10
(6)
8
(3)
30
(12)
48
(21)
1
(0)
1
(0)
13
(6)
15
(6)
1
(0)
0
(0)
47
(32)
4
(1)
52
(33)
115
(60)
H26 13
(4)
7
(2)
28
(12)
48
(18)
0
(0)
3
(0)
12
(7)
15
(7)
1
(0)
3
(2)
37
(16)
5
(2)
46
(20)
109
(45)
H25 10
(3)
6
(2)
37
(14)
53
(19)
6
(4)
5
(1)
14
(8)
25
(13)
1
(0)
1
(0)
29<28>
(15)<(15)>
3
(1)
34<33>
(16)<(16)>
112<111>
(48)<(48)>
H24 12
(5)
7
(1)
16
(5)
35
(11)
3
(1)
7
(1)
4
(2)
14
(4)
1
(1)
0
(0)
37<36>
(19)<(19)>
4
(1)
42<41>
(21)<(21)>
91<90>
(36)<(36)>
H23 25
(7)
6
(3)
32
(8)
63
(18)
4
(2)
4
(0)
14
(6)
22
(8)
4
(0)
3
(0)
37<36>
(27)<(27)>
2
(1)
46<45>
(28)<28>
131<130>
(54)<(54)>
H22 15
(5)
4
(1)
32
(9)
51
(15)
7
(0)
2
(1)
15
(8)
24
(9)
3
(1)
2
(2)
48
(24)
1
(1)
54
(28)
129
(52)
H21 14
(7)
4
(2)
24
(12)
52
(21)
6
( )
4
( )
12
( )
22
( )
3
( )
3
( )
45<43>
(26)<(26)>
1
( )
52<50>
( )<( )>
126<124>
(   )
H20 22
(8)
6
(1)
22
(8)
50
(17)
7
( )
4
( )
10
( )
21
( )
0
(0)
2
( )
47<44>
( 34)<(34)>
2
( )
51<48>
(28)<(28)>
122<120>
(   )<()>
H19 16
( )
3
( )
32
( )
51
( )
5
( )
1
( )
11
( )
17
( )
2
( )
1
( )
33
( )
3
( )
39
( )
107
( )


                                                                                 

01.31.09:47

鶴丸高校の大学合格実績①

大学入試のシーズンに入り、各高校の受験状況が気になるところです。
そこで、各高校の過去の国公立大学合格実績について掲載します。

第1段は、鶴丸高校です。
ここでは、大学の難易度について、ベネッセで使用されているランク分けで掲載し、主要な大学合格実績についても記載します。

(ランク)
S1 東大、京大、国公立医学部医学科
S2 東工大、一橋大、阪大
S3 東北大、名大、九大、神戸大
A1 広大、熊大、・・・・・・
A2 鹿大、長崎大、・・・・・
A3 宮崎大、大分大、・・・・
B1 佐賀大、・・・・・・・・ 
B2 名桜大・・・・

H19年度は定員360人の最後の年ですが、H20年度以降と比較するとH19年度を上回るのはH17年度のみです。したがって、定員数は国公立大学の全体の合格者数に影響を与えていると思われます。
しかし、S1、S2、S3クラスの難関大学については、H19年度は特に合格者数が多いとは言えません。逆に言えば定員が40人少なくなったからと言って、合格者数が少なくなったとは言えません。
つまり、定員の減少は、成績上位層の生徒数にはほとんど影響がなく、成績中位以下の層が少なくなったため、A1、A2の合格者数が減少した結果、合格者数全体が減少していると推計されます。
年度別の合格者数に着目すると、H24年度がかなり少ない合格者数となっています。
さらに、S1、S2、S3の難関大学合格者数も少なくなっています。
この理由については次回掲載したいと思います。

01.29.20:25

楠隼中学校入試状況

本日、鹿児島県立楠隼中学校の合格発表がありました。

今年の出願者数は以下のとおりです。
 今年は、コロナ禍で県外出願者の動向が気になるところでしたが、教職員の広報活動の努力により一定数を確保できたことは評価できます。
また、一方で、子供たちをコロナの感染拡大が広がっている東京など都市部から地方に移動させたいとの親御さんがいたかも知れません。

なお、今年の大学入試は、中学1回生が受験します。
特に、優秀な学年との噂なので、大学合格実績を伸ばせれば来年以降の志願者数が増えることが期待されます。

年度 定員 県内 県外 合計 倍率 備 考
R03 60   51   42   93 1.55
R02 60   56   54 110 1.83
H31 60   55   50 105 1.75
H30 60   79   42 121 2.02
H29 60   77   66 143 2.38
H28 60 105 115 220 3.67
H27 60 149 110 259 4.32 今年大学受験
受験番号から受験場所に区分して合格者数を推計すると以下のとおりとなります。
県内33人、県外27人となっています。
なお、県外受験者で県内の試験会場で受験した者もいるかもしれませんので、県外出身者がもう少し増える可能性があります。
試験会場 鹿児島 楠 隼 東 京 大阪 福 岡 合 計
合格者数 16 17 19 5 3 60

01.19.21:10

2021年度大学入試共通テスト予想平均点

河合塾の大学入試共通テスト予想平均点は以下のとおりです。

平均点は昨年並みとなっています。

教科科目満点2021年度
予想平均点
2020年度
平均点
前年差
外国語 英語リーディング 100 58 58.15 0
リスニング 100 57 57.56 -1
数学 数学Ⅰ・数学A 100 58

51.88

+6
数学Ⅱ・数学B 100 60 49.03 +11
国語 国語 200 118 119.33 -1
理科 物理基礎 50 37 33.29 +4
化学基礎 50 25 28.20 -3
生物基礎 50 29 32.10 -3
地学基礎 50 33 27.03 +6
物理 100 58 60.68 -3
化学 100 51 54.79 -4
生物 100 72 57.56 +14
地学 100 48 39.51 +8
地理歴史 世界史B 100 63 62.97 0
日本史B 100 64 65.45 -1
地理B 100 60 66.35 -6
公民 現代社会 100 52 57.30 -5
倫理 100 72 65.37 +7
政治・経済 100 50 53.75 -4
倫理,政治・経済 100 69 66.51 +2
総合型 5教科7科目文系型※ 900 549 547 +2
5教科7科目理系型※ 900 558 552 +6
5教科6科目型※ 800 500 493 +7

【注意】

※2020年度の平均点は大学入試センター発表の数値

◇英語は筆記・リスニングの平均点を100点満点に換算したもの

◇総合型は河合塾推定値

※総合型

◇5教科7科目文系型…英語・数学(2科目)・国語・理科(1科目)・地歴公民(2科目)受験者

◇5教科7科目理系型…英語・数学(2科目)・国語・理科(2科目)・地歴公民(1科目)受験者

◇5教科6科目型…英語・数学(2科目)・国語・理科(1科目)・地歴公民(1科目)受験者
 (母集団には5教科7科目文系型、5教科7科目理系型を含む)

 *理科①は2科目を1科目とみなして集計

01.17.22:10

令和3年度大学入試共通テストの難易度

令和3年度大学入試共通テストは、出題内容の見直しにより各教科とも難易度が難化したようです。
第1日目の教科の各予備校等による難易度分析は以下のとおりとなっています。


  
   
  

01.15.22:35

大学入試共通試験前日の過ごし方

今年は初めての大学入試共通試験が近づいて来ました。

例年のことですが、試験監督経験者から試験前日の過ごし方が2009年に掲載されていましたので掲載します。


(以下ブログより)
直前でごめんなさい。昨年のセンター試験の試験監督をしながら思いついたのだけど書くのを忘れてました。本当にちょこっとしたエールなので、役に立つかどうかわかりませんが一応ご参考まで。

もう、あきらめよう

いきなりアレですが。今日は1月15日。あさってがセンター試験本番です。はっきりいって、今日と明日を寝ないでがんばっても、センター試験の点数はそれぞれの科目で10点も変わらないでしょう。なので、発想を転換して本番に最高のパフォーマンスで臨むということを考えてはいかがでしょう?

あなたよりも頭の良い人でも、16日の過ごし方を失敗することで17日と18日は調子を崩しているかもしれません。しかし、あなたは、16日の過ごし方を万全にしておくことで、17日と18日に最高にクリアーな頭で臨むことができるのです。結果は歴然!

納得したのであれば、参考書や問題集をしまって、17日と18日に持っていくものをもう一度確認しましょう。持って行く参考書も、新たに覚えるのではなく覚えたことを呼び覚ますということを中心に選びましょう。本番では、あなたがどんなにリラックスしているつもりでも、多分ガチガチに緊張しています。その状態であらたな知識を頭に叩き込むことは難しいです。覚えたことを思い出せるように重要なポイントにポストイットでも張っておいて短時間でパラパラと見返すことができるようにしておきましょう。

前日の夜は張り切って食べ過ぎない、飲みすぎない

「明日に向けて景気付けだ!」などとおっさんのようなことを考えず、むしろ夕食は少なめにしましょう。人間は3日食べないでも死なないのですから、胃がもたれたり、お腹をくだしたりして調子を落とすよりは、本番の朝にガツガツ食べるくらいが良いと思います。

前日は早めに寝る。でも、緊張して眠れないなら無理に寝ない

セオリーとしては十分な眠りをとるべきです。朝は早いですし。そのために、夕方、ちょっと運動するのも良いと思います。15時くらいから2時間ぐらいウォーキングするのも良いのでは?で、ちょっと早めにお風呂に入って、ちょっと早めに夕食食べて、好きな漫画でも読んで、0:00前には寝るのをオススメします。

でも、緊張して寝れないときがあると思います。そのときは、無理に寝るのをやめるのが一番。「寝なきゃいけない」ということでストレス感じてもしょうがないでしょ。諦めましょう。神様はあなたが一睡もせずにセンター試験に臨むことを求めています。思し召しにしたがって、あきらめて、好きな音楽でも携帯やiPodで聞きましょうよ。安住紳一郎の日曜天国ポッドキャスト最高に面白いですよ。2008年の11月30日「上りがつらいか下りがつらいか」がオススメです。

どんな思いで時間を過ごそうと時間は流れてしまうというのが切ないところ。どうせ、寝れないなら楽しい時間を過ごしましょ。

起き抜けに水、その後ラジオ体操&朝シャワー

会場まで行く途中や、試験中にお腹が痛いのを我慢するのが嫌でしたら、朝のお通じはとても重要!起き抜けにコップ一杯の水を飲むと腸が動き出しますので出やすくなります。あわせて、ラジオ体操第一などで血流をUPし、頭をはっきりさせるのがよろしいかと。

シャワーを浴びて、さっぱりすれば「今日はやったるでー!」という気分も高まると思いますのでオススメです。

朝食を食べ過ぎない

またかよ!とお思いでしょうが、やっぱり胃もたれが一番怖いので、朝から「勝負に勝つ」などといってトンカツなど食べないように(胃が常に臨戦体勢な方は除く)。比較的、炭水化物を多めに食べたらいかがかと思います。

服の着脱による温度調整ができるように準備しよう!

寒いので、防寒はもちろんすると思いますが、注意して欲しいのは試験会場が暑すぎる場合にちゃんと上着を脱いで体温を調整できる格好でセンター試験に臨むことです。

試験会場側は、「寒い子がいるとかわいそうだから」「寒いと体調を崩してしまうから」という理由で、比較的温度を高めにして会場を暖めておきます。このため、会場内は思いのほか暖かい可能性があります。特に午後は、むしろ暑くてボーっとしてしまう可能性があります。

「暖房の十分効いた部屋の格好+ちょっと寒い部屋用の上着+外での防寒着」のように3段階の温度調整ができるようにしておきましょう。なお、冷え性な方はカイロや靴下の重ね履き(女性ならばストッキング)などで対応しましょう。

試験会場には十分な余裕を持って到着すること

当たり前ですが、こういう当たり前のことが平常心を保証してくれます。天気予報に注意して、試験会場への移動手段を検討しましょう。

注意すべきは路線バスです。センター試験当日の試験バスはおもいっきり混みます。覚悟するか、早めに行くか、最寄の駅から近いならば歩いてしまうか。とにかく十分対策しましょう。バス待ちのせいで時間ぎりぎりというのも結構よくある光景です。なんなら、タクシーを使っちゃおう。どうせ、3000円以内だし。

マスク、喉ぬーるスプレー、目薬、アメ、飲み物、ティッシュを忘れずに

まんまです。試験会場でいきなり喉が痛み出したり、目が乾燥したり、鼻水がとまらなかったりすることが結構あると思います(少なくとも毎年います)。

かばんにこういう品が用意されているとそれだけで安心できますから、忍ばせておいてはいかがでしょう。

特にアメと飲み物は休み時間にちょっとリラックスするための便利な道具です。好きなアメや飲み物を用意しておいてはいかがでしょうか。

困ったら、すぐに試験会場にいる係員に相談

何か困ったことがあったら、迷う前に係員にすぐに相談しましょう。かっこつけている場合じゃありません。

休み時間はトイレ&リフレッシュに当てる

休み時間に参考書開いて意味あるのは、その日の最初の試験だけ。その後は、もう頭が限界に来ていますので新たなことは覚えられません。

それよりも、頭のリフレッシュに費やしましょう。たとえば以下のものなどいかがでしょう。

  1. 新鮮な空気(可能なら外気に触れましょう)
  2. 首周り、肩周りをよくほぐし、血流を良くしましょう
  3. 糖分&水分(アメをなめましょう)
  4. トイレで生理的欲求を解消。
  5. 一緒にいった友達と「ダメだった!!!!!」と報告しあい、前の試験をさっさと忘れる。

定期的に試験監督に空気の交換をしてもらう

試験会場となる一部の高校や大学では石油ファンヒーターが暖房器具だったりします。また、そうでないところでも、数十人が一つの教室で一生懸命勉強しているせいで、二酸化炭素濃度があがっているような気がします(実際に計ってないので感触ですが)。

2つの試験に1度の割合で、空気の交換をしてもらいましょう。脳が活動するには酸素ブドウ糖が必要です。また、頭が温まると頭の働きが鈍ります。頭寒足熱の状態が良いらしいので、室内の温度もちょっと寒めに保ってもらいましょう(可能ならばの話)

またもや、お昼も食べ過ぎない

食べ過ぎると眠くなります。特に午後の試験は、部屋もあったかく、とても静かなので眠気がピークにくる可能性があります。炭水化物多めにして、軽くとりましょう。小腹が減ったら、休み時間にお菓子を一口なんていかが?

一日目が終わったら、ちゃんと誰かに愚痴を垂れること

一日目が終わったら、多くの人が不本意な結果だったと思います。こういうときに一番よくないのが、次の日にこの不本意な気分を引きずってしまうことです。友達と一緒にいったら、帰り道にちょっと寄り道して、30分間ぐらい愚痴を垂れあいましょう。あるいは、家に帰って家族に愚痴を垂れましょう。ホテル泊の方は、風呂に入ってちょっと独り言を口に出してしまいましょう。

一日目の気分を引きずらないこと!それが重要です。

えっ?二日目の試験は受けない?お願い。そんな悲しいことは言わないで。二日目にがらがらの部屋で試験監督をしていると、理系の先生としてはちょっと悲しくなるのよ。

おわりに

センター試験の準備は16日の午前中までに終えましょう(勉強含む)。午後は、体調を整えるのに使うべきです。運動して、おしゃべりして、楽しくご飯食べて、早めにお風呂入って、さっさと寝ましょう。

みなさまが、17日と18日に最高のパフォーマンスで実力を出し切れることをお祈りいたします。

追伸

受験生以外のみなさまにおかれましては、どうぞ、てんぱっている受験生のみなさまを暖かく見守っていただきますようお願い申し上げます。数十年と齢を経ている我々と違い、彼らにとって18年間という短い人生において、センター試験は結構な比重を持っているのです。

また、受験生の親御さんにおかれましては、無駄なプレッシャーをかけないように全力を尽くしていただけますようお願い申し上げます。あなた方がプレッシャーをかけても、お子さんの頭の回転は1秒たりとも速くなりません。全くの無駄です。熱いお風呂を沸かして、おいしいご飯をつくって、待っていてあげればそれでOKです。

夜、お子様が寝付けなかったとしても、「早く寝ないといけないんだろ?」なんて無粋なことを言わず「大丈夫、センター試験がうまくいっても、うまくいかなくても、お前のことは愛してるよ」とちょっと気障な発言をして、お子様の涙を誘ってください。場合によっては、クールにあしらわれると思いますが、その場合は布団の中で泣いてください。

08.15.08:18

令和2年度鹿児島県内東京大学合格状況

 令和2年度の鹿児島県内高校の東大合格者数は、以下のとおりです。

ラサール41(現役26)、鶴丸12(4)、甲南1(0)、鹿児島玉竜1(1)、加世田1(1)となっています。加世田は現役で合格しており、特筆すべきでしょう。

昨年の平成31年度の合格者者は、ラサール高校の34(現役21)、鶴丸高校の9(現役3)のみでした。

この2校以外の合格が出なかった年は、平成19年度以降ではありませんでしたが、今回、甲南、鹿児島玉竜、加世田が合格者を出しました。

東京大学入試の第一選抜では、鹿児島県内の会場でセンター試験を受けた生徒のうち、109人が合格しています。

したがって、現役組の24人は鹿児島県内の会場で受験したものと思われますので、残りの浪人生の鶴丸高校6人が鹿児島県内で受験したと想定すると、ラサール高校13人の3分の1の4人が鹿児島県で受験したと想定すると、鹿児島県内のセンター試験の会場で受験し、合格した人数は34人となります。

つまり、第一次選抜からの合格率は31.2%(34/109)となります。

ラサール高校の合格率は、34.4%(21/62)
鶴丸高校の合格率は、  16.7%(3/18)     と想定しています。
 
第一次選抜合格者数(鹿児島県内センター試験会場)

年度 2012 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
合計 150 92 108 122 130 139 109 118
文Ⅰ 21 12 23 26 25 21 18 20
文Ⅱ 16 9 11 14 15 21 12 12
文Ⅲ 21 18 一次選抜なし 13 20 17 15 22
理Ⅰ 47 28 38 30 38 43 33 37
理Ⅱ 28 16 25 28 25 25 24 20
理Ⅲ 17 9 11 11 7 12 7 7


2020年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)

試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
受験
者数
受験校
想定
119701鹿大法文 1 2 6 9 3 5   8 17
560
119702  県短大       2 2   1 3
245
 
119703鹿大教育 1 1 2 1 1 3
550 
119704鹿大理工 17 8 12 37 28 6 4 38 75
915 
119705鹿大農学   2 3 3
650 
119706鹿大水産      
275
119707鹿大医学 1 1 2 2
550
119708鹿大歯学 4 2 6 6
250 
119709志學館大 1 1 2 1 1 3
400
119710大島高校            
314 
小計 20 11 21 52 37 16 7 60 112
4709 
119801鹿屋体大          2  
 519
楠隼、鹿屋
                   
 
382301鹿国際大  
539 
382501第一工大  
416
鹿児島第一
390101純心女大 1 1 2 2 2 4
421
川内、れいめい
小計 1 1 2 4 4 6
1525 
合計 20 12 22 54 37 20 7 64 118
6234


 

02.14.09:04

2020年度東京大学第一次選抜状況

2月12日に、東京大学入試第一次選抜状況が発表されました。
 
2020年度の鹿児島県内高校の東大入試について掲載します。
 東大入試では、学科別に二次試験の受験者数を2.5倍から4倍の倍率に絞るために、センー試験の得点で第一次選抜が実施されます。

 過去4年間の第一次選抜合格者最低点は以下のとおりです。
 今年は、各類とも合格最低点が700点未満となっています。これは、今年がセンター試験の最終年で、現役合格志望、安定志向が進んだものと思われます。

   
第一次選抜合格者最低点
文理科類 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 理Ⅰ 理Ⅱ 理Ⅲ
R02 621 612 575 681 626 611
H31 628 728 750 698 720 630
H30 582 703 738 715 717 630
H29 571 623 732 660 701 695

   この第一次選抜の合格者を鹿児島県内のセンター試験会場14会場について集計すると下表のとおりとなります。
   
 上4ケタの1197は鹿児島大学、鹿児島県立短大、志學館大、大島高校、1198は鹿屋体育大を示しています。382301は鹿児島国際大学、3823501は第一工業大学です。
 
   センター試験を鹿児島県内の試験会場で受験した者は、昨年より9人多い118人(H31 109人 H30 139人 H29 130人)が東大の第一次選抜に合格したこととなります。

 9人の増加は、昨年が前年の30人の減少だったため、反動があったものと思われます。
 

 このほか、ラ・サール高校などの浪人生は他県にある実家の試験会場で受験している者がいるものと想定されます。

各年度の合格者数は、2020年度118人、2019年度109人、2018年度 139人、2017年度 130人、2016年度 122人、2015年度 108人(文Ⅲ一次選抜なし)、2014年度 92人、2012年度 150人となっています。

第一次選抜合格者は、2014年度以降、増加傾向になっていましたが、2019年度は大幅に減少しました。2020年度は若干増加しました。

今年は鹿児島大学理工学部の試験会場の志願者数915人で75人(8.2%)が合格しており、ラサールの現役組が受験している可能性があります。

(昨年の状況)
昨年は鹿児島大学医学部の試験会場の志願者数は585人で62人(10.6%)(H30年度は 541人で81人(15.0%))が合格しています。
つまり、10人に1人(H30年度は7人に1人)が合格しています。
鹿児島大学医学部の会場では、ラ・サール高校(高3 226人)が受験している可能性が高いので、合格者62人の大半はラ・サール高校と推測されます。
したがって、ラサール高校の高校3年生は、H31年度 226人ですので少なくとも27.4%が東大を受験したことになります。平成30年度は225人中81人が合格しており、少なくとも36.0%が東大を受験したことなります。
卒業生数は昨年とほぼ同じですので、生徒の卒業生数に関係なく19人が減少したこととなります。

次に東大受験者数が多いのは、鶴丸と浪人組となり、それぞれが受験したのが、鹿大理工学部、医学部のどとらかになります。いずれも18人が合格していますので、鶴丸は18人が合格したものと思われます。
昨年は、27人が合格したものと推察しており、この数字が正しいとすると9人減少しています。昨年は東大現役合格者が1人と過去数十年で最低となっており、今年の動向が気になるところです。

法文学部では、甲南高校が受験しており、理Ⅰに1人合格しているようです。
 
鹿屋体育大会場受験組が、1人(理Ⅰ 1人)が合格しており、楠隼高校の可能性が高いと思います。昨年は、鹿屋体育大では4人(理Ⅰ3人、理Ⅱ 1人)合格しており、そのうち樟南高校が2人現役で合格しています。

理Ⅲは、医学部になりますが、7人が合格し、そのうちラ・サール高校が6人、鹿児島第一高校が1人合格しているもの思います。


 第一次選抜合格者数(鹿児島県内センター試験会場)
年度 2012 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
合計 150 92 108 122 130 139 109 118
文Ⅰ 21 12 23 26 25 21 18 20
文Ⅱ 16 9 11 14 15 21 12 12
文Ⅲ 21 18 一次選抜なし 13 20 17 15 22
理Ⅰ 47 28 38 30 38 43 33 37
理Ⅱ 28 16 25 28 25 25 24 20
理Ⅲ 17 9 11 11 7 12 7 7

2020年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
受験
者数
受験校
想定
119701鹿大法文 1 2 6 9 3 5   8 17
560
119702  県短大       2 2   1 3
245
 
119703鹿大教育 1 1 2 1 1 3
550 
119704鹿大理工 17 8 12 37 28 6 4 38 75
915 
119705鹿大農学   2 3 3
650 
119706鹿大水産      
275
119707鹿大医学 1 1 2 2
550
119708鹿大歯学 4 2 6 6
250 
119709志學館大 1 1 2 1 1 3
400
119710大島高校            
314 
小計 20 11 21 52 37 16 7 60 112
4709 
119801鹿屋体大          2  
 519
楠隼、鹿屋
                   
 
382301鹿国際大  
539 
382501第一工大  
416
鹿児島第一
390101純心女大 1 1 2 2 2 4
421
川内、れいめい
小計 1 1 2 4 4 6
1525 
合計 20 12 22 54 37 20 7 64 118
6234


 2019年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
受験
者数
受験校
想定
119701鹿大法文 1   1 1
635
甲南 
119702  県短大           1 1
222 
 
119703鹿大教育 1 1 1
610 
119704鹿大理工 2 1 4 7 3 8 11 18
1025 
鶴丸
119705鹿大農学    
720 
119706鹿大水産  2     2
248 
119707鹿大医学 11 7 6 24 24 9 5 38 62
585 
ラ・サール、中央
119708鹿大歯学 1 2 4 7 4 7 11 18
250 
119709志學館大 1 1 1
 285
119710大島高校  1     1         1
364 
小計 18 11 14 43 32 24 6 62 105
4944 
119801鹿屋体大          
 513
楠隼、鹿屋
                   
 
382301鹿国際大  
562 
382501第一工大   1 1 1
435 
鹿児島第一
390101純心女大 1 1 2   2
441 
川内、れいめい
小計 1 1 2 1 1 2 4
1951 
合計 18 12 15 45 33 24 7 64 109
6895


 2018年度東大入試第一次選抜合格者数(鹿児島県内会場)
試験コード 文Ⅰ 文Ⅱ 文Ⅲ 小計 理Ⅰ 理Ⅱ 理三 小計 合計
受験
者数
受験校
119701鹿大法文 1   1 1
521
 
119702  県短大            
250
 
119703鹿大教育 5 4 4 13 6 8 14 27
510
鶴丸 
119704鹿大理工 3 4 2 9 1 1 10
1149
 
119705鹿大農学   1 1 1 1   2 3
659
甲南
119706鹿大水産         1 2 3 3
254
119707鹿大医学 13 13 10 36 23 13 9 45 81
541
ラ・サール、中央
119708鹿大歯学   5 5 5
229
119709志學館大 2 2 2
381
119710大島高校                  
345
小計 21 21 17 59 38 23 12 73 132
4839
119801鹿屋体大        3  1    4
497 
楠隼、鹿屋
                   
 
382301鹿国際大  
575
382501第一工大   2 1   3 3
463
鹿児島第一
390101純心女大  
439
川内
小計 5 2 7 7
1974
合計 21 21 17 59 43 25 12 80 139
6813

11.30.10:15

鹿児島県内の国公立大学合格実績

鹿児島県内の高校(ラ・サール除き)の国公立大学合格実績は、高校HP、週刊誌等の情報に基づき整理してみました。

市内の公立高校は、平成30年度を除き、1000人台をキープしています。

市外の公立高校は、平成24年度まで1000人台をキープしていましたが、それ以降は減少傾向となり、800人を下回るまでになりました。

市内私立高校は、毎年度の増減が大きく、300人台に達する年度もありますが、ここ2年は200人半ば程度となっています。

市外私立高校は、平成23年度をピークとして、近年では150~160程度となっています。

 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

06.13.16:12

平成31年度鹿児島県内高校の国公立大学薬学部合格実績

平成31年度の県内高校の国公立大学薬学部合格実績をまとめると下記のとおりとなります。
平成27年度以降増加傾向にあり、平成31年度は39人と近年では最高となっています。

高校 H27 H28 H29 H30 H31 備考
ラ・サール
1
7(阪大1) 2(京大1) 5(京大1,
阪大1)
4(九州大1)
鶴丸 6(京大1、阪大1
九大2)
4(九大3) 12(阪大1、
東北大1、
九大1)
8(九大5) 8(京大、
阪大、九大各1)
甲南 1 4(九大1) 2 4(九大1) 6
鹿児島中央 3(九大1) 2(九大1)
鹿児島玉龍 2 1(九大1) 4 2
志學館 1 3 3 2
池田学園
れいめい 1
伊集院
加治木 2(九大1) 2 2
出水中央 1
鹿児島 2
屋久島 1
加世田 1 1 1
鹿児島第一 1
樟南 1 1 2 3
鹿屋 1 1
鹿児島実業 1 1
尚志館 1(九大1) 1(九州大1)
神村学園 1 2
鹿児島南 1 1
川内 1 1
指宿 1 1
種子島中央 1
楠隼 1 1
ラサール除き 19 14 25 26 35
小計 20 21 27 31 39

06.12.11:44

平成31年度鹿児島県内高校の歯学部合格実績

平成30年度の県内高校の国公立大学歯学部合格実績をまとめると下記のとおりとなります。
平成31年度は、21人と20人台に回復しました。
ラ・サール。鶴丸、鹿児島玉龍、志學館は4年連続で合格しています。
 
高校 H27 H28 H29 H30 H31 備考
ラ・サール
7(東北大1)
4 1 2 8(東北大1)
(九大2)
鶴丸 6 6(九州大1) 8 3 4(東北大1)
甲南 2(九州大1) 1 1 2
鹿児島中央 3
鹿児島玉龍 2 2(九州大2) 1 2 1
志學館 4 4 5 4(九州大1) 3
池田学園 2 1
れいめい 1
伊集院 1
加治木 1 1 1
鹿児島純心 1
鹿児島 2(九州大1) 1 1
大島 1 1
加世田 1 1
鹿児島第一 1 1
樟南 1 3 1 1
鹿屋 1(九州大1)
鹿児島実業 1
尚志館 1
ラサール除き 20 20 25 15 13
小計 27 24 26 17 21

06.11.03:38

平成31年度鹿児島県公立高校入試得点分布

平成19年度以降から平成30年度の鹿児島県内の公立高校のS3以上の難関国公立大学の合格者数は、210~247人となっています。平成30年度が最低の210人となっています。
ただし、薬学部、歯学部は除きますが、東京医科歯科大の歯学部、岐阜薬科大学の薬学部はカウントしています。

S3とは、ベネッセの学習到達ゾーンのことをいい、S3以上の大学とは以下のとおりとなっています。
S1  東大、京大、国公立大学医学部医学科
S2  一橋大、東京工業大、大阪大
S3  東北大、名古屋大、九大、神戸大(北海道大学は、A1大学となっています。)


S3以上の国公立大学に合格するためには、高校時における学力の伸び率が同等とすると、公立高校入試時の順位で210位~247位が必要となります。

また、S3以上に相当すると考えられる薬学部、歯学部の合格者は、S3大以上を除き、平成27年度19人、平成28年度15人、平成29年度29人、平成30年度20人となっています。

この薬学部・歯学部も含めると、S3大学以上に合格するためには225位~272位となる必要があります。  

また、各高校の高校時代の高校の伸びは、進研模試の結果からみると、高校の平均点の順位が大きく変化していないことから、各個人レベルでは学力の変動はあるものの、高校全体から見た場合、S3以上の学力層は大きく変化していないと想定されます。
 
これを平成28年度の公立高校入試結果でみてみると、274位以上になるためには380点(平成29年度 389点 平成28年度 382点 平成27年度 377点 平成24年度 377点 平成23年度 383点)以上の者(詳細は別途計算)が該当し、受検者数の約2%に相当します。

ただし、公立高校の採点基準は、各高校で定められており、鶴丸高校などは厳しい採点基準となっていますので、単純には入試の点数だけでは学力は比較はできません。


平成20年度は、平均点が最も高かったのですが、400点以上だけでも274人と多く、順位266位に相当する得点は401点となります。また、360点以上の得点者が1959人と最大で、鶴丸高校の合格ラインが異常に上がり、成績の判別ができないような状況となりました。

これは、全般的に各科目の試験問題の難易度が下がったことや難問がなかったことが原因となっています。
 
  
区分 受検者数 平均得点 400点以上 360点以上 350点以上
平成31年度 9,774 221.4 4(0.04)    348(  3.56)     ※ 538(5.5)    
平成30年度 9,810 238.6 85(0.87)    829(  8.45)     ※ 1,058(10.80)    
平成29年度 10,303 238.4 43(0.42)    701(  6.80)  ※    960(    9.3) 
平成28年度 10,551 238.7 12(0.11)    569(  5.39)  ※    866(    8.2) 
平成27年度 10,260 229.3 13(0.13)   436(  4.25) ※    657(    6.4)
平成26年度 10,760 233.0  35(0.33)   550(  5.11) ※    796(    7.4)
平成25年度 11,029 228.2  15(0.14)   489(  4.43) ※ 706(    6.4)
平成24年度 11,249 233.0   29(0.26)   562(  5.00) ※ 779(  7.10)
平成23年度 11,573 248.8   52(0.45)   908(  7.85) ※1,261(10.90)
平成22年度 12,792 232.2   41(0.32)   658(  5.14) ※  959(   7.50)
平成21年度 12,749 244.5   35(0.27)   806(  6.32) ※1,147(  9.00)
平成20年度 13,498 262.6 274(2.03) 1,959(14.51) ※2,474(18.33)
平成19年度 13,610 248.8 211(1.55) 1,321(  9.71) ※1,749(12.85)
平成18年度 13,885 253.8 270(1.94) 1,629(11.73)
平成17年度 14,629 238.9  69(0.47)    883(  6.04)
平成16年度 15,273 248.9 180(1.18) 1,371(  8.98)
平成15年度 16,533 247.7 175(1.06) 1,449(  8.76)
 ※得点分布により換算


06.08.23:27

平成31年度鹿児島県公立高校入試の平均点

公立高校入試の平均点について記載してみます。

 平成15年度以降は平均点は250点程度でしたが、平成20年度の平均点262.6点以降は平均点は減少する傾向にありましたが、平成28年度は238.7点と高くなり、平成29年度は若干低くなり、238.4点となりました。
 平成30年度は238.6点で、3年連続238点台となっています。
 平成31年度は、さらに減少し、221.4点と平成15年度以降最低となっています。
       
 最近9年間では、そのうち4か年は230点程度となっており、従来の1教科当たりの平均点が90点満点の48点程度から45点程度(得点率50%)に目標設定が変更になったのではないかと思います。
 平均点は、過去7年間は228点~238点と10点以内の変動となり、かなり各年度の平均点の差が小さくなっています。

      
 これは、平成20年度の平均点が大幅に高かったため、鶴丸高校等で得点差が小さかったことが実力差を判別することができなかったため、詳細に問題の難易度分析を行って試験問題の難易度を上げたものと考えています。
    平成31年度は、一部教科で問題形式の変更が行われて、平均点が下がったものと思われます。
  
 このため、平成27年度の平均点も230程度で推移するものと推察していましたが、若干上昇しました。 
 

06.04.05:01

平成31年度鹿児島県内高校の国公立大学歯学部・薬学部合格実績

これまで、S3大学(東北大、名古屋大、九州大、神戸大)に相当する国公立大学の歯学部・薬学部の合格者数の実績はわかりませんでした。このため、集計データに加味することができませんでしたが、最近では歯学部・薬学部の合格者数がわかるようになりました。
 平成27年度から平成31年度の国公立大学歯学部・薬学部の各高校の合格者数は、以下の表のとおりです。

鹿児島県内高校(ラ・サール高校含む)の歯学部・薬学部の合格者数は、合計で平成27年度47人(歯学部27人、薬学部20人)、平成28年度は45人(歯学部24人、薬学部21人))、平成29年度は53人(歯学部26人、薬学部27人)、平成30年度は48人(歯学部17人、薬学部31人)、平成31年度は60人(歯学部21人、薬学部39人)となっています。

旧帝大除きの鹿児島県内高校(ラ・サール高校含む)の歯学部・薬学部の合格者数は、合計で平成27年度40人(歯学部25人、薬学部15人)、平成28年度は35人(歯学部20人、薬学部15人))、平成29年度は47人(歯学部26人、薬学部21人)、平成30年度は37人(歯学部15人、薬学部22人)、平成31年度は52人(歯学部18人、薬学部34人)となっています。

ラ・サール除き、旧帝大除きは、鹿児島県内高校の歯学部・薬学部の合格者数は、合計で平成27年度34人(歯学部19人、薬学部15人)、平成28年度は25人(歯学部16人、薬学部9人)、平成29年度は45人(歯学部25人、薬学部20人)、平成30年度は32人(歯学部13人、薬学部19人)、平成31年度は47人(歯学部16人、薬学部31人)となっています。


表の上段  ラ・サール高校も含む合格者数
表の中段  旧帝大除きラ・サール高校含みの合格者数
表の下段  旧帝大除き、ラ・サール高校除きの合格者数
年度 歯学部 薬学部 合 計
平成31年度 21
【18】
(16)
39
【34】
(31)
60
 【52】
(47)
平成30年度 17
【15】
(13)
31
【22】
(19)
48
【37】
(32)
平成29年度 26
【26】
(25)
27
【21】
(20)
53
【47】
(45)
平成28年度 24
【20】
(16)
21
【15】
(9)
45
【35】
(25)
平成27年度 27
【25】
(19)
20
【15】
(15)
47
【40】
(34)

   今回、平成31年度の各国公立大学の歯学部・薬学部について調べてみました。

歯学部 21(ラ・サール除き13)  旧帝大除き18(ラ・サール除き16)
薬学部   39(ラ・サール除き34)  旧帝大除き34(ラ・サール除き 31)

 平成31年度国公立大学歯学部・薬学部
大学学部 高校
東北大歯学部 鶴丸1
九州大歯学部 ラ・サール2
東京医科歯科大歯学部 ラ・サール1
広島大歯学部 ラ・サール1
九州歯科大歯学部 ラ・サール2、志學館1、樟南1
鹿児島大学歯学部 鶴丸3、志学館2、ラ・サール2、甲南2、鹿児島玉龍1、加治木1、
鹿児島1
小計 21(うちラ・サール8)
旧帝大除き18(うちラ・サール2)
ラ・サール8、鶴丸4、志学館3、甲南2、鹿児島玉龍1、鹿児島1、
樟南1、加治木1
京都大学薬学部 鶴丸1
大阪大学薬学部 鶴丸1
九州大学薬学部 ラ・サール1、鶴丸1、尚志館1
岐阜薬科大薬学部 楠隼1
静岡県立大薬学部 ラ・サール1、樟南1
名古屋市立大学薬学部 ラ・サール1、種子島中央1、神村学園1
広島大学薬学部 鶴丸1
山口東京理科大学薬学部 甲南3、志學館2、鶴丸1、鹿児島1
徳島大学薬学部 甲南1、樟南1
長崎大学薬学部 鶴丸1、鹿児島1、神村学園1、樟南1
熊本大学薬学部 鶴丸2、甲南2、加治木2、鹿児島玉龍2、鹿児島南1、鹿屋1、
川内1、武岡台1、鹿児島実業1、ラ・サール1
小計 39(うちラ・サール4)
旧帝大除き34(うちラ・サール3)
ラ・サール4、鶴丸8、志学館2、甲南6、加治木2、尚志館1、
樟南3、鹿児島玉龍2、神村学園2、鹿児島南1、鹿屋1、川内1、
鹿児島実業1、武岡台1、鹿児島2、種子島中央1、楠隼1
 

歯学部 17(ラ・サール除き15)  旧帝大除き15(ラ・サール除き13)
薬学部   31(ラ・サール除き26)  旧帝大除き22(ラ・サール除き 19)

 平成30年度国公立大学歯学部・薬学部
大学学部 高校
九州大歯学部 鹿屋1、志学館1
東京医科歯科大歯学部 ラ・サール1
九州歯科大歯学部 志學館1
長崎大歯学部 出水中央1
鹿児島大学歯学部 鶴丸3、志学館2、鹿児島玉龍2、鹿児島1、鹿児島実業1、樟南1、
ラ・サール1、尚志館1
小計 17(うちラ・サール2)
旧帝大除き15(うちラ・サール2)
志学館4、鶴丸3、ラ・サール2、鹿児島玉龍2、鹿児島1、樟南1、
出水中央1、尚志館1、鹿児島実業1、鹿屋1
京都大学薬学部 ラ・サール1
大阪大学薬学部 ラ・サール1
九州大学薬学部 鶴丸5、甲南1、尚志館1
千葉大学薬学部 志学館1
岐阜薬科大薬学部 楠隼1
静岡県立大薬学部 ラ・サール1
名古屋市立大学薬学部 鹿児島玉龍1、甲南1
広島大学薬学部 鹿児島玉龍1、加治木1
長崎大学薬学部 鶴丸2、鹿児島玉龍2、志学館2、甲南1、神村学園1、ラ・サール1
熊本大学薬学部 鶴丸1、甲南1、指宿1、加治木1、加世田1、ラ・サール1
小計 31(うちラ・サール5)
旧帝大除き22(うちラ・サール3)
ラ・サール5、鶴丸8、志学館3、甲南4、尚志館1、楠隼1、
加世田1、鹿児島玉龍4、指宿1、神村学園1、加治木2
 

(平成29年度)

歯学部 26(ラ・サール除き25)  旧帝大除き26(ラ・サール除き25)
薬学部   27(ラ・サール除き25)  旧帝大除き21(ラ・サール除き 20)

 平成29年度国公立大学歯学部・薬学部
大学学部 高校
九州歯科大歯学部 志学館1
長崎大歯学部 鶴丸1
鹿児島大学歯学部 鶴丸7、志学館4、鹿児島中央3、樟南3、ラ・サール1、大島1、
鹿児島玉龍1、甲南1、加世田1、鹿児島第一1、池田学園池田1
小計 26(うちラ・サール1)
旧帝大除き26(うちラ・サール1)
鶴丸8、志学館5、鹿児島中央3、樟南3、ラ・サール1、鹿児島玉龍1、
鹿児島第一1、大島1、甲南1、加世田1、池田学園池田1
京都大学薬学部 ラ・サール1
大阪大学薬学部 鶴丸1
東北大学薬学部 鶴丸1
九州大学薬学部 鶴丸1、鹿児島玉龍1、鹿児島中央1
千葉大学薬学部 鶴丸1
岐阜薬科大薬学部 志学館1、樟南1
岡山大学薬学部 志学館1
名古屋市立大学薬学部 鶴丸1
広島大学薬学部 ラ・サール1
長崎大学薬学部 鶴丸3、甲南1、川内1、鹿児島実業1、志学館1
熊本大学薬学部 鶴丸4、鹿児島中央1、加世田1、甲南1、樟南1
小計 27(うちラ・サール2)
旧帝大除き21(うちラ・サール1)
ラ・サール2、鶴丸12、志学館3、甲南2、鹿児島中央2、樟南2、
加世田1、鹿児島玉龍1、川内1、鹿児島実業1
 

 
(平成28年度)

歯学部 24(ラ・サール除き20)  旧帝大除き20(ラ・サール除き16)
薬学部   21(ラ・サール除き14)  旧帝大除き15(ラ・サール除き  9)

 平成28年度国公立大学歯学部・薬学部
大学学部 高校
九州大学歯学部 鹿児島玉龍2、鶴丸1、鹿児島1
九州歯科大歯学部 ラ・サール2、鶴丸1
長崎大歯学部 志学館1
鹿児島大学歯学部 鶴丸4、志学館3、ラ・サール2、大島1、加治木1、甲南1、加世田1
鹿児島1、鹿児島第一1、樟南1
小計 24(うちラ・サール4)
旧帝大除き20(うちラ・サール4)
鶴丸6、志学館4、ラ・サール4、鹿児島玉龍2、鹿児島2、大島1
甲南1、加治木1、加世田1、鹿児島第一1、樟南1
大阪大学薬学部 ラ・サール1
九州大学薬学部 鶴丸3、加治木1、甲南1
千葉大学薬学部 ラ・サール1
岐阜薬科大薬学部 甲南1
静岡県立大学薬学部 ラ・サール1
名古屋市立大学医学部 ラ・サール1
広島大学薬学部 加世田1
徳島大学薬学部 ラ・サール2
長崎大学薬学部 ラ・サール1、鶴丸1
熊本大学薬学部 甲南2、加治木1、屋久島1、出水中央1、樟南1
小計 21(うちラ・サール7)
旧帝大除き15(うちラ・サール6)
ラ・サール7、鶴丸4、甲南4、加治木2、加世田1、屋久島1
出水中央1、樟南1
 

(平成27年度)

歯学部 27(ラ・サール除き20)  旧帝大除き25(ラ・サール除き19)
薬学部   20(ラ・サール除き19)  旧帝大除き15(ラ・サール除き15)

 平成27年度国公立大学歯学部・薬学部
大学学部 高校
東北大学歯学部 ラ・サール1
九州大学歯学部 甲南1
東京医科歯科大歯学部歯学科 鹿児島玉龍1
九州歯科大学歯学部歯学科 ラ・サール2、甲南1、鶴丸1、志学館1
長崎大学歯学部 ラ・サール2、れいめい1
鹿児島大学歯学部 鶴丸5、志学館3、池田2、ラ・サール2
鹿児島玉龍1、伊集院1、加治木1
鹿児島純心女子1
小計 27(うちラ・サール7)
旧帝大除き25(うちラ・サール6)
ラ・サール7、鶴丸6、志学館4、甲南2、池田2
鹿児島玉龍2、れいめい1、伊集院1、加治木1
鹿児島純心女子1
京都大学薬学部 鶴丸1
大阪大学薬学部 鶴丸1
九州大学薬学部 鶴丸2、鹿児島中央1
岐阜薬科大学 ラ・サール1
静岡県立大学薬学部 鹿屋1
岡山大学薬学部 鶴丸1
徳島大学薬学部 れいめい1
長崎大学薬学部 鹿児島玉龍1、鹿児島中央1、甲南1、鹿児島第一1
志学館1
熊本大学薬学部 鹿児島玉龍1、鹿児島中央1、鹿児島南1、加世田1
鶴丸1、樟南1
小計 20
鶴丸6、鹿児島中央3、鹿児島玉龍2、ラ・サール1
鹿屋1、れいめい1、甲南1、鹿児島南1、加世田1
樟南1、鹿児島第一1、志学館1

06.02.11:15

平成31年度鹿児島大学医学部医学科の入試状況

鹿児島大学医学部医学科の入学辞退者数は、定員が増加した平成21年度以降増加傾向となっています。
最初に入学辞退者が出たのは、後期日程で平成21年度から出てきており、その後、前期日程で平成27年度から出てきています。
推薦入試はの入学辞退者は、少なくとも近年ではいません。

平成30年度の全国の国公立大学医学部医学科の入学辞退者は以下のとおりとなっています。

国公立大学医学部医学科の入学辞退者が判明した大学の合計を求めると下記のようになっており、年々増加傾向となっている。実際の辞退者数は下記表の値よりも大きい。

国公立大学医学部医学科の入学辞退者数
区分 2013 2014 2015 2016 2017 2018
入学辞退者 90 89 121 134 112 142

 
(インターネット情報)
国公立医学部辞退者は15年前までは全大学合わせても90名程度でしたが、2018年度入試では少なくとも142名以上と激増しました。
国公立医学部辞退者数は東日本の医学部程多い傾向があります。やはり慶應医や慈恵医、日本医科大などを中心に地方国立よりも都内の学費の安い私立医という流れが強まっているからでしょうか。医学部予備校の合格体験記みると東邦や東京医大のような中堅私立医にも地方国立辞退者がいますね。

2018年 国公立大学医学部医学科 入学辞退者数 合計少なくとも142名(過去最多) 各

12名 山梨、東京医科歯科
7名 秋田、福島、横浜市立、新潟、信州
6名 群馬、千葉、富山、奈良県立、愛媛
5名 鳥取
3名 筑波、金沢、福井、岐阜、山口、香川、宮崎、鹿児島
2名 山形、浜松、名古屋、名古屋市立、広島、高知、長崎、琉球
1名 札幌、大阪市立、和歌山県立、島根、岡山、徳島、佐賀、熊本

北海道、東北、弘前、九州、大分は入学辞退者数非公表。特に大分大は追加合格ありとのことだが数は不明。 

後期の受験資格は前期不合格か前期合格校の入学放棄(入学手続きをしない)のいずれかです。
国公立医辞退の他の国公立入学はありません。
国公立医に前期合格で入学辞退し、後期で他の国公立合格入学する場合はありえません。
なぜなら、後期受験校に入学するつもりなら、前期にもその大学を受験するはずです。
国公立医に後期合格で他の国公立入学はありません(断定)。
国公立後期受験者は前期不合格か入学辞退ですから、後期校を入学辞退すれば入学できる国公立はありません。
したがって、国公立医辞退者は浪人か私学入学者です。
ただし、前期国公立医合格入学辞退で後期国公立入学は理屈の上ではあります。でも、そんなことする受験生っているでしょうか? 

以上がインターネット上の情報

このようなことから、入学辞退のケースは以下のものが考えられます。
・国公立大学医学部医学科入学辞退者は、前期で本命の国公立大学医学部医学科が不合格となっ て後期で他の大学を受験して合格したものの浪人したケース
・授業料が免除される自治医科大学、防衛医科大、産業医科大や慶応など私学医学部が有利と判断し、私学医学部に入学したケース
・その他は、早稲田、慶応などの私立大学が本命で、国公立大学医学部医学科をお試し受験したケース

入学辞退者は、定員枠の3%程度ですから、このぐらいの辞退者はいると考えるべきでしょう。
   
   
鹿児島大学医学部医学科の入学辞退者数
区分 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31
前期日程 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1 0
後期日程 0 0 1 1 0 1 0 1 0 2 2 2 2
推薦入試 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
0 0 1 1 0 1 0 1 1 3 2 3 2


鹿児島大学医学部医学科の定員
区分 H18
 06
H19
 07
H20
 08
H21
 09
H22
 10
H23
 11
H24
 12
H25
 13
H26
 14
H27
 15
H28
 16
H29
 17
H30
 18
H31
 19
定員 85 85 85 95 105 107 107 107 107 107 107 107 107 107
一般入試 83 83 83 88 88 90 90 90 90 90 90 90 90 90
前期日程 60 60 60 65 65 67 67 67 67 67 67 67 69 69
後期日程 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23
推薦入試Ⅱ 2 2 2 7 17 17 17 17 17 17 17 17 15 15

06.01.09:33

平成31年度鹿児島大学医学部医学科の入試状況(その2)

高校別の鹿児島大学医学部医学科の入試状況について掲載します。

なお、平成19年度、平成20年度の合格者の出身高校の捕捉率が54%、75%と低いため、参考データとして見てください。

平成21年度以降の捕捉率は、平成21年度の87%、平成22年度以降は93%以上となっています。平成27年度は97%、平成28年度、平成29年度は100%、平成30年95%、平成31年度99%となっています。

【各高校の合格者数】
鶴丸は、平成31年度32人で、平成19年度以降最高となっています。
この理由は医学部志向が強まったこととラサールの合格者数が減ったことにあるとおもいます。

ラ・サールは、平成31年度は平成20年度に次いで少ない10人となっています。
国公立大学全体では68人が合格していますが、昨年に比較すると18人減少しています。

志學館高等部は、近年では最低の合格者数だった平成28年度と同じ4人となっています。

池田は2年連続で合格者0人となりましたが、平成29年度以降1人合格しています。
鹿児島玉龍は、昨年5人合格しましたが、今年は合格者がいませんでした。

鶴丸、ラ・サール、志学館、池田、甲南の合計の合格者数が49人(57人)と大幅に減少していますがこれはラ・サールの減少によるものです。
それ以外の県内高校の合格者数が10人(12人)となり、県内合格者は59人(69人)となり、近年で最高だった平成29年度から減少傾向となっています。

鹿児島県内の高校の合格者の占める割合は、10人増員して定員95人となった平成21年度は64%となっています。
さらに定員が10人増加し105人となった平成22年度は74%まで増加しました。これは、鹿児島県内の高校出身者のみが受験可能な推薦入試の募集定員が10人増加し、鶴丸高校と池田
高校の合格者が増加したためです。

平成23年度以降は、平成25年度を除き、鹿児島県内高こうこう校の占める割合は60%程度となっています。(平成25年度65%)
また、一般入試に占める割合も、平成25年度を除き、鹿児島県内高校の占める割合は50%程度となっています。(平成25年度59%)

区分  H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31
定員 85 85 85 95 105 107 107 107 107 107 107 107 107 107
一般入試 83 83 83 88 88 90 90 90 90 90 90 90 90 90
 前期日程 60 60 60 65 65 67 67 67 67 67 67 67 69 69
 後期日程 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23
推薦入試Ⅱ 2 2 2 7 17 17 17 17 17 17 17 17 15 15
鶴丸 20 15 16 26 22 14 28 18 17 24 27 29 32
ラ・サール 11 9 17 15 13 21 16 21 21 14 23 18 10
志学館高等部 5 9 8 10 10 6 7 9 11 4 6 7 4
池田学園池田 2 3 3 7 1 4 2 1 0 0 1 1 1
甲南 1 2 4 3 4 2 1 2 2 4 2 2
小計 38
 45%
37
 44%
46
 48%
62
 59%
49
 46%
49
 46%
55
 51%
50
 47%
51
 48%
44
 41%
61
 57%
57
53%
49
46%
鹿児島玉龍 1 4 1 3 2 5
川内 1 2 1 1 3 1 1
加世田 2 1 1 1 2 1 1
大島 1 1 1
樟南 1 1 1 3 3 2
出水中央 2 1
加治木 1 2 1 1 1 4 2 3 2
鹿屋 3 3 2 1
鹿児島
第一
3 2 1 1 1 3 2 2 1
鹿児島修学館 1 2 1 1 2 2
鹿児島中央 1 1 1 1 1
神村学園
高等部
1 1 1 1 1
甲陵 1
川辺 1 1
出水 1 1 1 2
鳳凰 1 1 1
鹿屋中央 1 1 1 1
大口明光学園 1 1
鹿児島実業 1 1 1 2 1
れいめい 1 4 1 1 1
錦江湾 1
尚志館 1 2 1 1
伊集院 1 1
徳之島 1 11
指宿 1 1
鹿児島純心 1 1
沖永良部 1
楠隼 1
与論 1
高校認定 1 1
小計 4 3 15 16 12 13 15 11 13 21 17 12 12
鹿児島県内
小計
42
49%
40
47%
61
64%
78
74%
61
57%
62
58%
70
65%
61
57%
64
60%
65
  61%
78
73%
69
64%
61
 57%
一般入試合格 40
48%
38
46%
54
61%
61
69%
44
49%
45
50%
53
59%
44
49%
47
52%
48
  53%
61
  68%
54
60%
44
49%

05.31.07:02

平成31年度鹿児島大学医学部医学科の入試状況

鹿児島大学医学部医学科の入試状況について掲載します。

鹿児島大学医学部医学科は、医師不足を背景にして医学部の定員増を図るとする国の方針転換にともなって、平成20年度までの定員は85人に抑えられていましたが、平成21年度95人(10人増)、平成22年度105人(10人増)、平成23年度以降は107人(2人増)と3ヵ年で22人、26%の定員増となっています。

推薦入試Ⅱは、一定期間鹿児島県内地域医療に在職することを前提とした地域枠となっており、鹿児島県内高校の出身者のみが受験できます。



鹿児島大学医学部医学科
区分 H18
2006
H19
2007
H20
2008
H21
2009
H22
2010
H23
2011
H24
2012
H25
2013
H26
2014
H27
2015
H28
2016
H29
2017
H30
2018
H31
2019
定員 85 85 85 95 105 107 107 107 107 107 107 107 107 107
一般入試 83 83 83 88 88 90 90 90 90 90 90 90 90 90
前期日程 60 60 60 65 65 67 67 67 67 67 67 67 69 69
後期日程 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23
推薦入試Ⅱ 2 2 2 7 17 17 17 17 17 17 17 17 15 15

 
鹿児島大学医学部医学科の定員は、段階的に増員され、平成21年度10人増員され95人に、さらに平成22年度に10人増員され105人に、平成23年度2人増員され、107人になっています。
これに伴い、一般入試前期日程募集定員5人、推薦入試募集定員17人増加しています。

平成22年度入試では、定員が10人増となり、総定員105人となり、増員分は全て推薦入試枠となっています。
平成23年度入試では、定員が2人増となり、この定員は前期日程の一般入試に割り振られました。
 
平成30年度入試では、前期日程の定員が2人増の69人、推薦入試の定員が2人減の15人となっています。

  推薦入試は、各学部が各高校2人までの推薦であるのに対して、医学部医学科は各高校5人までとなっており、高校の学力に配慮して各高校の枠が大きくなっており、推薦入試は鹿児島県内の高校に限定されています。

このように鹿児島県内の高校に限定しているのは、定員増が地域医療の充実に増員されたもので、これまで各地方大学において所在する都道府県の出身高校の合格者の割合が小さく、地元の地域医療への従事者が少ないことに配慮したものです。

推薦入試では、
①医学部医学科は鹿児島県内の高等学校を卒業した者及び当該年3月卒業見込みの者となっており、鹿児島県内の高校に限定されています。
②高等学校の学習成績概評がA以上で,鹿児島県における地域医療に従事しようとする強い意欲と情熱を持つ者、へき地を含む地域医療に従事することが可能で,鹿児島県から貸与される修学資金の受給を確認できる者となっており、鹿児島県の地域医療従事が条件となっています。

推薦入試の選抜方法
区   分 教科 科     目 配点 合計 選 抜 方 法
センター試験 国語
社会
数学

理科
英語

世B,日B,地理Bから1
数Ⅰ・数A
数Ⅱ・数B
生Ⅰ,化Ⅰ,物Ⅰから2
200
100
200

200
200
900 医学部医学科及び歯学部歯学科は,大学入試センター試験,面接,出身高等学校の調査書及び高等学校長の推薦書を総合判定し,合否を決定します。

面接は、5段階で評価されます。
また、面接の配点はありませんので、合計点ではなく、上記のように総合判定で行われます。
したがって、同点となることはありません。

センター試験で一定の学力を確保した上で、面接、調査書の内容が合否に影響を与えると思います。
面 接 その他  医学部医学科では,個人面接(20分)を行います。
注)H25年度入試より面接用作文は廃止されます。

05.30.17:20

平成31年度鶴丸高校の国公立大学の合格実績

鶴丸高校の平成22年度以降の国公立大学合格実績をみると、難関大学の合格者数が平成24年度が最少となっています。

この原因は以下のとおりと考えられます。

平成24年度の受験生は、平成20年度入学の浪人組と平成21年度入学の現役組です。

平成20年度の入試は、一般入試の受験倍率が1.38と高い一方で、高校入試の平均点が262.6点と過去最高を記録しました。

このため、合格ラインが387点と非常に高く(成績開示の情報では390点でも不合格した生徒もいました)、得点差がつかず、単純ミスが少なかった生徒が合格する入試でした。

したがって、受験倍率は高かかったものの、超難関大学(東大・京大・医学部医学科)のレベルの学力層はある程度確保されたものの、九大等難関大学合格レベルの学力層で不合格となる生徒
が多かったため、平成20年度入学の浪人組の層が薄い状況となったものと思われます。
平成20年度入学組の浪人の難関国公立大学合格者数は54人と例年に比較して少なくなっています。
平成21年度入学以降の浪人の難関国公立大学合格者数は、H21 64人、H22 64人、H23 55人、H24 66人、H25 64人、H26 63人、H27 53人、H28 61人 平均61.2人となっており、H20年入学組は7人程度下回っています。

平成20年度入学組の現役の難関国公立大学合格者数は55人となっており、例年の合格者数レベルに達しています。これは、高校入試の平均点が上がっても、難関大学に現役で合格する学力上位レベルの生徒は減少していないものと思われます。
平成21年度入学以降の現役の難関国公立大学合格者数は、H21 36人、H22 48人、H23 45人、H24 60人、H25 64人、H26 50人、H27 47人、H28 53人 平均50人となっており、H20年入学組はそれを上回っています。 
 
また、平成21年度は、前年度が1.38と高倍率であったことから、鶴丸を敬遠して甲南にシフトした生徒が多く、倍率が1.15と平成18年度以降最低となり、難関大学合格レベル層が減ったものと思われます。平成21年度入学者は36人と激減しています。
 
この2つの要因により、平成24年度の入試では、現役、浪人とも難関大学の合格者が減少し、大幅に難関大学の合格者を減らす結果となったのではないかと分析しています。

(公立高校入試の平均点)
平成23年度までは、平均点が240点を上回る年が多かったのですが、平成24年度以降は240点を下回っています。
 ここ3年間は238点台となっています。
 
    
  
   
鶴丸高校の受験倍率(一般入試)
年度 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30
倍率 1.26 1.18 1.38 1.15 1.32 1.24 1.30 1.41 1.27 1.24 1.31 1.25 1.28

05.29.14:12

平成31年度鶴丸高校の大学合格実績(その7)

鶴丸高校の国公立大学の合格者数から偏差値別分布状況を推計してみます。
偏差値は、進研模試の偏差値を採用しています。
東大現役合格レベルを偏差値78以上、京大現役合格・東大浪人合格・九大医学部浪人合格レベルを偏差値74~78などと設定すると以下のようになります。


 鶴丸高校の偏差値別分布状況
偏差値 78以上 74~78 72~74 70~72 68~70 66~68
現役合格 東大現役 京大現役 医学部現役 S2大現役 S3大現役 A1大現役
浪人合格 東大浪人
九大医学部
京大浪人 医学部浪人 S2大浪人 S3大浪人
平成31年卒
現役 3 3 14 12 21 35
浪人
平成30年卒 1 10(11) 18 26(25) 36 41(40)
現役 1 2 14 3 27 22
浪人 8(9) 4 23(22) 9 19(18)
平成29年卒 5 10(12) 16 28(26) 33(32) 44(43)
現役 5 2 12 9 22 21
浪人 8(10) 4 19(17) 11(10) 23(22)
平成28年卒 5 9 16 26 47 47
現役 5 2 12 6 27 27
浪人 7 4 20 20 20
平成27年卒 6 12(14) 21 25(23) 43 60(58)
現役 6 3 12 6 33 39
浪人 9(11) 9 19(17) 10 21(19)
平成26年卒 4 6(7) 17 25(24) 29 42(41)
現役 4 2 12 7 20 23
浪人 4(5) 5 18(17) 9 19(18)
平成25年卒 3 11 19 29 24 54
現役 3 2 14 13 16 26
浪人 9 5 16 8 28
平成24年卒 5 8(9) 9 27(26) 33 40(39)
現役 5 1 5 4 21 22
浪人 7(8) 4 23(22) 12 18(17)
平成23年卒 8 10(11) 14 19(18) 38 45(44)
現役 8 3 8 8 28 24
浪人 7(8) 6 11(10) 10 21(20)
平成22年卒 5 18 12 32 42 38
現役 5 1 9 9 28 20
浪人 17 3 23 14 18
(   )は、大阪大医学部、九大医学部を考慮した場合

偏差値 78以上 74~78 72~74 70~72 68~70 66~68 合計 備考
平成30年卒 1 11 18 25 36 40 131
平成29年卒 5 12 16 26 32 43 134
平成28年卒 5 9 16 26 39 47 142
平成27年卒 6 14 21 23 43 58 165
平成26年卒 4 7 17 24 29 41 122
平成25年卒 3 11 19 29 24 54 140
平成24年卒 5 9 9 26 33 39 121
平成23年卒 8 11 14 18 38 44 133
平成22年卒 5 18 12 32 42 38 147
平均 4.7 11.3 15.7 25.4 35.1 44.8 137.2


合格した国公立大学の偏差値から見ると
平成30年卒生は、偏差値78以上の層が少ない傾向にあります。
平成29年卒生は、偏差値66~70の層が少ない傾向にあります。
平成28年卒生は、偏差値68~72の層が多い傾向にあります。
平成27年卒生は、偏差値72~74の層、偏差値66~68の層が多い傾向にあります。
平成26年卒生は、偏差値74~78の層が少ない傾向にあります。
平成25年卒生は、偏差値68~70の層が少ない傾向にあります。
平成24年卒生は、偏差値72以上が少ない傾向にあります。
平成23年卒生は、偏差値70~72の層が少ない傾向にあります。

 
 
   
            
  
  
    鶴丸高校の偏差値別分布状況(累計順位)
 偏差値 78以上 74~78 72~74 70~72 68~70 66~68
現役合格 東大現役 京大現役 医学部現役 S2大現役 S3大現役 A1大現役
浪人合格 東大浪人
九大医学部
京大浪人 医学部浪人 S2大浪人 S3大浪人
平成30年卒 1 2~12 13~30 31~55 56~91 92~131
現役 1 2 14 3 27 22
浪人 9 4 22 9 18
平成29年卒 1~5 6~17 18~33 34~59 60~91 92~134
現役 5 2 12 9 22 21
浪人 10 4 17 10 22
平成28年卒 1~5 6~14 15~30 31~56 57~95 96~142
現役 5 2 12 6 27 21
浪人 7 4 20 12 22
平成27年卒 1~6 7~20 21~41 42~64 65~107 108~165
現役 6 3 12 6 33 39
浪人 9(11) 9 17(15) 10 21(19)
平成26年卒 1~4 5~11 12~28 29~52 53~81 82~122
現役 4 2 12 7 20 23
浪人 4(5) 5 18(17) 9 19(18)
平成25年卒 1~3 4~14 15~33 34~62 63~86 87~140
現役 3 2 14 13 16 26
浪人 9 5 16 8 28
平成24年卒 1~5 6~14 15~23 24~49 50~82 83~121
現役 5 1 5 4 21 22
浪人 7(8) 4 23(22) 12 18(17)
平成23年卒 1~8 9~19 20~33 34~51 52~89 90~133
現役 8 3 8 8 28 24
浪人 7(8) 6 11(10) 10 21(20)
平成22年卒 1~5 6~23 24~35 36~67 67~109 110~147
現役 5 1 9 9 28 20
浪人 17 3 23 14 18

合格した国公立大学の偏差値の累計から見ると
平成22年卒生は上位で推移していて、平成24年卒生は下位で推移しています。
平成23年卒生と平成25年卒生が、中位で推移しています。
平成24年卒生は、偏差値72以下で上位を占めています。現役合格を念頭に志望大学を下位に変更した結果かもしれません。(九州大学、熊本大学にシフト)

つまり、平成22年卒生の国公立大学実績が高かったことがわかります。
 
また、平成27年卒も上位で推移しており、偏差値66~68では最上位となっています。


下の表は、平成25年3月卒業生の進研模試の偏差値分布です。
鶴丸高校の受験者数は、284人と受験者数が90%程度ですが、合格した大学の偏差値との相関があることがわかります。


進研模試(高校2年生:平成24年1月)高校別偏差値分布(順位)
偏差値 80以上 78~80 76~78 74~76 72~74 70~72 68~70 66~68
現役 東大現役 京大現役 医学部現役 S2大現役 S3大現役 A1大現役
浪人 東大浪人 京大浪人 医学部浪人 S2大浪人 S3大浪人
鶴丸 1 2~9 10~17 18~30 31~52 53~73 74~105 106~131
志学館 1 2 3~6 7~15 16~19 20~29 30~38 39~42
甲南   1 2~5 6~7 8~11 12~20 21~41 42~73
鹿児島中央   1       2~3 4~8 9~20
鹿児島玉龍 1 2 3~4 5~7 8~11 12~20 21~27 28~35
加治木   1 2 3 4 5~7 8~12 13~20
 
平成25年卒生の合格した国公立大学の偏差値分布と高2年1月の進研模試の偏差値分布を比較すると以下のグラフになります。
これを見ると、試験模試の偏差値の生徒数が合格実績より高いことがわかります。
つまり、偏差値で2程度のずれがあり、模試の結果からすると偏差値74~78の階層が10人程度少ない状況となっています。

なお、難関国公立大学の他に、熊本大学薬学部や長崎大学薬学部、慶応大学や早稲田大学への進学者もおり、これらの進学者はS3大学レベルに相当することから、この点を考慮する必要があります。


05.26.13:52

平成31年度鶴丸高校の国公立大学合格実績(その6)

S3大学(九州大学、東北大学、名古屋大学、神戸大学)の合格者数について分析してみます。なお、実際は北海道大学は、A1大学です。
 
  (九州大学合格者数)
 九州大学の合格者の合計は、平成20年度47人、平成21年度45人、平成22年度は48人、平成23年度は37人、平成24年度は37人、平成25年度は29人、平成26年度は37人、平成27年度は47人と5年ぶりに40人台となりました。
しかし、平成28年度は36人、平成29年度は同じく36人となりました。
平成30年度は41人と40人台に回復しました。
平成31年度は30人に減少しました。
  
   九州大学の現役合格者の合計は、平成20年度34人、平成21年度26人、平成22年度は24人、平成23年度は27人、平成24年度は19人、平成25年度は15人、平成26年度は16人、平成27年度は32人と7年ぶりに30人台となりました。
しかし、平成28年度は24人に減少し、平成29年度は20人になりました。
平成30年度は24人と、3年連続で20人台となりました。
平成31年度は18人となりました。
  
 一方、九州大学の浪人合格者の合計は、平成20年度13人、平成21年度19人、平成22年度は24人、平成23年度は10人、平成24年度は18人、平成25年度は14人、平成26年度は21人、平成27年度は15人、平成28年度は12人、平成29度は16人となっています。
平成30年度は、17人となりました。
平成31年度は、12人となっています。

 九州大学合格者数(現役・浪人別)
年度 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
47 45 48 37 37 29 37 47 36 36 399 39.9 41 30
現役 32 26 24 27 19 15 16 32 24 20 237 23.7 24 18
浪人 13 19 24 10 18 14 21 15 12 16 162 16.2 17 12
現役
占有率
72.3 42.2 50.0 73.0 51.4 51.7 43.2 68.1 66.1 55.6 59.4 36.0 58.5 60.0

 浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。

平成20年卒53人、平成21年卒50人、平成22年卒は34人、平成23年卒は45人、平成24年卒は33人、平成25年卒は36人、平成26年卒は31人、平成27年卒は44人、平成28年卒は40人となり、若干回復傾向にあります。
平成29年卒は37人、平成30年卒は36人と再び30人台となっています。
 
九州大学合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業年 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30
53 50 34 45 33 36 31 44 40 37 403 40.3 36
現役 34 26 24 27 19 15 16 32 24 20 237 23.7 24
浪人 19 24 10 18 14 21 15 12 16 17 166 16.6 12

 (東北大学・名古屋大学・神戸大学合格者数)
  東北大学・名古屋大学・神戸大学の合格者の合計は、平成22年度は6人、平成23年度は9人、平成24年度は5人、平成25年度は5人、平成26年度は9人、平成27年度は5人、平成28年度は14人、平成29年度は6人となっています。
平成28年度が最高となっています。
平成30年度は9人となっています。
平成31年度は10人となっています。
 
 東北大学・名古屋大学・神戸大学の現役合格者の合計は、平成22年度は4人、平成23年度は1人、平成24年度は2人、平成25年度は1人、平成26年度は4人、平成27年度は1人、平成28年度は5人、平成29年度は2人となっています。
平成28年度が最高となっています。平成30年度、平成31年度は3人となっています。


一方、東北大学・名古屋大学・神戸大学の浪人合格者の合計は、平成22年度は2人、平成23年度は8人、平成24年度は3人、平成25年度は4人、平成26年度は5人、平成27年度は4人、平成28年度は9人、平成29年度は4人となっています。
平成28年度が最高となっています。平成30年度は6人、平成31年度は7人となっています。

  
   東北大学・名古屋大学・神戸大学合格者数(現役・浪人別)
年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
6 9 5 5 9 5 14 6 59 7.4 9 10
現役 4 1 2 1 4 1 5 2 20 2.5 3 3
浪人 2 8 3 4 5 4 9 4 39 4.9 6 7
現役占有率 66.7 11.1 40.0 20.0 44.4 20.0 35.7 33.3 33.9 33.3 30.0

 浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。
 
  平成22年卒は12人、平成23年卒は4人、平成24年卒は6人、平成25年卒は6人、平成26年卒は8人、平成27卒は10人、平成28卒は9人となっています。平成22年度が最高の12人のあと、平成23年卒が4人と最低となっています。
平成29年卒は8人、平成30年卒は10人となっています。

   
東北大学・名古屋大学・神戸大学・合格者数(卒業年・現役・浪人別)
卒業年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 平均 H30
12 4 6 6 8 10 9 8 63 7.9 10
現役 4 1 2 1 4 1 5 2 20 2.5 3
浪人 8 3 4 5 4 9 4 6 43 5.3 7
 
(S3大学の合格者数)
S3大学(東北大学・名古屋大学・神戸大学・九州大学)の合格者の合計は、平成22年度は54、平成23年度は46人、平成24年度は42人、平成25年度は34人、平成26年度は46人、平成27年度は52人、平成28年度は50人、平成29年度は42人となっています。平成30年度は50人、平成31年度は40人となっています。

 S3大学(東北大学・名古屋大学・神戸大学・九州大学)の現役合格者の合計は、平成22年度は28人、平成23年度は28人、平成24年度は21人、平成25年度は16人、平成26年度は20人、平成27年度は33人、平成28年度は29人、平成29年度は22人となっています。平成30年度は27人、平成31年度は21人となっています。

一方、S3大学(東北大学・名古屋大学・神戸大学・九州大学)の浪人合格者の合計は、平成22年度は26人、平成23年度は18人、平成24年度は21人、平成25年度は18人、平成26年度は26人、平成27年度は19人、平成28年度は21人、平成29年度は20人となっています。平成30年度は23人、平成31年度は19人となっています。

S3大学(東北大学・名古屋大学・神戸大学・九州大学)(現役・浪人別)
年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
54 46 42 34 46 52 50 42 366 45.8 50 40
現役 28 28 21 16 20 33 29 22 197 24.6 27 21
浪人 26 18 21 18 26 19 21 20 169 21.1 23 19
現役占有率 51.9 60.9 50.0 47.1 43.5 63.5 58.0 52.4 53.8 58.0 54.0 50.3

  浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。
 
 平成22年度は44平成23年卒は49人、平成24年卒は39人、平成25年卒は42人、平成26年卒は39人、平成27年卒は54人、平成28年卒は49人となっています。
平成29年卒は45人、平成30年卒は46人となっています。
平成27年卒が最高の54人、平成24年卒と平成26年卒が39人と最低となっています。

S3大学(九州大学・東北大学・名古屋大学・神戸大学・合格者数)(卒業年・現役・浪人別)
卒業年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 平均 H30年
46 49 39 42 39 54 49 45 363 45.4 46
現役 28 28 21 16 20 33 29 22 197 24.6 27
浪人 18 21 18 26 19 21 20 23 166 20.8 19


     

05.25.22:01

平成31年度鶴丸高校の国公立大学合格実績(その5)

今回は、鶴丸高校のS2大学の一橋大学、東京工業大学、大阪大学の合格実績について分析してみます。 
 
  (一橋大学合格者数)
一橋大学の合格者の合計は、平成22年度は7人、平成23年度は4人、平成24年度は3人、平成25年度は6人、平成26年度は0人、平成27年度は1人、平成28年度は2人、平成29年度は1人、平成30年度は2人、平成31年度は6人となっています。
 
  一橋大学の現役合格者の合計は、平成22年度は0人、平成23年度は2人、平成24年度は1人、平成25年度は4人、平成26年度は0人、平成27年度は0人、平成28年度は1人、平成29年度は0人、平成30年度は1人、平成31年度は4人となっています。
 
  一方、一橋大学の浪人合格者の合計は、平成22年度は7人、平成23年度は2人、平成24年度は2人、平成25年度は2人、平成26年度は0人、平成27年度は1人、平成28年度は1人、平成29年度は1人、平成30年度は1人、平成31年度は2人となっています。

一橋大学合格者数(現役・浪人別)
年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
7 4 3 6 0 1 2 1 24 3.0 2 6
現役 0 2 1 4 0 0 1 0 8 1.0 1 4
浪人 7 2 2 2 0 1 1 1 16 2.0 1 2
現役
占有率
0.0 50.0 33.3 66.7 0.0 50.0 0.0 33.3 50.0 66.7

 浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。
  
平成22年卒は2人、平成23年卒は4人、平成24年卒は3人、平成25年卒は4人、平成26年卒は1人、平成27年卒は1人、平成28年卒は2人、平成29年卒は1人、平成30年卒は3人となっています。

 一橋大学合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 平均 H30
2 4 3 4 1 1 2 1 18 2.3 3
現役 0 2 1 4 0 0 1 0 8 1.0 1
浪人 2 2 2 0 1 1 1 1 10 1.3 2


  
  (東京工業大学合格者数)
東京工業大学の合格者の合計は、平成22年度は2人、平成23年度は4人、平成24年度は7人、平成25年度は5人、平成26年度は3人、平成27年度は1人、平成28年度は3人、平成29年度は4人、平成30年度は3人、平成31年度は1人となっています。
 
 東京工業大学の現役合格者の合計は、平成22年度は1人、平成23年度は0人、平成24年度は1人、平成25年度は1人、平成26年度は0人、平成27年度は0人、平成28年度は1人、平成29年度は0人、平成30年度は0人、平成31年度は1人となっており、3年ぶりに合格しています。
 
  一方、東京工業大学の浪人合格者の合計は、平成22年度は1人、平成23年度は4人、平成24年度は6人、平成25年度は4人、平成26年度は3人、平成27年度は1人、平成28年度は2人、平成29年度は4人、平成30年度は3人、平成31年度は0人となっており、最近では初めて0人となっています。

 東京工業大学合格者数(現役・浪人別)
年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
2 4 7 5 3 1 3 4 29 3.6 3 1
現役 1 0 1 1 0 0 1 0 8 1.0 0 1
浪人 1 4 6 4 3 1 2 4 21 2.6 3 0
現役
占有率
50.0 0.0 14.3 20.0 0.0 0.0 33.3 0.0 27.6 0.0 100.0

 浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。
 
平成22年卒5人、平成23年卒は6人、平成24年卒は5人、平成25年卒は4人、平成26年卒は1人、平成27年卒は2人、平成28年卒は5人、平成29年卒は3人となります。
平成30年卒は0人となります。
 
  東京工業大学合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 平均 H30年
5 6 5 4 1 2 5 3 31 3.8 0
現役 1 0 1 1 0 0 1 0 4 0.5 0
浪人 4 6 4 3 1 2 4 3 27 3.4 0

 
(大阪大学合格者数)

大阪大学の合格者の合計は、平成22年度は15人、平成23年度は14人、平成24年度は4人、平成25年度は14人、平成26年度は12人、平成27年度は13人、平成28年度は11人、平成29年度は16人となっています。最近では、最多です。
平成30年度は9人、平成31年度は14人となっています。
  
  大阪大学の現役合格者の合計は、平成22年度は8人、平成23年度は6人、平成24年度は2人、平成25年度は8人、平成26年度は7人、平成27年度は6人、平成28年度は4人、平成29年度は9人、平成30年度は2人と、平成31年度は7人となっています。
 
  一方、大阪大学の浪人合格者の合計は、平成22年度は7人、平成23年度は8人、平成24年度は2人、平成25年度は6人、平成26年度は5人、平成27年度は7人、平成28年度は7人、平成29年度は7人、平成30年度は7人となっています。

 大阪大学合格者数(現役・浪人別)
年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
15 14 4 14 12 13 11 16 99 12.4 9 14
現役 8 6 2 8 7 6 4 9 50 6.3 2 7
浪人 7 8 2 6 5 7 7 7 49 6.1 7 7
現役
占有率
53.3 42.9 50.0 57.1 52.5 46.2 36.4 56.3 50.5 22.2 50.0

 浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。
  
平成22年卒は16人、平成23年卒は8人、平成24年卒は8人、平成25年卒は13人、平成26年卒は14人、平成27年卒は13人、平成28年卒は11人、平成29年卒は16人、平成30年卒は9人となっています。

 大阪大学合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 平均 H30卒
16 8 8 13 14 13 11 16 99 12.3 9
現役 8 6 2 8 7 6 4 9 50 6.3 2
浪人 8 2 6 5 7 7 7 7 49 6.1 7

(S2大学 一橋大学・東京工業大学・大阪大学合格者数)

一橋大学・東京工業大学・大阪大学合格者数の合計は、平成22年度は24人、平成23年度は22人、平成24年度は14人、平成25年度は25人、平成26年度は15人、平成27年度は15人、平成28年度は16人、平成29年度は21人、平成30年度は14人。平成31年度は21人となっています。
 
 S2大学 一橋大学・東京工業大学・大阪大学の現役合格者の合計は、平成22年度は9人、平成23年度は8人、平成24年度は4人、平成25年度は13人、平成26年度は7人、平成27年度は6人、平成28年度は6人、平成29年度は9人、平成30年度は3人、平成31年度は12人となっています。
平成30年度の現役合格者数は近年では最低となっています。

 
  一方、S2大学 一橋大学・東京工業大学・大阪大学の浪人合格者の合計は、平成22年度は15人、平成23年度は14人、平成24年度は10人、平成25年度は12人、平成26年度は8人、平成27年度は7人、平成28年度は10人、平成29年度は12人、平成30年度は11人、平成31年度は9人となっています。

 S2大学 一橋大学・東京工業大学・大阪大学合格者数(現役・浪人別)
年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
24 22 14 25 15 15 16 21 152 19.0 14 21
現役 9 8 4 13 7 6 6 9 62 7.8 3 12
浪人 15 14 10 12 8 9 10 12 90 11.2 11 9
現役
占有率
37.5 36.4 28.6 52.0 46.7 40.0 37.5 42.9 40.8 21.4 57.1

 浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。
  
平成22年卒は23人、平成23年卒は18人、平成24年卒は16人、平成25年卒は21人、平成26年卒は16人、平成27年卒は16人、平成28年卒は18人、平成29年卒は20人、平成30年卒は12人となっています。

 S2大学 一橋大学・東京工業大学・大阪大学合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 平均 H30年
23 18 16 21 16 16 18 20 148 18.5 12
現役 9 8 4 13 7 6 6 9 62 7.8 3
浪人 14 10 12 8 9 10 12 11 86 10.8 9

05.24.14:20

平成31年度鶴丸高校の国公立大学合格実績(その4)

平成31年度の鶴丸高校の国公立大学の合格実績を加味して分析してみました。

平成15年度以降の鶴丸高校の国公立大学の合格実績を分析してきましたが、特に平成24年度の難関大学(S3大学以上)合格実績が現役、浪人生とも落ち込んでいることがわかりました。

 
国公立大学の合格者数の現役・浪人の区分は、今まで東大、京大、九大、国公立大医学部など一部大学について週刊誌で掲載されていましたが、平成22年度から鶴丸高校のホームページで全大学について現役と浪人の区分が掲載され、実態がわかってきました。

(東京大学合格者数)
東京大学の合格者の合計は、平成20年度22人、平成21年度14人、平成22年度は15人、平成23年度は25人、平成24年度は12人、平成25年度は10人、平成26年度は13人、平成27年度は10人、平成28年度は14人、平成29年度は12人となっており、若干減少傾向にあります。
平成30年度は9人と一桁となり、平成31年度も9人となっています。

 東京大学の現役合格者の合計は、平成20年度8人、平成21年度7人、平成22年度は5人、平成23年度は8人、平成24年度は5人、平成25年度は3人、平成26年度は4人、平成27年度は6人、平成28年度は5人となっており、同じく若干減少傾向にあります。
平成30年度は1人と、最近では最低となっています。
平成31年度は3人となっています。


一方、東京大学の浪人合格者の合計は、平成20年度14人、平成21年度7人、平成22年度は10人、平成23年度は17人、平成24年度は7人、平成25年度は7人、平成26年度は9人、平成27年度は4人、平成28年度は9人、平成29年度は7人となっており、若干減少傾向にあります。
平成30年度は8人と平年並みとなっています。
平成31年度は6人となっています。


東京大学合格者数(現役・浪人別)
区分 H20
年度
H21
年度
H22
年度
H23
年度
H24
年度
H25
年度
H26
年度
H27
年度
H28
年度
H29
年度
平均 H30
年度
H31
年度
22 14 15 25 12 10 13 10 14 12 147 14.7 9 9
現役 8 7 5 8 5 3 4 6 5 5 56 5.6 1 3
浪人 14 7 10 17 7 7 9 4 9 7 91 9.1 8 6
現役
占有率
36.4 50.0 33.3 32.0 41.7 30.0 30.8 60.0 35.7 41.7 38.1 11.1 33.3

 浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。

平成20年卒15人、平成21年卒17人、平成22年卒は22人、平成23年卒は15人、平成24年卒は12人、平成25年卒は12人、平成26年卒は8人、平成27年卒は15人、平成28年卒は12人となり、減少傾向にあります。
したがって、平成23年卒が必ずしも合格者数が少ないとは言えません。
平成29年卒は13人となっています。
平成30年卒は7人となっており、平成26年卒に次いで少なくなっています。

 
東京大学合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業年 H20年 H21年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 平均 H30年
15 17 22 15 12 12 8 15 12 13 141 14.1 7
現役 8 7 5 8 5 3 4 6 5 5 56 5.6 1
浪人 7 10 17 7 7 9 4 9 7 8 85 8.5 6
  
 
 (京都大学合格者数)

京都大学の合格者の合計は、平成20年度6人、平成21年度4人、平成22年度は4人、平成23年度は6人、平成24年度は7人、平成25年度は6人、平成26年度は7人、平成27年度は8人、平成28年度は11人、平成29年度は6人、平成30年度は6人、平成31年度は7人となっています。

京都大学の現役合格者の合計は、平成20年度1人、平成21年度2人、平成22年度は1人、平成23年度は3人、平成24年度は1人、平成25年度は2人、平成26年度は2人、平成27年度は3人、平成28年度は2人、平成29年度、平成30年度は2人。平成31年度は3人となっており、同じくほぼ一定となっています。

一方、京都大学の浪人合格者の合計は、平成20年度5人、平成21年度2人、平成22年度は3人、平成23年度は3人、平成24年度は6人、平成25年度は4人、平成26年度は5人、平成27年度は5人、平成28年度は9人、平成29年度、平成30年度は4人、平成31年度は4人となっています。
  
京都大学合格者数(現役・浪人別)
区分 H20
年度
H21
年度
H22
年度
H23
年度
H24
年度
H25
年度
H26
年度
H27
年度
H28
年度
H29
年度
平均 H30
年度
H31
年度
6 4 4 6 7 6 7 8 11 6 65 6.5 6 7
現役 1 2 1 3 1 2 2 3 2 2 19 1.9 2 3
浪人 5 2 3 3 6 4 5 5 9 4 46 4.6 4 4
現役
占有率
16.7 50.0 25.0 50.0 14.3 33.3 28.6 37.5 18.2 33.3 29.2 33.3 42.9

  浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。

平成20年卒3人、平成21年卒5人、平成22年卒は4人、平成23年卒は9人、平成24年卒は5人、平成25年卒は7人、平成26年卒は7人、平成27年卒は12人、平成28年卒は6人となり、平成27年卒が12人と最高となっています。
平成29年卒は6人、平成30年卒は6人です。
 
京都大学合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業生 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30
3 5 4 9 5 7 7 12 6 6 64 6.4 6
現役 1 2 1 3 1 2 2 3 2 2 19 1.9 2
浪人 2 3 3 6 4 5 5 9 4 4 45 4.5 4

(国公立大学医学部)
国公立大学医学部の合格者数は、平成20年度22人、平成21年度24人、平成22年度は32人、平成23年度は31人、平成24年度は16人、平成25年度は37人、平成26年度は28人、平成27年度は30人、平成28年度は31人、平成29年度は32人、平成30年度は33人、平成31年度は37人と最高となっています。

 国公立大学医学部の現役合格者の合計は、平成20年度8人、平成21年度12人、平成22年度は9人、平成23年度は8人、平成24年度は5人、平成25年度は14人、平成26年度は12人、平成27年度は12人、平成28年度は12人、平成29年度は12人、平成30年度は14人、平成31年度14人となっています。平成24年度が最低となっています。

一方、国公立大学医学部の浪人合格者の合計は、平成20年度14人、平成21年度12人、平成22年度は23人、平成23年度は23人、平成24年度は11人、平成25年度は23人、平成26年度は16人、平成27年度は18人、平成28年度は19人、平成29年度は20人、平成30年度は19人、平成31年度は23人ととなっています。 

平成31年度は、現役、浪人とも過去最高の合格者と並び、合計で最高となりました。

   
国公立大学医学部合格者数(現役・浪人別)
区分 H20
年度
H21
年度
H22
年度
H23
年度
H24
年度
H25
年度
H26
年度
H27
年度
H28
年度
H29
年度
平均 H30
年度
H31
年度
22 24 32 31 16 37 28 30 31 32 283 28.3 33 37
現役 8 12 9 8 5 14 12 12 12 12 104 10.4 14 14
浪人 14 12 23 23 11 23 16 18 19 20 179 17.9 19 23
現役
占有率
36.4 50.0 28.1 25.8 31.3 37.8 42.9 40.0 38.7 37.5 36.7 42.4 37.8

  浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。

平成20年卒20人、平成21年卒35人、平成22年卒は32人、平成23年卒は19人、平成24年卒は28人、平成25年卒は30人、平成26年卒は30人、平成27年卒は31人、平成28年卒は32人、平成29年卒は31人となり、平成23年卒が19人と最小となっています。
平成30年卒は37人と最高となっています。

 国公立大学医学部合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
卒業生 H20年 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30
20 35 32 19 28 30 30 31 32 31 288 28.8 37
現役 8 12 9 8 5 14 12 12 12 12 104 10.4 14
浪人 12 23 23 11 23 16 18 19 20 19 184 18.4 23

東京大学、京都大学、国公立大学医学部の合格者数の合計は、平成20年度50人、平成21年度42人、平成22年度は51人、平成23年度は62人、平成24年度は35人、平成25年度は53人、平成26年度は48人、平成27年度は48人、平成28年度56人、平成29年度50人、平成30年度は48人、平成31年度は53人となっています。
 
東京大学、京都大学、国公立大学医学部の現役合格者数の合計は、平成20年度13人、平成21年度21人、平成22年度は15人、平成23年度は19人、平成24年度は11人、平成25年度は19人、平成26年度は18人、平成27年度は21人、平成28年度は19人、平成29年度19人、平成30年度は17人、平成31年度は20人となっています。

東京大学、京都大学、国公立大学医学部の浪人合格者数の合計は、平成20年度37人、平成21年度21人、平成22年度は36人、平成23年度は43人、平成24年度は24人、平成25年度は34人、平成26年度は30人、平成27年度は27人、平成28年度は37人、平成29年度31人、平成30年度は31人、平成31年度は33人となっています。

S3大学(東京大学・京都大学・国公立大学)合格者数(現役・浪人別)
区分 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 平均 H30 H31
50 42 51 62 35 53 48 48 56 50 495 49.5 48 53
現役 13 21 15 19 11 19 18 21 19 19 175 17.5 17 20
浪人 37 21 36 43 24 34 30 27 37 31 320 32.0 31 33
現役
占有率
26.0 50.0 29.4 30.6 31.4 35.8 37.5 43.8 33.9 38.0 35.4 35.4 37.7

浪人合格者を全て一浪生と仮定すると(実際には二浪生も存在します。)、卒業年度別の合格者を整理すると以下のようになります。

平成20年卒34人、平成21年卒57人、平成22年卒は58人、平成23年卒は43人、平成24年卒は45人、平成25年卒は49人、平成26年卒は45人、平成27年卒58人、平成28年卒50人、平成29年卒は50人となっています。
平成20年卒が34人と最小でしたが、平成21年度57人まで増加し、平成22年卒も58人と維持しましたが、平成23年卒は43人と前年に比較して15人大幅に減少しています。その後、平成24年卒45人、25年卒49人、26年卒45人と40人台となっていますが、平成27年度は58人と平成22年度と最多タイとなりました。
平成28・29年卒は50人となっています。
平成30年卒も50人となっており、3年連続で50人となっています。

したがって、平成23年卒は、平成20年卒に次いで合格者数が少なくなっています。

S1大学の合格者数は、毎年50人程度で推移していますが、平成31年度は東大合格者が減少する中、医学部医学科の増加によって、例年の合格者数を確保したようになっており、医学部志向が若干強まった年ではなかったかと思われます。
 
S3大学(東京大学・京都大学・国公立大学)合格者数(卒業年別、現役・浪人別)
区分 H20年 H21年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29
平均 H30年
34 57 58 43 45 49 45 58 50 50 489 48.9 50
現役 13 21 15 19 11 19 18 21 19 19 175 17.5 17
浪人 21 36 43 24 34 30 27 37 31 31 314 31.4 33

05.23.07:49

平成31年度鶴丸高校の国公立大学合格実績(その3)

鶴丸高校のS1大学(東大、京大、国公立大学医学部)の現役・浪人の合格者から、卒業年度別合格者数を試算してみます。
浪人合格者数は、全て一浪として試算してみます。

東大・京大・国公立大医学部医学科の卒業年度別合格者数は以下のとおりです。

現役・浪人の合格者数は、2010(H22)、2015(H27)が58人と最大となっており、2010(H22)は浪人の東大合格者数が17人と多かったこと、2015(H27)は京大合格者数が12人と多かったことが要因となっています。

現役の合格者数は、2009(H21)、2015(H27)が21人と最大となっており、2012(H24)が11と最低となっています。特に、国公立大学医学部医学科の現役合格者数が5人と少ないことがその要因です。

現役の東大合格者数は、平成30年度は1人と最低となっています。


浪人の合格者数は、2010(H22)が43人と最大となっており、2011(H23)が24と最低となっています。2011(H23)卒の浪人生が少なかったのは、高校入試の平均点が高く、学力の識別が十分行われなっかったことも起因しているものと思われます。
2018(H30)、2019(H31)は、17人となっており、4年連続で10人台となっています。ほぼ横ばいと思われます。

 国公立大学医学部には、近年、同級生では30~32人が合格していますしたが、2019(H31)は最高の37人となっています。
現役合格者数も12~14人が合格しています。2019(H31)は最高の14人となっています。
平成22年度から、国公立大学医学部医学科の定員数が増加しましたが、平成25年度以降、現役合格者数が二桁の12人以上となっています。
これは、鹿児島大学医学部医学科の定員数の増大によって、現役合格者数が増えたものと思われます。また、鹿児島県内の高校の生徒しか受験できない推薦枠(地域枠)も影響していると思われます。
  
  鶴丸高校の東大・京大・国公立大医学部医学科の卒業年度別合格者数(試算)
                          (  )は現役合格者数
区 分 現役 浪人 合計 東大 京大 国公立大
医学部
2019(H31) 17 3(3) 3(3) 14(14)
2018(H30) 17 33 50 7(1) 6(2) 37(14)
2017(H29) 19 31 50 13(5) 6(2) 31(12)
2016(H28) 19 31 50 12(5) 6(2) 32(12)
2015(H27) 21 37 58 15(6) 12(3) 31(12)
2014(H26) 18 27 45 8(4) 7(2) 30(12)
2013(H25) 19 30 49 12(3) 7(2) 30(14)
2012(H24) 11 34 45 12(5) 5(1) 28(5)
2011(H23) 19 24 43 15(8) 9(3) 19(8)
2010(H22) 15 43 58 22(5) 4(1) 32(9)
2009(H21) 21 36 57 17(7) 5(2) 35(12)
2008(H20) 13 21 34 15(8) 3(1) 16(4)
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