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高校教育に関わるいろんな情報交換を行っていきましょう。
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05.25.18:44

ブログ紹介

このブログでは、高校生や高校に関係するブログも紹介していますが、今回は県外からラサール中・高校に通っていた現在20代の男性のブログを紹介します。

非常に丁寧に記載されていて、質問にも優しく答えてくれます。
ラサール高校の情報はあまり入手できませんでしたが、この人のブログを読むとラサール高校の雰囲気が手に取るようにわかります。

ラサール中学・高校に通う子供を持つ親の支持も高いようです。まるで、学校にいるような感じられ、遠くにいる親にとっては貴重な情報になっているようです。
高校での学習方法、塾の通学率などきめ細かく書かれています。
ラサール高校の勉強方法を学ぶことによって、鹿児島県の高校のレベルアップが図れれば幸いです。

ラサール高校学園info!
http://blog.livedoor.jp/info_l/
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05.25.12:04

鹿児島県公立高校入試制度分析6

九州各県の合格者の選抜方法を調査し、最も望ましい選抜方法を検討すると以下とするのが望ましいと思います。皆さんは、どのようにお考えでしょうか。

①入試問題の改善と選択性の実施
従来、入試問題は全県一律のもので実施されてきたが、学力上位層が志願する高校においては学力検査
の得点の差が少なく、学力の識別が困難な状況にある。
このため、以下の対策を講じる。

a英語・数学を中心に、その一部に難易度の異なる問題を鹿児島県教育委員会が作成し、受検生の学力レベルに応じて入試問題を高校が選択する。

b学力をきめ細かく評価できるように、数学・理科などの計算問題については解答欄に計算欄を設け、計算過程も採点できるようにするなど、解答方法、採点方法を工夫する。

なお、高校が自主的に欲しい生徒を選抜できるように独自に入試問題を作成する方法も考えられるが、受検者の負担が大きくなる可能性があることからaの取り組みを評価した上で慎重に対応する必要がある。

②選抜方法の明確化
選抜方法の詳細を高校入試実施要綱に明確に記載するとともに、鹿児島県教育委員会ホームページにおいて公表する。

③選抜方法の見直し
選抜方法は、大きく区分すると、調査表の得点と学力検査の得点の合計点で選抜する方法と両方の得点の順位をつけ、それぞれ上位の者から選抜する方法がある。
鹿児島県においては、両方の得点などの相関をとることとしていることから、両方の得点の上位のものから1次選抜する方法で行う。

選抜方法の具体については、熊本県と同様で、調査表と学力検査の両方の得点について、それぞれ定員までの順位のものを1次選抜し、それ以外の者についてはそれぞれ高校によって別途選抜基準を設定し、公表した上で選抜を実施する。

なお、調査票は、絶対評価で行われるが、各中学校の評価レベルを調整するため、学力検査の得点で補正する。

(熊本県の要綱を準用)
選抜は、次の手順による。

() 各受検者について、学力検査を行った5教科(国語、社会、数学、理科、英語)の検査得点(1教科100点満点)を合計(総得点500点満点)し、合計点の高い順に順位をつける。なお、得点の特別処理を適用する学科・コースにおいては、当該教科の検査得点を2倍まで補正することができるものとして、他の教科の検査得点と合計し、合計点の高い順に順位をつける。


(
) 調査書の評定については、次のa~cの手順で総計点を算出し、総計点の高い順に順位をつける。


学力検査を行う5教科(国語、社会、数学、理科、英語)については、教科ごとに、第3学年の評定についてのみ行うこととする。


b 調査書の「学習の記録」は,次のとおり点数に換算する。ただし,この点数換算は,第3学年の学力検査を行う5教科はそれぞれ100点満点(現行10点満点),学力検査を行わない必修の4教科(音楽,美術,保健体育,技術・家庭)もそれぞれ100点満点(現行100点満点)とし,合計900点満点とする。
  さらに、学力検査を行う5教科については、学力検査の得点を用いて補正する。


c 学力検査は,各教科それぞれ100点満点(現行90点満点)とし,合計500点満点(現行450点満点)とする。調査書の点数と同じとするため、学力検査の総得点を1.4倍(900点満点)とする。ただし,傾斜配点を導入する学科においては傾斜配点基準の定めるところによる。 


(ウ) 受検者の中で、(ア)の学力検査の順位、(イ)の評定の順位が、ともに募集人員以内にある者を対象に、第1選考として、その中から合格者を決定する。

第1選抜以降の選抜は、各高等学校の独自性を担保するとともに、受検者の選択枝を拡大(たとえば、中学3年生の後半の学力の伸びがあるが、調査書では評価されていないため、学力検査の得点を重視した高校が選択可能など)するため、各高等学校長が決定する。

(エ) 第1選考での合格者数が募集人員に満たない場合、各高等学校長は、選抜基準を定め、第1選考の合格者以外の者の中から残りの合格者を決定する。

(各高等学校の選抜基準の例)
・5 教科の学力検査得点の合計点を選抜の主たる資料とし、第1選考で使用した評定の総計点を参考として選抜する。

・学力検査を行った5教科の検査得点の合計を4倍した点数と、調査書の評定の総計点とを合計し、合計点の高い順に順位をつけたものを選抜の主たる資料とする。

各高等学校長が定める選抜基準は、県一括公表する。


(得点の特別処理)

() 理数科及び普通科の理数コースにおいては、数学の得点を、英語科並びに普通科の英語コース及び国際コースにおいては、英語の得点を2倍まで補正することができる。


(
) 職業教育を主とする学科においては学科の特性に応じた教科の得点を2倍まで補正することができる。


(
) 全日制の単位制高等学校(総合学科を含む。)においては、次のa、bのいずれかを選択することができる。

a 5教科の中で、得点が高い方から2教科の得点を2倍まで補正することができる。

b 5教科の中で、受検者があらかじめ申告した2教科の得点を2倍まで補正することができる。。




05.24.20:01

平成20年度鹿児島県公立高校入試制度分析5

  長崎県・佐賀県の選抜方法は以下のとおりです。実施要領は公開されているかは不明です。

(長崎県・佐賀県)

①内申点と学力検査点をそれぞれ成績順に並べる。

②内申点と学力検査点が両方とも上位の者から合格とする。

ただし、合格者は、調査書などの必要書類などの必要書類面接の結果などを資料として、総合的に選抜される。


宮崎県は、実施要領が公開されていませんが、総合的に検討するとされています。

05.24.18:14

平成20年度鹿児島県公立高校入試制度分析4

熊本県では、以下のように選抜しています。

(熊本県)

選抜は、次の手順による。

() 各受検者について、学力検査を行った5教科(国語、社会、数学、理科、英語)の検査得点を合計し、合計点の高い順に順位をつける。なお、上記オの得点の特別処理を適用する学科・コースにおいては、当該教科の検査得点を2倍して、他の教科の検査得点と合計し、合計点の高い順に順位をつける。

() 調査書の評定については、次のa~cの手順で総計点を算出し、総計点の高い順に順位をつける。

学力検査を行う5教科(国語、社会、数学、理科、英語)については、教科ごとに、第1学年及び第2学年の評定に、第3学年の評定を2倍したものを加えて合計し、さらに、その合計点を、学力検査の得点を用いて補正する。(別表を参照)

 

(ウ) 受検者の中で、(ア)の学力検査の順位、(イ)の評定の順位が、ともに募集人員以内にある者を対象に、第1選考として、その中から合格者を決定する。

(エ) 第1選考での合格者数が募集人員に満たない場合、各高等学校長は、選抜基準を定め、第1選考の合格者以外の者の中から残りの合格者を決定する。

(熊本高校の場合)
5 教科の学力検査得点の合計点を選抜の主たる資料とし、第1選考で使用した評定の総計点を参考として選抜する。

(済々黌高校の場合)
学力検査を行った5教科の検査得点の合計を4倍した点数と、調査書の評定の総計点とを合計し、合計点の高い順に順位をつけたものを選抜の主たる資料とする。

各高等学校長が定める選抜基準は、県一括公表される。


(得点の特別処理)

() 理数科及び普通科の理数コースにおいては、数学の得点を、英語科並びに普通科の英語コース及び国際コースにおいては、英語の得点を2倍にして処理する。

() 職業教育を主とする学科においては学科の特性に応じた教科の得点を2倍にして処理することができる。

() 全日制の単位制高等学校(総合学科を含む。)においては、次のa、bのいずれかを選択することができる。

a 5教科の中で、得点が高い方から2教科の得点を2倍にして処理する。

b 5教科の中で、受検者があらかじめ申告した2教科の得点を2倍にして処理する。

05.24.16:12

平成20年度鹿児島県公立高校入試制度分析3

大分県の選抜方法は以下のとおりとなっています。
基本的には、調査書と学力検査の総合点で順位を決定することとなります。

調査書と学力検査の比重は、各高校により異なりますが、5:5~3:7となっています。

(大分県)

各高等学校長は、選抜の基本方針に基づき、次の①~③によって合格者を決定するものとする。


調査書の教科学習成績及び学力検査を実施しない教科の換算点の合計点(以下「調査書の合計点」という。)並びに学力検査成績の総合計点と調査書のその他の記載事項及び面接、適性検査を実施した場合はその結果を資料として総合的に判定する。


② 調査書の合計点と学力検査成績の比率は学校ごとに定める。(別表2


③ 5教科を課す高等学校では、専門学科において学力検査配点の比重を変える
傾斜配点を採用することができる。その場合の倍率は2倍を限度とする。

なお、傾斜配点を採用する教科や倍率については、学校ごとに定める。(別表2

05.24.12:10

平成20年度鹿児島県公立高校入試制度分析2

福岡県の合格者の選抜方法は以下のとおり明確化されています。

(福岡県)

調査書の「各教科の学習の記録」の第3 学年における各教科の評定の数値の合計によって序列を定めるとともに,学力検査の総点によって序列を定める。なお,序列を定めるに当たっては,8 頁の「(1) 調査書における特定教科の加重」に示す学校の学科又はコースにおいては,調査書の「各教科の学習の記録」の第3 学年の評定について,「加重教科」欄に掲げる教科の評定を1.5 倍するものとし,また,9 頁の「(2) 学力検査における特定教科の加重」に示す学校の学科,コース又は系においては,「加重教科」欄に掲げる教科の学力検査の得点を1.5 倍するものとする。

調査書及び学力検査の序列がともに校長が定める一定数(入学定員以内)に入っている者をA群とし,その他の者をB群とする。

A群については,調査書その他の資料(農業自営希望に関する書類及び定時制課程における面接をいう。以下同じ。)に特に支障がなければ,入学予定者とする。

A群の者のうち入学予定者とならなかった者及びB群の者については,調査書の「各教科の学習の記録」の第3 学年における各教科の評定の数値以外の記載事項を重視しながら,上記1により定める調査書の序列,学力検査の序列及びその他の資料をも精査し,総合的に選考して,上記3の入学予定者と併せて,合否を決定する。

なお,各高等学校において,その特色等に応じ,調査書の記載事項のうち特に重視する部分を定め,選考するものとする。

05.24.12:01

鹿児島県公立高校入試制度分析1

今回から、鹿児島県公立高校入試制度について記載します。

本日は、高校入試における合格者の選抜方法です。

鹿児島県の公立高校の入試は、毎年作成される鹿児島県公立高等学校入学者選抜実施要綱に基づき実施されます。

この実施要綱において、合格者の選抜方法は以下のように記載されています。

〔8〕選抜

1 方針

選抜は,高等学校の目的に照らし,各高等学校・学科の特色に配慮しつつ,その教育を受けるに足る能力・適性等を慎重に判定して行う。

2 方法

高等学校長は,第一次入学者選抜(学力検査及び調査書等による一般入学者選抜,推薦入学者選抜,帰国生徒等特別入学者選抜並びに連携型中高一貫教育校入学者選抜)の入学者を次の方法で選抜する。

ただし,推薦入学者の選抜については〔9〕,帰国生徒等の入学者の選抜については10〕,連携型中高一貫教育校入学者選抜についてはⅢによる。また,第一次入学者選抜の合格者が募集定員に満たない学科については,第二次入学者選抜を実施する。(ただし,開陽高等学校は除く。)第二次入学者の選抜については15による。


(1)
あらかじめ高等学校長を委員長とする選抜委員会を構成し,選抜の公正を期するものとする。


(2)
選抜は,調査書の「学習の記録」の換算点と国語,社会,数学,理科,英語の5教科について行う学力検査の成績との相関,及び,調査書の「総合所見及び指導上参考となる諸事項」等を総合して行う。また,志願者から自己申告書の提出があった場合は,その内容も勘案する。



上記のように、選抜方法は必ずしも明確となっておらず、調査書と学力検査の
相関といってもどのように相関をとるのか、高校ごとに運用が異なるのかわからない状況となっています。

 

 



05.24.05:07

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析9

これまでに、平成20年度鹿児島県の公立高校入試問題について分析しましたが、来年度以降の改善点は以下のとおりです。

①総得点の平均点を250点程度とするとともに、学力上位層の学力の識別を向上させるため、各教科ごと難易度の高い問題を数問作成する。

②各科目においては、平均点を50点程度の難易度にするとともに、①と同様、学力上位層の識別を向上させるため、平成20年度の結果を踏まえ、難易度の高い問題の増減を図る。

③英語については、過去3年、得点の分布が山型とならず、台形上となっているため、学力の2極化が進行しているようにも見えるが、さらに分析を行い、可能であれば山型の得点分布となるよう試験問題を工夫する必要がある。

④また、数学や理科などの計算問題は、解答欄は答えのみとなっており、単純ミスした場合は無得点となってしまうが、
計算欄を設け、計算の過程も採点するなど学力の識別を図る工夫も必要である。

⑤この採点については、県教育委員会、高校において明確な基準を作成した上で行うもののとし、2名以上のもので採点し、採点のばらつきを軽減するようにする。

⑥⑤による作業量の増であっても、入試から合格発表までの期間が1週間あるため十分対応可能である。

長崎県、佐賀県では、 県教育委員会が数学、英語の入試問題の一部を難易度の異なる2種類の選択問題とする検査問題を作成し、各公立高等学校長は、県教育委員会が作成した選択問題の中から自校の受検者が解答する問題を指定することとしている。これにより、高校の学力レベルに応じて、入試問題の難易度を変えることによって受検者の学力の識別を向上させることが可能となり、有効な方法であり、参考とする必要がある。

さらに、学力上位層が受検する高校にあっては、高校独自に問題を作成し、入試を行う方法も考えられる。

次回は、合格者の選抜方法について記載します。

05.23.21:31

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析8

今回は、英語です。

英語
①過去3年間とも、フラットな分布を示しているが、これは成績が2極化しているためと考えられる。
②平成20年度は、平成19年度に比較して平均点が7.3点高くなり、特に71点以上の者が33.5%を占めている。
③このため、得点上位層の識別値が小さくなっている。


区 分

平均点

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

平成20年度

57.4

0.3

3.3

8.6

11.5

12.5

13.2

17.1

22.1

11.4

平成19年度

50.1

1.6

10.8

13.3

11.3

11.3

12.2

15.0

 17.2

7.3

05.22.05:14

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析7

今回は、理科です。

理科
①平成19年度に比較して、平均点が若干0.9点低くなったが、81点~90点層は2.8%と半減し、得点上位層の識別値は上がった。
②一方、51点~80点層の得点層の割合が大きくなり、若干識別値が下がっている。
③特段、改善すべき点はないが、強いて上げれば、51点~80点層の分布状況をフラットものから傾斜型(得点が高くなるにつれて割合が小さくなる)にする必要がある。

区 分

平均点

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

平成20年度

47.5

1.5

8.1

13.2

15.2

16.0

16.4

15.6

11.1

2.8

平成19年度

48.4

1.6

6.7

11.7

16.7

17.8

16.2

13.8

 9.8

5.7

05.21.22:33

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析6

今回は、数学です。

数学
①数学は、平成19年度と比較すると、平均点が3.2点上昇しているが、特に得点中位層が若干減り、その分得点上位層が増加している。
②この点については、特段問題視する必要はないが、81点~90点の上位層は約700人いることとなり、上位層の識別値を高めるのであれば、平成19年度と平成20年度の平均値程度が望ましい。

区 分

平均点

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

平成20年度

50.8

2.0

6.0

10.3

13.0

15.5

17.4

17.3

13.8

4.8

平成19年度

47.6

2.3

6.8

10.5

14.9

17.8

19.5

18.6

 8.6

1.0

05.20.20:32

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析5

今回は、社会の入試問題について分析します。

(社会)
ほぼバランスはとれていますが、81点~90点層が少し多いため、5%以下に留めるように1、2問難易度の高い問題を出題するのが望ましい。

区 分

平均点

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

平成20年度

52.6

1.7

6.4

10.3

11.7

14.1

15.3

16.3

16.2

8.1

平成19年度

54.9

0.4

3.3

7.4

12.0

15.5

17.9

20.8

17.3

5.4

05.19.19:35

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析4

今回は、各科目ごとの得点別分布状況について分析してみます。
学力を識別するためには、平均点を対称軸とした山型の得点分布状況になっているのが望ましいです。

それでは、各教科ごとに見てみましょう。

国語
①平成20年度は、平均値が上がったことに伴い、成績上位層が71点~80点に集まった。一方で、81点(得点率90%)以上の者はそうれほど増加していない。
②したがって、平成19年度と比較して成績上位層の識別値が悪くなっている。
③識別値を高めるため、平均点を下げるととともに、難易度の高い問題を若干減らして81点~90点層は2%程度にする必要がある。

区 分

平均点

0~10

11~20

21~30

31~40

41~50

51~60

61~70

71~80

81~90

平成20年度

54.2

0.3

1.5

5.0

11.4

17.6

25.9

26.5

11.3

0.5

平成19年度

47.7

0.9

4.2

10.4

17.2

22.1

22.5

15.0

6.8

0.8

05.18.17:50

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析3

各教科について分析します。

過去6ヶ年の科目別平均点は下表のとおりです。

(分析)
①入試問題は、難易度は科目ごと平均点50点を目安に作成している。

②年度により、科目の平均点の変動が大きい。

③平成19年度の比較において、英語が7.3点、国語が6.5点、数学が3.2点と高く、社会が2.3点、理科が0.9点低くなっている。平均点が高くなった科目の平均点の大きな上昇が総得点13.8点の上昇につながっている。

④総得点をみると、平成15年度、平成16年度とほぼ想定した点数となったが、平成17年度は数学と理科の平均点の大幅な減少により、総得点が大幅に減少した。
平成18年度は、平成17年度がかなり総得点が低かったことから、難易度を調節しようとし、理科はほぼ設定どおりとなったが、数学は回復せず、国語が5.4点、社会が4点高くなり、総得点が上昇した。

⑤平成19年度は、国語の出題傾向を一部変え、8.7点減少させ、ほぼ設定どおりとし、また、数学の平均点を平成18年度より設定どおり高くすることができ、総得点はほぼ設定どおりとなった。

⑥このように、科目間の難易度の調整が難しく、科目の平均点が大幅に増減する科目が発生し、平成17年度、平成20年度のように総得点も大きく変動してしまう場合がある。

⑦科目別の平均点のみでみると以下のとおりである。
  国語 平均点が高くなるケースが多い。難易度を若干上げる必要がある。(2~3問難易度を上げる)
  社会 社会は、平均点の変動が小さく安定している。現状で問題なし。
  数学 平成17年度、平成18年度、2ヶ年続けて平均点が低かったが、平成19年度、平成20年度改善されている。現状で問題なし。
  理科 平成17年度、平均点が低かったものの、他の5ヶ年は安定している。現状で問題なし。
  英語 平成16年度、平均点が低く、平成20年度は平均点が高かった。平成20年度は、出題傾向を変えたがそれにより平均点が上昇した。従来の出題傾向(英作文を増やす)に戻す必要がある。  

 区分

総得点

国語

社会

数学

理科

英語

平成20年度

 262.6

 54.2

 52.6

 50.8

 47.5

 57.4

平成19年度

 248.8

 47.7

 54.9

 47.6

 48.4

 50.1

平成18年度

 253.8

 56.4 

 55.2 

 42.5

 51.1 

 48.6 

平成17年度

  238.9 

 51.0 

 51.2 

 44.3

 43.2 

 49.2 

平成16年度

  248.9 

 54.5 

 51.5 

 50.7 

 50.6 

 41.7 

平成15年度

 247.7

 56.7 

 47.5 

 43.1 

 47.1 

 53.3 

05.18.01:00

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析2

平成20年度の鹿児島県公立高校入試の得点の分布状況について分析します。
入試問題は、1科目平均点50点程度、総得点250点程度を目安として作成することとしていますが、本年度は大幅に平均点が増加しました。
このため、かなり、激戦であったことがわかります。

①平成20年度は、1995年以降で平均点が最高となったが、1999年以降平均点が最高であった平成18年度と比較した場合、平均点が8.8点高く、異常に高いことがわかる。

②平成20年度は、平均点が高くなるなど問題が易化したため、400点以上の者が274人と最高となっているが、平成18年度の400点以上の割合1.94%に相当する人数は261人となり、13人増加したのみであり、平均点が8.8点高くなっているわりには少ない。(13人の増加は1点程度の上昇にしかならない)

③360点以上の者は、平成18年度に比較すると2.78%増加しており、受検者数が387人減少している中で、330人増加している。360点~399点の者は、1359人から1685人と326人増加している。

④350点以上の者は、平成18年度に比較すると5.45%増加しており、725人増加している。350点~359点の者は、428人から515人と87人増加している。

⑤④の350点~359点の10点の間での増加が87人となっており、この増加分を360点から399点の40点の間で同じだけ増加しているとするとその4倍の348人となり、③の326人と非常に近い数値となる。
つまり、360点~399点層の10点区分ごとの増加数はほぼ一様に増加したと想定される。

⑥したがって、360点~399点においては、各点数における人数は、平成18年度に比較して8人程度(326人/40点)、平成19年度に比較して14.5人増加したこととなり、かなり集中し、激戦となっていることがわかる。

⑦平成20年度の360点~399点の各点の人数を平均すると42人(平成18年度34人、平成19年度27.5人)となっていたことがわかる。

⑧つまり、成績上位層の点数が押さえられる一方で、成績中上位層の点数が増加することによって、360点から399点層に集中した結果となった。

⑨これを入試問題で考えてみると、難易度の高い問題が若干増えたことによって成績上位層の点数が押さえられる一方で、難易度の低い問題が増加したことにより、成績中上位層の点数が増加したと推定される。

⑩鶴丸などの志願者は、このような入試状況から単純ミス等の率によって本来の学力と入試成績が逆転したケースが多く生じたと想定される。

⑪平成15年度~平成17年度、平成19年度は、360点以上が10%未満となっており、学力差を識別するためにはこれらの年度の問題を参考として作成する必要がある。

次回以降に各教科について分析します。


 区分

受検者数

平均
得点

400点
以上
の人数
400点以上
の割合(%)
360点以上
の人数
360点以上
の割合(%)
350点以上
の人数
350点以上
の割合(%)

平成20年度

13,498

262.6

274

2.03

1,959

14.51

※2,474

 18.33

平成19年度

13,610

248.8

211

1.55

1,321

 9.71

※1,749

 12.85

平成18年度

13,885

253.8

270

1.94

1,629

11.73

 -

平成17年度

14,629

238.9

  69

0.47

   883

  6.04

 - 

 - 

平成16年度

15,273

248.9

180

1.18

1,371

  8.98

 - 

 - 

平成15年度

16,533

247.7

175

1.06

1,449

  8.76

 -

 ※分布割合より試算

05.17.13:26

平成20年度鹿児島県公立高校入試分析1

平成20年度鹿児島県公立高校入試を分析します。
詳細は、鹿児島県教育委員会のホームページに掲載されていますが、違う視点で分析してみます。

まず、得点別の分布状況を見てみます。

(分析)
①平均点が昨年に比較して13.8点高くなったことに伴い、得点階層のうち下位層は減少し、上位層は増加した。
②特に、350~399点層が5%アップしているのに対して、400点以上層は0.5%とわずかに増加している。
③最高点は、昨年の433点に対して、430点と3点減少していることから、難易度が非常に高い問題が昨年より若干増えたため頭打ちとなって減少した結果となった。
④一方、やさしい問題が増えたため、平均点の大幅増加を招き、350点以上は非常に激烈な状況になっている。
⑤入試問題においては、各問題の正答率と科目全体の得点の相関をとった識別値によりいい問題か悪い問題か識別できるが、おそらく、昨年の問題に比較して識別値は小さくなり、学力差を識別できない悪い問題が増えた可能性がある。
⑥したがって、成績上位層である鶴丸、甲南の志願者は、学力検査ではほとんど差が表れず、学力差というよりもミス率の差によって、合否が判定された可能性が高い。

次回も分析を続けます。

得点分布

区分

受検
者数

0~   49

 50~ 99

100~149

150~199

200~249

250~299

300~349

350~399

400~450

平均点

平成20年度

13,498

0.2

2.9

9.2

13.2

16.7

18.9

20.5

16.3

2.0

262.6

平成19年度

13,610

0.4

4.4

9.9

15.6

18.2

19.2

19.5

11.3

1.5

248.8


05.17.11:53

平成20年度鹿児島県公立高校入試結果が発表されました。

5月16日、鹿児島県教育委員会は2008年度鹿児島県公立高校入試の試験結果を発表しました。
予想通り、昨年に比較して易しくなっていることがわかりました。
なお、平均点が昨年に比較して13.8点も高くなっており、これは予想以上でした。
それも、1995年度以降で最も高かったとのことです。
本日の南日本新聞に掲載されています。

5月10日に予想していましたが、それよりも3.6点高かったですね。(ちょっと予想を低く押さえ過ぎました。)
英語がかなりやさしかったですね。
過去6年間と比較すると以下のとおりです。分析は、次回に行います。
 

 

平成15
年度

平成16
年度

平成17
年度

平成18
年度

平成19
年度

平成20
年度

平成20
年度予想

国 語

56.7

54.5

51.0

56.4

47.7

54.2

(53.0)

社 会

47.5

51.5

51.2

55.2

54.9

52.6

(54.0)

数 学

43.1

50.7

44.3

42.5

47.6

50.8

(50.0)

理 科

47.1

50.6

43.2

51.1

48.4

47.5

(50.0)

英 語

53.3

41.7

49.2

48.6

50.1

57.4

(52.0)

247.7

248.9

238.9

253.8

248.8

262.6

(259.0)

最高点

 

 

 

 

433

430

 




 

05.17.11:25

ブログ名の変更

ブログを検索できないとのお問い合わせがありましたので、「鹿児島県高校入試を考えてみよう」に変更します。
今後、アクセスしやすいように、ブログ名称の変更を行っていきますので、ご了承ください。

05.16.05:59

平成20年度国公立大学合格者実績(鹿児島中央高校編1)

今回は、鹿児島中央高校を取り上げます。
鹿児島中央高校の平成18年度、平成19年度、20年度の国公立大学の合格者実績は以下のようになっています。
分析は次回以降とします。

大学名

平成18年度

平成19年度

平成20年度

東京大学

 

 

 

京都大学

  1

 

 

一橋大学

 

   1 

 

東京工業大学

 

 

 

大阪大学

 

   1 

  1 

九州大学

   6

   7

  3

北見工業大学

   1

   1

    1

宇都宮大学

          3

埼玉大学

          1

千葉大学

        2                1

茨城大学

   3

 

        2 

筑波大学

   2

 

 

東京海洋大学

   2

 

 

東京外国語大学

    1 

   1

 

東京学芸大学

        1       3

東京芸術大学

   1

 

東京農工大学

        1  

横浜国立大学

     3 

    1

    1

信州大学

        1       1

静岡大学

   1 

 

       2

名古屋工業大学

        1       1

三重大学

    1

 

 

滋賀大学

          1

大阪外国語大学

    1

   1

 

大阪教育大学

    1

 

   1 

神戸大学

    1

 

 

奈良女子大学

    1

 

 

鳥取大学

    1

 

 

島根大学

    1

   1 

 

岡山大学

    1

   1 

   1 

広島大学

  11

   3 

   10

山口大学

   3

   1 

     2

徳島大学

   1

 

 

高知大学

        2      1

九州工業大学

   1

   5 

  3

福岡教育大学

   1

   6 

  1 

佐賀大学

   6

   4 

  4 

長崎大学

    3

   6

  2 

熊本大学

   12 

  11

  8

大分大学

    3

   6

   3

宮崎大学

   9

     11               3

鹿児島大学

  149 

 135 

113

鹿屋体育大学

    1

 

 

琉球大学

     4 

   2

  1

国立大学計

 235 

 213

174

公立大学

  35 

  31

 36

国公立大学計

 270 

 244 

210

うち現役

 227

 208 

 180 

05.15.23:04

高校ホームページコンクールについて

  各高校では、学校の紹介、行事、イベントなどを広報したホームページに力を入れているところが多くあります。そこで、今回、ホームページコンクールを開催し、より充実したホームページづくりに役立てようとするものです。
  コンクールの開催については、このブログ上で行うこととし、詳細は別途報告させていただきますが、基本的には以下のようなことを考えています。

①管理者側で、評価項目を選定し、その評価項目についてご意見を募ります。
②①の評価項目により、管理者側で評価させて頂きます。
③②に加えて、投票により加点するような仕組みを導入します。
④評価点の高いものから順位をつけ、ブログ上で表彰することとします。

  なお、各高校のホームページについては、リンクを張ることとしますが、そのリンクの順番については管理者側でおおむね評価し、その時点での評価点数で行いたいと考えます。

  以上、お楽しみに!

05.14.11:52

公立高校と私立高校の関係

前回、鹿児島県が私立高校の合格者が公立高校の2次募集を志願することをを禁止している記事を掲載しましたが、でめオヤジさんから以下のコメントがありました。

(でめオヤジさんからのコメント)

「他県の事はよくわかりませんが、鹿児島は公立と私立の結びつきと言うか、どうも私立に遠慮しているのでは ないでしょうか?公立高校を受ける時も中学の担任の先生から「私立に行く予定の人は公立を受けないように」 と釘をさされるくらいですから。。理由としては公立は定員ギリギリしか合格発表を出さないからだそうです。
私立に行かれてしまうと、欠員が多く生じるのが理由のようです。
欠員が出たら二次募集すればいいのに・・。」

 
 「私立に行く予定の者が、公立高校を受けないように」と担任の先生が言うのは、当然のことと思います。
私立に行く予定であるが、不安があるため公立高校も受けたい生徒を受けさせないという訳ではないと思いますし、私立高校に行くことを決めているのであれば公立高校の受けるのは差し控えてほしいというのは、他の学生にとってはいいことですし、ご両親、受験生が納得すれば問題ないことだと思います。
 現に、加治木高校、鹿屋高校、鹿児島工業高校の志願者は、私立の特進コースや特待、鹿児島工業専門学校へ合格していて、その高校などに進学予定のものは受検しないルールとしており、大量の公立高校入試の欠席が話題となりますが、合理的なルールと考えます。

(南日本新聞)
平成20年度   加治木32人、鹿児島工業27人、鹿屋23人が欠席。
           県教育委員会によると、欠席理由は私立校や高専に合格したためが多いという。

平成19年度   鹿屋31人、加治木29人、鹿児島工業21人が欠席。

加治木高校の志願者は地元の鹿児島第一高校、鹿児島工業高等専門学校、交通の利便性から鹿児島市内の私立高校へ、鹿屋高校は地元の尚志館高校、鹿児島工業は鹿児島工業高等専門学校への進学による者と想定されます。

 問題なのは、新聞報道にもあるように、公立高校を志願していて、第一志望が不合格となり、滑り止めあるいは受験慣れさせるために受験した私立高校に合格した者を公立高校の2次募集に志願できないようにしている点です。
 このことは、私立高校については、配慮していますが、受験生に配慮されていない事項と考えます。したがって、このことは改善されるべきことだと思いますし、このような事例の多い、少ないによって判断されるべきことではないのですが、この事例のようなケースは少ないと考えられますので、2次募集に受験させたとしてもいろんな面の影響も非常に少ないと思います。よって、禁止する必要はないと考えます。

05.13.22:57

平成20年度鹿児島県高校偏差値

各高校の入試時の偏差値と大学合格実績を比較すれば、高校での学力の伸びがわかってくると思います。
そこで、平成20年度の鹿児島県内の高校の偏差値を掲載してみます。

76  ラ・サール高校


73 鶴丸高校[学区外]

71 鶴丸高校
70 甲南高校[学区外]
69 樟南高校[文理]    鹿児島中央高校[学区外]
68 甲南高校
67 志學館高校67
66 鹿児島中央高校 鹿児島工業高専[情報] 鹿児島高校[英数] 鹿児島実業高校[文理] 
    尚志館高校[特進]
65 池田高校 鹿児島工業高専[電工・電] 鹿児島玉龍高[普・学区外] 鹿児島純心女子高[医歯薬]
64 鹿児島工業高専[機工] 鹿児島玉龍高校 
63 武岡台高校[普通・学区外] 鹿児島工業高専[土木] 鹿児島純心女子[選・選英]
62 錦江湾高校[理数] 出水中央高校[特進] 武岡台高校[普通] 
61 加治木高校 鹿児島修学館高校 
60 武岡台高校[情報科学] 鹿児島第一高校 樟南高校[英数]
59 国分高校[理数] 松陽高校[学区外] 鹿児島南高[普通・学区外] 鹿屋[普通] 
    れいめい高校[文理]
58 鹿児島南高校[情報処理]  鹿児島育英館高校
57 鹿児島純心女子高[文理Ⅰ] 大口明光学園高校[Ⅱ類] 鹿児島南高校[普通] 松陽高校[普通]
56 鹿児島女子高校[情報会計] 錦江湾高校[普通・学区外] 加世田高校 松陽高校[美術・音楽]
54 伊集院高校 鹿児島純心女子高[文理Ⅱ] 錦江湾高校[普通] 鹿児島工業高校[Ⅰ・Ⅱ類]
    鹿児島女子高校[商業]
53 鹿児島南高校[商業] 川内高校 国分高校[普通] 鹿児島情報高校[プレ・E] 
    鹿児島女子高校[生活科学] 出水高校
52 加治木工業高校[建築] 鹿屋工業高校[情報] 指宿高校 甲陵高校[人文] 
51 加治木工業高校[電気・電子] 志布志高校[普通] 川辺高校
50 鹿屋屋女子高校[普通] 鹿児島東高[普通・学区外] 大口明光学園高校[Ⅰ類] 
    鹿児島商業[国経・情処] 鹿児島水産高校[情報通信]

05.13.00:02

鹿児島・熊本の県立高校2次募集、私立合格者は受験禁止

県立高校2次募集で、私立合格者は受験禁止にしたとの記事が掲載されていました。
皆さんはこのことをどのように考えますか?
管理人は、ちょっとしっくりしませんが。

ニュースソース
高校偏差値-偏差値最新情報

http://hennsati.seesaa.net/article/91742927.html



鹿児島・熊本の県立高校2次募集、私立合格者は受験禁止

◇教委「定員確保に配慮」/保護者「制度おかしい」

 県立高校入試の2次募集を実施する際、九州・山口の9県のうち鹿児島県と熊本県が、私立高校合格者の受験を禁じていることが毎日新聞の調べで分かった。「私立高校の定員調整への配慮」(鹿児島県)▽「2次募集は公立、私立双方の不合格者への救済策」(熊本県)と説明する。だが、両県では1000人を超える2次募集に対し、受験者は1割前後にとどまっており、保護者からは「受験さえできないのはおかしい」と不満の声があがっている。【福岡静哉】

 県立高校の入試は、九州・山口では長崎県を除く8県で2次募集を実施。定員割れした高校が2次募集を行う。このなかで鹿児島、熊本両県では、入試要項で私立合格者の2次募集受験を禁じている。

 鹿児島県教委高校教育課は「定員を確保したい私立側の事情も配慮し、00年の2次募集導入から制度を取り入れた」。熊本県教委高校教育課も「1次募集で公立受験の機会も保障されている」とする。しかし制限を設けていない福岡県など6県は「私立合格者が受験することで、特に支障は生じていない」と話す。

 今年の鹿児島県の2次募集(定時制は除く)は1336人の募集に対し、172人が受験、142人が合格した。同県内に住むある生徒は2次募集の受験を断念し、今春から約1時間かけて鹿児島市内の私立に通う。生徒の父親は「通学や授業料で負担が大きいので地元の公立を再度受験させたかったが……。制度がおかしい」と憤る。

 文部科学省児童生徒課は「県により公立・私立の割合が異なるなどさまざまな事情を踏まえて総合的に判断しているのだろう。一概に受験の機会を奪っているとは言えない」と一定の理解を示す。

 しかし、高校入試制度に詳しい鳴門教育大の斎藤昇教授(数学教育学)は「少子化のなか、私立の生き残り作戦の一環だろうが、私立の事情のために生徒の希望が尊重されないならば本末転倒。受験生の『選択の自由』を第一に考えるべきだ」と指摘している。
(毎日新聞 2008年3月31日)
県立高校入試の2次募集を実施する際に、九州と山口の9県のうちで鹿児島県と熊本県が、私立高校合格者の受験を禁じているとのことに対して保護者から不満の声が上がっているとのことです。

鹿児島県、熊本県で実際にこんな状況に該当した受験生は、県立高校入試の2次入試を受験できず悩まれたことでしょうね。

私立高校への配慮から公立高校の受験機会を排除するのは、受験生の「選択の自由」を奪うもの2009年度入試からは、こんな制度は廃止すべきと思いますが、皆さんのお考えはいかがでしょうか?

05.12.23:46

定期テスト

今週は、実力考査や中間テスト(定期テスト)ですね。
新入生の皆さんは、よく勉強して日頃から実力を出し切るクセをつけるといいですね。
健闘を祈ります。

05.11.22:06

平成20年度国公立大学合格実績(甲南高校編2)

 甲南高校は、今年前期で一橋大に不合格となり、後期で九大に合格した学生が、再度一橋大を目指すため、校内実力テストなどを受けられるように教室をこの学生に開放して全面的にバックアップするそうです。
 甲南高校は、今年4人(浪人2人)の東大合格者を出しましたが、本気で浪人生をサポートしている体制を整えつつあります。入校した予備校側も奨学金など全面的な協力をするようです。
  各高校が浪人生に対するサポート体制を整えれば、大学合格の実績を伸ばせるでしょう。
  現役合格もそれなりに評価はできますが、最後まで志望校を変えずに頑張る環境を整えることも大切でしょう。
  学生に両方の選択を与えてもらうといいのではないでしょうか。家庭環境によっては浪人を許容するところもあるでしょう。
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